JP3419812B2 - 差動型直動リリーフ弁 - Google Patents

差動型直動リリーフ弁

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JP3419812B2
JP3419812B2 JP04004093A JP4004093A JP3419812B2 JP 3419812 B2 JP3419812 B2 JP 3419812B2 JP 04004093 A JP04004093 A JP 04004093A JP 4004093 A JP4004093 A JP 4004093A JP 3419812 B2 JP3419812 B2 JP 3419812B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建設機械等に用いられ
る油圧装置のリリーフ弁に係り、特に外部信号により設
定圧力が調整可能なリリーフ弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、外部信号により回路圧力を調
整し得るリモートコントロールバルブとしては、例えば
特公昭44−18784号公報が知られている。すなわ
ち、この種の流量制御装置は、図4に示すように、弁筐
10内に滑動自在のピストン12を嵌挿して前室14と
後室16とに画成し、前室14の前壁18に設けたベン
トポート20に弁座22を設け、前室14とピストン1
2との間にスプリング24を挿入してピストン12を後
室16に向けて付勢し、ピストン12とは別体の弁体2
6をピストン12との間に介設したスプリング28によ
り付勢して上記弁座22に圧接せしめ、かつ前室14に
ドレンポート30を形成し、後室16にはパイロットシ
リンダーポート32を設けて後室16に出入りする流体
の流量を制御することにより、ピストン12を介して弁
体26の弁座22に対する接触圧を無段階に変化させる
ように構成したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、この種のリ
モートコントロールバルブは、リリーフ弁の作動圧力を
外部信号により調整するためにピストン12を移動させ
ることにより、リリーフ弁のスプリング24、28の取
付長さを調整してこれを行っているが、高圧大容量のリ
リーフ弁においては、一般にスプリング24、28の作
用力が非常に大きく、従って、ピストン12の寸法を大
きくするか、もしくはピストン12を移動させるパイロ
ット圧力をかなり高くしなければならない難点を有し、
さらには、ポート32に作用するパイロット圧力を調整
してリリーフの設定荷重を高圧と低圧の中間に保持しよ
うとしても、リリーフ弁の作動流量によって弁体(以下
ポペット26と称する)の位置が異なるため、ピストン
12に対するスプリング24、28の作用力も流量によ
って変化するため設定圧力が不安定となり、実質的には
高低2段の切換と昇圧、降圧それぞれの速度は調整でき
るが、中間圧力での調整保持ができない難点を有してい
た。
【0004】そこで、本発明の目的は、極めて簡単かつ
コンパクトな構成で外部信号に応じて作動圧力を無段階
に調整することができ、特にリリーフ弁としてのポペッ
トの大きさおよびそのポペットを押圧付勢するバネ力と
無関係に外部から調整できるようにしたリリーフ弁を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】先の目的を達成するため
に、本発明に係る差動型直動リリーフ弁は、高圧室と低
圧室からなる少なくとも2つの油室と、前記2つの油室
の間に設けられた弁体と、この弁体内にあって前記一方
の高圧室と小面積部を形成するポペット背室との間に配
設され前記高圧室およびポペット背室を連通する通路内
に固定絞りを有するポペットと、このポペットを一側に
押圧するバネと、前記ポペット背室と戻りラインとの間
に設けた可変絞りとからなり、同可変絞りは、前記バネ
の影響を受けることなくその絞りの開度を調整するため
の可動部材を有するよう構成することを特徴とする。
【0006】この場合、ポペット背圧と可変絞りとの間
に他の絞りを設ければ好適である。
【0007】また、好適には前記可変絞りは、外部から
のパイロット信号圧に対応してその開度が調整されるよ
う構成することもできる。
【0008】一方、本発明に係る差動型直動リリーフ弁
は、高圧室と低圧室からなる少なくとも2つの油室と、
前記2つの油室の間に設けられた弁体と、この弁体内に
あって前記一方の高圧室と小面積部を形成するポペット
背室との間に配設され前記高圧室およびポペット背室を
連通する通路内に固定絞りを有するポペットと、このポ
ペットを一側に押圧する第1のバネと、前記ポペット背
室と戻りラインとの間に設けた圧力補償付流量制御手段
とからなり、同圧力補償付流量制御手段は、前記ポペッ
ト背室と戻りラインとの間の前記弁体内にて摺動可能に
挿嵌されるとともに一側に絞りを有し側壁に前記絞りと
連通する横孔およびこれに連通する環状溝を形成したス
プールと、このスプールと前記ポペット背室との間に配
置された他の絞りと、前記弁体内に摺動可能に挿嵌され
るとともに一端部が前記スプールと対接し他端部は前記
弁体内に摺動可能に挿嵌されたピストン部材と対接する
差圧設定用の第2のバネとからなり、前記スプールを前
記ピストン部材及び第2のバネを介して外部からのパイ
ロット信号圧に対応させて移動することにより前記戻り
ラインに対するスプールの溝の開度を前記第1のバネの
影響を受けることなく調整するよう構成することを特徴
とする。
【0009】この場合、前記圧力補償付流量制御手段
は、前記戻りライン上に開閉弁を設けるよう構成すれば
好適である。
【0010】さらに、本発明に係る差動型直動リリーフ
弁は、高圧室と低圧室からなる少なくとも2つの油室
と、前記2つの油室の間に設けられた弁体と、この弁体
内にあって前記一方の高圧室と小面積部を形成するポペ
ット背室との間に配設され前記高圧室およびポペット背
室を連通する通路内に固定絞りを有するポペットと、こ
のポペットを一側に押圧する第1のバネと、前記ポペッ
ト背室と戻りラインとの間に設けた圧力補償付流量制御
手段とからなり、同圧力補償付流量制御手段は、前記ポ
ペット背室と戻りラインとの間の前記弁体内にて摺動可
能に挿嵌されるとともに一側に絞りを有し側壁に前記絞
りと連通する横孔およびこれに連通する環状溝を形成し
たスプールと、このスプールと前記ポペット背室との間
に配置された他の絞りと、前記弁体内に摺動可能に挿嵌
されるとともに一端部が前記スプールと対接する差圧設
定用の第2のバネと、同第2のバネの作用力を外部から
調整する調整用ネジとからなり、前記スプールを前記第
2のバネを介して前記調整用ネジにより外部から移動す
ることにより前記戻りラインに対するスプールの溝の開
度を前記第1のバネの影響を受けることなく調整するよ
う構成することを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の差動型直動リリーフ弁によれば、高圧
室と低圧室からなる少なくとも2つの油室と、前記2つ
の油室の間に設けられた弁体と、この弁体内にあって前
記一方の高圧室と小面積部を形成するポペット背室との
間に配設され前記高圧室およびポペット背室を連通する
通路内に固定絞りを有するポペットと、このポペットを
一側に押圧するバネと、前記ポペット背室と戻りライン
との間に設けた可変絞りとからなり、同可変絞りは、前
記バネの影響を受けることなくその絞りの開度を調整す
るための可動部材を有するよう構成することにより、極
めて簡単かつコンパクトな構成で外部信号に応じて作動
圧力を無段階に調整することができる。
【0012】
【実施例】次に、本発明に係る差動型直動リリーフ弁の
一実施例につき添付図面を参照しながら以下詳細に説明
する。なお、説明の便宜上図4に示す従来の構造と同一
構成部分については同一参照符号を付し、その詳細な説
明を省略する。図1は、本発明に係る差動型直動リリー
フ弁の要部断面図、図2は差動型直動リリーフ弁の他の
実施例を示す要部断面図であり図3はさらに他の実施例
を示す要部断面図である。
【0013】図において、参照符号46は、本発明の差
動型直動リリーフ弁が組込まれる本体であり、この本体
46には高圧室48と低圧室50とが設けられ、前記本
体46内の両室間にはシート52を介して弁体(以下ス
リーブ54と称する)が挿着されこれら2室を液密に分
離している。また、前記スリーブ54内にはポペット5
6が摺動自在に挿入されシート52に対しポペット56
の左端テーパ部をバネ64により押圧付勢し高圧室48
側のシート52開口部(受圧面積A1 )を液密に閉塞し
ている。
【0014】さらに、ポペット56の後部に延設された
小径軸部58は、スリーブ54内の穴62に摺動自在に
嵌挿され、この穴62の右側底部には前記小径軸部58
の右端部との間でポペット背室66が形成されている。
【0015】そして、ポペット56の中心軸線上には高
圧室48よりポペット背室66に連通する小径通路60
が穿設され、この小径通路60上のポペット背室66側
端部近傍には固定絞り82が設けられている。
【0016】また、前記スリーブ54内の右方端部には
シリンダ室55が形成され、このシリンダ室55内の軸
心上には段付軸部57が突設し、この段付軸部57内に
はポペット背室66に連通する小径孔部67が形成され
この軸端部は閉塞されている。さらに、前記小径孔部6
7のポペット背室66側には固定絞り68が設けられ、
この固定絞り68の右側には前記小径孔部67とシリン
ダ室55とが連通する横孔76が形成されている。
【0017】このシリンダ室55は、その開口部がキャ
ップ75により閉塞され、このキャップ75には外部ラ
イン74より外部信号圧が供給可能な連通孔73が形成
されている。そして、シリンダ室55内の段付軸部57
にはピストン72が摺動可能に嵌挿され、このピストン
72によりシリンダ室55は左右2室に画成され、ピス
トン72は一方(左側)の部屋に介挿されたバネ80の
作用力によりキャップ75に押圧付勢されている。
【0018】さらに、他方の部屋(右側)は外部ライン
74により連通孔73を介して外部作用圧が供給され、
この外部作用圧により前記ピストン72を前記バネ80
の作用力に抗して左方に移動すると、ピストン72の移
動により前記横孔76が除々に絞られ、外部からの供給
信号作用圧の高低により加減されるピストンの移動量に
より横孔76の流通面積を変化させる可変絞り部が78
が構成される。
【0019】ここで、A1 ;ポペット56の高圧室48
側のシート52開口部の面積 P1 ;高圧室48の圧力 A2 ;ポペット背室66の断面積 P2 ;ポペット背室66の圧力 F ;バネ64の取付荷重とすると、
【0020】
【数1】
【0021】の関係となる。
【0022】従って、P1 (高圧室の圧力)の取り得る
圧力調整範囲は、固定絞り82の面積を比較的小さく設
定して可変絞り部78を全開し、他の絞り68が無い状
態ではポペット背室66の圧力をほぼ戻りライン70の
圧力と同等に低減(P2 =0)でき、一方、可変絞り部
78を全閉すればポペット背室66の圧力は高圧室48
と同圧(P2 =P1 )となるので、
【0023】
【数2】
【0024】から、上記の範囲内で調整することができ
る。
【0025】しかも、圧力調整のためのピストン72の
外径やバネ80の荷重は、リリーフ弁の容量や設定圧力
とは無関係に設定できるので極めて簡単かつコンパクト
となり、且つ可変絞り部78の開度は外部ライン74か
らの信号圧により調整・保持ができるので、上記式
(3)の範囲内で任意の圧力を設定・保持することがで
きる。尚、ポペット背室66と可変絞り部78との間に
他の絞り68を設ければ、可変絞り部78が全開になっ
た状態でもポペット背室66には中間圧力が保持され
る。
【0026】すなわち、固定絞り82および他の絞り6
8の流通面積をそれぞれa1 、a2とした場合ポペット
背室66の圧力P2 は、
【0027】
【数3】
【0028】となり、リリーフ弁の最低作動圧力は所定
の値、すなわち式(2)より
【0029】
【数4】
【0030】に維持される。
【0031】次に他の実施例につき図2を基に以下説明
する。なお、説明の便宜上図1に示す構造と同一構成部
分については同一参照符号を付し、その詳細な説明を省
略する。本実施例は図1における可変絞りを向上させる
ために、差動型直動リリーフ弁に圧力補償付流量制御手
段を設けたものである。図2において、参照符号85は
小径スリーブを示し、このスリーブ85内には部屋77
が形成されこの部屋77は絞り68を介して背室66と
連通している。
【0032】そして、前記スリーブ85内の部屋77に
は圧力補償付流量制御手段が設けられ、この圧力補償付
流量制御手段は、高圧室側一側端部に絞り88を形成す
ると共にその側壁に内径と連通する横孔93を設けた環
状溝87を形成し前記部屋77内に摺動可能に挿嵌され
たカップ型のスプール84と、このスプール84と共に
部屋内に摺動可能に挿嵌されたピストン90と、このピ
ストン90とスプール84との間に介挿されたバネ86
とで構成され、このバネ86は前記絞り88前後の差圧
を定める際の差圧設定用として使用される。さらに、小
径スリーブ85の部屋77内の開口部はキャップ83に
より液密に閉塞され、このキャップ83には外部ライン
92からの外部信号圧を供給する連通孔91が形成され
ている。
【0033】ここで、外部ライン92より供給される外
部信号圧が前記ピストン90の右側に作用すると、スプ
ール84に作用するバネ86の作用力が増加し、従っ
て、可変絞り部95の開度が除々に拡開するため、この
絞り部95の通過油量が増大し、絞り88前後の差圧が
増加する。
【0034】再び可変絞り部95の開度が減少され、最
終的に絞り88前後の差圧と前記バネ86の作用力とが
釣合った位置でスプール84はバランスする。
【0035】従って、ポペット背室66から戻りライン
70へ流出する油量はバネ86に対応してポペット背室
66内の圧力とは無関係に調整されるので、ポペット5
6後方の絞り82を通過する油量もまたバネ86の作用
力に対応して調整され、この結果、
【0036】
【数5】
【0037】となる。
【0038】従って、リリーフ作動圧力は、ΔPすなわ
ち圧力補償付流量制御手段の通過油量を調整すべく差圧
設定用バネ86のスプール84に作用させる荷重すなわ
ち、ピストン90に作用する外部ライン92からの外部
信号圧力に対応して設定保持される。
【0039】尚、本実施例においても、スプール84お
よびバネ86は、リリーフ弁のバネ64やポペット56
とは無関係に選定できるので絞り82を比較的小さく形
成すれば、極めて小形に構成することができる。次に、
図3はさらに他の実施例を示し、外部ライン92から供
給される外部信号圧の代りに機構的な調整ネジ96を用
いた例を示すものである。
【0040】図において、参照符号96は調整ネジを示
し、この調整ネジ96は小径スリーブ85の端部にこの
内部の部屋77と連通する調整ネジ96が調整可能に螺
着され、この調整ネジ96によりバネ86の作用力を調
整することによりスプール84に作用させる荷重を適宜
設定することができ、バネ86の作用力を決定した際に
おける調整ネジ96の設定位置はナット96aによりロ
ックすることができる。
【0041】さらに、図2において、戻りライン70に
電磁開閉弁(図示せず)を設けることにより、これを閉
弁操作すると外部ライン92からの外部信号圧にかかわ
らず、リリーフ弁の作動圧力を最高圧力に設定すること
ができる。なお、以上説明した図1、図2、図3におい
て、ピストン72(図1)、スプール84(図2、図3)
は本発明における可動部材である。以上、本発明の好適
な実施例について説明したが、本発明は前記実施例に限
定されること無く、本発明の精神を逸脱しない範囲内に
おいて種々の設計変更をなし得る事は勿論である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の差動型直
動リリーフ弁は、高圧室と低圧室からなる少なくとも2
つの油室と、前記2つの油室の間に設けられた弁体と、
この弁体内にあって前記一方の高圧室と小面積部を形成
するポペット背室との間に配設され前記高圧室およびポ
ペット背室を連通する通路内に固定絞りを有するポペッ
トと、このポペットを一側に押圧するバネと、前記ポペ
ット背室と戻りラインとの間に設けた可変絞りとからな
り、同可変絞りは、前記バネの影響を受けることなくそ
の絞りの開度を調整するための可動部材を有するよう構
成することにより、極めて簡単かつコンパクトな構成で
外部信号に応じて作動圧力を無段階に調整乃至保持が可
能なリリーフの設定を行うことができ、差動型直動リリ
ーフ弁の操作性を著しく向上させることができる等の優
れた効果を奏する
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る差動型直動リリーフ弁の一実施例
を示し、差動型直動リリーフ弁の要部断面図である。
【図2】本発明に係る差動型直動リリーフ弁の他に実施
例を示す差動型直動リリーフ弁の要部断面図である。
【図3】本発明に係る差動型直動リリーフ弁の他に実施
例を示す差動型直動リリーフ弁の要部断面図である。
【図4】従来の差動型直動リリーフ弁の要部断面図であ
る。
【符号の説明】
10 弁筐 12 ピストン 14 前室 16 後室 18 前壁 20 ベントポート 22 弁座 24、28 スプリング 26 ポペット(弁体) 30 ドレンポート 32 パイロットシリンダーポート 46 本体 48 高圧室 50 低圧室 52 シート 54 スリーブ 55 シリンダ室 56 ポペット 57 段付軸部 58 小径軸部 60 小径通路 64、80、86 バネ 65 小径スリーブ 66 ポペット背室 67 小径孔部 68、82 固定絞り 70 戻りライン 72、90 ピストン 73、91 連通孔 74、92 外部ライン 75 キャップ 76、93 横孔 77 部屋 78、95 可変絞り部 85 小径スリーブ 84 スプール 87 環状溝 88 絞り
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−93225(JP,A) 実開 平1−141972(JP,U) 実開 昭59−131666(JP,U) 実開 平2−62175(JP,U) 実公 昭54−582(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 17/30 F16K 17/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 差動型直動リリーフ弁において、高圧室
    と低圧室からなる少なくとも2つの油室と、前記2つの
    油室の間に設けられた弁体と、この弁体内にあって前記
    一方の高圧室と小面積部を形成するポペット背室との間
    に配設され前記高圧室およびポペット背室を連通する通
    路内に固定絞りを有するポペットと、このポペットを一
    側に押圧する第1のバネと、前記ポペット背室と戻りラ
    インとの間に設けた圧力補償付流量制御手段とからな
    り、同圧力補償付流量制御手段は、前記ポペット背室と
    戻りラインとの間の前記弁体内にて摺動可能に挿嵌され
    るとともに一側に絞りを有し側壁に前記絞りと連通する
    横孔およびこれに連通する環状溝を形成したスプール
    と、このスプールと前記ポペット背室との間に配置され
    た他の絞りと、前記弁体内に摺動可能に挿嵌されるとと
    もに一端部が前記スプールと対接し他端部は前記弁体内
    に摺動可能に挿嵌されたピストン部材と対接する差圧設
    定用の第2のバネとからなり、前記スプールを前記ピス
    トン部材及び第2のバネを介して外部からのパイロット
    信号圧に対応させて移動することにより前記戻りライン
    に対するスプールの溝の開度を前記第1のバネの影響を
    受けることなく調整するよう構成することを特徴とする
    差動型直動リリーフ弁。
  2. 【請求項2】 請求項において、前記戻りライン上に
    開閉弁を設けるよう構成したことを特徴とする差動型直
    動リリーフ弁。
  3. 【請求項3】 差動型直動リリーフ弁において、高圧室
    と低圧室からなる少なくとも2つの油室と、前記2つの
    油室の間に設けられた弁体と、この弁体内にあって前記
    一方の高圧室と小面積部を形成するポペット背室との間
    に配設され前記高圧室およびポペット背室を連通する通
    路内に固定絞りを有するポペットと、このポペットを一
    側に押圧する第1のバネと、前記ポペット背室と戻りラ
    インとの間に設けた圧力補償付流量制御手段とからな
    り、同圧力補償付流量制御手段は、前記ポペット背室と
    戻りラインとの間の前記弁体内にて摺動可能に挿嵌され
    るとともに一側に絞りを有し側壁に前記絞りと連通する
    横孔およびこれに連通する環状溝を形成したスプール
    と、このスプールと前記ポペット背室との間に配置され
    た他の絞りと、前記弁体内に摺動可能に挿嵌されるとと
    もに一端部が前記スプールと対接する差圧設定用の第2
    のバネと、同第2のバネの作用力を外部から調整する調
    整用ネジとからなり、前記スプールを前記第2のバネを
    介して前記調整用ネジにより外部から移動することによ
    り前記戻りラインに対するスプールの溝の開度を前記第
    1のバネの影響を受けることなく調整するよう構成する
    ことを特徴とする差動型直動リリーフ弁。
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