JP3402362B2 - チョッパ型dc−dcコンバータ - Google Patents

チョッパ型dc−dcコンバータ

Info

Publication number
JP3402362B2
JP3402362B2 JP2000168163A JP2000168163A JP3402362B2 JP 3402362 B2 JP3402362 B2 JP 3402362B2 JP 2000168163 A JP2000168163 A JP 2000168163A JP 2000168163 A JP2000168163 A JP 2000168163A JP 3402362 B2 JP3402362 B2 JP 3402362B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main
switching element
voltage
power supply
resonance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000168163A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001008445A (ja
Inventor
萬太郎 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanken Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanken Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanken Electric Co Ltd filed Critical Sanken Electric Co Ltd
Priority to JP2000168163A priority Critical patent/JP3402362B2/ja
Publication of JP2001008445A publication Critical patent/JP2001008445A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3402362B2 publication Critical patent/JP3402362B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/10Technologies improving the efficiency by using switched-mode power supplies [SMPS], i.e. efficient power electronics conversion e.g. power factor correction or reduction of losses in power supplies or efficient standby modes

Landscapes

  • Rectifiers (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はチョッパ型DC−D
Cコンバータ、特にスイッチング損失が少なく且つ高効
率のチョッパ型DC−DCコンバータに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】直流電源と負荷との間に主スイッチング
素子及びリアクトルが直列に接続され、主還流用整流素
子が主スイッチング素子とリアクトルとの接続点と直流
電源との間にT形に接続され、負荷と並列に出力コンデ
ンサが接続され、出力コンデンサの一端に主還流用整流
素子の一端が接続され、主スイッチング素子をオン・オ
フ制御することにより、直流電源の電圧とは異なる定電
圧の直流出力を負荷に供給するチョッパ型DC−DCコ
ンバータは従来から電子機器等の電源回路等に広く使用
されている。
【0003】例えば、図12に示す従来の降圧チョッパ
型DC−DCコンバータは、直流電源1と、コレクタ端
子(一方の主端子)が直流電源1の一端に接続された主
スイッチング素子としての主トランジスタ2と、主トラ
ンジスタ2のエミッタ端子(他方の主端子)と直流電源
1の他端との間に接続された主還流用整流素子としての
主還流用ダイオード3と、主トランジスタ2及び主還流
用ダイオード3の接続点に接続されたリアクトル4と、
リアクトル4と直流電源1の他端との間に接続された出
力コンデンサ5と、出力コンデンサ5と並列に接続され
た負荷6と、主トランジスタ2のベース端子に制御パル
ス信号を付与して主トランジスタ2をオン・オフ制御す
る制御回路7とを備えている。この降圧チョッパ型DC
−DCコンバータでは、主トランジスタ2をオン・オフ
制御することにより、直流電源1の電圧よりも低い電圧
の直流出力が負荷6に供給される。
【0004】また、図13に示す従来の昇圧チョッパ型
DC−DCコンバータは、直流電源1と、直流電源1の
正側ライン(一方のライン)に接続されたリアクトル4
と、コレクタ端子がリアクトル4を介して接続され且つ
エミッタ端子が直流電源1の負側ライン(他方のライ
ン)に接続された主スイッチング素子としての主トラン
ジスタ2と、主トランジスタ2のコレクタ端子に接続さ
れた主還流用整流素子としての主還流用ダイオード3
と、主還流用ダイオード3と直流電源1の負側ラインと
の間に接続された出力コンデンサ5と、出力コンデンサ
5と並列に接続された負荷6と、主トランジスタ2のベ
ース端子に制御パルス信号を付与して主トランジスタ2
をオン・オフ制御する制御回路7とを備えている。この
昇圧チョッパ型DC−DCコンバータでは、主トランジ
スタ2をオン・オフ制御することにより、直流電源1の
電圧よりも高い電圧の直流出力が負荷6に供給される。
【0005】図12及び図13に示す制御回路7は、負
荷6の端子電圧の変動に比例して主トランジスタ2のベ
ース端子に付与する制御パルス信号の時間幅を変化させ
ることにより、主トランジスタ2のオン期間を制御し、
負荷6に供給される直流電力の安定化を図っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図12及び
図13のチョッパ型DC−DCコンバータでは、主トラ
ンジスタ2のターンオン又はターンオフ時に、図14に
示すように主トランジスタ2のコレクタ−エミッタ間電
圧波形VCEと主トランジスタ2のコレクタ電流波形IC
との重複部分Wに基づく大きなスイッチング損失が発生
する欠点があった。また、主トランジスタ2のコレクタ
−エミッタ間電圧波形VCE及びコレクタ電流波形IC
立上りが急峻であるため、スパイク状のサージ電圧
sr、サージ電流Isr及びノイズが発生する欠点があっ
た。そこで、本発明はスイッチング損失やサージ電圧及
び電流等を低減できるチョッパ型DC−DCコンバータ
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のチョッパ型DC
−DCコンバータでは、(A)直流電源(1)に並列に主
スイッチング素子(2)と主還流用整流素子(3)とを直列に
接続し且つ主還流用整流素子(3)と出力コンデンサ(5)と
の間にリアクトル(4)を接続し、又は(B)直流電源(1)
に並列にリアクトル(4)と主スイッチング素子(2)とを直
列に接続し、主スイッチング素子(2)と並列に主還流用
整流素子(3)と出力コンデンサ(5)とを直列に接続する。
出力コンデンサ(5)に並列に負荷(6)を接続すると共に、
主スイッチング素子(2)をオン・オフ制御することによ
り、直流電源(1)の電圧とは異なる電圧の直流出力を負
荷(6)に供給する。主スイッチング素子(2)と主還流用整
流素子(3)との接続点と、共振用リアクトル(10)及び共
振電流用整流素子(16)を有する直列回路の一端との間に
第1の共振用コンデンサ(8)を接続し、主スイッチング
素子(2)と主還流用整流素子(3)との接続点と、直列回路
の他端との間に第1の補助還流用整流素子(11)を接続す
る。主還流用整流素子(3)と出力コンデンサ(5)との接続
点と、直列回路の一端との間に第2の補助還流用整流素
子(12)を接続し、主スイッチング素子(2)と直流電源(1)
との接続点と、直列回路の他端との間に第2の共振用コ
ンデンサ(14)を接続する。主スイッチング素子(2)がオ
フ状態となったときに第1の共振用コンデンサ(8)を放
電すると共に第2の共振用コンデンサ(14)を徐々に充電
し、主スイッチング素子(2)がオン状態となったときに
第2の共振用コンデンサ(14)を放電すると共に第1の共
振用コンデンサ(8)及び第2の共振用コンデンサ(14)と
共振用リアクトル(10)とが共振して主スイッチング素子
(2)に共振電流が流れる。
【0008】主スイッチング素子(2)をオンした状態で
主スイッチング素子(2)をオフ状態に切り替えると、主
スイッチング素子(2)に流れる電流が直ちに第1及び第
2の共振用コンデンサ(8, 14)に流れる電流に切り替わ
り、第1の共振用コンデンサ(8)が徐々に放電する。こ
れと共に、第2の共振用コンデンサ(14)が徐々に充電さ
れ、主スイッチング素子(2)の両端の電圧が0Vから緩
やかに上昇する。これにより、主スイッチング素子(2)
のターンオフ時にゼロ電圧スイッチング(ZVS)が達
成されるので、主スイッチング素子(2)のターンオフ時
のスイッチング損失を低減することができる。
【0009】また、主スイッチング素子(2)がオン状態
からオフ状態となったときに第1の共振用コンデンサ
(8)が放電されると共に第2の共振用コンデンサ(14)が
徐々に充電される。これにより、主スイッチング素子
(2)の両端の電圧が0Vから緩やかに上昇するので、主
スイッチング素子(2)のターンオフ時にゼロ電圧スイッ
チングが達成され、主スイッチング素子(2)のターンオ
フ時のスイッチング損失を低減することができる。
【0010】また、主スイッチング素子(2)がオフ状態
からオン状態となったときに第2の共振用コンデンサ(1
4)が放電されると共に、第1の共振用コンデンサ(8)が
充電され、第1及び第2の共振用コンデンサ(8, 14)と
共振用リアクトル(10)とが共振して主スイッチング素子
(2)に共振電流が流れる。これにより、主スイッチング
素子(2)の電流が0から正弦波状に増加するので、主ス
イッチング素子(2)のターンオン時におけるゼロ電流ス
イッチングが達成され、主スイッチング素子(2)のター
ンオン時のスイッチング損失を低減することができる。
【0011】したがって、簡素な回路構成で主スイッチ
ング素子(2)のオン・オフ動作時のスイッチング損失を
低減できると共に、第1及び第2の共振用コンデンサ
(8, 14)及び共振用リアクトル(10)の共振作用によりス
パイク状のサージ電圧及び電流を低減することができ
る。
【0012】本発明の実施の形態では、共振用リアクト
ル(10)に第2の補助還流用整流素子(12)を接続し、共振
電流用整流素子(16)に第2の共振用コンデンサ(14)を接
続する。主還流用整流素子(3)又は主スイッチング素子
(2)に直列に限流用リアクトル(21)を接続する。主還流
用整流素子(3)と第1の共振用コンデンサ(8)との接続点
と、第1の補助還流用整流素子(11)と主スイッチング素
子(2)との接続点との間に第3の補助還流用整流素子(2
2)及び第3の共振用コンデンサ(23)を直列接続し、第3
の補助還流用整流素子(22)と第3の共振用コンデンサ(2
3)との接続点と、主還流用整流素子(3)と出力コンデン
サ(5)との接続点との間に第4の補助還流用整流素子(2
4)を接続する。この場合に、主スイッチング素子(2)の
ターンオフ及びターンオン時に第2の共振用コンデンサ
(14)の充電時間及び放電時間が長くなるので、主スイッ
チング素子(2)のターンオフ時及びターンオン時により
確実にゼロ電圧及びゼロ電流スイッチングを行いスイッ
チング損失を更に低減することができる。更に、限流用
リアクトル(21)を主還流用整流素子(3)又は主スイッチ
ング素子(2)に直列に接続した場合は、主スイッチング
素子(2)のターンオン後に限流用リアクトル(21)の自己
誘導作用により主還流用整流素子(3)の電流が直線的に
減少するので、主スイッチング素子(2)のターンオン時
に主還流用整流素子(3)のリカバリ回復特性による電源
電圧(降圧コンバータの場合)又は出力電圧(昇圧コン
バータの場合)の短絡状態を回避することができる。
【0013】主スイッチング素子(2)の一方の主端子を
直流電源(1)の一端に接続し、主スイッチング素子(2)の
他方の主端子と直流電源(1)の他端との間に主還流用整
流素子(3)を接続する。主スイッチング素子(2)と主還流
用整流素子(3)との接続点と負荷(6)との間にリアクトル
(4)を接続し、主スイッチング素子(2)をオン・オフ制御
することにより、直流電源(1)の電圧よりも低い電圧の
直流出力を負荷(6)に供給する。
【0014】直流電源(1)は、交流電源(25)と、交流電
源(25)の交流電圧を直流電圧に変換する整流回路(27)と
から構成される。リアクトル(4)を介して直流電源(1)の
一方のラインに主スイッチング素子(2)の一方の主端子
を接続し、直流電源(1)の他方のラインに主スイッチン
グ素子(2)の他方の主端子を接続する。主スイッチング
素子(2)の一方の主端子と負荷(6)との間に主還流用整流
素子(3)を接続し、主スイッチング素子(2)をオン・オフ
制御することにより、直流電源(1)の電圧よりも高い電
圧の直流出力を負荷(6)に供給する。
【0015】直流電源(1)は、交流電源(26)と、交流電
源(26)の交流電圧を直流電圧に変換する整流回路(28)と
から構成され、整流回路(28)の交流入力側又は直流出力
側にリアクトル(4)を接続する。
【0016】また、直流電源(1)は、交流電源(26)と、
交流−直流コンバータ回路(41)とから構成され、交流−
直流コンバータ回路(41)は、交流−直流変換用スイッチ
ング素子(29〜34)及び交流−直流変換用スイッチング素
子(29〜34)と一体に形成された整流素子又は独立に並列
接続された整流素子から成る循環電流用整流素子(35〜4
0)を有し且つ交流−直流変換用スイッチング素子(29〜3
4)をオン・オフ制御することにより交流電源(26)の交流
電圧を直流電圧に変換する。交流−直流コンバータ回路
(41)の交流入力側にリアクトル(4)を接続し、交流−直
流コンバータ回路(41)の直流出力側に設けられる一対の
ライン間に電源部共振用コンデンサ(42)を接続する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるチョッパ型D
C−DCコンバータの一実施形態を図1〜図4に基づい
て説明する。但し、図1及び図3では図12及び図13
に示す箇所と同一の部分には同一の符号を付し、その説
明を省略する。本発明によるチョッパ型DC−DCコン
バータを降圧コンバータに適用した図1に示す実施形態
は、それぞれ図12及び図13の主トランジスタ2及び
主還流用ダイオード3の接続点に第1の共振用コンデン
サ8を接続し、第1の共振用コンデンサ8及び主トラン
ジスタ2の接続点に第1の補助還流用ダイオード11を
接続し、第1の共振用コンデンサ8と第1の補助還流用
ダイオード11との間に共振用リアクトル10及び共振
電流用ダイオード16を直列に接続し、第1の共振用コ
ンデンサ8及び共振用リアクトル10の接続点と主還流
用ダイオード3及び出力コンデンサ5の接続点との間に
第2の補助還流用ダイオード12を接続し、第1の補助
還流用ダイオード11及び共振電流用ダイオード16の
接続点と主トランジスタ2及び直流電源1の接続点との
間に第2の共振用コンデンサ14が接続される。
【0018】上記の構成において、図2(A)に示すよう
に時刻t0以前に主トランジスタ2がオン状態では、図
2(B)に示すように主トランジスタ2及びリアクトル4
を通して負荷6へ電流Iが流れる。このとき、図2(E)
に示すように第1の共振用コンデンサ8は図1に示す極
性で直流電源1の電圧Eまで充電される。図2(A)に示
すように、時刻t0に制御回路7から主トランジスタ2
のベース端子に付与された主制御パルス信号電圧VB
高レベルから低レベルになり、主トランジスタ2がオン
状態からオフ状態になると、図2(B)に示すように主ト
ランジスタ2に流れる電流ITR、即ち負荷6の電流Iが
直ちに第1の共振用コンデンサ8及び第2の共振用コン
デンサ14に流れる電流に切り替わる。このとき、第1
の共振用コンデンサ8が徐々に放電し、図2(E)に示す
ように第1の共振用コンデンサ8の両端の電圧VC1が直
流電源1の電圧Eから直線的に降下する。これに伴い、
第2の共振用コンデンサ14が0Vから徐々に充電さ
れ、図2(D)に示すように第2の共振用コンデンサ14
の両端の電圧VC2が0Vから直線的に上昇する。これに
より、図2(C)に示すように主トランジスタ2の両端の
電圧VTRが0Vから直線的に上昇する。このため、主ト
ランジスタ2のターンオフ時は電圧波形と電流波形の重
なりが少ないゼロ電圧スイッチングとなる。
【0019】図2(E)及び(D)に示すように、時刻t1
に第1及び第2の共振用コンデンサ8、14の両端の電
圧VC1、VC2がそれぞれ0V及び直流電源1の電圧Eに
なると、主還流用ダイオード3が導通状態になり、第1
及び第2の共振用コンデンサ8、14に流れる電流が図
2(F)に示すように主還流用ダイオード3に流れる電流
Dに切り替わる。このとき主トランジスタ2の両端の
電圧VTRは図2(C)に示すように直流電源1の電圧Eに
等しい。また、主トランジスタ2がオフ状態のとき、負
荷6の電流Iは主還流用ダイオード3からリアクトル4
へ流れる。
【0020】図2(A)に示すように、時刻t2に制御回
路7から主トランジスタ2のベース端子に付与された主
制御パルス信号電圧VBが低レベルから高レベルにな
り、主トランジスタ2がオフ状態からオン状態になる
と、図2(C)に示すように主トランジスタ2の両端の電
圧VTRが速やかに0Vまで降下する。これと同時に、第
2の共振用コンデンサ14が放電を開始し、第1及び第
2の共振用コンデンサ8、14と共振用リアクトル10
とが共振して第2の共振用コンデンサ14、主トランジ
スタ2、第1の共振用コンデンサ8、共振用リアクトル
10及び共振電流用ダイオード16の経路で共振電流が
流れる。このため、共振用リアクトル10に流れる電流
Lは図2(G)に示すように正弦波状に変化する。この
とき、第1の共振用コンデンサ8が余弦波状に充電さ
れ、図2(E)に示すように第1の共振用コンデンサ8の
両端の電圧VC1が0Vから余弦波状に上昇すると共に、
第2の共振用コンデンサ14の両端の電圧VC2が図2
(D)に示すように電圧Eから余弦波状に降下する。これ
により、主トランジスタ2の電流ITRが図2(B)に示す
ように0から正弦波状に増加するため、主トランジスタ
2のターンオン時に電圧波形と電流波形の重なりが少な
いゼロ電流スイッチングとなる。
【0021】一方、主還流用ダイオード3に流れる電流
Dは限流用リアクトル21の自己誘導作用により図2
(F)に示すように直線的に減少し、時刻t3に0になる
と負荷6の電流Iが主トランジスタ2に流れる電流ITR
に切り替わる。図2(G)に示すように、時刻t4に共振
用リアクトル10の電流ILが0になると、第1及び第
2の共振用コンデンサ8、14の両端の電圧VC1、VC2
が、図2(E)及び(D)に示すようにそれぞれ直流電源1
の電圧E及び0Vとなる。このとき、主トランジスタ2
の電流ITRは、図2(B)に示すように負荷6の電流Iに
等しくなる。したがって、時刻t4以降は直流電源1か
ら主トランジスタ2及びリアクトル4を通して負荷6へ
電流Iが流れる。
【0022】また、図3に示す実施形態の回路の動作は
次の通りである。図4(A)に示すように時刻t0以前に
主トランジスタ2がオン状態のとき、図4(B)に示すよ
うにリアクトル4及び主トランジスタ2の経路で電流I
0が流れる。このとき、図4(E)に示すように第1の共
振用コンデンサ8は図3に示す極性で負荷6の端子電
圧、即ち出力電圧E0まで充電される。図4(A)に示す
ように、時刻t0に制御回路7から主トランジスタ2の
ベース端子に付与された主制御パルス信号電圧VBが高
レベルから低レベルになり、主トランジスタ2がオン状
態からオフ状態になると、図4(B)に示すように主トラ
ンジスタ2の電流ITRが直ちに第2の共振用コンデンサ
14に流れる電流に切り替わり、リアクトル4の電流I
0が第1の共振用コンデンサ8に流れる電流に切り替わ
る。このとき、第1の共振用コンデンサ8が徐々に放電
し、図4(E)に示すように第1の共振用コンデンサ8の
両端の電圧VC1が直流電源1の電圧Eから直線的に降下
する。これに伴い、第2の共振用コンデンサ14が0V
から徐々に充電され、図4(D)に示すように第2の共振
用コンデンサ14の両端の電圧VC2が0Vから直線的に
上昇する。これにより、図4(C)に示すように主トラン
ジスタ2の両端の電圧VTRが0Vから直線的に上昇す
る。このため、主トランジスタ2のターンオフ時は電圧
波形と電流波形の重なりが少ないゼロ電圧スイッチング
となる。
【0023】図4(E)及び(D)に示すように、時刻t1
に第1及び第2の共振用コンデンサ8、14の両端の電
圧VC1、VC2がそれぞれ0V及び出力電圧E0になる
と、主還流用ダイオード3が導通状態になり、第1及び
第2の共振用コンデンサ8、14に流れる電流は、図4
(F)に示すように主還流用ダイオード3に流れる電流I
Dに切り替わる。このとき主トランジスタ2の両端の電
圧VTRは、図4(C)に示すように出力電圧E0に等し
い。また、主トランジスタ2がオフ状態のとき、リアク
トル4の電流I0は主還流用ダイオード3を通して負荷
6へ流れる。
【0024】図4(A)に示すように、時刻t2に制御回
路7から主トランジスタ2のベース端子に付与された主
制御パルス信号電圧VBが低レベルから高レベルにな
り、主トランジスタ2がオフ状態からオン状態になる
と、図4(C)に示すように主トランジスタ2の両端の電
圧VTRが速やかに0Vまで降下する。これと同時に、第
2の共振用コンデンサ14が放電を開始し、第1及び第
2の共振用コンデンサ8、14と共振用リアクトル10
とが共振して第2の共振用コンデンサ14、共振電流用
ダイオード16、共振用リアクトル10、第1の共振用
コンデンサ8及び主トランジスタ2の経路で共振電流が
流れる。このため、共振用リアクトル10に流れる電流
Lは図4(G)に示すように正弦波状に変化する。この
とき、第1の共振用コンデンサ8が余弦波状に充電さ
れ、図4(E)に示すように第1の共振用コンデンサ8の
両端の電圧VC1が0Vから余弦波状に上昇する。これと
共に、第2の共振用コンデンサ14の両端の電圧V
C2は、図4(D)に示すように電圧Eから余弦波状に降下
するので、主トランジスタ2の電流ITRは、図4(B)に
示すように0から正弦波状に増加する。したがって、主
トランジスタ2のターンオン時に電圧波形と電流波形の
重なりが少ないゼロ電流スイッチングとなる。
【0025】一方、主還流用ダイオード3に流れる電流
Dは限流用リアクトル21の自己誘導作用により図4
(F)に示すように直線的に減少し、時刻t3に0になる
とリアクトル4の電流I0が主トランジスタ2に流れる
電流ITRに切り替わる。時刻t4に共振用リアクトル1
0の電流ILが、図4(G)に示すように0になると、第
1及び第2の共振用コンデンサ8、14の両端の電圧V
C1、VC2が図4(E)及び(D)に示すようにそれぞれ出力
電圧E0及び0Vとなる。このとき、主トランジスタ2
の電流ITRは、図4(B)に示すようにリアクトル4の電
流I0に等しくなる。したがって、時刻t4以降は直流電
源1からリアクトル4及び主トランジスタ2の経路で電
流I0が流れる。
【0026】上述の通り、図1及び図3に示す実施形態
では、主トランジスタ2のターンオフ及びターンオン時
にゼロ電圧及びゼロ電流スイッチングが達成されるの
で、図1及び図3に示す実施形態と同様に主トランジス
タ2のスイッチング損失を低減することができる。ま
た、主トランジスタ2のターンオン及びターンオフ時に
発生するスパイク状のサージ電圧及びサージ電流も第1
及び第2の共振用コンデンサ8、14と共振用リアクト
ル10との共振作用により吸収されるので、図1及び図
3に示す実施形態と同様に、主トランジスタ2のオン・
オフ動作時のサージ電圧、サージ電流及びノイズを低減
できる。更に、図1及び図3に示す実施形態では、図1
及び図3に示す実施形態に比較して回路構成を簡略化で
きる利点がある。
【0027】図5及び図6に示すように、主トランジス
タ2のターンオン時の主還流用ダイオード3のリカバリ
回復特性による直流電源1の電圧E(図1の回路の場
合)又は出力電圧E0(図3の回路の場合)の短絡状態
を回避するため、主還流用ダイオード3と直列に限流用
リアクトル21が接続される。限流用リアクトル21
は、主トランジスタ2と直列又は直流電源1(図1の場
合)若しくは負荷6(図3の場合)と直列に接続しても
作用及び効果は同じである。図1及び図3に示す実施形
態の回路に主トランジスタ2のターンオン時の主還流用
ダイオード3のリカバリ回復特性を無視できる場合に
は、図5及び図6に示すように限流用リアクトル21を
省略することができる。
【0028】また、図1及び図3に示す実施形態の回路
はそれぞれ図7及び図8に示すように先述の図1及び図
3の実施形態と同様の変更が可能である。即ち、図7及
び図8に示す実施形態の回路は、それぞれ図1及び図3
に示す主還流用ダイオード3及び第1の共振用コンデン
サ8の接続点と第1の補助還流用ダイオード11及び主
トランジスタ2の接続点との間に第3の補助還流用ダイ
オード22及び第3の共振用コンデンサ23を直列接続
し、第3の補助還流用ダイオード22及び第3の共振用
コンデンサ23の接続点と主還流用ダイオード3及び出
力コンデンサ5の接続点との間に第4の補助還流用ダイ
オード24を接続したものである。図7及び図8に示す
実施形態の回路では、図1及び図3に示す限流用リアク
トル21が主トランジスタ2と直列に接続される。図7
及び図8に示す回路では、主トランジスタ2のターンオ
フ及びターンオン時に第2の共振用コンデンサ14の充
電時間及び放電時間が図1及び図3に示す回路に比較し
て長くなるので、主トランジスタ2のターンオフ及びタ
ーンオン時のゼロ電圧及びゼロ電流スイッチングが図1
及び図3に示す実施形態の場合に比較してより確実にな
り、スイッチング損失を更に低減することができる。
【0029】更に、本発明の実施態様は前記の実施形態
に限定されず、種々の変更が可能である。例えば、上記
の各実施形態では主スイッチング素子として接合型バイ
ポーラトランジスタを使用した例を示したが、MOS-
FET(MOS型電界効果トランジスタ)、J-FET
(接合型電界効果トランジスタ)、SCR(逆阻止3端
子サイリスタ)等の他のスイッチング素子を使用しても
よい。また、主スイッチング素子は同種の組合せに限定
されない。
【0030】ところで、上記の各実施形態における直流
電源1は、実際には図9及び図10に示すように単相又
は三相の商用交流電源25、26と、単相又は三相の商
用交流電源25、26の単相又は三相の交流電圧を直流
電圧に変換する整流回路としての単相又は三相の整流ブ
リッジ回路27、28で構成される場合が多い(勿論、
直流電源1として乾電池やバッテリ等も使用できる)。
例えば図9に示す実施形態の回路は、図3、図6又は図
8に示す昇圧チョッパ型DC−DCコンバータAの直流
電源1を単相商用交流電源25及び単相整流ブリッジ回
路27で構成し、昇圧チョッパ型DC−DCコンバータ
A内のリアクトル4を単相整流ブリッジ回路27の交流
入力側に接続したものである。勿論、昇圧チョッパ型D
C−DCコンバータA内のリアクトル4の接続位置を変
えずに直流電源1を単相商用交流電源25及び単相整流
ブリッジ回路27で構成してもよい。また、図10に示
す実施形態の回路は、図3、図6又は図8に示す昇圧チ
ョッパ型DC−DCコンバータAの直流電源1を三相商
用交流電源26及び三相整流ブリッジ回路28で構成
し、昇圧チョッパ型DC−DCコンバータA内のリアク
トル4の代わりに三相整流ブリッジ回路28の交流入力
側の各相にリアクトル4a、4b、4cをそれぞれ接続し
たものである。勿論、この場合も昇圧チョッパ型DC−
DCコンバータA内のリアクトル4の接続位置を変えず
に直流電源1を三相商用交流電源26及び三相整流ブリ
ッジ回路28で構成することができる。なお、図1、図
5又は図7に示す降圧チョッパ型DC−DCコンバータ
の場合でも、直流電源1を単相又は三相の商用交流電源
25、26及び単相又は三相の整流ブリッジ回路27、
28で構成することができる。また、整流回路は図9及
び図10に示す単相又は三相の整流ブリッジ回路27、
28に限定されず、必要に応じて単相又は三相の半波整
流回路、全波整流回路又は倍電圧整流回路等の他の整流
回路も使用できる。
【0031】また、図11に示す実施形態の回路は、図
3、図6又は図8に示す昇圧チョッパ型DC−DCコン
バータAの直流電源1を、三相商用交流電源26と、交
流−直流変換用スイッチング素子としての6個の交流−
直流変換用トランジスタ29〜34及び各トランジスタ
29〜34の各々に並列接続された6個の循環電流用ダ
イオード35〜40を有し且つ各トランジスタ29〜3
4をオン・オフ制御することにより三相商用交流電源2
6の三相交流電圧を直流電圧に変換する整流回路4とし
ての三相交流−直流コンバータ回路41で構成し、昇圧
チョッパ型DC−DCコンバータB内のリアクトル4の
代わりに三相交流−直流コンバータ回路41の交流入力
側の各相にリアクトル4a、4b、4cを接続し、三相交
流−直流コンバータ回路41の直流出力側の一対のライ
ン間に電源部共振用コンデンサ42を接続したものであ
る。なお、6個の交流−直流変換用トランジスタ29〜
34としてMOS-FETを使用した場合にはそれと一
体に形成された内蔵ダイオードを使用できるので、6個
の循環電流用ダイオード35〜40の接続を省略でき
る。また、単相交流入力の場合には三相交流−直流コン
バータ回路41の代わりに4個の交流−直流変換用トラ
ンジスタ及びそれらに並列接続された4個の循環電流用
ダイオードを有する同様の構成の単相交流−直流コンバ
ータ回路を使用すればよいことは容易に理解できよう。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、スイッチング素子のゼ
ロ電圧又はゼロ電流スイッチングを容易に達成できるの
で、スイッチング素子の電圧波形と電流波形との重複部
分を少なくしてチョッパ型DC−DCコンバータのスイ
ッチング素子のオン・オフ動作時の電力損失、即ちスイ
ッチング損失を低減することができる。また、共振用リ
アクトルと共振用コンデンサとの共振作用により、チョ
ッパ型DC−DCコンバータに使用するスイッチング素
子のスイッチング動作時のサージ電圧、サージ電流及び
ノイズを低減することができる。また、簡素な回路構成
でスイッチング素子のオン・オフ動作時のスイッチング
損失及びサージ電圧、サージ電流及びノイズを低減でき
るので、部品点数を削減して製造コストを削減できると
共にチョッパ型DC−DCコンバータの電力損失をより
低減することが可能である。
【0033】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による降圧チョッパ型DC−DCコン
バータの一実施形態を示す電気回路図
【図2】 図1の回路各部の電圧及び電流を示す波形図
【図3】 本発明による昇圧チョッパ型DC−DCコン
バータの一実施形態を示す電気回路図
【図4】 図3に示す回路各部の電圧及び電流を示す波
形図
【図5】 図1に示す回路の第1の変更実施形態を示す
電気回路図
【図6】 図3に示す回路の第1の変更実施形態を示す
電気回路図
【図7】 図1に示す回路の第2の変更実施形態を示す
電気回路図
【図8】 図3に示す回路の第2の変更実施形態を示す
電気回路図
【図9】 本発明のチョッパ型DC−DCコンバータを
単相整流ブリッジ回路に接続した実施形態を示す電気回
路図
【図10】 本発明のチョッパ型DC−DCコンバータ
を三相整流ブリッジ回路に接続した実施形態を示す電気
回路図
【図11】 本発明のチョッパ型DC−DCコンバータ
を三相交流−直流コンバータ回路に接続した実施形態を
示す電気回路図
【図12】 従来の降圧チョッパ型DC−DCコンバー
タを示す電気回路図
【図13】 従来の昇圧チョッパ型DC−DCコンバー
タを示す電気回路図
【図14】 図12及び図13の回路のスイッチング電
圧波形とスイッチング電流波形との重複部分を示す波形
【符号の説明】
1..直流電源、 2..主トランジスタ(主スイッチ
ング素子)、 3..主還流用ダイオード(主還流用整
流素子)、 4..リアクトル、 5..出力コンデン
サ、 6..負荷、 7..制御回路、 8,14,2
3..第1〜第3の共振用コンデンサ、 10..共振
用リアクトル、 11,12,22,24..第1〜第
4の補助還流用ダイオード(第1〜第4の補助還流用整
流素子)、 35〜40..循環電流用ダイオード(循
環電流用整流素子)、 16..共振電流用ダイオード
(共振電流用整流素子)、 21..限流用リアクト
ル、25..単相商用交流電源(交流電源)、 2
6..三相商用交流電源(交流電源)、 27..単相
整流ブリッジ回路(整流回路)、 28..三相整流ブ
リッジ回路(整流回路)、 29〜34..交流−直流
変換用トランジスタ(交流−直流変換用スイッチング素
子)、 41..三相交流−直流コンバータ回路(交流
−直流コンバータ回路)、 42..電源部共振用コン
デンサ、 A..昇圧チョッパ型DC−DCコンバー
タ、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 3/155 H02M 7/12

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)直流電源に並列に主スイッチング
    素子と主還流用整流素子とを直列に接続し且つ前記主還
    流用整流素子と出力コンデンサとの間にリアクトルを接
    続し、又は (B)直流電源に並列にリアクトルと主スイッチング素
    子とを直列に接続し、前記主スイッチング素子と並列に
    主還流用整流素子と出力コンデンサとを直列に接続し、 前記出力コンデンサに並列に負荷を接続すると共に、前
    記主スイッチング素子をオン・オフ制御することによ
    り、前記直流電源の電圧とは異なる電圧の直流出力を前
    記負荷に供給するチョッパ型DC−DCコンバータにお
    いて、 前記主スイッチング素子と前記主還流用整流素子との接
    続点と、共振用リアクトル及び共振電流用整流素子を有
    する直列回路の一端との間に第1の共振用コンデンサを
    接続し、 前記主スイッチング素子と前記主還流用整流素子との接
    続点と、前記直列回路の他端との間に第1の補助還流用
    整流素子を接続し、 前記主還流用整流素子と前記出力コンデンサとの接続点
    と、前記直列回路の一端との間に第2の補助還流用整流
    素子を接続し、 前記主スイッチング素子と前記直流電源との接続点と、
    前記直列回路の他端との間に第2の共振用コンデンサを
    接続し、 前記主スイッチング素子がオフ状態となったときに前記
    第1の共振用コンデンサを放電すると共に前記第2の共
    振用コンデンサを徐々に充電し、前記主スイッチング素
    子がオン状態となったときに前記第2の共振用コンデン
    サを放電すると共に前記第1の共振用コンデンサ及び第
    2の共振用コンデンサと前記共振用リアクトルとが共振
    して前記主スイッチング素子に共振電流が流れることを
    特徴とするチョッパ型DC−DCコンバータ。
  2. 【請求項2】 前記直列回路の一端に前記第2の補助還
    流用整流素子を接続し、前記直列回路の他端に前記第2
    の共振用コンデンサを接続した請求項1に記載のチョッ
    パ型DC−DCコンバータ。
  3. 【請求項3】 前記主還流用整流素子又は前記主スイッ
    チング素子に直列に限流用リアクトルを接続した請求項
    1又は請求項2に記載のチョッパ型DC−DCコンバー
    タ。
  4. 【請求項4】 前記主還流用整流素子と前記第1の共振
    用コンデンサとの接続点と、前記第1の補助還流用整流
    素子と前記主スイッチング素子との接続点との間に第3
    の補助還流用整流素子及び第3の共振用コンデンサを直
    列接続し、前記第3の補助還流用整流素子と前記第3の
    共振用コンデンサとの接続点と、前記主還流用整流素子
    と前記出力コンデンサとの接続点との間に第4の補助還
    流用整流素子を接続した請求項1〜請求項3の何れかに
    1項に記載のチョッパ型DC−DCコンバータ。
  5. 【請求項5】 前記主スイッチング素子の一方の主端子
    を前記直流電源の一端に接続し、前記主スイッチング素
    子の他方の主端子と前記直流電源の他端との間に前記主
    還流用整流素子を接続し、前記主スイッチング素子と前
    記主還流用整流素子との接続点と前記負荷との間に前記
    リアクトルを接続し、 前記主スイッチング素子をオン・オフ制御することによ
    り、前記直流電源の電圧よりも低い電圧の直流出力を前
    記負荷に供給する請求項1〜請求項4の何れか1項に記
    載のチョッパ型DC−DCコンバータ。
  6. 【請求項6】 前記直流電源は、交流電源と、前記交流
    電源の交流電圧を直流電圧に変換する整流回路とから構
    成される請求項5に記載のチョッパ型DC−DCコンバ
    ータ。
  7. 【請求項7】 前記リアクトルを介して前記直流電源の
    一方のラインに前記主スイッチング素子の一方の主端子
    を接続し、前記直流電源の他方のラインに前記主スイッ
    チング素子の他方の主端子を接続し、前記主スイッチン
    グ素子の一方の主端子と前記負荷との間に前記主還流用
    整流素子を接続し、 前記主スイッチング素子をオン・オフ制御することによ
    り、前記直流電源の電圧よりも高い電圧の直流出力を前
    記負荷に供給する請求項1〜請求項4の何れか1項に記
    載のチョッパ型DC−DCコンバータ。
  8. 【請求項8】 前記直流電源は、交流電源と、該交流電
    源の交流電圧を直流電圧に変換する整流回路とから構成
    され、前記整流回路の交流入力側又は直流出力側に前記
    リアクトルを接続した請求項7に記載のチョッパ型DC
    −DCコンバータ。
  9. 【請求項9】 前記直流電源は、交流電源と、交流−直
    流コンバータ回路とから構成され、 前記交流−直流コンバータ回路は、交流−直流変換用ス
    イッチング素子及び該交流−直流変換用スイッチング素
    子と一体に形成された整流素子又は独立に並列接続され
    た整流素子から成る循環電流用整流素子を有し且つ前記
    交流−直流変換用スイッチング素子をオン・オフ制御す
    ることにより前記交流電源の交流電圧を直流電圧に変換
    し、 前記交流−直流コンバータ回路の交流入力側に前記リア
    クトルを接続し、前記交流−直流コンバータ回路の直流
    出力側の一対のライン間に電源部共振用コンデンサを接
    続した請求項7に記載のチョッパ型DC−DCコンバー
    タ。
JP2000168163A 1994-11-01 2000-06-05 チョッパ型dc−dcコンバータ Expired - Fee Related JP3402362B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000168163A JP3402362B2 (ja) 1994-11-01 2000-06-05 チョッパ型dc−dcコンバータ

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26852494 1994-11-01
JP6-268524 1994-11-01
JP7-44660 1995-03-03
JP4466095 1995-03-03
JP2000168163A JP3402362B2 (ja) 1994-11-01 2000-06-05 チョッパ型dc−dcコンバータ

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07283959A Division JP3097519B2 (ja) 1994-11-01 1995-10-31 チョッパ型dc−dcコンバータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001008445A JP2001008445A (ja) 2001-01-12
JP3402362B2 true JP3402362B2 (ja) 2003-05-06

Family

ID=27291984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000168163A Expired - Fee Related JP3402362B2 (ja) 1994-11-01 2000-06-05 チョッパ型dc−dcコンバータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3402362B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5838977B2 (ja) 2013-01-21 2016-01-06 株式会社デンソー 交流直流変換回路
CN106105002B (zh) * 2014-05-21 2019-04-23 三菱电机株式会社 电源装置的电路
US11451149B2 (en) * 2018-05-29 2022-09-20 Mitsubishi Electric Corporation Power converter

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001008445A (ja) 2001-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5418704A (en) Zero-voltage-transition pulse-width-modulated converters
US7307857B2 (en) Non-isolated DC-DC converters with direct primary to load current
US20090196072A1 (en) Phase-shifted dual-bridge DC/DC converter with wide-range ZVS and zero circulating current
Hamada et al. A novel zero-voltage and zero-current switching PWM DC-DC converter with reduced conduction losses
JP3055121B2 (ja) チョッパ型dc−dcコンバータ
JP4605532B2 (ja) 多出力型スイッチング電源装置
JP3097519B2 (ja) チョッパ型dc−dcコンバータ
JPH07154967A (ja) Dc−dcコンバータとそれを用いた電子計算機
JP3038701B2 (ja) 昇圧型dc−dcコンバータ
JP3402362B2 (ja) チョッパ型dc−dcコンバータ
JP3033085B2 (ja) 降圧型dc−dcコンバータ
JP3124921B2 (ja) Dc−dcコンバータ
JP3531155B2 (ja) トランス絶縁型dc−dcコンバータ
JP3104875B2 (ja) 昇圧型dc−dcコンバータ
JP2858407B2 (ja) Pwm型dc−dcコンバータ
KR19990045143A (ko) 다상 전압형 변환기
JP2858412B2 (ja) トランス接続型dc−dcコンバータ
JP3104874B2 (ja) 降圧型dc−dcコンバータ
JP2993635B2 (ja) トランス接続型dc−dcコンバータ
JPH06269165A (ja) Pwm型dc−dcコンバータ
Yoshida et al. A novel zero-voltage-switched half-bridge converter with active current-clamped transformer
JP3138998B2 (ja) トランス絶縁型dc−dcコンバータ
JPS6281432U (ja)
JP3522125B2 (ja) トランス絶縁型dc−dcコンバータ
JP2962388B2 (ja) 二石式絶縁形スイッチング電源

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees