JP3403391B2 - 耐熱性被覆材料の使用方法およびガラス板の成形方法 - Google Patents

耐熱性被覆材料の使用方法およびガラス板の成形方法

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JP3403391B2 JP2000610786A JP2000610786A JP3403391B2 JP 3403391 B2 JP3403391 B2 JP 3403391B2 JP 2000610786 A JP2000610786 A JP 2000610786A JP 2000610786 A JP2000610786 A JP 2000610786A JP 3403391 B2 JP3403391 B2 JP 3403391B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高温に対して耐性
であり、加熱処理、湾曲処理または焼戻し処理の間に、
工具と高温ガラス板と間に挿入されることが意図される
被覆材料に関する。
【0002】
【従来の技術】これまで様々な被覆材料が、文献内で提
案されてきた。
【0003】例えば、ヨーロッパ特許出願第04477
85号明細書は、ガラス湾曲型のための被覆材料を開示
する。
【0004】ヨーロッパ特許出願第0312439号明
細書およびフランス特許第2739616号公告公報に
おいて、耐高温性繊維ベースの被覆材料が、説明されて
いる。これらの被覆材料は、湾曲処理および焼戻し処理
の間にガラスに接触する、例えばキャリヤーリング、機
械部品などの工具を被覆するように適応されている。し
かし、このような被覆材料の作業温度は、700℃まで
上昇することもあるので、ポリアラミドまたはさらには
ポリアラミドと金属繊維とのブレンドなどの合成繊維
は、長時間にわたり、このような温度に抗しない。これ
らの合成繊維またはこれらの合成繊維と金属繊維とのブ
レンドは、400℃より高い温度で劣化し、従って、こ
れらのブレンドは、より低い温度を有する環境内で使用
されなければならない。
【0005】搬送ローラを被覆するための金属繊維を含
んで成る被覆材料も、例えば米国特許第5565013
号明細書から当技術分野で知られている。
【0006】通常、400℃より高い温度において、金
属繊維を使用して形成される被覆材料が、被覆材料の表
面上のガラスの機械的作用に対する良好な耐性に起因し
て、適用される。しかし、金属繊維被覆材料が、高温ガ
ラス板の温度に比して過度に低温である場合、より低温
の被覆材料と、加熱されたガラス板との接触は、自発的
に、焼戻しを惹起することもある。これは、熱エネルギ
ーが、金属繊維の良好な熱伝導率に起因して、接触点に
おいてガラスから導出されることを意味し、これによ
り、ガラス内に局所的な張力が発生する。これにより、
さらなる処理およびガラスの使用の間にガラスが破壊さ
れることもある。例示的に、このような熱の差は、ガラ
スが加熱される炉の外部に位置する、ガラス板が成形さ
れる焼戻しリングまたは型上で金属繊維被覆材料を使用
場合に発生することがある。ガラス板を設計するこの後
者の技術は、「炉外」湾曲と呼ばれる。
【0007】当技術分野で知られている他の被覆材料
が、ガラス繊維を使用して形成される。これらの被覆材
料は、自発的に焼戻しを惹起することが可能である熱伝
導率を有しないが、これらの被覆材料は、長時間にわた
り、被覆材料の表面上のガラスの繰返しの機械的作用に
抗しない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、より低い程
度の自発的な焼戻しを惹起し、被覆材料の表面に対す
る、高温ガラス板の機械的作用に対するより良好な耐性
を提供する代替的な被覆材料に関する。
【0009】
【課題を解決するための手段】ポリ(p−フェニレン−
2,6−ベンゾビスオキサゾール)繊維の使用により形
成される編織布を含んで成る被覆材料が、提案される。
これらの繊維は、ステープルファイバー,マルチフィラ
メント繊維、マルチフィラメント糸または紡績糸とし
て、編織布に供給される。編織布は、主にまたは単独的
に、TOYOBO co. ltd.製のZYLONR
としても知られるポリ(p−フェニレン−2,6−ベン
ゾビスオキサゾール)繊維を含んで成る。
【0010】本発明の被覆材料は、温度が過度に高温で
ない環境内で使用されることが可能である。過度の高温
は、ポリ(p−フェニレン−2,6−ベンゾビスオキサ
ゾール)繊維の劣化を惹起する。ポリ(p−フェニレン
−2,6−ベンゾビスオキサゾール)繊維のこのような
劣化は、例示的に、1時間後に550℃において、見ら
れる。
【0011】100%金属繊維布製被覆材料に比して、
ポリ(p−フェニレン−2,6−ベンゾビスオキサゾー
ル)繊維の利点は、より低温の被覆材料に接触するガラ
スの自発的な焼戻しへのリスクが、制限されることにあ
る。1つの更なる利点は、被覆製品の重量が、減少され
ることにある。
【0012】純粋のガラス繊維またはセラミック繊維製
被覆材料に比して、ポリ(p−フェニレン−2,6−ベ
ンゾビスオキサゾール)繊維被覆材料の利点は、被覆材
料への機械的作用に対する耐性が、ポリ(p−フェニレ
ン−2,6−ベンゾビスオキサゾール)繊維を使用し
て、改善されることにある。
【0013】さらに、ポリ(p−フェニレン−2,6−
ベンゾビスオキサゾール)繊維糸は、純粋のガラス繊維
糸または金属繊維糸に比して、例えば織布、編組布また
はメリヤス生地などの繊維材料に変換されることが大幅
に容易である。糸の破断の発生頻度が、より低く、これ
により、生産停止の発生頻度が低くなる。繊維の破断の
発生頻度も、低くなり、これにより、布表面の毛羽立ち
が低減される。
【0014】100%ポリ(p−フェニレン−2,6−
ベンゾビスオキサゾール)繊維布以外、ポリ(p−フェ
ニレン−2,6−ベンゾビスオキサゾール)繊維と、例
えばガラス繊維、玄武岩繊維、セラミック繊維、炭素繊
維、炭化珪素繊維またはさらには金属繊維などの他の耐
温度性繊維とのブレンドが、使用されることが可能であ
る。好ましくは、50重量%より大きい含量のポリ(p
−フェニレン−2,6−ベンゾビスオキサゾール)繊維
が、使用される。
【0015】金属繊維とのブレンドにおいて、すべての
タイプの繊維を使用することが可能である。通常、しか
し必要不可欠ではなく、ステンレススチール繊維を使用
する。AISI 316またはAISI 316L、ま
たはAISI、300からの他の合金などの合金を使用
する。AISI−400からの合金、Aluchrom
eタイプの合金または米国特許第4597734号明細
書に説明されている合金も、使用することが可能であ
る。これらの繊維は、米国特許第3379000号明細
書に説明されているように、束式圧伸成形されることが
可能であるか、または、米国特許第4930199号明
細書に説明されているように、コイルから削り取ること
により、形成することが可能であるか、または、押し出
し成形することが可能である。日本国特許第62260
018号公告公報に説明されているようにして生産され
る金属繊維も、使用することが可能である。
【0016】「ブレンド」との用語は、異なる繊維が、
密にブレンドされ、撚り合わせられることもある単糸、
または、異なる単糸から成り、各単糸が、1つ以上の異
なる繊維材料から成る多プライ糸を形成するのに使用さ
れることを意味する。各糸が、1つの特定の繊維から成
り、これらの糸が、同時に編織布内で移送される場合、
または、これらの糸が、トワインされて、2以上のプラ
イの糸が得られる場合、異なる糸の使用も、「ブレン
ド」として理解される。
【0017】本発明では、好ましくは高温ガラスに接触
する、編織布のただ一つの側が、前述のように、ポリ
(p−フェニレン−2,6−ベンゾビスオキサゾール)
繊維を含んで成るだけで充分である。代替的に、2つの
外面が、異なる量のポリ(p−フェニレン−2,6−ベ
ンゾビスオキサゾール)繊維から成る。当業者は、これ
らのポリ(p−フェニレン−2,6−ベンゾビスオキサ
ゾール)繊維以外、他の耐温度性繊維、例えばガラス繊
維、玄武岩繊維、セラミック繊維、炭素繊維、炭化珪素
繊維またはさらには金属繊維などが、使用されることが
可能であることが分かる。
【0018】様々なタイプの被覆材料が、ポリ(p−フ
ェニレン−2,6−ベンゾビスオキサゾール)繊維を使
用することにより、得られることが可能である。
【0019】ポリ(p−フェニレン−2,6−ベンゾビ
スオキサゾール)繊維は、よこメリヤスまたはたてメリ
ヤスであるメリヤス生地を形成するのに使用されること
が可能である。これらのメリヤス生地は、円形編機また
は平形編機上で舵取り可能である単一ベッドメリヤス生
地または2重ベッドメリヤス生地であることもある。
【0020】2重ベッドよこメリヤスの場合、リブタイ
プ編成構造すなわちゴム編構造が、メリヤス生地を形成
するのに使用されることが可能である。このような布
は、かなりの程度に伸縮可能であり、ガラスの加熱処
理、湾曲処理および/または焼戻し処理内で、例えば高
温ガラス板を搬送する搬送ローラなどを被覆するのに適
する。
【0021】リブタイプ構造は、2重ベッドよこ編構造
で、この場合、代替的に、前部ニードルベッド上のニー
ドルと、後部ニードルベッドのニードルとが、ステッチ
を行なう。
【0022】被覆材料が単一ベッドよこメリヤスを含ん
で成る場合、単一ジャージータイプめり布、例えば「単
一ジャージー1/3」を使用することが可能である。編
成構造「単一ジャージー1/3」は、単一ベッドよこ編
構造であり、ステッチの各列が、3つの糸から成る。ベ
ッド内のすべてのニードルは、3つ毎に群分けされてい
る。第1の糸は、ニードルベッド上のニードルの各群の
各第1の移動される上にステッチを行ない、第2の糸
は、2ドルの各群の各第2のニードル上の同一のステッ
チ列内で編成される。第3の糸は、ニードルの各群の各
第3のニードル上で編成される。
【0023】これらのメリヤス生地は、例えば、高温ガ
ラス板が吹込成形またはプレス成形されるのに使用され
る型を被覆するのに使用されることが可能である。
【0024】布が、吊られると、自重に起因して伸びる
傾向を有することを意味するたるみがメリヤス生地に発
生することを阻止するために、タックステッチを使用す
ることにより編成構造内に組込まれているインレイ糸
が、適用されることか可能である。例えば押圧により、
高温ガラス板内にメリヤス生地が圧痕を残すリスクを低
減するために、単位表面当たりより多数のステッチが、
適用されることが可能である。これは、より大きい機械
ゲージを使用することにより、または、機械設定を調整
することにより、行われることが可能である。機械ゲー
ジは、ニードルベッドの表面上のニードル数毎インチで
ある。5〜32の機械ゲージが、使用されることが可能
である。
【0025】たてメリヤスも、本発明の範囲内にある。
たてメリヤスは、たてメリヤスは、メリヤス生地の通気
性を高めるために、多角形開口が設けられることが可能
である。これらの開口は、隣接するステッチウェールの
間のステッチの相互移送を使用して、異なる編成構造を
使用することにより、落下板技術のインレイ糸を使用す
ることにより、形成されることが可能である。2重ベッ
ドおよび単一ベッドたて編構造が、使用されることが可
能である。これらのたてメリヤスは、焼戻し操作の間に
ガラス板を支持するリングを被覆するのに使用されるこ
とが可能である。
【0026】ポリ(p−フェニレン−2,6−ベンゾビ
スオキサゾール)繊維を使用するメリヤス生地を含んで
成る被覆材料に、異なるゾーンを有し、各ゾーンが固有
の比重、厚さ、通気性および他の特性を有し、少なくと
も1つのゾーンがポリ(p−フェニレン−2,6−ベン
ゾビスオキサゾール)繊維を含んで成るメリヤス生地を
供給することも、本発明の範囲内にある。一般に、ステ
ッチ高さおよびステッチ幅、機械ゲージおよび機械設定
は、例示的にかつ非制限的に、被覆材料の適用のために
必要とされる、メリヤス生地密度、厚さ、通気性、重量
および他の特性などの特性を提供するように選択され
る。5〜32のゲージを有する機械を利用することが可
能であり、これにより、0.1〜1cmの厚さのメリヤ
ス生地が得られる。
【0027】本発明の被覆材料は、ポリ(p−フェニレ
ン−2,6−ベンゾビスオキサゾール)繊維を使用する
ことにより形成される織布を含んで成ることも可能であ
る。被覆材料による要求に依存して、異なる製織構造、
例えば平織構造、サテン構造、綾織構造または朱子構造
などが、ポリ(p−フェニレン−2,6−ベンゾビスオ
キサゾール)繊維を含んで成る製織構造を形成するのに
使用されることが可能である。織布は、ガラスの加熱処
理、湾曲処理および焼戻し処理において、支持リングま
たはガイドを被覆するのに使用されることが可能であ
る。
【0028】本発明の被覆材料は、ポリ(p−フェニレ
ン−2,6−ベンゾビスオキサゾール)繊維を使用する
ことにより形成される編組布も含んで成ることが可能で
ある。被覆材料による要求に依存して、平形または管形
に編組されることが可能である。管形編組布は、例え
ば、ガラスの加熱処理、湾曲処理または焼戻し処理にお
いて、搬送ローラを被覆するのに使用されることが可能
である。
【0029】本発明の被覆材料は、ポリ(p−フェニレ
ン−2,6−ベンゾビスオキサゾール)繊維を使用する
ことにより形成されるニードルパンチド布を含んで成る
ことも可能である。被覆材料による要求に依存して、平
形または管形にニードルパンチングされることが可能で
ある。管形ニードルパンチド布は、ガラスの加熱処理、
湾曲処理または焼戻し処理において、搬送ローラを被覆
するのに使用されることが可能である。平形ニードルパ
ンチド布は、ガラスの加熱処理、湾曲処理または焼戻し
処理において、支持リングローラを被覆するのに使用さ
れることが可能である。機械的磨耗に対する耐性を改善
するために、これらのニードルパンチド材料は、カレン
ダリングされ、このようにして、よりコンパクトかつ緊
密にされる。通気性を高めるために、前記材料は、レー
ザー切断、打抜きまたは他の孔あけプロセスにより孔あ
けされることが可能である。ニードルパンチングされ、
孔あけされ、最終的にカレンダリングされたこのような
布は、焼戻し処理の間に高温ガラス板を支持する焼戻し
リングを被覆するのに使用されることが可能である。
【0030】当業者は、例示的かつ非制限的に、密度、
厚さ、重量および通気性などの要求値が、正しい布タイ
プ、構造および機械設定を選択することにより提供され
ることが可能であることが分かる。
【0031】当業者は、メリヤス生地、織布または編組
布を形成するために、ポリ(p−フェニレン−2,6−
ベンゾビスオキサゾール)繊維紡績糸またはマルチフィ
ラメントポリ(p−フェニレン−2,6−ベンゾビスオ
キサゾール)繊維が使用されることが可能であることも
分かる。糸横断面当たりの繊維の数、糸のメートル番
手、繊維直径および、ステープルファイバーの場合には
ステープル長が、被覆材料の要求値を満足するために、
選択または変更されることが可能である。糸横断面当た
りの繊維の数は、4000〜40であり、例えば200
0〜40であり、さらには、1000〜40でさえもあ
ることもある。メートル番手は、0.5〜90で選択さ
れ、例えば0.7〜70で選択されることが可能であ
る。ステープル長は、20〜200mmである。糸のメ
ートル番手は、この糸の1グラムにより提供される、メ
ートル単位での糸の長さである。
【0032】他の繊維特性例えばクリンプおよび/また
は糸特性例えば捩れ方向、SまたはZ、単糸または諸撚
糸、捩れおよびトワインの数なども、被覆材料により要
求される要求値の関数として選択されることが可能であ
る。捩れおよび/またはトワインの数は、10〜100
0回転毎メートル、最良には20〜500、さらには、
50〜250でさえある。
【0033】前述のすべての布は、加熱、湾曲または焼
戻しの間に高温ガラス板に接触する工具および機械部品
を被覆するのに使用されることが可能である。このよう
な工具を被覆することにより、布は、工具と高温ガラス
板と間に挿入される。このような工具は、例えば、炉を
通過してガラス板を搬送するローラ、ガラスがプレス成
形あるいは落下されるのに使用されか、または、炉の加
熱ゾーン、湾曲ゾーンまたは焼戻しゾーン内でガラスを
担持するシャットルリングである。ガラス板を湾曲する
ためにガラス板を押圧する型も、工具として理解され
る。本発明の布は、工具とガラス板との接触の間にガラ
ス板から導出される熱を減少させる。さらに、本発明の
布は、ガラスと工具との接触の間に機械的作用に対して
十分に抗する。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明は、以下、添付図面を参照
して詳細に説明される。
【0035】単一ベッドよこ編構造の図である図1に、
「単一ジャージー1/3」と称せられる、本発明の1つ
の実施例が示されている。ニードルベッド内のすべての
ニードルは、3つごとに群分けされている。各ニードル
群14の各第1のニードル11は、第1の糸15を編成
する。各ニードル群14の各第2のニードル12は、ダ
ニの糸16を編成する。各ニードル群の第3のニードル
13は、第3の糸17を編成する。メリヤス生地は、こ
のようにして、3つの糸15、16および17を使用す
ることにより、形成される。本発明のメリヤス生地は、
ゲージ12の円形編機を使用することにより、そして、
糸15、16および17のためにポリ(p−フェニレン
−2,6−ベンゾビスオキサゾール)繊維紡績糸を使用
することにより、形成される。これらのポリ(p−フェ
ニレン−2,6−ベンゾビスオキサゾール)繊維紡績糸
は、メートル番手34を有する。
【0036】メートル番手は、「X」のメートル番手を
