JP3398678B2 - スイッチング方式 - Google Patents

スイッチング方式

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JP3398678B2
JP3398678B2 JP31397697A JP31397697A JP3398678B2 JP 3398678 B2 JP3398678 B2 JP 3398678B2 JP 31397697 A JP31397697 A JP 31397697A JP 31397697 A JP31397697 A JP 31397697A JP 3398678 B2 JP3398678 B2 JP 3398678B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチング方
式、特に異なるサービス種別にわたる複数の加入者線信
号を振り分けるスイッチング方式に関わり、より詳しく
は、時分割多重化されたアクセス側ハイウェイのチャン
ネルをそのサービス種別毎および信号種別毎に複数のノ
ード側ハイウェイに振り分けるチャンネル統合スイッチ
ング方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル交換機においては、異なるサ
ービス種別の加入者線信号が時分割多重化されたアクセ
ス側ハイウェイのチャンネルを前記サービス種別に対応
したノード側ハイウェイにスイッチング回路を用いて振
り分けている。従来では、このような振り分けを行う際
には、まず前記アクセス側ハイウェイの複数種類のチャ
ンネルを音声・データや制御信号といった信号種別に分
離した上で、これら信号種別毎にサービス種別の振り分
けを行っていた。
【0003】このような従来のスイッチング方式の構成
を図6に示す。従来のスイッチング方式は、アクセス系
終端回路62、二つのスイッチング回路631,632
およびスイッチ制御回路641,642、そしてサービ
ス種別に対応した二つのノード系終端回路191,19
2から構成される。なお、簡単のため、ここでは異なる
サービス種別としてアナログ加入者線とISDN加入者
線を収容した場合を例に説明する。図6において、アク
セス系装置60は、異なるサービス種別の加入者線信
号、すなわちディジタル化されたアナログ加入者線信号
やISDN加入者線信号を時分割多重化してハイウェイ
(HW)と呼ばれる伝送路61に送出する。このアクセ
ス側HW61上の時分割多重化された加入者線信号は、
音声・データや制御信号といった複数種類のチャンネル
から構成されている。
【0004】アクセス側HW61を介して時分割多重化
された加入者線信号を受信したアクセス系終端回路62
は、前記複数種類のチャンネルから構成された加入者線
信号を信号種別、すなわち音声・データと制御信号に分
離する。このアクセス系終端回路62で分離された前記
音声・データはスイッチング回路631に、また制御信
号はスイッチング回路632に入力される。従来のスイ
ッチング方式では、これら二つのスイッチング回路63
1,632は、通信路の容量を確保するために時間スイ
ッチ(T)と空間スイッチ(S)を組み合わせたTST
の3段構成とするのが一般的である。
【0005】前記スイッチング回路631と632は、
それぞれスイッチ制御回路641と642によって制御
され、音声・データと制御信号をそれぞれサービス種別
に振り分ける。すなわち、スイッチング回路631は、
各サービス種別に振り分けられた音声・データを、アナ
ログ加入者線に対応した第1のノード系終端回路1
とISDN加入者線に対応した第2のノード系終端回路
2とに、ノード側HW651aと651bとを介し
て出力する。また、制御信号についても同様に、前記第
1のノード系終端回路11と前記第2のノード系終端
回路12とにノード側HW652aと65bとを介
して出力する。そしてこれら二つのノード系終端回路1
1と12は、上述のように信号種別毎にサービス種
別に振り分けられたチャンネルをアナログ加入者専用ノ
ード装置191とISDN加入者線用ノード系装置19
2にそれぞれ所定のフォーマットにしたがって送出す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のスイッ
チング方式は、加入者線信号の振り分けを信号種別毎に
行うため、時分割多重化された加入者線信号を信号種別
ごとに分離するアクセス系終端回路62がスイッチング
回路の前段に必要となる。また、スイッチング回路が複
数必要となり、これらのスイッチング回路を制御するス
イッチ制御回路も複数必要となる。さらに、振り分けを
行う際にはこれら複数のスイッチング回路631,63
2間で同期をとる必要があるため、図6には図示しない
が、同期化回路を備えなければならない。その結果、回
路構成が複雑になるとともに、ハードウェア量が多くな
ることからシステムの価格が高くなるという欠点があっ
た。特に、スイッチング回路をTSTの3段構成とした
場合には、回路構成、特に制御回路の複雑化およびシス
テム価格の上昇が問題となっていた。
【0007】本発明は、このような問題を解決するため
になされたものであり、その目的は、複数種類のチャン
ネルから構成される時分割多重化された加入者線信号を
振り分けるチャンネル統合スイッチング方式を比較的簡
単な回路構成で実現し、スイッチングシステムをより安
価に提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明にかかるスイッチング方式は、異なるサ
ービス種別にわたる複数の加入者線信号が時分割多重化
され、前記加入者線信号の信号種別が音声・データのチ
ャンネルと前記加入者線信号の信号種別が制御信号のチ
ャンネルとが対をなすアクセス側ハイウェイ(HW)
と、前記サービス種別に対応する複数のノード系終端回
路または専用線接続装置毎に設けられ、前記音声・デー
タのチャンネルが振り分けられるハイウェイと前記制御
信号のチャンネルが振り分けられるハイウェイとからな
複数のノード側ハイウェイ(HW)と、前記アクセス
側HWと前記ノード側HWとを収容し、前記アクセス側
HWと前記ノード側HWとの間を交換接続するスイッチ
ング回路と、このスイッチング回路の前記アクセス側H
Wと前記ノード側HWとの間の接続状態を制御するスイ
ッチ制御手段とからなり、前記スイッチ制御手段は、前
記サービス種別および前記チャンネルの信号種別に対応
して前記スイッチング回路の接続パスを指定する通話路
制御手段と、この通話路制御手段によって指定された前
記接続パスを記憶する保持メモリとを備え、この保持メ
モリに記憶された前記接続パスに従って前記スイッチン
グ回路の前記アクセス側HWと前記ノード側HWとの間
の接続状態を制御することを特徴とするものである。
【0009】上記スイッチング回路の接続状態は、上記
保持メモリに記憶された内容、すなわち上記接続パスに
よって一意に決定される。本発明においては、上記通話
路制御手段が、上記保持メモリの内容をサービス種別お
よび信号種別に基づいて管理する。したがってアクセス
側HWの所定のTSに位置するチャンネルをサービス種
別毎および信号種別毎に所定のノード側HWの所定のT
Sに交換接続することができる。これによってアクセス
側HWの時分割多重化された加入者線信号を信号種別に
分離することなくチャンネルの振り分けをすることがで
きる。したがって、複数の信号種別を含む複数種類のチ
ャンネルを1個のスイッチング回路で振り分けることが
できる。その結果、信号種別に分離する必要がなくな
り、前記スイッチング回路の前段に上記アクセス系終端
回路62(図6)のような分離回路を設ける必要がな
い。また、信号種別間でスイッチングの同期をとる必要
がないので、同期化回路が不要となる。
【0010】本発明においてサービス種別とは、加入者
線信号の規格によって決まるサービスの種別をいうもの
とする。具体的には、アナログ加入者線信号、ISDN
加入者線信号や専用線回線信号の差違に加え、電気・光
などの通信媒体や伝送速度等が異なれば異なるサービス
種別として扱われる。また、信号種別とは、加入者線信
号に含まれる情報の種別をいい、具体的には音声・デー
タ信号と制御信号などがあげられる。また、本発明にか
かるスイッチング方式において、スイッチング回路に収
容されたノード側HWに振り分けられたチャンネルは、
ノード系終端回路を介して各サービス種別に対応したノ
ード系装置に出力される他、専用線を収容している場合
などには、ノード系装置である専用線接続装置に直接出
力されていても良い。
【0011】また、近年のLSI技術の発達を背景にし
て、大容量のスイッチング回路を1個の時間スイッチで
構成できるようになってきた。そこで本発明のうち、請
求項2に記載されたスイッチング方式は、上記スイッチ
ング回路をT1段構成としたことを特徴とする。このよ
うにスイッチング回路をT1段構成とすることによって
スイッチング回路自体の構成が簡単になることに加え
て、スイッチ制御回路も保持メモリ1個で構成すること
ができ、従来のようにスイッチング回路をTST3段構
成とした場合と比べて、システム構成、特に制御回路の
構成が簡単となる。
【0012】本発明にかかるスイッチング方式におい
て、上記スイッチ制御手段、特に通話路制御手段は、上
記アクセス側HWと上記ノード側HWとの間の接続パス
が一意に決まれば、上記スイッチング回路の接続パスを
どのように指定してもよい。たとえば請求項3に記載さ
れた発明のように、時分割多重化された複数の加入者線
信号のタイムスロットが所定のアクセス側HWフォーマ
ットに従っており、このタイムスロットに含まれるチャ
ンネルの振り分け先として所定のノード側HWフォーマ
ットの所定のタイムスロットを前記チャンネルのサービ
ス種別および信号種別に基づいてあらかじめ決定してお
いてもよい。
【0013】本発明において、上記ノード系終端回路
は、上述のようにして振り分けられた一連のチャンネル
を所定のフォーマットに変換して各サービス種別に対応
したノード系装置に送出する。そのうち請求項4に記載
された発明は、上記ノード系終端回路が、上記スイッチ
ング回路が上記ノード側HWフォーマットに従って上
ード側HWに振り分けた前記複数種類のチャンネル
を、前記対応するサービス種別ごとにSDHフォーマッ
トにマッピングすることを特徴とするスイッチング方式
である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実
施の形態を示すブロック図である。本実施の形態にかか
るスイッチング方式は、図1に示すように、アクセス側
HW11とノード側HW16a,16b,17a,17
bを収容し、前記アクセス側HWから入力される時分割
多重化信号を一時蓄積する通話メモリを備えたT1段の
スイッチング回路12、前記スイッチング回路12を制
御するにスイッチ制御手段を構成するスイッチ制御回路
13、通話路制御装置14およびワークステーション1
5から構成されている。ここでスイッチ制御回路13
は、図示しない保持メモリを備え、後述するように前記
保持メモリの記憶内容に基づいてT1段のスイッチング
回路12の交換接続を制御する。また、通話路制御装置
14とワークステーション15は、通話路制御手段を構
成する。
【0015】また、上記スイッチング回路12には、異
なるサービス種別にわたるデジタル加入者線信号を時分
割多重化して送出するアクセス系装置10が前記アクセ
ス側HW11を介して接続されている。ここでアクセス
系装置10は、加入者側の端末とともに、例えば加入者
からのアナログ信号をディジタル信号に変換する加入者
線インターフェース装置や、ディジタル化された加入者
信号やISDN加入者信号を集線し多重化する集線装置
などを含むものとする。さらには、他の交換機を結ぶ中
継線との接続を行う同期端局装置もここでいうアクセス
系装置の一つと考えることができる。また、ノード側H
W16a,16bと17a,17bを介して、それぞれ
アナログ加入者線用ノード系装置191とISDN加入
者線用ノード系装置192とに対応したノード終端回路
181と182が接続されている。なお、以下の説明に
おいては、異なるサービス種別として、アナログ加入者
線信号とISDN加入者線信号を扱うことを前提として
説明する。
【0016】次にチャンネルの振り分けについて説明す
る。アクセス系装置10は、デジタル化されたアナログ
加入者線信号とISDN加入者線信号を図2に示すアク
セス側HWフォーマットにしたがって時分割多重化し、
スイッチング回路12に送出する。上記スイッチング回
路12では、そのの接続状態をスイッチ制御回路13と
通信路制御回路14とワークステーション15から構成
されるスイッチ制御手段によってT1段のスイッチング
回路12の接続状態を制御することにより、時分割多重
化された加入者信号のチャンネルの振り分けを行い、図
2に示したアクセス側HWフォーマットを図3に示すよ
うなノード側HWフォーマットに変換する。なお、図3
におけるHW#0,HW#1,HW#2,HW#3は、
それぞれ図1のノード側HW16a,16b,17a,
17bに対応する。
【0017】図3によれば、HW#0とHW#1は、そ
れぞれアナログ加入者線信号の音声・データと制御信
号、HW#2とHW#3は、それぞれISDN加入者線
信号の音声・データと制御信号である。このようにサー
ビス種別毎および信号種別毎に振り分けられたチャンネ
ルは、サービス種別毎にノード系終端回路181と18
2において音声・データと制御信号がSDHフォーマッ
トにマッピングされ、それぞれアナログ加入者線用ノー
ド系装置191とISDN加入者線用ノード系装置19
2とに送出される。
【0018】本実施の形態における接続状態の制御は次
のようなものである。図4の概念図を参照して以下に説
明する。すなわち、ワークステーション15は、アドレ
ス側HW11上の時分割多重化された加入者線信号を構
成するチャンネルのサービス種別(アナログ加入者線ま
たはISDN加入者線)および信号種別(音声・データ
または制御信号)に対応したパス設定オーダを前記通話
路制御装置14に送出し、この通話路制御装置14は、
前記ワークステーション15からの前記パス設定オーダ
にしたがってスイッチング回路13を構成する前記保持
メモリの内容を変更する。
【0019】より具体的には、ワークステーション15
は、上述のサービス種別および信号種別に基づいてあら
かじめ決められたアクセス側HWのタイムスロット(T
S)番号とノード側HWのTS番号とを指定するパス設
定オーダを通話路制御装置14に送出する。このように
アクセス側HWのTS番号とノード側HWのTS番号と
を指定することによってパスが一意に決まる。そしてワ
ークステーション15は、このようなパス設定オーダを
連続して出力する。通話路制御装置14は、上記ワーク
ステーション15から受信した上記パス設定オーダにし
たがって、接続されるべきアクセス側HWのTS番号に
対応したアドレスとノード側HWのTS番号を表すデー
タをスイッチ制御回路13の保持メモリに記憶させる。
より詳しくは、ここでいうアドレスとは、所定のTSの
チャンネルが蓄積されるスイッチング回路12の通話メ
モリのアドレスを表し、データとは、前記アドレスで指
定されたメモリ領域に蓄積されたチャンネルを読み出す
先を表す。したがって、換言するならば、通話路制御装
置14は、ワークステーション15から入力されたアク
セス側HWのTS番号とノード側HWのTS番号の対を
実際のスイッチング回路12の通話メモリ上のアドレス
と出力先を表すデータに変換する作用を有する。このよ
うな作用は、例えばルックアップテーブルなどを用いる
ことで実現することができる。
【0020】このように本実施の形態においては、通話
路制御装置14およびワークステーション15によって
スイッチ制御回路12を構成する保持メモリの内容、す
なわちアドレス/データを、チャンネルのサービス種別
および信号種別に基づいて変更することによって、前記
アドレスによって定まるアクセス側HWのTS番号のチ
ャンネルが前記データによって定まるノード側HWのT
S番号に振り分けられるようにスイッチング回路12の
接続状態を制御することができる。これによって複数種
類のチャンネルから構成される時分割多重化された加入
者線信号をサービス種別(アナログ加入者線またはIS
DN加入者線)および信号種別(音声・データまたは制
御信号)に応じて振り分けることができる。なお、ノー
ド系装置191,192からアクセス系装置10への信
号伝送は、上記動作の反対の処理がおこなわれる。
【0021】本実施の形態にかかるスイッチング方式で
は、スイッチング回路12で複数種類のチャンネルの振
り分けを行うので、信号種別に分離する回路も同期化回
路も不要である。また、特にスイッチング回路12はT
1段で構成するので、従来に比べて制御回路を中心とし
てシステム構成が簡単になり、ひいてはスイッチングシ
ステムを安価に提供することができる。
【0022】次に本発明の第2の実施の形態について図
5を参照して説明する。本実施の形態にかかるスイッチ
ング方式では、スイッチング回路が収容するサービス種
別が、第1の実施の形態で扱ったアナログ加入者線とI
SDN加入者線に加えて専用線がある。
【0023】図5は第2の実施の形態にかかるスイッチ
ング方式の構成を示すブロック図である。なお、上述し
た第1の実施の形態と共通する部分については、同一番
号を付すこととし、その詳細な説明は省略する。ここに
示すように、スイッチング回路22は、専用線接続装置
24に接続された専用線用ノード側HW23を収容して
いる。アクセス側HW11とアナログ加入者線に対応し
たノード側HW16a,16b、ISDN加入者線に対
応したノード側HW17a,17bを収容している点に
ついては、上述した第1の実施の形態と同じである。ア
クセス系装置20は、ディジタル化されたアナログ加入
者線信号とISDN加入者線信号と専用線信号とを所定
のアクセス系HWフォーマットにしたがって時分割多重
化し、アクセス側HWに送出する。
【0024】スイッチング回路22は、T1段で構成さ
れている。より詳しく述べるならば、スイッチング回路
22は、フォワード(アクセス系HWからノード系HW
への交換接続)用のT1段の時間スイッチとバックワー
ド(ノード系HWからアクセス系HWへの交換接続)用
のT1段の時間スイッチとを備えている。これらのT1
段の時間スイッチは、シーケンシャルライト(Sequenti
al Write),ランダムリード(Random Read)、ランダ
ムライト(Random Write),シーケンシャルリード(Se
quential Read)のいずれの方法でもよいが、2以上の
アクセス側HWを収容する場合などは、柔軟な交換接続
制御を行うためには、望ましくはランダムライト(Rand
om Write),ランダムリード(RandomRead)が可能であ
ることが望ましい。また、上述のような時間スイッチに
よるスイッチング回路は、通話メモリを備えたLSIに
よって実現することができる。
【0025】本実施の形態においても、第1の実施の形
態と同様に、スイッチ制御手段は、スイッチ制御回路1
3、通話路制御装置14およびワークステーション15
から構成される。制御方法も、ワークステーション15
が上述のサービス種別(アナログ加入者線、ISDN加
入者線または専用線)および信号種別(音声・データま
たは制御信号)に基づいてあらかじめ決められたアクセ
ス側HWのタイムスロット(TS)番号とノード側HW
のTS番号とを指定するパス設定オーダを通話路制御装
置14に送出し、通話路制御装置14が前記パス設定オ
ーダにしたがって接続されるべきアクセス側HWのTS
番号に対応したアドレスとノード側HWのTS番号を表
すデータをスイッチ制御回路13の図示しない保持メモ
リに記憶させ、スイッチ制御回路13が前記保持メモリ
の記憶内容に基づいてスイッチング回路の接続状態を制
御する点で上述した第1の実施の形態と同様である。こ
のようにサービス種別および信号種別に対応して保持メ
モリの内容を変更することにより、各種チャンネルの振
り分けを実現する。
【0026】このように本実施の形態にかかるスイッチ
ング方式では、1個のスイッチング回路でチャンネルの
振り分けを行うので、時分割多重化された加入者線信号
を信号種別毎に分離する分離回路や複数のスイッチング
回路間の同期をとる同期回路が不要となる。したがっ
て、簡単な回路構成でスイッチング方式を実現すること
ができる。
【0027】なお、上述の実施の形態では、簡単の為
に、アナログ加入者線、ISDN加入者線、専用線をサ
ービス種別として例示したが、実際には、アナログ/デ
ィジタルの違いに加えて、伝送速度、インターフェース
(光インタフェースまたは電気インターフェース)、サ
ービス内容(ISDNやPHSなど)によってもサービ
ス種別が区別される。また、スイッチング回路に収容さ
れるアクセス系HWは1本として説明をしたが、本発明
にかかるスイッチング方式では、アクセス系HWのTS
番号とノード系HWのTS番号との接続パスが指定でき
る限り、複数のアクセス系HWをスイッチング回路に収
容することも可能である。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数種類
のチャンネルから構成される時分割多重化された加入者
線信号を振り分けるチャンネル統合スイッチング方式
を、信号種別に分離することなく1個のスイッチング回
路で実現することができるので、前記加入者線信号を信
号種別毎に分離する分離回路をスイッチング回路の前段
に設ける必要もなく、また複数のスイッチング回路間の
同期をとる同期回路が不要となり、ハードウェア構成が
簡単になる。このように比較的簡単な回路構成でシステ
ムを構成できることによって、スイッチングシステムを
より安価に提供することが可能になる。
【0029】また、請求項2に記載された発明によれ
ば、スイッチング回路がT1段構成となるので、スイッ
チ制御回路も保持メモリ1個で構成することができ、ス
イッチングシステムのハードウェア構成、特に制御回路
の構成が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態にかかるスイッチ
ング方式の構成を示すプロック図である。
【図2】 前記スイッチング方式におけるアクセス側H
Wフォーマットの一例を示す図である。
【図3】 前記スイッチング方式におけるノード側HW
フォーマットの一例を示す図である。
【図4】 前記スイッチング方式における制御方法を説
明するための概念図である。
【図5】 本発明の第2の実施の形態にかかるスイッチ
ング方式の構成を示すプロック図である。
【図6】 従来のスイッチング方式の一構成例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
10、20…アクセス系装置、11…アクセス側HW、
12、22…スイッチング回路、13…スイッチ制御回
路、14…通話路制御装置、15…ワークステーショ
ン、16a、16b、17a、17b、23…ノード側
HW、181、182…ノード系終端回路、191、1
92…ノード系装置、24…専用線接続装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 幸貴 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 美根 匡 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 柏木 勉 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−70348(JP,A) 特開 平9−23491(JP,A) 特開 昭63−127696(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 11/04 H04M 3/00 H04Q 3/545

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なるサービス種別にわたる複数の加入
    者線信号が時分割多重化され、前記加入者線信号の信号
    種別が音声・データのチャンネルと前記加入者線信号の
    信号種別が制御信号のチャンネルとが対をなすアクセス
    側ハイウェイと、 前記サービス種別に対応する複数のノード系終端回路ま
    たは専用線接続装置毎に設けられ、前記音声・データの
    チャンネルが振り分けられるハイウェイと前記制御信号
    のチャンネルが振り分けられるハイウェイとからなる
    数のノード側ハイウェイと、 前記アクセス側ハイウェイと前記ノード側ハイウェイと
    を収容し、前記アクセス側ハイウェイと前記ノード側ハ
    イウェイとの間を交換接続するスイッチング回路と、 このスイッチング回路の前記アクセス側ハイウェイと前
    記ノード側ハイウェイとの間の接続状態を制御するスイ
    ッチ制御手段とからなり 記スイッチ制御手段は、 前記サービス種別および前記チャンネルの信号種別に対
    応して前記スイッチング回路の接続パスを指定する通話
    路制御手段と、 この通話路制御手段によって指定された前記接続パスを
    記憶する保持メモリとを備え、 この保持メモリに記憶された前記接続パスに従って前記
    スイッチング回路の前記アクセス側ハイウェイと前記ノ
    ード側ハイウェイとの間の接続状態を制御することを特
    徴とするスイッチング方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたスイッチング方式
    において、 前記スイッチング回路は、 T1段の時間スイッチで構成されることを特徴とするス
    イッチング方式。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載されたス
    イッチング方式において、 前記時分割多重化された複数の加入者線信号のタイムス
    ロットは、所定のアクセス側ハイウェイフォーマットに
    従っており、 前記通話路制御手段は、 前記タイムスロットに含まれるチャンネルの振り分け先
    として所定のノード側ハイウェイフォーマットの所定の
    タイムスロットを前記チャンネルのサービス種別および
    信号種別に基づいてあらかじめ決定しておくことにより
    前記接続パスを指定することを特徴とするスイッチング
    方式。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載されたスイッチング方式
    において、 前記ノード系終端回路は、 前記スイッチング回路が前記ノード側ハイウェイフォー
    マットに従って前記ノード側ハイウェイに振り分けた前
    記複数種類のチャンネルを、前記対応するサービス種別
    ごとにSDHフォーマットにマッピングすることを特徴
    とするスイッチング方式。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    されたスイッチング方式において、前記異なるサービス種別にわたる複数の加入者線信号
    は、 アナログ加入者線信号とISDN加入者線信号を含む
    とを特徴とするスイッチング方式
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