JP3401200B2 - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JP3401200B2
JP3401200B2 JP34065798A JP34065798A JP3401200B2 JP 3401200 B2 JP3401200 B2 JP 3401200B2 JP 34065798 A JP34065798 A JP 34065798A JP 34065798 A JP34065798 A JP 34065798A JP 3401200 B2 JP3401200 B2 JP 3401200B2
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勝司 渡辺
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誠一 細田
雅明 中沢
一孝 中土
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡の光源装置
として操作部に着脱自在な小型のバッテリ式光源を使用
する内視鏡装置に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、バッテリ式光源の内視鏡は携帯
性に優れており、大きな光源装置を運び込むことが困難
な、緊急時の処置や、ベッドサイドでの処置で優れた効
果を発揮する。 【0003】例えば、特開平9−19406号公報には
照明ランプの電源として乾電池や充電式電池等のバッテ
リを使用したバッテリ式光源が内視鏡本体の操作部に着
脱自在に取り付くようにした簡易型内視鏡装置が提案さ
れている。 【0004】上述したような内視鏡装置では、バッテリ
式光源のランプから発生する熱によって使用者が熱傷等
を起こすのを防止するため、内視鏡の操作部を把持ある
いは操作する手がふれる外表面に熱が伝わり難くする構
造になっていた。 【0005】また、ランプ及び電池の交換を容易に行え
るように、ランプを配置する空間部及び電池を配置する
空間部がそれぞれ設けられていた。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8に
示すように例えば、一般的なバッテリ式光源で使用され
る電源である3Vリチウム電池CR123の温度特性
は、一般的な使用条件内において、使用温度が高い方が
所定の電圧を長時間に渡って持続するので、ランプから
発生する熱の効果的な利用が望まれていた。 【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、ランプから発生する熱で積極的に電池を暖めるこ
とによって電池寿命を向上させる内視鏡装置を提供する
ことを目的にしている。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡装置は、
被検体内を観察可能な内視鏡と、前記内視鏡本体部に着
脱自在に設けられ、前記被検体内を照明するための照明
光を出射可能な光源と前記光源を点灯するための電源と
を有し、前記内視鏡に前記照明光を供給可能なバッテリ
型光源部と、前記バッテリ型光源部内に形成され前記光
源を収容可能な光源収容部と、前記バッテリ型光源部内
に形成され前記電源を収容可能な電源収容部と、前記光
源収容部と前記電源収容部とを連通する連通孔と、を有
することを特徴とする。 【0009】この構成によれば、内視鏡操作部に着脱自
在なバッテリ式光源のランプから発生する熱を、熱伝達
手段を介してランプから電源へ伝達して電源を暖められ
る。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1ないし図5は本発明の一実施
形態に係り、図1は内視鏡装置の概略構成を説明する
図、図2はカバー部を説明する図、図3は光源本体部材
を説明する図、図4は光源本体部材に接点部材を配設し
て構成したバッテリ光源本体部を説明する図、図5はバ
ッテリ式光源の構成を説明する断面図である。なお、図
3(a)はバッテリ光源本体部を説明する断面図、図3
(b)は図3(a)の切断線A−Aからバッテリ光源本
体部を見たときの図である。 【0011】図1に示すように本発明の内視鏡装置1
は、細長な挿入部2及びこの挿入部2の基端部に位置す
る把持部を兼ねる操作部3を備えた内視鏡4と、この内
視鏡4の操作部3の側部から突出する外周面に雄ネジ部
31aを形成したライトガイド口金31に着脱自在な照
明光を供給する光源装置であるバッテリ式光源5と、前
記操作部3に接続コネクタ61を介して着脱自在なモニ
タ部62を備えたモニター体型ビデオプロセッサ(以下
ビデオプロセッサと略記)6とで主に構成されている。 【0012】前記内視鏡4の細長の挿入部2は、先端側
から順に硬質な先端部21と、この先端部21の基端側
に連設して湾曲自在な湾曲部22と、この湾曲部22の
基端から前記操作部3の先端に至る可撓性を有する可撓
管部23とで構成されている。 【0013】前記挿入部2内には照明光を導光するライ
トガイド(不図示)や前記先端部先端面に配置された図
示しない観察光学系から延出する信号ケーブル(不図
示)などが挿通しており、前記ライトガイドは操作部3
内を挿通してその基端部がライトガイド口金31内に固
定され、前記信号ケーブルは操作部3内を挿通してその
基端が前記ビデオプロセッサ6と電気的に接続されるよ
うに操作部3の後端部に配設されている。 【0014】前記操作部3には回動操作することによっ
て前記湾曲部22を湾曲動作させて先端部21の先端面
に設けられている図示しない観察窓や照明窓を所望の方
向に向ける湾曲操作レバー32や、前記先端面に設けら
れている処置具挿通用チャンネルを兼ねる吸引チューブ
(不図示)の開口を介して体液等の吸引を行う吸引ボタ
ン33と、この吸引ボタン33の基端付近から突出する
吸引口金34とが設けられている。 【0015】なお、吸引口金34は、図示しないチュー
ブを介して吸引装置(不図示)に接続されるようになっ
ており、使用者が吸引ボタン33を適宜操作することに
よって、前記吸引チューブに連通する吸引口金34を介
して体液などが吸引されるようになっている。 【0016】また、前記操作部3の先端側側部には前記
吸引チューブに連通する処置具挿入口35が設けられて
おり、この処置具挿入口35から生検鉗子などの処置具
を挿入していくことによって、この処置具が前記吸引チ
ューブの開口から突出して処置部位に導出されるように
なっている。符号36は前記処置具挿入口35を閉塞す
る鉗子栓である。 【0017】さらに、前記処置具挿入口35の裏側に
は、通気口金37が突設しており、この通気口金37か
ら内視鏡4の内部に空気を送ることによって、内視鏡4
の水漏れ検査等を行えるようになっている。 【0018】一方、前記バッテリ式光源5は、後述する
ランプを配設するランプ配置空間及び前記ランプの電源
となる乾電池又は充電池を収納する電源収納空間を備え
たバッテリ光源本体部(以下光源本体部と略記する)5
1と、この光源本体部51に着脱自在に一体的に連結固
定される蓋体となる筒状のカバー部52とで構成されて
いる。なお、本実施形態においては電源として乾電池を
使用する。 【0019】前記光源本体部51の側部には前記ライト
ガイド口金31に対して接続される固定環54を備えた
接続部53及び前記ランプを前記ランプ配置空間内の所
定の位置に配置するとともに回動することによって点灯
状態又は消灯状態に切り換えるスイッチを兼ねるランプ
ホルダ55が設けられている。 【0020】図1の矢印に示すように前記ライトガイド
口金31に前記接続部53の固定環54を接続して、バ
ッテリ式光源5と内視鏡4とを連結固定することによ
り、前記光源本体部51内のランプ(図5符号83)
と、前記ライトガイド口金31に固定されたライトガイ
ド基端部の光入射端である基端面とが対向するようにな
っている。 【0021】そして、前記ランプホルダを回動操作して
ランプを発光させることにより、このランプからの照明
光がライトガイドの基端面に供給され、供給された照明
光が挿入部2内を挿通しているライトガイドによって先
端部21まで導かれ、先端面に設けられている照明窓
(不図示)から被写体に向かって出射されていく。 【0022】図2に示すように内部空間56を有する筒
状のカバー部52の底部56aには後述する乾電池(図
5符号84参照)の一方の電極84aに電気的に接触す
る接点ばね部57aを設けた接点板57が固設されてい
る。 【0023】また、開口側側周面には前記光源本体部5
1と一体的に螺合固定するための雌ネジ部58が形成さ
れている。符号59は後述するOリング(図4符号8
1)が密着する密着面である。 【0024】図3(a),(b)に示すように光源本体
部51を構成する円筒形状の光源本体部材50には光源
本体部中心軸に直交して前記ランプホルダ55及びこの
ランプホルダ55に取り付けられたランプが配置される
ランプ配置空間を形成するランプ室透孔65と、このラ
ンプ室透孔65の中心軸に略直交して前記光源本体部中
心軸に平行な中心軸を有する電源収納空間を形成する電
池収納穴66と、前記ランプ室透孔65の中心軸に略直
交して前記光源本体部中心軸に平行な中心軸を有する後
述する接点ピン(図4符号76)が配置される接点ピン
用透孔67と、前記ランプ室透孔65と前記電池収納穴
66とを連通する熱伝達手段である連通孔68と、前記
電池収納穴66に収納される電池の他方の電極84bに
電気的に接触するとともに後述する接触板(図4符号7
4)との導通を図る後述する接点部材(図4符号75)
が配置される電池収納穴中心軸に同軸な接点部材用透孔
69とが形成されている。 【0025】すなわち、前記連通孔68を設けたことに
よって前記ランプ室透孔65と前記電池収納穴66とが
1つの空間を形成する。 【0026】また、前記光源本体部51の外周面には前
記カバー部52の雌ネジ部58に螺合する雄ネジ部70
及びこの光源本体部51と前記カバー部52との間の水
密を保持するOリングを配置するOリング用溝71が形
成されている。 【0027】なお、符号72は後述する接触板を配置す
る接触板配置用切欠であり、符号73は前記接点ピン7
6に設けたツマミ部76aが位置して摺動する摺動用逃
がし溝である。 【0028】そして、図4に示すよう前記接点部材用透
孔69及びランプ室透孔65内に配置されるランプホル
ダ55のランプに対応するようにランプ室透孔65内に
りん青銅などの弾性を有する薄板部材74が配置される
ように、この薄板部材74と電気的に導通するように接
続した接点部材75を、前記接点部材用透孔69に嵌入
配置してこの接点部材75の先端面が電池の他方の電極
84bに電気的に接触するように固定する。 【0029】また、前記接点ピン用透孔67に略十字形
状で先端部を丸めて形成した接点ピン76及びこの接点
ピン76を前記ランプ室透孔65方向に付勢する導電性
を有する接点バネ77を挿入配置するとともに、これら
接点ピン76及び接点バネ77が前記接点ピン用透孔6
7から脱落することを防止するとともに、この接点バネ
77と前記接点板57とを電気的に接続する薄板状の接
点板部材78を接触板配置用切欠72に配置する。 【0030】このことにより、前記接点ピン76の先端
部が所定量突没自在にランプ室透孔65内に突出する一
方、ツマミ部76aを操作することによって接点ピン7
6を接点バネ77の付勢力に抗して接点板部材78側に
押し下げられるようになっている。なお、符号78aは
前記接点板57に弾性力によって接触する接点ばね部で
ある。 【0031】さらに、前記ランプ室透孔65の一方の開
口内周面に、前記接続部53を構成する略パイプ形状で
内孔に集光レンズ79を水密的に接着固定した支持枠8
0を水密的に例えば接着剤によって固定する。この支持
枠80には前記ライトガイド口金31の雄ネジ部31a
に螺合する雌ネジ部54aを内周面に形成した固定環5
4がこの支持枠80から脱落することなくかつ回動自在
に配置されている。 【0032】そして、前記Oリング用溝71にOリング
81を配置して光源本体部51を構成する。 【0033】図5を参照してバッテリ式光源5の構成を
具体的に説明する。前記光源本体部51のランプ室透孔
65内に自在着脱自在なランプホルダ55は、略円柱形
状で先端に設けた凸部55aの外周面に導電部材で形成
した略パイプ形状のランプ取付部材82を固設してい
る。 【0034】このランプ取付部材82にはハロゲン等の
ランプ83が交換自在に取り付けられるようになってお
り、このランプ取付部材82にランプ83を取り付ける
ことによって、このランプ83の外周部に設けられてい
る一方の電極83aと前記ランプ取付部材82とが電気
的に接触する。 【0035】一方、前記ランプホルダ55の凸部55a
の中央部には凹部55bが形成されており、この凹部5
5bには前記ランプ83の基端部に設けた他方の電極8
3bに接触板85の一端部が電気的に接触するように配
置されている。そして、この接触板85の他端部は、こ
のランプホルダ55の中途部に周方向に形成した溝部5
5cの、前記ランプホルダ55の基端面に設けた目印部
(不図示)に対応する、所定位置に配置されている。 【0036】前記ランプホルダ55の凸部55aの根元
側の所定位置には取付け用スロープ55dを設けた位置
決め用の切欠部55eが形成されており、この切欠部5
5eと前記接点ピン76との位置を一致させた状態にし
て、前記ランプホルダ55をランプ室透孔65内に押し
込めるようになっている。 【0037】そして、ランプホルダ55をランプ室透孔
65内に押し込んでいくと、前記接点ピン76の先端部
が突没しながら、ランプ取付部材82の外周面、取付け
用スロープ55d、ランプホルダ55外周面を移動して
前記接触板85が配置されていない溝部55cに係入す
るようになっている。前記接点ピン76が溝部55cに
係入したことによって、ランプホルダ55がランプ室透
孔65の所定位置に配置されたことになる。 【0038】このとき、前記ランプ取付部材82の外周
面が前記ランプ室透孔65の内周面に配置されている薄
板部材74に電気的に接触する。また、ランプホルダ5
5の外周面に配置したOリング86がランプ室透孔65
の内周面に密着して内部の水密が確保される。 【0039】また、この状態から前記Oリング86の押
圧力に抗して前記ランプホルダ55を所定量、所定方向
に回動させることによって、前記溝部55cに配置され
ている接触板85が前記接点ピン76に対して相対的に
移動して接点ピン76の先端部に接触板85が電気的に
接触するようになっている。 【0040】なお、前記光源本体部51から前記ランプ
ホルダ55を取り外す際には、前記切欠部55eと前記
接点ピン76との位置を一致させた後、ツマミ部76a
を接点バネ77の付勢力に抗して接点板部材78側に押
し下げた状態に保持して引き出していくことにより、押
しこんだときと逆の動作で取り外しを行える。符号87
は前記ランプホルダ55を外側方向に付勢する導電性を
有するスプリングであり、このスプリング87はランプ
取付部材82及び薄板部材74に当接するようになって
いる。 【0041】前記電池収納穴66内に乾電池84を配置
し、カバー部52の雌ネジ部58を光源本体部51の雄
ネジ部70に螺合して、カバー部52を光源本体部51
に一体的に連結する。なお、このとき、光源本体部51
とカバー部52との間には空間部88が形成されるよう
になっている。 【0042】上述したようにカバー部52を光源本体部
51に一体的に連結したことにより、このカバー部52
に設けた接点板57の接点ばね部57aが乾電池84の
一方の電極84aに電気的に接触するとともに、前記接
点板部材78の接点ばね部78aと接点板57とが電気
的に接触する。また、前記接点ばね部57aの付勢力で
押圧される乾電池84の他方の電極84bが接点部材7
5の先端面に電気的に接触する。 【0043】このことによって、前記乾電池84の他方
の電極84bと前記ランプ83の外周部に設けられてい
る一方の電極83aとが、ランプ取付部材82と、接点
部材75及び薄板部材74又はスプリング87を介して
電気的に導通した状態になる。 【0044】一方、前記乾電池84の一方の電極84a
と、前記光源本体部51に設けた接点板部材78、接点
バネ77、接点ピン76とが電気的に導通した状態にな
る。 【0045】したがって、前記ランプホルダ55を回動
させて接点ピン76と接触板85とを図に示すように接
触状態にすることによって、この接触板85の一端部が
前記ランプ83の他方の電極83bに電気的に接触して
いるので、ランプ83の他方の電極83bと、乾電池8
4の一方の電極84aとが接触板85、接点ピン76、
接点バネ77及び接点板部材78を介して電気的に導通
した状態になってランプ83が点灯する。 【0046】このランプ83が点灯することによって発
生する熱は、連通孔68を介してランプ室透孔65から
電池収納穴66に伝導されていき、電池収納穴66の内
部温度が徐々に上昇していくことによって乾電池84が
暖められていく。 【0047】なお、ランプ83を消灯する場合には前記
ランプホルダ55を点灯時の逆方向に回動させる。この
ことによって、ランプ83は消灯状態になる。また、乾
電池84を交換する際には、前記カバー部52を前記光
源本体部51から取り外すことによって、容易に乾電池
84の交換を行える。 【0048】このように、ランプ室透孔と電池収納穴と
を連通する連通孔を設けたことによって、ランプ室透孔
に配置されているランプが点灯することによって発生す
る熱を、連通孔を通して電池収納穴に導いて、収納穴内
に配置されている電池を暖めて長時間の電池使用に適す
る使用環境を得ることができる。このことによって、電
池の寿命が延びて効率良い作業を行える。 【0049】また、ランプ室透孔に配置されるランプが
配置されるランプホルダに、回動することによって点灯
状態又は消灯状態に切り換えるスイッチ機能を持たせた
ので、ランプホルダをこのランプホルダに配置したOリ
ングの押圧力に抗して回転させない限り、ランプの点灯
/消灯の切換えを行えないので、使用者が誤って点灯中
のランプを消灯させてしまうことを防止することができ
る。 【0050】さらに、光源本体部とカバー部とを一体的
に連結固定したとき、前記光源本体部とカバー部との間
に空間部を設けたことによって、ランプから発生する熱
によって暖められた熱がカバー部に直接的に伝導される
ことや外部の温度が暖められた電池に直接的に伝達され
ることを防止することができる。 【0051】なお、図6に示すように前記電池収納穴6
6に配置される乾電池84をさらに効果的に暖めるため
に、前記ランプ83で発生した熱を効率よく伝達する熱
伝達手段として熱伝導性の良い金属部材で形成した熱伝
導枠90で前記乾電池84を覆っている。このことによ
って、素早く電池を暖めることができる。 【0052】ところで、従来のバッテリ式光源において
は、バッテリ光源に設けられているスイッチを操作し忘
れることによって、不必要なときにランプを点灯状態に
して、ランプや乾電池等の寿命を縮めてしまう不具合が
頻繁に起こっていた。このため、ランプの消し忘れを防
止する機構が望まれていた。 【0053】本実施形態においてはバッテリ式光源にタ
イマーを設けている。図7に示すように本実施形態のバ
ッテリ式光源5のバッテリ光源本体91には、ランプの
点灯時間を制御するタイマ92が設けてある。このタイ
マ92には点灯時間設定スイッチ93及び作動状態切換
スイッチ94が設けられており、この点灯時間設定スイ
ッチ93によって使用する時間を設定し、その後、作動
状態切換スイッチ94を操作することによってタイマ9
2の作動を開始するとともにランプが点灯状態になって
内視鏡検査を行える。 【0054】すると、タイマ92によってランプの点灯
時間が制御されるので、たとえ検査終了後、バッテリ式
光源のランプを消し忘れてしまった場合でも設定時間経
過後にランプは消灯状態になる。なお、前記タイマ92
は、ランプを点灯させる電池により駆動する。 【0055】このように、バッテリ式光源にランプの点
灯時間を設定するタイマを設けたことによって、ランプ
を必要以上に点灯させて電池及びランプを消耗させるこ
とを防止することができる。 【0056】なお、消灯5分前など、予め設定した時間
前に警告を発する機構を設けて、検査中にランプが突然
消灯することを防止するようにしてもよい。 【0057】尚、本発明は、以上述べた実施形態のみに
限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形実施可能である。 【0058】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施形態によれば、以下の如き構成を得ることができ
る。 【0059】(1) 照明光を導光するライトガイドフ
ァイバを有し、このライトガイドファイバの光入射端を
操作部に配置した内視鏡と、前記操作部に着脱自在で、
前記ライトガイドファイバの光入射端に照明光を供給す
る照明ランプ及びこの照明ランプを点灯させる電源を有
するバッテリ式光源とを備えた内視鏡装置において、前
記バッテリ式光源に前記照明ランプから発する熱を前記
電源へ伝達する熱伝達手段を設けた内視鏡装置。 【0060】(2)前記電源は乾電池又は充電池である
付記1記載の内視鏡装置。 【0061】(3)前記熱伝達手段は、前記照明ランプ
を配置する空間部と前記乾電池又は充電池を配置する空
間部とを連通する連通孔である付記2記載の内視鏡装
置。 【0062】(4)前記熱伝達手段は、前記電源を外装
する熱伝導性の良い部材である付記1記載の内視鏡装
置。 【0063】(5)前記熱伝導性の良い部材は、金属部
材である付記4記載の内視鏡装置。 【0064】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ラ
ンプから発生する熱で積極的に電池を暖めることによっ
て電池寿命を向上させる内視鏡装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】 【図1】図1ないし図5は本発明の一実施形態に係り、
図1は内視鏡装置の概略構成を説明する図 【図2】カバー部を説明する図 【図3】光源本体部材を説明する図 【図4】光源本体部材に接点部材を配設して構成したバ
ッテリ光源本体部を説明する図 【図5】バッテリ式光源の構成を説明する断面図 【図6】バッテリ光源本体部にさらに設けた熱伝達手段
を説明する図 【図7】タイマを設けたバッテリ光源を説明する図 【図8】3Vリチウム電池CR123の温度特性を示す
図 【符号の説明】 5…バッテリ式光源 51…バッテリ光源本体部(光源本体部) 52…カバー部 55…ランプホルダ 65…ランプ室透孔 66…電池収納穴 68…連通孔 83…ランプ 84…乾電池
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 高志 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 細田 誠一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中沢 雅明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中土 一孝 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中村 剛明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−127576(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 23/24 A61B 1/06 G02B 23/26

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】被検体内を観察可能な内視鏡と、 前記内視鏡本体部に着脱自在に設けられ、前記被検体内
    を照明するための照明光を出射可能な光源と前記光源を
    点灯するための電源とを有し、前記内視鏡に前記照明光
    を供給可能なバッテリ型光源部と、 前記バッテリ型光源部内に形成され前記光源を収容可能
    な光源収容部と、 前記バッテリ型光源部内に形成され前記電源を収容可能
    な電源収容部と、 前記光源収容部と前記電源収容部とを連通する連通孔
    と、 を有することを特徴とする内視鏡装置。
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