JP3409262B1 - Truck maintenance device and method for railway rolling stock - Google Patents

Abstract

【要約】 【課題】 台車枠から車軸を分離して行う整備作業の、
効率化を図る。 【解決手段】 台車枠支持アーム15によって、車体とは
別個に台車枠24を支持することで、車体に台車を取り付
けた状態のまま、台車から車軸を分離させる。そして、
台車から分離した車軸を、トラバーサのリフトに設けら
れたレール２ａ上に載置し、前記トラバーサを移動させ
て、車軸のみを整備作業に適した位置へと移動させる。
よって、台車枠から車軸を分離して行う整備作業の効率
化を図ることが可能となる。[Summary] [Problem] In maintenance work performed by separating an axle from a bogie frame,
Improve efficiency. SOLUTION: The bogie frame 24 is supported separately from the vehicle body by a bogie frame support arm 15, thereby separating the axle from the bogie while the bogie is attached to the vehicle body. And
The axle separated from the bogie is placed on a rail 2a provided on a traverser lift, and the traverser is moved to move only the axle to a position suitable for maintenance work.
Therefore, it is possible to increase the efficiency of maintenance work performed by separating the axle from the bogie frame.

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道車両の台車整
備を効率的に行うための技術に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】図10には、車両整備工場に設置された、
鉄道車両の台車整備装置１を示している。台車整備装置
１は、軌道２上を走行して整備工場内に進入する車両
（図10の紙面と直交する方向に進入する。）の、車体の
前後端部近傍に位置して、車体の左右から車体を支持す
る車体支持装置３を有している。車体支持装置３は、車
体をその下面から支えるハンガ７を、軌道２に対し離間
接近可能な可動台６によって、昇降自在に支持したもの
である。 【０００３】そして、鉄道車両を台車整備装置１へと進
入させる際には、可動台６を軌道２から離間させた位置
で待機させて、鉄道車両が所定位置で停止した後、可動
台６を車体に接近させる。そして、ハンガ７を上昇させ
て車体下面に当接させ、その状態でハンガ７を固定する
ことにより、車体支持装置３は、車体の左右から車体を
支持することができる。 【０００４】また、台車整備装置１は、軌道２と直交す
る方向に延びるピット４内を、軌道２に対し直交する方
向へと移動することが可能なトラバーサ５を有してい
る。トラバーサ５は、ピット内に敷設されたガイドレー
ル８上を移動するリフト付き搬送キャリヤ９を有してい
る。図11には搬送キャリヤ９を拡大して示し、図12には
図11の矢視Ａ図を示している。リフト付き搬送キャリヤ
９のリフト10は、軌道２の一部２ａを軌道２と分割し
て、昇降可能に支持している。リフト10の昇降動作は、
Ｘ型リンク11をシリンダ12で駆動することにより行うこ
とができる。さらに、リフト10の両側には、整備作業用
の作業台13が設けられている。図11に符号Ｌで示す線
は、車両限界線を示している。 【０００５】そして、鉄道車両の台車（図示省略）を、
リフト10の軌道２ａ上に停止させ、車体支持装置３によ
って鉄道車両の車体を左右から支えた状態で、リフト10
を下降させることにより、軌道２ａ上の台車をリフト10
と共に下降させ、車体と台車とを、車体の下方へと分離
することができる。 【０００６】なお、リフト10上の台車の整備は、車体の
下方で行っても良く、また、搬送キャリヤ９をガイドレ
ール８に沿って移動させ、リフト10を上昇させることに
より、車体支持装置３に支持された車体と隣接する整備