有する糸が、1グラムの糸が「X」メーターの長さを有
することを特徴とすることを意味する。
【0037】本発明の代替実施例が、0.5〜90のメ
ートル番手を有するポリ(p−フェニレン−2,6−ベ
ンゾビスオキサゾール)繊維マルチフィラメント糸、ま
たは、例えば0.5〜99の1つの異なるメートル番手
を有するポリ(p−フェニレン−2,6−ベンゾビスオ
キサゾール)繊維紡績糸を使用することにより、形成さ
れることは明白である。他の編成構造、例えば単一ジャ
ージー1/2および単一ジャージー1/4も、使用され
ることが可能である。5〜32のゲージを有する円形ま
たは平形のよこ編機である他の機械も、使用されること
か可能である。
【0038】2重ベッド横編み構造の概略図を示す図2
には、リブ構造すなわちゴム編構造である別の1つの実
施例が示されている。2つのポリ(p−フェニレン−
2,6−ベンゾビスオキサゾール)繊維マルチフィラメ
ント糸21が、前部ニードルベッド23のニードル22
および後部ニードルベッド24のニードル21上で交番
的にステッチを行う。この編成構造を使用する1つの実
施例が、ゲージ16を有する円形2重ベッド編機上で、
メートル番手36のポリ(p−フェニレン−2,6−ベ
ンゾビスオキサゾール)繊維マルチフィラメント糸を使
用して、形成される。
【0039】0.5〜90のメートル番手を有する、紡
績糸またはマルチフィラメント糸である他のポリ(p−
フェニレン−2,6−ベンゾビスオキサゾール)繊維糸
も、使用されることが可能である。5〜32のゲージを
有する2重ベッドよこ編機が、代替実施例を形成するの
に使用されることが可能である。
【0040】図3は、本発明の別の1つの実施例を示
す。図3は、単一ベッドたてメリヤスの一部を示し、こ
の場合、ステッチは、互いに隣接するステッチウェール
31の間で互いに移送される。これらの移送は、ステッ
チウェールゾーン32内で適用され、一方、ステッチウ
ェールゾーン33内ではステッチウェールとステッチウ
ェールと間に接続は形成されない。ステッチウェールゾ
ーン32と33とを交番することにより、そして、左側
の隣接ステッチウェールへと右側の隣接ステッチウェー
ルへとに交番して、ステッチウェールゾーン32のため
の移送を行なうことにより、多角形開口を有する単一ベ
ッドたてメリヤスが形成される。メートル番手36を有
するポリ(p−フェニレン−2,6−ベンゾビスオキサ
ゾール)繊維マルチフィラメント糸が、単一ベッドたて
編機ゲージ12上で本発明の1つの実施例を形成するの
に使用される。
【0041】0.5〜90のメートル番手を有する、紡
績糸またはマルチフィラメントである他のポリ(p−フ
ェニレン−2,6−ベンゾビスオキサゾール)繊維糸
が、使用されることが可能である。
【0042】5〜22のゲージを有する2重ベッドよこ
編機が、代替実施例を形成するのに使用されることが可
能である。同様に2重ベッド構造において、互いに隣接
するステッチウェールとステッチウェールとの間の移送
が、多角形開口を有する2重ベッド構造を形成するのに
使用されることが可能である。
【0043】本発明の被覆材料を形成するために、編織
布のただ一つの側が、ポリ(p−フェニレン−2,6−
ベンゾビスオキサゾール)繊維を含んで成るか、また
は、ポリ(p−フェニレン−2,6−ベンゾビスオキサ
ゾール)繊維が、異なる含量で布の両側に存在するだけ
で充分である。
【0044】異なる含量のポリ(p−フェニレン−2,
6−ベンゾビスオキサゾール)繊維を含んで成る2つの
表面を有するたて編構造を形成するのに使用される編成
構造の概念図の詳細が、図4に示されている。2つの互
いに隣接するウェールが、互いに接続されている1つの
ウェール部分の概念図である。図中、布の前部外側の個
所で見える糸41が、前部ニードルベッド42のニード
ル上でのみ編成され、一方、メリヤス生地の後部外側の
個所で見える糸43は、後部ニードルベッド44のニー
ドル上でのみ編成されるのが分かる。この場合、ステッ
チウェールとステッチウェールとの間の相互移送が、見
られることが可能であることは明白である。ステッチウ
ェール45を形成した後、糸41は、ステッチウェール
46に移送され、この場所で糸41は、順番にステッチ
を形成する。同一のことが、糸43においても行われ
る。次いで、逆の活動が行われ、このようにして、互い
に隣接するステッチウェールとステッチウェールとの間
の接続が形成される。
【0045】メリヤス生地を形成するために、2つの異
なる糸が、適用される。図4に示されているように、前
部ニードルベッド上で編成された糸12は、70重量%
のポリ(p−フェニレン−2,6−ベンゾビスオキサゾ
ール)繊維と、AISI 316Lの合金タイプの30
重量%のステンレススチール繊維とのブレンド糸であ
る。前部外面を形成するのに使用される糸12は、14
3テックスを有し、糸14は、100%ポリ(p−フェ
ニレン−2,6−ベンゾビスオキサゾール)繊維であ
り、紡績糸は、メートル番手34を有する。代替的に、
AISI 316L合金のステンレススチールから成
り、7.5のメートル番手を有する、100%金属繊維
の糸が、糸14として使用されることも可能である。
【0046】単一ベッド編成構造または2重ベッド編成
構造である、他のたて編構造が、代替実施例を形成する
のに使用されることが可能である。例えば、インレイ糸
技術または落下板技術が、互いに隣接するウェールとウ
ェールとを互いに接続するのに使用されることが可能で
ある。
【0047】本発明の別の1つの実施例が、例えば、図
5に示されている「朱子製織構造」と称せられる製織構
造を使用して、ポリ(p−フェニレン−2,6−ベンゾ
ビスオキサゾール)繊維マルチフィラメント糸を製織す
ることにより、形成される。よこ糸501および502
が、たて糸505および506の上に、布510の前側
に見られる。よこ糸501および502は、たて糸50
7および508の後方に位置し、依然として、たて糸5
07および508は、布の裏側511上に見られる。よ
こ糸503および504は、たて糸505および506
の後方に位置し、従って、裏側511上に見られ、一
方、よこ糸503および504は、たて糸507および
508の上に位置し、従って、よこ糸503および50
4は、前側510上に見られる。
【0048】本発明の1つの実施例が、メートル番手3
6を有するポリ(p−フェニレン−2,6−ベンゾビス
オキサゾール)繊維マルチフィラメント糸を使用して形
成される。
【0049】他の製織構造、例えば平織構造、サテン構
造、綾織構造が、本発明の代替実施例を形成する。
【0050】0.5〜90のメートル番手を有する、紡
績糸またはマルチフィラメントである、他のポリ(p−
フェニレン−2,6−ベンゾビスオキサゾール)繊維糸
が、使用されることが可能である。 [図面の簡単な説明]
【図1】単一ジャージー1/3メリヤス生地の拡大図で
ある。
【図2】ゴム編み構造の概略図である。
【図3】単一ベッドたて編構造の拡大図である。
【図4】本発明の2重ベッドたてメリヤス生地の編成構
成である。
【図5】朱子(繻子)織布の図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI D03D 1/00 D03D 1/00 Z 15/02 15/02 A D04B 1/00 D04B 1/00 B 21/14 21/14 Z D06C 15/02 D06C 15/02 (56)参考文献 特開 平11−207836(JP,A) 特開 平10−10382(JP,A) 特開 昭64−79239(JP,A) 国際公開98/33406(WO,A1) 米国特許5395683(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C03B 23/00 - 35/26 C03B 11/00 - 11/16 C03B 40/00 - 40/04 D03D 1/00 - 27/18

Claims (42)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラスの加熱、湾曲または焼戻しの際
    に、工具と高温のガラス板との間に被覆材料を挿入する
    被覆材料の使用方法であって、該被覆材料がポリ(p−
    フェニレン−2,6−ベンゾビスオキサゾール)繊維を
    含む布を含んでなるものである、被覆材料の使用方法。
  2. 【請求項2】 前記布が、ポリ(p−フェニレン−2,
    6−ベンゾビスオキサゾール)繊維からなることを特徴
    とする請求項1記載の被覆材料の使用方法。
  3. 【請求項3】 前記布が、さらに加えて、金属繊維、ガ
    ラス繊維、玄武岩繊維、セラミック繊維、炭素繊維およ
    び炭化珪素繊維からなる群より選ばれる繊維を含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の被覆材料の使用方法。
  4. 【請求項4】 前記布が、ポリ(p−フェニレン−2,
    6−ベンゾビスオキサゾール)繊維と金属繊維とからな
    ることを特徴とする請求項3に記載の被覆材料の使用方
    法。
  5. 【請求項5】 前記布が、メリヤス生地であることを特
    徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の被覆材料の使
    用方法。
  6. 【請求項6】 前記メリヤス生地が、よこメリヤスであ
    ることを特徴とする請求項5に記載の被覆材料の使用方
    法。
  7. 【請求項7】 前記メリヤス生地が、たてメリヤスであ
    ることを特徴とする請求項5に記載の被覆材料の使用方
    法。
  8. 【請求項8】 前記メリヤス生地が、2重ベッド編機上
    で編成することによって得られることを特徴とする請求
    項6または7に記載の被覆材料の使用方法。
  9. 【請求項9】 前記メリヤス生地が、単一ベッド編機上
    で編成することによって得られることを特徴とする請求
    項6または7に記載の被覆材料の使用方法。
  10. 【請求項10】 前記メリヤス生地が、円形編機上で得
    られることを特徴とする請求項5〜請求項9のいずれか
    に記載の被覆材料の使用方法。
  11. 【請求項11】 前記メリヤス生地が、平編機上で得ら
    れることを特徴とする請求項5〜請求項9のいずれかに
    記載の被覆材料の使用方法。
  12. 【請求項12】 前記メリヤス生地が、編成構造により
    形成され、該編成構造は、該メリヤス生地に多角形の目
    を与えていることを特徴とする請求項5〜11のいずれ
    かに記載の被覆材料の使用方法。
  13. 【請求項13】 前記メリヤス生地の編成構造が、異な
    る複数のゾーンを含んでおり、前記ゾーンのうちの少な
    くとも1つが、ポリ(p−フェニレン−2,6−ベンゾ
    ビスオキサゾール)繊維を含むことを特徴とする請求項
    5〜12のいずれかに記載の被覆材料の使用方法。
  14. 【請求項14】 前記布が、織布であることを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれかに記載の被覆材料の使用方
    法。
  15. 【請求項15】 前記布が、編組布であることを特徴と
    する請求項1〜4のいずれかに記載の被覆材料の使用方
    法。
  16. 【請求項16】 前記布が、ニードルパンチド布である
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の被覆
    材料の使用方法。
  17. 【請求項17】 前記ニードルパンチド布が、丸ニード
    ルパンチド布であることを特徴とする請求項16に記載
    の被覆材料の使用方法。
  18. 【請求項18】 前記ニードルパンチド布が、ニードル
    パンチング操作の後、カレンダリングされることを特徴
    とする請求項16または17に記載の被覆材料の使用方
    法。
  19. 【請求項19】 前記ニードルパンチド布が、孔開けさ
    れることを特徴とする請求項16〜18のいずれかに記
    載の被覆材料の使用方法。
  20. 【請求項20】 前記布が、2つの外面を有し、該外面
    のうちの少なくとも一方が、ポリ(p−フェニレン−
    2,6−ベンゾビスオキサゾール)繊維を含むことを特
    徴とする請求項1または請求項3〜19のいずれかに記
    載の被覆材料の使用方法。
  21. 【請求項21】 前記布が、2つの外面を有し、該外面
    のうちの一方が、ポリ(p−フェニレン−2,6−ベン
    ゾビスオキサゾール)繊維を含み、該外面のうちの他方
    が、金属繊維を含むことを特徴とする請求項1または請
    求項3〜19のいずれかに記載の被覆材料の使用方法。
  22. 【請求項22】 成形するガラス板を加熱するステップ
    と、 高温のガラス板を成形するステップと、 成形されたガラス板を焼戻しするステップと、 ポリ(p−フェニレン−2,6−ベンゾビスオキサゾー
    ル)繊維を含む布を形成するステップと、 前記加熱、前記成形または前記焼戻しの際に、工具と高
    温のガラス板との間に前記布を挿入するステップと、を
    含むガラス板の成形方法。
  23. 【請求項23】 前記編織布が、ポリ(p−フェニレン
    −2,6−ベンゾビスオキサゾール)繊維からなること
    を特徴とする請求項22記載のガラス板の成形方法。
  24. 【請求項24】 前記編織布が、さらに加えて、金属繊
    維、ガラス繊維、玄武岩繊維、セラミック繊維、炭素繊
    維および炭化珪素繊維からなる群より選ばれる繊維を含
    むことを特徴とする請求項22記載のガラス板の成形方
    法。
  25. 【請求項25】 前記編織布が、ポリ(p−フェニレン
    −2,6−ベンゾビスオキサゾール)繊維と金属繊維と
    からなることを特徴とする請求項24記載のガラス板の
    成形方法。
  26. 【請求項26】 前記編織布が、メリヤス生地であるこ
    とを特徴とする請求項22〜25のいずれかに記載のガ
    ラス板の成形方法。
  27. 【請求項27】 前記メリヤス生地が、よこメリヤスで
    あることを特徴とする請求項26記載のガラス板の成形
    方法。
  28. 【請求項28】 前記メリヤス生地が、たてメリヤスで
    あることを特徴とする請求項26記載のガラス板の成形
    方法。
  29. 【請求項29】 前記メリヤス生地が、2重ベッド編機
    上で編成することによって得られることを特徴とする請
    求項27または28に記載のガラス板の成形方法。
  30. 【請求項30】 前記メリヤス生地が、単一ベッド編機
    上で編成することによって得られることを特徴とする請
    求項27または28に記載のガラス板の成形方法。
  31. 【請求項31】 前記メリヤス生地が、円形編機上で得
    られることを特徴とする請求項26〜30のいずれかに
    記載のガラス板の成形方法。
  32. 【請求項32】 前記メリヤス生地が、平編機上で得ら
    れることを特徴とする請求項26〜30のいずれかに記
    載のガラス板の成形方法。
  33. 【請求項33】 前記メリヤス生地が、編成構造により
    形成され、該編成構造は、該メリヤス生地に多角形の目
    を与えていることを特徴とする請求項26〜32のいず
    れかに記載のガラス板の成形方法。
  34. 【請求項34】 前記メリヤス生地の編成構造が、異な
    る複数のゾーンを含んでおり、前記ゾーンのうちの少な
    くとも1つが、ポリ(p−フェニレン−2,6−ベンゾ
    ビスオキサゾール)繊維を含むことを特徴とする請求項
    26〜32のいずれかに記載のガラス板の成形方法。
  35. 【請求項35】 前記編織布が、織布であることを特徴
    とする請求項22〜25のいずれかに記載のガラス板の
    成形方法。
  36. 【請求項36】 前記編織布が、編組布であることを特
    徴とする請求項22〜25のいずれかに記載のガラス板
    の成形方法。
  37. 【請求項37】 前記編織布が、ニードルパンチド布で
    あることを特徴とする請求項22〜25のいずれかに記
    載のガラス板の成形方法。
  38. 【請求項38】 前記ニードルパンチド布が、丸ニード
    ルパンチド布であることを特徴とする請求項37記載の
    ガラス板の成形方法。
  39. 【請求項39】 前記ニードルパンチド布が、ニードル
    パンチング操作の後、カレンダリングされることを特徴
    とする請求項37または38に記載のガラス板の成形方
    法。
  40. 【請求項40】 前記ニードルパンチド布が、孔開けさ
    れることを特徴とする請求項37〜39のいずれかに記
    載のガラス板の成形方法。
  41. 【請求項41】 前記布が、2つの外面を有し、該外面
    のうちの少なくとも一方が、ポリ(p−フェニレン−
    2,6−ベンゾビスオキサゾール)繊維を含んでなるこ
    とを特徴とする請求項22または請求項24〜40のい
    ずれかに記載のガラス板の成形方法。
  42. 【請求項42】 前記布が、2つの外面を有し、該外面
    のうちの一方が、ポリ(p−フェニレン−2,6−ベン
    ゾビスオキサゾール)繊維を含んでなり、該外面のうち
    の他方が、金属繊維を含んでなることを特徴とする請求
    項22または請求項24〜40のいずれかに記載のガラ
    ス板の成形方法。
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