JP3406264B2 - ポンプと可撓性リザーバを備えた製品収容分配装置 - Google Patents
ポンプと可撓性リザーバを備えた製品収容分配装置Info
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D1/00—Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
- B65D1/02—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
- B65D1/0207—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by material, e.g. composition, physical features
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/02—Membranes or pistons acting on the contents inside the container, e.g. follower pistons
- B05B11/026—Membranes separating the content remaining in the container from the atmospheric air to compensate underpressure inside the container
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- B05B15/00—Details of spraying plant or spraying apparatus not otherwise provided for; Accessories
- B05B15/60—Arrangements for mounting, supporting or holding spraying apparatus
- B05B15/62—Arrangements for supporting spraying apparatus, e.g. suction cups
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に液状のような
製品を収容し分配するための装置に関する。本発明が対
象とする分配される製品は、特に化粧、医薬又は皮膚用
医薬製品である。より詳細には、本発明は、分配される
製品を収容する可撓性の壁部を有する、つまり容積が可
変の袋体タイプのリザーバを具備してなる収容装置に関
する。製品を分配する際には、リザーバは、使用者によ
って操作される、分配口を備えた押圧ボタンが上部に取
り付けられたハンドポンプに連通する。
製品を収容し分配するための装置に関する。本発明が対
象とする分配される製品は、特に化粧、医薬又は皮膚用
医薬製品である。より詳細には、本発明は、分配される
製品を収容する可撓性の壁部を有する、つまり容積が可
変の袋体タイプのリザーバを具備してなる収容装置に関
する。製品を分配する際には、リザーバは、使用者によ
って操作される、分配口を備えた押圧ボタンが上部に取
り付けられたハンドポンプに連通する。
【０００２】
【従来の技術】収容される製品を周囲の空気から遮蔽し
て包装することは多くの化粧又は医薬製品の場合に必要
であるが、その場合に装置に設けるポンプはエアレスポ
ンプであり、ある分量の製品が放出された後に空気がリ
ザーバ内に取り込まれない構造になっている。この種の
ディスペンサーの場合には、製品が放出されるにつれ
て、リザーバが収縮するので、装置を手で持ち難くな
り、特に使用者がポンプを作動させ難くなる。すなわ
ち、リザーバが収縮した後は、把持できる外部領域が押
圧ボタンを簡単に押圧するには不適当なものになる。
て包装することは多くの化粧又は医薬製品の場合に必要
であるが、その場合に装置に設けるポンプはエアレスポ
ンプであり、ある分量の製品が放出された後に空気がリ
ザーバ内に取り込まれない構造になっている。この種の
ディスペンサーの場合には、製品が放出されるにつれ
て、リザーバが収縮するので、装置を手で持ち難くな
り、特に使用者がポンプを作動させ難くなる。すなわ
ち、リザーバが収縮した後は、把持できる外部領域が押
圧ボタンを簡単に押圧するには不適当なものになる。
【０００３】可撓性の壁部を有するリザーバを剛性又は
半剛性の封入体に収容する多くの態様が提案されてい
る。例を挙げると、このようなディスペンサーは、本出
願人名義の欧州特許出願公開第０４８６３５５号公報及
び同第０６２８３５５号公報、あるいは米国特許第３４
２０４１３号に開示されている。これらのディスペンサ
ーでは製品が満たされる可撓性の袋体が剛性の外側封入
体に収容されている。袋体はハンドポンプと連通してお
り、ハンドポンプ自体は封入体に取り付けられたある程
度の剛性を有する取り付け基部又はネック部に取り付け
られている。これらのディスペンサーでは、ポンプの上
部に、ポンプを作動し製品を分配するための押圧ボタン
が設けられている。
半剛性の封入体に収容する多くの態様が提案されてい
る。例を挙げると、このようなディスペンサーは、本出
願人名義の欧州特許出願公開第０４８６３５５号公報及
び同第０６２８３５５号公報、あるいは米国特許第３４
２０４１３号に開示されている。これらのディスペンサ
ーでは製品が満たされる可撓性の袋体が剛性の外側封入
体に収容されている。袋体はハンドポンプと連通してお
り、ハンドポンプ自体は封入体に取り付けられたある程
度の剛性を有する取り付け基部又はネック部に取り付け
られている。これらのディスペンサーでは、ポンプの上
部に、ポンプを作動し製品を分配するための押圧ボタン
が設けられている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】一般に、この種のディ
スペンサーは、一つの手の指を使用してこれを適切に保
持し、この手の人差し指を押しボタン上に適切に置いて
押圧ボタンを押圧できる場合は、満足できる。しばしば
そのようなディスペンサーを手に保ち操作する方法は、
人間工学的な観点からあまり容易なものではないように
思われる。すなわち、特に適用前にリザーバを振らなけ
ればならない場合、ディスペンサーが手から滑り落ちて
しまう。
スペンサーは、一つの手の指を使用してこれを適切に保
持し、この手の人差し指を押しボタン上に適切に置いて
押圧ボタンを押圧できる場合は、満足できる。しばしば
そのようなディスペンサーを手に保ち操作する方法は、
人間工学的な観点からあまり容易なものではないように
思われる。すなわち、特に適用前にリザーバを振らなけ
ればならない場合、ディスペンサーが手から滑り落ちて
しまう。
【０００５】更に、米国特許第５３８８７２７号及び同
第５５４２５８０号は、圧縮性管体である外側封入体を
具備する装置を開示している。該管体の内部空間には、
分散される液体製品を充填された収縮可能な袋体が配設
されている。製品を確実に分散させるために、管体の上
部には、袋体の内部に連通する手動の分配ポンプが取り
付けられている。これらの文献によれば、外側封入体は
ポリエチレンのような熱可塑性の可撓性材料から形成さ
れている。外側封入体の形成にエラストマー材料を使用
することは開示も示唆もされていない。
第５５４２５８０号は、圧縮性管体である外側封入体を
具備する装置を開示している。該管体の内部空間には、
分散される液体製品を充填された収縮可能な袋体が配設
されている。製品を確実に分散させるために、管体の上
部には、袋体の内部に連通する手動の分配ポンプが取り
付けられている。これらの文献によれば、外側封入体は
ポリエチレンのような熱可塑性の可撓性材料から形成さ
れている。外側封入体の形成にエラストマー材料を使用
することは開示も示唆もされていない。
【０００６】従って、上述した文献に鑑みて、本発明の
目的の一つは、より人間工学的に好ましい形で手にとっ
て操作することができる分配装置を提供することにあ
る。本発明の他の目的は、ソフト感、よって更なる快適
感をディスペンサーに付与することにある。本発明の更
に他の目的は、本体に可撓性があり、使用したときに使
用者の手の形に個々に適合しうるディスペンサーを提供
することにある。本発明の更に他の目的は、「その場
で」手の凹凸に応じて形作られるすべらない外形をつく
りだすことにある。更に他の目的は以下の詳細な説明か
ら明らかになるであろう。
目的の一つは、より人間工学的に好ましい形で手にとっ
て操作することができる分配装置を提供することにあ
る。本発明の他の目的は、ソフト感、よって更なる快適
感をディスペンサーに付与することにある。本発明の更
に他の目的は、本体に可撓性があり、使用したときに使
用者の手の形に個々に適合しうるディスペンサーを提供
することにある。本発明の更に他の目的は、「その場
で」手の凹凸に応じて形作られるすべらない外形をつく
りだすことにある。更に他の目的は以下の詳細な説明か
ら明らかになるであろう。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、製品、特に液
状の製品を収容し分配するための装置において、ａ)内
部の減圧に応じてそれ自体が収縮可能な可撓性壁部を有
するリザーバと、ｂ)上記リザーバに設けられ、作動命
令に応答して放出口から上記製品を放出可能なポンプと
を具備し、上記リザーバが、上記装置に形状安定性を付
与するのに十分な厚い壁部を有する外側封入体内に配設
され、上記外側封入体の壁部が、エラストマー材料から
形成され、使用者が装置を手に把持することにより生じ
る圧力に応じて該壁部が可逆的に変形可能な構成とされ
ている装置に関する。
状の製品を収容し分配するための装置において、ａ)内
部の減圧に応じてそれ自体が収縮可能な可撓性壁部を有
するリザーバと、ｂ)上記リザーバに設けられ、作動命
令に応答して放出口から上記製品を放出可能なポンプと
を具備し、上記リザーバが、上記装置に形状安定性を付
与するのに十分な厚い壁部を有する外側封入体内に配設
され、上記外側封入体の壁部が、エラストマー材料から
形成され、使用者が装置を手に把持することにより生じ
る圧力に応じて該壁部が可逆的に変形可能な構成とされ
ている装置に関する。
【０００８】この構成により、封入体の可逆的変形を通
じて、外表面が使用者の手の形状に個々に合致する形に
なるので、手による把持が特に人間工学的に好ましいも
のとなる。特に、本発明に係る分配装置が手に収容され
る状態は、ポンプを容易に作動させることができるよう
に特にしっかりと把持できるものとなる。この観点は、
ポンプが通常のポンプより大きな作動力を必要とする予
圧縮を持つポンプであるとき、特に重要である。
じて、外表面が使用者の手の形状に個々に合致する形に
なるので、手による把持が特に人間工学的に好ましいも
のとなる。特に、本発明に係る分配装置が手に収容され
る状態は、ポンプを容易に作動させることができるよう
に特にしっかりと把持できるものとなる。この観点は、
ポンプが通常のポンプより大きな作動力を必要とする予
圧縮を持つポンプであるとき、特に重要である。
【０００９】封入体の壁部の厚みは、好ましくは、エラ
ストマー材料の可撓性により、特に圧縮性を実現するよ
うに選択される。「形状安定性」という用語は、ある支
持体上に装置を置いたとき、装置の自重により外側封入
体が変形しないために必要な形状安定性を意味するもの
と理解される。この目的のために、封入体の壁部の一部
は封入体の残りの壁部よりもより圧肉であってもよい。
ストマー材料の可撓性により、特に圧縮性を実現するよ
うに選択される。「形状安定性」という用語は、ある支
持体上に装置を置いたとき、装置の自重により外側封入
体が変形しないために必要な形状安定性を意味するもの
と理解される。この目的のために、封入体の壁部の一部
は封入体の残りの壁部よりもより圧肉であってもよい。
【００１０】また、好適な実施形態では、上記外側封入
体の壁部は、場所に応じて変わる厚みを有しており、使
用者が手で装置を把持すると容易に変形する領域が形成
されている。好適には、上記壁部の厚みは上記装置の長
