JP3397581B2 - 射出光学装置 - Google Patents
射出光学装置Info
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Description
リメータユニットや、半導体レーザー光源を用いた光デ
ィスクのピックアップユニットなどに供する射出光学装
置に関するものである。
ーザービームを記録媒体上に走査して、画像を記録する
レーザービームプリンタなどの記録装置が一般に知られ
ている。
し、半導体レーザー光源1の前方の光路上には、コリメ
ータレンズ2、ポリゴンミラーなどの偏向器3が配列さ
れ、偏向器3の反射方向の光路上には、結像レンズ光学
系4、記録媒体である感光ドラム5が配列されている。
光源1からのレーザービームは、コリメータレンズ2に
より平行光とされ、偏向器3により偏向されて、結像レ
ンズ光学系4によって記録媒体5上に結像走査される。
このようにして、レーザービームプリンタなどのレーザ
ーユニットに使用する場合には、半導体レーザー光源1
からの出射光は発光点から放射状に拡がる性質を有する
ために、コリメータレンズ2を用いて平行光束とするの
が一般的である。
図7は図6のZ方向から見た背面図である。基台10の
背面には電気回路基板11が取り付けられ、基台10の
前面にはホルダ12がばね付きねじ13a、13bによ
り固定されている。横断面が略凸状に形成されたホルダ
12は基台10の調整治具の基準部分に固定されてお
り、ホルダ12の中空内部にはコリメータレンズ2を設
けた鏡筒14が嵌合され、ホルダ12の中空内部の略中
心付近の基台10上には半導体レーザー光源1が固定さ
れている。また、電気回路基板11には各種の電子部品
と共にコネクタ15が固定され、コネクタ15には信号
ケーブル16が接続されている。
れたホルダ12に対して基台10をX−Y方向に微小量
移動させ、コリメータレンズ2の光軸と半導体レーザー
光源1の光軸とが一致するように基台10の光軸調整を
行う。
bを緩めた半固定状態で、基台10とホルダ12を固定
し、この状態で所定の範囲内に調整を行った後に、ばね
付きねじ13a、13bを増し締めし強固に固定する。
次に、鏡筒14を光軸方向のZ方向に微小量移動して所
定の範囲内に調整が完了した後に、鏡筒14とホルダ1
2を接着固定して光学調整を完了する。光学調整が完成
した射出光学装置に電気回路基板11が取り付けた後
に、光学部材を収納する図示しない光学箱に取り付け、
更に光学箱は図示しない記録装置本体に取り付けられ、
電気回路基板11上のコネクタ15に信号ケーブル16
が接続される。
来例においては、コネクタ15の接続方向が電気回路基
板11に垂直な場合には、接続の際に電気回路基板11
を曲げる方向に力が加わるために、電気回路基板11自
体及び電気回路基板11上の電子素子が破損したり剥離
したりすることがある。また、コネクタ15の接続方向
が電気回路基板11に水平な場合には、コネクタ15の
位置によって射出光学装置に回転方向の力が加わるため
に、射出光学装置が回転することがあり、特に複数のビ
ームの間隔を高精度に調整しているマルチビームレーザ
ー光源を用いた場合には、これが致命的な欠陥となる。
電気回路基板に圧力を加えることなくコネクタとケーブ
ルの接続を行い装置の回転を防止する射出光学装置を提
供することにある。
の本発明に係る射出光学装置は、半導体レーザー光源
と、該半導体レーザー光源から出射されたレーザー光を
平行光にするコリメータレンズと、前記半導体レーザー
光源を駆動する電気回路基板と、前記半導体レーザー光
源を保持する支持部材とを有し、前記電気回路基板上に
前記半導体レーザー光源を駆動する電源及び電気信号を
伝達するケーブルを接続するためのコネクタを設け、該
コネクタと前記ケーブルの取付方向を前記電気回路基板
に対して水平方向とし、該取付方向と平行でかつ前記コ
ネクタの中心を通る仮想線から、前記電気回路基板上に
おける前記半導体レーザー光源の取付中心位置までの距
離と前記コネクタの取り付け/取り外しに加わる力との
積が所定の値以下となるように前記コネクタの位置を設
定したことを特徴とする。
例に基づいて詳細に説明する。図1は第1の実施例の射
出光学装置の斜視図を示し、記録装置本体20上には光
学箱21が取り付けられ、光学箱21にはホルダ22が
固定されている。光学箱21の内部において、ホルダ2
2にはコリメータレンズ23を内設する鏡筒24と半導
体レーザー光源25が支持されており、鏡筒24は光軸
調整及びピント調整のためにXYZ方向にそれぞれ移動
可能とされている。
半導体レーザー光源25を駆動する電気回路基板26が
固定されており、射出光学装置が光学箱21にねじ27
によって取り付けられ、電気回路基板26はコントロー
ラ28とコネクタ29、ハーネス30を介して接続され
ている。
電気回路基板26上のコネクタ29に対しハーネス30
は、矢印A方向の電気回路基板26と水平方向に接続さ
れている。ここで、コネクタ29の中心Cを通り矢印A
と平行な仮想線Lを設け、仮想線Lと電気回路基板26
における半導体レーザー光源25の取付中心Oとの距離
をr(cm)とし、コネクタ29に加わるハーネス30
を着脱する力をF(kgf)とすると、F・r≦3(k
gf・cm)の関係となるようにコネクタ29の位置を
決定する。
り、実験ではF=2kgf、r=3cmのときホルダ2
2の回転が生じたことが分かっているので、これからホ
ルダ22に加わるモーメントは6kgf・cm以下とな
り、上記の式は安全率を2倍に見込んで3kgf/cm
以下としている。また、コネクタ29の着脱に必要な力
は最大で6kgf程度であることが実験で得られている
ので、上記の式からr=0.5cmとなる。
矢印A方向にハーネス30の接続を行えば、コネクタ2
9にハーネス30を着脱する際の電気回路基板26に加
わる力は矢印Aと同じ方向になるので、電気回路基板2
6を曲げるような力を加えることがなくなり、更に射出
光学装置を回転させるモーメント力を小さく抑えること
ができ、射出光学装置が位置ずれを生ずるという問題を
回避することができる。
図、図4は半導体レーザー光源の正面図を示し、図1と
同じ番号は同じ部材を表している。ホルダ22には、複
数の光源を有するマルチビーム半導体レーザー光源31
とコリメータレンズ23及び電気回路基板26が支持さ
れており、電気回路基板26にはコネクタ29が固定さ
れている。
光源を有するマルチビーム半導体レーザー光源31の全
てについて同様に行うことができるので、ここでは2個
の光源を有する半導体レーザー光源31について説明す
る。先ず、半導体レーザー光源31の2個の発光点31
a、31bのY方向の初めの間隔をt1とし、次に半導体
レーザー光源31をホルダ22により図4の矢印B方向
に回転させると、発光点31a、31bのY方向の距離
は小さくなり間隔t2となる。
固定されているために、電気回路基板26を回転させる
方向の力Fが加わると調整が狂ってしまう危険性があ
る。従って、コネクタ29の中心を通る仮想線Lから近
い方の発光点31a又は31bまでのY方向の距離r’
が、第1の実施例と同様にF・r’≦3となるようにコ
ネクタ29の位置を設定すれば、ビーム間距離の調整を
狂わせる危険性を回避することができる。
学装置は、コネクタとケーブルを接続する方向を電気回
路基板に対して水平方向とし、取付方向と平行でかつコ
ネクタの中心を通る仮想線から電気回路基板上における
半導体レーザー光源の取付中心までの距離と、コネクタ
の取り付け/取り外しに加わる力との積を、所定の値以
下となるようにコネクタの位置決めを行うことにより、
電気回路基板に圧力を加えることなくコネクタとケーブ
ルの接続を行うことができ、電気回路基板自体や電気回
路基板上の電子素子の破損や剥離を防止し、更に射出光
学装置の回転を回避することができる。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 半導体レーザー光源と、該半導体レーザ
ー光源から出射されたレーザー光を平行光にするコリメ
ータレンズと、前記半導体レーザー光源を駆動する電気
回路基板と、前記半導体レーザー光源を保持する支持部
材とを有し、前記電気回路基板上に前記半導体レーザー
光源を駆動する電源及び電気信号を伝達するケーブルを
接続するためのコネクタを設け、該コネクタと前記ケー
ブルの取付方向を前記電気回路基板に対して水平方向と
し、該取付方向と平行でかつ前記コネクタの中心を通る
仮想線から、前記電気回路基板上における前記半導体レ
ーザー光源の取付中心位置までの距離と前記コネクタの
取り付け/取り外しに加わる力との積が所定の値以下と
なるように前記コネクタの位置を設定したことを特徴と
する射出光学装置。 - 【請求項2】 前記コネクタの中心を通る仮想線から前
記半導体レーザー光源の取付中心位置までの距離をr
(cm)、前記コネクタの取り付け/取り外しに加わる
力をF(kg)とすると、F・r≦3(kgf・cm)
なる関係を有する請求項1に記載の射出光学装置。 - 【請求項3】 前記半導体レーザー光源は複数の光ビー
ムを出射するマルチビームレーザー光源とした請求項1
に記載の射出光学装置。
Priority Applications (1)
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Family Applications (1)
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JP16852496A Expired - Fee Related JP3397581B2 (ja) | 1996-06-07 | 1996-06-07 | 射出光学装置 |
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