スペース14へと台車を運び、その位置で台車の整備作業
をすることも可能である。特に、台車枠から車軸を取外
して整備する場合には、整備スペース14へと台車を移動
させてから、台車枠と車軸との係合を解き、さらに台車
枠を図示しないクレーンで吊り上げて、台車枠と車輪と
を分離する作業を行う必要がある。 【０００７】 【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来は、車
軸のみ整備する場合でも、台車全体をそっくり車体から
取り外し、その後に台車と車軸とを分離する必要があ
り、しかも、台車と車軸との分離にクレーンを用いる必
要があることから、車軸のみの整備作業の効率を高める
ことが困難であった。しかも、台車枠をクレーンで吊り
上げる際に、台車枠およびその付随物の重量は数トンに
およぶものであり、その吊り上げ作業は慎重を期して行
われることから、作業の迅速化を損なう原因となってい
た。 【０００８】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、鉄道車両の台車整備を
効率的に行うことを可能とすることにある。特に、台車
枠から車軸を分離して行う整備作業の効率化を図ること
にある。 【０００９】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の、本発明の請求項１に係る鉄道車両の台車整備装置
は、軌道に隣接して設けられた車体支持装置によって、
鉄道車両の車体を左右から支えた状態で、前記軌道に対
し直交する方向へと移動自在なトラバーサ上に台車を載
置して、車体下方への台車の着脱を行う鉄道車両の台車
整備装置であって、前記軌道の両側に、台車枠の側ばり
に設けられた吊り上げ作業用構造部分へと係合可能な形
状を有するアタッチメントを備える、台車枠支持アーム
を格納可能に設けたことを特徴とするものである。 【００１０】本発明によれば、前記台車枠支持アームに
よって、台車枠の側ばりに設けられた吊り上げ作業用構
造部分を流用して、車体に台車を取り付けた状態のま
ま、前記アタッチメントによって台車枠を確実に支持
し、台車枠に対する車軸の着脱を行う車体とは別個に台
車枠を支持することで、前記トラバーサ上に、車軸のみ
分離して載置することが可能となる。そして、前記トラ
バーサを移動させて、車軸のみを整備作業に適した位置
へと移動させることができる。 【００１１】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。なお、従来技術と同一部分若
しくは相当する部分については、同一符号を付して、説
明を省略する。 【００１２】図１には、本発明の実施の形態に係る鉄道
車両の台車整備装置の要部平面図を示している。また、
図２には、図１に示す台車整備装置の要部側面図を、図
３には図１に示す台車整備装置の要部正面図を示してい
る。 【００１３】本発明の実施の形態に係る鉄道車両の台車
整備装置は、図10で説明した、従来の台車整備装置１と
同様に、軌道２に隣接して設けられた車体支持装置３
と、ピット４内を軌道２に対し直交する方向へと移動す
ることが可能なトラバーサ５とを有している。そして、
車体支持装置３に、台車枠を支持するための台車枠支持
アーム15を、格納可能に設けたものである。 【００１４】ここで、車体支持装置３の構造について簡
単に説明する。車体支持装置３は、図10に示すように、
軌道２上を走行して整備工場内に進入する車両（図10の
紙面と直交する方向に進入する。）の、車体の前後端部
近傍に位置して、車体の左右から車体を支持するもので
あり、車体をその下面から支えるハンガ７を、軌道２に
対し離間接近可能な可動台６によって、昇降自在に支持
したものである。なお、車体支持装置３は、図10に示す
ように、軌道２を挟んで左右に対向して設けられてい
る。 【００１５】図１、図２に示すように、可動台６は、軌
道２（図10）と直交する方向へと所定間隔を開けて敷設
されたレール16上を走行するための、２つの走行ユニッ
ト17間に、軌道２と平行な方向（図１、図２の左右方
向）へと主梁18を架橋したものである。そして、主梁18
上をその長手方向へと移動することが可能なハンガスラ
イドユニット19によって、ハンガ７を昇降可能に支持し
ている。なお、ハンガスライドユニット19は、図２に実
線および点線で示すように、主梁18上を図示しないアク
チュエータ、若しくは、手動によって移動して、車体を
支持するに適した位置で停止し、固定することができ
る。 【００１６】ハンガ７は、図３に示すようにＬ字状をな
