JP3414656B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP3414656B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置及びそ
の製造方法に関し、特に集積回路素子の素子分離領域の
形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】集積回
路素子の高集積化に伴い、素子の微細化と共に素子分離
領域の微細化も進んでおり、従来から使用されているL
OCOS法に代わってトレンチ素子分離技術が開発され
ている。
【0003】このトレンチ素子分離技術は、シリコン基
板表面に溝を形成し、溝を含むシリコン基板上に絶縁膜
を形成し、この絶縁膜をCMP法等によって研磨するこ
とにより、溝内に絶縁膜を埋め込んで平坦化する方法で
ある。
【0004】しかし、この方法では、幅の広い溝内に埋
め込まれた絶縁膜を研磨する場合には、溝中央部の絶縁
膜の研磨が特に進行して絶縁膜厚が薄くなるいわゆるデ
ィッシングの課題がある。
【0005】また、幅の広い溝で囲まれた微小(例えば
数μm幅)な活性領域では、活性領域の研磨が過剰に進
行するため、シリコン基板表面まで研磨してしまうとい
ういわゆるエロージョンの課題がある。
【0006】これに対して、規則性を有する繰り返しの
溝を形成することによりダミーパターンを形成し、溝内
のディッシングやエロージョンの課題を解決する方法
が、例えば、特開平9−181159号公報に提案され
ている。
【0007】この方法を図5に基づいて説明する。
【0008】まず、図5(a)に示したように、シリコ
ン基板表面201に熱酸化法でパッド酸化膜202を、
減圧CVD法でシリコン窒化膜203を形成する。次
に、活性領域を規定するマスクを用いてレジストパター
ン204a〜iをフォトリソグラフィ工程により形成す
る。
【0009】続いて、図5(b)に示したように、レジ
ストパターン204a〜iをエッチングマスクとして用
いてシリコン窒化膜203、パッド酸化膜202を順次
選択的にエッチング除去し、さらに、シリコン基板20
1を異方性エッチングして、深さ0.3〜0.6μm程
度の溝205a〜hを形成する。その後、レジストパタ
ーン204a〜iをアッシング除去する。ここで、20
5a、205bのような狭い素子分離領域は単独の狭い
溝のみで素子分離領域が構成されるが、206a、20
6bのような広い素子分離領域では、それぞれ溝205
c、205d、205eと擬似活性領域204d、20
4e、溝205f、205g、205hと擬似活性領域
204g、204hにより素子分離領域が構成される。
【0010】次に、得られたシリコン基板201上に、
CVD法によってシリコン酸化膜207を形成し、CM
P法によりシリコン窒化膜203の表面が露出するまで
研磨し、続いてシリンコ窒化膜203、パッド酸化膜2
02をそれぞれ加熱したリン酸溶液、希フッ酸溶液で除
去する。その後、ウェル形成のための不純物注入(図示
せず)を行い、図5(c)に示したように、さらに得ら
れたシリコン基板201の表面を酸化してゲート酸化膜
208を形成する。
【0011】その後、図5(d)に示したように、周知
の技術によりゲート電極209、ソース/ドレイン領域
211、配線210を形成する。なお、この配線210
は疑似活性領域204d、204eに挟まれた溝205
d上に形成され、配線の幅は溝の幅より狭い。
【0012】次に、図5(e)に示したように、通常の
工程にしたがって、不純物の注入にマスクとして利用し
たレジスト(図示せず)を除去する。その後、注入した
不純物を活性化する熱処理を施し、また必要に応じて活
性領域表面にTiSi2 等のサリサイドを形成し、シリ
コン基板201上全面に層間絶縁膜212を形成する。
【0013】続いて、図5(f)に示したように、層間
絶縁膜212の表面をCMP法により研磨して平坦化を
行う。
【0014】上記方法によれば、溝内のディッシングや
エロージョンは防止できるが、層間絶縁膜212の堆積
後、CMP研磨によって層間絶縁膜の平坦化を行う際、
配線パターンのない疎な部分では密な部分より過度に研
磨が進行する層間絶縁膜のディッシングの問題が依然と
して残る。よって、このような配線疎密による層間絶縁
膜の高低差により、以降の工程であるコンタクトホール
や配線層の形成のためのリソグラフィー工程における焦
点深度が減少し、また、コンタクトホールの深さにばら
つきが生じるため、コンタクトホール形成のエッチング
工程も困難となり、素子の微細化の妨げとなるという課
題がある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、半導体
基板、該半導体基板表面に形成される複数の半導体素子
形成用の活性領域、該複数の活性領域をそれぞれ分離
し、絶縁膜が埋め込まれた溝領域と該溝領域に隣接して
形成される擬似活性領域とからなる素子分離領域、前記
半導体基板上方に層間絶縁膜を介して形成される配線層
及び前記素子分離領域上に形成される擬似導電膜を備え
てなり、前記配線層の下方にその一部又は全部が配置す
る前記擬似導電膜が、溝領域上にのみ形成されてなる半
導体装置が提供される。
【0016】また、本発明によれば、半導体素子形成用
の活性領域にゲート絶縁膜、ゲート電極及びソース/ド
レイン領域からなるMOSトランジスタを形成する際、
ソース/ドレイン領域の形成と同時に擬似活性領域の表
面に第2導電型拡散層を形成することからなる、半導体
基板が第1導電型であり、擬似活性領域がその表面に第
2導電型拡散層を有してなる上記半導体装置の製造方法
が提供される。
【0017】さらに、本発明によれば、半導体基板上の
半導体素子形成用の活性領域にゲート絶縁膜、ゲート電
極及びソース/ドレイン領域からなるMOSトランジス
タを形成する際、ゲート電極の形成と同時に素子分離領
域上に擬似導電膜を形成することからなる、活性領域上
にゲート絶縁膜を介してゲート電極を備えており、擬似
導電膜が、前記ゲート電極からの電気的な影響を受けな
い位置に配置されてなる上記半導体装置の製造方法が提
供される。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の半導体装置は、主とし
て、半導体基板、半導体基板表面に形成される素子分離
領域及び素子形成用活性領域、半導体基板上に形成され
る半導体素子、配線層から構成される。
【0019】本発明の半導体装置における半導体基板の
材料は、特に限定されるものではなく、例えば、シリコ
ン、ゲルマニウム等の半導体、GaAs、InGaAs
等の化合物半導体等を使用することができる。なかで
も、シリコン基板が好ましい。また、半導体基板は、第
1導電型領域を有していることが好ましい。第1導電型
領域は、P型又はN型のいずれかの不純物がドーピング
されることにより形成され、半導体基板全体が第1導電
型を有していてもよく、半導体基板表面に不純物拡散領
域(ウェル)として少なくとも1つの第1導電型領域が
形成されていてもよい。この際の不純物の濃度は、通常
半導体基板又は不純物拡散領域にドーピングされる濃度
であれば特に限定されるものではなく、例えば、1×1
16〜5×1018ions/cm3 程度が挙げられる。
【0020】本発明の半導体基板表面には、複数の半導
体素子形成用の活性領域が形成されている。活性領域の
形状、大きさ、位置等は特に限定されるものではなく、
得ようとする半導体装置の機能、用途等に応じて適宜調
整することができる。活性領域に形成される半導体素子
としては、例えば、トランジスタ、キャパシタ、抵抗等
の種々の素子が挙げられる。これらは単独又は組み合わ
せて形成されていてもよく、例えば、CMOSデバイス
等の他、DRAM、SRAM、FLASHメモリ等のメ
モリデバイス等を構成するものでもよい。
【0021】また、上記半導体基板には、素子分離領域
が形成されている。素子分離領域は、複数の活性領域を
それぞれ分離し、絶縁膜が埋め込まれた溝領域と、溝領
域に隣接して形成される擬似活性領域とからなる。
【0022】溝領域は、半導体基板表面にトレンチが形
成され、そのトレンチ内に絶縁膜が埋設され、通常その
表面が平坦化されて形成される領域を意味する。ただ
し、溝領域等が素子分離機能を発揮する限り、トレンチ
内には、絶縁膜の他、金属、ポリシリコン、シリサイド
等の導電膜が存在してもよい。トレンチの深さは、半導
体基板上に形成される半導体素子の性能等により十分な
素子分離が確保されるように調整することができ、例え
ば、0.2〜1.0μm程度の深さが挙げられる。溝領
域は、公知のトレンチ素子分離法により形成することが
できる。例えば、半導体基板上に酸化膜及び窒化膜等の
絶縁膜を形成した後、フォトリソグラフィ及びエッチン
グ工程によりトレンチ形成領域上の絶縁膜に開口を形成
し、開口部の半導体基板に所望の深さ及び大きさを有す
るトレンチを形成し、次いで、トレンチを含む半導体基
板上に酸化膜等の絶縁膜を、好ましくはトレンチ深さよ
り厚膜で堆積し、CMP法等によりエッチバックするこ
とによりトレンチ内に絶縁膜を埋設する方法が挙げられ
る。なお、溝領域に埋設される絶縁膜は、その表面に若
干の凹凸が存在してもよいが、上記素子形成用の活性領
域及び/又は擬似活性領域の表面とほぼ平坦、つまりそ
れら表面が同一平面上に存在するように埋設されること
が好ましい。
【0023】さらに、本発明の半導体装置における半導
体基板は擬似活性領域を有する。擬似活性領域は、半導
体素子形成用の活性領域のように半導体素子を形成する
ため、あるいは配線拡散層、半導体基板又は不純物拡散
領域等との接続のため等に形成されるものではなく、溝
領域の素子分離機能を保持できる領域を意味する。具体
的には、その表面に素子が形成されていない状態の通常
の活性領域とほぼ同様である。擬似活性領域は、1つの
素子分離領域内に1つのみ形成されていてもよいし、複
数個形成されていてもよい。また、その形状、大きさ、
位置は、溝領域の素子分離機能を保持するために適宜調
整することができる。なお、擬似活性領域の表面は、第
2導電型の領域を有していることが好ましい。第1導電型
の基板に第2導電型の領域が形成されている場合には、
PN接合により空乏層が広がり、寄生容量を低減するこ
とができるからである。ここで、第2導電型とは、第1
導電型がP型の場合はN型を意味し、第1導電型がN型
の場合はP型を意味する。擬似活性領域に形成される第
2導電型拡散層は、擬似活性領域の一部の領域に形成さ
れていてもよいが、擬似活性領域内全面にわたって形成
されていることが好ましく、不純物濃度は、5×1019
〜1×1021ions/cm3 程度が挙げられる。ま
た、第2導電型拡散層は、溝領域におけるトレンチ底面
よりも浅く形成されていることが好ましく、溝領域の深
さが0.3〜1.0μm程度の場合には、第2導電型拡
散層の厚みは0.1〜0.2μm程度が挙げられる。
【0024】また、本発明の半導体装置においては半導
体基板上方に配線層を有している。この配線層は、通常
素子同士、素子と半導体基板又は配線拡散層、半導体基
板又は配線拡散層同士等の接続のために形成されるもの
である。その材料は、通常電極や配線に使用される導電
材であれば特に限定されるものではなく、例えば、Al、
Cu、Pt、Ti、Ta、W等の金属、又はこれらのシリサイ
ド、ポリシリコン等が挙げられる。配線層の膜厚は、半
導体装置の印加電圧、配線層材料等により適宜調整する
ことができる。
【0025】さらに、本発明の半導体装置においては、
素子分離領域上に擬似導電膜が形成されている。ここ
で、擬似導電膜とは、電極や配線とは異なり、回路的に
電気的役割を果たさない導電膜を意味する。擬似導電膜
の材料は、通常電極や配線を構成する導電膜と同様の材
料で形成することができる。例えば、Al、Cu、Pt、Ti、
Ta、W等の金属、又はこれらのシリサイド、ポリサイ
ド、ポリシリコン等が挙げられる。配線層の膜厚は、特
に限定されるものではなく、活性領域上に形成される素
子、例えばトランジスタやキャパシタ等と同様に膜厚が
挙げられる。なお、素子形成用の活性領域にトランジス
タが形成される場合には、擬似導電膜は、トランジスタ
のゲート電極と同一の材料、同一の膜厚で形成されるこ
とが好ましい。
【0026】擬似導電膜は、素子分離領域上であれば、
溝領域及び擬似活性領域のいずれの上に形成されていて
もよく、またどのような形状、位置、大きさ等で形成さ
れていてもよいが、その一部又は全部が前記配線層の下
方に配置する場合には、その擬似導電膜の全部が、溝領
域上にのみ形成されていることを要する。つまり、配線
層と擬似導電膜とのオーバーラップによる寄生容量を増
加させないように、擬似導電膜を配置させることを要す
る。なお、擬似導電膜は、1つの素子分離領域内に1つ
のみ形成されていてもよいし、複数個形成されていても
よい。その形状は、特に限定されるものではなく、矩
形、折れ曲がりを有する矩形、穴を有する矩形、楕円、
円等いずれの形状でもよいが、少なくともその一部が配
線層とオーバーラップする擬似導電膜の形状は、溝領域
の形状と同等か、それよりも小さいことが好ましく、さ
らに、アライメントずれが生じた場合にも、擬似導電膜
が擬似活性領域及び素子形成用活性領域とオーバーラッ
プしないように十分に小さい形状であることが好まし
い。また、擬似導電膜が複数個形成されている場合に
は、擬似導電膜のレイアウトを容易にするため、その全
てが同一形状であることが好ましい。
【0027】擬似導電膜は、フローティング状態又は所
定の電位で固定されていることが好ましい。フローティ
ング状態の場合には、擬似導電膜を素子分離領域上に配
置するのみで容易に形成することができる。また、所定
の電位で固定する場合には、いわゆるシールドプレート
素子分離のように、寄生トランジスタの作動を抑制する
ことができ、素子分離特性を向上させることができる。
所定電位とは、特に限定されるものではなく、種々の電
位を挙げることができる。例えば、NMOSが形成され
た素子形成用活性領域間に挟まれる素子分離領域に擬似
導電膜が配置されている場合にはグランド電位等が挙げ
られ、PMOS間に配置される場合には電源電圧等が挙
げられる。
【0028】また、素子形成用の活性領域上に素子が形
成されている場合には、擬似導電膜は、素子を構成する
電極からの電気的な影響を受けない位置に配置されるこ
とが好ましい。例えば、素子がトランジスタの場合に
は、活性領域上及び素子分離領域(溝領域)上にまで延
設されたゲート電極からの電気的な影響を受けない位置
に配置されることが好ましい。具体的には、半導体装置
の大きさ、ゲート電極の幅、ゲート電極に印加される電
圧の大きさ等により適宜調整することができるが、擬似
導電膜が、トランジスタ(活性領域、ゲート電極及びゲ
ート電極の素子分離領域上への延長部を含む)から、少
なくとも1.0〜5.0μm程度の距離を離して配置さ
れることが挙げられる。
【0029】本発明の半導体装置は、通常、半導体基
板に溝領域を形成し、半導体基板に第1導電型領域を
形成し、活性領域に素子を形成し、具体的には、ゲー
ト絶縁膜及びゲート電極を形成した後ソース/ドレイン
領域を形成することによりトランジスタを形成し、素
子上に層間絶縁膜、コンタクトホール、メタル配線等を
形成することにより完成することができる。これらの工
程は、通常半導体装置の製造方法において用いられる方
法により行うことができる。なお、このような工程にお
いては、の溝領域を形成する工程と、の第1導電型
領域を形成する工程とのいずれを先に行ってもよい。さ
らに、活性領域に、例えばトランジスタを形成する場
合、N型又はP型のいずれのトランジスタを形成しても
よいし、N型及びP型の双方のトランジスタを形成して
もよい。この場合、N型及びP型の両トランジスタのい
ずれを先に形成してもよい。また、上記〜の工程の
前、間及び後において、キャパシタ等の異なる素子の形
成、トランジスタの閾値電圧制御のためのイオン注入、
ゲート電極の側壁へのサイドウォールスペーサの形成、
LDD領域の形成、拡散層の形成、配線の形成等、目的
とする半導体装置の用途、機能、性能等に応じて適当な
工程を追加してもよい。
【0030】本発明においては、擬似導電膜を形成する
場合には、上記工程において、擬似導電膜を、ゲート
電極を形成する工程と同時に形成することが好ましい。
また、擬似活性領域の表面に第2導電型拡散層を形成す
る場合には、半導体基板上の半導体素子形成用の活性領
域に第2導電型の不純物拡散層を形成すると同時に、擬
似活性領域の表面に第2導電型拡散層を形成することが
好ましく、具体的には、上記工程において、半導体基
板の活性領域にソース/ドレイン領域を形成する際に適
当なマスクを使用して、擬似活性領域の表面に第2導電
型拡散層を形成することが好ましい。また、上記工程
〜の工程以外で、活性領域の一部に拡散層による配線
が形成される場合において、この拡散層配線を形成する
際に適当なマスクを使用して、擬似活性領域の表面に第
2導電型拡散層を形成することが好ましい。
【0031】以下、本発明の半導体装置及びその製造方
法の実施例を図面に基づいて説明する。
【0032】本発明の半導体装置の一実施例であるCM
OSインバータは、図1及び図2に示したように、シリ
コン基板101内に形成されたP型ウェル110内にお
いて、溝領域124に囲まれた活性領域β上にNMOS
が、N型ウェル108内において、溝領域に囲まれた活
性領域(図示せず)上にPMOSがそれぞれ形成されて
構成されている。
【0033】NMOSは、活性領域β上にゲート絶縁膜
111を介して形成されたゲート電極112aと、ゲー
ト電極112aに対して自己整合的にシリコン基板10
1内に形成されたソース/ドレイン領域120、119
とにより形成されている。PMOSも、同様に、活性領
域上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、
ソース/ドレイン領域とにより形成されている。なお、
ゲート電極112aは、連続パターンによって形成され
ている。
【0034】また、NMOSのソース領域120は、N
MOS上に層間絶縁膜121を介して配設された配線1
23aに接続されており、第1の基準電位が与えられ
る。また、この配線123aは、P型ウェル110内の
活性領域α表面に形成されたP型拡散層116を通して
P型ウェル110にも第1の基準電位を与えるために利
用される。同様の構造が、PMOS側にも形成されてい
る。
【0035】さらに、NMOSのゲート電極112aに
は、CMOSインバータへの入力線として機能する配線
123cが接続されており、NMOSのドレイン領域1
19には、CMOSインバータへの出力線として機能す
る配線123bが接続されている。
【0036】また、このCMOSインバータにおけるP
型ウェル110内であって、ゲート電極112aが配設
された活性領域β及び活性領域α以外の素子分離領域内
に、一定の間隔で、長方形形状の擬似活性領域a〜fが
形成されている。これら擬似活性領域のうち、P型ウェ
ル110内の擬似活性領域a〜eの表面には、N型拡散
層118が形成されており、N型ウェル108内の擬似
活性領域fの表面には、P型拡散層116が形成されて
いる。これにより、擬似活性領域a〜jの表面にはPN
接合が形成されることとなる。
【0037】さらに、溝領域124上に規則正しく擬似
導電膜112b〜112fが形成されている。
【0038】このような構成を有することにより、従来
問題となっていた層間絶縁膜のCMP研磨の平坦性を向
上させ、層間絶縁膜のディッシングを防止することがで
きる。具体的には、疑似導電薄膜を用いない配線パター
ンが疎な領域では、表面高低差がおよそ200nmであ
るのに対して、疑似導電薄膜を有する配線パターンが密
な領域では、表面高低差が数十nm程度に低減され、こ
の結果コンタクトホール、配線のフォトリソグラフィー
工程でのDOFのマージンを0.2μm程度向上させる
ことができる。
【0039】また、特に、配線層の下方において、溝上
に疑似導電薄膜を配置することによって、配線−疑似導
電膜間の層間絶縁膜による層間容量C1に直列に、疑似
導電膜−シリコン基板間の層間絶縁膜による層間容量C
2が接続される。つまり、溝領域での配線−基板間のト
ータル寄生容量Cto1は、 Cto1=(C1・C2)/(C1+C2) =C1/{1+(C1/C2)} であるから、疑似導電薄膜上の層間絶縁膜121による
膜厚T1が600nmの場合には、配線−疑似導電膜間
の単位面積当たりの層間容量C1は、 C1=ε・εo/T1=5.75nF/cm2 (ここで、εはシリコン酸化膜の比誘電率、εoは真空
の誘電率を示す)で与えられる。
【0040】また、溝領域124の深さT2が300n
mである場合には、疑似導電膜−シリコン基板間の単位
面積当たりの層間容量C2は、C2=ε・ε0 /T2=
11.5nF/cm2 である。
【0041】よって、トータル寄生容量Cto1は、3.
83nF/cm2と計算される。
【0042】一方、疑似活性領域上に疑似導電膜が配置
された場合には、ゲート絶縁膜111の膜厚T3が3n
mであるとすると、擬似導電膜−シリコン基板間の単位
面積当たりの酸化膜容量C3は、C3=ε・εo/T3
=1151.8nF/cm2である。
【0043】よって、トータル寄生容量Cto2は、Cto2
=(C1・C3)/(C1+C3)=C1/{1+(C
1/C3)}=5.72nF/cm2と計算される。
【0044】したがって、本発明のように、溝領域上に
疑似導電膜を配置することによって、疑似活性領域上に
疑似導電膜を配置する場合に比べて、トータル寄生容量
をおよそ33%低減することができ、これにより、回路
動作の高速化及び低消費電力化を図ることができるな
ど、デバイス特性の向上を実現することができる。
【0045】以下に、上記の半導体装置の製造方法を図
3(a)〜図4(l)を用いて説明する。なお、図3
(a)〜図4(l)は、図1におけるA−A’線の断面
を示す。
【0046】まず、図3(a)に示したように、P型の
シリコン基板101表面に熱酸化方法によりパッドシリ
コン酸化膜102を10〜30nm、LPCVD法によ
りシリコン窒化膜103を100〜250nm順次堆積
する。
【0047】次に、図3(b)に示したように、フォト
リソグラフィ工程により所望の形状のレジストパターン
104を形成する。この際のレジストパターン104
は、素子形成用の活性領域α、β及び擬似活性領域a、
b、c、d、eを規定するものである。このレジストパ
ターン104をマスクとして開口部のシリコン窒化膜1
03及びシリコン酸化膜102を、RIE法によりエッ
チング除去し、続いてシリコン基板101を200〜4
00nm掘り下げて溝105を形成する。
【0048】続いて、図3(c)に示したように、レジ
ストパターン104をアッシング除去する。その後、溝
105内に10〜50nm程度のシリコン酸化薄膜(図
示せず)を形成する。なお、この際、活性領域α、β及
び擬似活性領域a、b、c、d、eの表面には耐酸化膜
であるシリコン窒化膜103が存在するためシリコン酸
化薄膜は形成されない。次いで、溝105を完全に埋め
込むようにシリコン酸化膜106をCVD法もしくは回
転塗布法により400〜800nm堆積する。なお、シ
リコン酸化膜106の膜厚は少なくとも溝105の深さ
以上であることが好ましい。
【0049】その後、図3(d)に示したように、シリ
コン酸化膜106をCMP(Chemical Mechanical Polis
hing)法により、シリコン窒化膜103の表面が露出す
るまで研磨して、溝105の内部にのみシリコン酸化膜
106を残し、溝領域124を形成する。この際、シリ
コン窒化膜103は研磨ストッパーとして働き、かつ疑
似活性領域a〜fが素子分離領域に配置されているた
め、CMP特有の問題であるデッシングやエロージョン
の問題を生じさせることなく、非常に平坦な表面を得る
ことができる。
【0050】次に、図3(e)に示したように、シリコ
ン窒化膜103を、加熱したリン酸溶液でエッチング除
去する。その後、フォトリソグラフィ工程によりレジス
トパターン107を形成した後、これをマスクとして、
シリコン基板101に注入エネルギーを変更して2〜4
回のリンのイオン注入を行い、Nウェル108を形成す
る。ここで、Nウェル108の深さは、溝105より深
い必要があり、少なくとも1回のイオン注入は300〜
600keV以上であることが好ましい。また、各回の
イオン注入量は所望のPMOS特性及びNウェル抵抗に
応じて、1×1012〜5×1013cm-2で行った。
【0051】次いで、図3(f)に示したように、レジ
ストパターン107をアッシング除去する。その後、フ
ォトリソグラフィ工程によりレジストパターン109を
形成し、これをマスクとして、シリコン基板101に注
入エネルギーを変更して2〜4回のボロンのイオン注入
を行い、Pウェル110を形成する。ここで、Pウェル
110の深さは、溝105より深い必要があり、少なく
とも1回のイオン注入は200〜400keV以上であ
ることが好ましい。また、各回のイオン注入量は所望の
NMOS特性及びPウェル抵抗に応じて、1×1012
5×1013cm -2で行った。
【0052】なお、図3(a)〜(f)の工程では、溝
領域124を形成した後、Nウェル108及びPウェル
110の形成を行ったが、ウェル形成を行った後に溝領
域124を形成してもよい。また、Nウェル108及び
Pウェル110はいずれを先に形成してもよい。
【0053】次に、図4(g)に示したように、レジス
トパターン109をアッシング除去する。その後、シリ
コン酸化膜102を希フッ酸溶液でエッチング除去し、
改めて、活性領域α、β及び疑似活性領域a〜f上にゲ
ート絶縁膜111を、3〜10nmの膜厚で形成する。
続いて、ポリシリコンをCVD法により150〜300
nmの膜厚で堆積し、フォトリソグラフィ及びエッチン
グ工程によりゲート電極112a及び疑似導電薄膜11
2b〜112fを形成する。
【0054】次いで、図4(h)に示したように、レジ
ストパターン113をアッシング除去する。ゲート電極
112a及び疑似導電薄膜112b〜112fをマスク
として用いて、シリコン基板101表面にLDD(Ligh
tly Doped Drain )形成のためのイオン注入(図示せ
ず)を行う。続いて、シリコン窒化膜又はシリコン酸化
膜を、CVD法により50〜150nm堆積した後、R
IE法によりこれをエッチバックして、ゲート電極11
2a及び疑似導電薄膜112b〜112jの側壁にスペ
ーサ絶縁膜114を形成する。
【0055】次に、図4(i)に示したように、活性領
域αを除くPウェル110領域すべてを覆うレジストパ
ターン115をフォトリソグラフィ工程で形成する。こ
れをマスクとして用いて、BF2イオンを20〜60k
eVの注入エネルギーで2〜5×1015/cm2 注入
し、活性領域αの表面にP型拡散層116を形成する。
また、Nウェル108内の活性領域においては、ゲート
電極、疑似導電薄膜112f及びスペーサ絶縁膜をマス
クとして自己整合的にシリコン基板101表面にイオン
注入してPMOSのソース/ドレイン領域(図示せず)
を形成する。
【0056】続いて、図4(j)に示したように、Pウ
ェル110内の活性領域αを覆い、かつ一部を除く(図
示せず)Nウェル108領域すべてを覆うレジストパタ
ーン117をフォトリソグラフィ工程で形成する。これ
をマスクとしてAsイオンを20〜60KeVの注入エ
ネルギーで2〜5×1015/cm2 注入し、擬似活性領
域a、b、c、d、eの表面にN型拡散層118を形成
するとともに、活性領域βにおいては、ゲート電極11
2a及びスペーサ絶縁膜114に対して自己整合的にN
MOSのソース/ドレイン領域120、119を形成す
る。なお、この際、ゲート電極112a及び疑似導電薄
膜112b〜112eにも同時にイオン注入して、N型
の不純物をドーピングしている。
【0057】さらに、図4(k)に示したように、レジ
ストパターン117をアッシング除去する。その後、7
00〜900℃、数10分間の炉熱処理及び/又は10
00〜1100℃、数秒間の急速熱処理を施して、活性
領域α、β、疑似活性領域a、b、c、d、e、f及び
ゲート電極112a、疑似導電薄膜112b〜112f
にドーピングされたボロン、砒素の不純物を活性化す
る。
【0058】次に、図4(l)に示したように、通常の
工程に従って、膜厚600〜900nmの層間絶縁膜1
21を形成し、CMP法により研磨して平坦化を行い、
さらにコンタクトホールの開口及びタングステン等の埋
め込みによるコンタクトプラグ122の形成及びAlC
u等による配線123a〜123cを形成して半導体装
置は完成する。
【0059】このように、本発明の半導体装置の製造方
法においては、従来の半導体装置の製造工程に対し、工
程の追加又は変更なしに対応することができ、製造コス
トの上昇を抑制することができる。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、素子分離領域が絶縁膜
が埋め込まれた溝領域と擬似活性領域とからなり、配線
層の下方にその一部又は全部が配置する擬似導電膜が溝
領域上にのみ形成されてなるため、従来問題となってい
た溝領域及び層間絶縁膜のディッシング及びエロージョ
ンを防止することができるとともに、配線層と擬似導電
膜とのオーバーラップによって生じる寄生容量を抑制す
ることができ、回路動作の高速化及び低消費電力化を図
ることにより、デバイス特性を向上させることが可能と
なる。
【0061】また、溝領域表面と擬似活性領域の表面と
が同一平面上にくるように設定される場合には、後工程
におけるフォトリソグラフィ工程やエッチング工程等が
容易かつ精度よく行うことができる。
【0062】さらに、擬似導電膜がフローティング状態
である場合には、擬似導電膜を他の配線や電極等に接続
することなく形成することができるため、擬似導電膜に
関する設計上の困難性を軽減して、容易に形成すること
ができる。
【0063】また、擬似導電膜が所定の電位で固定され
た状態である場合には、いわゆるシールドプレート素子
分離のように機能させることによって、寄生トランジス
タの作動を抑制することができ、素子分離特性をより向
上させることができる。
【0064】さらに、活性領域上にゲート絶縁膜を介し
てゲート電極を備えており、擬似導電膜が、前記活性領
域上のゲート電極からの電気的な影響を受けない位置に
配置されてなる場合には、擬似導電膜とその上に配置す
る配線層との間の寄生容量の発生を抑制することができ
る。
【0065】さらに、活性領域上にゲート絶縁膜を介し
てゲート電極を備えており、擬似導電膜が、前記ゲート
電極と同一の材料により形成されてなる場合には、擬似
導電膜を形成するためのみに導電膜を堆積し、パターニ
ングする必要がなくなるために、擬似導電膜の形成が容
易となり、製造コストの上昇を防止することができる。
【0066】擬似導電膜が1つの素子分離領域内で複数
に分割されてなる場合には、設計上のレイアウトが容易
となり、さらに、擬似導電膜が同一形状である場合に
は、よりレイアウトが容易となる。
【0067】また、半導体基板が第1導電型であり、擬
似活性領域がその表面に第2導電型拡散層を有してなる
場合には、擬似活性領域にPN接合が形成され、空乏層
を形成することができるため、寄生容量のさらなる低減
が可能となる。
【0068】さらに、本発明の半導体装置の製造方法に
よれば、従来の製造工程に対し、工程の追加又は変更な
しに、上記のような半導体装置を製造することができる
こととなり、製造コストの上昇を招くことなく半導体装
置の性能向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の実施の形態を示す要部の
概略平面図である。
【図2】図1のA−A’線概略断面図である。
【図3】本発明の半導体装置の製造方法を説明するため
の要部の概略断面図である。
【図4】本発明の半導体装置の製造方法を説明するため
の要部の概略断面図である。
【図5】従来例の半導体装置の製造方法を説明するため
の要部の概略断面図である。
【符号の説明】
a〜f 疑似活性領域 α、β 活性領域 101 シリコン基板 102 シリコン酸化膜 103 シリコン窒化膜 104、107、109、113、115、117 レ
ジストパターン 105 溝 106 シリコン酸化膜 108 Nウェル 110 Pウェル 111 ゲート絶縁膜 112a NMOSのゲート電極 112b〜112f 疑似導電薄膜 114 スペーサ絶縁膜 116 P型拡散層 118 N型拡散層 119 NMOSのドレイン領域 120 NMOSのソース領域 121 層間絶縁膜 122 コンタクトプラグ 123a〜123c 配線 124 溝領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 29/78 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/088 H01L 21/8234 H01L 21/76 H01L 29/78 H01L 21/336 H01L 21/3205 H01L 21/768

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板、該半導体基板表面に形成さ
    れる複数の半導体素子形成用の活性領域、該複数の活性
    領域をそれぞれ分離し、絶縁膜が埋め込まれた溝領域と
    該溝領域に隣接して形成される擬似活性領域とからなる
    素子分離領域、前記半導体基板上方に層間絶縁膜を介し
    形成される配線層及び前記素子分離領域上に形成され
    る擬似導電膜を備えてなり、前記配線層の下方にその一
    部又は全部が配置する前記擬似導電膜が、溝領域上にの
    み形成されてなることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 溝領域表面と擬似活性領域表面とが、同
    一平面上にある請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 擬似導電膜が、フローティング状態であ
    る請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 擬似導電膜が、所定の電位で固定された
    状態である請求項1又は2に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 活性領域上にゲート絶縁膜を介してゲー
    ト電極を備えており、擬似導電膜が、前記ゲート電極か
    らの電気的な影響を受けない位置に配置されてなる請求
    項1〜4のいずれか1つに記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 活性領域上にゲート絶縁膜を介してゲー
    ト電極を備えており、擬似導電膜が、前記ゲート電極と
    同一の材料により形成されてなる請求項1〜5のいずれ
    か1つに記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 擬似導電膜が複数に分割されてなる請求
    項1〜6のいずれか1つに記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 擬似導電膜が、同一形状である請求項7
    に記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 半導体基板が第1導電型であり、擬似活
    性領域がその表面に第2導電型拡散層を有してなる請求
    項1〜8のいずれか1つに記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 層間絶縁膜の表面が平坦化されてなる
    請求項1〜9のいず れか1つに記載の半導体装置。
  11. 【請求項11】 半導体素子形成用の活性領域にゲート
    絶縁膜、ゲート電極及びソース/ドレイン領域からなる
    MOSトランジスタを形成する際、ソース/ドレイン領
    域の形成と同時に擬似活性領域の表面に第2導電型拡散
    層を形成する請求項9に記載の半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 半導体基板上の半導体素子形成用の活
    性領域にゲート絶縁膜、ゲート電極及びソース/ドレイ
    ン領域からなるMOSトランジスタを形成する際、ゲー
    ト電極の形成と同時に素子分離領域上に擬似導電膜を形
    成する請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
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