JP3417755B2 - 半導体増幅器 - Google Patents

半導体増幅器

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JP3417755B2
JP3417755B2 JP05603796A JP5603796A JP3417755B2 JP 3417755 B2 JP3417755 B2 JP 3417755B2 JP 05603796 A JP05603796 A JP 05603796A JP 5603796 A JP5603796 A JP 5603796A JP 3417755 B2 JP3417755 B2 JP 3417755B2
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    • H03F3/189High-frequency amplifiers, e.g. radio frequency amplifiers
    • H03F3/19High-frequency amplifiers, e.g. radio frequency amplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/193High-frequency amplifiers, e.g. radio frequency amplifiers with semiconductor devices only with field-effect devices
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  • Power Engineering (AREA)
  • Amplifiers (AREA)
  • Junction Field-Effect Transistors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソース接地型ME
SFETを増幅素子として用いた半導体増幅器に係わ
り、特にMESFETを単一電源動作の下で駆動するよ
うにした半導体増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話の小型化,デジタル化,
準マイクロ波帯への移行などに伴い、低電圧で動作する
高周波用半導体増幅器の需要が高まっている。この種の
半導体増幅器では、高周波増幅に対応するため一般に、
増幅素子としてGaAsMESFETを初めとする化合
物半導体素子が多用されている。
【0003】さて、一般にGaAsMESFETを使用
する場合、ドレインに正電圧、ゲートに負電圧を印加す
る2電源駆動の電力増幅器として設計することが多い。
この場合、システム全体で見ると、負電源供給回路など
による素子数の増加、回路構成の複雑化などの問題が生
じる。このため、GaAsMESFETを用いつつ、ゲ
ートバイアスの外部供給を必要としない単一電源動作を
可能とする電力増幅器の開発が望まれている。
【0004】また、π/4シフトQPSK信号などの位
相変調波を入力信号として用いる場合、増幅素子の線形
性が重要となる。そこで、増幅素子の動作点としては、
A級及びAB級動作が必要と考えられてきた。
【0005】このような状況を考慮した電力増幅器とし
て、ソース接地型MESFETを用い、ゲート電位を0
Vとして単一電源駆動でA級動作を行う電力増幅器が既
に発表されている(Jpn.J.Appl.Phys.Vol.33(1994)pp.7
67-770)。
【0006】しかしながら、この種の電力増幅器では、
ゲートバイアスを0VにしてA級動作を行うために、し
きい値電圧を−0.5V〜−0.6Vと深く設定してい
る。このため、十分な出力電力は確保できるものの、消
費電流が大きくなり、高い効率が得られないという問題
があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来、Ga
AsMESFETなどを用いた半導体増幅器において
は、MESFETを単一電源駆動させると消費電流が大
きくなり、低消費電力化及び高効率化をはかることは困
難であった。
【0008】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、MESFETを単一電
源駆動させることができ、かつ十分な出力電力を確保し
つつ、より高い効率が得られる半導体増幅器を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
(構成) 上記課題を解決するために本発明は、次のような構成を
採用している。
【0010】即ち本発明は、低電圧で動作する高周波用
の半導体増幅器において、増幅素子として動作するソー
ス接地型MESFETと、このMESFETを単一電源
動作の下で駆動させるべく、前記MESFETのゲート
・ソース間に所定のバイアス電圧Vgsを与える自己バイ
アス発生回路とを具備し、前記バイアス電圧Vgsを−
0.4Vから−0.2Vの範囲に設定し、前記MESF
