JP3417378B2 - コネクタ装置、そのコネクタ装置を用いたインターフェイスモジュール、及びコネクタ芯数変換アダプタ - Google Patents

コネクタ装置、そのコネクタ装置を用いたインターフェイスモジュール、及びコネクタ芯数変換アダプタ

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JP3417378B2 JP2000085404A JP2000085404A JP3417378B2 JP 3417378 B2 JP3417378 B2 JP 3417378B2 JP 2000085404 A JP2000085404 A JP 2000085404A JP 2000085404 A JP2000085404 A JP 2000085404A JP 3417378 B2 JP3417378 B2 JP 3417378B2
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/621Bolt, set screw or screw clamp
    • H01R13/6215Bolt, set screw or screw clamp using one or more bolts

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコネクタ装置、特
に、相互接続可能な雌雄コネクタの接続状態の維持を行
うロック用ネジを有するコネクタ装置、そのコネクタ装
置を用いたインターフェイスモジュール、及びコネクタ
芯数変換アダプタの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータや通信機器等に対し
周辺機器(プリンタや記憶装置、表示装置等)やインタ
ーフェイスモジュール等を接続する場合には、多数の接
続子を有するコネクタ装置が使用される。例えば、図6
(a)に示すようなコンピュータ等の機器100の背面
等には、信号入出力用の複数の雌型接続子102aを有
する雌コネクタ102が形成されている。一方、図6
(b)に示すように、周辺機器等から延びるケーブル1
04の端部にはコネクタ装置106が形成され、その先
端には、前記雌型接続子102aと係合する雄型接続子
108aを有する雄コネクタ108が形成されている。
このようなコネクタ接続を行う場合、一般に、雌コネク
タ102と雄コネクタ108との接続を確実かつ安定的
に行うために、機器100とコネクタ装置106とに
は、それぞれロック用ネジが形成されている。通常、機
器100側(被接続コネクタ側)には、ロック用雌ネジ
(被ロック用雌ネジ)110が形成され、コネクタ装置
106側には、ロック用雄ネジ112が形成されてい
る。このロック用雄ネジ112はコネクタハウジング1
14に対して矢印A方向に進退自在であり、図6(c)
に示すように、雌コネクタ102と雄コネクタ108が
接続された状態で、ロック用雄ネジ112を回転させ、
ロック用雌ネジ110に螺合させることにより、前記雌
コネクタ102と雄コネクタ108の接続状態の維持を
行っている。同様に機器100にインターフェイスモジ
ュールを接続する場合も、そのインターフェイスモジュ
ールは、機器100との接続側に、コネクタ装置106
と同様な構造の雄コネクタ108を有し、他端に他の形
態のコネクタ等が形成されている。
【0003】上述したようなコネクタ装置106は、当
該コネクタ装置106の有する雄コネクタ108に対応
する雌コネクタ102を有する機器であれば、接続可能
であり、ロック用ネジを用いることにより、雌コネクタ
102と雄コネクタ108の接続不良(信号の通信不
良)を容易かつ確実に回避することが可能であると共
に、他の機器への接続切り換えが必要になった場合でも
容易に雌コネクタ102と雄コネクタ108の分離を行
うことが可能である。なお、図6(b)に示すような形
状がアルファベットの『D』に似ているコネクタはD−
Subコネクタと称され、コンピュータ等に多用されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、コネクタ装置
を接続する機器は、種類によって、雌型のコネクタが配
置されたり、雄型のコネクタが配置されたりする。その
ため、機器側のコネクタの形状に対応するコネクタ形状
を有する専用のコネクタ装置を準備する必要がある。す
なわち、雌型コネクタを有している機器には雄型コネク
タを有するコネクタ装置を準備する必要があり、雄型コ
ネクタを有している機器には雌型コネクタを有するコネ
クタ装置を準備する必要がある。ところが、コネクタ装
置は周辺機器側から引き出されたケーブルに固定的に形
成されている場合やインターフェイスモジュール等に一
体的に形成されている場合もあり、機器によってコネク
タの雌雄形状が任意に変わると機器側のコネクタの形状
がコネクタ装置側のコネクタの形状と一致してしまい、
両者の接続ができなくなってしまう場合がある。
【0005】一般に周辺機器やインターフェイスモジュ
ール等はコンピュータ等の機器側が変更になっても継続
して使用される場合が多いので、機器毎に専用に準備す
ることはコスト的にも合理的ではない。このような場
合、コネクタの雌雄形態を変換する安価な変換ケーブル
(例えば、両端に同一形状のコネクタ及びロック用雄ネ
ジが形成されたケーブル)を用いて、機器側のコネクタ
の形態を周辺機器側のコネクタに対応した形態に変換し
た上で、全体として機器とコネクタ装置の相互接続を行
うという簡易的対応手段も考えられる。しかし、前記変
換ケーブルと周辺機器側のコネクタには、それぞれロッ
ク用雄ネジが形成されているので、接続の際にロック用
ネジを使用することができず、せっかくケーブル等を介
して接続した雌雄コネクタの接続維持を補償することが
できず、信頼性が低下してしまうという問題がある。
【0006】本発明は上記従来の課題に鑑みなされたも
のであり、その目的は、被接続コネクタ側(機器側)の
コネクタ形状が雌雄任意に選択される場合でも、専用品
を準備することなく、また、雌雄コネクタの接続を行う
ためにロック用ネジが使用不能となってしまう場合で
も、ロック用ネジの使用を可能とし、被接続コネクタ側
(機器側)と強固な固定を行うことのできる信頼性及び
汎用性の高いコネクタ装置を提供することにある。
【0007】
【0008】
【課題を解決するための手段】記目的を達成するため
に、本発明は、相互接続可能な雌雄コネクタの接続を維
持可能なコネクタ装置であって、被接続コネクタ側の被
ロック用雌ネジに螺合可能なロック用雄ネジと、前記ロ
ック用雄ネジが挿通自在で当該ロック用雄ネジの螺合位
置と非螺合位置との移動を許容する前記ロック用雄ネジ
の径より大きな内壁径を有する装着開口部と、前記ロッ
ク用雄ネジが非螺合位置に後退した状態で、前記装着開
口部に装着固定可能で、被接続コネクタ側の被ロック用
雄ネジに螺合可能なロック用雌ネジと、を含むことを特
徴とする。
【0009】ここで、被接続コネクタ側とは、例えばコ
ンピュータ等の機器や当該機器に接続されたコネクタを
有するケーブル等の接続対象である。また、装着開口部
は、ロック用雄ネジのネジ径より大きな開口を有し、ロ
ック用雄ネジの移動動作を妨げないものとする。また、
被接続コネクタ側の壁面には、常に被ロック用雌ネジが
形成されているものとする。
【0010】この構成によれば、被接続コネクタ側とコ
ネクタ装置側のコネクタ形状が雌雄異なる場合、装着開
口部からロック用雄ネジを突出させ、被ロック用雌ネジ
と螺合させることによって、雌雄のコネクタの接続の維
持を強固に行うことができる。また、被接続コネクタ側
とコネクタ装置側のコネクタ形状が同一形状を有する場
合、例えば、コネクタ装置側と異種のコネクタ及びロッ
ク用雄ネジを両端に有するケーブルを用い、まず、コネ
クタ装置とケーブルの雌雄コネクタを接続する。この
時、コネクタ装置側は、装着開口部からロック用雄ネジ
を後退させた後、装着開口部にロック用雌ネジを装着
し、ケーブル側のロック用雄ネジと螺合させることによ
って、雌雄のコネクタの接続の維持を強固に行う。ま
た、被接続コネクタ側とケーブル側の雌雄コネクタを接
続行い、被接続コネクタ側の被ロック用雌ネジとケーブ
ル側のロック用雄ネジと螺合させることによって、雌雄
のコネクタの接続の維持を強固に行う。その結果、被接
続コネクタ側のコネクタの雌雄形状が変更され、被接続
コネクタとコネクタ装置を接続するために、コネクタ装
置側のロック用雄ネジの使用が不能になっても、ロック
用雌ネジの使用により、雌雄のコネクタの強固な固定維
持を行うことができる。その結果、コネクタ装置の接続
の信頼性や汎用性を向上することができる。
【0011】また、上記目的を達成するために、本発明
は、上記構成において、前記装着開口部の内壁には、前
記ロック用雄ネジより大径の接続用雌ネジが形成され、
前記ロック用雌ネジの外周には、前記接続用雌ネジと螺
合可能なネジ部が形成されていることを特徴とする。
【0012】この構成によれば、ロック用雌ネジを螺合
操作することにより強固かつ容易に装着開口部に装着す
ることが可能であり、相手側のロック用ネジの形態に応
じてコネクタ装置側のロック用ネジの形態を容易に切り
換えることができる。
【0013】また、上記目的を達成するために、本発明
は、上記構成において、前記装着開口部の内壁には、ロ
ック用雌ネジを固定する第一係合部が形成され、前記ロ
ック用雌ネジの外周には、前記第一係合部と係合する第
二係合部が形成されることを特徴とする。
【0014】ここで、前記第一係合部及び第二係合部
は、例えば、ロック用雌ネジの回転を防止するキー構造
や脱落を防止するプランジャ構造等で構成されている。
この構成によれば、ロック用雌ネジを強固かつ容易に装
着開口部に装着することが可能であり、接続する相手側
のロック用ネジの形態に応じてコネクタ装置側のロック
用ネジの形態を容易に切り換えることができる。
【0015】また、上記目的を達成するために、本発明
は、インターフェイスモジュールやコネクタ芯数変換ア
ダプタに上記構成のコネクタ装置を使用している。この
構成によれば、インターフェイスモジュールやコネクタ
芯数変換アダプタの汎用性を向上しつつ、接続信頼性も
向上することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
(以下、実施形態という)を図面に基づき説明する。図
1(a)には、本実施形態のコネクタ装置10の分解斜
視図が示され、図1(b)には、組み立て斜視図が示さ
れている。本実施形態においては、コネクタ装置10は
複数の雌型接続子12aを有する雌コネクタ12を内蔵
し、雌コネクタ12の裏面側には、各雌型接続子12a
に接続された信号線14aを束ねたケーブル14が延び
ている。この雌コネクタ12は、左右に突出したフラン
ジ16を有し、当該フランジ16が上ケース18a及び
下ケース18bと共に、コネクタ装置10の外表面を形
成している。フランジ16には、コンピュータ等の機器
100側に形成されたロック用雌ネジ(被ロック用雌ネ
ジ)110(図6(a)参照)と螺合可能なロック用雄
ネジ20が突出可能な開口16aが設けられている。ま
た、前記ロック用雄ネジ20は、後端側に回転操作する
ためにグリップ部22を有し、このグリップ部22が上
ケース18a及び下ケース18bに形成されたグリップ
開口24(各半円形)を介して、コネクタ装置10の後
端側(ケーブル14の引き出し側)に突出し、ロック用
雄ネジ20の被ロック用雌ネジ110に対する螺合操作
を可能にしている。なお、本実施形態では、コネクタ装
置10側に雌コネクタ12を形成している例を示してい
るが、図6(b)に示しような雄コネクタ108を有す
る構成でもよい。
【0017】本実施形態の特徴的事項は、コネクタ装置
がロック用雄ネジのコネクタ装置内部に対する進退動作
を許容すると共に、被接続コネクタ側に形成された被ロ
ック用雄ネジと螺合可能なロック用雌ネジを装着可能な
装着開口部を有し、必要に応じてロック用雄ネジとロッ
ク用雌ネジを使い分けを行うことによりコネクタ装置を
接続する相手側のロック用ネジの形態に対応することが
できるところである。
【0018】本実施形態において、フランジ16の背面
側(上ケース18a及び下ケース18bで形成されるケ
ース内部)に装着開口部として、ナット26が固定され
ている。このナット26は、図2に示すように、フラン
ジ16に形成された開口16aの中心と同軸に配置され
ている。そして、ナット26のネジ部、すなわち雌ネジ
(接続用雌ネジ)26aのネジ径D1は、ロック用雄ネ
