JP3403969B2 - Vehicle engine mounting structure - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンユニット
を第１，第２マウント部材を介して車体に弾性支持する
ようにした車両用エンジンのマウント構造に関する。 【０００２】 【従来の技術】自動車においては、エンジンユニットを
ロケータタイプのストッパマウントを介して車体に搭載
する場合がある。このようなエンジンユニットのマウン
ト構造として、例えば、図７に示すように、第１，第２
マウント部材７０，７１を車両前後方向に間隔をあけて
配置するとともに連結部材７２により結合し、第１マウ
ント部材７０をエンジンユニット７３にブラケット７４
を介して固定し、第２マウント部材７１をロケータブラ
ケット７５を介して車幅方向に延びるサスペンションメ
ンバ（クロスメンバ部材）７６に固定したものがある。 【０００３】上記サスペンションメンバ７６は板金プレ
ス製のロアメンバ７６ａとアッパメンバ７６ｂとを最中
状に接合した構造が一般的であり、上記ロアメンバ７６
ａの下面に上記ロケータブラケット７５が複数本のボル
ト７８により締結固定されている。 【０００４】ところで、上記サスペンションメンバ７６
のロケータブラケット７５の取付け部分にはエンジン挙
動による回転方向の力（例えば→印ａ方向の力）が作用
することから、この力に対する強度，剛性を高める必要
がある。このため、従来、上記ロケータブラケット７５
やサスペンションメンバ７６の板厚を大きくしたり，あ
るいはサスペンションメンバ７６にリインホースメント
を追加したりして強度，剛性を確保するのが一般的とな
っている。 【０００５】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構造のようにロケータブラケットやサスペンション
メンバの板厚を大きくしたり，リインホースメントを追
加したりする補強構造では、車体重量及び部品点数が増
えるという問題がある。 【０００６】また上記従来のマウント構造は、サスペン
ションメンバ７６にロケータブラケット７５を介して第
２マウント部材７１を懸吊支持する構造であるから、サ
スペンションメンバ７６から第２マウント部材７１中心
までの高さ寸法ｈが長くなり、その分だけ大きな回転モ
ーメントがサスペンションメンバ（クロスメンバ部材）
７６に作用するという問題がある。 【０００７】本発明は上記従来の状況に鑑みてなされた
もので、車体重量や部品点数を増やすことなくマウント
部材取付け部分の強度，剛性を高めることができ、さら
にクロスメンバ部材に作用する回転モーメントを小さく
できる車両用エンジンのマウント構造を提供することを
目的としている。 【０００８】 【課題を解決するための手段】本発明は、外筒の軸芯に
ゴム部材を介在させて内筒を挿入し、該ゴム部材を外筒
の内面，内筒の外面に焼き付け固定した第１，第２マウ
ント部材を車両前後方向に間隔をあけて配置するととも
に連結部材により連結し、上記第１マウント部材をエン
ジンブラケットを介してエンジンユニットに固定すると
ともに、上記第２マウント部材を車幅方向に延びるクロ
スメンバ部材に固定した車両用エンジンのマウント構造
において、上記クロスメンバ部材を、車両前後方向に間
隔をあけて並列配置された金属管製の第１，第２クロス
パイプにより構成し、上記第２マウント部材の外筒を上
記第１，第２クロスパイプに架け渡して直接溶接により
結合したことを特徴としている。 【０００９】 【発明の作用効果】本発明に係るマウント構造によれ
ば、クロスメンバ部材を、前後に間隔をあけて並列配置
した第１，第２クロスパイプにより構成し、該第１，第
２クロスパイプに第２マウント部材の外筒を架け渡して
結合したので、車両前後方向に間隔をあけて配置された
第１，第２クロスパイプを第２マウント部材の外筒で一
体的に結合することができ、クロスメンバ部材自体の強
度，剛性を高めることができ、特にエンジンから車両前
後方向に作用するクロスメンバ部材を回転させる方向の
力に対する強度，剛性を向上できる。その結果、従来の
最中構造の板厚を大きくしたり，リインホースメントを
追加したりする場合の車体重量及び部品点数の増加を回
避できる。 【００１０】そして本発明では、第２マウント部材の外
筒を第１，第２クロスパイプに直接溶接により結合した
ので、上記従来のロケータブラケットを介してマウント
部材を懸吊支持する場合に比べてクロスパイプから第２
マウント部材中心までの高さ寸法を小さくすることがで
き、その分だけ回転モーメントを小さくできる。また従
来のロケータブラケット及び締結ボルトを廃止でき、こ
の点からも低コスト化，軽量化を図ることができる。 【００１１】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図１ないし図６は、本発明の
一実施形態による車両用エンジンのマウント構造を説明
するための図であり、図１，図２は車体フレームの概略
側面図，概略平面図、図３はサブフレームの斜視図、図
４はサブフレームの第１，第２マウント部材の結合部分
を示す断面側面図、図５は作用効果を説明するための模
式図、図６はサブフレームの車体フレーム取付け部分の
断面図である。 【００１２】図において、１は自動車の前部を構成する
フロントフレームであり、該フロントフレーム１は、車
両前後方向に延びる左, 右のサイドメンバ２，２の前端
間に車幅方向に延びるフロントクロスメンバ（不図示）
を結合するとともに、後端部間に車幅方向に延びるリヤ
クロスメンバ４を結合した概略構造を有している。上記
サイドメンバ２，フロントクロスメンバは矩形の閉断面
形状に形成されている。なお、１ａ，１ｂ，１ｃ，１ｄ
はそれぞれフロントバンパ，ヘッドライト，前輪，フー
ドである。 【００１３】上記左, 右のサイドメンバ２は略直線状に
延びる前半部２ａと、該前半部２ａの後端から斜め下方
に延びる後半部２ｂとからなり、該後半部２ｂの下端部
間に上記リヤクロスメンバ４が接合されている。 【００１４】上記フロントフレーム１の下方にはサブフ
レーム（クロスメンバ部材）１０が配設されている。こ
のサブフレーム１０は車幅方向に延びる第１，第２クロ
スパイプ１１，１２を車両前後方向に所定隙間をあけて
並列配置し、該第１，第２クロスパイプ１１，１２の両
端部に左, 右対称のサスペンションブラケット１４，１
４を配設して構成されている。上記第１，第２クロスパ
イプ１１，１２は略真円状の横断面形状を有する鋼管製
のものである。 【００１５】上記第２クロスパイプ１２は、第１クロス
パイプ１１より少し大径に形成されており、車体後方か
ら見て略直線状に延びる中央部１２ｂと、この中央部１
２ｂの両端に続いて少し下方に傾斜するよう屈曲した
後，該中央部１２ｂと略平行に延びる直線部１２ａ，１
２ａとから構成されている。 【００１６】上記第１クロスパイプ１１は、第２クロス
パイプ１２の前方に配置され、平面視で上記中央部１２
ｂと平行に延びる中央部１１ｂと、該中央部１１ｂの両
端から前方斜め外側に拡開して延びる傾斜部１１ａ，１
１ａとからなる大略弓形状をなしている。 【００１７】上記左, 右のサスペンションブラケット１
４は、板金製のアッパブラケット１５とロアブラケット
１６とを両者の周縁に屈曲形成されたフランジ１５ａ，
１６ａ同士を溶接することにより接合した構造のもので
あり、これによりサスペンションブラケット１４は最中
状の閉断面形状となっている（図６参照）。 【００１８】上記各サスペンションブラケット１４の後
端部は、該後端部に形成された車体取付け孔１４ａに挿
入されたボルト１７を介して上記リヤクロスメンバ４に
結合されている。また上記サスペンションブラケット１
４の外側部にはアーム取付け孔１４ｂが形成されてお
り、該アーム取付け孔１４ｂには前輪１ｃを支持するサ
スペンションアーム（不図示）の後側アーム部がボルト
を介して取付けられている。 【００１９】また各サスペンションブラケット１４の前
端にはアーム取付けブラケット１８が設けられ、該取付
けブラケット１８は上記第１クロスパイプ１１の先端部
に溶接により接合されている。これにより左, 右のアー
ム取付けブラケット１８は第１クロスパイプ１１により
一体に結合されている。またこのアーム取付けブラケッ
ト１８には上記サスペンションアームの前側アーム部が
不図示の弾性ブッシュを介して取付けられている。 【００２０】上記各サスペンションブラケット１４の後
部には第２クロスパイプ１２の直線部１２ａが挿入され
ており、該直線部１２ａはサスペンションブラケット１
４に溶接接合されている。また上記サスペンションブラ
ケット１４の前端部には第１クロスパイプ１１の傾斜部
１１ａが挿入されており、該傾斜部１１ａはサスペンシ
ョンブラケット１４に溶接接合されている。 【００２１】上記第１クロスパイプ１１の両傾斜部１１
ａには鋼管製の車体取付けパイプ２０の下端部２０ａが
貫通するよう挿入されており、該下端部２０ａは傾斜部
１１ａ，及びロアブラケット１６に一体に溶接接合され
ている。この取付けパイプ２０の車体外側に湾曲して上
方に延びる外端部２０ｂには円筒状の取付け部材２１が
軸線を上下方向に向けて溶接されており、この取付け部
材２１は左, 右のサイドメンバ２の底壁２ａにゴム部材
２２を介在させてボルト締め固定されている（図６参
照）。 【００２２】また上記第１，第２クロスパイプ１１，１
２の両端部にはステアリングギヤボックス支持ブラケッ
ト３９，３９が各クロスパイプ１１，１２に架け渡して
溶接接合されている。この支持ブラケット３９は板金製
箱形のもので、これの前面取付け座３９ａに車幅方向に
延びる不図示のステアリングギヤボックスがクランプ部
材を介してボルト締め固定される。 【００２３】上記左, 右のサイドメンバ２，２間にエン
ジンユニット２５が搭載されている。このエンジンユニ
ット２５はクランク軸を車幅方向に向けて配置された横
置きエンジン２６の車幅方向左側壁にトランスミッショ
ン２７を一体的に結合したものである。 【００２４】上記エンジンユニット２５の車幅方向両端
部は左, 右マウント部材２８，２９を介して上記サイド
メンバ２に弾性支持されている。この各マウント部材２
８，２９は外筒の軸芯にゴム部材を介在させて内筒を挿
入固定した構造のものである。 【００２５】上記左マウント部材２８は軸芯を車体前後
方向に向けて配置され、該マウント部材２８の外筒はサ
イドメンバ２の下面にボルト締め固定されたマウントブ
ラケット３０に溶接により固定されており、内筒はトラ
ンスミッション２７にボルト締め固定されたコ字状のマ
ウントブラケット３１にボルトにより固定されている。 【００２６】上記右マウント部材２９は軸芯を上下方向
に向けて配置され、該マウント部材２９の外筒はサイド
メンバ２の上面にボルト締め固定されたマウントブラケ
ット（不図示）に溶接により固定されており、内筒はエ
ンジン２５にボルト締め固定されたエンジンブラケット
３２にボルトにより固定されている。 【００２７】上記エンジン２５の後壁２５ａの車幅方向
中央部はロケータタイプのストッパマウント３３により
サブフレーム１０に弾性支持されている。このストッパ
マウント３３は、第１マウント部材３４と第２マウント
部材３５とを車両前後方向に間隔をあけて配置するとと
もに連結部材３６により結合して構成されている。この
第１，第２マウント部材３４，３５は、外筒４０の軸芯
にゴム部材４１を介在させて内筒４２を挿入し、該ゴム
部材４１を外筒４０の内面，内筒４２の外面に焼き付け
固定したものであり、上記左, 右マウント部材２８，２
９と同様の構造となっている。 【００２８】上記連結部材３６は、上記第１マウント部
材３４の外筒４０に溶接接合された連結ロッド３６ａ
と、上記第２マウント部材３５の内筒４２に挿入された
ボルト４３により締め付け固定された平面視コ字形状の
連結板３６ｂとを溶接接合した構造のものである。 【００２９】上記第１，第２マウント部材３４，３５は
軸芯を車幅方向に向けて配置されており、上記第１マウ
ント部材３４の内筒４２はエンジン２６にボルト締め固
定された平面視コ字状のエンジンブラケット４５にボル
ト４６により締結固定されている。 【００３０】そして上記第２マウント部材３５の外筒４
０は第１，第２クロスパイプ１１，１２の中央部１１
ｂ，１２ｂの下面間に架け渡され、溶接により接合され
ている。ここで上記第２マウント部材３５の外筒４０は
第１，第２クロスパイプ１１，１２間にて中心側に落ち
込むように配置されており、第１，第２クロスパイプ１
１，１２の軸芯を結ぶ直線Ｃから第２マウント部材３５
の軸芯までの高さ寸法ｈ１は第１，第２クロスパイプ１
１，１２の下面間にブラケットを介して取り付ける場合
（図５参照）の高さ寸法ｈｏより小さくなっている。 【００３１】次に本実施形態の作用効果について説明す
る。本実施形態では、クロスメンバ部材としてのサブフ
レーム１０を車両前後方向に間隔をあけて並列配置した
第１，第２クロスパイプ１１，１２と、該第１，第２ク
ロスパイプ１１，１２の左右両端部に接合したサスペン
ションブラケット１４，１４及びその内側に接合した支
持ブラケット３９，３９とにより構成し、さらに該第
１，第２クロスパイプ１１，１２の中央部に第２マウン
ト部材３５の外筒４０を架け渡して溶接により結合した
ので、上記第１，第２クロスパイプ１１，１２がより一
層確実に結合一体化され、それだけサブフレーム１０分
体の剛性を高めることができる。これにより従来の最中
構造のもののように剛性を高めるために板厚を大きくし
たり，リインホースメントを追加したりするのを不要に
でき、車体重量を低減できるとともに、部品点数を削減
できる。 【００３２】そして本実施形態では、上記第２マウント
部材３５の外筒４０を第１，第２クロスパイプ１１，１
２の下面間に落ち込むように配置し、かつ直接、つまり
ブラケットを介することなく溶接により結合したので、
該第１，第２クロスパイプ１１，１２の軸芯を結ぶ直線
Ｃから第２マウント部材３５の軸芯までの高さ寸法ｈ１
を、従来のロケータブラケットを介してマウント部材を
懸吊支持する構造を第１，第２クロスパイプ１１，１２
タイプのものに採用した場合の高さ寸法ｈｏより小さく
することができ、その分だけ矢印ａ方向の力により上記
第１，第２クロスパイプ１１，１２の軸芯回りに作用す
る回転モーメントを小さくできる。また従来のロケータ
ブラケット，及び締結ボルトを不要にでき、この点から
も重量，及び部品点数を低減できる。 【００３３】さらにまた、本実施形態では上記第１，第
２クロスパイプ１１，１２間の空きスペースを有効利用
して第２マウント部材３５を配置でき、スペース効率を
高めることができる。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a vehicle engine mount structure in which an engine unit is elastically supported on a vehicle body via first and second mount members. 2. Description of the Related Art In an automobile, an engine unit is sometimes mounted on a vehicle body via a locator type stopper mount. As a mounting structure of such an engine unit, for example, as shown in FIG.
The mount members 70, 71 are arranged at intervals in the vehicle front-rear direction and are connected by a connecting member 72, and the first mount member 70 is attached to the engine unit 73 by a bracket 74.
And a second mount member 71 is fixed to a suspension member (cross member member) 76 extending in the vehicle width direction via a locator bracket 75. The suspension member 76 generally has a structure in which a lower member 76a made of a sheet metal press and an upper member 76b are joined in the middle.
The locator bracket 75 is fastened and fixed to the lower surface of a by a plurality of bolts 78. By the way, the suspension member 76
Since a force in the rotational direction (for example, a force in the direction of the mark a) due to the engine behavior acts on the mounting portion of the locator bracket 75, it is necessary to increase the strength and rigidity against this force. For this reason, conventionally, the locator bracket 75
It is common to increase the plate thickness of the suspension member 76 or to add reinforcement to the suspension member 76 to secure strength and rigidity. [0005] However, in the reinforcing structure in which the thickness of the locator bracket and the suspension member is increased and the reinforcement is added as in the above-mentioned conventional structure, the weight of the vehicle body and the parts are reduced. There is a problem that the score increases. Further, since the above-mentioned conventional mounting structure is a structure in which the second mount member 71 is suspended and supported on the suspension member 76 via the locator bracket 75, the height from the suspension member 76 to the center of the second mount member 71 is increased. The dimension h becomes longer, and the correspondingly larger rotational moment increases the suspension member (cross member member).
76. SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above-mentioned conventional circumstances, and can enhance the strength and rigidity of a mounting member mounting portion without increasing the weight of a vehicle body and the number of parts, and furthermore, a rotational moment acting on a cross member member. It is an object of the present invention to provide a mounting structure of a vehicle engine that can reduce the size of the vehicle. [0008] The present invention relates to an outer cylinder having a shaft core.
The inner cylinder is inserted with a rubber member interposed, and the rubber member is
The first and second mount members, which are baked and fixed to the inner surface of the inner cylinder and the outer surface of the inner cylinder, are arranged at intervals in the vehicle front-rear direction and are connected by a connecting member, and the first mount member is connected to an engine unit via an engine bracket. In a vehicle engine mount structure in which the second mount member is fixed to a cross member member extending in the vehicle width direction, the cross member member is made of a metal tube arranged in parallel at a distance in the vehicle front-rear direction. And the outer cylinder of the second mount member is bridged over the first and second cross pipes and directly joined by welding . According to the mounting structure of the present invention, the cross member member is constituted by the first and second cross pipes arranged in parallel at an interval in the front-rear direction. Since the outer cylinder of the second mount member is bridged and connected to the cross pipe, the first and second cross pipes arranged at intervals in the vehicle front-rear direction are integrally connected by the outer cylinder of the second mount member. Therefore, the strength and rigidity of the cross member member itself can be increased, and in particular, the strength and rigidity against the force in the direction of rotating the cross member member acting in the vehicle front-rear direction from the engine can be improved. As a result, it is possible to avoid an increase in the weight of the vehicle body and the number of parts when the thickness of the conventional middle structure is increased or a reinforcement is added. In the present invention, since the outer cylinder of the second mount member is directly welded to the first and second cross pipes, compared with the case where the mount member is suspended and supported via the above-mentioned conventional locator bracket. Second from cross pipe
The height dimension to the center of the mount member can be reduced, and the rotational moment can be reduced accordingly. In addition, the conventional locator bracket and fastening bolt can be eliminated, and in this regard, cost reduction and weight reduction can be achieved. Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. 1 to 6 are views for explaining a mounting structure of a vehicle engine according to an embodiment of the present invention. FIGS. 1 and 2 are schematic side views and a schematic plan view of a vehicle body frame, and FIG. FIG. 4 is a perspective view of the frame, FIG. 4 is a cross-sectional side view showing a portion where the first and second mount members of the sub-frame are joined, FIG. 5 is a schematic diagram for explaining the operation and effect, and FIG. FIG. In FIG. 1, reference numeral 1 denotes a front frame constituting a front portion of an automobile. The front frame 1 extends between the front ends of left and right side members 2 and 2 extending in the vehicle longitudinal direction and extending in the vehicle width direction. Cross member (not shown)
And a schematic structure in which a rear cross member 4 extending in the vehicle width direction is connected between rear end portions. The side member 2 and the front cross member are formed in a rectangular closed cross section. Note that 1a, 1b, 1c, 1d
Are front bumper, headlight, front wheel, and hood, respectively. The left and right side members 2 comprise a front half 2a extending substantially linearly, and a rear half 2b extending obliquely downward from the rear end of the front half 2a, between the lower ends of the rear half 2b. The rear cross member 4 is joined. A sub-frame (cross member member) 10 is provided below the front frame 1. In this subframe 10, first and second cross pipes 11 and 12 extending in the vehicle width direction are arranged in parallel with a predetermined gap in the vehicle front-rear direction, and left and right ends of both ends of the first and second cross pipes 11 and 12 are provided. , Right symmetric suspension bracket 14, 1
4 are arranged. The first and second cross pipes 11 and 12 are made of a steel pipe having a substantially circular cross section. The second cross pipe 12 has a slightly larger diameter than the first cross pipe 11. The second cross pipe 12 has a central portion 12b extending substantially linearly as viewed from the rear of the vehicle body, and a central portion 1b.
2b, the straight portions 12a, 1 extending slightly parallel to the central portion 12b after being bent so as to be inclined slightly downward.
2a. The first cross pipe 11 is disposed in front of the second cross pipe 12 and has a central portion 12 in plan view.
a central portion 11b extending in parallel with the central portion 11b, and inclined portions 11a, 1 extending from both ends of the central portion 11b so as to extend obliquely outward and forward.
1a. The left and right suspension brackets 1
Reference numeral 4 denotes a flange 15a formed by bending an upper bracket 15 and a lower bracket 16 made of sheet metal around the periphery thereof.
The suspension brackets 14a have a structure in which the suspension brackets 14a have a middle closed cross-sectional shape (see FIG. 6). The rear end of each of the suspension brackets 14 is connected to the rear cross member 4 via a bolt 17 inserted into a vehicle body mounting hole 14a formed at the rear end. The above suspension bracket 1
An arm mounting hole 14b is formed in an outer portion of the arm 4, and a rear arm of a suspension arm (not shown) supporting the front wheel 1c is mounted to the arm mounting hole 14b via a bolt. At the front end of each suspension bracket 14, an arm mounting bracket 18 is provided. The mounting bracket 18 is joined to the front end of the first cross pipe 11 by welding. Thus, the left and right arm mounting brackets 18 are integrally connected by the first cross pipe 11. A front arm of the suspension arm is mounted on the arm mounting bracket 18 via an elastic bush (not shown). A straight portion 12a of the second cross pipe 12 is inserted into a rear portion of each of the suspension brackets 14, and the straight portion 12a is
4 is welded. An inclined portion 11a of the first cross pipe 11 is inserted into the front end of the suspension bracket 14, and the inclined portion 11a is welded to the suspension bracket 14. Both inclined portions 11 of the first cross pipe 11
A lower end 20a of a steel pipe body-mounting pipe 20 is inserted through the lower end a, and the lower end 20a is integrally welded to the inclined portion 11a and the lower bracket 16. A cylindrical mounting member 21 is welded to an outer end portion 20b of the mounting pipe 20 which curves outwardly of the vehicle body and extends upward. The cylindrical mounting member 21 is vertically oriented with respect to the axis thereof. 2 is bolted and fixed to the bottom wall 2a with a rubber member 22 interposed therebetween (see FIG. 6). The first and second cross pipes 11, 1
The steering gear box support brackets 39, 39 are bridged and welded to the respective cross pipes 11, 12 at both ends of the two. The support bracket 39 is a sheet-metal box, and a steering gear box (not shown) extending in the vehicle width direction is fixed to a front mounting seat 39a of the support bracket 39 by a bolt via a clamp member. An engine unit 25 is mounted between the left and right side members 2. In the engine unit 25, a transmission 27 is integrally connected to a left side wall in a vehicle width direction of a horizontal engine 26 having a crankshaft oriented in the vehicle width direction. Both ends in the vehicle width direction of the engine unit 25 are elastically supported by the side members 2 via left and right mounting members 28 and 29. Each mounting member 2
Numerals 8 and 29 have a structure in which a rubber member is interposed between the shafts of the outer cylinder and the inner cylinder is inserted and fixed. The left mount member 28 is arranged with its axis oriented in the front-rear direction of the vehicle body, and the outer cylinder of the mount member 28 is fixed by welding to a mount bracket 30 fixed to the lower surface of the side member 2 by bolts. The inner cylinder is fixed by bolts to a U-shaped mount bracket 31 fixed to the transmission 27 by bolts. The right mount member 29 is disposed with its axis centered in the vertical direction, and the outer cylinder of the mount member 29 is fixed by welding to a mount bracket (not shown) fixed to the upper surface of the side member 2 by bolts. The inner cylinder is fixed by bolts to an engine bracket 32 fixed to the engine 25 by bolts. The center portion of the rear wall 25a of the engine 25 in the vehicle width direction is elastically supported on the sub-frame 10 by a locator type stopper mount 33. The stopper mount 33 is configured by arranging a first mount member 34 and a second mount member 35 at an interval in the vehicle front-rear direction and connecting them by a connecting member 36. The first and second mount members 34 and 35 are inserted into the inner cylinder 42 with a rubber member 41 interposed between the axes of the outer cylinder 40, and the rubber member 41 is attached to the inner surface of the outer cylinder 40 and the outer surface of the inner cylinder 42. The left and right mounting members 28, 2
9 has the same structure as that of FIG. The connecting member 36 includes a connecting rod 36a welded to the outer cylinder 40 of the first mount member 34.
And a connecting plate 36b having a U-shape in plan view, which is fastened and fixed by bolts 43 inserted into the inner cylinder 42 of the second mount member 35. The first and second mount members 34 and 35 are arranged with their axes oriented in the vehicle width direction, and the inner cylinder 42 of the first mount member 34 is fixed to the engine 26 by bolts in plan view. It is fastened and fixed to a U-shaped engine bracket 45 by bolts 46. The outer cylinder 4 of the second mount member 35
0 is the central portion 11 of the first and second cross pipes 11 and 12
It is bridged between the lower surfaces of b and 12b and joined by welding. Here, the outer cylinder 40 of the second mount member 35 is disposed so as to fall toward the center between the first and second cross pipes 11 and 12, and the first and second cross pipes 1
From the straight line C connecting the shaft cores 1 and 12 to the second mount member 35
The height h1 to the axis of the first and second cross pipes 1
The height dimension ho is smaller than the height dimension ho when the bracket is mounted between the lower surfaces of the first and the second via a bracket (see FIG. 5). Next, the operation and effect of this embodiment will be described. In the present embodiment, first and second cross pipes 11 and 12 in which sub-frames 10 as cross member members are arranged in parallel at intervals in the vehicle front-rear direction, and left and right sides of the first and second cross pipes 11 and 12 The first and second cross pipes 11 and 12 are provided with suspension brackets 14 and 14 joined to both ends thereof and support brackets 39 and 39 joined to the inside thereof. Since the first and second cross pipes 11 and 12 are joined and integrated more reliably because the 40 is bridged and welded, the rigidity of the subframe 10 can be increased accordingly. As a result, it is not necessary to increase the thickness of the plate or increase the reinforcement to increase the rigidity as in the case of the conventional middle structure, so that the weight of the vehicle body can be reduced and the number of parts can be reduced. In this embodiment, the outer cylinder 40 of the second mount member 35 is connected to the first and second cross pipes 11 and 1.
Since it is arranged so that it falls between the lower surfaces of 2 and is connected directly, that is, without welding via a bracket,
The height h1 from the straight line C connecting the axes of the first and second cross pipes 11 and 12 to the axis of the second mount member 35.
The first and second cross pipes 11 and 12 are constructed by suspending and supporting a mount member via a conventional locator bracket.
Can be made smaller than the height dimension ho when adopted in the type, and the rotational moment acting around the axis of the first and second cross pipes 11 and 12 by the force in the direction of the arrow a is reduced accordingly. it can. Further, the conventional locator bracket and fastening bolt can be dispensed with, and the weight and the number of parts can be reduced from this point as well. Further, in this embodiment, the second mount member 35 can be disposed by effectively utilizing the empty space between the first and second cross pipes 11 and 12, and the space efficiency can be improved.

【図面の簡単な説明】 【図１】本発明の一実施形態による車両用エンジンのマ
ウント構造を説明するための車体フレームの概略側面図
である。 【図２】上記車体フレームのエンジンマウント状態を示
す概略平面図である。 【図３】上記車体フレームのサブフレームの斜視図であ
る。 【図４】上記サブフレームの第１，第２マウント部材の
結合部の断面側面図である。 【図５】上記実施形態の作用効果を説明するための図で
ある。 【図６】上記サブフレームのサイドメンバ取付け部の断
面図である。 【図７】従来のマウント構造を示す側面図である。 【符号の説明】 １０ サブフレーム（クロスメンバ部材） １１ 第１クロスパイプ １２ 第２クロスパイプ ２５ エンジンユニット ３４ 第１マウント部材 ３５ 第２マウント部材 ３６ 連結部材 ４０ 外筒BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a schematic side view of a vehicle body frame for describing a mounting structure of a vehicle engine according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a schematic plan view showing an engine mounting state of the vehicle body frame. FIG. 3 is a perspective view of a sub-frame of the vehicle body frame. FIG. 4 is a cross-sectional side view of a coupling portion between first and second mount members of the subframe. FIG. 5 is a diagram for explaining the operation and effect of the embodiment. FIG. 6 is a sectional view of a side member mounting portion of the sub-frame. FIG. 7 is a side view showing a conventional mount structure. DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Sub-frame (cross member member) 11 First cross pipe 12 Second cross pipe 25 Engine unit 34 First mount member 35 Second mount member 36 Connecting member 40 Outer cylinder

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平４−310428（ＪＰ，Ａ) 実開 昭64−6122（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−39121（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) B60K 5/12 B62D 21/00 ──────────────────────────────────────────────────続 き Continuation of the front page (56) References JP-A-4-310428 (JP, A) JP-A 64-6122 (JP, U) JP-A-4-39121 (JP, U) (58) Investigation Field (Int.Cl. ⁷ , DB name) B60K 5/12 B62D 21/00

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 外筒の軸芯にゴム部材を介在させて内筒
を挿入し、該ゴム部材を外筒の内面，内筒の外面に焼き
付け固定した第１，第２マウント部材を車両前後方向に
間隔をあけて配置するとともに連結部材により連結し、
上記第１マウント部材をエンジンブラケットを介してエ
ンジンユニットに固定するとともに、上記第２マウント
部材を車幅方向に延びるクロスメンバ部材に固定した車
両用エンジンのマウント構造において、上記クロスメン
バ部材を、車両前後方向に間隔をあけて並列配置された
金属管製の第１，第２クロスパイプにより構成し、上記
第２マウント部材の外筒を上記第１，第２クロスパイプ
に架け渡して直接溶接により結合したことを特徴とする
車両用エンジンのマウント構造。(57) [Claims 1] An inner cylinder with a rubber member interposed in the shaft of the outer cylinder
And burn the rubber member on the inner surface of the outer cylinder and the outer surface of the inner cylinder.
The first and second mount members attached and fixed are arranged at an interval in the vehicle front-rear direction and connected by a connecting member,
In a vehicle engine mounting structure in which the first mount member is fixed to an engine unit via an engine bracket and the second mount member is fixed to a cross member member extending in a vehicle width direction, the cross member member is mounted on a vehicle. The first and second cross pipes made of metal pipes are arranged in parallel at an interval in the front-rear direction, and the outer cylinder of the second mount member is bridged over the first and second cross pipes and directly welded. A mounting structure for a vehicle engine, wherein the mounting structure is combined.