JP3400707B2 - アンダーカット成形用金型および金型部品 - Google Patents

アンダーカット成形用金型および金型部品

Info

Publication number
JP3400707B2
JP3400707B2 JP08518598A JP8518598A JP3400707B2 JP 3400707 B2 JP3400707 B2 JP 3400707B2 JP 08518598 A JP08518598 A JP 08518598A JP 8518598 A JP8518598 A JP 8518598A JP 3400707 B2 JP3400707 B2 JP 3400707B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
rear end
guide
undercut molding
mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP08518598A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11277544A (ja
Inventor
通則 竹元
Original Assignee
通則 竹元
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 通則 竹元 filed Critical 通則 竹元
Priority to JP08518598A priority Critical patent/JP3400707B2/ja
Publication of JPH11277544A publication Critical patent/JPH11277544A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3400707B2 publication Critical patent/JP3400707B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アンダーカット
成形用金型および金型部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】下型にアンダーカット成形用のコアを斜
めに貫通し、上型を開いて成形品を下型から突き上げる
際にアンダーカット成形用コアを同時に突き上げて、コ
アの傾斜姿勢を利用してアンダーカット成形面を成形品
のアンダーカット部から外すようにした従来例の金型を
図13に示す。すなわち、100は上型、101は下
型、102はアンダーカット成形用のコア、103は突
き出し部材、104はスライドベース、105はガイド
ロッド、106はガイトプレート、107は保持台、1
08は成形品、109は突き出し手段である。
【0003】図13は成形完了の状態である。成形品1
08を取り出す際には、上型100を下型101に対し
て開き、つぎに成形品108を突き出し手段109によ
り突き上げて下型101から離す。この場合、突き出し
手段109と同時に突き出し部材103を移動してコア
102を傾斜方向に上昇させることにより、アンダーカ
ット成形面110をスライドして成形品108のアンダ
ーカット部108aから離す。このようなコア102の
上昇動作は、突き出し部材103を上昇すると、スライ
ドベース104がガイドロッド105の長手方向に沿う
ように矢印の方向にスライドし、これによってコア10
2の後端部をガイドしながらコア102を押し上げる。
なお、突き出し部材103を後退するとコア102がも
との位置にもどる。
【0004】このように、ガイドロッド105によりコ
ア102の後端側をガイドするため、コア102の摺動
がスムースにでき、またコア102を貫通させる下型1
01のガイド貫通孔101aの後端側の摺動面が磨滅す
るのを防止することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来例
は、ガイドロッド105を設けるためのスペースがコア
102の側方に必要となり、金型が大型化するととも
に、部品点数が増大し、かつ金型の組立が複雑になると
いう欠点があった。したがって、この発明の目的は、金
型を小型化でき、部品点数を削減でき、組立容易にする
ことができるアンダーカット成形用金型および金型部品
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のアンダー
カット成形用金型は、 上型と、型の開閉方向に対して
傾斜したガイド貫通孔を成形面に有して前記上型に対向
した下型と、前記ガイド貫通孔にスライド自在に挿通さ
れて先端にアンダーカット成形面を有し後端部にガイド
受け部を有するコアと、このコアの後端部に有する取付
部と、この取付部がスライド自在に取付けられて前記コ
アを前記ガイド貫通孔に沿って摺動させる突き出し部材
と、前記ガイド受け部に摺動自在に挿入して前記コアの
後端側を前記コアの移動方向にガイドするガイドロッド
とを備えたものである。
【0007】請求項1記載のアンダーカット成形用金型
によれば、コアにガイド受け部を設けてガイドロッドに
ガイドさせたため、ガイドロッドがコアの移動方向線上
に位置するので、従来例と比較して金型を小型化でき、
また部品点数を削減でき、そのため組立容易にすること
