JP3421538B2 - ビデオカメラの露出制御装置 - Google Patents

ビデオカメラの露出制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラの露
出制御装置に関し、特に光学絞り機構を有するものに関
する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラの露出制御装置は、画面に
おいて白飛びや黒沈みがなく被写体が適切な明るさにな
るような目標値に輝度信号のレベルを合わせる。そのと
きに検出した撮像素子からの輝度信号のレベルと目標値
のレベルの差分に一定の変換ゲインを乗じたものを制御
信号として用いている。その変換ゲインを大きくすると
露出制御の速度は速くなり、小さくすると速度は遅くな
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、撮像輝
度信号を検出してから露出制御、特に光学絞り機構(ア
イリス)の処理が行われるまでには時間の遅れが生じる
ため、変換ゲインを一定にする従来の技術においては速
度を速くしようとして変換ゲインを大きくすると行き過
ぎになりハンチングの原因となる。また、ハンチングを
おこさないように速度を遅くしようとして変換ゲインを
小さくすると、アイリスにはメカ的な負荷があるために
目標の位置まで行かないうちに止まってしまいヒステリ
シスの原因となったり、応答が遅くなったりする。例え
ば暗い被写体を撮影中、アイリスは開放もしくは、それ
に近い状態になっているが、この時、明るい被写体にパ
ンニングすると画面が白飛びする時間が長くなったりす
る。そのため、ゲインの値を設定するのはむずかしく、
特にソフトウェアによって処理する部分が多いと時間の
遅れが大きくなり、周辺の部品の温度特性などのばらつ
きを考慮すると一定のゲインの値を設定するのは非常に
困難となる。
【0004】本発明は、速度が速すぎ行き過ぎてハンチ
ングしたり、速度が遅すぎて止まってヒステリシスをお
こしたり、反応が遅くなるようなことのないビデオカメ
ラの露出制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、ビデオカメラの露出制御装置として、撮
像手段からの輝度信号のレベルを検出するレベル検出手
段と、前記レベル検出手段にて検出された輝度信号のレ
ベルと予め設定された目標レベルとを比較し差分を検出
する差分検出手段と、前記差分検出手段にて検出された
差分を変換ゲインに応じて露出制御手段を制御する制御
信号に変換する制御信号作成手段と、前記検出された輝
度信号のレベルの時間的変化の大きさを検出する変化量
検出手段と、前記変化量検出手段にて検出された変化量
に応じて前記変換ゲインの大きさを設定する変換ゲイン
設定手段と、を具備し、前記変換ゲイン設定手段は、前
記変化量が所定量よりも大きい場合は前記変換ゲインを
小さく設定し、前記所定量よりも小さい場合は前記変換
ゲインを大きく設定するようにした。
【0006】
【0007】さらに、露出制御手段として光学絞り機構
を有し、前記光学絞り機構の開き量を検出する開き量検
出手段と、前記レベル検出手段にて検出された輝度信号
のレベルが所定値以上の場合、前記開き量検出手段にて
検出された開き量が所定値以下となるまで前記変換ゲイ
ンを所定値以上に設定する第2の変換ゲイン設定手段
と、を具備した。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面に従い、本発明の実施の
形態について説明する。本発明の実施例としてビデオカ
メラのアイリス制御に用いた例を示す。機能ブロック図
を図1に、フロ−チャ−ト図を図2に示す。撮像素子で
あるCCD1より出力された輝度信号をフレーム(又は
フィールド)毎に輝度レベル検出回路2にて輝度レベル
を検出し、差分検出回路3と輝度レベル変化量検出回路
4、及び変換ゲイン設定回路5に送る。なお輝度レベル
の検出は、輝度信号をフレーム(又はフィールド)期間
積算することによって行われる。差分検出回路3では設
定された目標値と今回実際に検出された輝度レベルの差
分を検出している。輝度レベル変化量検出回路4では前
回検出した輝度レベルと今回検出した輝度レベルの変化
量を検出している。一方、光学絞り機構であるアイリス
6は、ホ−ル素子等によって構成されるアイリス開き量
検出回路7にて開き量が検出される。変換ゲイン設定回
路5では、輝度レベル検出回路2によって検出された輝
度レベルや輝度レベル変化量検出回路4にて検出された
変化量またはアイリス開き量検出回路7によって検出さ
れたアイリス6の開き量に応じて制御信号作成回路8の
変換ゲインを設定する。制御信号作成回路8は、差分検
出回路3で検出された差分に変換ゲインを乗じて制御信
号を作成し、該制御信号に応じてアイリス駆動回路9は
アイリス6を開閉している。次に、変換ゲイン設定回路
5の具体的な動作を図2を用いて説明する。図2のフロ
ーチャートで示した一連の動作は、輝度レベル検出回路
2が輝度レベルを検出するフレーム(又はフィールド)
毎に実行される。まず輝度レベル検出回路2にて検出さ
れた輝度レベルがしきい値1より大きいか否かを判断し
(S01)、大きいと判断した場合、アイリス6がしき
い値2より開いているか否かを判断する(S02)。大
きいと判断した場合は画面が白飛びしていると判断して
変換ゲイン設定回路5にて制御信号作成回路8の変換ゲ
インを最大値に設定し(S03)、アイリス6を速く動
かす。これは暗い被写体を撮影中はアイリス6は開放も
しくは、それに近い状態になっているが、この時、明る
い被写体にパンニングすると画面は白飛びし、変換ゲイ
ンが低いとアイリス6の応答が遅くなるので変換ゲイン
を最大値にし、アイリス制御ル−プの遅延時間の間にア
イリス6が閉まっても閉まりすぎないアイリス6の開き
量までアイリス6を閉めるようにするためである。な
お、しきい値2は変換ゲインを最大値にしてもアイリス
制御ル−プの遅延時間にアイリス6が閉まり過ぎないア
イリス6の開き量である。一方、ステップS01におい
て検出輝度レベルがしきい値1より小さいと判断する
か、ステップS02においてアイリス6の開き量がしき
い値2より小さいと判断した場合、輝度レベル変化量検
出回路4にて検出された変化量がしきい値3より大きい
か否かを判断する(S04)。大きいと判断した場合は
変換ゲイン設定回路5に内蔵された安定カウンタをリセ
ットし(S05)、変換ゲインを最小値にする(S0
6)。これはアイリス6の速度が速すぎてアイリス制御
ル−プの遅延時間の間にアイリス6が行き過ぎてハンチ
ングがおきるのを防ぐためである。そして、ステップS
04において輝度レベルの変化量がしきい値3より小さ
いと判断されたら、安定カウンタをインクリメントさせ
る(S07)。安定カウンタの値がN(Nは所定の整
数)以上になることが検出されるまでは(S08)、ス
テップS06にて変換ゲインを最小値のままとし、アイ
リス6を動かす。ステップS08にて安定カウンタがN
以上になったことが検出されたら、変化量がしきい値3
より小さい状態が継続し輝度レベルが安定したと判断し
て、今度は変換ゲインが低すぎて目標値に到達するまで
にアイリス6がメカ的な負荷などにより止まってヒステ
リシスの原因にならないように、変換ゲインが最大値に
なるまで所定値αずつ加えて変換ゲインを徐々に大きく
していく(S09、S10)。
【0009】以上、変換ゲイン設定回路5の動作につい
て説明したが、変換ゲイン設定回路6はロジック回路で
構成することも、マイクロコンピュータとそれを動かす
ソフトウエアを用いて構成することもできることは言う
までもない。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、周辺部品の温度特性の
ばらつきを考慮する等かなりの時間と労力を要する変換
ゲインの設定を容易にし、周辺部品のばらつきを抑える
必要のないビデオカメラの露出制御装置を提供すること
ができ、その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施例の動作を示すフローチャート図
である。
【符号の説明】
1 CCD 2 輝度レベル検出回路 3 差分検出回路 4 輝度レベル変化量検出回路 5 変換ゲイン設定回路 6 アイリス(光学絞り機構) 7 アイリス開き量検出回路 8 制御信号作成回路 9 アイリス駆動回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−219431(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/225 - 5/247

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段からの輝度信号のレベルを検出
    するレベル検出手段と、前記レベル検出手段にて検出さ
    れた輝度信号のレベルと予め設定された目標レベルとを
    比較し差分を検出する差分検出手段と、 前記差分検出手段にて検出された差分を変換ゲインに応
    じて露出制御手段を制御する制御信号に変換する制御信
    号作成手段と、 前記検出された輝度信号のレベルの時間的変化の大きさ
    を検出する変化量検出手段と、 前記変化量検出手段にて検出された変化量に応じて前記
    変換ゲインの大きさを設定する変換ゲイン設定手段と、 を具備し、前記変換ゲイン設定手段は、前記変化量が所
    定量よりも大きい場合は前記変換ゲインを小さく設定
    し、前記所定量よりも小さい場合は前記変換ゲインを大
    きく設定することを特徴とするビデオカメラの露出制御
    装置。
  2. 【請求項2】 露出制御手段として光学絞り機構を有
    し、 前記光学絞り機構の開き量を検出する開き量検出手段
    と、 前記レベル検出手段にて検出された輝度信号のレベルが
    所定値以上の場合、前記開き量検出手段にて検出された
    開き量が所定値以下となるまで前記変換ゲインを所定値
    以上に設定する第2の変換ゲイン設定手段と、 をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載のビ
    デオカメラの露出制御装置。
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