軸に直交する面と装置の長軸を含む面の双方において場
所によって異なる。
体の壁部は、場所に応じて変わる厚みを有しており、使
用者が手で装置を把持すると容易に変形する領域が形成
されている。好適には、上記壁部の厚みは上記装置の長
軸に直交する面と装置の長軸を含む面の双方において場
所によって異なる。
【００１１】一実施形態では、ポンプは、取付部材を介
してリザーバに取り付けられている。経済的な理由か
ら、市販のポンプを使用することができる。取付部材
は、一実施形態によれば、リザーバとは反対の側に少な
くとも部分的に延びる円筒状の周縁部に連結された横断
壁部を有する取付基部とすることができる。取付基部に
はポンプを収容可能な軸方向に延びる管体が貫通して設
けられている。一般に、ポンプはスナップ締結、圧力嵌
合又は任意の他の適切な手段により取付部材に取り付け
ることができる。
してリザーバに取り付けられている。経済的な理由か
ら、市販のポンプを使用することができる。取付部材
は、一実施形態によれば、リザーバとは反対の側に少な
くとも部分的に延びる円筒状の周縁部に連結された横断
壁部を有する取付基部とすることができる。取付基部に
はポンプを収容可能な軸方向に延びる管体が貫通して設
けられている。一般に、ポンプはスナップ締結、圧力嵌
合又は任意の他の適切な手段により取付部材に取り付け
ることができる。
【００１２】好ましくは、分配装置に取り付けられるポ
ンプはエアレスタイプのものである。この場合、リザー
バの可撓性の壁部と外側封入体の間に形成される空間内
の空気圧を平衡化するための手段を設けることができ
る。このため、封入体の壁部の一つに孔部を穿設するの
が好ましい。この構成によって、リザーバの容積が縮小
することで上記空間が減圧され、外側封入体が変形する
ことが避けられる。通気孔は外側封入体の底部に形成す
ることができる。取付部材と外側封入体の間、特に２つ
の部材が接合される領域に、長く延びる通気用の線状溝
を形成することもまた可能である。
ンプはエアレスタイプのものである。この場合、リザー
バの可撓性の壁部と外側封入体の間に形成される空間内
の空気圧を平衡化するための手段を設けることができ
る。このため、封入体の壁部の一つに孔部を穿設するの
が好ましい。この構成によって、リザーバの容積が縮小
することで上記空間が減圧され、外側封入体が変形する
ことが避けられる。通気孔は外側封入体の底部に形成す
ることができる。取付部材と外側封入体の間、特に２つ
の部材が接合される領域に、長く延びる通気用の線状溝
を形成することもまた可能である。
【００１３】ポンプを作動し、製品を分配するために、
本発明の装置には、放出口を備える押圧ボタンをポンプ
上に装備することが好ましい。ポンプを放出口に連通さ
せるための連結手段が設けられる。更に、押圧ボタンの
外側には、外部スカート部を備えて押圧ボタンがその内
側を摺動することができるようにしてもよい。
本発明の装置には、放出口を備える押圧ボタンをポンプ
上に装備することが好ましい。ポンプを放出口に連通さ
せるための連結手段が設けられる。更に、押圧ボタンの
外側には、外部スカート部を備えて押圧ボタンがその内
側を摺動することができるようにしてもよい。
【００１４】外側封入体が形成されるエラストマー材料
は、シリコーン、ブチル、ポリノルボルネンのゴム；ポ
リ塩化ビニル、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、スチレン・ブタジエンブロックコポリマー(Ｓ
ＥＢＳ)、エチレン・プロピレン・ジエン・ポリメチレ
ンのコポリマー(ＥＰＤＭ)又はポリウレタン等々の熱可
塑性エラストマーから選択されるのが好ましい。必要な
らば、これらの材料としては閉じた又は半分閉じた微孔
性フォームを使用することもできる。好適には、エラス
トマー材料は２０ないし６０のショアーＡ硬度を有す
る。
は、シリコーン、ブチル、ポリノルボルネンのゴム；ポ
リ塩化ビニル、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、スチレン・ブタジエンブロックコポリマー(Ｓ
ＥＢＳ)、エチレン・プロピレン・ジエン・ポリメチレ
ンのコポリマー(ＥＰＤＭ)又はポリウレタン等々の熱可
塑性エラストマーから選択されるのが好ましい。必要な
らば、これらの材料としては閉じた又は半分閉じた微孔
性フォームを使用することもできる。好適には、エラス
トマー材料は２０ないし６０のショアーＡ硬度を有す
る。
【００１５】外側封入体は、透明、艶消し又は不透明の
材料で単色又は多色のものから製作することができる。
その形状に関しては、それが形成される材料の弾性によ
り、大きな自由度が得られ、アンダーカッティングした
態様が可能になり、剛性材料から形成した場合であれば
モールドから取り出せなくなるような複雑な形状のもの
も製作することができる。特に、エラストマー材料が透
明である場合、紫外線遮蔽剤を含有していてもよい。こ
の場合は、透明な内部の袋体に入れられた紫外線の影響
を受けやすい製品を保護することができる。
材料で単色又は多色のものから製作することができる。
その形状に関しては、それが形成される材料の弾性によ
り、大きな自由度が得られ、アンダーカッティングした
態様が可能になり、剛性材料から形成した場合であれば
モールドから取り出せなくなるような複雑な形状のもの
も製作することができる。特に、エラストマー材料が透
明である場合、紫外線遮蔽剤を含有していてもよい。こ
の場合は、透明な内部の袋体に入れられた紫外線の影響
を受けやすい製品を保護することができる。
【００１６】他の実施形態によれば、外側封入体の壁部
の一つは吸盤状の部位を有している。従って、例えば浴
室の壁のタイルのような平坦で垂直な表面に分配装置を
固定することができる。
の一つは吸盤状の部位を有している。従って、例えば浴
室の壁のタイルのような平坦で垂直な表面に分配装置を
固定することができる。
【００１７】好適な実施形態によれば、リザーバは、例
えば熱可塑性シート又は熱可塑性層／金属層／熱可塑性
層の三層からなるシートのような複合材料シートから製
作された変形可能な袋体である。このような袋体は好ま
しくは取付基部に支承され取付基部と外側封入体の一部
分の間に挟持されたスカート部に取り付けられる。
えば熱可塑性シート又は熱可塑性層／金属層／熱可塑性
層の三層からなるシートのような複合材料シートから製
作された変形可能な袋体である。このような袋体は好ま
しくは取付基部に支承され取付基部と外側封入体の一部
分の間に挟持されたスカート部に取り付けられる。
【００１８】ここに記述した本発明の装置は、化粧品、
特にヘア製品、医薬品又は皮膚用医薬品を収容するため
に特に使用できる。本発明の上述した構成とそれ以外の
構成を、添付の図面を参照して記載した非限定的な実施
形態に従って以下に説明する。
特にヘア製品、医薬品又は皮膚用医薬品を収容するため
に特に使用できる。本発明の上述した構成とそれ以外の
構成を、添付の図面を参照して記載した非限定的な実施
形態に従って以下に説明する。
【００１９】
【発明の実施の形態】全体に参照符号１を付した本発明
に係る収容分配装置の第１の実施形態を示す図１ないし
３に示したように、この装置は軸線Ｘを有し、例えばク
リーム、ゲル、ボディミルク又はローションのような液
体又は粘性製品Ｐが入れられる変形可能なリザーバ２を
具備する。このリザーバ２はエラストマー材料からなる
外側封入体４に保持されている。この封入体４は、例え
ばエチレン、プロピレン及びジエン／ポリメチレンのコ
ポリマー(ＥＰＤＭ)から製作されている。好ましくは、
選択されるエラストマー材料のショアーＡ硬度は約３５
である。
に係る収容分配装置の第１の実施形態を示す図１ないし
３に示したように、この装置は軸線Ｘを有し、例えばク
リーム、ゲル、ボディミルク又はローションのような液
体又は粘性製品Ｐが入れられる変形可能なリザーバ２を
具備する。このリザーバ２はエラストマー材料からなる
外側封入体４に保持されている。この封入体４は、例え
ばエチレン、プロピレン及びジエン／ポリメチレンのコ
ポリマー(ＥＰＤＭ)から製作されている。好ましくは、
選択されるエラストマー材料のショアーＡ硬度は約３５
である。
【００２０】リザーバ２は袋状で、例えばポリエチレン
のようなプラスチック、又は金属層と少なくとも１層の
プラスチック層からなる複合体の可撓性シートから製作
されている。袋体２の底部は一ラインの融着部６により
閉止されている。袋体２の容積が縮小して、袋体２と封
入体４の内壁の間に形成される空間Ｖが増大するとき
に、内圧をバランスさせるために、封入体の底部８には
通気孔１０が設けられている。封入体４は、開口端に番
号５を付した側壁を有している。
のようなプラスチック、又は金属層と少なくとも１層の
プラスチック層からなる複合体の可撓性シートから製作
されている。袋体２の底部は一ラインの融着部６により
閉止されている。袋体２の容積が縮小して、袋体２と封
入体４の内壁の間に形成される空間Ｖが増大するとき
に、内圧をバランスさせるために、封入体の底部８には
通気孔１０が設けられている。封入体４は、開口端に番
号５を付した側壁を有している。
【００２１】袋体２の上方の自由縁部１２は、剛性の取
付基部１６上に形成された周方向に延びるスカート部１
４に接着、融着又は他の適当な手段により取り付けられ
ている。軸線Ｘに直交する面における周方向に延びるス
カート部１４の断面は円形、卵形、長方形等々である。
付基部１６上に形成された周方向に延びるスカート部１
４に接着、融着又は他の適当な手段により取り付けられ
ている。軸線Ｘに直交する面における周方向に延びるス
カート部１４の断面は円形、卵形、長方形等々である。
【００２２】周方向に延びるスカート部１４は封入体４
の内壁でその自由端５の近くに形成された相補的な溝５
ａと係止可能な周方向に延びるバルジ部１４ａを有して
いる。この構成により、袋体２の自由縁部１２は封入体
４の自由端５と取付基部１６の周方向に延びるスカート
部１４の間に挟持されている。
の内壁でその自由端５の近くに形成された相補的な溝５
ａと係止可能な周方向に延びるバルジ部１４ａを有して
いる。この構成により、袋体２の自由縁部１２は封入体
４の自由端５と取付基部１６の周方向に延びるスカート
部１４の間に挟持されている。
【００２３】取付基部１６は円筒管体１８が貫通する横
断底部２０を持つ皿状をなしている。この管体はリザー
バの外側に向けて延びている。この管体に上から取り付
けられているのはポンプ２６の本体である。該ポンプ２
６はポンプを作動させると共に製品Ｐを放出するために
使用される出没ステム部２８を有している。ポンプステ
ム部２８の自由端は押圧ボタン３０に係合している。着
脱可能な保護キャップ３２があらゆる偶発的な作動から
押圧ボタン３０を保護するために設けられている。
断底部２０を持つ皿状をなしている。この管体はリザー
バの外側に向けて延びている。この管体に上から取り付
けられているのはポンプ２６の本体である。該ポンプ２
６はポンプを作動させると共に製品Ｐを放出するために
使用される出没ステム部２８を有している。ポンプステ
ム部２８の自由端は押圧ボタン３０に係合している。着
脱可能な保護キャップ３２があらゆる偶発的な作動から
押圧ボタン３０を保護するために設けられている。
【００２４】ポンプ２６はエアレスポンプであるのが望
ましい。従って、製品Ｐが放出されている間、袋体２が
収縮し、袋体２と封入体４の内壁の間に形成された空間
Ｖの容積が増加する。
ましい。従って、製品Ｐが放出されている間、袋体２が
収縮し、袋体２と封入体４の内壁の間に形成された空間
Ｖの容積が増加する。
【００２５】押圧ボタン３０は、所定分量の製品を放出
させようとポンプ２６を作動させるために使用者が押圧
する受け領域となる上面３４を有する。放出流路３６が
ポンプステム部２８を放出口３８に連通させる。押圧ボ
タンはドーム状の全体形状を有する本体４０を有してお
り、その基部４４は、周方向に延びるスカート部１４の
内側部分に収容され得る外形を形成している。この構成
により、ポンプが作動されているときに、スカート部１
４によって押圧ボタン３０が軸方向に案内される。
させようとポンプ２６を作動させるために使用者が押圧
する受け領域となる上面３４を有する。放出流路３６が
ポンプステム部２８を放出口３８に連通させる。押圧ボ
タンはドーム状の全体形状を有する本体４０を有してお
り、その基部４４は、周方向に延びるスカート部１４の
内側部分に収容され得る外形を形成している。この構成
により、ポンプが作動されているときに、スカート部１
４によって押圧ボタン３０が軸方向に案内される。
【００２６】図１ないし３に見られるように、封入体４
は、部位によって厚みがある部分とそうでない部分へと
変化する壁部により形成されている。スカート部１４を
囲む領域４ａは、取付基部１６が封入体４にしっかりと
取り付けられるように、比較的厚肉の部分から形成され
ている。
は、部位によって厚みがある部分とそうでない部分へと
変化する壁部により形成されている。スカート部１４を
囲む領域４ａは、取付基部１６が封入体４にしっかりと
取り付けられるように、比較的厚肉の部分から形成され
ている。
【００２７】他の部分４ｂ、４ｃ及び４ｄは部分４ｅ及
び４ｆよりかなり厚い。厚肉の部分４ｂ、４ｃ及び４ｄ
は装置に良好な形状安定性を付与するように形成されて
いる。薄肉の部分４ｅ及び４ｆは容易に弾性変形可能
で、該薄肉の部分４ｅ及び４ｆに接触する手の形状に容
易に適合する。薄肉の部分から圧肉の部分への移行はな
だらかであることが望ましい。
び４ｆよりかなり厚い。厚肉の部分４ｂ、４ｃ及び４ｄ
は装置に良好な形状安定性を付与するように形成されて
いる。薄肉の部分４ｅ及び４ｆは容易に弾性変形可能
で、該薄肉の部分４ｅ及び４ｆに接触する手の形状に容
易に適合する。薄肉の部分から圧肉の部分への移行はな
だらかであることが望ましい。
【００２８】図２は図１のII−II線に沿う断面を示す。
この領域では、封入体は略卵形の断面を有していること
が分かる。側面４ｇ及び４ｈは側面４ｂ及び４ｄより更
に薄い。これらの側面４ｂ、４ｄは装置の形状を保つ一
方、側面４ｇ及び４ｈは圧縮されて側面４ｂ、４ｄより
簡単に変形可能である。
この領域では、封入体は略卵形の断面を有していること
が分かる。側面４ｇ及び４ｈは側面４ｂ及び４ｄより更
に薄い。これらの側面４ｂ、４ｄは装置の形状を保つ一
方、側面４ｇ及び４ｈは圧縮されて側面４ｂ、４ｄより
簡単に変形可能である。
【００２９】図３は図１のIII−III線に沿う断面を示
す。これから、断面形状はむしろ円形に近似しているこ
とが分かる。この領域では、部分４ｃ及び４ｅは図２の
断面の対応する部分よりも広い。
す。これから、断面形状はむしろ円形に近似しているこ
とが分かる。この領域では、部分４ｃ及び４ｅは図２の
断面の対応する部分よりも広い。
【００３０】図４は装置を手に取ったときに外側封入体
４の断面の変形を示す概略図である。エラストマー製封
入体４の輪郭は手の形状に合致していることが分かる。
特に、親指と中指に接触している部分が実質的な変形を
受けるが、これが薄肉の部分４ｅ、４ｇ及び４ｈに起こ
る (人差し指は押圧ボタンの上に置かれているので示し
ていない)。人によって手に保持したとき変形量は通常
異なるので、操作を各個人に合うように調整できる。換
言すれば、可撓性で弾性変形可能な材料を追加すること
により、あらゆる使用者が手に容易に装置を保持するこ
とができる。いわば、外側封入体の形状は、左手であろ
うと右手であろうと、小さい手であろうと大きな手であ
ろうと、個々に手に合致する。
４の断面の変形を示す概略図である。エラストマー製封
入体４の輪郭は手の形状に合致していることが分かる。
特に、親指と中指に接触している部分が実質的な変形を
受けるが、これが薄肉の部分４ｅ、４ｇ及び４ｈに起こ
る (人差し指は押圧ボタンの上に置かれているので示し
ていない)。人によって手に保持したとき変形量は通常
異なるので、操作を各個人に合うように調整できる。換
言すれば、可撓性で弾性変形可能な材料を追加すること
により、あらゆる使用者が手に容易に装置を保持するこ
とができる。いわば、外側封入体の形状は、左手であろ
うと右手であろうと、小さい手であろうと大きな手であ
ろうと、個々に手に合致する。
【００３１】使用者の手により作用される力に応じて、
薄肉部分は圧肉部分より大きく変形する。しかし、例え
ば親指と中指の間に上述のように圧縮力が作用すると、
圧肉領域でさえ顕著な変形を受ける。このような装置
は、人間工学的観点から良好に保持でき、触るのが快適
で、装置を手にしっかりと保持できる。すなわち、使用
者が人差し指を使用して押圧ボタンを押圧してポンプを
作動するとき、封入体の側壁で手がすべることなく、ポ
ンプは容易に作動する。
薄肉部分は圧肉部分より大きく変形する。しかし、例え
ば親指と中指の間に上述のように圧縮力が作用すると、
圧肉領域でさえ顕著な変形を受ける。このような装置
は、人間工学的観点から良好に保持でき、触るのが快適
で、装置を手にしっかりと保持できる。すなわち、使用
者が人差し指を使用して押圧ボタンを押圧してポンプを
作動するとき、封入体の側壁で手がすべることなく、ポ
ンプは容易に作動する。
【００３２】使用後に封入体は、使用している材料の弾
性により最初の形状に戻る。押しつぶす管体の保持とは
異なり、本発明に係る装置の把持感覚は使用期間中一定
している。特に、袋体が一杯になっているかどうかは、
通気孔１０があるために外側封入体の形状に影響を与え
ない。
性により最初の形状に戻る。押しつぶす管体の保持とは
異なり、本発明に係る装置の把持感覚は使用期間中一定
している。特に、袋体が一杯になっているかどうかは、
通気孔１０があるために外側封入体の形状に影響を与え
ない。
【００３３】すべらない性質が知られているスチレンと
ブタジエンのブロックコポリマー(ＳＥＢＳ)のようなあ
る種のエラストマー材料を、シャワーや入浴中に使用す
るように特に設計された分配装置に対して使用すること
ができる。
ブタジエンのブロックコポリマー(ＳＥＢＳ)のようなあ
る種のエラストマー材料を、シャワーや入浴中に使用す
るように特に設計された分配装置に対して使用すること
ができる。
【００３４】記載した実施形態では、取付基部１６の皿
状の形状のために、美的観点から魅力のある収容装置を
特に魅力のある価格で製造することができる。従って、
分配ヘッドを上部に備え特に高さの低い「一体型」押圧
ボタンが嵌合されたリザーバを提供することができる。
本発明によれば、このような収容装置を製造する際は、
簡単な取付手段を使用することができる。
状の形状のために、美的観点から魅力のある収容装置を
特に魅力のある価格で製造することができる。従って、
分配ヘッドを上部に備え特に高さの低い「一体型」押圧
ボタンが嵌合されたリザーバを提供することができる。
本発明によれば、このような収容装置を製造する際は、
簡単な取付手段を使用することができる。
【００３５】図５ないし８は本発明の他の実施形態を示
す。これらの図の中で、図５は第２の実施形態に係る外
側封入体の断面を示す。図５において、封入体４１は丸
み付けられた角部４１ａを有する略正方形の断面を有す
る。角部４１ａの近くの部分は正方形の側辺により形成
された部分４１ｂより更に薄肉である。
す。これらの図の中で、図５は第２の実施形態に係る外
側封入体の断面を示す。図５において、封入体４１は丸
み付けられた角部４１ａを有する略正方形の断面を有す
る。角部４１ａの近くの部分は正方形の側辺により形成
された部分４１ｂより更に薄肉である。
【００３６】図６は他の実施形態に係る外側封入体の断
面を示す。図６において、封入体４２は、丸み付けられ
た角の部分４２ａを有する略正方形の断面を有する。角
の部分４２ａは正方形の側辺に形成された部分４２ｂよ
り更に圧肉である。薄肉部分４２ｂと圧肉部分４２ａの
間の移行は徐々なものである。
面を示す。図６において、封入体４２は、丸み付けられ
た角の部分４２ａを有する略正方形の断面を有する。角
の部分４２ａは正方形の側辺に形成された部分４２ｂよ
り更に圧肉である。薄肉部分４２ｂと圧肉部分４２ａの
間の移行は徐々なものである。
【００３７】図７は他の実施形態に係る外側封入体４３
の断面を示す。図７において、封入体４３は、その上部
４３ａが半円となっている「アーチ型ゲート」の形状の
断面を有する。「アーチ型ゲート」の基部４３ｂと側辺
４３ｃは薄肉で、上部４３ａは圧肉部分からなり、その
厚みは頂部に向かって徐々に増大し、頂部から徐々に減
少する。
の断面を示す。図７において、封入体４３は、その上部
４３ａが半円となっている「アーチ型ゲート」の形状の
断面を有する。「アーチ型ゲート」の基部４３ｂと側辺
４３ｃは薄肉で、上部４３ａは圧肉部分からなり、その
厚みは頂部に向かって徐々に増大し、頂部から徐々に減
少する。
【００３８】図８は他の実施形態に係る外側封入体４４
の断面図である。図８において、封入体４４の断面は菱
形であり、ひし形の鋭角の角部に２つの直径方向に対向
する部分４４ａがある。２つの他の直径方向に対向する
部分４４ｂは菱形の他の角部に形成されている。上記部
分４４ａは圧肉で、肉厚は上記部分４４ｂに向けて徐々
に減少する。従って、上記部分４４ａは封入体に形状安
定性を付与する一方、上記部分４４ｂは使用者の手に把
持された場合に好ましい変形性を有している。
の断面図である。図８において、封入体４４の断面は菱
形であり、ひし形の鋭角の角部に２つの直径方向に対向
する部分４４ａがある。２つの他の直径方向に対向する
部分４４ｂは菱形の他の角部に形成されている。上記部
分４４ａは圧肉で、肉厚は上記部分４４ｂに向けて徐々
に減少する。従って、上記部分４４ａは封入体に形状安
定性を付与する一方、上記部分４４ｂは使用者の手に把
持された場合に好ましい変形性を有している。
【００３９】図９は本発明の他の実施形態に係る分配装
置５０の縦断面図である。この装置には、浴室やシャワ
ー室のタイルのような滑らかな表面Ｓに一時的に装置を
取り付けるための取付け手段６８が備えられている。図
９において、液状からペースト状の製品Ｐが満たされた
可撓性袋体５２の自由端５５は剛性の取付基部５６の周
部５９に取り付けられている。取付基部５６にはエアレ
スポンプ５８が取り付けられた軸方向に延びる管体５７
が貫通して設けられている。ポンプ５８には中空の作動
ステム部が備えられ、その自由端は押圧ボタン６２の円
筒部６１に係止されている。製品Ｐを放出口６６に運ぶ
放出流路６４が押圧ボタンの内部に形成されている。
置５０の縦断面図である。この装置には、浴室やシャワ
ー室のタイルのような滑らかな表面Ｓに一時的に装置を
取り付けるための取付け手段６８が備えられている。図
９において、液状からペースト状の製品Ｐが満たされた
可撓性袋体５２の自由端５５は剛性の取付基部５６の周
部５９に取り付けられている。取付基部５６にはエアレ
スポンプ５８が取り付けられた軸方向に延びる管体５７
が貫通して設けられている。ポンプ５８には中空の作動
ステム部が備えられ、その自由端は押圧ボタン６２の円
筒部６１に係止されている。製品Ｐを放出口６６に運ぶ
放出流路６４が押圧ボタンの内部に形成されている。
【００４０】上記部分５９の領域では、袋体５２の自由
端５５が取付基部５６と外側封入体５４の自由端５３の
間に挟持されている。図１ないし３を参照して説明した
実施形態におけるように、この外側封入体はエラストマ
ー材料からなる。その主軸を貫通する面における装置の
断面は、壁部が変化する厚みを有していることを示して
いる。従って、壁部は薄肉部５４ａと圧肉部５４ｂ、５
４ｃを有している。底部５４ｃは通気孔１０を有してい
る。
端５５が取付基部５６と外側封入体５４の自由端５３の
間に挟持されている。図１ないし３を参照して説明した
実施形態におけるように、この外側封入体はエラストマ
ー材料からなる。その主軸を貫通する面における装置の
断面は、壁部が変化する厚みを有していることを示して
いる。従って、壁部は薄肉部５４ａと圧肉部５４ｂ、５
４ｃを有している。底部５４ｃは通気孔１０を有してい
る。
【００４１】上記取付け手段６８は圧肉壁部５４ｂに設
けられている。これらの手段６８は、中央凹部７０を有
する略円形の吸盤の形状を有する。周知のように、吸盤
の円形の周部７２は厚みが減少する壁部により形成され
る。この構成にすると、例えば浴室の壁のタイル又は鏡
に分配装置５０を一時的に取り付けることが可能にな
る。添付の図面を参照しながら上述した様々な実施形態
において、袋体２と封入体４の内壁の間に形成された空
間Ｖは大気圧下にある。
けられている。これらの手段６８は、中央凹部７０を有
する略円形の吸盤の形状を有する。周知のように、吸盤
の円形の周部７２は厚みが減少する壁部により形成され
る。この構成にすると、例えば浴室の壁のタイル又は鏡
に分配装置５０を一時的に取り付けることが可能にな
る。添付の図面を参照しながら上述した様々な実施形態
において、袋体２と封入体４の内壁の間に形成された空
間Ｖは大気圧下にある。
【００４２】上記においては、本発明の特定の実施形態
を説明した。しかし、特許請求の範囲に記載された発明
の範囲を逸脱しないで、特に封入体の形状及びその壁部
の厚みについて、変更を加えることができることは明ら
かである。
を説明した。しかし、特許請求の範囲に記載された発明
の範囲を逸脱しないで、特に封入体の形状及びその壁部
の厚みについて、変更を加えることができることは明ら
かである。
【図１】 本発明の第１の実施形態に係る収容分配装置
の軸方向の断面図である。
の軸方向の断面図である。
【図２】 図１のII−II線に沿う断面図である。
【図３】 図１のIII−III線に沿う断面図である。
【図４】 使用者の手に把持された後の図３の断面図で
あり、最初の状態を破線で示している。
あり、最初の状態を破線で示している。
【図５】 可撓性の外側封入体の他の実施形態を示す断
面図である。
面図である。
【図６】 可撓性の外側封入体の更に他の実施形態を示
す断面図である。
す断面図である。
【図７】 可撓性の外側封入体の更に他の実施形態を示
す断面図である。
す断面図である。
【図８】 可撓性の外側封入体の更に他の実施形態を示
す断面図である。
す断面図である。
【図９】 本発明の更に他の実施形態に係る収容分配装
置の軸方向の断面図である。
置の軸方向の断面図である。
１，１０ 収容分配装置
２，５２ リザーバ
４，４１−４４，４５ 外側封入体
２６，５８ ポンプ
３８，６６ 放出口
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平８−133363（ＪＰ，Ａ)
特開 平７−315412（ＪＰ，Ａ)
特開 平９−40037（ＪＰ，Ａ)
特開 平９−142556（ＪＰ，Ａ)
特開 平８−72922（ＪＰ，Ａ)
特開 平11−193080（ＪＰ，Ａ)
特開 平８−11905（ＪＰ，Ａ)
実開 平４−35550（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭60−136939（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭60−4412（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B65D 83/76
A45D 34/00 510
Claims (13)
- 【請求項１】 製品(Ｐ)を収容し分配するための装置
(１，５０)において、 ａ)内部の減圧に応じて収縮可能な可撓性壁部を有する
リザーバ(２，５２)と、 ｂ)上記リザーバに取り付けられ、作動操作に応答して
放出口(３８，６６)から上記製品を放出するポンプ(２
６，５８)とを具備し、上記リザーバ(２，５２)が、装
置に形状安定性を付与するのに十分に厚い壁部を有する
外側封入体(４，４１−４４，５４)内に配設され、上記
外側封入体の壁部が、使用者が装置を手に把持すること
により生じる圧力に応じて可逆的に変形できるようにエ
ラストマー材料から形成されてなる装置。 - 【請求項２】 上記外側封入体(４，４１−４４，５４)
の壁部は場所に応じて異なる厚みを有し、使用者の手に
よる把持に対応して変形が容易な領域(４ｅ，４ｆ，４
ｇ，４ｈ，４１ａ，４２ｂ，４３ｂ，４４ｂ，５４ａ)
を有していることを特徴とする請求項１に記載の装置。 - 【請求項３】 外側封入体の上記壁部の厚みが装置の長
軸(Ｘ)に直交する面において場所に応じて異なることを
特徴とする請求項２に記載の装置。 - 【請求項４】 外側封入体の上記壁部の厚みが装置の長
軸(Ｘ)を含む面において場所に応じて異なることを特徴
とする請求項２又は３に記載の装置。 - 【請求項５】 ポンプ(２６，５８)がエアレスタイプの
ものであり、可撓性の壁部を有するリザーバ(２)と外側
封入体(４)の間に形成された空間(Ｖ)内へ空気の流入を
許容する手段(１０)が設けられていることを特徴とする
請求項１ないし４の何れか１項に記載の装置。 - 【請求項６】 上記空間(Ｖ)が大気圧とされていること
を特徴とする請求項５に記載の装置。 - 【請求項７】 ポンプ(２６，５８)が取付部材(１４，
５９)を介してリザーバ(２，５２)に取り付けられてい
ることを特徴とする請求項１ないし６の何れか１項に記
載の装置。 - 【請求項８】 上記エラストマー材料が、シリコーン、
ブチル、ポリノルボルネンゴム；ポリ塩化ビニル、ポリ
エステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン・
プロピレン・ジエン・ポリメチレンコポリマー(ＥＰＤ
Ｍ)、スチレン・ブタジエンブロックコポリマー(ＳＥＢ
Ｓ)又はポリウレタンの熱可塑性エラストマーから選択
されることを特徴とする請求項１ないし７の何れか１項
に記載の装置。 - 【請求項９】 上記エラストマー材料が２０ないし６０
のショアーＡ硬度を有することを特徴とする請求項１な
いし８の何れか１項に記載の装置。 - 【請求項１０】 封入体(５４)の壁部が吸盤状の部位
(６８)を有していることを特徴とする請求項１ないし９
の何れか１項に記載の装置。 - 【請求項１１】 リザーバ(２，５４)の壁部が上記取付
部材(１４，５９)と封入体(４，５４)の自由端(５，５
６)の間に挟持された一端(１２，５５)を有しているこ
とを特徴とする請求項７ないし１０の何れか１項に記載
の装置。 - 【請求項１２】 上記ポンプ(２６，５８)に連通した上
記放出口(２６，５８)に押圧ボタン(３０，６２)が取り
付けられ、該押圧ボタンが、上記取付部材(１４)に形成
された周縁部(１４ａ)内を摺動自在な外側スカート部
(４４)を有していることを特徴とする請求項７ないし１
１の何れか１項に記載の装置。 - 【請求項１３】 化粧品、医薬品又は皮膚用医薬品を収
容するための、請求項１ないし１２の何れか１項に記載
の装置の使用。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9900579A FR2788500B1 (fr) | 1999-01-20 | 1999-01-20 | Ensemble de conditionnement et de distribution d'un produit equipe d'une pompe et d'un reservoir souple |
| FR9900579 | 1999-01-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000229682A JP2000229682A (ja) | 2000-08-22 |
| JP3406264B2 true JP3406264B2 (ja) | 2003-05-12 |
Family
ID=9541035
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000011041A Expired - Fee Related JP3406264B2 (ja) | 1999-01-20 | 2000-01-19 | ポンプと可撓性リザーバを備えた製品収容分配装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP1022062A1 (ja) |
| JP (1) | JP3406264B2 (ja) |
| FR (1) | FR2788500B1 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| EP1714706A3 (de) * | 2005-04-21 | 2009-12-09 | Steven Padar | Dosierpumpenanordnung und Verfahren zur Herstellung einer befüllten Dosierpumpenanordnung |
| JP4962090B2 (ja) * | 2007-03-30 | 2012-06-27 | サンスター株式会社 | ポンプ容器 |
| FR3092014B1 (fr) * | 2019-01-30 | 2022-07-29 | Aptar France Sas | Distributeur de produit fluide rechargeable |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3640274A (en) * | 1966-11-04 | 1972-02-08 | Colgate Palmolive Co | Eye-spraying device having mirror |
| US3420413A (en) | 1967-08-14 | 1969-01-07 | Diamond Int Corp | Liquid and paste dispenser |
| CH614867A5 (en) * | 1977-04-12 | 1979-12-28 | Winfried Werding | Diffuser container |
| FR2669244A1 (fr) | 1990-11-16 | 1992-05-22 | Oreal | Distributeur de produit, liquide a pateux, et embase pour un tel distributeur. |
| FR2694510B1 (fr) * | 1992-08-06 | 1994-10-07 | Step Soc Tech Pulverisation | Distributeur pour produits fluides et son procédé de fabrication. |
| FR2706137B1 (fr) | 1993-06-07 | 1995-08-18 | Oreal | Tête pour distributeur de produit, en particulier de produit pâteux, et distributeur équipé de cette tête. |
| JP3290301B2 (ja) * | 1994-06-28 | 2002-06-10 | 吉田工業株式会社 | チューブ容器 |
| DE4437439A1 (de) * | 1994-10-20 | 1996-04-25 | Wella Ag | Einrichtung mit mindestens einer rutschfesten Handhabungs- oder Betätigungsfläche einer Vorrichtung |
-
1999
- 1999-01-20 FR FR9900579A patent/FR2788500B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
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- 2000-01-07 EP EP00400033A patent/EP1022062A1/fr not_active Withdrawn
- 2000-01-19 JP JP2000011041A patent/JP3406264B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|
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