JP3409312B2 - 床用目地装置 - Google Patents

床用目地装置

Info

Publication number
JP3409312B2
JP3409312B2 JP2000114940A JP2000114940A JP3409312B2 JP 3409312 B2 JP3409312 B2 JP 3409312B2 JP 2000114940 A JP2000114940 A JP 2000114940A JP 2000114940 A JP2000114940 A JP 2000114940A JP 3409312 B2 JP3409312 B2 JP 3409312B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
floor
joint plate
bar
lifting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000114940A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001295381A (ja
Inventor
英夫 後藤
Original Assignee
ドーエイ外装有限会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ドーエイ外装有限会社 filed Critical ドーエイ外装有限会社
Priority to JP2000114940A priority Critical patent/JP3409312B2/ja
Publication of JP2001295381A publication Critical patent/JP2001295381A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3409312B2 publication Critical patent/JP3409312B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Building Environments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は目地部を介して設け
られた左右の建物や、建物とよう壁等の床部分の目地部
を覆う床用目地装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の床用目地装置は一方の建物の目地
部側の床面に反目地部側が傾斜面に形成された一方の凹
部と、この一方の凹部と対応する部位の他方の建物の目
地部側の床面に形成された目地プレート支持凹部と、こ
の目地プレート支持凹部に上下移動可能に後端部が支持
され、先端部が前記一方の凹部を覆うように支持された
先端部に傾斜面が形成された目地プレートと、この目地
プレートの後端部を前記目地プレート支持凹部に上下移
動可能に支持する支持具とで構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の床用目地装置
は、地震等によって左右の建物が揺れ動き、目地部が狭
くなると目地プレートの傾斜面が形成された先端部が一
方の凹部の傾斜面上をスライド移動して、一方の床面上
に傾斜状態で突出するように移動する。このため、目地
プレートの先端部が一方の床面より傾斜状態で上方に突
出するため、危険であるという欠点があった。
【0004】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
目地部が狭くなっても、目地プレートをほぼ水平状態で
移動できるようにして、危険性を防止することができる
とともに、免震ビル等のように揺れ動き量を大きく設定
しても、目地プレートの幅寸法よりも小さい寸法の回動
せり上げバーを用いて、目地プレートの後端部の押し上
げや目地部が広くなった場合の伸長を可能とする床用目
地装置を提供することを目的としている。
【0005】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読む
と、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面は
もっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範
囲を限定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は目地部を介して設けられた左右の躯体の一
方の床面に該目地部に開口する目地部の寸法とほぼ同じ
寸法に形成された一方の凹部と、前記左右の躯体の他方
の床面に目地部に開口するように形成された他方の凹部
と、この他方の凹部に所定間隔で形成された複数対のガ
イド筒と、一端部が前記一方の凹部を覆うように支持さ
れ、他端部が前記他方の凹部を覆うように支持された、
大きな隙間が生じないように並列された複数個の目地プ
レートと、この複数個の目地プレートの他端部寄りの底
面にそれぞれ固定された、前記複数対のガイド筒に上下
移動可能に挿入される一対のガイドピンと、前記他方の
床面の目地部側の躯体で前記複数個の目地プレートの一
側部寄りの部位に一端部が枢支ピンでそれぞれ枢支され
た、前記目地部の寸法よりも長く、前記目地プレートの
幅寸法よりも小さい複数個のパイプ材製の回動せり上げ
バー、この複数個の回動せり上げバーに伸縮可能に取付
けられた他端部に前記一方の床面の目地部側の躯体にほ
ぼ水平に固定されたガイドレールにスライド移動可能に
支持された複数個の伸縮バー、この複数個の伸縮バーを
常時前記回動せり上げバー内に収納するように付勢する
複数個の付勢スプリングとからなる複数個のせり上げ機
構と、前記目地部が地震等によって狭くなると前記回動
せり上げバーの回動によって上方へ突出するように回動
して、前記目地プレートの他端部寄りの部位を上方へ押
し上げる前記他方の床面の目地部側の躯体に回動可能に
支持された複数個の押し上げ片と、前記目地部が地震等
によって狭くなると前記目地プレートの一端部を一方の
床面上にスライド移動させる目地プレートスライド移動
機構とで床用目地装置を構成している。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り、本発明を詳細に説明する。
【0008】図1ないし図9に示す本発明の第1の実施
の形態において、1は目地部2を介して設けられた左右
のよう壁3の躯体3aと建物4の躯体4aとの床部分の
目地部を覆う本発明の床用目地装置で、この床用目地装
置1は一方の躯体3aの床面に目地部2に開口する目地
部の寸法と、ほぼ同じ寸法に形成された一方の凹部5
と、前記他方の躯体4aの床面に目地部2に開口するよ
うに形成された他方の凹部6と、この他方の凹部6に所
定間隔で形成された複数対のガイド筒7、7と、一端部
が前記一方の凹部5を覆うように支持され、他端部が前
記他方の凹部6を覆うように支持された、大きな隙間が
生じないように並列された複数個の目地プレート8と、
この複数個の目地プレート8の他端部寄りの底面にそれ
ぞれ固定された前記複数対のガイド筒7、7に上下移動
可能に挿入される一対のガイドピン9、9と、前記他方
の床面の目地部側の躯体4aで前記複数個の目地プレー
ト8の一側部寄りの部位に複数本のビス10で固定され
た取付け金具11に一端部が枢支ピン12でそれぞれ枢
支された前記目地部2の寸法よりも長く、前記目地プレ
ート8の幅寸法よりも小さい複数個のパイプ材製の回動
せり上げバー13、この複数個の回動せり上げバー13
にそれぞれ伸縮可能に取付けられた他端部に前記一方の
床面の目地部側の躯体3aにほぼ水平に複数本のビス1
4等で固定されたガイドレール15にスライド移動可能
に支持されたローラー16を有する複数個の伸縮バー1
7、この複数個の伸縮バー17を常時前記回動せり上げ
バー13内に収納するように付勢する複数個の付勢スプ
リング18とからなる複数個のせり上げ機構19と、前
記目地部2が地震等によって狭くなると前記回動せり上
げバー13の回動によってそれぞれ上方へ突出するよう
に回動して、前記目地プレート8の他端部寄りの部位を
それぞれ上方へ押し上げる前記他方の床面の目地部側の
躯体4aに複数本のビス20等で固定された取付け金具
21に枢支ピン22で回動可能に支持された複数個の押
し上げ片23と、前記目地部2が地震等によって狭くな
ると前記目地プレート8の一端部を一方の床面上にスラ
イド移動させる前記一方の凹部5の反目地部側に形成さ
れた傾斜面24、この傾斜面24に沿ってスライド移動
する前記目地プレート8の先端部に形成された傾斜面2
5とからなる目地プレートスライド移動機構26とで構
成されている。
【0009】前記複数個の目地プレート8は図5に示す
ように、先端部に傾斜面25が形成された金属材で浅皿
状に形成された目地プレート本体27と、この目地プレ
ート本体27内にモルタルやコンクリート28を介して
取付けられた化粧板等の床材29と、前記目地プレート
本体27の先端上部にヒンジ部材30を介して取付けら
れた先端目地プレート31とで構成されている。
【0010】上記構成の床用目地装置1は、地震等によ
って左右の躯体3a、4aが揺れ動き目地部2が狭くな
った場合、図6および図7に示すように目地プレート8