ジ20のネジ径D2より大径になっていて、ロック用雄
ネジ20の矢印A方向への進退動作、すなわち、被ロッ
ク用雌ネジ110(図6(a)参照)との螺合位置と非
螺合位置との移動を妨げないように成っている。
【0019】また、図2に示すように、ナット26の接
続用雌ネジ26aには、機器100側にコネクタ装置1
0の雌コネクタ12と同一の雌コネクタ102が形成さ
れている場合に、両者の接続を可能にするために接続さ
れる安価な変換ケーブル(例えば、両端に同一形状のコ
ネクタ(この場合、雄コネクタ)及びロック用雄ネジが
形成されたケーブル)のロック用雄ネジと螺合可能なロ
ック用雌ネジ28が着脱自在に螺合している。ロック用
雌ネジ28をナット26に螺合させる場合には、ロック
用雄ネジ20をナット26から後退(図2中右方向)さ
せて、ロック用雌ネジ28の螺合スペースを形成する。
【0020】上述のように構成された雌コネクタ12を
有するコネクタ装置10の使用方法を説明する。まず、
コンピュータ等の機器側に雄コネクタが形成されている
場合(図6(a)の機器100に図6(b)の雄コネク
タ108が形成されている状態)、前記機器100を被
コネクタ接続側として、通常の接続作業に従って、機器
100側の雄コネクタ108とコネクタ装置10の雌コ
ネクタ12との雌雄接続を行う。この場合、機器100
側には、コネクタ接続維持のためのロック用ネジとし
て、被ロック用雌ネジ110が形成されているので、ロ
ック用雌ネジ28は、非装着として、ロック用雄ネジ2
0のグリップ部22を図2中左方向に押してロック用雄
ネジ20をナット26を介して、フランジ16から突出
させ(図6(b)と同じ状態)、ロック用雄ネジ20を
螺合進行方向に回転させ、被ロック用雌ネジ110と所
定状態まで螺合させ、雌コネクタ12と雄コネクタ10
8の接続状態の維持を行う。
【0021】一方、被接続コネクタ側(機器100側)
に図6(a)のように、雌コネクタ102が形成されて
いる場合、コネクタ装置10の雌コネクタ12と同一形
状になり両者の接続はできない。そこで、まず、機器1
00とコネクタ装置10の接続を可能にするために、機
器100の雌コネクタ102に当該コネクタの雌雄形態
を変換する変換ケーブルを接続する。この変換ケーブル
は、例えば、両端に図6(b)に示すような雄コネクタ
108が配置され、さらにロック用雄ネジ112が形成
されている。従って、機器100と変換ケーブルとは、
図6(c)で示すように雌コネクタ102と雄コネクタ
108の接続が行われ、同時に被ロック用雌ネジ110
とロック用雄ネジ112との螺合が行われ、強固な接続
維持を行うことができる。
【0022】次に、変換ケーブルの他端側に形成された
雄コネクタ108とコネクタ装置10の雌コネクタ12
との接続を行う。この時、変換ケーブルにはロック用雄
ネジ112が形成されている。そこで、コネクタ装置1
0のロック用雄ネジ20のグリップ部22を図2中右方
向に引いて、ロック用雄ネジ20をナット26に対して
後退させる。その後、図1(b)及び図2に示すよう
に、ロック用雌ネジ28をナット26の左側(フランジ
16側)から螺合させる。この結果、コネクタ装置10
側のロック用ネジは雌ネジ構成になる。そして、変換ケ
ーブルの雄コネクタ108とコネクタ装置10の雌コネ
クタ12との接続を行った状態で、ロック用雄ネジ11
2をロック用雌ネジ28の螺合進行方向に回転させ、所
定状態まで螺合させ、雄コネクタ108とコネクタ装置
10の雌コネクタ12との接続状態の維持を行う。
【0023】このように、コネクタ装置10の装着開口
部としてのナット26に対して、ロック用雌ネジ28の
装着・非装着を切り換えることにより、機器100側の
コネクタ形状が変更され、コネクタ装置10のコネクタ
12と接続できなくなってしまった場合でも、安価な接
続コネクタを介して、機器100とコネクタ装置10と
の全体的な接続を行うことができる。この時、ロック用
雄ネジとロック用雌ネジの強固な接続も行えるので、接
続した雌雄コネクタの接続維持を補償すると共に、その
信頼性を維持することができる。また、機器100側に
形成されたロック用雄ネジのネジ径が変更された場合で
もロック用雌ネジ28のみを前記ネジ径に応じて交換す
るのみで対応することが可能になり、コネクタ装置10
の汎用性の向上を行うことができる。
【0024】なお、図1(a)の場合、装着開口部とし
てナット26を用いる場合、上ケース18aまたは下ケ
ース18bの少なくとも一方に形成されたナット装着固
定用の突起や溝(不図示)を使用して、ケース内部に固
定配置しているが、例えば、図3(a)に示すように、
装着開口部を上ケース18aまたは下ケース18bの形
成時に上ケース18aまたは下ケース18bと一体形成
して一体装着開口部30としてもよい。特にケースを樹
脂形成する場合には、一体装着開口部30を容易に形成
することができる。また、図3(b)に示すように、フ
ランジ16を形成する場合にバーニング加工を施した
後、タッピング処理により接続用雌ネジを刻設して、一
体装着開口部30を形成してもよい。このように、ケー
スやフランジに装着開口部を一体形成することにより、
部品点数の削減や、組み立て工数の削減等を行うことが
できる。その結果、コネクタ装置10のコストダウンを
行うことが可能になり、汎用性の向上にもつながる。
【0025】図4は、通信インターフェイスモジュール
32に本実施形態のコネクタ装置10を適用した例であ
り、ケース内部には、基板34が搭載されている。ま
た、前記基板34の一端には接続する通信機器用の別コ
ネクタケーブル36が配置されている。この場合も、通
信インターフェイスモジュール32を接続する機器側の
コネクタの形態が雄型コネクタと雌型コネクタとで変更
され、変換ケーブル等を使用する必要が生じロック用ネ
ジの形態に変更が生じてもコネクタ装置10側のロック
用雌ネジ28の装着・非装着を切り換えることにより、
ロック用ネジの使用を常に可能とし、機器と通信インタ
ーフェイスモジュール32の強固な固定を行うことが可
能になり、通信インターフェイスモジュール32の汎用
性を向上することができる。
【0026】図5は、コネクタ芯数変換アダプタ38に
本実施形態のコネクタ装置10を適用した例であり、例
えば、ケースの一端側には、9芯用コネクタ40が配置
され、他方側には、25芯用コネクタ42が配置され、
コネクタの芯数変換を可能にしている。この場合も、コ
ネクタ芯数変換アダプタ38を接続する機器側のコネク
タの形態が雄型コネクタと雌型コネクタとで変更され、
変換ケーブル等を使用する必要が生じロック用ネジの形
態に変更が生じてもコネクタ装置10側のロック用雌ネ
ジ28の装着・非装着を切り換えることにより、ロック
用ネジの使用を常に可能とし、機器とコネクタ芯数変換
アダプタ38の強固な固定を行うことが可能になり、コ
ネクタ芯数変換アダプタ38の汎用性を向上することが
できる。なお、コネクタ芯数変換アダプタ38の25芯
用コネクタ42側にもロック用ネジ構造を設けてもよ
い。
【0027】上述したコネクタ装置10の応用例は一例
であり、ロック用ネジを有するコネクタであれば、他の
構成に適応しても同様の効果を得ることができる。
【0028】また、上述した実施形態においては、ロッ
ク用雌ネジ28の外表面にネジ部を形成し、装着開口部
として配置されているナット26に螺合させて固定する
構成を示しているが、ロック用雌ネジ28の固定ができ
れば、他の固定方法でも同様な効果を得ることができ
る。例えば、装着開口部にキー溝(第一係合部)を形成
し、一方、ロック用雌ネジ28の外表面に前記キー溝と
勘合可能なキー(第二係合部)を形成し、ロック用雌ネ
ジ28の回転防止を行いつつ、脱落防止を行うようにし
てもよい。この他、プランジャ機構等を用いてもよい。
【0029】このように、ロック用雌ネジ28をネジ構
造やキー構造やプランジャ機構で装着開口部に装着する
構成にすることにより、エンドユーザにもロック用雌ネ
ジ28の着脱が容易に行うことができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コネクタ装置の装着開口部に対して、ロック用雌ネジの
装着・非装着を切り換えることにより、コネクタ装置に
対する被接続コネクタ側のロック用ネジの形態に影響さ
れることなく、コネクタ装置のロック用ネジの使用が可
能となり、雌雄のコネクタの強固な固定を行うことが可
能になる。その結果、コネクタ装置の汎用性を向上する
ことができる。
【0031】また、装着開口部に対して、ロック用雌ネ
ジの装着・非装着を切り換えることのできるコネクタ装
置をインターフェイスモジュールやコネクタ芯数変換ア
ダプタ等に適用することにより、接続する機器側のコネ
クタの形態が雄型コネクタと雌型コネクタとで変更さ
れ、変換ケーブル等を使用する必要が生じロック用ネジ
の形態に変更が生じてもコネクタ装置側のロック用雌ネ
ジの装着・非装着を切り換えることにより、ロック用ネ
ジの使用を常に可能とし、機器とインターフェイスモジ
ュールやコネクタ芯数変換アダプタ等との強固な固定を
行うことが可能になり、汎用性を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るコネクタ装置の分
解斜視図及び組み立て斜視図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係るコネクタ装置のロ
ック用雌ネジの装着・非装着の切り換えを説明する説明
図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係るコネクタ装置の装
着開口部の他の形成例を説明する説明図である。
【図4】 本発明の実施の形態に係るコネクタ装置を通
信インターフェイスモジュールに適用した例を説明する
説明図である。
【図5】 本発明の実施の形態に係るコネクタ装置をコ
ネクタ芯数変換アダプタに適用した例を説明する説明図
である。
【図6】 従来のロック用ネジ付きコネクタ装置を説明
する説明図である。
【符号の説明】
10 コネクタ装置、12 雌コネクタ、14 ケーブ
ル、16 フランジ、18a 上ケース、18b 下ケ
ース、20 ロック用雄ネジ、22 グリップ部、24
グリップ開口、26 ナット(装着開口部)、28
ロック用雌ネジ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/639 H01R 31/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互接続可能な雌雄コネクタの接続を維
    持可能なコネクタ装置であって、 被接続コネクタ側の被ロック用雌ネジに螺合可能なロッ
    ク用雄ネジと、 前記ロック用雄ネジが挿通自在で当該ロック用雄ネジの
    螺合位置と非螺合位置との移動を許容する前記ロック用
    雄ネジの径より大きな内壁径を有する装着開口部と、 前記ロック用雄ネジが非螺合位置に後退した状態で、前
    記装着開口部に装着固定可能で、被接続コネクタ側の被
    ロック用雄ネジに螺合可能なロック用雌ネジと、 を含むことを特徴とするコネクタ装置。
  2. 【請求項2】 請求項記載のコネクタ装置において、 前記装着開口部の内壁には、前記ロック用雄ネジより大
    径の接続用雌ネジが形成され、前記ロック用雌ネジの外
    周には、前記接続用雌ネジと螺合可能なネジ部が形成さ
    れていることを特徴とするコネクタ装置。
  3. 【請求項3】 請求項記載のコネクタ装置において、 前記装着開口部の内壁には、ロック用雌ネジを固定する
    第一係合部が形成され、前記ロック用雌ネジの外周に
    は、前記第一係合部と係合する第二係合部が形成される
    ことを特徴とするコネクタ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項のいずれか1つ
    記載のコネクタ装置を用いたインターフェイスモジュー
    ル。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項のいずれか1つ
    記載のコネクタ装置を用いたコネクタ芯数変換アダプ
    タ。
JP2000085404A 2000-03-24 2000-03-24 コネクタ装置、そのコネクタ装置を用いたインターフェイスモジュール、及びコネクタ芯数変換アダプタ Expired - Fee Related JP3417378B2 (ja)

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