し、水平に延びる部分に、車体下部へと当接するアタッ
チメント20を備えている。そして、シリンダ21によっ
て、ハンガ７を昇降させることで、図示しない車体下面
に、アタッチメント20を当接させることができる。さら
に、アタッチメント20を車体に当接させた状態で、ハン
ガ７を固定することで、車体支持装置３は、車体の両側
から車体を支持することができる。 【００１７】さらに、本発明の実施の形態に係る鉄道車
両の台車整備装置では、図１、図２に示すように、１つ
の車体支持装置３に対し、２本の台車枠支持アーム15が
設けられている。この、台車枠支持アーム15は、主梁18
上をその長手方向へと移動するアームスライドユニット
22（図示しないアクチュエータ、若しくは、手動によっ
て移動する）によって、水平方向へと回転可能に支持さ
れている。そして、台車枠支持アーム15の先端部には、
台車枠へと当接するためのアタッチメント23が設けられ
ている。なお、図１には、台車枠支持アーム15が台車枠
を支持するための突出位置にある状態を実線で示してお
り、台車枠支持アーム15が格納位置にある状態を点線で
示している。 【００１８】図４には、車体支持装置３の突出位置にあ
る台車枠支持アーム15と、図10に示すトラバーサ５の、
リフト付き搬送キャリヤ９のリフト10に設けられた軌道
の一部２ａと、台車枠の側ばり24との位置関係を、簡略
化して図示している。前述のごとく、本発明の実施の形
態では、台車枠支持アーム15を、車体支持装置３に設け
ていることから、車体支持装置３を図示しない車体に対
し位置決めすることで、台車支持アーム15を台車枠24に
対し位置決めすることができ、台車枠支持アーム15のた
めの独立した移動手段や位置決め機構を用いる必要はな
い。しかしながら、必要に応じて、台車支持アーム15を
車体支持装置３と独立した構造とし、台車枠に対する台
車枠支持アーム15の位置決めを、車体に対する車体支持
装置３の位置決めと別個に行ってもよい。 【００１９】また、台車枠支持アーム15のアタッチメン
ト23は、それ自体がジャッキとしての機能を有してお
り、台車枠支持アーム15を突出、格納させる際には、台
車枠24との間に所定の間隔を有して台車枠との間に適当
な間隔を確保し、台車枠24を支持する時点で、アタッチ
メント23が伸長して、図４に示すように、台車枠24の下
面へと当接することができる。 【００２０】なお、台車枠支持アーム15の突出位置で
は、図５に示すように、固定部材25で２本の台車枠支持
アーム15を互いに固定することも可能である。図示の固
定部材25は、台車枠支持アーム15と別個の部材であり、
ボルト等によって台車枠支持アーム15に固定されるもの
であるが、例えば、台車枠支持アーム15の一方に折りた
たみ収納可能に構成しても良く、また、固定部材25と台
車枠支持アーム15との固定も、フック等によって簡単に
行うことができるものとしても良い。 【００２１】上記構成をなす本発明の実施の形態によれ
ば、以下のような作用効果を得ることができる。本発明
の実施の形態に係る台車整備装置は、台車枠支持アーム
15によって、車体とは別個に台車枠を支持することで、
車体に台車を取り付けた状態のまま、台車から車軸を分
離させることが可能となる。そして、台車から分離した
車軸を、トラバーサ５（図10参照）のレール２ａ上に載
置し、トラバーサ５を移動させて、車軸のみを整備作業
に適した位置14へと移動させることで、特に、台車枠か
ら車軸を分離して行う整備作業の効率化を図ることが可
能となる。また、台車支持アーム15は、車両支持装置３
に設けられていることから、車体支持装置３を車体に対
し位置決めすることで、台車支持アーム15を台車枠に対
し位置決めすることができ、台車支持アーム15のための
独立した移動手段や位置決め機構を用いる必要が無くな
る。 【００２２】ところで、上記の例では、図１に示すよう
に、２本の台車枠支持アーム15は、互いの旋回中心を隣
接配置することにより、その収納位置において互いの先
端部は離間し、その突出位置において、互いの先端部が
接近する構造を有している。よって、本実施例は、アタ
ッチメント23による台車枠支持点を、台車枠の側ばりの
中央部近傍に置いたものである。かかる位置にアタッチ
メント23による台車枠支持点を置くことにより、アタッ
チメント23は、台車枠に対する車軸の着脱を阻害しない
位置に当接して、台車枠を支持することが可能となる。 【００２３】また、アタッチメント23による台車枠支持
点は、台車枠に対する車軸の着脱を阻害しない位置に当
接して、台車枠を支持することが可能であれば、台車枠
の側ばりの中央部近傍に限定する必要は無い。例えば、