ができる。請求項2記載のアンダーカット成形用金型部
品は、上型に対向する下型の傾斜したガイド貫通孔にス
ライド自在に挿通されて後端部にガイド受け部を有する
コアと、このコアの前記後端部に設けられて前記コアを
前記先端に向けて突き出させる突き出し部材にスライド
自在に取付けられる取付部と、前記ガイド受け部に挿入
されて前記コアの後端側を前記コアの移動方向にガイド
するガイドロッドとを備えたものである。
【0008】請求項2記載のアンダーカット成形用金型
部品によれば、請求項1と同様な効果がある。請求項3
記載のアンダーカット成形用金型部品は、上型に対向す
る下型の傾斜したガイド貫通孔にスライド自在に挿通さ
れて先端にアンダーカット成形面を有し後端部にガイド
受け部を有するコアと、このコアの前記後端部に設けら
れて前記コアを前記先端に向けて突き出させる突き出し
部材にスライド自在に取付けられる取付部と、前記ガイ
ド受け部に挿入されて前記コアの後端側を前記コアの移
動方向にガイドするガイドロッドとを備えたものであ
る。
【0009】請求項3記載のアンダーカット成形用金型
部品によれば、請求項1と同様な効果がある。請求項4
記載のアンダーカット成形用金型部品は、請求項2また
は請求項3において、前記取付部が、前記コアの後端部
の型開き方向および前記コアの傾斜方向に直交する方向
に突設されたピンと、このピンをスライド自在に挿通す
るスリットを有して前記突き出し部材に取付けられるレ
ールからなるものである。
【0010】請求項4記載のアンダーカット成形用金型
部品によれば、請求項2または請求項3と同様な効果の
ほか、レールを突き出し部材に取付けることにより組立
容易にコアをスライド自在に突き出し部材に取付けるこ
とができる。請求項5記載のアンダーカット成形用金型
部品は、請求項4において、前記レールが、長方体の一
対向側面に長手方向に沿って長孔を貫通し、前記一対向
側面に隣接する両側面に長手方向に沿って前記長孔に連
通するスリットをそれぞれ形成したものであり、前記コ
アの後端部が前記長孔にスライド自在に挿通されるとと
もに前記ピンの両端が前記スリットにスライド自在に挿
通されるものである。
【0011】請求項5記載のアンダーカット成形用金型
部品によれば、請求項4と同様な効果のほか、ピンの両
端を支持する一対のスリットを1つのレールに設けるこ
とにより突き出し部材への取付けが容易になる。請求項
6記載のアンダーカット成形用金型部品は、請求項2、
請求項3、請求項4または請求項5において、前記ガイ
ドロッドがその後端部を回動自在に取付部材に取付ら
れ、前記取付部材は保持台に取付けられたものである。
【0012】請求項6記載のアンダーカット成形用金型
部品によれば、請求項2、請求項3、請求項4または請
求項5と同様な効果のほか、ガイドロッドを取付部材を
介して回動自在に保持台に取付けたため取付部材の取付
が容易になる。請求項7記載のアンダーカット成形用金
型部品は、請求項2、請求項3、請求項4または請求項
5において、前記コアの前記ガイド受け部が前記コアの
長手方向に沿って形成されて両端が開口した筒状体であ
るものである。
【0013】請求項7記載のアンダーカット成形用金型
部品によれば、請求項2、請求項3、請求項4または請
求項5と同様な効果のほか、コアの幅と同等以上の幅を
もったガイドロッドを挿入でき、小型のコアに適用可能
となる。請求項8記載のアンダーカット成形用金型部品
は、請求項2、請求項3、請求項4または請求項5にお
いて、前記コアが、アンダーカット成形面を有するコア
片と、このコア片の後端を着脱自在に取付ける着脱部を
先端に有し後端側に前記ガイド受け部を有する保持部と
からなり、この保持部の後端側に前記取付部を有する
のである。
【0014】請求項8記載のアンダーカット成形用金型
部品によれば、請求項2、請求項3、請求項4または請
求項5と同様な効果のほか、複数種類のコア片に対して
保持部を共用できるのでコアの製造が容易になる。
【0015】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態を図
1から図6により説明する。すなわち、このアンダーカ
ット成形用金型は、上型1と、下型2と、コア3と、突
き出し部材4と、ガイドロッド5とを有する。上型1
は、実施の形態において型締め時には下動し、型開き時
に上動するように構成されている。6はその成形面であ
る。
【0016】下型2は、型の開閉方向に対して傾斜した
ガイド貫通孔9を成形面に有して上型1に対向してい
る。ガイド貫通孔9の傾斜角度は成形されるべき成形品
36(図6参照)のアンダーカット部36aの形状に応
じて決定される。7aは成形品36のアンダーカット部
36aの外面側を成形する成形面、8は下型2を保持す
る型板であり、実施の形態では固定されている。10は
ガイド貫通孔9に連通する遊嵌孔である。
【0017】コア3は、ガイド貫通孔9にスライド自在
に挿通されて先端にアンダーカット成形面11を有し、
後端部に取付部12およびガイド受け部13を有する。
実施の形態の取付部12はコア3の後端部の型開き方向
およびコア3の傾斜方向に直交する方向に突設されたピ
ン14と、ピン14をスライド自在に挿通するスリット
16を有して突き出し部材4に取付けられるレール17
からなる。このレール17は、長方体の一対向側面に長
手方向に沿って長孔15を貫通し、その一対向側面に隣
接する両側面に長手方向に沿って長孔15に連通するス
リット16をそれぞれ形成している。そして、コア3の
後端部が長孔15にスライド自在に挿通されるとともに
ピン14の両端がスリット16にスライド自在に挿通さ
れるようにレール17を突き出し部材4の凹部18に取
付けている。この場合、長孔15にコア3の後端部を挿
通しスリット16を通してピン14の中央をコア3に取
付けると、ピン14の両端がスリット16に支持されて
組み合わされる。またレール17の長孔15を型の開閉
方向に直交する方向で型の開閉方向からコア3が傾斜す
る方向に向くように突き出し部材4に取付けている。
【0018】また実施の形態のガイド受け部13はコア
3の後端面より掘り込んだ盲孔である。コア3を形成す
る場合、例えば図3(e)および(f)のように、例え
ば断面角形などの棒状体にピン用孔30およびガイド受
け部13を形成しておき、ユーザが傾斜角度に応じて後
端面35を水平にカットして傾斜面35aにするととも
にアンダーカット成形面11を加工する。
【0019】突き出し部材4は、取付部12がスライド
自在に取付けられてコア3をガイド貫通孔13に沿って
摺動させる。実施の形態ではレール17を突き出し部材
4の凹部18に収納して取付け固定する。33はコア3
およびガイドロッド5を遊嵌するための遊嵌穴である。
ガイドロッド5は、ガイド受け部13に摺動自在に挿入
してコア3の後端側をコア3の移動方向にガイドする。
実施の形態のガイドロッド5はその後端部を回動自在に
取付部材20に取付け、取付部材20を保持台19に取
付けている。この取付部材20はガイドロッド5の後端
に設けた基部5aを挿通する溝34を形成し、溝34の
両側に貫通してピン21を嵌合するピン受け孔を有し、
溝34に隣接してねじ挿通孔22を形成している。ピン
21によりガイドロッド5を取付部材21に回動自在に
取付け、ねじ23をねじ挿通孔22に挿通し、保持台1
9に形成したねじ孔24にねじ込むと、取付部材20が
保持台19の凹部45に取付けられる。
【0020】このようなアンダーカット成形用金型にお
いて、アンダーカット成形用金型部品は、図2に示すよ
うに上型1に対向する下型2の傾斜したガイド貫通孔9
にスライド自在に挿通されて先端にアンダーカット成形
面11を有し後端部にガイド受け部13を有するコア3
と、このコア3の後端部に設けられてコア3を先端に向
けて突き出させる突き出し部材4にスライド自在に取付
けられる取付部12と、ガイド受け部13に挿入されて
コア3の後端側をコア3の移動方向にガイドするガイド
ロッド5とで構成されている。
【0021】図6は成形後の離型動作を示している。同
図(a)は上型1と、下型2とコア3により形成された
空洞部に成形材料が注入され硬化してアンダーカット部
36aのある成形品36が成形された状態である。同図
(b)は上型1を移動して型開きし、成形品36を露出
した状態である。同図(c)は成形品36を突き出し手
段(図示せず)によって下型2から突き出すとともに突
き出し部材4を上動させた状態である。このとき、コア
3の先端側が下型2のガイド貫通孔9にガイドされ、コ
ア3の後端側がガイドロッド5およびレール17にガイ
ドされ、ピン14がスリット16にガイドされてコア3
の後端側がレール17の長孔15の長手方向に沿って移
動しながらコア3がその長手方向にスムースに移動す
る。また成形品36は上型1の方向に移動するのでコア
3のアンダーカット成形面17が成形品36のアンダー
カット部36aから離れるように移動する。同図(d)
は突き出し部材4を最大移動位置に移動して、アンダー
カット成形面17がアンダーカット部36aから完全に
離れた状態であり、成形品36をコア3から外すことが
できる。
【0022】なお、つぎに成形する場合には、突き出し
部材4を下げ、上型1を下型2に降ろし型閉じすること
により同図(a)のようにすることができる。第1の実
施の形態によれば、コア3にガイド受け部13を設けて
ガイドロッド5にガイドさせたため、ガイドロッド5が
コア3の移動方向線上に位置するので、従来例と比較し
て金型を小型化でき、また部品点数を削減でき、そのた
め組立容易にすることができる。
【0023】また上述のアンダーカット成形用金型部品
によって、同様な作用効果を発揮することができる。さ
らに、取付部12が、コア3の後端部の型開き方向およ
びコア3の傾斜方向に直交する方向に突設されたピン1
4と、このピン14をスライド自在に挿通するスリット
16を有して突き出し部材4に取付けられるレール17
からなるため、レール17を突き出し部材4に取付ける
ことにより組立容易にコア3をスライド自在に突き出し
部材4に取付けることができる。
【0024】またレール17が、長方体の一対向側面に
長手方向に沿って長孔15を貫通し、一対向側面に隣接
する両側面に長手方向に沿って長孔15に連通するスリ
ット16をそれぞれ形成したものであり、コア3の後端
部が長孔15にスライド自在に挿通されるとともにピン
14の両端がスリット16にスライド自在に挿通される
ため、ピン14の両端を支持する一対のスリット16を
1つのレール17に設けることにより突き出し部材4へ
の取付けが容易になる。
【0025】また、ガイドロッド5がその後端部を回動