ETのしきい値電圧Vthとゲート・ソース間のバイアス
電圧Vgsとの差Vth−Vgsを−0.7Vから−0.2V
の範囲に設定してなることを特徴とする。
【0011】ここで、本発明の望ましい実施態様として
は、次のものがあげられる。 (1) MESFETを構成する半導体はGaAsであるこ
と。 (2) 自己バイアス発生回路は、MESFETのソースと
接地端との間に挿入された受動素子で構成されること。 (3) MESFETのゲート・ソース間のバイアス電圧V
gsを−0.3V近傍に設定し、MESFETのしきい値
電圧Vthを−1Vから−0.5Vの範囲に設定するこ
と。 (作用)ソース 接地型MESFETをゲートバイアス0Vとした
単一電源動作させた場合、一般に各出力特性のしきい値
電圧依存性は図1のようになる。このとき、しきい値電
圧とは、MESFETを5極管領域で動作させたとき、
ゲートバイアスの印加によって生じた空乏層が動作層の
下端に達し、動作層を移動するキャリアを遮る状態にな
ったときのゲートバイアス値をもって定義する。
【0012】実際には、飽和電流領域のドレイン電圧を
加えたときのゲート電圧を横軸に、ドレイン電流の平方
根を縦軸にプロットしたグラフにおいて、グラフの直線
領域の外挿線と横軸との交点のゲート電圧値をしきい値
電圧と定めた。このようにして求めたしきい値電圧の値
は、上記の定義で求められたしきい値電圧の値と同等な
値が得られる。
【0013】まず、出力電力に関しては、しきい値電圧
が深くなるに従い出力電圧振幅が大きく取れるため出力
電力も増加するが(領域B)、ある程度しきい値電圧が
深くなると、順方向ゲート耐圧を支配するショットキー
障壁電位により出力電圧振幅が制限されるため、出力電
力は飽和する(領域A)。逆に、しきい値電圧を浅くし
ていくと、出力電圧振幅が小さくなる上に、しきい値電
圧近傍の非線形領域に動作領域がかかっていくため歪み
やすくなり、出力電力の減少がより顕著になる(領域
C)。
【0014】次に、消費電流に関しては、しきい値電圧
が浅くなるほどに単調に増加する。この結果、しきい値
電圧が浅くなるほど消費電流の減少により、出力電力が
飽和しているから、効率は増加する(領域A)。しか
し、出力電力がしきい値電圧と共に減少する領域(領域
B)では、出力電力の減少による効果とこの消費電流の
減少による効果とが相殺されてしまうため、効率の上昇
は飽和する。さらに、しきい値電圧が浅くなると(領域
C)、出力電力の減少が顕著となるため、効率は低下し
始める。
【0015】これにより、効率はしきい値電圧に対して
上に凸の特性を示し、なおかつ凸部はある範囲の飽和領
域Bを持つ。この飽和領域Bは、GaAsMESFET
であれば、イオン注入領域の対称,非対称,及びセルフ
アライン,リセス等の構造を問わず、ほぼ−0.5V〜
0Vの領域となる。そしてこの領域では、20%以上の
効率が得られ最大で23%であり、前述したソース接地
型MESFETの従来例よりも格段に大きい値であっ
た。また、出力電力は従来例よりは若干低くなるものの
十分大きい範囲であった。
【0016】なお、プロセス条件によっては、複数のト
ランジスタ間でしきい値電圧がばらつくことがある。本
発明者らがしきい値電圧のばらつきを調べたところ、図
2に示すように、しきい値電圧が−0.5Vでは約0.
95V、0Vでは0.04Vのばらつきが認められた。
このようなばらつきが生じても常に飽和領域Bとなるた
めには、しきい値電圧を−0.4V〜−0.04Vに設
定すればよい。
【0017】本発明においては、単一電源動作でありな
がらゲートバイアスをかけることにより、効率をより高
めることができる。前述したようにゲートバイアスVgs
を0V固定として効率を調べた場合に比して、ゲートバ
イアスVgsを順次可変し、それぞれにおけるしきい値V
thと効率との関係を調べたところ違った結果が得られ
た。
【0018】これを、図3に示すように(Vth−Vgs)
で規格化してみると、Vgs=0Vの場合とVgsを印加し
た場合では、後者の方が効率が良くなった。具体的に
は、ゲートバイアスVgsを印加することにより全領域で
効率が高くなり、特に(Vth−Vgs)が−0.7Vから
−0.2Vの範囲で高い効率が得られた。これは、負荷
線がかかるところのニー電圧が異なることによる。その
ため、高効率の電力増幅器を得るためには、しきい値電
圧を深くし、負のゲートバイアスを印加する方がよい。
【0019】単一電源動作を行うためには、上記のゲー
トバイアスVgsを内部で発生させればよい。このとき、
FETのソースとグランドの電圧降下ΔVs を利用する
が、この値ΔVs の大きさにより図4に示すように効率
が変化する。即ち、ΔVs が大きくなるほど効率は高く
なるが、ΔVs が大きくなり過ぎるとソース・ドレイン
間の電圧が低下し、逆に効率の低下を招く。図4中の破
線Aはゲート電圧が0Vに近付くことによる効率の低下
を表し、ΔVs =0Vのときが最大効率である。破線B
はソース・ドレイン間の電圧降下による効率の低下を表
している。
【0020】上記の結果から、ΔVs は0.2V〜0.
