JP3400328B2 - データ記憶方法およびデータ記憶装置 - Google Patents

データ記憶方法およびデータ記憶装置

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JP3400328B2 JP35916697A JP35916697A JP3400328B2 JP 3400328 B2 JP3400328 B2 JP 3400328B2 JP 35916697 A JP35916697 A JP 35916697A JP 35916697 A JP35916697 A JP 35916697A JP 3400328 B2 JP3400328 B2 JP 3400328B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ記憶技術に
関し、特に、格納データの連続した読み出し処理の効率
化等に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にディスク制御装置は、中央処理装
置から連続データの指示が行われた場合、および中央処
理装置からのアクセスパターンが連続的であると認識し
た場合に、中央処理装置のアクセス対象データを先読み
により予めキャッシュ上に読み出しておく。これにより
中央処理装置のアクセス時にキャッシュ上のデータを転
送すればよく、ディスクドライブの動作時間を待つこと
のない分高速である。
【0003】ところが、 中央処理装置のアクセス速度> ドライブ読み出し速度
(RAID5の場合ECCグループ全体の転送速度) であると、中央処理装置のアクセスまでに先読みが完了
せず、これにより連続アクセス時の性能を低下させてし
まう。このためディスクドライブの読み出し速度を高速
化することは重要である。
【0004】このドライブ読み出し速度を向上させる方
法として、例えば、特開平08−152973号公報に
開示されている方法は、バッファ付きのディスクドライ
ブを用い、ディスクドライブそれ自体が先読みを行うも
のである。ドライブが行う先読みをここではプリフェッ
チと呼ぶことにするが、ディスク制御装置が先読みを行
う時に、同時にこのプリフェッチを行うことにより、先
読み範囲の次の範囲をドライブのバッファに読み出すこ
とができる。このときプリフェッチ動作は制御装置の要
求データのリードに引き続いて行われるため、ヘッドの
位置付け時間,回転待ちという機械的なオーバーヘッド
を必要としない。このため、プリフェッチを行うと行わ
ない場合に比べ、ディスクドライブの使用効率を向上さ
せることができ、その分、連続データアクセス時の中央
処理装置への転送速度を向上できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】デービット エイ パ
ターソンらは、ユニバーシティー・オブ・カリフォルニ
ア レポート 第UCB/CSD/87・391号(1
987年12月号)のなかで、複数のディスクドライブ
を組み合わせて、各々の組(ここではそれをECCグル
ープと呼ぶことにする)に、中央処理装置からの入出力
データを分割して記録再生し、ECCグループの一部が
一時的あるいは恒久的障害により使用不可能になった時
に、他の正常なディスクドライブから障害データを回復
できるようにするために、ECCグループの一部に冗長
データを格納する方式について報告している。この中で
彼らは冗長データ格納方式を、RAID1からRAID
5と呼ばれる5つのレベルに分類している。この5つの
レベルのうち特にRAID5は、冗長データを格納する
ディスクドライブを固定しないことにより、特定の記憶
装置に負荷が集中しない、という特徴を有している。
【0006】このため、RAID5を用いた場合、先読
みするデータ長によっては先読み対象の範囲に冗長デー
タが存在する場合が有る。冗長データはディスクドライ
ブの障害時に用いられ、通常は使用されないため、この
冗長データの範囲をも先読みすることは、バッファを構
成するメモリ媒体、およびドライブの使用効率を下げる
原因となる。
【0007】また、複数の先読みが同時に動作している
時は、ディスクドライブから見ると異なる複数の範囲が
連続してアクセスされていることである。このため、こ
の条件下でプリフェッチを動作させると、せっかくプリ
フェッチしてドライブバッファに格納したデータが、別
の先読みに付随して動作するプリフェッチにより上書き
されて無駄になってしまう可能性がある。
【0008】また、RAID5はディスクドライブのリ
ード障害が発生した時に次のようなコレクションリード
を実行して障害データを回復している。すなわち、障害
ディスクドライブを除いたECCグループの全ディスク
ドライブからデータをリードする。この時、冗長データ
もリードする。このリードしたデータと冗長データとか
ら障害データを算出し回復する。このため、ディスクド
ライブに障害が有り読み出し不可能で、コレクションリ
ードによりデータを回復を実行しながら先読みを実行す
る場合は、冗長データもリードしなくてはならない分だ
け、通常状態に比べて性能が低下する。
【0009】また、先読み以外にドライブを連続的にア
クセスする場合として、次のようなドライブコピーおよ
びコレクションコピー処理が有る。すなわち、コレクシ
ョンコピーは、ディスクドライブに障害が発生し動作不
能になった時、ECCグループの残りのドライブから障
害ドライブ上の全データを回復し、予備のディスクドラ
イブにコピーする手段である。またドライブコピーは、
1ディスクドライブ上の全データを予備ドライブにコピ
ーする手段である。中央処理装置からのI/O処理を行
いながら、ドライブコピー,コレクションコピーを行っ
た時、ドライブコピー,コレクションコピーは、コピー
元データのリード、コレクションコピー時はデータの回
復、コピー先すなわちスペアディスクドライブへのライ
ト、という処理をくり返し実行しコピーを行う。
【0010】このとき、各ディスクドライブからのリー
ドは連続的では有るが、途中で中央処理装置からの入出
力要求が発行されると、再びヘッドの位置付けが必要と
なる。このことはドライブコピー,コレクションコピー
の時のリード時間を遅延させ、コピーの所要時間を増大
させる。この場合、プリフェッチ手段を用いドライブコ
ピー,コレクションコピーのコピー元データを、プリフ
ェッチさせることによりコピー元データの読み出し速度
を高速化し、コピーの所要時間を短縮できる。
【0011】ところが、複数の先読みが同時に動作して
いる時は、ディスクドライブから見ると異なる複数の範
囲が連続アクセスされていることである。このため、こ
の条件下でプリフェッチを動作させると、せっかくプリ
フェッチしてドライブバッファに格納したデータが、別
の先読みに付随して動作するプリフェッチにより上書き
されて無駄になってしまう可能性がある。
【0012】本発明の第1の目的は、複数のデータ読み
出し要求処理が同時に動作している際に先読みを行った
場合に、ドライブ内のバッファの使用効率を高め先読み
のリード性能を向上させることにある。
【0013】また、本発明の第2の目的は、冗長記憶構
成のデータ記憶装置において先読み対象範囲に冗長デー
タを含む際に、効率良く先読みを行い、先読みのリード
性能を向上させることにある。
【0014】また、本発明の第3の目的は、冗長記憶構
成のデータ記憶装置におけるコレクションリードでの先
読みのリード性能を向上させることにある。
【0015】また、本発明の第4の目的は、冗長記憶構
成のデータ記憶装置において、ドライブコピー,コレク
ションコピーを効率良く行い、コピーの所要時間を短縮
することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ記憶方法
は、データが格納される記憶媒体と、前記記憶媒体から
読み出されたデータを一時的に保持するバッファとを有
するディスクドライブと、上位装置に接続され、前記上
位装置と前記ディスクドライブのデータ授受を制御する
記憶制御装置とを有するデータ記憶装置のデータ記憶方
法であって、前記記憶制御装置は、前記上位装置からラ
イトデータを受領した場合、前記ライトデータを複数の
データ単位に分割するとともに、前記複数のデータ単位
から少なくとも一つ以上の冗長データを生成し、前記複
数のデータ単位および前記冗長データを異なる前記ディ
スクドライブに分散して格納し、前記記憶制御装置は、
前記上位装置からデータのリード要求を受領した場合、
前記記憶制御装置内のメモリに格納されていないデータ
に関連するリード要求を、前記ディスクドライブに対し
て発行し、前記ディスクドライブは、前記記憶媒体に格
納されているデータを、前記バッファ内の複数のセグメ
ントの第1の領域に格納して、前記記憶制御装置へ転送
する一方、前記記憶制御装置から要求されたデータが冗
長データである場合であっても、前記第1の領域に格納
し、前記ディスクドライブは、前記上位装置から受領し
たリード要求のアクセス位置の次のアドレスに格納され
ている前記記憶媒体のデータを前記バッファ内の複数の
セグメントの第2の領域に対して読み込む場合に、前記
次のアドレスに格納されているデータが冗長データであ
る場合、前記冗長データのさらに次のアドレスに格納さ
れているデータを読み込むことを特徴とするものであ
る。また、本発明のデータ記憶方法においては、前記バ
ッファ管理制御論理は、データ格納用の第1のドライブ
およびそれ以外の予備の第2のドライブを備え、前記第
1のドライブが障害により動作不能となった時に、障害
の前記第1のドライブ上のデータを残りの前記第1のド
ライブから回復し、回復したデータを予備の前記第2の
ドライブに格納するコレクションコピーと、一つの前記
第1のドライブ上の全てのデータを予備の前記第2のド
ライブにコピーするドライブコピー、の少なくとも一方
を実行する場合、前記セグメントを前記コレクションコ
ピーおよび前記ドライブコピーに優先的に割り当てる
のである。また、本発明のデータ記憶方法においては、
前記上位装置から受領したリード要求のアクセス位置を
基にして算出されたアクセス回数と所定の規定値とを比
較することにより、前記上位装置からのアクセスが連続
的であるかを判定するものである。さらに、本発明のデ
ータ記憶装置は、データが格納される記憶媒体と、前記
記憶媒体から読み出されたデータを一時的に保持するバ
ッファとを有するディスクドライブと、上位装置に接続
され、前記上位装置と前記ディスクドライブのデータ授
受を制御する記憶制御装置とを有するデータ記憶装置で
あって、前記記憶制御装置は、前記上位装置からライト
データを受領した場合、前記ライトデータを複数のデー
タ単位に分割するとともに、前記複数のデータ単位から
少なくとも一つ以上の冗長データを生成し、前記複数の
データ単位および前記冗長データを異なる前記ディスク
ドライブに分散して格納し、前記記憶制御装置は、前記
上位装置からデータのリード要求を受領した場合、前記
記憶制御装置内のメモリに格納されていないデータに関
連するリード要求を、前記ディスクドライブに対して発
行し、前記ディスクドライブは、前記記憶媒体に格納さ
れているデータを、前記バッファ内の複数のセグメント
の第1の領域に格納して、前記記憶制御装置へ転送する
一方、前記記憶制御装置から要求されたデータが冗長デ
ータである場合であっても、前記第1の領域に格納し、
前記ディスクドライブは、前記上位装置から受領したリ
ード要求のアクセス位置の次のアドレスに格納されてい
る前記記憶媒体のデータを前記バッファ内の複数のセグ
メントの第2の領域に対して読み込む場合に、前記次の
アドレスに格納されているデータが冗長データである場
合、前記冗長データのさらに次のアドレスに格納されて
いるデータを読み込むことを特徴とするものである。ま
た、本発明のデータ記憶装置においては、前記バッファ
管理制御論理は、データ格納用の第1のドライブおよび
それ以外の予備の第2のドライブを備え、前記第1のド
ライブが障害により動作不能となった時に、障害の前記
第1のドライブ上のデータを残りの前記第1のドライブ
から回復し、回復したデータを予備の前記第2のドライ
ブに格納するコレクションコピーと、一つの前記第1の
ドライブ上の全てのデータを予備の前記第2のドライブ
にコピーするドライブコピー、 の少なくとも一方を実行
する場合、前記セグメントを前記コレクションコピーお
よび前記ドライブコピーに優先的に割り当てるものであ
る。また、本発明のデータ記憶装置においては、前記上
位装置から受領したリード要求のアクセス位置を基にし
て算出されたアクセス回数と所定の規定値とを比較する
ことにより、前記上位装置からのアクセスが連続的であ
るかを判定する手段を有するものである。
【0017】より具体的には、一例として、第1の目的
を達成するため、本発明によるデータ記憶装置は、ドラ
イブバッファを幾つかの領域(セグメント)に分割す
る、バッファ分割手段と、幾つかの先読みが同時並行的
に動作している時に、記憶制御装置が、先読みしたデー
タに対する上位装置のアクセス頻度により先読みの優先
順位を決定し、優先順位の高いものからセグメントを割
り当て、セグメントを割り当てられた先読みのみドライ
ブにプリフェッチさせる、セグメント割り当て手段を有
する構成とすることができる。
【0018】また、第2の目的を達成するため、本発明
によるデータ記憶装置は、リード対象範囲を記録メディ
アから読み出した後、それに引き続くデータをプリフェ
ッチする際に、プリフェッチ対象範囲が冗長データの場
合、冗長データをスキップし、冗長データの次のアドレ
スからプリフェッチする冗長データスキップ手段を有す
る構成とすることができる。
【0019】第3の目的を達成するため、本発明による
データ記憶装置は、ドライブの障害を検出する障害検出
手段、およびドライブに障害が発生した場合に先読みを
行う際に、ドライブに対して冗長データをプリフェッチ
対象であることを指示し、冗長データをプリフェッチさ
せる冗長データプリフェッチ手段を有する構成とするこ
とができる。
【0020】第4の目的を達成するため、本発明による
データ記憶装置は、ドライブコピー,コレクションコピ
ー時に、冗長データをプリフェッチ対象として、プリフ
ェッチする冗長データプリフェッチ手段と、先読み,ド
ライブコピー,コレクションコピー実行時に、ドライブ
コピー,コレクションコピーにセグメントを優先的に割
り当て、セグメントを割り当てられた先読み,ドライブ
コピー,コレクションコピーのみドライブにプリフェッ
チさせる、セグメント割り当て手段を有する構成とする
ことができる。
【0021】上位装置からのリード要求受信時に、連続
データ指示の有無または上位装置のアクセスパターンを
判定し、連続的であると判定した場合に、プリフェッチ
指示付きで先読みを行うことにより、ドライブに先読み
範囲の次の範囲をプリフェッチさせる。この時、冗長デ
ータスキップ手段を用いることにより、プリフェッチの
実行効率を向上させ、ドライブの占有時間を削減し、先
読み時のドライブの待ち時間を削減し、またドライブの
応答時間を削減し、連続データアクセス時における上位
装置への転送速度を向上できる。
【0022】先読み実行時に、先読みを行ったデータに
対する上位装置のアクセスの頻度を判定しアクセス頻度
によりセグメントを割り当てるセグメント割り当て手段
により、プリフェッチ済みのデータが、別の先読みによ
り上書きされてしまうのを防止し、セグメントのヒット
率を向上させ、先読みの読み出し速度を高速化し、シス
テム全体として上位装置へのデータ転送速度を向上でき
る。
【0023】ドライブが障害により読み出し不可能とな
った時に先読みを行う場合に、冗長データプリフェッチ
手段を用いることにより、障害ドライブのデータを回復
するために必要となる冗長データの読み出しを高速に行
うことができ、障害データの回復を高速に行うことがで
き、コレクションリード時の上位装置へのリードデータ
の転送速度を向上できる。
【0024】ドライブコピー,コレクションコピー実行
時に、先読み実行中の有無、アクセス頻度、およびドラ
イブコピー,コレクションコピー実行の有無によりセグ
メントを割り当て、割り当てたセグメントに対してプリ
フェッチさせることにより、プリフェッチ済みのデータ
が、別の先読み,ドライブコピー,コレクションコピー
により上書きされてしまうのを防止し、セグメントのヒ
ット率を向上させ、ドライブコピー,コレクションコピ
ーを効率良く行い、コピーの所要時間を短縮できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0026】(実施の形態1) 図1は、本発明の第1の実施の形態であるデータ記憶装
置を含む情報処理システムの構成の一例を示す概念図で
ある。本実施の形態では、データ記憶装置の一例とし
て、冗長記憶構成のディスク記憶装置に適用した場合を
例に採って説明する。
【0027】本実施の形態の情報処理システムは、中央
処理装置10と、ディスク制御装置20、および記憶装
置として独立動作可能な8台のディスクドライブ300
からなるディスク記憶装置で構成されている。
【0028】本実施の形態のディスク記憶装置は、7台
のディスクドライブ300(ディスクドライブ300a
〜300g)でECCグループ(障害時のデータ回復の
単位)を構成し、残りの1台は予備ディスクドライブ3
00hである。中央処理装置10とディスク制御装置2
0とはチャネルパス60を介して結合され、ディスク制
御装置20とディスクドライブ300は、それぞれ独立
に動作可能なドライブパス70で接続されている。
【0029】ディスク制御装置20の内部は、ホストI
/F40と、データ分割/再生器50と、マイクロプロ
セッサ30と、キャッシュメモリ110と、キャッシュ
ディレクトリ120が設けられた共用メモリ140と、
冗長データ生成器130と、ドライブコントローラ80
で構成されている。ホストI/F40およびデータ分割
/再生器50はチャネルパス60とキャッシュメモリ1
10とマイクロプロセッサ30と信号線によって結合さ
れている。
【0030】また、本実施の形態の場合には、共用メモ
リ140の一部には、後述のような構成の先読みテーブ
ル150およびコピーテーブル160が設定されてい
る。
【0031】マイクロプロセッサ30は、キャッシュメ
モリ110と、キャッシュディレクトリ120と、冗長
データ生成器130と、ドライブコントローラ80に対
して、信号線により結合されており、各々マイクロプロ
セッサ30内のマイクロプログラムで実現される、キャ
ッシュメモリ参照手段31、キャッシュディレクトリ参
照手段32、パリティ生成器制御手段34、差分データ
生成器制御手段35、ドライブコントローラ制御手段3
6により制御される。またマイクロプロセッサ30は、
当該マイクロプロセッサ30内のマイクロプログラムに
より、中央処理装置10からの順次アクセスの指定の有
無をチェックする手段として順次アクセスモード判定手
段38、中央処理装置10からのリード/ライトデータ
から実際のディスクドライブ300上の記憶位置を算出
するマッピング演算手段39を有する。
【0032】キャッシュメモリ110と、キャッシュデ
ィレクトリ120と、冗長データ生成器130は信号線
により結合されている。キャッシュメモリ110はドラ
イブコントローラ80と信号線により結合されており相
互にデータ転送が可能となっている。またキャッシュメ
モリ110は、中央処理装置10からのライトデータを
格納するライト面111と、ディスクドライブ300か
らリードしたデータを格納するリード面112に分割さ
れており、リード面112,ライト面111には、それ
ぞれ、セクター長に分割した単位であるスロット113
〜118がある。
【0033】図2は本実施の形態のディスク記憶装置を
構成するディスクドライブ300の構成の一例を示す概
念図である。本実施の形態では、ディスクドライブ30
0は、一例として、たとえば、磁気ディスクを記憶媒体
とする磁気ディスクドライブからなる。
【0034】ディスクドライブ300内の、ディスクI
/F310と、ドライブバッファ330と、磁気ディス
ク等の回転型記憶媒体からなる記録メディア350の動
作を制御するディスク制御器340は、それぞれ、マイ
クロプロセッサ320と信号線によって結合されてお
り、それぞれマイクロプロセッサ320により制御され
る。
【0035】本実施の形態の場合、ドライブバッファ3
30内には複数のセグメント360から376が配置さ
れている。セグメント360は、先読み指示の有無に関
係なく、ディスク制御装置20の要求範囲のリード時に
用いられるセグメントであり、セグメント361から3
76の16個は、先読み指示等に応じて動的な割り当て
が行われるプリフェッチ用のセグメントである。
【0036】また、マイクロプロセッサ320は、マイ
クロプロセッサ320内のマイクロプログラムにより、
ディスクI/F310を制御し、ディスク制御装置20
からの要求を受信するディスクI/F制御手段321
と、ドライブバッファ330内の各セグメント360か
ら376を参照するドライブバッファ参照手段322
と、セグメントをディスク制御装置20からアクセスさ
れた順序で管理するドライブバッファ管理手段323
と、ディスク制御器340を制御するディスク制御器制
御手段324とを有している。
【0037】図3は、冗長記憶構成の本実施の形態のデ
ィスク記憶装置において、中央処理装置との間における
入出力データの、ディスクドライブへのマッピング方法
の一例を示す概念図である。
【0038】まず第1列目の一番右側に冗長データP0
00を配置し、第2列以降はその前の列のパリティの位
置より1つ左側になるようにして、1つ前の列の冗長デ
ータ格納位置が一番左の場合は一番右側になるように冗
長データP001〜P004を配置する。中央処理装置
10からのライトデータの分割D000〜D029は、
冗長データのすぐ右側から、但し冗長データが最も右に
ある時には、一番左側から順にマッピングする。各列の
冗長データは、各列のデータ、例えばD000からD0
05の各々の排他的論理和と等しくなるように生成さ
れ、格納されており、各列のデータの1つに障害が発生
した場合には、その列内の残りのデータと冗長データの
排他的論理和で障害データを回復できる。
【0039】図4は、図1に例示した、本実施の形態に
おける冗長記憶構成のディスク記憶装置を含む情報処理
システムの、より詳細な構成の一例を示す概念図であ
る。この図4の構成におけるディスク制御装置20にお
いて、図1のチャネルパス60は、チャネルパス260
−1〜260−8に、図1のホストI/F40およびデ
ータ分割/再生器50はホストアダプタ231−1〜2
31−2に、図1のマイクロプロセッサ30,ドライブ
コントローラ80,冗長データ生成器130は、ディス
クアダプタ233−1〜233−4に、図1のキャッシ
ュメモリ110は、キャッシュメモリ232−1〜23
2−2に、図1のキャッシュディレクトリ120は、共
用メモリ234−1〜234−2にそれぞれ対応してい
る。
【0040】ディスク制御装置20の、これらの各部
は、データ転送パス237−1〜237−2を介して相
互に接続され、さらに、これらの各部は、制御部内通信
バス236を介して、サービスプロセッサ235に接続
されている。サービスプロセッサ235は、保守端末2
50を介して保守員に操作される。
【0041】また、図1のドライブパス70は、ドライ
ブパス270−1〜270−4、ドライブパス270−
5〜270−8、ドライブパス270−9〜270−1
2、ドライブパス270−13〜270−16に対応す
る。
【0042】図1のディスクドライブ300は、記憶装
置部240を構成する複数のディスクドライブボックス
241−1〜241−2に含まれる、ディスクドライブ
242−1〜242−32、ディスクドライブ242−
33〜242−64、に対応する。
【0043】図1ではECCグループは1つであった
が、図4においては、合計8つのECCグループを有す
る。ディスクドライブ242−1〜242−7,242
−9〜242−15,242−17〜241−23,2
42−25〜242−31,がそれぞれECCグループ
である。なお、ディスクドライブ242−8,242−
16,242−24,242−32は予備ディスクドラ
イブである。ディスクドライブ242−33〜242−
64についても同様である。
【0044】図5は、本実施の形態のディスク記憶装置
にて用いられる先読みテーブル150の構成の一例を示
す概念図である。本実施の形態の先読みテーブルは15
0は、論理デバイス番号150a,ホスト指定のデータ
セット範囲150b毎に、前回ホストアクセス位置15
0c、ホストアクセス回数150d、前回アクセス時刻
150e、平均到着頻度(平均アクセス間隔150
f)、先読み順位150g、先読み実行中flag15
0h、対象セグメント番号150i、等の各種制御情報
を格納し、これらにより各データセット毎の先読みの実
行状態を管理するものである。
【0045】図6は、本実施の形態のディスク記憶装置
にて用いられるコピーテーブル160の構成の一例を示
す概念図である。本実施の形態では、ディスクドライブ
の各々にドライブ番号を割り当て、そのドライブ番号
(コピー対象ドライブ番号160a)毎にコピーの進捗
を示すコピーポインタ160b、ディスクドライブに指
定したセグメント番号160cを管理する。
【0046】今、このような構成を持つ本実施の形態の
ディスク記憶装置に対し、ホスト(中央処理装置10)
からリード要求が発行された場合のディスク制御装置2
0内のマイクロプロセッサ30の動作の一例を図7およ
び図8に示すフローチャートを用いて説明する。
【0047】ステップ1000でホストからリード要求
が発行された時、ステップ1100に進み、要求データ
がキャッシュメモリ110上に存在するか判定する。こ
れは、キャッシュディレクトリ参照手段32が、キャッ
シュディレクトリ120を参照し判定する。キャッシュ
メモリ110上に存在しない時は、ステップ1200に
進みホスト要求データをディスクドライブからキャッシ
ュメモリ110に転送し、その後、ステップ1300
で、キャッシュメモリ110上のデータをホストに転送
する。ホスト要求データがキャッシュメモリ110上に
存在する時は、ステップ1300に進み、キャッシュメ
モリ110上のデータをホストに転送する。次にステッ
プ1400で、ホストからのリード要求の際に指定され
たデータセット範囲を調べ、データセット長が既定値以
上か判定する。これは、ある程度以上の長さのデータセ
ットのみ先読み対象とするためである。規定値以下の場
合はステップ1500に進み処理終了する。既定値以上
の場合はステップ1600に進み、先読みテーブル15
0上に同一の論理デバイス番号150a,データセット
範囲150bが登録済みか判定する。未登録の場合はス
テップ1700に進み、論理デバイス番号150a,デ
ータセット範囲150bを登録する。次にステップ18
00に進み、先読みテーブル150を用い平均アクセス
間隔150fを算出する。
【0048】すなわち先読みテーブル150から読出さ
れる、平均アクセス間隔150fをHm、ホストアクセ
ス回数150dをN、前回アクセス時刻150eをT
L、とし、現在時刻をTNとすると、今回の平均アクセ
ス間隔150f(Hm)は、 Hm = {Hm×N+(TN−TL)}/(N+1) で算出され、これを先読みテーブル150の平均アクセ
ス間隔150fに格納する。次にステップ1900に進
み、先読みテーブル150の、前回アクセス時刻150
eに現在時刻を格納する。次にステップ2000に進
み、ホスト連続データ指示の有無を判定する。ホスト連
続データ指示がない場合、ステップ2100に進む。
【0049】ステップ2100からステップ2500
は、ホストのアクセスが連続的であるかどうかを判定す
るものである。以下順に説明する。まず、ステップ21
00で、先読みテーブル150上のアクセス回数150
dに1を加算する。次にステップ2200に進み、前回
アクセス位置(150c)+1が今回のアクセス位置か
を先読みテーブル150により判定する。前回のアクセ
ス位置(150c)+1が今回のアクセス位置でない場
合は、ステップ2400に進み、先読みテーブル150
の前回アクセス位置150cに今回のアクセス位置を格
納し、ステップ2700に進み、処理終了する。前回ア
クセス位置(150c)+1が今回のアクセス位置の場
合、ステップ2300に進み、先読みテーブル150の
前回アクセス位置150cに今回アクセス位置を格納す
る。次に、ステップ2500に進み、アクセス回数15
0dが既定値以上かを判定し、既定値以下の場合はステ
ップ2700に進み、処理終了する。
【0050】アクセス回数150dが既定値より多い
時、またはホストから連続データ指示がある場合は、ス
テップ2600に進み、先読みテーブル150の先読み
実行中flag150hを参照し、同一データセット内
で先読みが実行されているか判定する。先読みが既に実
行されている場合はステップ2700に進み、処理終了
する。先読み未実施の場合はステップ3000に進み、
先読みテーブル150全体のなかで、当該データセット
の先読みの優先順位を決定する。これは、当該データセ
ットの平均アクセス間隔150fより短い平均アクセス
間隔150fを持つデータセットが、いくつあるかとい
うことから決定する。次にステップ3100に進み、ド
ライブ状態参照手段33を用い、ドライブコピー,コレ
クションコピー実行中かを判定する。ドライブコピー,
コレクションコピー実行中の場合、ステップ3200に
進み、使用可能セグメント数を、 実装セグメント数− (ドライブコピー,コレクションコ
ピー実行数) とする。これは、ドライブコピー,コレクションコピー
用にセグメント361〜376のいくつかを優先的に割
り当て、その分、先読み用のセグメントの使用を制限す
るためである。次にステップ3300に進み、先読みの
優先順位が使用可能セグメント数以内かを判定する。使
用可能セグメント数以上の場合はステップ3400に進
み、先読み時にプリフェッチ指示しないことを決定す
る。次にステップ3500に進み、当該先読みが前回プ
リフェッチを実行したかを判定する。プリフェッチ未実
行の場合、ステップ3600でプリフェッチ時のセグメ
ント番号を新たに割り当てる。新たなセグメント番号
は、前回の優先順位が16番の先読みが使用していた、
セグメント番号を割り当てる。前回プリフェッチ実行の
場合は、ステップ3700に進み、指定セグメント番号
として、前回用いたセグメント番号を割り当てる。次に
ステップ3800に進み、ドライブ状態参照手段33を
用いドライブ状態を参照する。次にステップ3900に
進みコレクションアクセス状態の場合は、ステップ40
00に進み、冗長データをも先読みと、プリフェッチ対
象とする。次にステップ4100に進み、先読み対象ド
ライブ,各ドライブのリード対象範囲を算出する。次に
ステップ4200に進み、先読み対象ドライブ毎に、リ
ード開始,リードデータ長,プリフェッチ指示有り/な
し,プリフェッチ指示有りの時はセグメント番号,冗長
データのスキップ有り/なしを指定し、目的のディスク
ドライブ300にリード要求を発行する。次に、ステッ
プ4300で要求したデータをキャッシュメモリ110
に格納する。
【0051】次にディスク制御装置20からリード要求
を受け付けた時のディスクドライブ300の動作を図9
のフローチャートを用いて説明する。
【0052】まず、ステップ5000で、ディスク制御
装置20からのリード要求を、ディスクI/F制御手段
321が、ディスクI/F310を用いて受信する。こ
の時、リード要求範囲(リード開始アドレス,転送デー
タ長),プリフェッチ指示の有り/なし,セグメント番
号の指定有り/なし,冗長データのスキップの有り/な
し等の情報を受信する。次にステップ5100に進み、
プリフェッチ指示のない場合はステップ5500に進
み、プリフェッチ指示の有る場合は、ステップ5200
に進む。ステップ5200では、プリフェッチ対象範囲
を算出する。プリフェッチ対象範囲は、先頭アドレスが
ディスク制御装置20のリード要求範囲の次のアドレス
で、データ長がセグメントサイズである。ただしこの範
囲に冗長データが有り、冗長データスキップを指示され
ている時は、この分を対象範囲としない。次にステップ
5300に進み、セグメント番号の指示がない場合に
は、ステップ5400に進む。ステップ5400では、
プリフェッチ用のセグメントとして、ドライブバッファ
管理手段323により、ディスク制御装置20により、
セグメント361〜376の中から最も過去に参照され
たセグメントを割り当て、ステップ5500に進む。ス
テップ5300でセグメント指定有りの場合は、ステッ
プ5500に進む。ステップ5500では、ディスク制
御器340がディスク制御装置20の要求範囲の先頭ア
ドレスにヘッドを位置付けて、ディスク制御装置20の
要求範囲をセグメント360に転送する。これに同期し
て、ディスクI/F310はセグメント360に転送し
たデータをディスクI/F310を通してディスク制御
装置20に転送する。ステップ5600で、これをディ
スク制御装置20の要求範囲が、全てセグメント360
に格納されるまで実行する。
【0053】次にステップ5700に進み、プリフェッ
チ指示有りか判定を行う。プリフェッチ指示がない場合
はステップ5800に進み処理を終了する。プリフェッ
チ指示がある場合はステップ5900に進み、ディスク
制御装置20の要求データのリードに続いて、プリフェ
ッチを実行する。この時データを格納するのは、ディス
ク制御装置20による指定のセグメントまたはステップ
5400で算出したセグメントである。プリフェッチ実
行中にステップ6000からステップ6300の判定を
行う。まず、ステップ6000はプリフェッチ対象範囲
をセグメントに転送完了かを判定する。転送完了の場合
はステップ6100に進み処理終了する。ステップ62
00は今まさにリードしようとしているアドレスが、冗
長データに該当するかを判定するものである。冗長デー
タに該当する場合はステップ6300に進み、冗長デー
タのスキップの指示が有るかを判定する。冗長データの
スキップの指示が有る場合は、ステップ6400で冗長
データの範囲をスキップする。これは、ディスク制御器
制御手段324が、ディスク制御器340を用い、記録
メディア350の次のリード位置までヘッドを移動させ
る。その後、ステップ6500に進みプリフェッチを再
開する。冗長データスキップ指示がない場合は冗長デー
タの範囲も継続してプリフェッチする。この処理はステ
ップ6000の判定で対象範囲リード完了となるまで実
行する。
【0054】ドライブコピー,コレクションコピー時
の、ディスク制御装置20内のマイクロプロセッサ30
の動作の一例を図10に示すフローチャート等を参照し
て説明する。
【0055】まずステップ7000で前回プリフェッチ
を実行したか、すなわちドライブコピー,コレクション
コピー用にセグメントが割り当て済みかを判定する。こ
れはコピーテーブル160のセグメント番号160cが
確定しているかどうかで判定する。セグメントが割り当
てられていない場合はステップ7100に進み、先読み
テーブル150を参照し、優先順位16位の先読みが使
用しているセグメント番号を割り当てる。セグメントが
既に割当済みの場合はステップ7200に進み、前回使
用したセグメントを用いプリフェッチすることにする。
次にステップ7300に進みリード対象ドライブ,各ド
ライブのリード対象範囲を参照する。ドライブコピー時
は、コピー元の1ディスクドライブと、コピーポインタ
160bの示すアドレスから所定長の範囲が対象とな
る。またコレクションコピー時には、ECC内の障害デ
ィスクドライブ以外の全ディスクドライブ300と、各
々のディスクドライブ300のコピーポインタ160b
の示すアドレスから所定長の範囲が対象となる。次にス
テップ7400に進み、各コピー対象のディスクドライ
ブ300に対してリード要求を発行する。この時、各々
のディスクドライブ300に対し、リード対象アドレ
ス,データ長,セグメント番号として先に求めた番号,
冗長データのスキップなしを指定する。次にステップ7
500に進み、ディスクドライブ300からリードした
データをキャッシュメモリ110に格納する。次にステ
ップ7600に進み、コレクションコピーか判定し、コ
レクションコピーの場合はステップ7700に進む。ス
テップ7700では、ステップ7500でキャッシュメ
モリ110上に格納されたデータから、冗長データ生成
器130を用い障害ディスクドライブ上のデータを回復
する。次にステップ7800に進み、ステップ7700
で回復したデータ、あるいはドライブコピーの場合はス
テップ7500でディスクドライブ300(300a〜
300g)からリードしたデータを、予備ディスクドラ
イブ300hにライトする。次にステップ7900に進
み、コピー完了かを判定する。これはコピーテーブル1
60のコピーポインタ160bが、ディスクドライブ3
00の最大アドレスに達したかどうかで判定する。コピ
ー完了の時はステップ8000に進み処理終了する。コ
ピー未完了の時はステップ8100にすすむ。ステップ
8100では、コピーポインタ160bに1を加算し
て、ステップ7000に進み、次のコピーポインタ16
0bの示すアドレスからのコピーを開始する。
【0056】このように、本実施の形態のディスク記憶
装置によれば、複数のディスクドライブ300に対し
て、中央処理装置10から到来する書き込みデータを当
該書き込みデータから生成された冗長データとともに分
散して格納する冗長記憶構成のディスク記憶装置におい
て、中央処理装置10からの複数のデータ読み出し要求
処理が同時に動作している際に先読みを行った場合に、
ディスクドライブ300内のドライブバッファ330の
使用効率を高め、先読みのリード性能を向上させること
ができる、という効果が得られる。
【0057】また、先読み対象範囲に冗長データを含む
際に、効率良く先読みを行い、先読みのリード性能を向
上させることができる、という効果が得られる。
【0058】また、ディスクドライブ300a〜300
gの1台における障害発生時のコレクションリードでの
先読みのリード性能を向上させることができる、という
効果が得られる。
【0059】また、ディスクドライブ300a〜300
gや予備ディスクドライブ300hの間におけるドライ
ブコピー,コレクションコピーを効率良く行い、コピー
の所要時間を短縮することができる、という効果が得ら
れる。
【0060】(実施の形態2) 次に、図11を参照して、本発明のデータ記憶装置の第
2の実施の形態の一例について説明する。
【0061】この第2の実施の形態における図11の装
置構成は、図1から、パリティ生成器制御手段34,冗
長データ生成器130,コピーテーブル160を除いた
ものである。また、中央処理装置10からの入出力アド
レスと、ディスクドライブ300のアドレスは1対1に
対応しており、図1に例示されたマッピング演算手段3
9,および図3に例示したマッピングは不要である。こ
のような構成を持つディスク記憶装置に対し、ホストか
らリード要求が発行された場合のディスク制御装置20
内のマイクロプロセッサ30の動作は、前述の図7,図
8,図9に例示されたフローチャートのようになる。但
し、図8のステップ4200の冗長データスキップ処理
は不要である。また、図9のステップ6200からステ
ップ6500は冗長データが存在しないため不要であ
る。詳細の動作については第1の実施の形態と同様であ
る。
【0062】この本実施の形態のディスク記憶装置によ
れば、中央処理装置10との間で授受される入出力デー
タのアドレスと、ディスクドライブ300上の格納位置
とが1対1に対応した、非冗長記憶構成のディスク記憶
装置において、複数のデータ読み出し要求処理が同時に
動作している際に先読みを行った場合に、ドライブ内の
バッファの使用効率を高め先読みのリード性能を向上さ
せることができる、という効果が得られる。
【0063】次に、たとえばデータ記憶装置の動作を外
部から観察することによって、上述の各実施の形態に例
示したような本発明の各種機能が実装されているか否か
を判別する方法の一例について説明する。
【0064】たとえば、図1に例示される構成の装置の
場合、ドライブパス70が、SCSIバスの場合には、
ECCグループを構成する一つのドライブの当該ドライ
ブパス70にSCSIモニタ400を接続し、さらに、
当該ECCグループ内に複数のデータセット1,...
nを作成する。
【0065】そして、以下の確認条件#1〜#6よう
な、各動作を意図的に行い、その時、SCSIモニタ4
00を介して、装置の挙動を観測する。ただし、以下の
説明で、データセットm(1≦m≦n)の、SCSIモ
ニタ400が接続されたドライブ300a上の領域を、
領域mと呼ぶ。
【0066】<確認条件#1>図1や図4に例示された
冗長記憶構成、あるいは図11に例示された非冗長記憶
構成のデータ記憶装置で、本発明のようにディスクドラ
イブにおけるバッファを複数のセグメントに分割する管
理が行われているか、を確認する。
【0067】.中央処理装置10から、領域mに対し
てシーケンシャル指示付きでリードコマンドを発行。
【0068】.の後、十分時間をおいてから領域m
以外の領域にリードコマンド発行。
【0069】.の次のアドレスにリードコマンド発
行。
【0070】このような確認条件#1の場合、もし、上
述のような本発明の機能が実装されている場合には、以
下のような観察結果が、SCSIモニタ400を介して
得られる。
【0071】すなわち、ディスクドライブ300にて、
記録メディア350からドライブバッファ330に対し
てプリフェッチが行われているならば、において、デ
ィスクドライブ300では、ヘッド位置づけのためのオ
ーバーヘッドがなく、ディスクドライブ300がリード
コマンドを受領してからデータ転送が開始されるまでの
時間間隔(読み出しオーバーヘッド)が発生しない。
【0072】<確認条件#2>ディスクドライブ上のバ
ッファを複数のセグメントに分割して管理する場合、個
々のセグメント毎に、上位装置からのリード要求のアク
セス順序を管理し、最も過去にアクセスされたセグメン
トを他のリード要求に対応した先読みに割り当てる操作
(LRU管理)が行われているか、を確認する。
【0073】.中央処理装置10から、領域1からm
に対して、順にシーケンシャル指示付きでリードコマン
ドを発行。ただし、各リードコマンドの発行の間には十
分時間をおく。
【0074】.領域1に対してリードコマンド発行。
【0075】.領域mに対してリードコマンド発行。
【0076】この確認条件#2の場合、ドライブバッフ
ァ330の複数のセグメントにおいてLRU管理が行わ
れている場合、において、領域1に対するプリフェッ
チデータはすでに上書き済のため、ヘッド位置付け時間
に相当する読み出しオーバーヘッドが発生する。
【0077】また、において領域mに対するプリフェ
ッチデータは存在し、読み出しオーバーヘッドは発生し
ない。
【0078】<確認条件#3>複数のリード要求に対応
した複数の先読みが並行的に動作している時に、先読み
したデータに対する上位装置のアクセス頻度により、先
読みの優先順位を決定し、優先順位の高い先読みからセ
グメントを割り当てる操作が行われているか、を確認す
る。
【0079】.データセット1からnに対して、シー
ケンシャル指示付きでリードコマンドを発行。この時、
各データセット毎のアクセス回数は、データセット1<
データセット2...<データセットnとする。
【0080】.領域nから1の順にシーケンシャル指
示付きで1度ずつリードコマンドを発行。
【0081】.領域1に対してリードコマンド発行。
【0082】.領域nに対してリードコマンド発行。
【0083】この時、本発明のように、データセット毎
のアクセス頻度に応じたセグメントの割り当てが行われ
ている場合、で領域1に対するプリフェッチは行われ
ないため、においてヘッド位置付け時間に相当する読
み出しオーバーヘッドが発生する。
【0084】で領域nに対するプリフェッチは行われ
るため、においてヘッド位置付け時間に相当する読み
出しオーバーヘッドが発生しない。
【0085】通常、SCSIではデータセットを意識で
きないので、この方法により、確認が可能である。
【0086】<確認条件#4>冗長記憶構成のデータ記
憶装置において、ディスクドライブにおける先読み時
に、冗長データのスキップ動作が行われているか、を確
認する。
【0087】RAID5構成のECCグループ内のデー
タセット1に対してシーケンシャル指示付きで、連続す
るアドレスに対して順次リードコマンドを発行する。
【0088】この時、RAID5構成の場合、各領域は
冗長データにより分割されている。したがって、本発明
のように冗長データスキップ機能を有しない場合、領域
1のリードにおいて、ヘッド位置付け時間に相当する読
み出しオーバーヘッドが発生する。換言すれば、本発明
の冗長データスキップ機能を有している場合、領域1の
リードにおいて、ヘッド位置付け時間に相当する読み出
しオーバーヘッドは発生しない。
【0089】<確認条件#5>冗長記憶構成のデータ記
憶装置において、コレクションリードの実行時に、ディ
スクドライブにおける冗長データの先読み動作が行われ
ているか、を確認する。
【0090】.RAID5構成のECCグループ内に
おいて、SCSIモニタ400が装着されたディスクド
ライブ300a以外のディスクドライブ300b〜30
0gのうちの一つのを抜去して意図的にエラー(コレク
ションリード実行)状態にする。
【0091】.データセット1に対してシーケンシャ
ル指示付きで、連続するアドレスに対して順次リードコ
マンド発行。
【0092】この時、本発明のように、コレクションリ
ード時に冗長データのプリフェッチを行っている場合
は、領域1のリードにおいて、読み出しオーバーヘッド
が発生しない。
【0093】<確認条件#6>冗長記憶構成のデータ記
憶装置において、ドライブコピーの実行時におけるディ
スクドライブでの先読みが実行されているか、を確認す
る。
【0094】SCSIモニタ400が装着されたディス
クドライブ300aをコピー元としてドライブコピー実
行。
【0095】この時、本発明のように、ドライブコピー
時にプリフェッチを行っている場合には、SCSIモニ
タ400が装着されたディスクドライブ300aでは読
み出しオーバーヘッドは発生しない。
【0096】以上により、本発明の各種機能が実装され
ているか否かを、SCSIモニタ400を介して確認す
ることができる。
【0097】以上本発明者によってなされた発明を実施
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0098】たとえば、ディスクドライブとしては、回
転型記憶媒体として磁気ディスクを備えた磁気ディスク
ドライブ等に限らず、光ディスク、光磁気ディスク、D
VD−RAM、等の一般の回転型記憶媒体を備えたディ
スクドライブを広く用いることができる。
【0099】
【発明の効果】本発明のデータ記憶装置によれば、複数
のデータ読み出し要求処理が同時に動作している際に先
読みを行った場合に、ドライブ内のバッファの使用効率
を高め先読みのリード性能を向上させることができる、
という効果が得られる。
【0100】また、冗長記憶構成のデータ記憶装置にお
いて先読み対象範囲に冗長データを含む際に、効率良く
先読みを行い、先読みのリード性能を向上させることが
できる、という効果が得られる。
【0101】また、冗長記憶構成のデータ記憶装置にお
けるコレクションリードでの先読みのリード性能を向上
させることができる、という効果が得られる。
【0102】また、冗長記憶構成のデータ記憶装置にお
いて、ドライブコピー,コレクションコピーを効率良く
行い、コピーの所要時間を短縮することができる、とい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態であるデータ記憶装
置を含む情報処理システムの構成の一例を示す概念図で
ある。
【図2】本発明の一実施の形態であるディスク記憶装置
を構成するディスクドライブの構成の一例を示す概念図
である。
【図3】本発明の一実施の形態である冗長記憶構成のデ
ィスク記憶装置において、中央処理装置との間における
入出力データの、ディスクドライブへのマッピング方法
の一例を示す概念図である。
【図4】図1に例示した本実施の形態における情報処理
システムの、より詳細な構成の一例を示す概念図であ
る。
【図5】本発明の一実施の形態であるディスク記憶装置
にて用いられる先読みテーブルの構成の一例を示す概念
図である。
【図6】本発明の一実施の形態であるディスク記憶装置
にて用いられるコピーテーブルの構成の一例を示す概念
図である。
【図7】図8とともに、本発明の一実施の形態であるデ
ィスク記憶装置を構成する記憶制御装置の作用の一例を
示すフローチャートである。
【図8】図7とともに、本発明の一実施の形態であるデ
ィスク記憶装置を構成する記憶制御装置の作用の一例を
示すフローチャートである。
【図9】本発明の一実施の形態であるディスク記憶装置
を構成するドライブの作用の一例を示すフローチャート
である。
【図10】本発明の一実施の形態であるディスク記憶装
置を構成するドライブの作用の一例を示すフローチャー
トである。
【図11】本発明のデータ記憶装置の第2の実施の形態
の構成の一例を示す概念図である。
【符号の説明】
10…中央処理装置、20…ディスク制御装置、30…
マイクロプロセッサ、31…キャッシュメモリ参照手
段、32…キャッシュディレクトリ参照手段、33…ド
ライブ状態参照手段、34…パリティ生成器制御手段、
35…差分データ生成器制御手段、36…ドライブコン
トローラ制御手段、38…順次アクセスモード判定手
段、39…マッピング演算手段、40…ホストI/F、
50…データ分割/再生器、60…チャネルパス、70
…ドライブパス、80…ドライブコントローラ、110
…キャッシュメモリ、111…ライト面、112…リー
ド面、113〜118…スロット、120…キャッシュ
ディレクトリ、130…冗長データ生成器、140…共
用メモリ、150…先読みテーブル、150a…論理デ
バイス番号、150b…データセット範囲、150c…
前回ホストアクセス位置、150d…ホストアクセス回
数、150e…前回アクセス時刻、150f…平均アク
セス間隔、150g…先読み順位、150h…先読み実
行中flag、150i…対象セグメント番号、160
…コピーテーブル、160a…コピー対象ドライブ番
号、160b…コピーポインタ、160c…セグメント
番号、231−1〜231−2…ホストアダプタ、23
2−1〜232−2…キャッシュメモリ、233−1〜
233−4…ディスクアダプタ、234−1〜234−
2…共用メモリ、235…サービスプロセッサ、236
…制御部内通信バス、237−1〜237−2…データ
転送パス、240…記憶装置部、242−1〜242−
32…ディスクドライブ、242−33〜242−64
…ディスクドライブ、250…保守端末、260−1〜
260−8…チャネルパス、270−1〜270−4…
ドライブパス、270−5〜270−8…ドライブパ
ス、270−9〜270−12…ドライブパス、270
−13〜270−16…ドライブパス、300(300
a〜300g)…ディスクドライブ、300(300
h)…予備ディスクドライブ、310…ディスクI/
F、320…マイクロプロセッサ、321…ディスクI
/F制御手段、322…ドライブバッファ参照手段、3
23…ドライブバッファ管理手段、324…ディスク制
御器制御手段、330…ドライブバッファ、340…デ
ィスク制御器、350…記録メディア、360〜376
…セグメント、400…SCSIモニタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾形 幹人 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式 会社日立製作所 ストレージシステム事 業部内 (56)参考文献 特開 平8−185271(JP,A) 特開 平5−108277(JP,A) 特開 平7−36633(JP,A) 特開 平7−210335(JP,A) 特開 平7−110788(JP,A) 国際公開97/33224(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/06 G06F 12/08

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データが格納される記憶媒体と、前記記
    憶媒体から読み出されたデータを一時的に保持するバッ
    ファとを有するディスクドライブと、上位装置に接続さ
    れ、前記上位装置と前記ディスクドライブのデータ授受
    を制御する記憶制御装置とを有するデータ記憶装置のデ
    ータ記憶方法であって、 前記記憶制御装置は、前記上位装置からライトデータを
    受領した場合、前記ライトデータを複数のデータ単位に
    分割するとともに、前記複数のデータ単位から少なくと
    も一つ以上の冗長データを生成し、前記複数のデータ単
    位および前記冗長データを異なる前記ディスクドライブ
    に分散して格納し、 前記記憶制御装置は、前記上位装置からデータのリード
    要求を受領した場合、前記記憶制御装置内のメモリに格
    納されていないデータに関連するリード要求を、前記デ
    ィスクドライブに対して発行し、 前記ディスクドライブは、前記記憶媒体に格納されてい
    るデータを、前記バッファ内の複数のセグメントの第1
    の領域に格納して、前記記憶制御装置へ転送する一方、
    前記記憶制御装置から要求されたデータが冗長データで
    ある場合であっても、前記第1の領域に格納し、 前記ディスクドライブは、前記上位装置から受領したリ
    ード要求のアクセス位置の次のアドレスに格納されてい
    る前記記憶媒体のデータを前記バッファ内の複数のセグ
    メントの第2の領域に対して読み込む場合に、前記次の
    アドレスに格納されているデータが冗長データである場
    合、前記冗長データのさらに次のアドレスに格納されて
    いるデータを読み込むことを特徴とするデータ記憶方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータ記憶方法におい
    て、 前記バッファ管理制御論理は、 データ格納用の第1のドライブおよびそれ以外の予備の
    第2のドライブを備え、前記第1のドライブが障害によ
    り動作不能となった時に、障害の前記第1のドライブ上
    のデータを残りの前記第1のドライブから回復し、回復
    したデータを予備の前記第2のドライブに格納するコレ
    クションコピーと、一つの前記第1のドライブ上の全て
    のデータを予備の前記第2のドライブにコピーするドラ
    イブコピー、の少なくとも一方を実行する場合、前記セ
    グメントを前記コレクションコピ ーおよび前記ドライブ
    コピーに優先的に割り当てることを特徴とするデータ記
    憶方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のデータ記憶方法におい
    て、 前記上位装置から受領したリード要求のアクセス位置を
    基にして算出されたアクセス回数と所定の規定値とを比
    較することにより、前記上位装置からのアクセスが連続
    的であるかを判定することを特徴とするデータ記憶方
    法。
  4. 【請求項4】 データが格納される記憶媒体と、前記記
    憶媒体から読み出されたデータを一時的に保持するバッ
    ファとを有するディスクドライブと、上位装置に接続さ
    れ、前記上位装置と前記ディスクドライブのデータ授受
    を制御する記憶制御装置とを有するデータ記憶装置であ
    って、 前記記憶制御装置は、前記上位装置からライトデータを
    受領した場合、前記ライトデータを複数のデータ単位に
    分割するとともに、前記複数のデータ単位から少なくと
    も一つ以上の冗長データを生成し、前記複数のデータ単
    位および前記冗長データを異なる前記ディスクドライブ
    に分散して格納し、 前記記憶制御装置は、前記上位装置からデータのリード
    要求を受領した場合、前記記憶制御装置内のメモリに格
    納されていないデータに関連するリード要求を、前記デ
    ィスクドライブに対して発行し、 前記ディスクドライブは、前記記憶媒体に格納されてい
    るデータを、前記バッファ内の複数のセグメントの第1
    の領域に格納して、前記記憶制御装置へ転送する一方、
    前記記憶制御装置から要求されたデータが冗長データで
    ある場合であっても、前記第1の領域に格納し、 前記ディスクドライブは、前記上位装置から受領したリ
    ード要求のアクセス位置の次のアドレスに格納されてい
    る前記記憶媒体のデータを前記バッファ内の複数のセグ
    メントの第2の領域に対して読み込む場合に、前記次の
    アドレスに格納されているデータが冗長データである場
    合、前記冗長データのさらに次のアドレスに格納されて
    いるデータを読み込むことを特徴とするデータ記憶装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のデータ記憶装置におい
    て、 前記バッファ管理制御論理は、 データ格納用の第1のドライブおよびそれ以外の予備の
    第2のドライブを備え 、前記第1のドライブが障害によ
    り動作不能となった時に、障害の前記第1のドライブ上
    のデータを残りの前記第1のドライブから回復し、回復
    したデータを予備の前記第2のドライブに格納するコレ
    クションコピーと、一つの前記第1のドライブ上の全て
    のデータを予備の前記第2のドライブにコピーするドラ
    イブコピー、の少なくとも一方を実行する場合、前記セ
    グメントを前記コレクションコピーおよび前記ドライブ
    コピーに優先的に割り当てることを特徴とするデータ記
    憶装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のデータ記憶装置におい
    て、 前記上位装置から受領したリード要求のアクセス位置を
    基にして算出されたアクセス回数と所定の規定値とを比
    較することにより、前記上位装置からのアクセスが連続
    的であるかを判定する手段を有することを特徴とするデ
    ータ記憶装置。
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