JP3403363B2 - 3次元連続動作の検定装置 - Google Patents

3次元連続動作の検定装置

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JP3403363B2
JP3403363B2 JP31070399A JP31070399A JP3403363B2 JP 3403363 B2 JP3403363 B2 JP 3403363B2 JP 31070399 A JP31070399 A JP 31070399A JP 31070399 A JP31070399 A JP 31070399A JP 3403363 B2 JP3403363 B2 JP 3403363B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は3次元連続動作の検定
装置に関し、特にたとえばオペレータの連続動作を基準
動作と比較し、その近似度を評価する、3次元連続動作
の検定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の3次元連続動作の検定装
置の一例が、平成7年7月25日付で出願公開された特
開平7−185131号[A63F 9/22]公報に
開示されている。このテレビ遊戯システムでは、身体の
各部位にマーカーが付された遊戯者をビデオカメラを用
いて所定周期で撮像し、撮像した撮像画像からマーカー
の運動位置が検出される。このマーカーの運動位置から
ゲームキャラクタの表示位置および表示姿勢が演算さ
れ、この表示姿勢に基づき所定の姿勢のゲームキャラク
タの画像が演算された表示位置に対応する表示画面上に
表示される。このように、遊戯者を撮像する毎にゲーム
キャラクタの表示制御を実行し、ゲームキャラクタを遊
戯者の動きに対応して動作させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来技術
では、所定周期で遊戯者を撮像し、撮像したときの遊戯
者の姿勢に基づいて遊戯者の動作を検出するため、遊戯
者が極端な動きをした場合には、その動作を推定するの
は困難であった。つまり、動作を正確に認識するのが困
難であり、この従来技術を連続した動作を検定するよう
な装置に適用した場合には、動作を正確に検定すること
ができなかった。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、動
作を正確に検定することができる、新規な3次元動作の
検定装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数の視点
から撮影した複数の画像に基づいて実時間での人物の連
続動作を検出する動作検出手段、動作検出手段で検出し
た連続動作を基準動作とセグメント毎に比較する比較手
段、および比較手段の比較結果に基づいて基準動作に対
応する連続動作の近似度を検定する検定手段を備える、
3次元連続動作の検定装置において、セグメント毎の比
較のために、実時間で取得される基準動作を適切な境界
で分割する分割手段をさらに備え、その分割手段は、所
定期間毎に設定される変動許容範囲において、評価値が
最も高い検出結果が得られる時点を境界とするようにし
たことを特徴とする、3次元連続動作の検定装置であ
る。
【0006】
【作用】この発明の3次元動作検定装置では、動作検出
手段がたとえば複数のカメラを用いて複数の視点から撮
影した複数の画像に基づいて実時間での人物(オペレー
タ)の連続動作を検出する。オペレータの連続動作は、
基準動作とセグメント毎に比較される。検定手段が、連
続動作と基準動作との比較結果に基づいて、基準動作に
対する連続動作の近似度を検定する。セグメント毎に基
準動作とオペレータの連続動作とを比較するので、動作
を正確に判定することができる。そして、比較手段にお
けるセグメント毎の比較のために分割手段を設け、その
分割手段が、実時間で取得される基準動作に対応するモ
ーションデータを適切な境界でセグメントに分割する。
このとき、分割手段は、実時間で取得される基準動作に
対応するモーションデータを、所定の時間間隔を基準に
して設定される変動許容範囲の中で最も検出結果の評価
値が高い時点を境界として分割する。つまり、分割手段
によって基準動作を自動でセグメントに分割することが
できる。
【0007】たとえば、表示手段が検定結果を可視表示
するので、オペレータはどの程度CGキャラクタの動作
に近似しているかを知ることができる。また、どの程度
上達したかを確かめることができる。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】また、比較手段は、DPマッチング法で、
基準動作と連続動作とを比較するので、時間軸を変換し
て純粋に動作のみを比較することができる。
【0013】さらに、単位検定手段がセグメント毎に近
似度を検定し、総合検定手段が、全セグメントをまとめ
た近似度を検定するので、セグメント単位のスコアおよ
び全部のスコアを知ることができる。
【0014】
【発明の効果】この発明によれば、セグメント毎に連続
動作と基準動作とを比較するので、動作を正確に判定す
ることができる。
【0015】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0016】
【実施例】図1を参照して、この実施例の3次元連続動
作検定装置を用いたシステム(以下、単に「システム」
という。)10は、カラーカメラ(以下、単に「カメ
ラ」という。)12〜22を含む。カメラ12〜16は
第1モーションキャプチャシステム24に接続され、カ
メラ18〜22は第2モーションキャプチャシステム3
2に接続される。第1モーションキャプチャシステム2
4は、第1セグメント分割装置26に接続されるととも
に、スイッチSW1の入力端子S1にも接続される。第
1セグメント分割装置26は、第1モーションデータ記
憶装置28に接続される。第1モーションデータ記憶装
置28は、スイッチSW1の入力端子S2に接続される
とともに、3次元連続動作検定装置(以下、単に「動作
検定装置」という。)38にも接続される。スイッチS
W1の出力端子S3は第1画像生成装置30に接続され
る。
【0017】また、第2モーションキャプチャシステム
32は、第2セグメント分割装置34に接続されるとと
もに、第2画像生成装置36にも接続される。第2セグ
メント分割装置34は、動作検定装置38に接続され
る。第1画像生成装置30,第2画像生成装置36およ
び動作検定装置38は、モニタ40に接続される。
【0018】このシステム10では、基準動作をするオ
ペレータ以外の人物たとえばインストラクタがカメラ1
2〜16で撮影され、基準動作をまねて連続動作をする
オペレータがカメラ18〜22で撮影される。また、カ
メラ12〜22は、人物の正面、側面および上面(立
面)から撮影するために設けられる。なお、カメラ12
および18が正面用であり、カメラ14および20が側
面用であり、カメラ16および22が立面用である。イ
ンストラクタ側のカメラ12〜16で撮影された映像に
対応するカラー画像が、第1モーションキャプチャシス
テム24に与えられる。また、オペレータ側のカメラ1
8〜22で撮影された映像に対応するカラー画像が、第
2モーションキャプチャシステム32に与えられる。
【0019】図2に示すように、第1キャプチャシステ
ム24と第2モーションキャプチャシステム32とは同
じ構成から成っている。つまり、カメラ12〜16(ま
たは18〜22)に対応して、画像処理装置50〜54
が設けられる。画像処理装置50〜54は、3次元座標
算出装置56に接続される。画像処理装置50〜54
は、それぞれパソコン程度の処理能力を有するコンピュ
ータであり、カメラ12〜16(または18〜22)か
ら出力されたカラー画像を処理して各画像上における身
体の特徴点、すなわち頭頂点、手先、肘、膝等の特徴的
な身体の部位の2次元座標を検出する。なお、画像処理
装置50〜54は、時分割的に処理することによって1
台のより高性能のコンピュータを共有することによって
個別のコンピュータを代替えすることができる。
【0020】画像処理装置50〜54で得られた特徴点
の2次元座標の情報が、3次元座標算出装置56に与え
られる。この3次元座標算出装置56もまた、パソコン
程度の処理能力を有する1台のコンピュータであり、本
件出願人により先に出願された特願平11−11164
5号において開示されているように、特徴点の2次元座
標を三角測量の原理で3次元に復元するとともに、復元
したデータ(3次元座標データ)が妥当であるかどうか
を、たとえば初期的に設定されている人物の身体データ
に基づいて検証する。言い換えると、複数の視点から得
られるカラー画像、つまり正面、側面および立面に対応
するカラー画像に基づいて、オペレータまたはインスト
ラクタの3次元的な姿勢(3次元姿勢)が推定される。
このように推定された3次元姿勢のデータ(姿勢デー
タ)が、3次元座標算出装置56、つまり第1モーショ
ンキャプチャシステム24および第2モーションキャプ
チャシステム32から出力される。
【0021】第1モーションキャプチャシステム24か
ら出力された姿勢データが、第1セグメント分割装置2
6に与えられるとともに、スイッチSW1を介して第1
画像生成装置30に与えられる。第1セグメント分割装
置26もまた、パソコン程度の処理能力を有する1台の
コンピュータであり、第1モーションキャプチャシステ
ム24から連続して与えられる姿勢データ(モーション
データ)をセグメントに分割する。
【0022】たとえば、予め取得された基準動作に対応
するモーションデータを、図3(A)に示すように、任
意の時間間隔T1,T2,…,T5のセグメントに手作
業で分割する。また、予め取得された基準動作に対応す
るモーションデータを、図3(B)に示すように、所定
の時間間隔Tのセグメントに分割する。この実施例で
は、連続する動作を検出するため、時間間隔Tは2〜5
秒の間で設定される。なお、これら2つの分割方法で
は、予め基準動作を取得するので、図1に示すカメラ1
2〜16および第1モーションキャプチャシステム24
は別途設けてもよく、また第1セグメント分割装置26
は省略することができる。つまり、セグメントに分割さ
れたモーションデータ(分割データ)を第1モーション
データ記憶装置28に与えるようにすればよい。
【0023】さらに、図3(C)に示すように、所定の
時間間隔Tを基準にして、その前後の微小時間dtで決定
される変動許容範囲(T−dt〜T+dt)内でセグメント
の境界を決定することができる。つまり、この変動許容
範囲(T−dt〜T+dt)で最も評価値が高い検出結果が
得られる時点がセグメントの境界に決定される。したが
って、基準動作に対応するモーションデータに基づいて
自動で境界を検出し、セグメントに分割をすることがで
きる。
【0024】具体的には、図4に示すフロー図に従って
処理される。つまり、第1セグメント分割装置26がセ
グメントの分割処理を開始すると、ステップS1で時間
tおよびセグメント数nを初期化する。つまり、t=0
およびn=1に設定する。続くステップS3では、評価
値の最大値max および時間インデックスtindex を初期
化する。つまり、max =0およびtindex =0に設定す
る。さらに、ステップS5で、ループカウンタのカウン
ト値iを初期化する。具体的には、i=t+T−dtに設
定する。続くステップS7では、最大値max が評価値E
(i)より大きいかどうかを判断する。ステップS7で
“YES”であれば、つまり最大値maxが評価値E
(i)より大きければ、そのままステップS11に進
む。
【0025】一方、ステップS7で“NO”であれば、
つまり最大値max が評価値E(i)より小さければ、ス
テップS9で最大値max に評価値E(i)を代入し、時
間インデックスtindex にカウント値iを代入して、ス
テップS11に進む。ステップS11でカウント値iが
t+T+dtより大きいかどうかを判断する。ステップS
11で“NO”であれば、変動許容範囲をすべて検索し
ていないと判断し、ステップS7に戻る。一方、ステッ
プS11で“YES”であれば、変動範囲をすべて検索
したと判断し、ステップS13に進む。
【0026】ステップS13では、モーションデータの
境界、つまりセグメントをM(t)からM(tindex )
までの期間に決定する。続くステップS15では、時間
tに時間インデックスtindex を代入し、セグメント数
nをインクリメントして、ステップS17に進む。ステ
