JP3402783B2 - 複数発電ユニットデータ表示装置 - Google Patents

複数発電ユニットデータ表示装置

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JP3402783B2
JP3402783B2 JP22088294A JP22088294A JP3402783B2 JP 3402783 B2 JP3402783 B2 JP 3402783B2 JP 22088294 A JP22088294 A JP 22088294A JP 22088294 A JP22088294 A JP 22088294A JP 3402783 B2 JP3402783 B2 JP 3402783B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数発電ユニットのプ
ラントデータを表示装置に表示するデータ表示装置に係
り、特に、複数発電ユニットにおけるプラントデータを
表示データとするプロセス入力点を識別するポイント識
別番号を設定する設定作業に好適な複数発電ユニットデ
ータ表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数発電ユニットデータ表示装置は、各
発電ユニットのプラントデータを大容量の記憶装置に一
定量更新保存してオペレータからの要求に応じたプラン
トデータを取り出し表示装置に表示させてプラントの監
視をするものである。
【0003】図22は、この種の複数発電ユニットデー
タ表示装置の概略構成図である。
【0004】図において、複数発電ユニットデータ表示
装置1は、プラントデータ記憶手段2とPID実行手段
3とPID設定手段4と出力手段6と入力手段7と対話
装置8とから構成されている。
【0005】まず、オペレータが対話装置8からある画
面要求をすると、入力信号が入力手段7へ入力し、入力
手段7からPID入力情報信号がPID設定手段4へ入
力される。PID設定手段4では、PID設定信号を出
力手段6を介して図23に示すような対話画面50を対
話装置8に表示させる。
【0006】この対話画面50は、上段に名称「昇温特
性温度」50a、右側上段に「ポイントの一覧」50
b、右側下段に「PID一覧表」50cとなっており、
左側の表示ポイント「PID番号」50dは空白となっ
ている。
【0007】オペレータは、対話画面50と対話して
「PID一覧表」50cに表示されるポイント識別番号
「以下、PIDという」を選択すると、表示ポイント5
0dへ順次選択されたPIDが設定される。オペレータ
は表示ポイント50dの表示確認して確定ボタン50e
を選択すると、表示ポイント50dの選択PIDがPI
D設定手段4の図示省略する設定ファイルへ保存され
る。
【0008】オペレータが対話装置8から表示実行を要
求すると、図24に示す対話表示画面51に表示データ
が出力される。
【0009】この対話表示画面51には、図23に対応
して表示ポイントウィンドウ51aに表示ポイント名が
表示されトレンドグラフウィンドウ51bに表示ポイン
ト名に対応するプラントデータが時系列にトレンドグラ
フ表示されている。オペレータは、トレンドグラフの傾
向によってプラントの監視をする。
【0010】ところで、一般に発電プラントは、ほぼ同
一定格出力で同一の発電形成の複数の発電ユニットから
構成され、各発電ユニットも同一規格の設備を持ってい
る。この複数発電ユニットの代表例としての複合発電プ
ラントは、次に説明する図25に示すようになってい
る。
【0011】この複合発電プラントには、1軸型と多軸
型があり、1軸型はガスタービンと蒸気タービンを同一
軸に結合する方法であり、多軸型はガスタービンと蒸気
タービンを別々の軸構成として複数のガスタービンと1
台の蒸気タービンを組み合わせる方式である。
【0012】また、この複合発電プラントはユニット単
機容量が小さいため、系統運用上複数台の発電ユニット
をまとめて一つの発電プラントとして構成されるという
特徴がある。
【0013】図25では、それぞれ4つの1軸型発電ユ
ニットにより第1発電グループと第2発電グループが構
成されており、第3発電グループは二つの多軸型発電プ
ラントにより構成されている。
【0014】このような場合、一般に、第1発電グルー
プや第2発電グループの各グループ内では、各1軸型発
電ユニットは同一機器による同一構成である場合が多
い。また、第3発電グループのような場合も通常、各ガ
スタービン発電ユニットや各蒸気タービン発電ユニット
は、それぞれ同一機器による同一構成となっている。
【0015】このようなプラントでは、ある発電ユニッ
トが持つプロセス入力点は同一グループ内の他の発電ユ
ニットに対しても存在し、プロセス入力点のPIDは体
系化されている。
【0016】例えば、図26に示すPIDの体系例では
「グループ番号」、「ユニット番号」のみが異なり、
「グループ番号」が1号〜3号、「ユニット番号」が1
軸〜3軸となり、他の「設備分類」と「一連番号」が共
通している。なお、「設備分類」は英大文字のA〜X、
「一連番号」は数字の000〜999まであり、このよ
うな体系により複数発電ユニットのプロセス入力点を識
別できるようになっている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図22
で説明した複数発電ユニットデータ表示装置1では、複
数の発電ユニットのPIDを設定する際に多くの手間を
要し、オペレータの負担が大きいという問題がある。
【0018】すなわち、従来、表示データのためのPI
Dは発電ユニット毎にPIDを一点づつ設定し、表示実
行がなされていた。従って、ある発電ユニットのPID
を設定し、対応するプラントデータを監視し終了後、次
に、別の発電ユニットのPIDをあらためて設定し直
し、プラントデータを監視していた。
【0019】また、複数発電ユニットデータ表示装置1
では、前述したように発電ユニットは、共通性が多いた
め、例えば、ある発電ユニットのタービン入口主蒸気温
度の異常が発見されれば、全ての発電ユニットのタービ
ン入口主蒸気温度を監視してチェックしておくような要
請もかなり多い。
【0020】このようなとき、図22で説明した複数発
電ユニットデータ表示装置1では、発電ユニット毎にP
IDを設定しなければならず、発電ユニットが多くなれ
ばなる程、多くの手間を要する。例えば、対象とするP
IDが10点で発電ユニットが10あれば100点のP
IDを設定する手間が必要となり、しかも、設定ファイ
ルが一つであるためにある発電ユニットのPIDの設定
とプロセスデータの監視が終了後に次の発電ユニットの
PID設定作業をしなければならなかった。
【0021】そこで、本発明はPID番号が発電ユニッ
ト番号のみ異なって体系化されている点に着目し、発電
ユニット間のPID番号の設定を簡単な操作で実行可能
とする複数発電ユニットデータ表示装置を提供すること
を目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
の発電ユニットのプラントデータをプラントデータ記憶
手段へ記憶し、この記憶されたプラントデータでどの発
電ユニットのどのプロセス入力点のプラントデータを表
示データとするかオペレータが対話装置の対話画面上で
発電ユニット番号と該発電ユニット番号の入力点を識別
する入力点識別番号により構成されるPID番号を選択
し、選択された前記PID番号のプラントデータを表示
する複数発電ユニットデータ表示装置において、複数発
電ユニットの内、前記発電ユニット番号が異なり、前記
入力点識別番号が共通する前記PID番号を採用する発
電ユニットを予めグループ化し、そのグループ化した発
電ユニットと、さらにそのグループの発電ユニットを代
表する仮の発電ユニットとして、仮の発電ユニット番号
と前記共通する入力点識別番号とからなるPID番号を
有する仮想発電ユニットとが相互に関連することを示す
発電ユニット関連情報を記憶するPID関係付け記憶手
段と、前記グループ化された各発電ユニット毎の各PI
D番号とその関連情報および前記仮想発電ユニットの各
PID番号とその関連情報とを記憶するPID情報記憶
手段と、前記PID関係付け記憶手段に記憶された発電
ユニット関連情報を取り出す仮想PID有無判断手段
と、この仮想PID有無判断手段により取り出された発
電ユニット関連情報と前記PID情報記憶手段に記憶さ
れた前記グループ化された各発電ユニット毎の各PID
番号とその関連情報および前記仮想発電ユニットの各P
ID番号とその関連情報とから前記対話装置に前記仮想
発電ユニットのPID番号と関連情報を選択して前記対
話装置に表示する仮想PID表示選択手段とを備える仮
想PID選択手段と、前記仮想PID選択表示手段によ
り前記対話装置に表示された仮想発電ユニットのPID
番号及びその関連情報の中からプロセスデータを表示さ
せたいPID番号及びその関連情報を選択設定するPI
D設定手段と、前記PID設定手段により設定された仮
想発電ユニットのPID番号を正規の発電ユニットに変
更して対応するプラントデータを前記プラントデータ記
憶手段より取り出して表示する仮想PID実行手段とを
備えることを特徴とする。
【0023】請求項2の発明は、複数の発電ユニットの
プラントデータをプラントデータ記憶手段へ記憶し、こ
の記憶されたプラントデータでどの発電ユニットのどの
プロセス入力点のプラントデータを表示データとするか
オペレータが対話装置の対話画面上で発電ユニット番号
と該発電ユニット番号の入力点を識別する入力点識別番
号により構成されるPID番号を選択し、選択された前
記PID番号のプラントデータを表示する複数発電ユニ
ットデータ表示装置において、複数発電ユニットの内、
前記発電ユニット番号が異なり、前記入力点識別番号が
共通する前記PID番号を採用する発電ユニットを予め
グループ化し、そのグループ化した発電ユニットが相互
に関連することを示す発電ユニット関連情報を記憶する
PID関係付け記憶手段と、前記グループ化された各発
電ユニット毎の各PID番号とその関連情報を記憶する
PID情報記憶手段と、オペレータにより前記対話装置
に表示されたある発電ユニットのPID番号を他の発電
ユニットの対応するPID番号への変更要求があると、
前記PID関係付け記憶手段に記憶された発電ユニット
関連情報を取り出して前記変更要求がされた前記他の発
電ユニットへ変更可能か否かを判断する一括変更可否判
断手段と、一括変更可否判断手段による判断結果を前記
対話装置へ表示する変更ユニット表示選択手段と、前記
一括変更可否判断手段による判断が変更可能のとき前記
対話装置に表示された前記ある発電ユニットのPID番
号に対応する前記他の発電ユニットのPID番号及び関
連情報を前記PID情報記憶手段から取り出し前記対話
装置に表示する一括変更制御手段とを備えるPID一括
変更手段と、前記一括PID変更手段により前記表示装
置に表示された前記他の発電ユニットのPID番号及び
その関連情報を設定するPID設定手段と、前記PID
設定手段により設定された発電ユニットのPID番号に
対応するプラントデータを前記プラントデータ記憶手段
より取り出して表示するPID実行手段とを備えことを
特徴とする。
【0024】請求項3の発明は、複数の発電ユニットの
プラントデータをプラントデータ記憶手段へ記憶し、こ
の記憶されたプラントデータでどの発電ユニットのどの
プロセス入力点のプラントデータを表示データとするか
オペレータが対話装置の対話画面上で発電ユニット番号
と該発電ユニット番号の入力点を識別する入力点識別番
号により構成されるPID番号を選択し、選択された前
記PID番号のプラントデータを表示する複数発電ユニ
ットデータ表示装置において、前記複数の発電ユニット
内、前記発電ユニット番号が異なり、前記入力点識別番
号が共通する前記PID番号を有する発電ユニットをグ
ループ化し、そのグループ化した発電ユニットのPID
番号及びその関連情報と共に、そのグループを代表する
仮想発電ユニットの仮想発電ユニット番号と前記共通す
る入力点識別番号からなるPID番号及びその関連情報
を予め設定記憶しておき、前記仮想発電ユニットのPI
D番号及びその関連情報を選択して前記対話装置に表示
する仮想PID選択表示手段と、前記仮想PID選択表
示手段により前記対話装置に表示された仮想発電ユニッ
トのPID番号及びその関連情報の中からプロセスデー
タを表示させたいPID番号及びその関連情報を選択設
定するPID設定手段と、複数発電ユニットの内、前記
発電ユニット番号が異なり、前記入力点識別番号が共通
する前記PID番号を採用する発電ユニットを予めグル
ープ化し、そのグループ化した発電ユニット間で相互に
関連することを示す発電ユニット関連情報を記憶するP
ID関係付け記憶手段と、このPID関係付け記憶手段
から発電ユニット関連情報を取り出して変更可能な発電
ユニット番号を出力するユニット変更手段と、このユニ
ット変更手段が出力する変更可能な発電ユニット番号を
前記表示装置へ表示する一方、オペレータによって複数
の発電ユニットの実行要求がされたとき、複数の発電ユ
ニット番号のPID番号を取り出して順次出力する複数
実行制御手段と、この複数実行制御手段から出力された
発電ユニットのPID番号に対応するプラントデータを
前記プラントデータ記憶手段から取り出す実行手段とを
備える複数実行手段と、前記複数実行手段により取り出
された複数の発電ユニットのプラントデータを保存し順
次前記表示データとする実行結果一時保存手段とを備え
ることを特徴とする。
【0025】請求項4の発明は、複数の発電ユニットの
プラントデータをプラントデータ記憶手段へ記憶し、こ
の記憶されたプラントデータでどの発電ユニットのどの
プロセス入力点のプラントデータを表示データとするか
オペレータが対話装置の対話画面上で発電ユニット番号
と該発電ユニット番号の入力点を識別する入力点識別番
号により構成されるPID番号を選択し、選択された前
記PID番号のプラントデータを表示する複数発電ユニ
ットデータ表示装置において、複数発電ユニットの内、
前記発電ユニット番号が異なり、前記入力点識別番号が
共通する前記PID番号を採用する発電ユニットを予め
グループ化し、そのグループ化した発電ユニットが相互
に関連することを示す発電ユニット関連情報を記憶する
PID関係付け記憶手段と、前記グループ化された各発
電ユニット毎の各PID番号とその関連情報を記憶する
PID情報記憶手段と、オペレータにより前記対話装置
に表示されたある発電ユニットのPID番号に対応する
前記ある発電ユニットの属するグループ全体の全発電ユ
ニットのPID番号の選択要求があると、前記PID関
係付け記憶手段から全ユニット選択情報として発電ユニ
ット関連情報を抽出する全ユニットPID選択情報抽出
手段と、この全ユニットPID選択情報抽出手段により
抽出された全ユニット選択情報と前記ある発電ユニット
のPID番号とに基づいて前記PID情報記憶手段から
前記ある発電ユニットのPID番号に対応する前記全発
電ユニットのPID番号及び関連情報を選択して前記対
話装置に表示する全ユニットPID設定手段とを備える
全ユニットPID選択手段と、前記全ユニットPID選
択手段により前記対話装置に表示された全発電ユニット
のPID番号及びその関連情報の中からプロセスデータ
を表示させたいPID番号及びその関連情報を選択設定
するPID設定手段と、前記PID設定手段により設定
された全発電ユニットのPID番号に対応するプラント
データを前記プラントデータ記憶手段より取り出して表
示するPID実行手段とを備えたことを特徴とする。
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【作用】請求項1の発明によれば、発電ユニット番号の
み異なる共通のPID番号が抽出され、そのPID番号
からオペレータによって選択されたPID番号が仮の発
電ユニットのPID番号として保存され、さらに、仮の
発電ユニットのPID番号をそのまま実際の発電ユニッ
トへ適用可能とする発電ユニットがオペレータに知らさ
れる。オペレータが実際の発電ユニットへ適用可能とす
る発電ユニットを指定すると、その発電ユニットに対応
するPID番号を表示データとすることができる。プラ
ントでは、ある発電ユニットのあるPID番号のプラン
トデータに異常があると他の全ての発電ユニットのある
PID番号のプラントデータを監視することが多い。こ
のようなとき、極めて簡単な操作によって他の発電ユニ
ットの選択PID番号が設定され表示データとすること
ができ、これにより、従来のように発電ユニット毎にP
ID番号を選択して表示データとする大変な手間が解消
される。
【0031】請求項2の発明によれば、ある発電ユニッ
トの選択PID番号について他の発電ユニットに適用可
能とする発電ユニットがオペレータへ知らされ、ある発
電ユニット以外にも選択PID番号に対応するプラント
データを表示データとすることができる。これにより、
ある発電ユニットの選択PID番号について監視後、他
の発電ユニットのPID番号を簡単な操作で表示データ
とすることができる。従って、従来のように発電ユニッ
ト毎に同じPID番号を設定しなおす必要がなく、オペ
レータの負担が軽減される。
【0032】請求項3の発明によれば、発電ユニット番
号のみ異なる共通のPID番号が抽出され、そのPID
番号からオペレータによって選択されたPID番号が仮
の発電ユニットの選択PID番号として保存され、さら
に、仮の発電ユニットの選択PID番号をそのまま実際
の発電ユニットへ適用可能とする複数の発電ユニットが
オペレータに知らされる。オペレータが実際の発電ユニ
ットへ適用可能とする発電ユニットを順次指定すると、
その発電ユニットに対応する選択PID番号か表示デー
タとして保存され順次出力することができる。プラント
では、ある発電ユニットのあるPID番号のプラントデ
ータに異常があると他の全ての発電ユニットのあるPI
D番号のプラントデータを監視することが多い。このよ
うなとき、極めて簡単な操作によって他の複数の発電ユ
ニットの選択PID番号が設定され表示データとするこ
とができ、これにより、従来のように発電ユニット毎に
PID番号を選択して表示データとする大変な手間が解
消される。
【0033】請求項4の発明によれば、全発電ユニット
についてある発電ユニットのPID番号と同対象の入力
点のPID番号が選択できるために発電ユニット間のあ
る入力点を対比して表示データとすることができ、しか
も、簡単な操作で設定することができる。
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0039】図1は、本発明の第1実施例を示す複数発
電ユニットデータ表示装置の構成図であり、複数発電ユ
ニットデータ表示装置1Aは、プラントデータ記憶手段
2と出力手段6と入力手段7と対話装置8と仮想PID
実行手段11とPID設定手段12と仮想PID選択手
段13とからなる仮想PIDデータ表示部10から構成
されている。
【0040】ここで、仮想PID実行手段11は、PI
D設定手段12により設定された仮想発電ユニットのP
IDを正規の発電ユニットに変更して対応するプラント
データをプラントデータ記憶手段2より取り出して表示
するものである。
【0041】PID設定手段12は、仮想PID選択手
段13により対話装置8に表示された仮想発電ユニット
のPID及びその関連情報の中からプロセスデータを表
示させたいPID及びその関連情報を選択設定するもの
である。
【0042】仮想PID選択手段13は、複数の発電ユ
ニット内、発電ユニット番号が異なり、入力点識別番号
が共通するPIDを有する発電ユニットをグループ化
し、そのグループ化した発電ユニットのPID番号及び
その関連情報と共に、そのグループを代表する仮想発電
ユニットの仮想発電ユニット番号と共通する入力点識別
番号からなるPID及びその関連情報を予め設定記憶し
ておき、仮想発電ユニットのPID及びその関連情報を
選択して対話装置8に表示するものである。
【0043】次に、第1実施例の作用を説明する。
【0044】まず、対話装置8からオペレータが表示デ
ータの指定を要求すると、入力信号が入力手段7へ入力
されPID入力情報信号がPID設定手段12へ入力さ
れる。PID設定手段12は、PID設定情報信号を出
力手段6を介して表示信号として対話装置8へ出力す
る。これにより、図2に示す対話画面53が表示され
る。
【0045】この図2に示す対話画面53には、PID
設定情報として名称「×××」53a、表示期間53
b、表示ポイント53c、表示レンジの下限値,上限値
53d、ポイント一覧53eのウィンドウが表示されて
いる。
【0046】ここで、オペレータが図2に示す対話画面
53上でポイント一覧53eを選択すると、PID設定
手段12を介してこの仮想PID選択要求信号が仮想P
ID選択手段13へ出力される。
【0047】仮想PID選択手段13は、図3に示すよ
うに構成され、まず、仮想PID表示選択手段13Aが
PID設定手段12から仮想PID選択要求信号を入力
して、仮想PID有無判断手段13Bへ仮想PID有無
判断要求信号を出力する。
【0048】仮想PID有無判断手段13Bでは、後述
するPID関係付け記憶手段13CからPID関係付け
情報信号を取り出し判断を行う。このPID関係付け記
憶手段13Cは発電グループおよび発電ユニット間の関
係を記憶しているものである。
【0049】PID関係付け記憶手段13Cは、具体的
には、図4のような構成でファイルとして計算機に記憶
されている。PID関係付け記憶手段13Cはユニット
情報として仮想軸に対してある発電グループの1軸、2
軸、3軸、4軸を記憶している。
【0050】次に、上記したPID関係付け記憶手段1
3Cを参照して仮想PID有無判断手段13Bが仮想P
ID有無判断結果信号を仮想PID表示選択手段13A
へ出力する。例えば、図4に示すPID関係付け記憶手
段13Cによれば、仮想軸として「1軸」「2軸」「3
軸」「4軸」が抽出される。
【0051】仮想PID表示選択手段13Aでは、発電
ユニットを代表する仮想軸と「1軸〜4軸」とによって
PID情報記憶手段13Dを検索して対応するいわゆる
共通するPIDを選択して出力手段6を介して対話装置
8へ出力する。この結果、対話装置8では、図5に示す
PID選択画面54が表示される。この場合、図6に示
すPID情報記憶手段13Dに記憶される仮想軸のPI
Dの内容と1軸〜4軸のそれぞれのPIDの内容が共通
しているとは限らない。例えば、増設や改良等でPID
が異なることが考えられる。そこで、仮想PID表示選
択手段13Aでは、仮想軸のPIDについて各軸のPI
Dを検索して、仮想軸に存在し、かつ、全ての軸に存在
するPIDを共通するPIDとして選択する。
【0052】このPID選択画面54は、タイトル「ポ
イント一覧 プラントデータ」54a、選択ウィンドウ
54c、PID選択ウィンドウ54d、確定ボタン54
eからなっている。
【0053】なお、PID情報記憶手段13Dは、PI
D情報が図6に示すように発電ユニット毎にファイルと
して計算機に記憶されており、各ファイルにはPID番
号およびその名称、単位の情報が保存されている。
【0054】これにより、図5に示すPID選択画面5
4のPID選択ウィンドウ54dにPID一覧が表示さ
れる。このとき、図5のPID選択画面54と前述した
図2の対話画面53とが重なるように対話装置8に表示
される。オペレータが図5のPID選択画面54のPI
D選択ウィンドウ54dから特定のPIDを特定する
と、図2に示す表示ポイント53cへ順次PIDが選択
される。
【0055】この状態で、オペレータが「確定」54e
を選択すると仮想PID選択手段13により選択されて
対話装置8に表示されたPIDがPID設定手段12へ
仮想PIDとして図示省略する設定ファイルへ保存され
る。
【0056】次に、仮想PID実行手段11は、図7に
示すように構成され、対話装置8から入力手段7を介し
て実行要求信号を入力すると、実行手段11BがPID
指定要求信号をPID指定手段11Aへ出力する。次
に、前述した同様のPID関係付け記憶手段11Cから
PID指定情報信号を取り出す。
【0057】例えば、仮想軸として1軸〜4軸が取り出
される。PID指定手段11Aでは、実行可能な軸とし
て実行ユニット表示情報信号が出力手段6を介して対話
装置8へ出力される。これにより、図8に示すように対
話装置8の画面56に実行ユニット指定ウィンドウ56
aが表示される。
【0058】この実行ユニット指定ウィンドウ56a上
でオペレータが実行する軸を選択すると、例えば、2軸
を選択すると、仮想PID実行手段11がプラントデー
タ記憶手段2から選択されたPIDに対するプラントデ
ータを入力する。そして、実行結果表示情報信号として
の表示データが出力手段6を介して対話装置8へ出力さ
れる。この結果、対話装置8へ図20と同様の表示がさ
れる。
【0059】このように発電ユニット番号、すなわち、
軸番号のみ異なる共通のPIDが抽出され、そのPID
からオペレータによって選択されたPIDが仮の発電ユ
ニットの選択PIDとして保存され、さらに、仮の発電
ユニットの選択PIDをそのまま実際の発電ユニットへ
適用可能とする発電ユニットがオペレータに知らされ
る。オペレータが実際の発電ユニットへ適用可能とする
発電ユニットを指定すると、その発電ユニットに対応す
る選択PIDを表示データとすることができる。プラン
トでは、ある発電ユニットのあるPIDのプラントデー
タに異常があると他の全ての発電ユニットのあるPID
のプラントデータを監視することが多い。このようなと
き、極めて簡単な操作によって他の発電ユニットの選択
PIDが設定され表示データとすることができ、これに
より、従来のように発電ユニット毎にPIDを選択して
表示データとする大変な手間が解消される。
【0060】なお、上記した実施例のPID関係付け記
憶手段13Cは、説明のために仮想軸とある発電グルー
プの1軸、2軸、3軸、4軸を記憶するようにしたが、
本発明はこれに限るものでなく、次のように実施するこ
とができる。
【0061】すなわち、図9に示すPID関係付け記憶
手段13D’のように、各発電グループの名称に続いて
その発電グループと同じ構成の発電グループ情報「1
号」、「2号」、「1,2号仮想グループ」、「3号」
とが示され、さらに、その発電グループを構成する発電
ユニット情報ならびに各発電ユニットと同じ構成の発電
ユニット群が示されている。
【0062】また、図9に示す仮想発電ユニットはユニ
ット情報の欄に定義され、これによって、共通のPID
の発電ユニットが特定される。例えば、発電グループ1
号の仮想発電ユニットでは、「仮想軸」と「1−1軸」
〜「1−4軸」となっており、発電グループ2号の仮想
発電ユニットでは、「仮想軸」と「2−1軸」〜「2−
4軸」となっている。また、また発電グループ1号と発
電グループ2号をまとめた仮想軸として1、2仮想グル
ープの概念を導入している。これは、例えば、発電グル
ープが相違する1−1軸と2−1軸のように対応関係に
ある軸をまとめて1軸とし、同様に2−2軸と2−2軸
のように対応関係にある軸をまとめて2軸としたもので
ある。
【0063】なお、全てのPIDが共通する場合でなく
てもかなりの数のPIDが共通すれば、ポイント識別情
報として使用することができる。例えば、80%共通
し、他の20%が異なってもよい。
【0064】また、上記した実施例で発電グループとし
て1軸型発電ユニットを構成要素とする発電グループの
説明を行ったが、本発明はこれに限定されない。例え
ば、図25に示す第3発電グループのような多軸型発電
ユニットを構成要素とする発電グループについてもガス
タービン発電ユニットと蒸気タービン発電ユニットにつ
いてそれぞれ仮想発電ユニットの考えを導入して仮想P
IDを適用することができる。
【0065】上記した仮想ユニットを適用するために、
図9では、ガスタービンに対して「GT仮想」、蒸気タ
ービンに対して「ST仮想」という仮想ユニットを導入
している。
【0066】このような図9に示すPID関係付け記憶
手段13D’に対応して対話装置8には図10に示すよ
うなPID選択画面54’が表示される。このPID選
択画面54’は、タイトル「ポイント一覧 プラントデ
ータ」54’a、グループ54’b、選択ウィンドウ5
4’c、PID選択ウィンドウ54’d、確定ボタン5
4’eからなっている。
【0067】また、本実施例では、選択された仮想PI
Dを対話装置に表示してその中から設定されたPIDを
実際の発電ユニットに適用したが、対話装置に表示され
た仮想PIDに限らず、図8に示す実行ユニット指定ウ
インドウ56aにおいて全PID対象を選択すれば、仮
想PIDでない他の設定されたPIDに対応するプラン
トデータを表示することができる。例えば、対話装置に
表示された仮想PIDの中で、数箇所仮想PIDでない
PIDを設定して表示させることもできる。
【0068】次に、本発明の第2実施例を説明する。
【0069】図11は本発明の第2実施例を示す複数発
電ユニットデータ表示装置の構成図である。
【0070】複数発電ユニットデータ表示装置1Bは、
プラントデータ記憶手段2と出力手段6と入力手段7と
対話装置8と実行手段22とPID設定手段23とPI
D一括変更手段24とからなるPID一括変更データ表
示部20より構成されている。
【0071】実行手段22は、PID設定手段23によ
り設定された発電ユニットのPIDに対応するプラント
データをプラントデータ記憶手段2より取り出して表示
するものである。
【0072】PID設定手段23は、一括PID変更手
段により前記表示装置に表示された他の発電ユニットの
PID及びその関連情報を設定するものである。
【0073】PID一括変更手段24は、複数の発電ユ
ニット内、発電ユニット番号が異なり、入力点識別番号
が共通するPIDを有する発電ユニットをグループ化
し、そのグループ化した発電ユニットのPID及びその
関連情報を予め設定記憶しておき、オペレータにより対
話装置に表示されたある発電ユニットのPID及びその
関連情報を他の発電ユニットの対応するPID及びその
関連情報に変更して対話装置8に表示するものである。
【0074】次に、上記構成の作用を説明すると、ま
ず、オペレータが対話装置8から入力手段7を介してP
ID設定手段23へPID設定情報の表示の要求がさ
れ、対話装置8に図12に示す対話画面58が表示され
る。
【0075】この対話画面58は、名称「×××」58
a、表示期間58b、表示ポイント58c、表示レンジ
の下限値,上限値58d、グループ一括変換58eとか
らなっている。
【0076】この対話画面58上で第1実施例と同様
に、オペレータがPID設定手段23を用いてある軸の
PIDを順次選択をする。これによって、対話装置8と
の対話によって設定されたPID設定情報が一旦PID
設定手段23の図示省略する設定ファイルに保存され
る。
【0077】例えば、3軸の10ケのPIDが設定され
たとする。その後、オペレータが上記して設定されたP
ID設定情報の表示要求をすると、PID設定手段23
は、出力手段6を通して対話装置8にPID設定情報信
号を表示する。
【0078】この情報は、図12に示すように対話画面
58の表示ポイント58cにPID番号が表示されてい
る。例えば、3軸の10ケのPIDが表示される。
【0079】次に、図12の対話画面58で、一括変換
のためオペレータはグループ一括変換58eのボタンを
選択する。これにより、PID設定手段23を介して一
括変換情報信号がPID一括変更手段24へ送られる。
【0080】ここで、一括変換とは、設定されたある軸
のPIDを他の軸のPIDへ変換することで、例えば、
3軸のPIDを2軸の対応するPIDへ変換することを
いう。
【0081】PID一括変更手段24は、図13に示す
ように構成され、まず、一括変更制御手段24Aが一括
変換情報信号を受け、一括変更可否判断手段24Bへ一
括変換判断要求信号を出力する。一括変更可否判断手段
24Bでは、PID関係付け記憶手段24CからPID
関係付け情報信号を取り出す。例えば、図14に示すフ
ァイルを参照して3軸に対する兄弟ユニットとして1
軸、2軸、4軸を抽出する。このファイルには、PID
について相互に関連がある発電ユニットとして関連した
軸が記憶されている。
【0082】一括変更可否判断結果信号が一括変更制御
手段24Aへ送られる。このとき、変更ユニット表示選
択手段24Eは、対話装置8と対話して、図15に示す
ような変更ユニット選択画面57を対話装置8に表示す
る。
【0083】この対話装置8の変更ユニット選択画面5
7aには、設定可能な1軸〜4軸まで表示されている。
【0084】オペレータが表示したい軸を選択する。例
えば、2軸を選択すると、一括変更制御手段24Aは、
この変更ユニット情報、つまり、2軸とPID設定手段
23の設定ファイルのある軸、例えば、3軸のPIDに
対応する2軸のPIDをPID情報記憶手段24Dから
PID情報として取り出す。すなわち、2軸のPIDが
取り出される。これによって、取り出された2軸のPI
DがPID設定手段23へ送られ、表示するプロセス入
力点のPIDが確定される。
【0085】この状態で、オペレータが対話装置8から
実行要求すると、実行手段22はPID設定手段23の
設定ファイルへ保存された2軸のPIDに対応するプラ
ントデータをプラントデータ記憶手段2から取り出す。
【0086】プラントデータは表示データとして、出力
手段6を経て対話装置8へ送られ、対話装置8には、図
24に示すようなデータが表示される。
【0087】このように、ある発電ユニットの選択PI
Dについて他の発電ユニットに適用可能とする発電ユニ
ットがオペレータへ知らされ、ある発電ユニット以外に
も選択PIDに対応するプラントデータを表示データと
することができる。これにより、ある発電ユニットの選
択PIDについて監視後、他の発電ユニットのPIDを
簡単な操作で表示データとすることができる。従って、
従来のように発電ユニット毎に同じPIDを設定し直す
必要がなく、オペレータの負担が軽減される。
【0088】なお、上記した実施例のPID関係付け記
憶手段24Cは、説明のために図14に示すようにある
発電グループの1軸、2軸、3軸、4軸を記憶するよう
にしたが、本発明はこれに限るものでなく、次のように
実施することができる。
【0089】すなわち、図16に示すPID関係付け記
憶手段23C’のように、各発電グループの名称に続い
てその発電グループと同じ構成の発電グループ情報「1
号」、「2号」、「1,2号グループ」、「3号」とが
示され、さらに、その発電グループを構成する発電ユニ
ット情報ならびに各発電ユニットと同じ構成の発電ユニ
ット群が示されている。この図16は、図25に示すプ
ラントに対応する内容であり、1号グループについて
は、「1号」に続いてこれと同じ構成の2号グループの
「2号」が示され、1号グループを構成する発電ユニッ
ト「1−1軸」〜「1−4軸」ならびにそれぞれの発電
ユニットと同じ構成のユニットが示されている。
【0090】また、図16に示す発電ユニットはユニッ
ト情報の欄に定義され、これによって、共通のPIDの
発電ユニットが特定される。例えば、発電グループ1号
の発電ユニットでは、「1−1軸」〜「1−4軸」とな
っており、発電グループ2号の発電ユニットでは、「2
−1軸」〜「2−4軸」となっている。また、発電グル
ープ1号と発電グループ2号をまとめた軸として1、2
グループの概念を導入している。これは、例えば、発電
グループが相違する1−1軸と2−1軸のように対応関
係にある軸をまとめて1軸とし、同様に2−2軸と2−
2軸のように対応関係にある軸をまとめて2軸としたも
のである。
【0091】また、本実施例では、選択された実際のあ
る軸のPIDを対話装置に表示してその中から設定され
たPIDを実際の発電ユニットに適用したが、対話装置
に表示されたある軸のPIDに限らず、図15に示す実
行ユニット指定ウインドウ56aにおいて全PID対象
を選択すれば、ある軸のPIDでない他の設定されたP
IDに対応するプラントデータを表示することができ
る。例えば、対話装置に表示された1軸のPIDの中
で、数箇所3軸のPIDを混在してPIDを設定して表
示させその3軸のPIDのプラントデータを表示するこ
ともできる。
【0092】次に、本発明の第3実施例を説明する。
【0093】図17は、本発明の第3実施例を示す複数
発電ユニットデータ表示装置の構成図である。
【0094】複数発電ユニットデータ表示装置1Cは、
プラントデータ記憶手段2と出力手段6と入力手段7と
対話装置8と、複数実行手段31とPID設定手段32
と仮想PID選択手段33と実行結果一時保存手段34
とからなる複数実行データ表示部30より構成されてい
る。
【0095】複数実行手31は、PID設定手段32に
より設定された仮想発電ユニットのPIDを正規の複数
の発電ユニットに変更して対応するプラントデータをプ
ラントデータ記憶手段2より取り出すものである。
【0096】PID設定手段32は、仮想PID選択表
示手段33により対話装置8に表示された仮想発電ユニ
ットのPID及びその関連情報の中からプロセスデータ
を表示させたいPID及びその関連情報を選択設定する
ものである。
【0097】仮想PID選択手段33は、複数の発電ユ
ニット内、発電ユニット番号が異なり、入力点識別番号
が共通するPIDを有する発電ユニットをグループ化
し、そのグループ化した発電ユニットのPID及びその
関連情報と共に、そのグループを代表する仮想発電ユニ
ットの仮想発電ユニット番号と共通する入力点識別番号
からなるPID及びその関連情報を予め設定記憶してお
き、仮想発電ユニットのPID及びその関連情報を選択
して対話装置8に表示するものである。
【0098】実行結果一時保存手段34は、複数実行手
段31により取り出された複数の発電ユニットのプラン
トデータを保存し順次表示データとするものである。
【0099】次に、上記構成の複数発電ユニットデータ
表示装置の作用を説明する。
【0100】まず、オペレータが対話装置8からPID
設定のための表示データを要求すると、PID設定手段
32は、出力手段6を通して対話装置8にPID設定情
報信号を表示する。これは、第1実施例で説明したのと
同様のものであり、図2に示すと同様の画面である。
【0101】さらに、オペレータは第1実施例で説明し
た仮想PID選択手段33と同様の手段により仮想PI
Dを選択し、設定ファイルを作成する。すなわち、ユニ
ット番号のみ異なるが、PIDが同じの、いわゆる共通
のPIDのものが抽出され、これが仮想PIDとしてP
ID設定手段32の設定ファイルへ保存される。例え
ば、ここでは、図4に示した1軸〜4軸について共通す
るPIDが選択され、これが仮想PIDとされる。
【0102】次に、対話装置8からオペレータが仮想P
IDについて複数軸に表示実行を要求すると、複数実行
情報信号が複数実行手段31へ入力される。例えば、仮
想軸により得られた仮想PIDを1軸、2軸、3軸の複
数軸に適用する要求がされる。
【0103】複数実行手段31は、図18に示すように
構成され、まず、複数実行制御手段31Bがユニット変
更手段31Cへ指定可能ユニット情報要求信号が出力す
る。例えば、仮想PIDが1軸〜4軸に適用されるか否
かの判断がされる。
【0104】ユニット変更手段31Cは、PID関係付
け記憶手段31DよりPID関係付け情報信号を取り出
し複数実行制御手段31Bへユニット指定情報信号を送
る。例えば、1軸〜3軸まで実行できるか否かの情報が
出力される。
【0105】PID関係付け記憶手段31Dは、第1実
施例で説明した図4に示すものと同様のものである。
【0106】次に、複数実行制御手段31Bは、図8に
示すと同様のユニット選択ウィンドウを表示し、オペレ
ータの入力を促す。
【0107】オペレータが、実行したい軸を選択する
と、例えば、1軸を選択すると複数実行制御手段31B
は設定ファイルの仮想PIDおよびユニット選択情報と
から実行表示する。例えば、1軸について仮想PIDを
取り出して実行手段31Aへ実行要求を行う。
【0108】これにより、複数実行手段31が、前述の
処理を選択されたユニットについて順次行っていく。す
なわち、1軸、2軸、3軸と実行要求に従って処理をす
る。
【0109】実行手段31Aは第2実施例で説明したも
のと同様のものであり、複数実行制御手段31Bより順
次送られてくる複数の実行要求をそれぞれ処理して、そ
の結果を実行結果一時保存手段34へ出力して保存す
る。
【0110】実行結果一時保存手段34では、実行手段
31Aより送られてくるプラントデータを一時保存し、
オペレータから要求があった際に、表示データを出力手
段6を介して対話装置8へ表示する。
【0111】このように、発電ユニット番号のみ異なる
共通のPIDが抽出され、そのPIDからオペレータに
よって選択されたPIDが仮の発電ユニットの選択PI
Dとして保存され、さらに、仮の発電ユニットの選択P
IDをそのまま実際の発電ユニットへ適用可能とする複
数の発電ユニットがオペレータに知らされる。オペレー
タが実際の発電ユニットへ適用可能とする発電ユニット
を順次指定すると、その発電ユニットに対応する選択P
IDが表示データとして保存され順次出力される。プラ
ントでは、ある発電ユニットのあるPIDのプラントデ
ータに異常があると他の全ての発電ユニットのあるPI
Dのプラントデータを監視することが多い。このような
とき、極めて簡単な操作によって他の複数の発電ユニッ
トの選択PIDが設定され表示データとすることがで
き、これにより、従来のように発電ユニット毎にPID
を選択して表示データとする大変な手間が解消される。
【0112】本発明の第4実施例を説明する。
【0113】図19は、本発明の第4実施例を示す複数
発電ユニットデータ表示装置の構成図である。
【0114】複数発電ユニットデータ表示装置1Dは、
プラントデータ記憶手段2と出力手段6と入力手段7と
対話装置8と、実行手段41とPID設定手段42と全
ユニットPID選択手段43とからなる全ユニット展開
データ表示部40より構成されている。
【0115】ここで、実行手段41は、PID設定手段
42により設定された全発電ユニットのPIDに対応す
るプラントデータをプラントデータ記憶手段2より取り
出して表示するものである。
【0116】PID設定手段42は、全ユニットPID
選択手段43により対話装置8に表示された全発電ユニ
ットのPID及びその関連情報の中からプロセスデータ
を表示させたいPID及びその関連情報を選択設定する
ものである。
【0117】全ユニットPID選択手段43は、複数発
電ユニットの内、発電ユニット番号が異なり、入力点識
別番号が共通するPIDを有する発電ユニットをグルー
プ化し、そのグループ化した発電ユニットのPID及び
その関連情報を予め設定記憶しておき、オペレータによ
り対話装置8に表示されたある発電ユニットのPIDに
対応するある発電ユニットの属するグループ全体の全発
電ユニットのPIDとその関連情報を選択して対話装置
8に表示するものである。
【0118】次に、上記複数発電ユニットデータ表示装
置の作用を説明する。
【0119】まず、対話装置8からオペレータがPID
設定のため表示データの要求をすると、入力手段7から
PID入力情報信号がPID設定手段42へ入力され
る。PID設定手段42は、出力手段6を通して対話装
置8にPID設定情報信号を表示する。すなわち、第1
実施例で説明したのと同様に、図24に示す対話画面5
9が表示される。
【0120】この対話画面59には、名称「×××」5
9a、表示期間59b、表示ポイント59c、表示レン
ジの下限値,上限値59d、全軸選択59eとからなっ
ている。
【0121】図24に示す画面上で、オペレータが、表
示ポイントウィンドウ59cへPIDを入力する。次
に、オペレータが全軸選択59eを選択する。
【0122】例えば、3軸のタービン入口主蒸気温度の
PIDと同じ入力点のPIDを1軸、2軸、3軸でも設
定して同じ入力点のタービン入口温度を比較して監視す
るような場合に選択がされる。
【0123】これにより、入力手段7を介して全ユニッ
トPID選択要求信号が全ユニットPID選択手段43
へ入力される。
【0124】全ユニットPID選択手段43は、図25
に示すように構成され、オペレータから全ユニットPI
D選択要求信号が入力すると、全ユニットPID設定手
段43Aは、全ユニットPID選択要求信号を全ユニッ
トPID選択情報抽出手段43Bへ出力する。これによ
って、全ユニットPID選択情報抽出手段43Bでは、
PID関係付け記憶手段43CよりPID関係付け情報
信号を取り出し全ユニット選択情報信号を返す。例え
ば、ここでは、3軸の兄弟ユニットである1軸、2軸、
4軸が抽出される。
【0125】次に、全ユニットPID設定手段43Aで
は、PID情報記憶手段から全ユニットPID選択情報
信号に対応するPID情報を取り出す。すなわち、例え
ば、図6に示すファイルが検索され、3軸のタービン入
口主蒸気温度と同じ入力点の1軸、2軸、3軸のPID
が抽出される。この情報は、PID設定手段42へ送ら
れて表示するプロセス入力点のPIDが確定する。
【0126】この状態で、オペレータが実行を要求する
と、実行手段41で指定されたPIDに対応するプラン
トデータをプラントデータ記憶手段2から取り出す。
【0127】そして、プラントデータが表示データとし
て出力手段6を経て対話装置8へ送られ、対話装置8に
は、図24に示すようなデータが表示される。
【0128】このように、第4実施例によれば、あるユ
ニット、すなわち、ある軸のあるプロセス入力点に対応
する全ユニット分のプロセス入力点のデータを一画面に
表示するための設定ファイルを作成するとき、あるプロ
セス入力点の中の任意のPIDを指定すれば、簡単な操
作で他のユニットの対応するPIDの指定を行うことが
できる。
【0129】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、発電ユニット番号のみ異なる共通のPID番号が
抽出され、仮の発電ユニットの選択PID番号として保
存され、実際の発電ユニットへ適用可能とする発電ユニ
ットを指定すると、その発電ユニットに対応する選択P
ID番号を表示データとすることができ、ある発電ユニ
ットのあるPID番号のプラントデータに異常があると
他の全ての発電ユニットのあるPID番号のプラントデ
ータを監視する場合に極めて簡単な操作によって他の発
電ユニットの選択PID番号が設定され表示データとす
ることができ、これにより、従来のように発電ユニット
毎にPID番号を選択して表示データとする大変な手間
が解消される。
【0130】請求項2の発明によれば、ある発電ユニッ
トの選択PID番号について他の発電ユニットに適用可
能とする発電ユニットがオペレータへ知らされ、ある発
電ユニット以外にも選択PID番号に対応するプラント
データを表示データとすることができ、ある発電ユニッ
トの選択PID番号について監視後、他の発電ユニット
のPID番号を簡単な操作で表示データとすることがで
きる。従って、従来のように発電ユニット毎に同じPI
D番号を設定し直す必要がなく、オペレータの負担が軽
減される。
【0131】請求項3の発明によれば、発電ユニット番
号のみ異なる共通のPID番号が抽出され、仮の発電ユ
ニットの選択PID番号をそのまま実際の発電ユニット
へ適用可能とする複数の発電ユニットを順次指定する
と、その発電ユニットに対応する選択PID番号が表示
データとしてが保存され順次出力することができ、ある
発電ユニットのあるPID番号のプラントデータに異常
があると他の全ての発電ユニットのあるPID番号のプ
ラントデータを監視する場合に極めて簡単な操作によっ
て他の複数の発電ユニットの選択PID番号が設定され
表示データとすることができる。これにより、従来のよ
うに発電ユニット毎にPID番号を選択して表示データ
とする大変な手間が解消される。
【0132】請求項4の発明によれば、全発電ユニット
についてある発電ユニットのPID番号と同対象の入力
点のPID番号が選択できるために発電ユニット間のあ
る入力点を対比して表示データとすることができ、しか
も、簡単な操作で設定できる。
【0133】
【0134】
【0135】
【0136】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す複数発電ユニットデ
ータ表示装置の構成図である。
【図2】図1の対話装置に表示される対話画面の一例を
示す説明図である。
【図3】図1の仮想PID選択手段を示す構成図であ
る。
【図4】図3の仮想PID選択手段に備えるPID関係
付け記憶手段のファイル構成図である。
【図5】図1の対話装置に表示されるPID選択画面の
一例を示す説明図である。
【図6】図3の仮想PID選択手段に備えるPID情報
記憶手段のファイル構成図である。
【図7】図1の仮想PID実行手段を示す構成図であ
る。
【図8】図1の対話装置に表示される実行ユニット指定
ウィンドウの一例を示す説明図である。
【図9】図4のPID関係付け記憶手段の他の例を示す
ファイル構成図である。
【図10】図9に対応する対話装置に表示されるPID
選択画面の説明図である。
【図11】本発明の第2実施例を示す複数発電ユニット
データ表示装置の構成図である。
【図12】図9の対話装置に表示される対話画面の一例
を示す説明図である。
【図13】図1のPID一括変更手段を示す構成図であ
る。
【図14】図11のPID一括変更手段に備えるPID
関係付け記憶手段を示すファイル構成図である。
【図15】図11の対話装置に表示される対話画面の一
例を示す説明図である。
【図16】図14のPID関係付け記憶手段の他の例を
示すファイル構成図である。
【図17】本発明の第3実施例を示す複数発電ユニット
データ表示装置の構成図である。
【図18】図17の複数実行手段を示す構成図である。
【図19】本発明の第4実施例を示す複数発電ユニット
データ表示装置の構成図である。
【図20】図19の対話装置に表示される対話画面の一
例を示す説明図である。
【図21】図19の全ユニットPID選択手段を示す構
成図である。
【図22】従来例を示す複数発電ユニットデータ表示装
置の構成図である。
【図23】図22の対話装置に表示される対話画面の一
例を示す説明図である。
【図24】図22の対話装置に表示されるプラントデー
タの一例を示す説明図である。
【図25】複合発電プラントの一例を示す説明図であ
る。
【図26】複数発電ユニットで用いるポイント識別番号
の構成図である。
【符号の説明】
1 複数発電ユニットデータ表示装置 2 プラントデータ記憶手段 3 PID実行手段 4 PID設定手段 5 PID選択手段 6 出力手段 7 入力手段 8 対話装置 10 仮想PIDデータ表示部 11 仮想PID実行手段 11A PID指定手段 11B 実行手段 11C PID関係付け記憶手段 12 PID設定手段 13 仮想PID選択手段 13A 仮想PID表示選択手段 13B 仮想PID有無判断手段 13C PID関係付け記憶手段 13D PID情報記憶手段 20 PID一括変更データ表示部 21 PID選択手段 22 実行手段 23 PID設定手段 24 PID一括変更手段 24A 一括変更制御手段 24B 一括変更可否判断手段 24C PID関係付け記憶手段 24D PID情報記憶手段 24E 変更ユニット表示選択手段 30 複数実行データ表示部 31 複数実行手段 31A 実行手段 31B 複数実行制御手段 31C ユニット変更手段 31D PID関係付け記憶手段 32 PID設定手段 33 仮想PID選択手段 34 実行結果一時保存手段 40 全ユニット展開データ表示部 41 実行手段 42 PID設定手段 43 全ユニットPID選択手段 43A 全ユニットPID設定手段 43B 全ユニットPID選択情報抽出手段 43C PID関係付け記憶手段 43D PID設定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 23/00 - 23/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の発電ユニットのプラントデータを
    プラントデータ記憶手段へ記憶し、この記憶されたプラ
    ントデータでどの発電ユニットのどのプロセス入力点の
    プラントデータを表示データとするかオペレータが対話
    装置の対話画面上で発電ユニット番号と該発電ユニット
    番号の入力点を識別する入力点識別番号により構成され
    るPID番号を選択し、選択された前記PID番号のプ
    ラントデータを表示する複数発電ユニットデータ表示装
    置において、 複数発電ユニットの内、前記発電ユニット番号が異な
    り、前記入力点識別番号が共通する前記PID番号を採
    用する発電ユニットを予めグループ化し、そのグループ
    化した発電ユニットと、さらにそのグループの発電ユニ
    ットを代表する仮の発電ユニットとして、仮の発電ユニ
    ット番号と前記共通する入力点識別番号とからなるPI
    D番号を有する仮想発電ユニットとが相互に関連するこ
    とを示す発電ユニット関連情報を記憶するPID関係付
    け記憶手段と、前記グループ化された各発電ユニット毎
    の各PID番号とその関連情報および前記仮想発電ユニ
    ットの各PID番号とその関連情報とを記憶するPID
    情報記憶手段と、前記PID関係付け記憶手段に記憶さ
    れた発電ユニット関連情報を取り出す仮想PID有無判
    断手段と、この仮想PID有無判断手段により取り出さ
    れた発電ユニット関連情報と前記PID情報記憶手段に
    記憶された前記グループ化された各発電ユニット毎の各
    PID番号とその関連情報および前記仮想発電ユニット
    の各PID番号とその関連情報とから前記対話装置に前
    記仮想発電ユニットのPID番号と関連情報を選択して
    前記対話装置に表示する仮想PID表示選択手段とを備
    える仮想PID選択手段と、 前記仮想PID選択表示手段により前記対話装置に表示
    された仮想発電ユニットのPID番号及びその関連情報
    の中からプロセスデータを表示させたいPID番号及び
    その関連情報を選択設定するPID設定手段と、 前記PID設定手段により設定された仮想発電ユニット
    のPID番号を正規の発電ユニットに変更して対応する
    プラントデータを前記プラントデータ記憶手段より取り
    出して表示する仮想PID実行手段とを備えることを特
    徴とする複数発電ユニットデータ表示装置。
  2. 【請求項2】 複数の発電ユニットのプラントデータを
    プラントデータ記憶手段へ記憶し、この記憶されたプラ
    ントデータでどの発電ユニットのどのプロセス入力点の
    プラントデータを表示データとするかオペレータが対話
    装置の対話画面上で発電ユニット番号と該発電ユニット
    番号の入力点を識別する入力点識別番号により構成され
    るPID番号を選択し、選択された前記PID番号のプ
    ラントデータを表示する複数発電ユニットデータ表示装
    置において、 複数発電ユニットの内、前記発電ユニット番号が異な
    り、前記入力点識別番号が共通する前記PID番号を採
    用する発電ユニットを予めグループ化し、そのグループ
    化した発電ユニットが相互に関連することを示す発電ユ
    ニット関連情報を記憶するPID関係付け記憶手段と、
    前記グループ化された各発電ユニット毎の各PID番号
    とその関連情報を記憶するPID情報記憶手段と、オペ
    レータにより前記対話装置に表示されたある発電ユニッ
    トのPID番号を他の発電ユニットの対応するPID番
    号への変更要求があると、前記PID関係付け記憶手段
    に記憶された発電ユニット関連情報を取り出して前記変
    更要求がされた前記他の発電ユニットへ変更可能か否か
    を判断する一括変更可否判断手段と、一括変更可否判断
    手段による判断結果を前記対話装置へ表示する変更ユニ
    ット表示選択手段と、前記一括変更可否判断手段による
    判断が変更可能のとき前記対話装置に表示された前記あ
    る発電ユニットのPID番号に対応する前記他の発電ユ
    ニットのPID番号及び関連情報を前記PID情報記憶
    手段から取り出し前記対話装置に表示する一括変更制御
    手段とを備えるPID一括変更手段と、 前記一括PID変更手段により前記表示装置に表示され
    た前記他の発電ユニットのPID番号及びその関連情報
    を設定するPID設定手段と、 前記PID設定手段により設定された発電ユニットのP
    ID番号に対応するプラントデータを前記プラントデー
    タ記憶手段より取り出して表示するPID実行手段とを
    備えことを特徴とする複数発電ユニットデータ表示装
    置。
  3. 【請求項3】 複数の発電ユニットのプラントデータを
    プラントデータ記憶手段へ記憶し、この記憶されたプラ
    ントデータでどの発電ユニットのどのプロセス入力点の
    プラントデータを表示データとするかオペレータが対話
    装置の対話画面上で発電ユニット番号と該発電ユニット
    番号の入力点を識別する入力点識別番号により構成され
    るPID番号を選択し、選択された前記PID番号のプ
    ラントデータを表示する複数発電ユニットデータ表示装
    置において、 前記複数の発電ユニット内、前記発電ユニット番号が異
    なり、前記入力点識別番号が共通する前記PID番号を
    有する発電ユニットをグループ化し、そのグループ化し
    た発電ユニットのPID番号及びその関連情報と共に、
    そのグループを代表する仮想発電ユニットの仮想発電ユ
    ニット番号と前記共通する入力点識別番号からなるPI
    D番号及びその関連情報を予め設定記憶しておき、前記
    仮想発電ユニットのPID番号及びその関連情報を選択
    して前記対話装置に表示する仮想PID選択表示手段
    と、前記仮想PID選択表示手段により前記対話装置に
    表示された仮想発電ユニットのPID番号及びその関連
    情報の中からプロセスデータを表示させたいPID番号
    及びその関連情報を選択設定するPID設定手段と、複
    数発電ユニットの内、前記発電ユニット番号が異なり、
    前記入力点識別番号が共通する前記PID番号を採用す
    る発電ユニットを予めグループ化し、そのグループ化し
    た発電ユニット間で相互に関連することを示す発電ユニ
    ット関連情報を記憶するPID関係付け記憶手段と、こ
    のPID関係付け記憶手段から発電ユニット関連情報を
    取り出して変更可能な発電ユニット番号を出力するユニ
    ット変更手段と、このユニット変更手段が出力する変更
    可能な発電ユニット番号を前記表示装置へ表示する一
    方、オペレータによって複数の発電ユニットの実行要求
    がされたとき、複数の発電ユニット番号のPID番号を
    取り出して順次出力する複数実行制御手段と、この複数
    実行制御手段から出力された発電ユニットのPID番号
    に対応するプラントデータを前記プラントデータ記憶手
    段から取り出す実行手段とを備える複数実行手段と、 前記複数実行手段により取り出された複数の発電ユニッ
    トのプラントデータを保存し順次前記表示データとする
    実行結果一時保存手段とを備えることを特徴とする複数
    発電ユニットデータ表示装置。
  4. 【請求項4】 複数の発電ユニットのプラントデータを
    プラントデータ記憶手段へ記憶し、この記憶されたプラ
    ントデータでどの発電ユニットのどのプロセス入力点の
    プラントデータを表示データとするかオペレータが対話
    装置の対話画面上で発電ユニット番号と該発電ユニット
    番号の入力点を識別する入力点識別番号により構成され
    るPID番号を選択し、選択された前記PID番号のプ
    ラントデータを表示する複数発電ユニットデータ表示装
    置において、 複数発電ユニットの内、前記発電ユニット番号が異な
    り、前記入力点識別番号が共通する前記PID番号を採
    用する発電ユニットを予めグループ化し、そのグループ
    化した発電ユニットが相互に関連することを示す発電ユ
    ニット関連情報を記憶するPID関係付け記憶手段と、
    前記グループ化された各発電ユニット毎の各PID番号
    とその関連情報を記憶するPID情報記憶手段と、オペ
    レータにより前記対話装置に表示されたある発電ユニッ
    トのPID番号に対応する前記ある発電ユニットの属す
    るグループ全体の全発電ユニットのPID番号の選択要
    求があると、前記PID関係付け記憶手段から全ユニッ
    ト選択情報として発電ユニット関連情報を抽出する全ユ
    ニットPID選択情報抽出手段と、この全ユニットPI
    D選択情報抽出手段により抽出された全ユニット選択情
    報と前記ある発電ユニットのPID番号とに基づいて前
    記PID情報記憶手段から前記ある発電ユニットのPI
    D番号に対応する前記全発電ユニットのPID番号及び
    関連情報を選択して前記対話装置に表示する全ユニット
    PID設定手段とを備える全ユニットPID選択手段
    と、 前記全ユニットPID選択手段により前記対話装置に表
    示された全発電ユニットのPID番号及びその関連情報
    の中からプロセスデータを表示させたいPID番号及び
    その関連情報を選択設定するPID設定手段と、 前記PID設定手段により設定された全発電ユニットの
    PID番号に対応するプラントデータを前記プラントデ
    ータ記憶手段より取り出して表示するPID実行手段と
    を備えたことを特徴とする複数発電ユニットデータ表示
    装置。
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