4Vが適しており、特に0.3V近傍が最適であった。
この電圧降下は、FETのソース・ゲート間電圧に相当
することから、実効的にゲートに負のバイアスが印加さ
れることになる。つまり、ΔVs が0.3VのときVgs
は−0.3Vとなり、このときMESFETのしきい値
としては−1.0V〜−0.5Vの範囲が望ましいこと
になる。また、前記したようなプロセス条件によるしき
い値電圧のばらつきを考慮すると、−0.9Vから−
0.54Vの範囲が望ましいことになる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。 (実施形態1)図5は、本発明の第1の実施形態に係わ
るGaAsパワーMESFETの素子構造を示す断面図
である。図中41は半絶縁性GaAs基板であり、この
基板41の表面層に動作層となるn層42を形成し、そ
の下部にイオン注入法により埋込みp層43を形成す
る。ここで、しきい値電圧の異なる複数種のGaAsパ
ワーMESFETを作成するために、複数枚の基板41
を用意し、n層42へのSiの注入量をそれぞれ調整し
た。
【0022】次いで、WNx/Wからなる耐熱性積層ゲ
ート44を形成した後、これをマスクとしてイオン注入
を行い、セルフアラインでソース側中間濃度層45を形
成する。続いて、絶縁膜の堆積,エッチバックにより側
壁絶縁膜49を形成した後、これをマスクとしてイオン
注入を行い、セルフアラインでソース・ドレイン拡散層
46,47を形成する。その後、ソース拡散層46上に
ソース電極46aを形成し、さらにドレイン拡散層47
上にドレイン電極47aを形成する。
【0023】なお、本実施形態のMESFETに関して
は、耐圧向上のためドレイン側に中間濃度層を形成しな
い非対称構造を採用している。各層のイオン注入条件
は、次のように設定した。埋込みp層43は、p型不純
物としてMgを注入し、その注入エネルギー及び注入ド
ーズ量はそれぞれ180keV,2.0×1012cm-2
であった。中間濃度層45及びソース・ドレイン拡散層
46,47は、n型不純物としてSiを注入し、それぞ
れの注入エネルギー,ドーズ量は110keV,1.3
×1013cm-2及び135keV,6.0×1013cm
-2であった。
【0024】動作層42は、n型不純物としてSiを注
入し、注入エネルギーは25keVであるが、所望とす
るしきい値電圧によってその注入ドーズ量は異なり、例
えば本実施形態では、1.0×1013cm-2から2.7
×1012cm-2まで変化させてある。例えばVth=−
0.5〜0Vでは9.1×1012〜6.5×1012cm
-2である。
【0025】図6は、上記複数種のしきい値電圧の異な
るMESFETを増幅素子として用いた半導体増幅器に
おいて、周波数1.9GHzの正弦波入力に対する高周
波出力特性を求め、そのしきい値電圧依存性を調べたも
のである。ここで、MESFETはソース接地とし、ド
レイン電圧2.7V、ゲート電圧0Vなるバイアスポイ
ントで単一電源動作をさせている。
【0026】図中51は出力電力特性曲線を表し、52
は効率特性曲線を表す。しきい値電圧Vthに対して、出
力電力はおよそVth=−0.5Vを境に、それ以下の範
囲でほぼ一定、それ以上の範囲で単調減少を示す。ま
た、効率に関してはしきい値電圧と共に、Vth=−0.
5V以上で増加し、Vth=−0.5V〜0Vの範囲でほ
ぼ一定になった後、Vth=0V以上で減少傾向に転じ
る。これらのことから、大幅な出力電力の減少なしに、
高い効率を維持するためには、しきい値電圧をVth=−
0.5V〜0Vの範囲に設定する必要があることが分か
る。
【0027】図7は、本実施形態に係わる線形電力増幅
器の回路構成を示す図である。この回路は、入力整合回
路61と出力整合回路62を備える電力増幅器であり、
Qで示すMESFETはソース接地型となっている。Q
のソースは接地され、ドレインと電源Vddとの間にはイ
ンダクタLが挿入されている。入力整合回路61は例え
ばインダクタ,キャパシタ等の受動素子で構成され、出
力整合回路62も同様に構成されている。また、図中の
Ci は入力コンデンサ、Co は出力コンデンサ、Ri は
FETの動作を安定させるための安定化抵抗を示してい
る。
【0028】このように本実施形態によれば、増幅素子
として用い、かつゲートバイアスを0Vとした単一電源
動作の下で使用するソース接地型MESFETにおい
て、そのゲートしきい値電圧Vthを−0.5Vから0V
の範囲に設定することにより、十分な出力電力を確保し
つつ、より高い効率が得られる。また、単一電源動作で
あることから、負電源供給回路などによる素子数の増
加、回路構成の複雑化などの問題が生じることもなく、
その有用性は絶大である。
【0029】なお、本実施形態では、ドレイン側に中間
濃度層を形成しない非対称構造を採用しているが、本発
明はこれに限るものではなく、例えば通常のLDD構造
であっても構わない。また、本実施形態では、耐熱性ゲ
ート材料を使用したセルフアライン構造を採用している
が、同様にして、これに限るものではなく、通常のリセ
ス構造を用いたMESFETにおいても適用可能であ
る。 (実施形態2)図8は、本発明の第2の実施形態に係わ
る線形電力増幅器の回路構成を示す図である。この回路
は、入力整合回路61と出力整合回路62を備える電力
増幅器であり、Qで示すMESFETはソース接地型と
なっている。MESFETの素子構造は、例えば前記図
1に示すようになっている。Qのソースと接地端との間
には、自己バイアスΔVs を与えるための抵抗Rs (イ
ンピーダンス素子)が挿入され、ドレインと電源Vddと
の間にはインダクタLが挿入されている。
【0030】なお、入力整合回路61は例えばインダク
タ,キャパシタ等の受動素子で構成され、出力整合回路
62も同様に構成されている。また、図中のCi は入力
コンデンサ、Co は出力コンデンサ、Ri は入力抵抗、
Cs はバイパスコンデンサを示している。
【0031】このような構成において、電源電圧Vddが
3V以下の場合は、自己バイアスΔVs を大きくすると
先に説明したようにMESFETのソース・ドレイン間
電圧が低くなり、所望の出力電力が得られなくなる。そ
のため、今回はΔVs =0.3Vとした。このとき、ゲ
ート・ソース間のバイアス電圧Vgsは−0.3Vであ
る。
【0032】Vdd=3V,ΔVS =0.3Vの場合のM
ESFETのしきい値Vthと効率との関係を図9に示
す。MESFETのしきい値電圧としては、−1Vから
−0.5Vの範囲が最も最適であり、特に−0.8Vで
効率にピークを持つ。また、この範囲では30%以上の
効率が得られている。
【0033】このように本実施形態では、自己バイアス
回路の採用により、第1の実施形態よりも高い効率が得
られる。そしてこの場合、自己バイアス発生回路を必要
とする点で第1の実施形態よりは構成が若干複雑になる
が、単一電源動作が可能であることから2電源動作のも
のよりは構成は遥かに簡単である。
【0034】なお、本発明は上述した各実施形態に限定
されるものではない。実施形態では、GaAsMESF
ETを電力増幅器として使用したが、これに限らず電圧
増幅器として使用する場合にも適用できる。さらに、G
aAsMESFETの素子構造は前記図1に何等限定さ
れるものではなく、仕様に応じて適宜変更可能である。
また、GaAsMESFETに限らず、他の化合物半導
体を用いたMESFETに適用することも可能である。
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形し
て実施することができる。
【0035】
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ソ
ース接地型MESFETのしきい値電圧の最適化と自己
バイアス回路の採用によって、単一電源動作で十分な出
力電力を確保しつつ、より高い効率の半導体増幅器を実
現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ソース接地型MESFETでゲートバイアスを
0Vとした単一電源動作させた場合の、しきい値電圧と
効率及び出力電力との関係を示す図。
【図2】プロセス条件等の違いによるによるしきい値電
圧のばらつきを示す図。
【図3】ソース接地型MESFETで単一電源動作させ
た場合の、(Vth−Vgs)と効率との関係を示す図。
【図4】ソース接地型MESFETにおけるソース電圧
と効率との関係を示す図。
【図5】第1の実施形態に係わるGaAsパワーMES
FETの素子構造を示す断面図。
【図6】第1の実施形態におけるしきい値電圧に対する
出力特性を示す図。
【図7】第1の実施形態に係わる線形電力増幅器の回路
構成を示す図。
【図8】第2の実施形態に係わる線形電力増幅器の回路
構成を示す図。
【図9】第2の実施形態におけるしきい値Vthと効率と
の関係を示す図。
【符号の説明】
A…出力電力が飽和している領域 B…効率が飽和している領域 C…出力電力,効率共に減少する領域 41…半絶縁性GaAs基板 42…埋込みp層 43…動作層 44…WNx/W積層ゲート 45…ソース側中間濃度層 46…ドレイン拡散層 47…ソース拡散層 51…出力電力特性曲線 52…効率特性曲線
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−224647(JP,A) 特開 平6−97204(JP,A) 特開 平2−82716(JP,A) 特開 平4−373134(JP,A) 特開 平4−61351(JP,A) 特開 昭56−73911(JP,A) 特開 平5−183161(JP,A) Japanese Journal of Applied Physic s,日本,1994年 1月30日,Vol. 33,No.1B,p.767−770 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/338 H01L 29/812 H01L 27/095 H01L 27/06 H01L 21/8232 H03F 3/193

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】増幅素子として動作するソース接地型ME
    SFETと、このMESFETを単一電源動作の下で駆
    動させるべく、前記MESFETのゲート・ソース間に
    所定のバイアス電圧Vgsを与える自己バイアス発生回路
    とを具備し、前記バイアス電圧Vgsを−0.4Vから−0.2Vの範
    囲に設定し、 前記MESFETのしきい値電圧Vthとゲ
    ート・ソース間のバイアス電圧Vgsとの差Vth−Vgsを
    −0.7Vから−0.2Vの範囲に設定してなることを
    特徴とする半導体増幅器。
  2. 【請求項2】前記自己バイアス発生回路は、前記MES
    FETのソースと接地端との間に挿入された受動素子で
    構成されることを特徴とする請求項1記載の半導体増幅
    器。
  3. 【請求項3】前記MESFETを構成する半導体はGa
    Asであることを特徴とする請求項1記載の半導体増幅
    器。
  4. 【請求項4】ソース接地型MESFETと、 前記MESFETを単一電源により駆動する回路と、 前記MESFETのソース・グランド間に生じる電圧降
    下を利用して当該MESFETのゲート・ソース間にバ
    イアス電圧を発生させる自己バイアス発生回路とを具備
    し、前記バイアス電圧を−0.4Vから−0.2Vの範囲に
    設定し、 前記MESFETのしきい値電圧と前記バイア
    ス電圧との差を−0.7Vから−0.2Vの範囲に設定
    してなることを特徴とする半導体増幅器。
JP05603796A 1995-03-22 1996-03-13 半導体増幅器 Ceased JP3417755B2 (ja)

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JPH08321519A (ja) 1996-12-03
US5757235A (en) 1998-05-26

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