ップS17では、時間tと所定時間Tとの和がモーショ
ンデータの時間長さ、つまりシーケンスの長さLより大
きいかどうかを判断する。ステップS17で“NO”で
あれば、全モーションデータをセグメントに分割してい
ないと判断し、ステップS3に戻る。一方、ステップS
17で“YES”であれば、全モーションデータをセグ
メントに分割したと判断し、ステップS19で最終セグ
メントを作成して、処理を終了する。つまり、最終セグ
メントに対応するモーションデータは、その最終セグメ
ントの長さよりも短い場合があるため、モーションデー
タに対応する長さにセグメントが短くされる。
【0027】第1セグメント分割装置26から出力され
た基準動作の分割データが、第1モーションデータ記憶
装置28に与えられる。また、同様の方法で、第2モー
ションキャプチャシステム32から出力されたオペレー
タの連続動作のモーションデータが第2セグメント分割
装置34でセグメントに分割される。言い換えれば、連
続動作に対応する分割データが生成される。基準動作お
よび連続動作に対応する分割データが、動作検定装置3
8の指示に従って読み出される。したがって、基準動作
に対応する分割データは、動作検定装置38に与えられ
るとともに、スイッチSW1を介して第1画像生成装置
30に与えられる。また、連続動作に対応する分割デー
タが、動作検定装置38に与えられる。
【0028】動作検定装置38もまた、パソコン程度の
処理能力を有する1台のコンピュータであり、基準動作
と連続動作とを比較する。そして、比較結果に基づい
て、連続動作が基準動作に近似している度合いを評価す
る。さらに、評価した結果をモニタ40を用いて表示す
る。たとえば、近似している度合いを割合で表示した
り、またその割合を点数で表示したり、さらに所定のレ
ベル(ランクA,B,C,DおよびE)で表示すること
ができる。なお、近似割合または点数と所定のレベルと
の両方で表示するようにしてもよい。
【0029】第1画像生成装置30は、第1モーション
キャプチャシステム24または第1モーションデータ記
憶装置28から出力された基準動作に対応するモーショ
ンデータの分割データに基づいて、コンピュータグラフ
ィック(CG)の手法により「アバタ」と呼ばれるイン
ストラクタの人物画像を仮想3次元環境内に再現または
再生する。したがって、インストラクタの基準動作が、
CGキャラクタによってモニタ40上に表示(再現)さ
れる。また、スイッチSW1は、自由に切り換えられ、
第1モーションキャプチャシステム24の出力または第
1モーションデータの出力が選択される。具体的には、
実時間でインストラクタの基準動作を取得する場合に
は、スイッチSW1は入力端子S1側に接続され、第1
モーションキャプチャシステム24の出力が選択され
る。一方、予め記憶したインストラクタの基準動作と実
時間のオペレータの連続動作とを比較する場合には、ス
イッチSW1は入力端子S2側に接続され、第1モーシ
ョンデータ記憶装置28の出力が選択される。
【0030】また、第2画像生成装置36は、第2モー
ションキャプチャシステム32から出力されたモーショ
ンデータに基づいて、第1画像生成装置30と同様にし
て、オペレータの人物画像を仮想3次元環境内に再現ま
たは再生する。したがって、オペレータの連続動作をC
Gキャラクタによってモニタ40上に表示することがで
きる。
【0031】上述のように、インストラクタの基準動作
とオペレータの連続動作とを比較し、比較結果を評価す
る。この比較および評価の処理は2通りがある。第1の
方法は、図5および図6に示すような、予め取得された
基準動作に対応するモーションデータを用いて比較する
方法である。また、第2の方法は、図8〜図10で示す
ような、実時間で所得した基準動作に対応するモーショ
ンデータを用いて比較する方法である。つまり、図4を
用いて説明したように自動でセグメントの境界を決定し
て、セグメントを分割する方法が採用される。
【0032】具体的に説明すると、まず第1の方法で
は、図5に示すように、動作検定装置38が比較および
評価の処理を開始すると、ステップS31で、速度むら
パスの線形性(以下、単に「線形性」という。)Psを
初期化する。つまり、図7に示すように、DPマッチン
グの処理で実線で示したオペレータの連続動作に該当す
るパス(入力データS)と点線で示すインストラクタの
基準動作に該当する教師データTとの間に生じる速度む
らの初期値が設定される。Ps(0,1,...,N)
=0に設定する。続くステップS33で、セグメント数
nを初期化する。つまり、n=1に設定する。そして、
ステップS35で、1セグメント内の時間tをカウント
するカウンタをリセット(t=0)して、スタートす
る。次に、ステップS37で、第1モーションデータ記
憶装置28に指示して、基準動作の分割データ(教師デ
ータT(n,t))を読み出し、教師データT(n,
t)に従って基準動作をするCGキャラクタをモニタ4
0に表示する。ステップS39では、第2セグメント分
割装置34を指示して、オペレータの分割データ(入力
データS(t))を取り込む。続くステップS41で
は、セグメントに対応する時間間隔L(n)より時間t
が大きいかどうかを判断する。つまり、1セグメントに
対応する時間が経過したかどうかを判断する。ステップ
S41で“NO”であれば、1セグメントに対応する時
間間隔L(n)が経過していないと判断し、ステップS
37に戻る。一方、ステップS41で“YES”であれ
ば、1セグメントに対応する時間間隔L(n)が経過し
たと判断し、ステップS43でDPマッチング法により
距離値D(n)とパスP(t)とを算出する。ここで、
距離値D(n)は、時間軸を変換した後の教師データT
(n,t)と入力データS(t)との誤差分である。
【0033】図6に示すように、続くステップS45で
は、ループカウンタをリセット(t=0)して、スター
トする。ステップS47では、時間tにおける速度むら
Ps(n)を計算する。具体的には、数1に従って速度
むらを算出する。
【0034】
【数1】Ps(n)=Ps(n)+|P(t)−t| なお、P(t)は速度むらを含んだパスの値であり、教
師データT(n,t)と入力データS(t)とが完全に
一致した場合にはP(t)=tとなる。つまり、傾きが
tとなる場合がパスの理想的な値である。
【0035】続くステップS49では、時間tが1セグ
メントに対応する時間間隔L(n)より大きいかどうか
を判断する。つまり、1セグメントに対応する時間間隔
L(n)が経過したかどうかを判断する。ステップS4
9で“NO”であれば、1セグメントに対応する時間間
隔L(n)が経過していないと判断して、ステップS4
7に戻る。一方、ステップS49で“YES”であれ
ば、1セグメントに対応する時間L(n)が経過したと
判断し、ステップS51で1セグメント内の評価値(ス
コア)Tsを計算する。具体的には、数2に従って計算
する。ただし、aおよびbは重み係数であり、セグメン
トの長さ等に応じて設定される。
【0036】
【数2】Ts=a*D(n)+b*Ps(n) ただし、a+b=1である。
【0037】数2から分かるように、スコアTsは距離
値D(n)とパスPs(n)とによって表されるため、
数2で示すTsの値が小さい程、オペレータの連続動作
がインストラクタの基準動作に近似していることにな
る。
【0038】1セグメントのスコアTsを算出すると、
ステップS53でセグメント数をインクリメント(n=
n+1)して、ステップS55でセグメント数nが総セ
グメント数Nより大きいかどうかを判断する。つまり、
全セグメントについて比較および評価を実行したかどう
かを判断する。ステップS55で“NO”であれば、全
セグメントについて比較および評価が終了していないと
判断し、そのままステップS35に戻る。つまり、次の
セグメントについての比較および評価を実行する。一
方、ステップS55で“YES”であれば、全セグメン
トについての比較および評価の処理が終了したと判断
し、ステップS57で全体のスコア(トータルスコア)
を算出する。具体的には、数3に従ってトータルスコア
(TotalScore) を算出する。
【0039】
【数3】TotalScore=Σ{Ts(n)*L
(n)/ΣL(n)} このように、重みをつけてセグメント毎にスコアを算出
し、それらを平均してトータルスコアを算出するので、
重みづけをせずにセグメント毎のスコアを平均した場合
よりも適正な評価をすることができる。この算出したト
ータルスコアに応じて、点数およびレベルが決定され
る。なお、上述のように、Ts(n)が小さい程、オペ
レータの連続動作が基準動作に近似しているため、トー
タルスコアが小さい程、点数およびレベルが高くなる。
また、スコアは身体の全体の動作について算出するよう
にしたが、身体の各部位についてのスコアを表示するよ
うにしてもよい。
【0040】また、第2の方法では、図8に示すよう
に、比較および評価の処理が開始すると、ステップS7
1で各変数を初期化する。具体的には、線形性Ps
(0,1,...,N)=0,入力データの開始位置S
p=0,セグメント数n=1,教師データT(t)の開
始位置Tp=0および1シーケンスにかかる時間t=0
に設定する。続くステップS73では、セグメントの境
界Outを初期化する。つまり、Out=Tp+L
(n)に設定する。ステップS75では、時間tが教師
データT(t)のセグメントに対応する時間間隔L
(n)の総和より大きいかどうかを判断する。つまり、
全ての教師データT(t)を提示したかどうかを判断す
る。ステップS75で“NO”であれば、残りの教師デ
ータT(t)があると判断し、ステップS77で教師デ
ータT(t)を提示して、ステップS79に進む。一
方、ステップS75で“YES”であれば、全ての教師
データT(t)を提示したと判断し、そのままステップ
S79に進む。
【0041】ステップS79では入力データS(t)を
取り込み、ステップS81では時間tがOut+dtよ
り大きいかどうかを判断する。すなわち、シーケンスの
範囲を越えているかどうかを判断する。ステップS81
で“NO”であれば、つまりシーケンスの範囲を越えて
いなければ、ステップS75に戻る。一方、ステップS
81で“YES”であれば、つまりシーケンスの範囲を
越えていれば、ステップS83で変数minおよび時間
インデックスindex を初期化する。つまり、min=最
大値、およびindex =0にする。
【0042】図9に示すように、続くステップS85で
はループカウンタのカウント値eをOut−dtに設定
(リセット)してスタートする。次にステップS87で
は、変数minが時間eに対する入力データS(e)と
同じく教師データT(e)との差の絶対値より大きいか
どうかを判断する。ステップS87で“NO”であれ
ば、つまり差の絶対値が変数minより小さければ、そ
のままステップS91に進む。一方、ステップS87で
“YES”であれば、ステップS89で変数minに差
の絶対値を代入し、時間インデックスindex にその時の
カウント値eを代入して、ステップS91に進む。この
ように、教師データと入力データとの間で、もっともマ
ッチングが取れている(差分が最小となる)場合に、つ
まり評価値が高い場合にセグメントの境界とされる。
【0043】ステップS91では、時間Tがシーケンス
の範囲を越えているかどうかを判断する。ステップS9
1で“NO”であれば、つまりシーケンスの範囲を越え
てなければ、ステップS87に戻る。一方、ステップS
91で“YES”であれば、つまりシーケンスの範囲を
越えていれば、ステップS93で距離値D(n)および
パスP(x)をT(Tp〜Out)とS(Sp〜index
)でDPマッチング法により算出する。続くステップ
S95では、時間Sqに時間インデックスindexから入
力データS(t)の開始時間Spを差し引いたものを代
入し、教師データT(t)と入力データS(t)との時
間差R(n)に時間間隔L(n)と時間Sqとの差分の
絶対値を代入する。つまり、時間軸が変換される。
【0044】図10に示すように、続くステップS97
ではループカウンタのカウント値xをリセット(x=
0)およびスタートし、ステップS99では速度むらを
算出する。具体的には、数4に従って速度むらを算出す
る。
【0045】
【数4】Ps(n)=Ps(n)+|P(x)−(x*
L)/Sq| この場合には、予め取得した基準動作を用いる第1の方
法と異なり、教師データT(t)の傾きが1にならない
ので、図7から分かるように、最終項のような傾き
((x*L)/Sq)で理想値が示される。ただし、教
師データT(t)は、y=αx(α≠0,1)の関数で
ある。
【0046】続いてステップS101では、ループカウ
ンタのカウント値xが時間Sqより大きいかどうかを判
断する。ステップ101で“NO”であれば、つまりカ
ウント値xが時間Sqより小さければ、ステップS99
に戻る。一方、ステップS101で“YES”であれ
ば、つまりカウント値xが時間Sqより大きければ、ス
テップS103で1セグメントのスコアTs(n)を算
出する。具体的には、数5に従って算出される。また、
上述と同様にa,bおよびcは重み係数である。
【0047】
【数5】Ts(n)=a*D(n)+b*Ps(n)+
c*R(n) ただし、a+b+c=1である。
【0048】速度むらが算出されると、ステップS10
5で教師データの開始位置Tpが変更される。具体的に
は、評価したセグメントの時間間隔L(n)を開始位置
Tpに加算する。つまり、Tp=Tp+L(n)とす
る。続いて、ステップS107で、セグメント数をイン
クリメント(n=n+1)する。そして、ステップS1
09で、セグメント数nが全セグメント数Nより大きい
かどうかを判断する。つまり、全てのセグメントについ
て比較および評価の処理を実行したかどうかを判断す
る。ステップS109で“NO”であれば、残りのセグ
メントがあると判断して、ステップS73に戻る。一
方、ステップS109で“YES”であれば、全てのセ
グメントについて比較および評価の処理を実行したと判
断し、ステップS111でトータルスコアを算出して、
処理を終了する。具体的には、トータルスコアは数6に
従って算出される。
【0049】
【数6】TotalScore=Σ{Ts(n)*L
(n)/ΣL(n)} なお、第1の方法と同様に、トータルスコアに応じて点
数およびレベルが決定される。また、トータルスコアが
小さい程、点数およびレベルが高くなる。
【0050】このようなシステム10は、具体的には拳
法および太極拳などの型の練習装置、ダンスのレッスン
装置およびダンスのゲーム機などに適用できる。たとえ
ば、図11に示すように、ダンスのゲーム機に適用する
場合には、オペレータはカメラ18〜22が設置された
ゲーム機のたとえばステージに上がる。そして、所定の
料金を課金した後に、モニタ40に表示されるメニュー
に従って難易度(easy,standard,har
d)およびダンスする曲などを選択する。ゲームがスタ
ートすると、図12(A)に示すように、モニタ40に
は予め記憶された基準動作に応じてCGキャラクタが表
示され、これをオペレータがまねてダンスする。する
と、ダンス(連続動作)をするオペレータがカメラ18
〜22で撮影される。つまり、入力データが取得され
る。なお、図12(B)に示すように、モニタ40に基
準動作およびオペレータの連続動作を2画面分割表示す
るようにしてもよい。
【0051】また、ダンスを提示する場合やオペレータ
の連続動作を入力する場合に、選択した特定のリズムや
音楽を同時に提示し、動作の同期を促すシステムを追加
してもよい。
【0052】そして、動作検定装置38が教師データと
入力データとをセグメント毎に比較し、セグメント毎の
点数を算出する。なお、上述した比較および評価の処理
では、各セグメントの点数等を算出しただけであるが、
このセグメント毎の点数をモニタ40を用いて表示する
ようにしてもよい。このような動作が繰り返し実行さ
れ、曲が終了すると、つまりシーケンス全体の比較およ
び評価の処理が終了すると、トータルスコアが算出され
る。このトータルスコアに応じて、点数が決定され、図
12(A)および(B)から分かるようにモニタ40の
一部に表示される。なお、上述のように、点数に加えて
レベル(ランクA,B,C,DおよびE)を表示するよ
うにしてもよい。
【0053】なお、このようにシステム10をダンスの
ゲーム機に適用した場合には、予め取得された基準動作
に対応する教師データを用いてCGキャラクタを表示す
るようにしたが、上述した他の装置などに適用する場合
には、実時間でインストラクタの基準動作を取得し、教
師データを提示するようにしてもよい。
【0054】この実施例によれば、基準動作に対応する
教師データをセグメントに分割し、そのセグメント毎に
教師データとオペレータの連像動作に対応する入力デー
タとを比較するので、正確に動作を検定することができ
る。また、セグメント毎に異なる重みを付けるので、よ
り適切なトータルスコアを算出することができる。
【0055】なお、この実施例では、DPマッチング法
で基準動作と連像動作とを比較するようにしたが、HM
M(Hidden Markov Model)法やリカレントニューラルネ
ットワークを用いて比較するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1実施例に示すモーションキャプチャシステ
ムを示す図解図である。
【図3】セグメント分割方法を示す図解図である。
【図4】図1実施例に示す第1セグメント分割装置の処
理を示す図解図である。
【図5】図1実施例に示す3次元動作検定装置の処理の
一部を示すフロー図である。
【図6】図1実施例に示す3次元動作検定装置の処理の
他の一部を示すフロー図である。
【図7】DPマッチング法の処理を説明するための図解
図である。
【図8】図1実施例に示す3次元動作検定装置の他の処
理の一部を示すフロー図である。
【図9】図1実施例に示す3次元動作検定装置の他の処
理の他の一部を示すフロー図である。
【図10】図1実施例に示す3次元動作検定装置の他の
処理のその他の一部を示すフロー図である。
【図11】図1実施例の具体例を示す図解図である。
【図12】図11の具体例のモニタの表示画面を示す図
解図である。
【符号の説明】
10 …システム 12,14,16,18,20,22 …カメラ 24 …第1モーションキャプチャシステム 26 …第1セグメント分割装置 28 …第1モーションデータ記憶装置 30 …第1画像生成装置 32 …第2モーションキャプチャシステム 34 …第2セグメント分割装置 36 …第2画像生成装置 38 …動作検定装置 40 …モニタ 50,52,54 …画像処理装置 56 …3次元座標算出装置
フロントページの続き (72)発明者 大谷 淳 京都府相楽郡精華町大字乾谷小字三平谷 5番地 株式会社エイ・ティ・アール知 能映像通信研究所内 (56)参考文献 特開 平9−245178(JP,A) 特開 平10−334270(JP,A) 特開 平7−302341(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 7/00 - 7/60 A63B 69/00 G06T 1/00 H04N 7/18 JICSTファイル(JOIS)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の視点から撮影した複数の画像に基づ
    いて実時間での人物の連続動作を検出する動作検出手
    段、前記動作検出手段で検出した連続動作を基準動作と
    セグメント毎に比較する比較手段、および前記比較手段
    の比較結果に基づいて基準動作に対応する前記連続動作
    の近似度を検定する検定手段を備える、3次元連続動作
    の検定装置において、 前記セグメント毎の比較のために、実時間で取得される
    前記基準動作を適切な境界で分割する分割手段をさらに
    備え、その分割手段は、所定期間毎に設定される変動許
    容範囲において、評価値が最も高い検出結果が得られる
    時点を前記境界とするようにしたことを特徴とする 、3
    次元連続動作の検定装置。
  2. 【請求項2】前記検定手段の検定結果を可視表示する表
    示手段をさらに備える、請求項1記載の3次元連続動作
    の検定装置。
  3. 【請求項3】前記比較手段は、前記連続動作と前記基準
    動作とをDPマッチング法で比較する、請求項1または
    2記載の3次元連続動作の検定装置。
  4. 【請求項4】前記検定手段は、前記セグメント毎に前記
    近似度を検定する単位検定手段、および前記連続動作の
    全てについて前記近似度を検定する総合検定手段を含
    む、請求項1ないし4のいずれかに記載の3次元連続動
    作の検定装置。
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