図６に示すように、台車の側ばり25に支持される軸箱26
の位置よりも外側に、吊り上げ作業用孔27等の吊り上げ
作業用構造部分を有する台車28を整備対象とする場合に
は、台車枠支持アーム15のアタッチメント23を、吊り上
げ作業用孔27へと係合可能な形状として、台車枠支持ア
ーム15のアタッチメント23による台車枠支持点を、台車
枠の側ばり25に支持される軸箱26の位置より外側に置く
ことが可能な、台車枠支持アーム15の突出・格納機構を
設けることが好ましい。 【００２４】また、図７に示すように、台車の側ばり29
の軸箱取り付け部分の近傍に、吊り上げ作業用ステー30
を有する台車枠31を対象とする場合には、アタッチメン
ト23を、吊り上げ作業用ステー30へと係合可能な形状と
して、台車枠支持アーム15のアタッチメント23による台
車枠支持点を、台車枠の側ばり31に支持される軸箱（図
示省略）の中心軸の近傍に置くことが可能な、台車枠支
持アーム15の突出・格納機構を設けることが好ましい。 【００２５】さらに、図８（ａ）、（ｂ）に示すよう
に、台車枠の側ばり32の前後端部に、軸箱33を支持する
ためのステー34を備える台車35を対象とする場合には、
アタッチメント23を、ステー34に対し前後方向から係合
することが可能な形状に形成すると共に、アタッチメン
ト23をステー34に対し前後方向から係合させることが可
能な、台車枠支持アーム15の突出・格納機構を設けるこ
とが好ましい。 【００２６】以上のごとく、台車枠支持アーム15のアタ
ッチメント23を、台車枠の側ばりに設けられた吊り上げ
作業用構造部分へと係合可能な形状とすることで、台車
枠の側ばりに設けられた吊り上げ作業用構造部分を流用
して、車体に台車を取り付けた状態のまま、アタッチメ
ント23によって台車枠を確実に支持し、台車枠に対する
車軸の着脱を行うことが可能となる。 【００２７】なお、台車枠支持アーム15を、必要に応じ
て適切な位置へと突出させるための、他の、台車枠支持
アームの突出・格納機構として、図９に示す各例が考え
られる。図９（ａ）は、車体支持装置３の平面模式図で
あり、基端部を１本とし途中で二股に分岐する構造とし
たアーム35を用い、かつ、アーム35を矢印Ｂで示すよう
に格納、突出する構造としたものである。また、アーム
35は、主梁18上をその長手方向（矢印Ｃ方向）へと移動
することができるものである。図９（ｂ）も、車体支持
装置３の平面模式図であり、２本の台車枠支持アーム3
6、37は必要に応じて、各々矢印Ｄ方向またはＥ方向へ
と回転し、格納、突出する構造としたものである。そし
て、台車支持アーム36、37は、夫々独立して、主梁18上
をその長手方向（矢印Ｆ方向）へと移動することができ
るものである。なお、各アームの動作は、油圧ピスト
ン、ボールネジ機構、手動等により行うことができる。 【００２８】また、図９（ｃ）は、車体支持装置３の側
面模式図であり、２本の台車枠支持アーム38、39は、そ
の格納位置において互いに上下に避けるように格納され
るものである。図９（ｄ）は、台車枠支持アーム40の単
体側面図であり、その先端部のみを上下に旋回させて、
格納、突出する構造を有するものである。図９（ｅ）
も、台車枠支持アーム41の単体側面図であり、アームの
角度を水平方向に対し角度θだけ傾斜させて支持するこ
とにより、アームの支持強度を高めた例である。 【００２９】さらに、図示は省略するが、台車枠支持ア
ームの全体を昇降可能に支持したり、アームの全体また
は一部を伸縮可能な構造とすることも可能である。いず
れの構造を有する台車枠支持アームであっても、台車枠
に対する車軸の着脱を阻害しない位置で支持し、車体に
台車を取り付けた状態のまま、台車枠に対する車軸の着
脱を行うことが可能となる。 【００３０】 【発明の効果】本発明はこのように構成したので、鉄道
車両の台車整備を効率的に行うことが可能となる。特
に、台車枠から車軸を分離して行う際に、従来のごと
く、台車全体をそっくり車体から取り外し、その後に台
車と車軸とを分離するという手順を採る必要が無くな
り、整備作業の効率化を図ることが可能となる。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a technology for efficiently carrying out bogie maintenance for railway vehicles. 2. Description of the Related Art FIG. 10 shows a vehicle installed in a vehicle maintenance shop.