の一端部がそれぞれ一方の凹部5の傾斜面24に沿って
一方の床面上へ突出するとともに、複数個のせり上げ機
構19の伸縮バー17がガイドレール15に沿って傾斜
が大きくなる方向に回動して、回動せり上げバー13を
回動させる。この回動せり上げバー13の回動によっ
て、押し上げ片23がそれぞれ回動され、目地プレート
8の他端部を上方へ押し上げ、目地プレート8をそれぞ
れ水平状態に位置させる。
【0011】目地部2が広くなった場合、図8および図
9に示すように目地プレート8の一端部が一方の凹部5
上をスライド移動するとともに、複数個のせり上げ機構
19の伸縮バー17がガイドレール15に沿って傾斜が
小さくなる方向に移動しながら回動せり上げバー13よ
り伸縮バー17が付勢スプリング18の付勢力に抗して
伸長して、その揺れ動きを吸収する。
【0012】
【発明の異なる実施の形態】次に、図10ないし図18
に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。な
お、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当っ
て、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には
同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0013】図10ないし図12に示す本発明の第2の
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、一方の凹部5を覆う金属材製の下地レ
ール32を一方の躯体3aに複数本のビス33等によっ
て固定するとともに、角材で形成された回動せり上げバ
ー本体34と、この回動せり上げバー本体34の側面に
角パイプ材製のサヤ筒35を溶接固定した回動せり上げ
バー13Aを用い、該サヤ筒35に伸縮バー17を伸縮
可能に取付けた複数個のせり上げ機構19Aを用いた点
で、このように構成した床用目地装置1Aにしても、前
記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られ
る。
【0014】図13ないし図15に示す本発明の第3の
実施の形態において、前記本発明の第2の実施の形態と
主に異なる点は、目地プレート8の一端部側の底面に該
目地プレート8のスライド移動をスムーズに行なう複数
個のローラー36を設けるとともに、目地プレートスラ
イド移動機構26Aとして、一方の凹部5の反目地部側
に形成された傾斜面24と、目地プレート8の一端部を
下部に凹部37を有する垂直面38とで構成した点で、
このように構成した床用目地装置1Bにしても前記本発
明の第2の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0015】図16ないし図18に示す本発明の第4の
実施の形態において、前記本発明の第2の実施の形態と
主に異なる点は、目地プレート8の他端部を他方の床面
の目地部側の躯体4aに複数本のビス39等で固定され
た複数対のガイド筒7A、7Aで支持するようにした点
で、このように構成した床用目地装置1Cにしても、前
記本発明の第2の実施の形態と同様な作用効果が得られ
る。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0017】(1)目地部を介して設けられた左右の躯
体の一方の床面に該目地部に開口する目地部の寸法とほ
ぼ同じ寸法に形成された一方の凹部と、前記左右の躯体
の他方の床面に目地部に開口するように形成された他方
の凹部と、この他方の凹部に所定間隔で形成された複数
対のガイド筒と、一端部が前記一方の凹部を覆うように
支持され、他端部が前記他方の凹部を覆うように支持さ
れた、大きな隙間が生じないように並列された複数個の
目地プレートと、この複数個の目地プレートの他端部寄
りの底面にそれぞれ固定された、前記複数対のガイド筒
に上下移動可能に挿入される一対のガイドピンと、前記
他方の床面の目地部側の躯体で前記複数個の目地プレー
トの一側部寄りの部位に一端部が枢支ピンでそれぞれ枢
支された、前記目地部の寸法よりも長く、前記目地プレ
ートの幅寸法よりも小さい複数個のパイプ材製の回動せ
り上げバー、この複数個の回動せり上げバーに伸縮可能
に取付けられた他端部に前記一方の床面の目地部側の躯
体にほぼ水平に固定されたガイドレールにスライド移動
可能に支持された複数個の伸縮バー、この複数個の伸縮
バーを常時前記回動せり上げバー内に収納するように付
勢する複数個の付勢スプリングとからなる複数個のせり
