JP3407149B2 - 傾斜補正機能付き電子レベル及び標尺 - Google Patents

傾斜補正機能付き電子レベル及び標尺

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JP3407149B2
JP3407149B2 JP04315194A JP4315194A JP3407149B2 JP 3407149 B2 JP3407149 B2 JP 3407149B2 JP 04315194 A JP04315194 A JP 04315194A JP 4315194 A JP4315194 A JP 4315194A JP 3407149 B2 JP3407149 B2 JP 3407149B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は標尺のパターン像を光電
変換器により電気信号に変換し、得られた電気信号を利
用して高低差等を自動的に計測することのできる電子レ
ベル及び標尺に係わり、特に、電子レベルの傾斜角を測
定するための傾斜角測定手段を備えており、傾斜による
補正量を自動的に算出することのできる傾斜補正機能付
き電子レベル及び標尺に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から直接水準測量等を行う場合に
は、レベル(水準儀)と標尺が使用されていた。即ち、
測量者が、標尺の目盛りをレベルを使用して目視するこ
とにより高低差を測定していた。この古典的なレベルに
よる測量は、測量者による読み誤りが発生していた。こ
の読み誤りを解消するために、標尺の目盛り作業を電子
的に行う電子レベルが開発された。この電子レベルは例
えば、標尺側から所定信号を包含させた光を発光させ、
この光を電子レベル側で受光して識別し、標尺の目盛り
を読み取る様に構成されていた。
【0003】本出願人は、電子的に高低差を読み取るこ
とのできる電子レベルを開発した。この電子レベル1
は、図2に示す様に、第1のパターンAと第2のパター
ンBと第3のパターンRが等間隔(p)で繰り返し配置
されている電子レベル用標尺2を使用している。即ち、
3種のパターンを1組として各ブロックが連続して形成
されており、最も左側に配置されたブロックを、0ブロ
ックと定義し、R(0)、A(0)、B(0)と記載す
れば、R(1)、A(1)、B(1)、R(2)、A
(2)、B(2)、・・・・・・・・と繰り返し配置さ
れている。なお、全てのパターンが等間隔pで繰り返さ
れているので、この間隔に対応した信号を基準信号とす
ることができる。
【0004】そして例えば第3のパターンRは、黒幅8
mmで固定幅となっており、第1のパターンAは、60
0mmで1周期となる様に黒部分の幅を変調しており、
第2のパターンBは、570mmで1周期となる様に黒
部分の幅を変調している。
【0005】ここで電子レベル用標尺2の水平位置を求
める原理を説明すると、電子レベル用標尺2の第1のパ
ターンAは、600mmで1周期となる様に黒部分の幅
を変調しているので、変調幅を0〜10mmとすれば、
第1のパターンの幅DAは、以下の式で与えられる。
【0006】 DA=5*(1+SIN(2*π*X/600−π/2))・・・第1式
【0007】となる。但し、X=(10mm、40m
m、70mm・・・・・・である)。
【0008】同様に、電子レベル用標尺2の第2のパタ
ーンBは、570mmで1周期となる様に黒部分の幅を
変調しているので、第2のパターンの幅DBは、以下の
式で与えられる。
【0009】 DB=5*(1+SIN(2*π*X/570+π/2))・・・第2式
【0010】となる。但し、X=(20mm、50m
m、80mm・・・・・・である)。
【0011】なお第1式と第2式で、±π/2のオフセ
ットが加えられているが、これは信号処理において第1
のパターンAによる信号と、第2のパターンBによる信
号を分離し易くするためである。
【0012】そして第1のパターンAと第2のパターン
Bとは、周期が僅かに異なっているため、両者の最小公
倍数である距離で同様のパターンが現れる。本実施例で
は600mmと570mmの最小公倍数である1140
0mmで同様のパターンが現れる。従って第1のパター
ンAによる信号と、第2のパターンBによる信号との位
相差は、0〜11400mmの範囲で0〜2πまで変化
することになる。
【0013】即ち、水平位置における第1のパターンA
による信号の位相をφAとし、水平位置における第2の
パターンBによる信号の位相をφBとすれば、電子レベ
ル用標尺2における水平位置Hは、
【0014】 H=11400*((φB−φA−π)/(2π))mm ・・・・第3式
【0015】となる。
【0016】次に、電子レベル1と電子レベル用標尺2
との距離を演算する方法を説明する。
【0017】上記電子レベル1で電子レベル用標尺2を
読み取り、フーリエ変換を施せば、図4のパワースペク
トルに示す様に、第1のパターンAの周期成分と、第2
のパターンBの周期成分と、第3のパターンRと第1の
パターンAと第2のパターンBの1組(1ブロック)と
した周期成分(基準信号の3倍の周期となる)と、基準
信号(パターンの等間隔ピッチ(p)に対応するもの)
の周期成分とが得られる。なおスペクトラム群は、電子
レベル1と電子レベル用標尺2との距離が小さくなる
と、低周波側に移動する。そしてスペクトル群で最も周
期の小さいものは、基準信号(パターンの等間隔ピッチ
(p)に対応するもの)である。この等間隔ピッチはp
に定められているので、レンズの結像公式により、電子
レベル1と電子レベル用標尺2との距離を演算すること
ができる。
【0018】即ち図10に示す様に、電子レベル用標尺
2の等間隔ピッチpが、電子レベル1のレンズにより像
wとなるので、レンズから電子レベル用標尺2までの距
離をL、レンズから像までの距離をdとすれば、
【0019】L=d(p/w)となり、d≒fであるか
ら(fはレンズの焦点距離)
【0020】L=d(p/w)≒f(p/w)
【0021】となる。更に電子レベル1のレンズによる
像wは、リニアセンサ15の1画素の長さをCとし、リ
ニアセンサ15で得られた等間隔ピッチpに相当する周
波数(サイクル)の一波長をkとすれば、w=Ckとな
る。従って、電子レベル1と電子レベル用標尺2との距
離Lは、
【0022】 L=((f/C*k))*(p) ・・・・・第4式
【0023】従って、電子レベル1と電子レベル用標尺
2との概略距離を求めることができる。
【0024】次に水準高の測定原理を説明する。
【0025】まず、遠距離測定の場合を説明する。
【0026】図13に示す様に、リニアセンサ15で得
られた信号をフーリエ変換すれば、等間隔ピッチpに相
当する信号を得ることができる。ここで、高速フーリエ
変換で求められた位相をθとし、水平位置に相当するリ
ニアセンサ15のアドレス位置(第mビット目)の位相
をθmとすれば、
【0027】 H1=(θm/360゜)*p ・・・・・第5式
【0028】となる。即ち、等間隔ピッチp内を精密に
水平位置H1を測定することができる(精測定)。
【0029】また水平位置を求めるためには、電子レベ
ル用標尺2に形成された等間隔ピッチpのパターン開始
位置からの概略位置を求める必要がある。そこでリニア
センサ15の出力信号を、基準信号(等間隔ピッチpに
相当する信号)の前後半ピッチ分で積分する。更にこの
積分値を3つ毎に間引けば(プロダクト検波)、図14
に示す様に、第1のパターンAに相当する信号1と、第
2のパターンBに相当する信号2と、第3のパターンR
に相当する信号3とが得られる。しかしながら第3のパ
ターンRは、幅が変調されていない上、第1のパターン
Aと第2のパターンBの最大変調幅が10mmに対し
て、第3のパターンRは8mmしかないので、第3のパ
ターンRに相当する信号3は、積分値が略一定であり、
信号1や信号2に比較して約80%の値となる。
【0030】そして、第3のパターンRと、第1のパタ
ーンAと、第2のパターンBとは、定められた順番に繰
り返して配置されているので、間引かれた信号が、第3
のパターンR、第1のパターンA、第2のパターンBの
何れであるか、決定することができる。更にシェーディ
ング等の外乱光の影響を取り除くため、第3のパターン
Rに相当する信号を基準として、図15に示す様に、
(A−R)、(B−R)の信号を得る。
【0031】次に(A−R)、(B−R)の信号から、
水平位置に対応するリニアセンサ15のアドレス位置
(第mビット目)を含む、基準信号が含まれるR、(A
−R)、(B−R)の1組の信号を選択し、(A−R)
と(B−R)の位相を求めれば、電子レベル用標尺2の
何れの位置の、第1のパターンA、第2のパターンB、
第3のパターンRの組合せであるかを求めることができ
る。
【0032】ここで、(A−R)信号をAmとし、(B
−R)信号をBmとし、(A−R)信号の最大振幅の1
/2をWa、(B−R)信号の最大振幅の1/2をWb
とすれば、(A−R)と(B−R)の位相は、それぞ
れ、
【0033】 φa=SIN-1(Am/Wa) ・・・・第6式
【0034】 φb=SIN-1(Bm/Wb)−2*π(10/570) ・・・・第7式
【0035】となる。第7式の端数部分は、第2のパタ
ーンBに相当する信号の位置が、第1のパターンAに相
当する信号より10mmずれているからである。
【0036】そして第6式と第7式を、第3式に代入す
れば、第1のパターンAに対応する信号の電子レベル用
標尺2における水平位置を求めることができる。また水
平位置を含む基準信号の所属が第3のパターンRであれ
ば、この水平位置に10mmを減じ、水平位置を含む基
準信号の所属が第2のパターンBであれば、この水平位
置に10mmを加えればよい。この結果、水平位置の概
略の水準高H2を得ることができる。(粗測定)
【0037】以上の様に水準高Hは、水平位置における
基準信号の位相を求め(精測定)、また、水平位置に相
当する基準信号が、電子レベル用標尺2のパターン開始
位置を基準に何れの位置にあるかを、第1のパターン
A、第2のパターンBの位相差より求め(粗測定)、こ
れら精測定H1と粗測定H2を桁合わせすることにより求
めることができる。
【0038】次に近距離測定の場合を説明する。
【0039】近距離測定の場合には、遠距離測定の様に
フーリエ変換を施した後、プロダクト検波を行って水準
高を求めるよりも、第1のパターンAと第2のパターン
Bと第3のパターンRの鮮明な画像が得られるため、直
接に信号幅を測定した方が高精度が期待できる。
【0040】まず図16に示す様に、リニアセンサ15
の出力の立ち上がり、立ち下がりエッジを求めるため出
力信号を微分する。これらのエッジにより、黒部分のエ
ッジ間の間隔を求めることができる。更に、黒部分の中
心に相当するビットを求める。このビットの間隔が、第
1のパターンA、第2のパターンB、第3のパターンR
の等間隔ピッチpである基準信号となる。
【0041】そして水平位置に相当するアドレス位置
(第mビット)の前後の基準信号の位置を求めると、基
準信号の幅は、電子レベル用標尺2上で10mmに相当
するため、前後の基準信号をそれぞれNf(第Nf ビッ
ト)、Nb(第Nbビット)とすれば、
【0042】 H1= ((m−Nf)/(Nb−Nf))*10 ・・・第8式
【0043】となる。(精測定)
【0044】また、基準信号のスタート位置をNe、最
終位置をNs とし、個数をnとすれば、各基準信号の間
隔の平均は、
【0045】k=(Ne−Ns)/n
【0046】となり、このkを第4式に代入すれば、電
子レベル1と電子レベル用標尺2との概略距離を求める
ことができる。
【0047】そして黒部分の幅を最初より3個毎に間引
き、一定幅である第3のパターンRを認識し、第3のパ
ターンR、第1のパターンA、第2のパターンBの順に
配置されていることから、第3のパターンR、第1のパ
ターンA、第2のパターンBの対応が決定される。
【0048】更に水平位置に相当するリニアセンサ15
のアドレス位置(第mビット目)を含む基準信号が、第
3のパターンR、第1のパターンA、第2のパターンB
の何れに属するかを定めると共に、この何番目ブロック
に該当するかを決定する。即ち、R(n)、A(n)、
B(n)であれば、n番目のブロックということにな
る。
【0049】そして第1式から、
【0050】DA=5*(1+SIN(2*π*Xa/
600−π/2))
【0051】但し、Xa=30*n+10
【0052】となるので、DAの値からnを求めること
ができる。
【0053】従って、
【0054】 n=(10/π)*(φa+(π/2))−(1/3) ・・・・第9式
【0055】φa=SIN-1((DA/5)−1)
【0056】となる。φaは、0〜2πの間で2つ存在
するが、nは整数である条件より1個のみに選択され
る。このブロック番号をnaとすれば、電子レベル用標
尺2上において、600mm周期(即ち20ブロック毎
に)存在するので、
【0057】n=20*d+na
【0058】となる。但し、d=0、1、2、3・・・
・である。
【0059】そして、このnを用いて第2のパターンB
の幅DBを求める。
【0060】X=30*n+20
【0061】として第2式に代入した後、DBを比較
し、一致した時のnが求めるブロック番号である。この
n、mが所属する第3のパターンR、第1のパターン
A、第2のパターンBの種類により、概略水準高H
2(粗測定)は、
【0062】 第3のパターンRの場合には、H2=30*n 第1のパターンAの場合には、H2=30*n+10 第2のパターンBの場合には H2=30*n+20
【0063】・・・・第10式
【0064】となる。
【0065】なお1組のパターンのみの判断でなく、前
後数カ所の判断を行えば、パターンの汚れ等による誤り
率を低減化させることができる。
【0066】従って、第3のパターンR、第1のパター
ンA、第2のパターンBに相当する信号の黒部分の幅よ
り基準信号を求め、水平位置に相当するアドレス位置の
基準信号を定めることにより精測定を行い、第1のパタ
ーンA、第2のパターンBに相当する信号の位相差によ
り粗測定を行い、これら精測定H1と粗測定H2を桁合わ
せすることにより、水準高を求めることができる。
【0067】以上において、変調された第1パターンA
及び第2パターンBに加え変調されていない第3パター
ンRを用いて変調されたパターン信号の区別を行う測定
方法について説明を行ったが、検出した2種類のパター
ンに相当する信号からそれぞれの波長を求めること等に
より、第1パターンAの信号と第2パターンBの信号と
の識別ができれば、第3パターンRを用いることなく測
定が行える。
【0068】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の電
子レベルは、高低差を自動的に求めることができるが、
電子レベルが傾くと正確な高低差を求めることができな
いという問題点があった。
【0069】更に標尺には電子的読取用パターンのみが
形成されており、目視による測定を行うことができず、
電子的測定量と目視による測定量とを直ちに比較確認す
ることができないという問題点があった。
【0070】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
案出されたもので、目視用目盛り及び電子的読取用パタ
ーンを有する標尺を視準し高低差及び該標尺までの水平
距離を自動的に求める電子レベルにおいて、該標尺の電
子的読取用パターンの信号を形成するための光電変換器
を有する測定光学系と該標尺の目視用目盛りを観察する
ための視準光学系とを含む望遠鏡光学系と、前記電子レ
ベルの傾斜角を測定するための傾斜角測定手段と、前記
高低差を補正算出するための信号処理部とからなってお
り、この信号処理部は、前記光電変換器の出力信号を演
算処理して前記標尺までの水平距離と高低差を算出する
ための測定部と、この測定部で測定された水平距離と前
記傾斜角測定手段で測定された傾斜角に基づき、前記高
低差を補正算出するための補正高低差算出部とから構成
されており、前記測定部で算出された前記標尺までの水
平距離及び高低差と、該補正高低差算出部による補正値
との差を補正量として演算するための補正量演算部と、
測定者が目視視準を行う際に、前記目視用目盛りの読取
値に対して、補正すべき補正値である前記補正量演算部
で演算された補正量を表示するための表示部とから構成
されている。
【0071】また本発明の表示部は、前記補正量演算部
で演算された補正量に加えて、前記補正高低差算出部で
算出される補正高低差を表示する構成にすることもでき
る。
【0072】更に本発明の傾斜角測定手段が、所定値以
上の傾斜を測定した場合には、前記表示部に警告表示が
なされる様に構成することもできる。
【0073】そして本発明の標尺は、電子的読取用パタ
ーンを有する電子レベル用標尺において、この電子的読
取用パターンは、測長方向に等ピッチで配列され、かつ
測長方向のパターンの長さが所定の周期で変調されてお
り、その電子的読取用パターンの側部に電子的読取用パ
ターンの測長方向に配置され、電子的読取用パターンの
ピッチに対応したピッチで配列された目視用目盛りを形
成している。
【0074】
【発明の実施の形態】以上の様に構成された本発明は、
目視用目盛り及び電子的読取用パターンを有する標尺を
視準し高低差及び標尺までの水平距離を自動的に求める
電子レベルであり、光電変換器を有する測定光学系が標
尺の電子的読取用パターンの信号を形成し、視準光学系
が標尺の目視用目盛りを観察する様になっており、信号
処理部の測定部が、光電変換器の出力信号を演算処理し
て標尺までの水平距離と高低差を算出し、信号処理部の
補正高低差算出部が、測定部で測定された水平距離と傾
斜角測定手段で測定された傾斜角に基づき、高低差を補
正算出する様になっている。そして補正量演算部が、測
定部で算出された標尺までの水平距離及び高低差と、補
正高低差算出部による補正値との差を補正量として演算
し、表示部が、測定者が目視視準を行う際に、目視用目
盛りの読取値に対して、補正すべき補正値である補正量
演算部で演算された補正量を表示する様になっている。
【0075】また本発明の表示部は、補正量演算部で演
算された補正量に加えて、補正高低差算出部で算出され
る補正高低差を表示することもできる。
【0076】更に本発明の傾斜角測定手段が、所定値以
上の傾斜を測定した場合には、表示部に警告表示をする
こともできる。
【0077】そして本発明の標尺は、電子的読取用パタ
ーンを有する電子レベル用標尺において、この電子的読
取用パターンは、測長方向に等ピッチで配列され、かつ
測長方向の長さが所定の周期で変調されており、その電
子的読取用パターンの側部に電子的読取用パターンの測
長方向に配置された目視用目盛りが、電子的読取用パタ
ーンのピッチに対応したピッチで配列されて形成してい
る。
【0078】
【実施例】
【0079】本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0080】図1〜図3に示す様に、本実施例の測量装
置は、電子レベル1と、電子レベル用標尺2とからなっ
ている。電子レベル1は、図3に示す様に整準装置10
0上に載置されており、図1に示す様に、対物レンズ部
11と、ビームスプリッタ13と、接眼レンズ部14
と、リニアセンサ15と、演算処理手段16と、傾斜セ
ンサー400とから構成されている。
【0081】対物レンズ部11は、電子レベル用標尺2
の電子的読取用パターンの像を形成するためのものであ
る。本実施例の対物レンズ部11は、対物レンズとイン
ターナルレンズとから構成されており、インターナルレ
ンズを移動させることにより、電子レベル用標尺2のパ
ターンの像に対するピント合わせを行うことができる。
ビームスプリッタ13は、光を接眼レンズ部14方向
と、リニアセンサ15方向に分割させるためのものであ
る。接眼レンズ部14は、測量者が、電子レベル用標尺
2を目視するためのものである。なお対物レンズ部11
と接眼レンズ部14とが、電子レベル用標尺2の目視用
目盛りを観察するための視準光学系に該当し、また、対
物レンズ部11とリニアセンサ15とが、測定光学系に
該当している。
【0082】リニアセンサ15は、対物レンズ部11に
よって形成された電子レベル用標尺2のパターン像を電
気信号に変換するためのものである。本実施例では、C
CDリニアセンサが使用されている。このリニアセンサ
15は、ホトダイオードを少なくとも1次元的に配置し
たリニアイメージセンサであれば、何れのセンサを採用
することができる。
【0083】演算処理手段16は信号処理部に該当する
もので、アンプ161と、サンプルホールド162と、
A/D変換器163と、RAM164と、クロックドラ
イバ165と、マイクロコンピュータ166とから構成
されている。この演算処理手段16には、表示器167
が接続されている。なお本実施例の演算処理手段16
は、測定部と補正高低差算出部と補正量算出部にも該当
している。
【0084】傾斜センサー400は、傾斜角測定手段に
該当するもので、電子レベル1の傾斜角を測定するため
のものである。本実施例の傾斜センサー400を図6及
び図8に基づいて説明すると、傾斜センサー400は、
ガラス等の絶縁材料から構成された容器401と、この
容器401に充填された低粘性の液体402と、この液
体402に封入された気泡403とから構成された気泡
管を備えている。容器401の上方内面は、長手方向に
曲率を有する湾曲面が形成されており、容器401は、
脚部材404a、404bにより支持されてシールドケ
ース405内に載置される。
【0085】図6及び図8に示す様に、容器401の外
面には長手方向全長の約2/3に対応する中央部分の下
側約170゜の範囲に第1の電極406を設け、この第
1の電極406と対向する上側約170゜の範囲に相互
に分離した第2の電極407と第3の電極408とが形
成されている。また第1の電極406と第2の電極40
7と第3の電極408とを取り囲むためのガード電極4
09が形成されており、各電極間の漏れ抵抗をなくし、
浮遊容量を極めて微小にさせることができる。そして、
第1の電極406とガード電極409とを等電位とし、
第1の電極406と第2の電極407との間、又は第1
の電極406と第3の電極408との間に電流を流し、
それらの充電量の変化を検出して傾斜角を求めることが
できる。
【0086】次に電子レベル用標尺2は、図2に示す様
に、第1のパターンAと第2のパターンBと第3のパタ
ーンRから構成される電子的読取用パターン21が等間
隔(p)で繰り返し配置されている。更に本実施例の電
子レベル用標尺2には、図9に示す様に、電子的読取用
パターン21の側部に目視用目盛り22が形成されてい
【0087】ここで本実施例の電子レベル1に搭載され
た演算処理手段16を詳細に説明する。アンプ161
は、リニアセンサ15からの電気信号を増幅するもので
あり、サンプルホールド162は、増幅された電気信号
をクロックドライバ165からのタイミング信号でサン
プルホールドするものである。A/D変換器163は、
サンプルホールドされた電気信号をA/D変換するため
のものである。そしてRAM164は、A/D変換され
たデジタル信号を記憶するためのものである。またマイ
クロコンピュータ166は、各種演算処理を行うもので
ある。
【0088】そして、対物レンズ部11とビームスプリ
ッタ13と接眼レンズ部14とは、望遠鏡光学系に該当
するものであり、リニアセンサ15は光電変換器に該当
するものである。
【0089】ここでマイクロコンピュータ166が果た
す機能を図5に基づいて説明すると、演算処理手段16
は、基準信号形成部1661と、パターン信号形成部1
662と、ブロック検出部1663と、算出部1664
と、補正高低差算出部1669と、補正量演算部167
0とからなっている。基準信号形成部1661は、リニ
アセンサ15から得られた電気信号から、遠距離測定の
場合には、高速フーリエ変換により等間隔ピッチpに相
当する基準信号を形成し、近距離測定の場合には、リニ
アセンサ15の出力信号を微分し、立ち上がり、立ち下
がりエッジから基準信号を形成する。
【0090】パターン信号形成部1662は、遠距離測
定の場合には、基準信号の前後半ピッチ分で積分し、こ
の積分値を3つ毎に間引く(プロダクト検波)ことによ
り、第1のパターン信号と第2のパターン信号を形成
し、近距離測定の場合には、間引き動作により、第1の
パターン信号と第2のパターン信号を形成する。
【0091】ブロック検出部1663は、近距離測定の
場合に、第1のパターンAの幅DA及び第2のパターン
Bの幅DBを比較することにより、水平位置に相当する
ブロックが何番目のブロックであるかを決定する。
【0092】算出部1664は、遠距離測定の場合に
は、視準線付近の第1のパターン信号と第2のパターン
信号の位相から高低差を算出し、近距離測定の場合に
は、特定されたブロックに基づき高低差を算出する様に
なっている。
【0093】なお電子的読取用パターン21が等間隔ピ
ッチであるから、レンズの結像公式により、電子レベル
1と電子レベル用標尺2との距離(水平距離)を演算す
ることができ、更に算出部1664で高低差を算出する
ことができるので、これらの機能が測定部に該当するこ
とになる。
【0094】即ち図10に示す様に、電子レベル用標尺
2の等間隔ピッチpが、電子レベル1のレンズにより像
wとなるので、レンズから電子レベル用標尺2までの距
離をL、レンズから像までの距離をdとすれば、
【0095】L=d(p/w)となり、d≒fであるか
ら(fはレンズの焦点距離)
【0096】L=d(p/w)≒f(p/w)
【0097】となる。更に電子レベル1のレンズによる
像wは、リニアセンサ15の1画素の長さをCとし、リ
ニアセンサ15で得られた等間隔ピッチpに相当する周
波数(サイクル)の一波長をkとすれば、w=Ckとな
る。従って、電子レベル1と電子レベル用標尺2との距
離Lは、
【0098】 L=((f/(C*k)))*(p) ・・・・・第4式
【0099】となり、電子レベル1と電子レベル用標尺
2との水平距離を求めることができる。
【0100】そして補正高低差算出部1669は、測定
部で測定された水平距離と傾斜センサー400で測定さ
れた傾斜角に基づき、高低差を補正算出するためのもの
である。
【0101】次に傾斜による高低差の補正について詳細
に説明する。
【0102】ここで、傾斜センサー400で測定される
望遠鏡光学系の倒れ量をθとし、電子レベル1と電子レ
ベル用標尺2との距離をL、電子レベル1の測定部で計
測された高さをhとすれば、補正された高さh’は、
【0103】 h’=h+L*sinθ ・・・・・第11式
【0104】となる。
【0105】即ち補正高低差算出部1669は、上記第
11式を演算することとなる。
【0106】ここで図11に基づいて、傾斜による高低
差の補正演算を具体的に説明する。電子レベル1と電子
レベル用標尺2との距離Lが20m、望遠鏡光学系の倒
れ量θが5分、電子レベル1の測定部で計測された高さ
hが1.5mとすれば、第11式より、
【0107】 h’=1.5+20*sin(5分) (m) =1.52908m
【0108】となる。この時、電子レベル1の距離測定
誤差は、
【0109】1.5*sin(5分) (m) =2.18mm
【0110】となり、
【0111】 h”=1.5+(20+2.18*10-3)*sin(5分) (m) =1.52909m
【0112】が得られる。
【0113】従って距離誤差は無視できる程度であり、
第11式を演算すれば十分な補正を実現することができ
る。
【0114】そして補正量演算部1670は、測定部で
算出された電子レベル用標尺2までの水平距離及び高低
差と、補正高低差算出部1669による補正値との差で
ある補正量を演算するものである。補正量演算部167
0で演算された補正量は、補正高低差算出部1669で
演算された補正された高さh’と共に、表示器167に
表示する。測定者は視準光学系から読まれた目視用目盛
り22の値と比較し、確認することができる。
【0115】なお表示器167は図12に示す様に、補
正高低差算出部1669で算出された高低差や補正量演
算部1670で演算された補正量を表示するもので、液
晶表示等の表示手段を採用してもよく、更に、外部記憶
手段等に出力させる構成としてもよい。なお表示器16
7は、補正量表示部にも該当している。
【0116】また本実施例では、傾斜センサー400の
出力信号を監視することにより、電子レベル1の異常検
出(倒れ検出)を行うことができる。即ち傾斜センサー
400が、電子レベル1の±5分以上の傾きを検出した
場合には、演算処理手段16が表示器167に異常の表
示を行うこともできる。
【0117】
【効果】以上の様に構成された本発明は、目視用目盛り
及び電子的読取用パターンを有する標尺を視準し高低差
及び該標尺までの水平距離を自動的に求める電子レベル
において、該標尺の電子的読取用パターンの信号を形成
するための光電変換器を有する測定光学系と該標尺の目
視用目盛りを観察するための視準光学系とを含む望遠鏡
光学系と、前記電子レベルの傾斜角を測定するための傾
斜角測定手段と、前記高低差を補正算出するための信号
処理部とからなっており、この信号処理部は、前記光電
変換器の出力信号を演算処理して前記標尺までの水平距
離と高低差を算出するための測定部と、この測定部で測
定された水平距離と前記傾斜角測定手段で測定された傾
斜角に基づき、前記高低差を補正算出するための補正高
低差算出部とから構成されており、前記測定部で算出さ
れた前記標尺までの水平距離及び高低差と、該補正高低
差算出部による補正値との差を補正量として演算するた
めの補正量演算部と、測定者が目視視準を行う際に、前
記目視用目盛りの読取値に対して、補正すべき補正値で
ある前記補正量演算部で演算された補正量を表示するた
めの表示部とから構成されているので、電子レベルが傾
いても正確な高低差を求めることができるという効果が
ある。
【0118】更に本発明は、標尺の電子的読取用パター
ンの信号を形成するための光電変換器を有する測定光学
系と標尺の目視用目盛りを観察するための視準光学系と
を備えており、光電変換器の出力信号を演算処理して前
記標尺までの水平距離と高低差を算出するための測定部
と、この測定部で測定された水平距離と前記傾斜角測定
手段で測定された傾斜角に基づき、前記高低差を補正算
出するための補正高低差算出部とを有し、測定部で算出
された値と、補正高低差算出部による補正値との差であ
る補正量を演算するための補正量演算部が、補正量を補
正量表示部に表示する様に構成されているので、測定者
が目視視準を行う際に、電子的測定量と目視による測定
量とを直ちに比較確認することができるという卓越した
効果がある。
【0119】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の電子レベル1の構成を示す図
である。
【図2】本実施例の電子レベル用標尺2を説明する図で
ある。
【図3】本実施例の電子レベル1の外観を示す斜視図で
ある。
【図4】出力信号のパワースペクトラムを示す図であ
る。
【図5】本実施例の演算処理手段16の構成を示す図で
ある。
【図6】本実施例の傾斜センサー400を説明する図で
ある。
【図7】本実施例の傾斜センサー400を説明する図で
ある。
【図8】本実施例の傾斜センサー400を説明する図で
ある。
【図9】本実施例の電子レベル用標尺2を説明する図で
ある。
【図10】本実施例の水平距離の測定原理を説明する図
である。
【図11】本実施例の傾斜による高低差の補正演算を説
明する図である。
【図12】本実施例の表示器167を説明する図であ
る。
【図13】本実施例の遠距離測定の原理を説明する図で
ある。
【図14】本実施例の遠距離測定の原理を説明する図で
ある。
【図15】本実施例の遠距離測定の原理を説明する図で
ある。
【図16】本実施例の近距離測定の原理を説明する図で
ある。
【符号の説明】
1 電子レベル 11 対物レンズ部 13 ビームスプリッタ 14 接眼レンズ部 15 リニアセンサ 16 演算処理手段 1661 基準信号形成部 1662 パターン信号形成部 1663 ブロック検出部 1664 算出部 1669 補正高低差算出部 1670 補正量演算部 2 電子レベル用標尺 21 電子的読取用パターン 22 目視用目盛り 400 傾斜センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大友 文夫 東京都板橋区蓮沼町75番1号 株式会社 トプコン内 (56)参考文献 特開 昭63−180815(JP,A) 特開 昭63−33603(JP,A) 特開 昭62−3610(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 5/00 G01C 15/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】目視用目盛り及び電子的読取用パターンを
    有する標尺を視準し高低差及び該標尺までの水平距離を
    自動的に求める電子レベルにおいて、該標尺の電子的読
    取用パターンの信号を形成するための光電変換器を有す
    る測定光学系と該標尺の目視用目盛りを観察するための
    視準光学系とを含む望遠鏡光学系と、前記電子レベルの
    傾斜角を測定するための傾斜角測定手段と、前記高低差
    を補正算出するための信号処理部とからなっており、こ
    の信号処理部は、前記光電変換器の出力信号を演算処理
    して前記標尺までの水平距離と高低差を算出するための
    測定部と、この測定部で測定された水平距離と前記傾斜
    角測定手段で測定された傾斜角に基づき、前記高低差を
    補正算出するための補正高低差算出部とから構成されて
    おり、前記測定部で算出された前記標尺までの水平距離
    及び高低差と、該補正高低差算出部による補正値との差
    を補正量として演算するための補正量演算部と、測定者
    が目視視準を行う際に、前記目視用目盛りの読取値に対
    して、補正すべき補正値である前記補正量演算部で演算
    された補正量を表示するための表示部とからなることを
    特徴とする傾斜補正機能付き電子レベル。
  2. 【請求項2】前記表示部は、前記補正量演算部で演算さ
    れた補正量に加えて、前記補正高低差算出部で算出され
    る補正高低差を表示する様に構成されている請求項1記
    載の傾斜補正機能付き電子レベル。
  3. 【請求項3】前記傾斜角測定手段が、所定値以上の傾斜
    を測定した場合には、前記表示部に警告表示がなされる
    様に構成されている請求項1記載の傾斜補正機能付き電
    子レベル。
  4. 【請求項4】請求項1から請求項3の何れか1項に記載
    した傾斜補正機能付き電子レベルに使用する電子的読取
    用パターンを有する電子レベル用標尺において、この電
    子的読取用パターンは、測長方向に等ピッチで配列さ
    れ、かつ測長方向のパターンの長さが所定の周期で変調
    されており、その電子的読取用パターンの側部に電子的
    読取用パターンの測長方向に配置され、電子的読取用パ
    ターンのピッチに対応したピッチで配列された目視用目
    盛りを形成したことを特徴とする標尺。
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