自在に取付部材20に取付られ、取付部材20は保持台
19に取付けられたため、取付部材20の取付が容易に
なる。図7はコアの変形形態であり、コアを第1の実施
の形態よりも若干細くするとともに取付部12のピン1
4を取付ける部分にピン孔39を形成するための突起3
8を設けたものである。
【0026】この発明の第2の実施の形態を図8に示
す。すなわち、このアンダーカット成形用金型は、第1
の実施の形態において、コア3のガイド受け部13はコ
ア3の長手方向に沿って形成されて両端が開口した筒状
体としたものである。また取付部材20′はねじ孔41
を形成し、保持台19に形成したねじ挿通孔42に挿通
されたねじ23の先端をねじ込んで、保持台19に形成
した凹部43に取付けている。
【0027】その他は、第1の実施の形態と同様であ
る。この発明の第3の実施の形態を図9から図12に示
す。すなわち、このアンダーカット成形用金型は、第1
の実施の形態において、コア3が、アンダーカット成形
面11を有するコア片47と、このコア片47の後端を
着脱自在に取付ける着脱部49を先端に有し後端側に取
付部12を有しさらにガイド受け部13を有する保持部
48とからなるものである。
【0028】実施の形態のコア片47は後端部の側面に
例えば凹状の引掛部50を形成し、保持部48はコア片
47の後端部に嵌合する嵌合溝51、好ましくは後端部
の隣接する3つの側面に密着して嵌合する嵌合溝51を
形成するとともに引掛部50に引っ掛かる例えば凸状の
引掛受け部52を形成し、着脱部49は保持部48にス
ライド自在に外嵌した筒体であり、その端部に延出片5
3を設け、延出片53の先端に内向き突部54を設けて
いる。着脱部49を保持部48のコア片47を嵌合した
嵌合溝51上にスライドして着脱部49でコア片47の
後端部を被覆した状態で内向き突部54を係止する凹部
55を形成している。
【0029】その他は、第1の実施の形態と同様であ
る。なお、この発明において、型開きの際に上型および
突き出し部材が可動する構成であったが、型開きの際に
上型および突き出し部材は固定し下型が移動する構成で
もよい。
【0030】
【発明の効果】請求項1記載のアンダーカット成形用金
型によれば、コアにガイド受け部を設けてガイドロッド
にガイドさせたため、ガイドロッドがコアの移動方向線
上に位置するので、従来例と比較して金型を小型化で
き、また部品点数を削減でき、そのため組立容易にする
ことができる。
【0031】請求項2記載のアンダーカット成形用金型
部品によれば、請求項1と同様な効果がある。請求項3
記載のアンダーカット成形用金型部品によれば、請求項
1と同様な効果がある。請求項4記載のアンダーカット
成形用金型部品によれば、請求項2または請求項3と同
様な効果のほか、レールを突き出し部材に取付けること
により組立容易にコアをスライド自在に突き出し部材に
取付けることができる。
【0032】請求項5記載のアンダーカット成形用金型
部品によれば、請求項4と同様な効果のほか、ピンの両
端を支持する一対のスリットを1つのレールに設けるこ
とにより突き出し部材への取付けが容易になる。請求項
6記載のアンダーカット成形用金型部品によれば、請求
項2、請求項3、請求項4または請求項5と同様な効果
のほか、ガイドロッドを取付部材を介して回動自在に保
持台に取付けたため取付部材の取付が容易になる。
【0033】請求項7記載のアンダーカット成形用金型
部品によれば、請求項2、請求項3、請求項4または請
求項5と同様な効果のほか、コアの幅と同等以上の幅を
もったガイドロッドを挿入でき、小型のコアに適用可能
となる。請求項8記載のアンダーカット成形用金型部品
によれば、請求項2、請求項3、請求項4または請求項
5と同様な効果のほか、複数種類のコア片に対して保持
部を共用できるのでコアの製造が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の型締め状態の部
分断面図である。
【図2】アンダーカット成形用金型部品の部分断面側面
図である。
【図3】コアの後端部を示すもので、(a)は正面図、
(b)はその側面図、(c)は後端面の端面図、(d)
は後端面を長手方向にみた端面図、(e)は後端面を傾
斜カットする前の状態の側面図、(f)はその端面図で
ある。
【図4】レールを示し、(a)は正面図、(b)は平面
図、(c)は断面図である。
【図5】取付部を示し、(a)は平面図、(b)は断面
図、(c)は底面図、(d)は左側面図である。
【図6】金型の開き動作を説明する説明図である。
【図7】コアの変形形態の後端部を示し、(a)は正面
図、(b)は正面図、(c)は後端面図である。
【図8】第2の実施の形態の部分断面図である。
【図9】第3の実施の形態の金型部品の断面図である。
【図10】そのコア片を示し、(a)は正面図、(b)
はその側面図である。
【図11】着脱部の平面図である。
【図12】保持部を示し、(a)は着脱部を断面した保
持部の側面図、(b)はその断面図である。
【図13】従来例の部分断面図である。
【符号の説明】
1 上型 2 下型 3 コア 4 突き出し部材 5 ガイドロッド 9 ガイド貫通孔 11 アンダーカット成形面 12 取付部 13 ガイド受け部 14 ピン 15 長孔 16 スリット 17 レール 19 保持台 20 取付部材 47 コア片 48 保持部 49 着脱部

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上型と、型の開閉方向に対して傾斜し
    たガイド貫通孔を成形面に有して前記上型に対向した下
    型と、前記ガイド貫通孔にスライド自在に挿通されて先
    端にアンダーカット成形面を有し後端部にガイド受け部
    を有するコアと、このコアの後端部に有する取付部と、
    この取付部がスライド自在に取付けられて前記コアを前
    記ガイド貫通孔に沿って摺動させる突き出し部材と、前
    記ガイド受け部に摺動自在に挿入して前記コアの後端側
    を前記コアの移動方向にガイドするガイドロッドとを備
    えたアンダーカット成形用金型。
  2. 【請求項2】 上型に対向する下型の傾斜したガイド貫
    通孔にスライド自在に挿通されて後端部にガイド受け部
    を有するコアと、このコアの前記後端部に設けられて前
    記コアを前記先端に向けて突き出させる突き出し部材に
    スライド自在に取付けられる取付部と、前記ガイド受け
    部に挿入されて前記コアの後端側を前記コアの移動方向
    にガイドするガイドロッドとを備えたアンダーカット成
    形用金型部品。
  3. 【請求項3】 上型に対向する下型の傾斜したガイド貫
    通孔にスライド自在に挿通されて先端にアンダーカット
    成形面を有し後端部にガイド受け部を有するコアと、こ
    のコアの前記後端部に設けられて前記コアを前記先端に
    向けて突き出させる突き出し部材にスライド自在に取付
    けられる取付部と、前記ガイド受け部に挿入されて前記
    コアの後端側を前記コアの移動方向にガイドするガイド
    ロッドとを備えたアンダーカット成形用金型部品。
  4. 【請求項4】 前記取付部は、前記コアの後端部の型開
    き方向および前記コアの傾斜方向に直交する方向に突設
    されたピンと、このピンをスライド自在に挿通するスリ
    ットを有して前記突き出し部材に取付けられるレールか
    らなる請求項2または請求項3記載のアンダーカット成
    形用金型部品。
  5. 【請求項5】 前記レールは、長方体の一対向側面に長
    手方向に沿って長孔を貫通し、前記一対向側面に隣接す
    る両側面に長手方向に沿って前記長孔に連通するスリッ
    トをそれぞれ形成したものであり、前記コアの後端部が
    前記長孔にスライド自在に挿通されるとともに前記ピン
    の両端が前記スリットにスライド自在に挿通される請求
    項4記載のアンダーカット成形用金型部品。
  6. 【請求項6】 前記ガイドロッドはその後端部を回動自
    在に取付部材に取付られ、前記取付部材は保持台に取付
    けられた請求項2、請求項3、請求項4または請求項5
    記載のアンダーカット成形用金型部品。
  7. 【請求項7】 前記コアの前記ガイド受け部は前記コア
    の長手方向に沿って形成されて両端が開口した筒状体で
    ある請求項2、請求項3、請求項4または請求項5記載
    のアンダーカット成形用金型部品。
  8. 【請求項8】 前記コアは、アンダーカット成形面を
    有するコア片と、このコア片の後端を着脱自在に取付け
    る着脱部を先端に有し後端側に前記ガイド受け部を有す
    る保持部とからなり、この保持部の後端側に前記取付部
    を有する請求項2、請求項3、請求項4または請求項5
    記載のアンダーカット成形用金型部品。
JP08518598A 1998-03-31 1998-03-31 アンダーカット成形用金型および金型部品 Expired - Fee Related JP3400707B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08518598A JP3400707B2 (ja) 1998-03-31 1998-03-31 アンダーカット成形用金型および金型部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08518598A JP3400707B2 (ja) 1998-03-31 1998-03-31 アンダーカット成形用金型および金型部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11277544A JPH11277544A (ja) 1999-10-12
JP3400707B2 true JP3400707B2 (ja) 2003-04-28

Family

ID=13851613

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08518598A Expired - Fee Related JP3400707B2 (ja) 1998-03-31 1998-03-31 アンダーカット成形用金型および金型部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3400707B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102107474A (zh) * 2009-12-23 2011-06-29 富甲电子(昆山)有限公司 梯形滑块结构模具
CN107696413A (zh) * 2017-11-24 2018-02-16 中山市华志模具精密设备科技有限公司 一种模具分体式铲机与行位机构

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5128791B2 (ja) * 2006-01-17 2013-01-23 高松 伸吉 アンダーカットコアエジェクター装置及び成形金型
CN102218804B (zh) * 2010-04-13 2013-07-31 台州市黄岩大盛模塑有限公司 汽车雾灯灯壳模具斜固定孔二次抽芯机构
DE202015106461U1 (de) * 2015-11-27 2015-12-04 David Erz Führungsvorrichtung für Gießwerkzeug

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102107474A (zh) * 2009-12-23 2011-06-29 富甲电子(昆山)有限公司 梯形滑块结构模具
CN107696413A (zh) * 2017-11-24 2018-02-16 中山市华志模具精密设备科技有限公司 一种模具分体式铲机与行位机构
CN107696413B (zh) * 2017-11-24 2019-06-25 中山市华志模具精密设备科技有限公司 一种模具分体式铲机与行位机构

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11277544A (ja) 1999-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6491513B1 (en) Internal core lifter and a mold incorporating the same
TWI469860B (zh) 射出成形裝置、射出成形方法及框體
JP3400707B2 (ja) アンダーカット成形用金型および金型部品
JP2010106479A (ja) ラッチ装置
JP3358487B2 (ja) 樹脂成形用金型装置
CN109414852B (zh) 底切处理机构、成型用模具及成型品
EP0501050A1 (en) Unit type mold for injection molding
JP3205974B2 (ja) 成形用金型
CN214820453U (zh) 一种按钮注塑模具
JP2003231160A (ja) 射出成形機用金型
JP2006326916A (ja) インサート成形用金型
CN215703313U (zh) 一种滑块定位机构及塑胶模具
JPH0733032B2 (ja) 射出成形金型
CN111231234A (zh) 注塑模具
JP3734738B2 (ja) 射出成形用金型
JP2001018017A (ja) プレス用パンチのリテーナー装置
JP2998529B2 (ja) 樹脂成形装置
JP2000301578A (ja) インサート成形装置およびその使用方法
JP3250897B2 (ja) 嵌合プラスチック成形品の成形連結方法及びその金型装置
JP2541324Y2 (ja) 射出成形用金型
CN216465960U (zh) 一种斜向顶出产品的机构
CN211763105U (zh) 一种塑料件的注塑模具
CN112277265B (zh) 注塑模具及注塑方法
JPH065859Y2 (ja) 射出成形装置
JPS6134097Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090221

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100221

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees