JP3397719B2 - 電気通信網による呼の保留・接続方法 - Google Patents

電気通信網による呼の保留・接続方法

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JP3397719B2
JP3397719B2 JP13262699A JP13262699A JP3397719B2 JP 3397719 B2 JP3397719 B2 JP 3397719B2 JP 13262699 A JP13262699 A JP 13262699A JP 13262699 A JP13262699 A JP 13262699A JP 3397719 B2 JP3397719 B2 JP 3397719B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話サービスを主体と
して電気通信サービスシステムにおいて、電気通信網の
発信者が着信先加入者に対して発呼したとき、着信先加
入者の判断によって発信者からの呼を電気通信網内の保
留装置に接続して待機させ、発信者と着信先加入者との
接続の確率を増大させるようにした電気通信網による呼
の保留・接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばカスタマサポート(商品
名)に代表されるような複数の回線を持つ特定の加入者
に、大量の呼が同時に着信して、その加入者の通信受付
者が全て対応中であった場合には、発信者から発呼して
も通信中で接続されないか、あるいは加入者設備である
音声応答情報収集装置からの自動応答により、発信者端
末と通信回線を接続して加入者の通信受付者が応答可能
になるまで待機する必要があった。前者では、発信者は
通信中のトーンを聞いて発信をあきらめることが多く、
後者では、通信回線をその発信者が占有したまま待機さ
せられることが多かった。従って、回線が全て塞がった
状態で、発信者と加入者とが必ず通信を行うことができ
るようにするためには、加入者設備として音声応答情報
収集装置を設置する必要があり、その場合には、初期導
入費用が増大するという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の電
話サービスでは、複数回線を持つ特定加入者の受付者が
全回線に対応中のときに着信があった場合、発呼者は通
信中のトーンが聞こえるため通話をあきらめて切断する
か、あるいは空くまで待たせて接続するために、加入者
設備として音声応答情報収集装置を設置する必要があっ
た。前者の場合には、発信者に対するサービス低下を招
くことになり、後者の場合には、初期導入費用が大きく
なる。
【0004】そこで、本発明の目的は、これら従来の課
題を解決し、加入者の受付担当者が全て対応中の時に着
信があった場合、加入者設備として音声応答情報収集装
置を設置しなくても、空くまで待機して発信者と加入者
が通信を行うことができる電気通信網による呼の保留
接続方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の電気通信網による呼の保留方法では、発信
者が着信先加入者に発呼したとき、電気通信網内のサー
ビス制御装置が着信先加入者の有するコンピュータに対
して当該呼の発生を通知し、着信先加入者の受付担当者
が全て対応中のときには、該コンピュータから該サービ
ス制御装置に対し、電気通信網内の音声応答情報収集装
置への当該呼の接続を指示することにより、発信者から
の当該呼は該音声応答情報収集装置へ接続される。着信
先加入者の受付担当者が対応可能になった時点で、該コ
ンピュータから該サービス制御装置に対して対応可能な
受付担当者の端末への当該呼の接続を指示することで、
発信者と着信先加入者の受付担当者が接続され、互いに
通信を行うことが可能になる。これにより、着信先加入
者が音声応答情報収集装置を設置しなくても、サービス
制御装置により発信者からの呼を電気通信網内の音声応
答情報収集装置に接続して待機させるので、発信者と着
信先加入者との接続の確率を増大させることが可能であ
り、その結果、回線リソースの有効活用が図れる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面に
より詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例を示す
電気通信網と着信先加入者設備のブロック図である。一
般に、電気通信網には交換装置が複数個存在するが、図
1ではそのうちの一部のみが示されている。電気通信網
を利用する通信主体である発信者1とその通信装置2お
よび着信先加入者の通信装置10が示される。交換装置
3は、発信者1の通信装置2に接続される回線11を収
容し、また交換装置7は、着信先加入者の通信装置10
が接続される回線12を収容する構内交換装置9に接続
された回線13を収容している。交換装置3,7間は、
中継交換網5を介してそれぞれ通信情報を伝達する。こ
こでは、回線11を収容する交換装置3と、回線13を
収容する交換装置7は別個の異なった交換装置である
が、同一の交換装置であっても本発明は適用可能であ
る。
【0007】電気通信網には、交換網に追加して、回線
接続に必要な情報を交換装置3との間で送受信する機能
と、着信先加入者端末が具備するコンピュータ8との間
で交換装置を用いない伝送手段を介して情報を送受信す
る機能とを有するサービス制御装置6により構成される
インテリジェントネットワークが配置される。すなわ
ち、サービス制御装置6は、種々のサービスを制御する
もので、交換装置3とは伝送手段14を介して接続さ
れ、またサービス制御装置6と着信先加入者の有するコ
ンピュータ8とは伝送手段15により接続され、それぞ
れ本発明に基づく情報通知手段を実現するための情報送
受信を行う。音声応答情報収集装置4は、交換装置3に
より回線接続された通信機器2または10に対して音声
案内を送出する機能を有しており、また同じように交換
装置3により回線接続された通信機器2または10から
のダイヤルによる情報収集を行う機能を有している。ま
た、音声応答情報収集装置4は、中継交換網5を介して
交換装置3,7とそれぞれ通信情報を伝達する。また、
着信先加入者設備内のコンピュータ8と構内交換装置9
とは、伝送手段16により接続されており、コンピュー
タ8が構内交換装置9に接続されている通信機器の使用
状況を把握するための情報を送受信することができる。
【0008】図2〜図6は、本発明の第1の実施例を示
す呼の保留方法の動作フローチャートである。ここで
は、発信者が着信先加入者に対して発呼した場合、着信
先加入者の通信機器が全て使用中であったときには、着
信先加入者のコンピュータからサービス制御装置を介し
て交換装置に対し、発信者からの発呼を音声応答情報収
集装置に回線交換することを指示する手順を示してい
る。図に示す2,3,6および8はそれぞれ発信者の通
信機器、交換装置、サービス制御装置および着信先加入
者設備のコンピュータの動作を示している。先ず発信者
1は、発信者1の通信機器2に着信先加入者の識別情報
を入力し、回線11を通して発呼信号17を交換装置3
に対して送信する(ステップ101)。次に、交換装置
3は、発呼信号17を検知して、発呼信号17内の着信
先加入者の識別番号情報を認識し、発呼信号17の受信
をサービス制御装置6に通知する必要があることを認識
する(ステップ102)。交換装置3は、伝送手段14
を通してサービス制御装置6に対して発呼通知信号18
を送信する。
【0009】サービス制御装置6は、発呼通知信号18
を検知すると、発呼通知信号18内の着信先加入者の識
別情報を認識し、着信先加入者のコンピュータ8へ発信
者1からの回線接続要求の通知および回線接続先の問い
合わせが必要であることを認識する(ステップ10
3)。サービス制御装置6は、伝送手段15を通して着
信先加入者のコンピュータ8に対して回線接続先問い合
わせ信号19(発信者識別情報、発信者によるダイヤル
番号)を送信する。着信先加入者のコンピュータ8は、
回線接続先問い合わせ信号19内の発信者識別情報およ
び発信者によるダイヤル番号を認識し、着信先加入者の
通信機器が全て使用中であることを認識して、発信者1
からの呼を一時保留することを判断し、発信者1の呼を
音声応答情報収集装置4へ回線接続することを、サービ
ス制御装置6に指示する必要があると認識する(ステッ
プ104)。着信先加入者のコンピュータ8は、伝送手
段15を通してサービス制御装置6に対し、回線接続要
求通知信号20を送信する(以上、図2)。
【0010】サービス制御装置6は、この回線接続要求
通知信号20を検知すると、回線接続要求通知信号20
内の音声応答情報収集装置4の識別情報を認識し、発信
者1からの呼を音声応答情報収集装置4へ回線接続する
ことを交換装置3へ要求する必要があると認識する(ス
テップ105)。サービス制御装置6は、伝送手段14
を通して交換装置3に対して回線接続要求信号21(音
声応答情報収集装置4の識別情報)を送信する。交換装
置3は、この回線接続要求信号21を検知すると、回線
接続要求信号21内の音声応答情報収集装置4の識別情
報を認識し、発信者1からの発呼を音声応答情報収集装
置4へ回線接続し、音声応答情報収集装置4に対して音
声案内を発信者1の通信機器へ送出することを要求する
必要を認識する(ステップ106)。交換装置3は、発
信者1からの発呼を音声応答情報収集装置4へ回線接続
処理を実行する(ステップ107)(以上、図3)。
【0011】交換装置3は、発信者1の呼の音声応答情
報収集装置4への回線接続が完了したことを認識し、サ
ービス制御装置6に対し回線接続完了を通知する必要が
あることを認識する(ステップ108)。交換装置3
は、伝送手段14を通してサービス制御装置6に対し回
線接続完了通知信号22を送信する。サービス制御装置
6は、この回線接続完了通知信号22を検知すると、発
信者1からの呼の音声応答情報収集装置4への回線接続
完了を認識し、着信先加入者のコンピュータ8への回線
接続完了通知の必要を認識する(ステップ109)。サ
ービス制御装置6は、伝送手段15を通して着信先加入
者のコンピュータ8に対し、回線接続完了通知信号23
を送信する。着信先加入者のコンピュータ8は、この回
線接続完了通知信号23を検知すると、発信者からの呼
が音声応答情報収集装置4へ回線接続されたことを認識
し、着信先加入者の通信機器が使用可能になるまで監視
処理を実行する(ステップ110)(以上、図4)。
【0012】着信先加入者のコンピュータ8は、着信先
加入者の通信機器が使用可能になったことを認識する
と、発信者1から音声応答情報収集装置4に回線接続さ
れている呼を着信先加入者の通信機器10へ回線接続さ
せることを判断し、発信者1から音声応答情報収集装置
4に回線接続されている呼を着信先加入者の使用可能に
なった通信機器10へ接続するように、サービス制御装
置6への接続要求の指示が必要であることを認識する
(ステップ111)。着信先加入者のコンピュータ8
は、伝送手段15を通してサービス制御装置6に対し回
線接続要求通知信号24を送信する。サービス制御装置
6は、この回線接続要求通知信号24を検知すると、発
信者1から音声応答情報収集装置4に回線接続されてい
る呼を着信先加入者の使用可能となった通信機器10へ
の回線接続要求を交換装置3に対して行う必要があるこ
とを認識する(ステップ112)。サービス制御装置6
は、伝送手段14を通して交換装置3に対し回線接続要
求信号25を送信する。交換装置3は、この回線接続要
求信号25を検知すると、回線接続要求信号25内の着
信先加入者の通信機器10の識別情報を認識し、発信者
1から音声応答情報収集装置4へ接続されている呼を着
信先加入者の通信機器10へ回線接続処理を実行する
(ステップ113)(以上、図5)。
【0013】交換装置3は、発信者1からの呼の着信先
加入者の通信機器10への回線接続の完了を確認する
と、サービス制御装置6へ回線接続完了通知を行う必要
を認識する(ステップ114)。交換装置3は、伝送手
段14を通してサービス制御装置6に対し回線接続完了
通知信号26を送出する。サービス制御装置6は、この
回線接続完了通知信号26を検知すると、発信者1から
の呼が着信先加入者の通信機器10に回線接続されたこ
とを認識し、着信先加入者のコンピュータ8に対して回
線接続完了通知の必要を認識する(ステップ115)。
サービス制御装置6は、伝送手段15を通して着信先加
入者のコンピュータ8に対し回線接続完了通知信号27
を送信する。着信先加入者のコンピュータ8は、この回
線接続完了通知信号27を検知すると、音声応答情報収
集装置4に回線接続されていた発信者からの呼の着信先
加入者の通信機器10への回線接続完了を認識する(ス
テップ116)(以上、図6)。
【0014】図7〜図11は、本発明の第2の実施例を
示す呼の保留方法の動作フローチャートである。ここで
は、着信先加入者が発信者1からの呼を音声応答情報収
集装置4に一時保留し、同時に発信者1から情報収集を
行わせ、収集させた情報に基づいて決定した通信機器へ
発信者1からの呼を回線接続することを指示する手順を
示している。なお、図7〜図11の2,4,3,6およ
び8は、それぞれ発信者の通信機器、音声応答情報収集
装置、交換装置、サービス制御装置および着信先加入者
のコンピュータである。発信者1は、先ず発信者1の通
信機器2に着信先加入者の識別情報を入力し(オフフッ
ク+着信先加入者の識別番号をダイヤル)(ステップ2
01)、回線11を通して発呼信号28を交換装置3に
対して送信する。交換装置3は、この発呼信号28を検
知すると、発呼信号28内の着信先加入者の識別番号情
報を認識し、発呼信号28の受信をサービス制御装置6
へ通知する必要があることを認識する(ステップ20
2)。交換装置3は、伝送手段14を通してサービス制
御装置6に対して発呼通知信号29を送信する。
【0015】サービス制御装置6は、この発呼通知信号
29内の着信先加入者の識別情報を認識し、着信先加入
者のコンピュータ8へ、発信者1からの回線接続要求の
通知および回線接続先の問い合わせが必要であることを
認識する(ステップ203)。サービス制御装置6は、
伝送手段15を通して着信先加入者のコンピュータ8に
対し、回線接続先問い合わせ信号30を送信する。着信
先加入者のコンピュータ8は、この回線接続先問い合わ
せ信号30を検知すると、回線接続先問い合わせ信号3
0内の発信者識別情報および発信者1によるダイヤル番
号を認識し、発信者1からの当該呼を一時保留し、発信
者1から情報を収集することを判断し、サービス制御装
置6に対して発信者1からの呼を音声応答情報収集装置
4への回線接続および音声応答情報収集装置4による発
信者1からの情報収集要求の通知の必要を認識する(ス
テップ204)(以上、図7)。
【0016】着信先加入者のコンピュータ8は、伝送手
段15を通してサービス制御装置6に対し、回線接続お
よび情報収集要求通知信号31を送信する。サービス制
御装置6は、この回線接続および情報収集要求通知信号
31を検知すると、回線接続および情報収集要求通知信
号31内の音声応答情報収集装置4の識別情報を認識
し、着信先加入者が発信者1からの呼を音声応答情報収
集装置4に回線接続させると判断したことを認識し、交
換装置3に対し、発信者1からの呼の音声応答情報収集
装置4への回線接続、および音声応答情報収集装置4に
よる発信者1からの情報収集要求通知の必要を認識する
(ステップ205)。サービス制御装置6は、伝送手段
14を通して交換装置3に対し回線接続および情報収集
要求信号32を送信する。交換装置3は、この回線接続
および情報収集要求信号32を検知すると、回線接続お
よび情報収集要求信号32内の音声応答情報収集装置4
の識別情報を認識し、発信者1からの呼を音声応答情報
収集装置4へ回線接続し、音声応答情報収集装置4へ音
声案内の発信者1の通信機器2への送出、および発信者
1からの情報収集を要求する必要を認識する(ステップ
206)。そして、交換装置3は、発信者1からの発呼
の音声応答情報収集装置4への回線接続処理を実行する
(ステップ207)(以上、図8)。
【0017】交換装置3は、音声応答情報収集装置4に
よる音声案内送出および情報収集の完了を検知すると、
サービス制御装置6への回線接続完了通知の必要を認識
する(ステップ208)。交換装置3は、伝送手段14
を通してサービス制御装置6に対し回線接続完了通知信
号33を送信する。サービス制御装置6は、この回線接
続完了通知信号33を検知すると、発信者1からの呼の
音声応答情報収集装置4への回線接続および音声応答情
報収集装置4による情報収集完了を認識し、着信先加入
者のコンピュータ8への回線接続完了通知の必要を認識
する(ステップ209)。サービス制御装置6は、伝送
手段15を通して着信先加入者のコンピュータ8に対し
回線接続完了通知信号34を送信する。着信先加入者の
コンピュータ8は、この回線接続完了通知信号34を検
知すると、発信者1からの当該呼の音声応答情報収集装
置4への回線接続および音声応答情報収集装置4による
情報収集完了を認識し、回線接続完了通知信号34内の
音声応答情報収集装置4による収集情報を基に、発信者
1からの呼を着信させる通信機器を通信機器10に決定
する(ステップ210)(以上、図9)。
【0018】さらに、着信先加入者のコンピュータ8
は、サービス制御装置6に対して発信者1からの呼の着
信先加入者の通信機器10への回線接続要求の通知の必
要を認識する(ステップ211)。着信先加入者のコン
ピュータ8は、伝送手段15を通してサービス制御装置
6に対し、回線接続要求通知信号35を送信する。サー
ビス制御装置6は、この回線接続要求通知信号35を検
知すると、着信先加入者が発信者からの呼を接続させる
通信機器を通信機器10に決定したことを認識し、交換
装置3に対して音声応答情報収集装置4に回線接続され
ている発信者1からの呼の着信先加入者の通信機器10
への回線接続要求の通知の必要を認識する(ステップ2
12)。サービス制御装置6は、伝送手段14を通して
交換装置3に対し、回線接続要求信号36を送信する。
交換装置3は、この回線接続要求信号36を検知する
と、回線接続要求信号36内の着信先加入者の通信機器
10の識別情報を基に、音声応答情報収集装置4に回線
接続されている発信者1からの呼の着信先加入者の通信
機器10への回線接続処理を実行する(ステップ21
3)(以上、図10)。
【0019】交換装置3は、音声応答情報収集装置4に
回線接続されていた発信者1からの呼の着信先加入者の
通信機器10への回線接続完了を認識し、サービス制御
装置6への通知の必要を認識する(ステップ214)。
交換装置3は、伝送手段14を通してサービス制御装置
6に対し、回線接続完了通知信号37を送信する。サー
ビス制御装置6は、この回線接続完了通知信号37を検
知すると、音声応答情報収集装置4に回線接続されてい
た発信者1からの呼の着信先加入者の通信機器10ヘの
回線接続完了を認識し、着信先加入者のコンピュータ8
への通知の必要を認識する(ステップ215)。サービ
ス制御装置6は、伝送手段15を通して着信加入者のコ
ンピュータ8に対し、回線接続完了通知信号38を送信
する。着信先加入者のコンピュータ8は、この回線接続
完了通知信号38を検知すると、音声応答情報収集装置
4に回線接続されている発信者1からの呼の着信先加入
者の通信機器10への回線接続完了を認識する(ステッ
プ216)(以上、図11)。
【0020】なお、図1では、発信者1の通信機器2を
収容する交換装置3と着信先加入者の構内交換装置9を
収容する交換装置7は、中継交換網5を介して接続され
ているが、前述のように、同じ交換装置、例えば交換装
置3に発信者1の通信機器2と着信先加入者の構内交換
装置9とが収容されている場合でも、本発明は適用可能
であることは勿論である。また、音声応答情報収集装置
4は発信者から入力される情報を受信して蓄積し、この
情報を読み出して交換装置3に送信しているが、交換装
置3に送信する代りに直接、サービス制御装置6に送信
してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
着信先加入者が音声応答情報収集装置を設置しなくて
も、発信者からの呼を電気通信網の音声応答情報収集装
置に接続して呼を保留することにより、発信者からの着
信先加入者への接続の確率を増大させ、回線リソースの
有効活用と着信先加入者の応答機会の増加を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による呼の保留方法を適用した電気通信
網と着信先加入者設備のブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示す呼の保留方法の動
作フローチャート(その1)である。
【図3】同じく、呼の保留方法の動作フローチャート
(その2)である。
【図4】同じく、呼の保留方法の動作フローチャート
(その3)である。
【図5】同じく、呼の保留方法の動作フローチャート
(その4)である。
【図6】同じく、呼の保留方法の動作フローチャート
(その5)である。
【図7】本発明の第2の実施例を示す呼の保留方法の動
作フローチャート(その1)である。
【図8】同じく、呼の保留方法の動作フローチャート
(その2)である。
【図9】同じく、呼の保留方法の動作フローチャート
(その3)である。
【図10】同じく、呼の保留方法の動作フローチャート
(その4)である。
【図11】同じく、呼の保留方法の動作フローチャート
(その5)である。
【符号の説明】
1…発信者、2…発信者の通信機器、3…交換装置、4
…音声応答情報収集装置、5…中継交換網、6…サービ
ス制御装置、7…交換装置、8…着信先加入者のコンピ
ュータ、9…構内交換装置、10…着信先加入者の通信
機器、11,12,13…接続回線、14,15,16
…伝送手段、17…発呼信号、18…発呼通知信号、1
9…回線接続先問い合わせ信号、20…回線接続要求通
知信号、21…回線接続要求信号、22…回線接続完了
通知信号、23…回線接続完了通知信号、24…回線接
続要求通知信号、25…回線接続要求信号、26…回線
接続完了通知信号、27…回線接続完了通知信号、28
…発呼信号、29…発呼通知信号、30…回線接続先問
い合わせ信号、31…回線接続および情報収集要求通知
信号、32…回線接続完了通知信号、33…回線接続完
了通知信号、34…回線接続完了通知信号、35…回線
接続要求通知信号、36…回線接続要求通知信号、37
…回線接続完了通知信号、38…回線接続完了通知信
号。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信者端末を収容する交換装置および着
    信先加入者端末を収容する他の交換装置とが含まれる電
    気通信網であり、電話サービスを行うための情報伝達を
    行い、 上記交換装置との間で回線接続に必要な情報を送受信
    、着信先加入者設備内に備えられ、該着信先加入者端
    への接続可否を判断するコンピュータと、該コンピュ
    ータとの間で交換装置を用いない伝送手段を介して回線
    接続に必要な情報を送受信するサービス制御装置で構成
    されるインテリジェントネットワークを有し、 回線接続時に音声案内を送出する音声応答装置が接続さ
    れた電気通信網による呼の保留・接続方法であって、 発信者端末から着信先加入者端末に対して発呼される
    と、該発信者端末を収容する交換装置は、当該呼に関す
    る情報を該インテリジェントネットワークを介して該サ
    ービス制御装置に対し送信し、 該サービス制御装置は、当該呼に関する情報を該インテ
    リジェントネットワークを介して該着信先加入者設備内
    に備えられたコンピュータに送信し、 該コンピュータは、自己判断により該発信者端末からの
    当該呼を上記音声応答装置に回線接続することを該イン
    テリジェントネットワークを介して該サービス制御装置
    に対し指示し、 該サービス制御装置は、該発信者端末からの当該呼を該
    音声応答装置に回線接続することを、該インテリジェン
    トネットワークを介して該発信者端末を収容する交換装
    置に対し指示し、 該交換装置は、該発信者端末からの当該呼を該音声応答
    装置に接続し、該音声応答装置から該発信者端末に対し
    て音声案内を送出し、 該コンピュータは、該着信先加入者端末への接続が可能
    になったことを判断すると、該発信者端末から該音声応
    答装置に接続されている当該呼を該着信先加入者端末に
    接続することを、該インテリジェントネットワークを介
    して該サービス制御装置に対して指示し、 該サービス制御装置は、該インテリジェントネットワー
    クを介して回線接続要 求信号を該交換装置に送信し、 該交換装置は、回線接続要求信号の情報を基に、当該呼
    を該音声応答装置から着信先加入者端末に回線接続する
    ことを特徴とする 電気通信網による呼の保留・接続
    法。
  2. 【請求項2】 発信者端末を収容する交換装置および着
    信先加入者端末を収容する他の交換装置とが含まれる電
    気通信網であり、電話サービスを行うための情報伝達を
    行い、 上記交換装置との間で回線接続に必要な情報を送受信
    し、着信先加入者設備内に備えられ、該着信先加入者端
    末への接続可否を判断するコンピュータと、該コンピュ
    ータとの間で交換装置を用いない伝送手段を介して回線
    接続に必要な情報を送受信するサービス制御装置で構成
    されるインテリジェントネットワークを有し、 回線接続時に音声案内を送出する音声応答情報収集装置
    が接続された電気通信網による呼の保留・接続方法であ
    って、 前記着信先加入者設備内に備えられたコンピュータは
    信者端末からの当該呼を電気通信網の音声応答情報収
    集装置に回線接続し、発信者からの情報収集を要求する
    ことを、該インテリジェントネットワークを介してサー
    ビス制御装置に対し指示し、 該サービス制御装置は、該発信者端末からの当該呼を該
    音声応答情報収集装置に回線接続し、情報収集要求する
    ことを該発信者端末を収容する交換装置に対し指示し、 該交換装置は、該発信者端末からの当該呼を該音声応答
    情報収集装置に接続し、該音声応答収集装置から該発信
    者端末に対して音声案内の送出および情報の収集を指示
    し、 該サービス制御装置は、該音声応答情報収集装置から回
    線接続完了通知の後に、情報収集完了通知を受信する
    と、該インテリジェントネットワークを介して該コンピ
    ュータに対し回線接続完了通知信号を送信し、 該コンピュータは、回線接続完了通知信号内の音声応答
    情報収集装置により収集された情報を基に、該発信者端
    末からの当該呼を着信させる着信先加入者端末を決定
    し、該インテリジェントネットワークを介して該サービ
    ス制御装置に回線接続要求通知信号を送信し、 該サービス制御装置は、該インテリジェントネットワー
    クを介して回線接続要求信号を該交換装置に送信し、 該交換装置は、該回線接続要求信号内の着信先加入者
    末情報を基に、当該呼を該音声応答情報収集装置から着
    信先加入者の指定された端末に回線接続することを特徴
    とする電気通信網による呼の保留・接続方法。
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