1 shows a bogie maintenance device 1 for a railway vehicle. The bogie maintenance device 1 is located near the front and rear ends of the vehicle (which enters in a direction perpendicular to the plane of FIG. 10) traveling on the track 2 and entering the maintenance shop. And a vehicle body support device 3 for supporting the vehicle body from above. The vehicle body support device 3 is configured such that a hanger 7 that supports the vehicle body from its lower surface is vertically movable by a movable base 6 that can be separated from and approached to the track 2. When the railway vehicle enters the bogie maintenance device 1, the movable vehicle 6 is made to stand by at a position separated from the track 2, and after the railway vehicle stops at a predetermined position, the movable vehicle 6 is moved to the standby position. Move closer to the vehicle. Then, the hanger 7 is raised and brought into contact with the lower surface of the vehicle body, and by fixing the hanger 7 in that state, the vehicle body support device 3 can support the vehicle body from the left and right sides of the vehicle body. The bogie maintenance device 1 has a traverser 5 which can move in a pit 4 extending in a direction perpendicular to the track 2 in a direction perpendicular to the track 2. The traverser 5 has a transport carrier 9 with a lift that moves on a guide rail 8 laid in the pit. FIG. 11 shows the transport carrier 9 in an enlarged manner, and FIG. 12 shows a view A in FIG. The lift 10 of the transport carrier 9 with a lift divides a part 2a of the track 2 from the track 2 and supports the track 2 so as to be able to move up and down. The lifting operation of the lift 10
This can be performed by driving the X-type link 11 with the cylinder 12. Further, on both sides of the lift 10, work tables 13 for maintenance work are provided. The line indicated by the symbol L in FIG. 11 indicates a vehicle limit line. [0005] Then, a bogie (not shown) of the railway vehicle is
The lift 10 is stopped on the track 2a of the lift 10, and the body of the railway vehicle is supported by the body support device 3 from the left and right.
The truck on the track 2a is lifted.
Together with the vehicle, the vehicle body and the bogie can be separated below the vehicle body. The maintenance of the carriage on the lift 10 may be performed below the vehicle body. Alternatively, by moving the transport carrier 9 along the guide rail 8 and raising the lift 10, the vehicle support device 3 It is also possible to carry the trolley to the maintenance space 14 adjacent to the vehicle body supported by the trolley and to perform the trolley maintenance work at that position. In particular, when performing maintenance by removing the axle from the bogie frame, the bogie is moved to the maintenance space 14, the engagement between the bogie frame and the axle is released, and the bogie frame is lifted by a crane (not shown). It is necessary to perform the work of separating the frame and the wheels. [0007] That is, conventionally, even when only the axle is maintained, it is necessary to remove the entire bogie from the vehicle body and then separate the bogie from the axle. Since it is necessary to use a crane for separation from the axle, it has been difficult to increase the efficiency of maintenance work for only the axle. In addition, when the bogie frame is lifted by the crane, the weight of the bogie frame and its accompanying materials is several tons, and the lifting operation is performed with care, which impairs the speeding up of the operation. I was [0008] The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to make it possible to efficiently perform bogie maintenance of a railway vehicle. In particular, an object of the present invention is to improve the efficiency of maintenance work performed by separating an axle from a bogie frame. According to a first aspect of the present invention, there is provided a bogie maintenance device for a railway vehicle, comprising: a vehicle supporting device provided adjacent to a track;
With the bogie of the railway vehicle supported from the left and right, the bogie is mounted on a traverser that is movable in a direction perpendicular to the track, and the bogie maintenance device for the railway vehicle that attaches and detaches the bogie below the vehicle body. At least on both sides of the track, an attachment having a shape engageable with a lifting work structural portion provided on a side beam of the bogie frame, a bogie frame support arm is provided so as to be retractable. Is what you do. According to the present invention, the bogie frame support arm diverts the lifting work structure portion provided on the side beam of the bogie frame, and the bogie frame is attached to the bogie by the attachment while the bogie is mounted on the vehicle body. Is securely supported, and the bogie frame is supported separately from the vehicle body to which the axle is attached to and detached from the bogie frame, so that only the axle can be separately mounted on the traverser. By moving the traverser, only the axle can be moved to a position suitable for maintenance work. Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. The same or corresponding parts as in the related art are denoted by the same reference numerals, and description thereof is omitted. FIG. 1 is a plan view of a main part of a bogie maintenance device for a railway vehicle according to an embodiment of the present invention. Also,
FIG. 2 is a side view of main parts of the bogie maintenance device shown in FIG. 1, and FIG. 3 is a front view of main parts of the bogie maintenance device shown in FIG. A bogie maintenance device for a railway vehicle according to an embodiment of the present invention is similar to the conventional bogie maintenance device 1 described with reference to FIG.
And a traverser 5 that can move in the pit 4 in a direction orthogonal to the track 2. And
A bogie frame support arm 15 for supporting a bogie frame is provided in the vehicle body support device 3 so as to be retractable. Here, the structure of the vehicle body support device 3 will be briefly described. As shown in FIG. 10, the vehicle body support device 3
A vehicle that travels on track 2 and enters a maintenance shop (enters in a direction perpendicular to the plane of FIG. 10), which is located near the front and rear ends of the vehicle and supports the vehicle from the left and right sides of the vehicle. A hanger 7 for supporting the vehicle body from its lower surface is supported by a movable base 6 which can be separated from and approached to the track 2 so as to be able to move up and down. As shown in FIG. 10, the vehicle body support device 3 is provided to face left and right with the track 2 interposed therebetween. As shown in FIGS. 1 and 2, the movable platform 6 has two traveling sections for traveling on rails 16 laid at predetermined intervals in a direction orthogonal to the track 2 (FIG. 10). The main beam 18 is bridged between the units 17 in a direction parallel to the track 2 (the left-right direction in FIGS. 1 and 2). And the main beam 18
The hanger 7 is supported so as to be able to move up and down by a hanger slide unit 19 which can move upward in the longitudinal direction. The hanger slide unit 19 is moved by an actuator (not shown) or manually on the main beam 18 and stopped and fixed at a position suitable for supporting the vehicle body, as shown by a solid line and a dotted line in FIG. be able to. The hanger 7 has an L-shape as shown in FIG. 3, and has a horizontally extending portion provided with an attachment 20 which comes into contact with the lower part of the vehicle body. Then, the hanger 7 is moved up and down by the cylinder 21, so that the attachment 20 can be brought into contact with the lower surface of the vehicle body (not shown). Furthermore, by fixing the hanger 7 with the attachment 20 in contact with the vehicle body, the vehicle body support device 3 can support the vehicle body from both sides of the vehicle body. Further, in the bogie maintenance apparatus for a railway car according to the embodiment of the present invention, as shown in FIGS. 1 and 2, two bogie frame supporting arms 15 are provided for one body supporting device 3. Have been. The bogie frame support arm 15 is
Arm slide unit that moves on the top in the longitudinal direction
22 (actuator not shown, or manually moved), it is rotatably supported in the horizontal direction. And at the tip of the bogie frame support arm 15,
An attachment 23 for contacting the bogie frame is provided. In FIG. 1, the state in which the bogie frame support arm 15 is in the protruding position for supporting the bogie frame is indicated by a solid line, and the state in which the bogie frame support arm 15 is in the storage position is indicated by a dotted line. FIG. 4 shows the bogie frame support arm 15 at the projecting position of the vehicle body support device 3 and the traverser 5 shown in FIG.
The positional relationship between a part 2a of the track provided on the lift 10 of the transport carrier 9 with the lift and the side beam 24 of the bogie frame is shown in a simplified manner. As described above, in the embodiment of the present invention, since the bogie frame support arm 15 is provided on the vehicle body support device 3, the bogie support arm 15 is positioned by positioning the vehicle body support device 3 with respect to the vehicle body (not shown). Positioning can be performed with respect to the bogie frame 24, and there is no need to use independent moving means or a positioning mechanism for the bogie frame support arm 15. However, if necessary, the bogie support arm 15 may have a structure independent of the vehicle body support device 3, and the positioning of the bogie frame support arm 15 with respect to the bogie frame may be performed separately from the positioning of the vehicle body support device 3 with respect to the vehicle body. Further, the attachment 23 of the bogie frame support arm 15 itself has a function as a jack. When the bogie frame support arm 15 is projected and stored, a predetermined space is provided between the bogie frame support arm 15 and the bogie frame 24. At a point when an appropriate gap is secured between the bogie frame 24 and the bogie frame 24 is supported, the attachment 23 extends to contact the lower surface of the bogie frame 24 as shown in FIG. You can touch. At the position where the bogie frame support arm 15 protrudes, the two bogie frame support arms 15 can be fixed to each other by a fixing member 25 as shown in FIG. The illustrated fixing member 25 is a member separate from the bogie frame support arm 15,
Although it is fixed to the bogie frame support arm 15 by bolts or the like, for example, it may be configured so that it can be folded and stored in one side of the bogie frame support arm 15, and between the fixing member 25 and the bogie frame support arm 15. The fixation may be made easily by a hook or the like. According to the embodiment of the present invention having the above configuration, the following operation and effect can be obtained. A bogie maintenance device according to an embodiment of the present invention includes a bogie frame support arm.
By supporting the bogie frame separately from the car body by 15,
The axle can be separated from the bogie while the bogie is attached to the vehicle body. The axle separated from the bogie is placed on the rail 2a of the traverser 5 (see FIG. 10), and the traverser 5 is moved to move only the axle to a position 14 suitable for maintenance work. Thus, the efficiency of maintenance work performed by separating the axle from the bogie frame can be improved. The bogie support arm 15 is provided with the vehicle support device 3.
, By positioning the vehicle body support device 3 with respect to the vehicle body, the bogie support arm 15 can be positioned with respect to the bogie frame. Independent moving means and a positioning mechanism for the bogie support arm 15 It is no longer necessary to use. By the way, in the above example, as shown in FIG. 1, the two bogie frame support arms 15 are arranged so that their centers of rotation are adjacent to each other, so that their leading ends are separated from each other at the storage position. At the protruding position, they have a structure in which the distal ends approach each other. Therefore, in this embodiment, the bogie frame support point by the attachment 23 is located near the center of the side beam of the bogie frame. By placing the bogie frame support point by the attachment 23 at such a position, the attachment 23 can be in contact with a position that does not hinder the attachment and detachment of the axle to and from the bogie frame, and can support the bogie frame. The bogie frame support point of the attachment 23 is located near the center of the side beam of the bogie frame if the bogie frame can be supported by contacting a position where the axle is not dismounted from the bogie frame. It is not necessary to limit to. For example,
As shown in FIG. 6, the axle box 26 supported by the side beam 25 of the truck
When the bogie 28 having a lifting work structural portion such as a lifting work hole 27 is to be maintained outside the position of the above, the attachment 23 of the bogie frame support arm 15 is engaged with the lifting work hole 27. As a compatible shape, the bogie frame support arm 15 is capable of placing the bogie frame support point by the attachment 23 of the bogie frame support arm 15 outside the position of the axle box 26 supported by the side beam 25 of the bogie frame. It is preferable to provide a protruding / retracting mechanism for the projection. Also, as shown in FIG.
A lifting work stay 30 near the axle box mounting part
In the case of the bogie frame 31 having a shape, the attachment 23 is shaped to be engageable with the lifting work stay 30, and the bogie frame support point of the bogie frame support arm 15 with the attachment 23 is located on the side of the bogie frame. It is preferable to provide a mechanism for projecting and storing the bogie frame support arm 15 that can be placed near the central axis of an axle box (not shown) supported by the beam 31. Further, as shown in FIGS. 8 (a) and 8 (b), a case where a bogie 35 having a stay 34 for supporting an axle box 33 at the front and rear ends of the side beam 32 of the bogie frame is targeted. In
The attachment 23 is formed in a shape capable of engaging with the stay 34 from the front-rear direction, and the bogie frame support arm 15 is capable of engaging the attachment 23 with the stay 34 from the front-rear direction. Preferably, a storage mechanism is provided. As described above, the attachment 23 of the bogie frame support arm 15 is formed on the side beam of the bogie frame by being formed into a shape capable of engaging with the lifting work structural portion provided on the side beam of the bogie frame. By using the lifted structure for lifting work, the bogie frame is securely supported by the attachment 23 while the bogie is mounted on the vehicle body, and the axle can be attached to and detached from the bogie frame. Each example shown in FIG. 9 can be considered as another bogie frame support arm projecting / retracting mechanism for protruding the bogie frame support arm 15 to an appropriate position as required. FIG. 9 (a) is a schematic plan view of the vehicle body support device 3, which uses an arm 35 having a single base end and a bifurcated structure on the way, and as shown by an arrow B in FIG. It has a retractable and protruding structure. Also arm
Reference numeral 35 denotes a member that can move on the main beam 18 in the longitudinal direction (the direction of arrow C). FIG. 9B is also a schematic plan view of the vehicle body support device 3, and includes two bogie frame support arms 3.
Numerals 6 and 37 are structures that rotate in the direction of arrow D or E, respectively, and store and project as required. The bogie support arms 36 and 37 can independently move on the main beam 18 in the longitudinal direction (the direction of arrow F). The operation of each arm can be performed by a hydraulic piston, a ball screw mechanism, manual operation, or the like. FIG. 9 (c) is a schematic side view of the vehicle body support device 3, in which two bogie frame support arms 38, 39 are stored so as to avoid each other at the storage position. is there. FIG. 9 (d) is a side view of the bogie frame support arm 40 alone.
It has a storage and projecting structure. FIG. 9 (e)
3 is a side view of a single unit of the bogie frame support arm 41, and is an example in which the support strength of the arm is increased by supporting the arm at an angle θ with respect to the horizontal direction. Further, although not shown, it is also possible to support the entire bogie frame support arm so as to be able to move up and down, or to make the whole or a part of the arm extendable. Regardless of the bogie frame support arm having any structure, it is possible to support the axle with respect to the bogie frame in a position that does not hinder the mounting and dismounting of the axle, and to attach and detach the axle to and from the bogie frame while the bogie is attached to the body Become. According to the present invention, the bogie maintenance of the railroad vehicle can be efficiently performed. In particular, when the axle is separated from the bogie frame, there is no need to take the procedure of completely removing the entire bogie from the vehicle body and then separating the bogie and the axle as in the past, thus improving the efficiency of maintenance work It becomes possible.

【図面の簡単な説明】 【図１】本発明の実施の形態に係る鉄道車両の台車整備
装置の要部平面図である。 【図２】図１に示す台車整備装置の要部側面図である。 【図３】図１に示す台車整備装置の要部正面図である。 【図４】図３に示す車体支持装置の突出位置にある台車
枠支持アームと、トラバーサのリフトに設けられた軌道
の一部と、台車枠の側ばりとの位置関係を示す概略図で
ある。 【図５】図１に示す車体支持装置の台車枠支持アームを
固定部材で固定した状態を示す平面図である。 【図６】台車構造の一例を示す図である。 【図７】台車枠の構造の別例を示す図である。 【図８】台車構造の更なる別例を示す図である。 【図９】本発明の実施の形態に係る台車整備装置の台車
枠支持アームの、突出・格納機構の別例を示す模式図で
ある。 【図１０】従来の鉄道車両の台車整備装置を示す正面図
である。 【図１１】図１０に示す台車整備装置の、搬送キャリヤ
の拡大図である。 【図１２】図１１の矢視Ａ図である。 【符号の説明】 ３ 車体支持装置 ６ 可動台 ７ ハンガ ９ リフト付き搬送キャリヤ 15 台車枠支持アーム 16 レール 17 走行ユニット 18 主梁 19 ハンガスライドユニット 20 アタッチメント 21 シリンダ 22 アームスライドユニット 23 アタッチメントBRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a plan view of a main part of a bogie maintenance device for a railway vehicle according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a side view of a main part of the bogie maintenance device shown in FIG. FIG. 3 is a front view of a main part of the bogie maintenance device shown in FIG. 1; 4 is a schematic diagram showing a positional relationship between a bogie frame supporting arm at a projecting position of the vehicle body supporting device shown in FIG. 3, a part of a track provided on a traverser lift, and a side beam of the bogie frame. . 5 is a plan view showing a state in which a bogie frame support arm of the vehicle body support device shown in FIG. 1 is fixed by a fixing member. FIG. 6 is a diagram showing an example of a truck structure. FIG. 7 is a view showing another example of the structure of the bogie frame. FIG. 8 is a view showing still another example of the bogie structure. FIG. 9 is a schematic diagram showing another example of the projecting / retracting mechanism of the bogie frame support arm of the bogie maintenance device according to the embodiment of the present invention. FIG. 10 is a front view showing a conventional bogie maintenance device for a railway vehicle. 11 is an enlarged view of a transport carrier of the bogie maintenance device shown in FIG. 10; FIG. 12 is a view on arrow A in FIG. 11; [Description of Signs] 3 Car body support device 6 Movable table 7 Hanger 9 Carrier with lift 15 Truck frame support arm 16 Rail 17 Travel unit 18 Main beam 19 Hanger slide unit 20 Attachment 21 Cylinder 22 Arm slide unit 23 Attachment

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 軌道に隣接して設けられた車体支持装置
によって、鉄道車両の車体を左右から支えた状態で、前
記軌道に対し直交する方向へと移動自在なトラバーサ上
に台車を載置して、車体下方への台車の着脱を行う鉄道
車両の台車整備装置であって、前記軌道の両側に、台車
枠の側ばりに設けられた吊り上げ作業用構造部分へと係
合可能な形状を有するアタッチメントを備える、台車枠
支持アームを格納可能に設けたことを特徴とする鉄道車
両の台車整備装置。(57) [Claim 1] A vehicle body supporting device provided adjacent to a track is capable of moving in a direction orthogonal to the track while supporting the vehicle body of the railway vehicle from left and right. A bogie maintenance device for a railway vehicle that mounts a bogie on a simple traverser and attaches / detaches the bogie to a lower part of a vehicle body, and a lifting work structural part provided on a side beam of a bogie frame on both sides of the track. A bogie maintenance device for a railway vehicle, comprising a bogie frame support arm provided with an attachment having a shape capable of engaging with the bogie.