JP3419221B2 - 車体構造 - Google Patents

車体構造

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JP3419221B2 JP30326996A JP30326996A JP3419221B2 JP 3419221 B2 JP3419221 B2 JP 3419221B2 JP 30326996 A JP30326996 A JP 30326996A JP 30326996 A JP30326996 A JP 30326996A JP 3419221 B2 JP3419221 B2 JP 3419221B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体前部における
サスペンションメンバとセンターメンバとの結合構造に
関する車体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の車体構造としては、例え
ば図6,図7に示すようなものがある。この図6,図7
は、例えば4輪駆動車のフロント部におけるサスペンシ
ョンメンバ1、スタビライザ3、センターメンバ5など
の関係を示し、図6は側面図、図7は平面図である。こ
の図6,図7においてサスペンションメンバ1は、車幅
方向両端の結合部7a,7b,7c,7dにおいて図示
しないフロントサイドメンバにブッシュを介して結合さ
れ、車幅方向に橋渡されている。前記サスペンションメ
ンバ1の前方側の結合部7a,7bの近傍にスタビライ
ザ3の支持部9a,9bが設けられ、スタビライザ3の
車幅方向両側が回転自在に支持され、サスペンションメ
ンバ1の車体前後方向前側で車幅方向に渡るように設け
られている。前記スタビライザ3の両端3aは、例えば
車輪側の図示しないサスペンションリンクに結合されて
いる。
【0003】前記サスペンションメンバ1の車幅方向中
央側の下面にはセンターメンバ5の取付面11a,11
bを下向きに有している。該取付面11a,11bには
それぞれ前後2本のウエルドボルト13が設けられ、取
付面11a,11bに下向きに突設されている。前記セ
ンターメンバ5は車幅方向中央側において車体前後方向
に配置され、後端部15が前記スタビライザ3の上側を
通り、後端に2又の足部17,19が設けられている。
足部17,19にはそれぞれ上向きの締結面21,23
が設けられている。前記締結面21,23には前記ウエ
ルドボルト13の挿通孔25,27が設けられている。
センターメンバ5の挿通孔25,27は前記ウエルドボ
ルト13に挿通され、下側からナット29が締結され、
締結面21,23が取付面11a,11bに締結され、
センターメンバ5の後端の足部17,19がサスペンシ
ョンメンバ1に締結固定されている。なお、センターメ
ンバ5の前端は図示しない車体のファーストクロスメン
バに結合されている。
【0004】そして、エンジン31、トランスミッショ
ン33、トランスファ35からなるパワーユニット37
の上部側にはリヤエンジンマウントブラケット39が取
付られ、パワーユニット37はリヤエンジンマウント部
材41を介して前記サスペンションメンバ1にマウント
されている。又、パワーユニット37の下部はセンター
メンバ5に対して図示しないマウントインシュレータを
介して支持されている。
【0005】ここで、前記サスペンションメンバ1など
の組付けは以下のようにして行なわれる。
【0006】サスペンションメンバ1、スタビライザ
3、及びセンターメンバ5は予め相互に結合されてユニ
ット化され、かかるユニットが一括して車体側に取付け
られるものである。
【0007】即ち、サスペンションメンバ1に対し、ま
ずスタビライザ3が支持部9a,9bに回転自在に支持
される。次いで、センターメンバ5の後端部15が図6
の鎖線図示のようにスタビライザ3の上側からサスペン
ションメンバ1の下側に挿入される。そして、挿通孔2
5,29をスタッドボルト13に対し下側から挿通さ
せ、締結面21,23を取付面11a,11bに突き合
わせる。次いで、ナット29をスタッドボルト13に締
結し、センターメンバ5の後端の足部17,19をサス
ペンションメンバ1に締結固定する。
【0008】かかるサスペンションメンバ1、スタビラ
イザ3、及びセンターメンバ5を一括してエンジンルー
ム内に配置し、サスペンションメンバ1はその結合部7
aから7dをフロントサイドメンバにブッシュを介して
結合し、センターメンバ5の前端はファーストクロスメ
ンバに結合し、スタビライザ3の両端3aは車輪側のサ
スペンションリンクなどに結合する。かかるサスペンシ
ョンメンバ1及びセンターメンバ5に対しパワーユニッ
ト37をリヤエンジンマウントインシュレータ41など
によってマウントする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な取付構造では、重量のあるセンターメンバ5をスタビ
ライザ3の上から差込み、その足部17,19の挿通孔
25,27をスタッドボルト13に位置合わせしながら
挿通させて取付けなければならず、取付作業が極めて煩
雑になるという問題があった。
【0010】即ち、スタッドボルト13はサスペンショ
ンメンバ1の下面側に突出して位置するため、作業者が
スタッドボルト13と挿通孔25,27との関係を直接
目で確認しながらセンターメンバ5を差し込むという作
業が難かしく、特にセンターメンバ5の差込みに際して
センターメンバ5がスタッドボルト13に干渉するのを
避けるためにスタッドボルト13をぎりぎりまで短くす
ると、作業者はスタッドボルト13をほとんど見ること
ができない。従って、センターメンバ5の後端部15を
スタビライザ3の上からサスペンションメンバ1の下側
へ差込みながらおよその所で前後左右に動かして挿通孔
25,27をスタッドボルト13に対して位置合わせし
なければならず、組付作業が極めて煩雑なものとなって
いた。
【0011】これに対し、挿通孔25,27をスタッド
ボルト13の径に対してある程度大きくすれば、スタッ
ドボルト13に対する挿通孔25,27の挿通作業も容
易となるが、センターメンバ5をサスペンションメンバ
1に確実に締結するためには、挿通孔25,27の大き
さをそれ程大きくすることはできない。
【0012】一方、スタビライザ3を支持するサスペン
ションメンバ1の支持部9a,9bを図7に示すものに
対して更に車体後方側へずらすことによって、前記のよ
うなセンターメンバ5をスタビライザ3の上からサスペ
ンションメンバ1の下側へ差し込むといった作業は必要
なくなるのであるが、支持部9a,9bを後方側へずら
すと、支持部9a,9bからスタビライザ3の両端3a
までの長さが長くなり、十分な捩り力を発生させるため
にスタビライザ3をより太くする必要があり、また支持
部9a,9bの板厚も大きな力を支えるために厚くしな
ければならないという問題がある。
【0013】そこで、本発明は、センターメンバの組付
けに際して、サスペンションメンバとの位置合わせを容
易にすることのできる車体構造の提供を課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、車幅
方向の左右両端が左右のフロントサイドメンバに支持さ
れると共に、該両端側にスタビライザの支持部を有し、
且つ車幅方向左右中間部の下面にセンターメンバの取付
面を下向きに有したサスペンションメンバと、該サスペ
ンションメンバの前記支持部に、車幅方向の両側が回転
自在に支持されると共に、両端が車輪側に結合されて、
前記サスペンションメンバの前側で車幅方向に渡るスタ
ビライザと、車幅方向中央側で車体前後方向に配置され
て後端部が前記スタビライザの上側を通り、後端の上向
きの締結面が前記サスペンションメンバの取付面に締結
固定されたセンターメンバとを備えた車体構造におい
て、前記取付面に、車体前後左右方向への位置決めを行
なう位置決め係止部を設けると共に、前記締結面に、前
記位置決め係止部に係合して締結面を取付面に対し車体
前後左右方向へ位置決める位置決め係合部を設けたこと
を特徴とする。
【0015】従って、センターメンバの後端部をスタビ
ライザの上からサスペンションメンバの下側に差し込ん
で締結する場合に、サスペンションメンバの取付面の位
置決め係止部に対し、センターメンバの締結面の位置決
め係合部を係合させて、車体前後左右方向へ位置決める
ことができる。
【0016】請求項2の発明は、請求項1記載の車体構
造であって、前記位置決め係止部及び位置決め係合部
は、車体前後方向に相互に位置決め嵌合する前後位置決
め凹凸部と車体左右方向に相互に位置決め嵌合する左右
位置決め凹凸部であることを特徴とする。
【0017】従って、請求項1の発明の作用に加え、前
後位置決め凹凸部と左右位置決め凹凸部との嵌合によっ
て位置決めることができる。
【0018】請求項3の発明は、請求項2記載の車体構
造であって、前記サスペンションメンバの取付面は、該
サスペンションメンバの左右中間部に一対設けられ、前
記センターメンバの後端部に、前記一対の取付面に対応
する締結面を各別に有する2又の足部が設けられ、前記
前後位置決め凹凸部と左右位置決め凹凸部とを一対の取
付面及び締結面に各別に設けたことを特徴とする。
【0019】従って、請求項2の発明の作用に加え、一
方の取付面及び締結面の前後位置決め凹凸部の嵌合によ
って前後方向の位置決めを行なうことができ、他方の取
付面及び締結面の左右位置決め凹凸部によって左右方向
への位置決めを行なうことができる。
【0020】請求項4の発明は、請求項2又は3記載の
車体構造であって、前記前後位置決め凹凸部と左右位置
決め凹凸部の前後両側で前記取付面に締結面を締結した
ことを特徴とする。
【0021】従って、請求項2又は3の発明の作用に加
え、前後位置決め凹凸部と左右位置決め凹凸部の前後両
側で締結することによって、位置決めと締結との相互作
用によって締結部分を位置決めることができる。
【0022】請求項5の発明は、請求項2〜4のいずれ
かに記載の車体構造であって、前記前後位置決め凹凸部
及び左右位置決め凹凸部は、略前後同一位置に設けられ
たことを特徴とする。
【0023】従って、請求項2〜4のいずれかの発明の
作用に加え、センターメンバの後端部を差し込んでいっ
たときに、前後位置決め凹凸部及び左右位置決め凹凸部
を略同時に嵌合させることができる。
【0024】請求項6の発明は、請求項2〜5のいずれ
かに記載の車体構造であって、前記前後左右位置決め凸
部は、前記サスペンションメンバの取付面の切起しで形
成すると共に、前記前後左右位置決め凹部は、前記締結
面の穴で形成したことを特徴とする。
【0025】従って、請求項2〜5のいずれかの発明の
作用に加え、前後位置決め凸部をサスペンションメンバ
の取付面の切起しで一体に形成することができると共
に、前後左右位置決め凹部をセンターメンバの締結面に
穴を形成することによって一体に設けることができる。
【0026】請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれ
かに記載の車体構造であって、前記サスペンションメン
バの取付面とセンターメンバの締結面との締結を、前記
サスペンションメンバ側に固定したウエルドナットと、
センターメンバ側から差し込み前記ウエルドナットにね
じ込むボルトとで行なうことを特徴とする。
【0027】従って、請求項1〜6のいずれかの発明の
作用に加え、サスペンションメンバの取付面にボルトが
突出することがなく、取付面に対し締結面を擦り合せる
ことによって位置決めを行なうことができる。
【0028】
【発明の効果】請求項1の発明では、サスペンションメ
ンバの取付面にセンターメンバの締結面を締結固定する
に際して、位置決めを行なうことができ、サスペンショ
ンメンバに対するセンターメンバの位置合わせを作業者
が目で確認しなくても容易に行なうことができ、センタ
ーメンバの組付作業を極めて容易に行なわせることがで
きる。
【0029】請求項2の発明では、請求項1の発明の効
果に加え、前後位置決め凹凸部の嵌合と、左右位置決め
凹凸部の嵌合とによって、サスペンションメンバに対す
るセンターメンバの前後左右への位置決めを確実に行な
うことができ、センターメンバのサスペンションメンバ
に対する締結作業を確実に容易化することができる。
【0030】請求項3の発明では、請求項2の発明の効
果に加え、前後位置決め凹凸部と左右位置決め凹凸部と
を各別に設けることによって、それぞれの凹凸部の設定
が容易となる。又、作業者は一方の取付面及び締結面は
前後位置決めであり、他方の取付面及び締結面は左右位
置決めであると認識することができ、位置決め作業をよ
り容易化することができる。
【0031】請求項4の発明では、請求項2又は3の発
明の効果に加え、締結の位置決めによって締結の緩みを
防止することができる。従って、締結を確実に行なわせ
ることができる。
【0032】請求項5の発明では、請求項2〜4のいず
れかの発明の効果に加え、前後位置決めと左右位置決め
とを略同時に行なうことができ、位置決め作業をより容
易化することができる。
【0033】請求項6の発明では、請求項2〜5のいず
れかの発明の効果に加え、前後左右位置決め凸部と、前
後左右位置決め凹部とを容易に形成することができる。
【0034】請求項7の発明では、請求項1〜6のいず
れかの発明の効果に加え、サスペンションメンバに対す
るセンターメンバの位置合わせを確実に容易化すること
ができる。
【0035】
【発明の実施の形態】図1〜図5は本発明の一実施形態
に係り、図1はサスペンションメンバにセンターメンバ
を締結した状態の要部断面図、図2は要部平面図、図3
は車体前方側から見たサスペンションメンバの要部正面
図、図4は図2のIV−IV線矢視の断面を含むサスペ
ンションメンバとセンターメンバとの関係を示す要部分
解図、図5は図2のV−V線矢視の断面を含むサスペン
ションメンバとセンターメンバとの要部分解図である。
【0036】本実施形態においても、基本的には図6,
図7に示すものと同一であるため、対応する構成部分に
は同符号を付して説明し、また重複した説明は省略す
る。
【0037】即ち、本実施形態においても、図1〜図3
のようにサスペンションメンバ1にスタビライザ3が支
持され、センターメンバ5の後端部がサスペンションメ
ンバ1の下面側に締結固定されている。
【0038】一方、本発明の一実施形態では、サスペン
ションメンバ1の車幅方向中央側の下面にセンターメン
バの取付面43,45が下向きに設けられている。取付
面43,45はサスペンションメンバ1の左右中間部に
一対設けられ、取付面ブラケット47,49によって構
成されている。左右の取付面ブラケット47,49は同
一形状に形成され、サスペンションメンバ1の両端から
略同距離に取付けられ、相互に所定の間隔を有してい
る。取付面ブラケット47,49の形状を一方の取付面
ブラケット47によって説明すると、横壁51、縦壁5
3、前後両壁55,57によって閉断面を形成するよう
に形成されている。
【0039】前記取付面ブラケット47の縦壁53の上
縁と、横壁51の一端縁とに前後方向に沿って突き当て
フランジ59が設けられている。突き当てフランジ59
はサスペンションメンバ1の中間部の傾斜した下面1a
に溶接され、取付面ブラケット47がサスペンションメ
ンバ1の下面1aに固定されている。なお、前記他方の
取付面ブラケット49は一方の取付面ブラケット47に
対し車幅方向へ逆向きに配置され、突き当てフランジ5
9の溶接によって下面1aに固定されている。前記取付
面ブラケット47の取付面43には、前記スタビライザ
3を取付面43に対し車体前後方向への位置決めを行な
う位置決め係止部として前後位置決め凸部61が設けら
れ、前記他方の取付面ブラケット49の取付面45に
は、位置決め係合部として左右位置決め凸部63が設け
られている。これら両凸部61,63は前後方向に略同
一位置に設けられ、取付面43,45を構成する横壁5
3の切起しによって形成されている。即ち、図2〜図5
のように、両凸部61,63はアーチ状に切起されて下
方へ突出するように形成され、平面(図2)から見ると
細長い矩形を呈している。
【0040】前記前後位置決め凸部61は左右方向に沿
うように形成され、左右位置決め凸部63は前後位置決
め凸部61に直交するように前後方向に沿うように形成
されている。
【0041】これら両凸部61,63の前後には締結用
のウエルドナット65が横壁51の上面側に設けられ、
横壁51にはウエルドナット65に通じる貫通孔67が
設けられている。
【0042】前記スタビライザ3の後端部15の2又の
足部17,19には前記サスペンションメンバ1の取付
面43,45に対応する締結面69,71が各別に設け
られている。そして、一方の足部17の締結面69に
は、前記位置決め凸部61に係合して締結面69を取付
面43に対し車体前後方向へ位置決める位置決め係合部
として前後位置決め凹部73が設けられている。又、他
方の足部19の締結面71には前記左右位置決め凸部6
3に係合して締結面71を取付面45に対し左右方向に
位置決める位置決め係合部として左右位置決め凹部75
が設けられている。前記両凹部73,75は前記締結面
69,71に設けた穴で構成され、前記凸部61,63
に対応した矩形を呈している。前記両足部17,19に
は前記凹部73,75の前後両側にボルト挿通穴77が
貫通形成されている。
【0043】そして、両足部17,19は締結面69,
71が取付面43,45に突き合わされ、ボルト79が
ウエルドナット65に締結されることによって固定され
ている。
【0044】かかるサスペンションメンバ1、スタビラ
イザ3、センターメンバ5などの組付けは、従来と同様
にサスペンションメンバ1にスタビライザ3を取付け、
センターメンバ5の後端部15の足部17,19をスタ
ビライザ3の上からサスペンションメンバ1の下側に差
し込んで取付面43,45に締結面69,71を合わ
せ、ウエルドナット65にボルト79を締結することに
よって固定し、ユニット化する。これらユニット化され
たサスペンションメンバ1、スタビライザ3、及びセン
ターメンバ5を車体側に組付ける。
【0045】前記センターメンバ5をサスペンションメ
ンバ1に締結固定する際には、センターメンバ5の後端
部15の足部17,19をスタビライザ3の上からサス
ペンションメンバ1の下側に差し込んで、締結面69,
71を取付面43,45に擦り合わせるようにすると、
前後位置決め凹部73が前後位置決め凸部61に嵌合
し、左右位置決め凹部75が左右位置決め凸部63に嵌
合して、締結面69,71が取付面43,45に対し、
即ちサスペンションメンバ1に対しスタビライザ3の後
端部15側が前後左右に位置決められる。
【0046】かかる位置決めによって、ボルト挿通穴7
7がウエルドナット65に対向するため、ボルト79を
ボルト挿通穴77から差込み、貫通孔67を介してウエ
ルドナット65に締結する。これによって、センターメ
ンバ5の足部17,19はサスペンションメンバ1に固
定される。
【0047】かかる組付けによって作業者は締結部分を
目で見ながら行なわなくても、センターメンバ5をサス
ペンションメンバ1に対し前後左右に確実に位置決める
ことができ、組付作業が著しく容易となる。
【0048】又、前記前後左右位置決め凸部61,6
3、前後左右位置決め凹部73,75を一対の足部1
7,19とサスペンションメンバ1との間に別けて設け
るため、これら凸部61,63、凹部73,75の設定
が極めて容易となる。
【0049】更に、ボルト79、ウエルトナッド65に
よる締結を凸部61,63、凹部73,75の前後両側
で行なっているため、ボルト79、ウエルトナッド65
による締結部分が凸部61,63、凹部73,75によ
る係合によって前後左右に位置決められ、相互作用によ
って締結の緩みを確実に防止することができる。
【0050】前記凸部61,63、凹部73,75は、
前後方向に略同一位置に設けたため、両凸部61,6
3、凹部73,75の嵌合をセンターメンバ5の後方へ
の差込みによって略同時に行なわせることができ、位置
決め作業が極めて容易となる。
【0051】前記凸部61,63はサスペンションメン
バ1の取付面ブラケット47,49の横壁51の切起し
で設け、凹部73,75は足部17,19の穴によって
構成しているため、構造が極めて簡単である。
【0052】前記凸部61,63、ウエルドナット65
は取付面ブラケット47,49を設けることによって設
定しているため、サスペンションメンバ1の下面1aに
凸部61,63や、ウエルドナット65を容易に設定す
ることができる。
【0053】尚、前記凸部61,63は足部17,19
側に設け、凹部73,75をサスペンションメンバ1側
に設けることも可能である。位置決め係止部及び位置決
め係合部としては、凹凸部に限らず、サスペンションメ
ンバ1の下面1aとセンターメンバ5の足部17,19
とに設けた前後左右の突き当て壁等によって構成するこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る要部断面図である。
【図2】一実施形態に係る要部平面図である。
【図3】一実施形態に係るサスペンションメンバの要部
正面図である。
【図4】図2のIV−IV線矢視断面を含む要部分解図
である。
【図5】図2のV−V線矢視断面を含む要部分解図であ
る。
【図6】従来例に係る要部概略断面図である。
【図7】従来例に係る要部概略平面図である。
【符号の説明】
1 サスペンションメンバ 3 スタビライザ 5 センターメンバ 15 後端部 17,19 足部 43,45 取付面 61 前後位置決め凸部(位置決め係止部) 63 左右位置決め凸部(位置決め係止部) 65 ウエルドナット 69,71 締結面 73 前後位置決め凹部(位置決め係合部) 75 左右位置決め凹部(位置決め係合部) 79 ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 21/00 B60G 7/00 B60G 21/055 B61D 25/20

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車幅方向の左右両端が左右のフロントサ
    イドメンバに支持されると共に、該両端側にスタビライ
    ザの支持部を有し、且つ車幅方向左右中間部の下面にセ
    ンターメンバの取付面を下向きに有したサスペンション
    メンバと、 該サスペンションメンバの前記支持部に、車幅方向の両
    側が回転自在に支持されると共に、両端が車輪側に結合
    されて、前記サスペンションメンバの前側で車幅方向に
    渡るスタビライザと、 車幅方向中央側で車体前後方向に配置されて後端部が前
    記スタビライザの上側を通り、後端の上向きの締結面が
    前記サスペンションメンバの取付面に締結固定されたセ
    ンターメンバとを備えた車体構造において、 前記取付面に、車体前後左右方向への位置決めを行なう
    位置決め係止部を設けると共に、前記締結面に、前記位
    置決め係止部に係合して締結面を取付面に対し車体前後
    左右方向へ位置決める位置決め係合部を設けたことを特
    徴とする車体構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車体構造であって、 前記位置決め係止部及び位置決め係合部は、車体前後方
    向に相互に位置決め嵌合する前後位置決め凹凸部と車体
    左右方向に相互に位置決め嵌合する左右位置決め凹凸部
    であることを特徴とする車体構造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の車体構造であって、 前記サスペンションメンバの取付面は、該サスペンショ
    ンメンバの左右中間部に一対設けられ、 前記センターメンバの後端部に、前記一対の取付面に対
    応する締結面を各別に有する2又の足部が設けられ、 前記前後位置決め凹凸部と左右位置決め凹凸部とを一対
    の取付面及び締結面に各別に設けたことを特徴とする車
    体構造。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載の車体構造であっ
    て、 前記前後位置決め凹凸部と左右位置決め凹凸部の前後両
    側で前記取付面に締結面を締結したことを特徴とする車
    体構造。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれかに記載の車体構
    造であって、 前記前後位置決め凹凸部及び左右位置決め凹凸部は、略
    前後同一位置に設けられたことを特徴とする車体構造。
  6. 【請求項6】 請求項2〜5のいずれかに記載の車体構
    造であって、 前記前後左右位置決め凸部は、前記サスペンションメン
    バの取付面の切起しで形成すると共に、前記前後左右位
    置決め凹部は、前記締結面の穴で形成したことを特徴と
    する車体構造。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の車体構
    造であって、 前記サスペンションメンバの取付面とセンターメンバの
    締結面との締結を、前記サスペンションメンバ側に固定
    したウエルドナットと、センターメンバ側から差し込み
    前記ウエルドナットにねじ込むボルトとで行なうことを
    特徴とする車体構造。
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