JP3397116B2 - 音響効果付与装置 - Google Patents

音響効果付与装置

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JP3397116B2
JP3397116B2 JP01464698A JP1464698A JP3397116B2 JP 3397116 B2 JP3397116 B2 JP 3397116B2 JP 01464698 A JP01464698 A JP 01464698A JP 1464698 A JP1464698 A JP 1464698A JP 3397116 B2 JP3397116 B2 JP 3397116B2
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    • G10KSOUND-PRODUCING DEVICES; METHODS OR DEVICES FOR PROTECTING AGAINST, OR FOR DAMPING, NOISE OR OTHER ACOUSTIC WAVES IN GENERAL; ACOUSTICS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G10K15/00Acoustics not otherwise provided for
    • G10K15/08Arrangements for producing a reverberation or echo sound
    • G10K15/12Arrangements for producing a reverberation or echo sound using electronic time-delay networks
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  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、楽器音信号などの
外部から入力した信号に信号処理を施して同信号にリバ
ーブ効果を付与する音響効果付与装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、図3に示すように、内箱11
内に固定した一対の台板12a,12bに複数のコイル
スプリング13の両端をそれぞれ固定するとともに、内
箱11を複数の吊下げ用スプリング14によって外箱1
5内に吊り下げて構成し、各スプリング13の一端部を
図示しない電磁変換器を介して外部から入力した信号に
よりそれぞれ振動させ、同各スプリング13の他端部の
振動を図示しないピックアップ装置により電気信号にそ
れぞれ変換するとともに合成して出力するようにした機
械式のリバーブ装置はよく知られている。そして、楽器
音信号などの外部から入力した信号にこのリバーブ装置
によって付与されるリバーブ効果は、一部の音楽好きな
人々に未だに根強い人気がある。
【0003】一方、特開平7−129165号公報に示
されているように、遅延回路、メモリ、演算回路などの
各種電気回路を組み合わせて、入力した信号を第1遅延
手段を介して出力するとともに第2遅延手段を介して第
1遅延手段の入力側に帰還するようにそれぞれ構成した
複数の遅延循環手段と、前記複数の遅延循環手段の各第
1遅延手段の入力側に外部からの入力信号をそれぞれ供
給する入力信号供給手段と、前記複数の遅延循環手段の
各第1遅延手段の出力側の信号を合成して出力する合成
出力手段とを備えた音響効果付与装置も知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記前者の従
来装置にあっては、機械式に構成されているために製造
コストが高くなるとともに比較的大きなスペースを必要
とし、また取扱いにも注意を要するという問題があっ
た。また、後者の従来装置にあっても、前者のリバーブ
装置によるリバーブ効果をシミュレートできるものはな
く、一部の音楽好きな人々から電気的に前記リバーブ効
果を実現できる装置が望まれていた。
【0005】
【発明の概略】本発明は上記問題に対処するためになさ
れたもので、その目的は、低製造コストで取扱いも簡単
かつコンパクトに構成されて、前者の従来装置のような
リバーブ効果を実現できる音響効果付与装置を提供する
ことにある。
【0006】本発明の第1の構成上の特徴は、入力した
信号を第1遅延手段を介して出力するとともに第2遅延
手段を介して第1遅延手段の入力側に帰還するようにそ
れぞれ構成した複数の遅延循環手段と、複数の遅延循環
手段の各第1遅延手段の入力側に外部からの入力信号を
それぞれ供給する入力信号供給手段と、複数の遅延循環
手段の各第1遅延手段の出力側の信号を合成して出力す
る合成出力手段とを備えた音響効果付与装置において、
複数の遅延循環手段の各第2遅延手段の出力側の信号の
特性をそれぞれ独立に制御して同各第2遅延手段の属す
る遅延循環手段とは異なる遅延循環手段の第1遅延手段
の入力側にそれぞれ供給する第1遅延信号供給手段と、
複数の遅延循環手段の各第1遅延手段の出力側の信号の
特性をそれぞれ独立に制御して同各第1遅延手段の属す
る遅延循環手段とは異なる遅延循環手段の第2遅延手段
の入力側にそれぞれ供給する第2遅延信号供給手段とを
設けたことにある。
【0007】上記本発明の第1の構成上の特徴において
は、複数の遅延循環手段は上記従来技術で説明した機械
式リバーブ装置における複数のコイルスプリング13上
の振動の伝搬をシミュレートし、第1及び第2遅延信号
供給手段は、複数のコイルスプリング13上を伝搬する
振動が同複数のコイルスプリング13のうちの一つのコ
イルスプリング13から台板12a,12bを介して他
のコイルスプリング13に伝搬することをシミュレート
することになる。これにより、前記機械式リバーブ装置
の台板12a,12bを介した複数のコイルスプリング
13間の振動の伝搬特性を電気的に模倣できるので、同
機械式リバーブ装置に近づけたリバーブ効果を、低製造
コスト、コンパクトかつ取扱いも簡単である音響効果付
与装置で実現できる。
【0008】また、本発明の第2の構成上の特徴は、前
記と同様な複数の遅延循環手段、入力信号供給手段及び
合成出力手段を備えた音響効果付与装置において、複数
の遅延循環手段の各第1及び第2遅延手段の出力側の信
号を合成するとともに同合成した信号の特性を制御して
同各第1及び第2遅延手段の入力側にそれぞれ供給する
合成信号供給手段を設けたことにある。
【0009】上記本発明の第2の構成上の特徴において
も、複数の遅延循環手段は前述の第1の構成上の特徴の
場合と同様に複数のコイルスプリング13上の振動の伝
搬をシミュレートし、一方、合成信号供給手段は、複数
のコイルスプリング13上を伝搬する振動が同スプリン
グ13から台板12a,12b、内箱11及び複数の吊
下げ用スプリング14を介して外箱15に伝搬され、同
外箱15に伝搬された振動が外箱15から複数の吊下げ
用スプリング14、内箱11及び台板12a,12bを
介して複数のコイルスプリング13に帰還されることを
シミュレートすることになる。これにより、前記機械式
リバーブ装置のコイルスプリング13と外箱15との間
の振動の伝搬特性を電気的に模倣できるので、同機械式
リバーブ装置に近づけたリバーブ効果を、低製造コス
ト、コンパクトかつ取扱いも簡単である音響効果付与装
置で実現できる。
【0010】さらに、本発明の第3の構成上の特徴は、
前記と同様な複数の遅延循環手段、入力信号供給手段及
び合成出力手段を備えた音響効果付与装置において、合
成出力手段にて合成された信号の特性を制御して複数の
遅延循環手段の各第1及び第2遅延手段の入力側にそれ
ぞれ供給する出力信号供給手段を設けたことにある。
【0011】上記本発明の第3の構成上の特徴において
も、複数の遅延循環手段は前述の第1の構成上の特徴の
場合と同様に複数のコイルスプリング13上の振動の伝
搬をシミュレートし、一方、出力信号供給手段は、発音
された信号に対応した音響振動が外箱15、吊下げ用ス
プリング14、内箱11及び台板12a,12bを介し
て複数のコイルスプリング13を伝搬されることをシミ
ュレートすることになる。これにより、前記機械式リバ
ーブ装置における音響信号の帰還を電気的に模倣できる
ので、同機械式リバーブ装置に近づけたリバーブ効果
を、低製造コスト、コンパクトかつ取扱いも簡単である
音響効果付与装置で実現できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を用いて説明すると、図1は本発明に係る音響効果付与
装置を実現するための信号処理装置をブロック図により
示している。
【0013】この信号処理装置は、楽器音信号、音声信
号などのディジタル形式の各種信号にディジタル信号処
理を施して、スプリングリバーブ、ホールリバーブ、デ
ィレイなどの種々の音響効果を付与するための装置であ
り、遅延回路、メモリ、演算回路などの各種電気回路か
らなってそれらの組み合わせに応じて各種の音響効果回
路を実現可能なディジタル信号処理回路20を有する。
このディジタル信号処理回路20には、楽器音、音声な
どを表すディジタル形式の外部音信号がディジタル入力
端子21を介して供給されるようになっているととも
に、楽器音、音声などを表すアナログ形式の外部音信号
はアナログ入力端子22を介してA/D変換器23に供
給された後、同A/D変換器23にてディジタル信号に
変換されて供給されるようになっている。ディジタル信
号処理回路20によって処理されたディジタル形式の外
部音信号は、D/A変換器24によってアナログ信号に
変換され、アンプ25によって増幅されて、スピーカ2
6によって音響信号に変換されて出力される。
【0014】このディジタル信号処理回路20内の各種
電気回路の組み合わせは、バス30に接続された操作子
31により選択されるスプリングリバーブ、ホールリバ
ーブ、ディレイなどの音響効果の種類に応じて設定され
る。また、バス30には、前記選択された音響効果の種
類を表示するためのディスプレイ32が接続されている
とともに、前記操作子31による音響効果の選択及びデ
ィジタル信号処理回路20における各種電気回路の組み
合わせを制御するためのCPU33、ROM34及びR
AM35が接続されている。このディジタル信号処理回
路20における各種電気回路の組み合わせの制御には同
処理回路20における信号特性の制御のためのパラメー
タの設定も含まれており、CPU33は、ROM34に
記憶されたプログラムの実行により、RAM35を用い
て前記各種制御を行う。なお、ROM34には前記パラ
メータも記憶されているとともに、RAM35の一部
は、ディジタル信号処理回路20内に設けたメモリの容
量が信号処理のために不足する場合には、ディジタル信
号処理回路20のメモリの一部としても利用できる。
【0015】次に、上記のように構成した信号処理装置
において、操作子31によりスプリングリバーブが選択
された場合のディジタル信号処理回路20の構成につい
て説明する。このスプリングリバーブの選択されたディ
ジタル信号処理回路20の構成は図2のブロック図によ
って示されており、同処理回路20は、第1〜第3遅延
循環回路40〜60を有する。
【0016】第1遅延循環回路40は、図3の機械式リ
バーブ装置においてコイルスプリング13を介して振動
が伝搬することをシミュレートするもので、入力した信
号を同スプリング13の長さに対応した所定の遅延時間
だけ遅延して出力する第1及び第2遅延回路41,42
を備えている。第1遅延回路41の出力端は、乗算器4
3、加算器44及びフィルタ45を介して第2遅延回路
42の入力端に接続されている。第2遅延回路42の出
力端は、乗算器46、加算器47及び一対のオールパス
フィルタ(全域通過回路)48a,48bを介して第1
遅延回路41の入力端に接続されている。乗算器43,
46は、入力した信号の振幅特性を所定のゲインで制御
してそれぞれ出力するものである。フィルタ45は入力
した信号の周波数特性を制御して出力するもので、例え
ばローパスフィルタにより構成されている。オールパス
フィルタ48a,48bは、入力した信号の振幅を周波
数に関係なく一定に保って位相角だけを周波数と共に変
化させるもので、複数の反射音に対応した信号を作り出
すためのものである。また、第2遅延回路42の出力は
第1遅延循環信号D1として出力されるとともに、第1
遅延回路41の出力は第4遅延循環信号D4として出力
される。なお、前述した乗算器43,46における振幅
特性の設定、遅延回路41,42における遅延時間の設
定、フィルタ45,48a,48bにおける特性の設定
などは、CPU33及びROM34から供給されるパラ
メータによって制御されるものであるが、以下の説明に
おいても省略する。
【0017】第2遅延循環回路50も、前記第1遅延循
環回路40と同様に構成した第1及び第2遅延回路5
1,52、乗算器53,56、加算器54,57、フィ
ルタ55及び一対のオールパスフィルタ(全域通過回
路)58a,58bにより構成されている。そして、第
2遅延回路52の出力は第2遅延循環信号D2として出
力されるとともに、第1遅延回路51の出力は第5遅延
循環信号D5として出力される。第3遅延循環回路60
も、前記第1遅延循環回路40と同様に構成した第1及
び第2遅延回路61,62、乗算器63,66、加算器
64,67、フィルタ65及び一対のオールパスフィル
タ(全域通過回路)68a,68bにより構成されてい
る。そして、第2遅延回路62の出力は第3遅延循環信
号D3として出力されるとともに、第1遅延回路61の
出力は第6遅延循環信号D6として出力される。
【0018】第1遅延循環回路40の第1遅延循環信号
D1は第2及び第3遅延循環回路50,60の加算器5
7,67に乗算器57a,67aを介して供給されると
ともに、第1遅延循環回路40の第4遅延循環信号D4
は第2及び第3遅延循環回路50,60の加算器54,
64に乗算器54a,64aを介して供給されるように
なっている。第2遅延循環回路50の第2遅延循環信号
D2は第1及び第3遅延循環回路40,60の加算器4
7,67に乗算器47a,67bを介して供給されると
ともに、第2遅延循環回路50の第5遅延循環信号D5
は第1及び第3遅延循環回路40,60の加算器44,
64に乗算器44a,64bを介して供給されるように
なっている。第3遅延循環回路60の第3遅延循環信号
D3は第1及び第2遅延循環回路40,50の加算器4
7,57に乗算器47b,57bを介して供給されると
ともに、第3遅延循環回路60の第6遅延循環信号D6
は第1及び第2遅延循環回路40,50の加算器44,
54に乗算器44b,54bを介して供給されるように
なっている。乗算器47a,47b,57a,57b,
67a,67b,44a,44b,54a,54b,6
4a,64bは、入力した信号の振幅特性をそれぞれ独
立に制御して出力する。
【0019】これらの第1〜第3遅延循環回路40〜6
0には、外部からの入力信号を同各遅延循環回路40〜
60の入力側にそれぞれ供給する入力信号供給回路70
と、同各遅延循環回路40〜60の出力側の信号を合成
して出力する合成出力回路80とが接続されている。入
力信号供給回路70は、外部からの信号を入力する入力
端子71と、同入力端子70に接続されたフィルタ72
と、同フィルタ72と第1〜第3遅延循環回路40〜6
0の加算器47,57,67との間に接続された乗算器
73,74,75とを備えている。合成出力回路80
は、第1〜第3遅延循環回路40〜60の第1遅延回路
41,51,61と乗算器43,53,63との各接続
点にそれぞれ接続された乗算器81,82,83と、同
各乗算器81,82,83の各出力を加算する加算器8
4と、同加算器84の出力端に接続されたフィルタ85
と、同フィルタ85の出力端に接続されるとともに入力
端子71に接続された加算器86と、同加算器86にて
加算した信号を外部へ出力する出力端子87とを備えて
いる。フィルタ72,85は入力した信号の周波数特性
を制御して出力するものであり、乗算器73,74,7
5,81,82,83は入力信号の振幅特性をそれぞれ
独立に制御して出力するものである。
【0020】また、この信号処理回路は、第1〜第3遅
延循環回路40,50,60からの第1〜第6遅延循環
信号D1〜D6を合成するとともに同合成した信号の特
性を制御して第1〜第3遅延循環回路40,50,60
に帰還する合成信号供給回路90を備えている。この合
成信号供給回路90は、第1〜第6遅延循環信号D1〜
D6の振幅特性をそれぞれ制御して出力する乗算器91
a〜91fを有するとともに、同振幅特性の制御された
第1〜第6遅延循環信号D1〜D6を加算合成する加算
器92を有する。加算器92の出力は、遅延回路93、
乗算器94、加算器95、遅延回路96、フィルタ97
及び乗算器98を介して加算器92の他の入力に帰還さ
れている。遅延回路93,96は、図3の吊下げ用スプ
リング14を介して内箱11と外箱15との間の振動伝
達をシミュレートするもので、入力した信号を同スプリ
ング14の長さに対応した所定の遅延時間だけそれぞれ
遅延して出力するものである。乗算器94,98は、入
力した信号の振幅特性を所定のゲインで制御してそれぞ
れ出力するものであり、またフィルタ97は入力した信
号の周波数特性を制御して出力するもので、例えばロー
パスフィルタにより構成されている。そして、フィルタ
97の出力は合成信号SSとして出力され、同信号SS
は第1〜第3遅延循環回路40,50,60の各加算器
44,47,54,57,64,67の一つの入力に乗
算器44c,47c,54c,57c,64c,67c
を介して供給されるようになっている。乗算器44c,
47c,54c,57c,64c,67cは、入力した
信号の振幅特性を所定のゲインで制御してそれぞれ出力
するものである。なお、合成信号SSをフィルタ97の
出力側から取り出すことに代えて、加算器92、遅延回
路93、乗算器94、加算器95、遅延回路96、フィ
ルタ97及び乗算器98からなる循環回路のいずれの箇
所から取り出すようにしてもよい。
【0021】合成信号供給回路90の加算器95には、
図3の機械式リバーブ装置において音響信号が外箱15
を振動をさせることをシミュレートするために、出力端
子87からの出力信号が、その振幅特性及び周波数特性
をそれぞれ制御する乗算器101及びフィルタ102を
介して、遅延回路93,96との間に位置する加算器9
5に供給されるようになっている。そして、これらの乗
算器101及びフィルタ102は、加算器92、遅延回
路93、乗算器94、加算器95、遅延回路96、フィ
ルタ97及び乗算器98からなる循環回路と共に、外部
への出力信号を第1〜第3遅延循環回路40,50,6
0の各加算器44,47,54,57,64,67の一
つの入力に乗算器44c,47c,54c,57c,6
4c,67cを介して供給する出力信号供給回路を構成
している。
【0022】次に、上記図2のように構成した信号処理
回路の動作を説明する。入力端子71に外部から楽器
音、音声などを表すディジタル形式の信号が入力される
と、同入力信号は、フィルタ72により周波数特性が制
御されるとともに、乗算器73〜75により振幅特性が
それぞれ独立に制御されて加算器47,57,67にそ
れぞれ供給される。これは、図3の機械式リバーブ装置
の電磁変換器により複数のコイルスプリング13の各一
端をそれぞれ励振させることに相当する。
【0023】加算器47に入力された信号は、オールパ
スフィルタ48a,48b、第1遅延回路41、乗算器
43、加算器44、フィルタ45、第2遅延回路42及
び乗算器46からなる遅延循環信号路を循環する。この
循環中、循環している信号は、周波数特性、位相特性、
振幅特性などの信号の特性が制御される。特に、オール
パスフィルタ48a,48bにより反射波に相当する多
数の位相の異なる信号が形成される。このような循環処
理により、前記機械式リバーブ装置の複数のコイルスプ
リング13を往復しながら伝搬する振動がシミュレート
される。加算器57,67に入力された信号も、前記第
1遅延循環回路40の場合と同様に、オールパスフィル
タ58a,58b,68a,68b、第1遅延回路5
1,61、乗算器53,63、加算器54,64、フィ
ルタ55,65、第2遅延回路52,62及び乗算器5
6,66からなる遅延循環信号路をそれぞれ循環して、
周波数特性、位相特性、振幅特性などの信号の特性が制
御されながら反射波に相当する信号が形成される。
【0024】このように第1〜第3遅延循環回路40,
50,60を循環中の各信号は、第1遅延回路41,5
1,61の各出力側から取り出されるとともに、乗算器
81〜83により振幅特性が制御される。これらの振幅
特性の制御された信号は加算器84により加算合成さ
れ、同加算合成された信号はフィルタ85により周波数
特性が制御されて加算器86の一方の入力に導かれる。
加算器86は、この一方の入力に供給された信号と、他
方の入力に入力端子71から供給された入力信号とを加
算合成して出力端子87から出力する。これは、前記機
械式リバーブ装置の複数のコイルスプリング13の他端
の振動をそれぞれピックアップするとともに合成して、
同スプリング13の一端に入力した信号をミキシングし
て出力することに相当する。
【0025】一方、第1〜第3遅延循環回路40,5
0,60を循環中の前記各信号は、第2遅延回路42,
52,62から第1〜第3遅延循環信号D1〜D3とし
て取り出されて、同遅延循環信号D1〜D3は、各第2
遅延回路42,52,62がそれぞれ属する第1〜第3
遅延循環回路40,50,60とは異なる同遅延循環回
路40,50,60の加算器47,57,67に、乗算
器47a,47b,57a,57b,67a,67bに
より振幅特性がそれぞれ独立して制御されて供給され
る。また、第1〜第3遅延循環回路40,50,60を
循環中の前記各信号は、第1遅延回路41,51,61
からも第4〜第6遅延循環信号D4〜D6として取り出
されて、同遅延循環信号D4〜D6は、各第1遅延回路
41,51,61がそれぞれ属する第1〜第3遅延循環
回路40,50,60とは異なる同遅延循環回路40,
50,60の加算器44,54,64に、乗算器44
a,44b,54a,54b,64a,64bにより振
幅特性がそれぞれ独立して制御されて供給される。これ
は、前記機械式リバーブ装置において、複数のコイルス
プリング13上を伝搬する振動が同複数のコイルスプリ
ング13のうちの一つのコイルスプリング13から台板
12a,12bを介して他のコイルスプリング13に伝
搬することをシミュレートするものである。これによ
り、前記機械式リバーブ装置の台板12a,12bを介
した複数のコイルスプリング13間の振動の伝搬特性を
電気的に模倣できるので、上記実施形態に係る音響効果
付与装置によって付与される音響効果を前記機械式リバ
ーブ装置によって付与される音響効果に近づけることが
できる。
【0026】また、第1〜第3遅延循環回路40,5
0,60を循環中の前記各信号は、第2遅延回路42,
52,62の各出力端から第1〜第3遅延循環信号D1
〜D3として取り出されるとともに、第1遅延回路4
1,51,61の各出力端から第4〜第6遅延循環信号
D4〜D6として取り出され、同遅延循環信号D1〜D
6は、乗算器91a〜91fにより振幅特性がそれぞれ
独立して制御され、加算器92に供給されて加算合成さ
れる。そして、この加算合成された信号は、加算器9
2,95、遅延回路93,96、乗算器94,98及び
フィルタ97からなる循環路を循環し、この循環中に振
幅特性、周波数特性などの信号特性が制御されて合成信
号SSとして出力される。この合成信号SSは、乗算器
44c,47c,54c,57c,64c,67cによ
り振幅特性が独立に制御されて、第1〜第3遅延循環回
路40,50,60の加算器44,47,54,57,
64,67に帰還される。これは、前記機械式リバーブ
装置の複数のコイルスプリング13上を伝搬する振動が
同スプリング13から台板12a,12b、内箱11及
び複数の吊下げ用スプリング14を介して外箱15に伝
搬され、同外箱15に伝搬された振動が外箱15から複
数の吊下げ用スプリング14、内箱11及び台板12
a,12bを介して複数のコイルスプリング13に帰還
されることをシミュレートするものである。これによ
り、前記機械式リバーブ装置の吊下げ用スプリング14
を介してコイルスプリング13と外箱15との間の振動
の伝搬特性を電気的に模倣できるので、上記実施形態に
係る音響効果付与装置によって付与される音響効果を前
記機械式リバーブ装置によって付与される音響効果に近
づけることができる。
【0027】さらに、出力端子87から出力された信号
は、乗算器101により振幅特性が制御されるととも
に、フィルタ102により周波数特性が制御されて、加
算器92,95、遅延回路93,96、乗算器94,9
8及びフィルタ97からなる循環路に導かれて、前記合
成信号SSの一部として第1〜第3遅延循環回路40,
50,60の加算器44,47,54,57,64,6
7に帰還される。これは、前記機械式リバーブ装置にお
ける発音された信号に対応した音響振動が、外箱15、
吊下げ用スプリング14、内箱及び台板12a,12b
を介して複数のコイルスプリング13を伝搬されること
をシミュレートするものである。これにより、前記機械
式リバーブ装置における音響信号の帰還を電気的に模倣
できるので、上記実施形態に係る音響効果付与装置によ
って付与される音響効果を前記機械式リバーブ装置によ
って付与される音響効果に近づけることができる。
【0028】このように上記実施形態によれば、機械式
リバーブ装置によるリバーブ効果の付与を電気的に実現
できるので、同実施形態に係る音響効果付与装置を低製
造コスト、コンパクトかつ取扱いも簡単に構成できる。
【0029】なお、上記実施形態においては、乗算器4
4a,44b,47a,47b,54a,54b,57
a,57b,64a,64b,67a,67bによる前
記台板12a,12bを介した複数のコイルスプリング
13間の振動の伝搬特性のシミュレートと、合成信号供
給手段90による前記コイルスプリング13と外箱15
との間の振動の伝搬特性のシミュレートと、乗算器10
1及びフィルタ102を含む出力信号供給回路による前
記音響信号の帰還のシミュレートとを採用するようにし
たが、前記シミュレートのうちのいずれか一つ又は二つ
のみを適宜採用することもできる。
【0030】また、上記実施形態においては、第1〜第
6遅延循環信号D1〜D6を乗算器44a,44b,4
7a,47b,54a,54b,57a,57b,64
a,64b,67a,67bのみを介して加算器44,
47,54,57,64,67にそれぞれ供給するよう
にしたが、同乗算器44a,44b,47a,47b,
54a,54b,57a,57b,64a,64b,6
7a,67bに代えて又は加えてフィルタをそれぞれ用
いることにより、前記加算器44,47,54,57,
64,67に供給される信号の周波数特性を制御するよ
うにしてもよい。また、遅延回路93,96又はフィル
タ97,102の入力側又は出力側に、オールパスフィ
ルタを設けるようにしてもよい。これにより、前記機械
式リバーブ装置における複数の吊下げ用スプリング14
を介して伝達される振動をより良好にシミュレートでき
る。
【0031】また、上記実施形態においては、3系列の
第1〜第3遅延循環回路40,50,60を設けるよう
にしたが、これらの一つを省略して第1及び第2遅延循
環回路40,50のみを設けるようにしてもよい。ま
た、第1〜第3遅延循環回路40,50,60と同じ遅
延循環回路をさらに一系列又は複数系列追加して、4系
列以上の遅延循環回路を設けるようにしてもよい。
【0032】また、上記実施形態においては、合成信号
供給回路90を一つだけ設けるようにしたが、図3の機
械式リバーブ装置においては複数の吊下げ用スプリング
14が設けられていることに鑑み、この複数の吊下げ用
スプリング14における振動の伝搬を厳密にシミュレー
トするために、同スプリング14の数に対応させて複数
の合成信号供給回路90を設けて、同複数の合成信号供
給回路90の出力を合成して合成信号SSとして第1〜
第3遅延循環回路40,50,60にそれぞれ供給する
ようにしてもよい。さらに、この場合、各吊下げ用スプ
リング14の一端と各コイルスプリング13の両端との
距離がそれぞれ異なるため、乗算器91a〜91fの前
段又は後段に前記各距離に対応させて異なる遅延時間を
有する遅延回路を設けるようにすることが好ましい。
【0033】また、上記実施形態においては、合成信号
供給回路90により前記機械式リバーブ装置の吊下げ用
スプリング14を介してコイルスプリング13と外箱1
5との間の振動の伝搬をシミュレートするようにした
が、これに加えて内箱11自体及び外箱15自体におけ
る振動の伝搬をさらに厳密にシミュレートするために、
遅延回路93,96の遅延時間を定める際に、内箱11
及び外箱15の振動伝搬の遅延時間を考慮するようにす
るとよい。この場合、乗算器94,98及びフィルタ9
7の特性も適宜変更するとよい。また、吊下げ用スプリ
ング14を介して振動が伝搬することをシミュレートす
るためにのみ上記実施形態の合成信号供給回路90を用
いるとともに、内箱11及び外箱15における振動の伝
搬をシミュレートするための遅延循環回路を別途用意し
て、同遅延循環回路を前記合成信号供給回路90に併設
するようにしてもよい。
【0034】また、上記実施形態においては、遅延回
路、メモリ、演算回路などの各種電気回路を種々に組み
合わせて種々の音響効果回路を実現可能なディジタル信
号処理回路20を用いて本発明に係る音響効果付与装置
を実現するようにしたが、図2に示すように固定した電
気回路を用いてもよい。また、ディジタル回路で構成す
る代わりにアナログ回路により構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る音響効果付与装置を実現するた
めの信号処理装置のブロック図である。
【図2】 図1のディジタル信号処理回路により実現さ
れて本発明に係る音響効果付与回路のブロック図であ
る。
【図3】 従来から存在する機械式リバーブ装置の概略
図である。
【符号の説明】
20…ディジタル信号処理回路、40,50,60…第
1〜第3遅延循環回路、70…入力信号供給回路、80
…合成出力回路、90…合成信号供給回路。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10K 15/12 G10H 1/00 G10H 7/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力した信号を第1遅延手段を介して出
    力するとともに第2遅延手段を介して第1遅延手段の入
    力側に帰還するようにそれぞれ構成した複数の遅延循環
    手段と、前記複数の遅延循環手段の各第1遅延手段の入
    力側に外部からの入力信号をそれぞれ供給する入力信号
    供給手段と、前記複数の遅延循環手段の各第1遅延手段
    の出力側の信号を合成して出力する合成出力手段とを備
    えた音響効果付与装置において、 前記複数の遅延循環手段の各第2遅延手段の出力側の信
    号の特性をそれぞれ独立に制御して同各第2遅延手段の
    属する遅延循環手段とは異なる遅延循環手段の第1遅延
    手段の入力側にそれぞれ供給する第1遅延信号供給手段
    と、 前記複数の遅延循環手段の各第1遅延手段の出力側の信
    号の特性をそれぞれ独立に制御して同各第1遅延手段の
    属する遅延循環手段とは異なる遅延循環手段の第2遅延
    手段の入力側にそれぞれ供給する第2遅延信号供給手段
    とを設けたことを特徴とする音響効果付与装置。
  2. 【請求項2】 入力した信号を第1遅延手段を介して出
    力するとともに第2遅延手段を介して第1遅延手段の入
    力側に帰還するようにそれぞれ構成した複数の遅延循環
    手段と、前記複数の遅延循環手段の各第1遅延手段の入
    力側に外部からの入力信号をそれぞれ供給する入力信号
    供給手段と、前記複数の遅延循環手段の各第1遅延手段
    の出力側の信号を合成して出力する合成出力手段とを備
    えた音響効果付与装置において、 前記複数の遅延循環手段の各第1及び第2遅延手段の出
    力側の信号を合成するとともに同合成した信号の特性を
    制御して同各第1及び第2遅延手段の入力側にそれぞれ
    供給する合成信号供給手段を設けたことを特徴とする音
    響効果付与装置。
  3. 【請求項3】 入力した信号を第1遅延手段を介して出
    力するとともに第2遅延手段を介して第1遅延手段の入
    力側に帰還するようにそれぞれ構成した複数の遅延循環
    手段と、前記複数の遅延循環手段の各第1遅延手段の入
    力側に外部からの入力信号をそれぞれ供給する入力信号
    供給手段と、前記複数の遅延循環手段の各第1遅延手段
    の出力側の信号を合成して出力する合成出力手段とを備
    えた音響効果付与装置において、 前記合成出力手段にて合成された信号の特性を制御して
    前記複数の遅延循環手段の各第1及び第2遅延手段の入
    力側にそれぞれ供給する出力信号供給手段を設けたこと
    を特徴とする音響効果付与装置。
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