上げ機構と、前記目地部が地震等によって狭くなると前
記回動せり上げバーの回動によって上方へ突出するよう
に回動して、前記目地プレートの他端部寄りの部位を上
方へ押し上げる前記他方の床面の目地部側の躯体に回動
可能に支持された複数個の押し上げ片と、前記目地部が
地震等によって狭くなると前記目地プレートの一端部を
一方の床面上にスライド移動させる目地プレートスライ
ド移動機構とで構成されているので、地震等によって目
地部が狭くなった場合には、目地プレートの一端部を一
方の床面上へスライド移動させるとともに、目地プレー
トの他端部をせり上げ機構の回動せり上げバーによって
押し上げ片を回動させて上方へ押し上げ、該目地プレー
トがほぼ水平状態に位置させることができる。したがっ
て、従来のようにクサビ状の目地プレートの一端部が傾
斜状態で、一方の床面上へ突出する危険な状態を防止す
ることができる。
【0018】(2)前記(1)によって、目地部が広く
なった場合、せり上げ機構の伸縮バーが回動せり上げバ
ーより伸長するので、目地部が大きく広がる揺れ動きに
対応することができるとともに、通常の状態ではせり上
げ機構の長さを目地プレートの幅寸法よりも小さく設定
することができる。したがって、隣り合うせり上げ機構
や押し上げ片とを干渉するのを確実に防止することがで
きる。
【0019】(3)前記(1)によって、構造が簡単で
あるので、容易に設置することができる。
【0020】(4)請求項2、3も前記(1)〜(3)
と同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の設置状態の説明
図。
【図2】図1の2−2線に沿う拡大断面図。
【図3】図1の3−3線に沿う拡大断面図。
【図4】本発明の第1の実施の形態の底面図。
【図5】本発明の第1の実施の形態の目地プレートの説
明図。
【図6】本発明の第1の実施の形態の目地部が狭くなっ
た場合の断面図。
【図7】図6の7−7線に沿う断面図。
【図8】本発明の第1の実施の形態の目地部が広くなっ
た場合の断面図。
【図9】図8の底面図。
【図10】本発明の第2の実施の形態の設置状態の説明
図。
【図11】図10の11−11線に沿う拡大断面図。
【図12】本発明の第2の実施の形態のせり上げ機構の
説明図。
【図13】本発明の第3の実施の形態の設置状態の説明
図。
【図14】図13の14−14線に沿う拡大断面図。
【図15】目地プレートスライド移動機構の動作説明
図。
【図16】本発明の第4の実施の形態の設置状態の説明
図。
【図17】図16の17−17線に沿う拡大断面図。
【図18】本発明の第4の実施の形態のガイド筒の取付
け状態の説明図。
【符号の説明】
1、1A、1B、1C:床用目地装置、2:目地部、
3:よう壁、4:建物、 5:
一方の凹部、6:他方の凹部、 7、7A:ガイ
ド筒、8:目地プレート、 9:ガイドピン、1
0:ビス、 11:取付け金具、12:枢支
ピン、 13、13A:回動せり上げバー、1
4:ビス、 15:ガイドレール、16:ロ
ーラー、 17:伸縮バー、18:付勢スプリン
グ、 19、19A:せり上げ機構、20:ビス、
21:取付け金具、22:枢支ピン、
23:押し上げ片、24:傾斜面、 25:傾
斜面、26、26A:目地プレートスライド移動機構、
27:目地プレート本体、28:モルタルやコンクリー
ト、29:床板、 30:ヒンジ部材、3
1:端部目地プレート、32:下地レール、33:ビ
ス、 34:回動せり上げバー本体、35:
サヤ筒、 36:ローラー、37:凹部、
38:垂直面、39:ビス。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目地部を介して設けられた左右の躯体の
    一方の床面に該目地部に開口する目地部の寸法とほぼ同
    じ寸法に形成された一方の凹部と、前記左右の躯体の他
    方の床面に目地部に開口するように形成された他方の凹
    部と、この他方の凹部に所定間隔で形成された複数対の
    ガイド筒と、一端部が前記一方の凹部を覆うように支持
    され、他端部が前記他方の凹部を覆うように支持され
    た、大きな隙間が生じないように並列された複数個の目
    地プレートと、この複数個の目地プレートの他端部寄り
    の底面にそれぞれ固定された、前記複数対のガイド筒に
    上下移動可能に挿入される一対のガイドピンと、前記他
    方の床面の目地部側の躯体で前記複数個の目地プレート
    の一側部寄りの部位に一端部が枢支ピンでそれぞれ枢支
    された、前記目地部の寸法よりも長く、前記目地プレー
    トの幅寸法よりも小さい複数個のパイプ材製の回動せり
    上げバー、この複数個の回動せり上げバーに伸縮可能に
    取付けられた他端部に前記一方の床面の目地部側の躯体
    にほぼ水平に固定されたガイドレールにスライド移動可
    能に支持された複数個の伸縮バー、この複数個の伸縮バ
    ーを常時前記回動せり上げバー内に収納するように付勢
    する複数個の付勢スプリングとからなる複数個のせり上
    げ機構と、前記目地部が地震等によって狭くなると前記
    回動せり上げバーの回動によって上方へ突出するように
    回動して、前記目地プレートの他端部寄りの部位を上方
    へ押し上げる前記他方の床面の目地部側の躯体に回動可
    能に支持された複数個の押し上げ片と、前記目地部が地
    震等によって狭くなると前記目地プレートの一端部を一
    方の床面上にスライド移動させる目地プレートスライド
    移動機構とからなることを特徴とする床用目地装置。
  2. 【請求項2】 目地部を介して設けられた左右の躯体の
    一方の床面に該目地部に開口する目地部の寸法とほぼ同
    じ寸法に形成された一方の凹部と、前記目地部を覆うと
    ともに、前記一方の凹部も覆う並列された複数個の目地
    プレートと、この複数個の目地プレートの他端部を支持
    する前記左右の躯体の他方の床面側の躯体に所定間隔で
    取付けられた複数対のガイド筒と、この複数対のガイド
    筒にそれぞれ上下移動可能に挿入される、前記複数個の
    目地プレートの他端部寄りの底面にそれぞれ固定された
    一対のガイドピンと、前記他方の床面の目地部側の躯体
    で前記複数個の目地プレートの一側部寄りの部位に一端
    部が枢支ピンでそれぞれ枢支された、前記目地部の寸法
    よりも長く、前記目地プレートの幅寸法よりも小さい複
    数個のパイプ材製の回動せり上げバー、この複数個の回
    動せり上げバーに伸縮可能に取付けられた他端部に前記
    一方の床面の目地部側の躯体にほぼ水平に固定されたガ
    イドレールにスライド移動可能に支持された複数個の伸
    縮バー、この複数個の伸縮バーを常時前記回動せり上げ
    バー内に収納するように付勢する複数個の付勢スプリン
    グとからなる複数個のせり上げ機構と、前記目地部が地
    震等によって狭くなると前記回動せり上げバーの回動に
    よって上方へ突出するように回動して、前記目地プレー
    トの他端部寄りの部位を上方へ押し上げる前記他方の床
    面の目地部側の躯体に回動可能に支持された複数個の押
    し上げ片と、前記目地部が地震等によって狭くなると前
    記目地プレートの一端部を一方の床面上にスライド移動
    させる目地プレートスライド移動機構とからなることを
    特徴とする床用目地装置。
  3. 【請求項3】 目地部を介して設けられた左右の躯体の
    一方の床面に該目地部に開口する目地部の寸法とほぼ同
    じ寸法に形成された反目地部側が傾斜面に形成された一
    方の凹部と、前記左右の躯体の他方の床面に目地部に開
    口するように形成された少なくとも2個以上のガイド筒
    を有する他方の凹部あるいは、他方の床面側の躯体に固
    定された少なくとも2個以上のガイド筒と、前記一方の
    凹部の傾斜面上をスライド移動する傾斜面が先端部に形
    成された一端部が前記一方の凹部を覆うように支持さ
    れ、他端部が前記他方の凹部を覆うように支持あるいは
    前記少なくとも2個以上のガイド筒に支持される目地プ
    レートと、この目地プレートの他端部寄りの底面に固定
    された、前記少なくとも2個以上のガイド筒にそれぞれ
    上下移動可能に挿入されるガイドピンと、前記他方の床
    面の目地部側の躯体で前記目地プレートの一側部寄りの
    部位に一端部が枢支ピンで枢支された、前記目地部の寸
    法よりも長いパイプ材製の回動せり上げバー、この回動
    せり上げバーに伸縮可能に取付けられた他端部に前記一
    方の床面の目地部側の躯体にほぼ水平に固定されたガイ
    ドレールにスライド移動可能に支持された伸縮バー、こ
    の伸縮バーを常時前記回動せり上げバー内に収納するよ
    うに付勢する付勢スプリンングとからなるせり上げ機構
    と、前記目地部が地震等によって狭くなると前記回動せ
    り上げバーの回動によって上方へ突出するように回動し
    て、前記目地プレートの他端部寄りの部位を上方へ押し
    上げる前記他方の床面の目地部側の躯体に回動可能に支
    持された複数個の押し上げ片とからなることを特徴とす
    る床用目地装置。
JP2000114940A 2000-04-17 2000-04-17 床用目地装置 Expired - Fee Related JP3409312B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000114940A JP3409312B2 (ja) 2000-04-17 2000-04-17 床用目地装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000114940A JP3409312B2 (ja) 2000-04-17 2000-04-17 床用目地装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001295381A JP2001295381A (ja) 2001-10-26
JP3409312B2 true JP3409312B2 (ja) 2003-05-26

Family

ID=18626665

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000114940A Expired - Fee Related JP3409312B2 (ja) 2000-04-17 2000-04-17 床用目地装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3409312B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4499533B2 (ja) * 2004-11-12 2010-07-07 株式会社日本アルミ 伸縮案内構造
JP4499033B2 (ja) * 2005-12-27 2010-07-07 ドーエイ外装有限会社 床用目地装置
JP5198509B2 (ja) * 2010-06-03 2013-05-15 ドーエイ外装有限会社 床用目地装置
JP5198508B2 (ja) * 2010-06-03 2013-05-15 ドーエイ外装有限会社 床用目地装置
JP5535177B2 (ja) * 2011-11-07 2014-07-02 ドーエイ外装有限会社 壁面用目地装置
JP7433672B1 (ja) 2022-11-28 2024-02-20 ドーエイ外装有限会社 目地カバー装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001295381A (ja) 2001-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3409312B2 (ja) 床用目地装置
JP3408181B2 (ja) 天井用目地カバー装置
JP4467476B2 (ja) 床用目地装置
JP4948236B2 (ja) 床用目地装置
JP3583698B2 (ja) 渡り通路
JP3189228B2 (ja) 床用目地装置
JP2007070958A (ja) 床用目地装置
JP3445208B2 (ja) 床用目地装置
JP2000230367A (ja) 扉体の回転収納装置
JP3662181B2 (ja) 床用目地装置
JP3854932B2 (ja) 目地装置
JP3420059B2 (ja) 床用目地装置
JP2951599B2 (ja) 渡り通路
JP3402307B2 (ja) 床用目地装置
JP3116001B2 (ja) 伸縮床
JP4452227B2 (ja) 笠木装置
JP2010203205A (ja) 天井用目地装置
JP3442314B2 (ja) 床用目地装置
JP3603009B2 (ja) エレベーターシャフトの開口部の目地装置
JP6307551B2 (ja) 天井用目地装置
JP2000240175A (ja) 床用目地装置
JP5647387B2 (ja) 建造物の床目地装置
JP3354115B2 (ja) 床用目地装置
JP3382570B2 (ja) 耐火壁
JP3329374B2 (ja) 免震ビル用目地装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090320

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120320

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150320

Year of fee payment: 12

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees