JP3394122B2 - pot - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【発明の属する技術分野】この発明は、ポット、特に、
傾いた時に吐出口からの湯漏れを防止する構造を有する
ポットに関する。 【０００２】 【従来の技術】ポットの吐出口からの湯漏れを防止する
ための安全弁装置は、吐出口に近い液体通路内に設けた
弁室内に安全弁を収納し、ポットが転倒した場合に、安
全弁が作動して弁室の出口を閉じるようにするものが一
般的である。 【０００３】上記安全弁装置は、転倒時に液体通路が閉
鎖されて内容器の熱湯の流出が阻止されるので、湯漏れ
防止の点では一応の効果がある。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
安全弁装置では、ポットが転倒するか、又は転倒に近い
状態に傾いたときに始めて安全弁が作動して液体通路が
閉鎖されるので、ポットが転倒するに至らない程度に傾
いた状態では、液体通路は閉鎖されない問題があった。 【０００５】このため、特に、内容器に満杯量の熱湯が
入っている場合には、内容器を吐出口側に少し傾けただ
けで、内容器の熱湯が液体通路内を通過して吐出口から
漏れ出るおそれがあった。 【０００６】そこで、この発明の課題は、ポットが吐出
口側に転倒するに至たらない程度に傾いた場合でも、内
容器の熱湯が吐出口から漏れ出るのを防止することであ
る。 【０００７】 【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、この発明は、内容器の下部と外装体上部の吐出口
の間に液体通路を設け、上記液体通路の立ち上がり部に
接続された弁室の下部に安全弁の下部側面が支持され、
弁室の上部に安全弁上面と所定の隙間をあけて連通部が
設けられ、ポットが全方向に転倒した場合に作動する湯
漏れ防止用の安全弁装置を設け、ポンプにより内容器の
液体を吐出させるようにしたポットにおいて、上記液体
通路の一部にポットの吐出口側への傾斜時に該液体通路
を閉鎖する湯漏れ防止用止水部を設け、上記止水部の吐
出側に弁座を設けるとともに、上記止水部内に球状弁を
収納し、上記止水部の一部に上記球状弁の待機用の凹所
を設け、上記凹所から上記弁座に至る止水部の部分に、
該凹所側が弁座側より低くなるような傾斜をもたせ、上
記凹所と弁座の間の上記止水部に、上記安全弁装置の連
通部上端の連通口を設けた構成を採用したのである。 【０００８】 【０００９】 【００１０】 【００１１】 【００１２】 【００１３】 【発明の実施の形態】以下、この発明の第１の実施形態
を図１乃至図４に基づいて説明する。 【００１４】この実施形態のポットは、図３に示すよう
に、内容器１、外装体２１、蓋２４より成り、外装体２
１の上部に吐出口２３が設けられている。液体を入れる
内容器１の下端部と吐出口２３の間に水位管２、安全弁
装置３、吐出管５がそれぞれ接続され、これらにより液
体通路１５が形成されている。 【００１５】上記蓋２４には、エアーポンプ２６とプッ
シュボタン２５が設けられており、プッシュボタン２５
を押し込むと、エアーポンプ２６により内容器１の内部
圧力が高められ、その圧力により内部の液体が液体通路
１５を通過して吐出口２３から吐出される。なお、この
実施形態のポンプはエアーポンプ２６であるが、電動式
ポンプに代えても差し支えない。 【００１６】上記水位管２上方の立ち上がり部分に接続
された安全弁装置３の弁室３ａ内には、図２に示すよう
に、安全弁１１が収納されている。安全弁１１下部は、
逆円錐台形状に形成されており、安全弁１１下部の形状
に対応させて弁室３ａの下部にテーパー状壁１２が形成
されている。テーパー状壁１２内面に複数個のリブ１３
が設けられ、これらのリブ１３により安全弁１１の下部
側面が支持される。 【００１７】また、テーパー状壁１２に、水位管２に連
通する流入口１４が設けられ、弁室３ａの上部に、安全
弁１１上面と所定の隙間をあけて連通部４が設けられて
いる。連通部４上端には、連通口１０が設けられ、安全
弁装置３と吐出管５が連通されている。 【００１８】なお、安全弁装置３の設置位置が吐出管５
の設置位置と離れている場合には、図１の２点鎖線に示
すように、安全弁装置３と吐出管５の連通口１０の間に
連通管１６が設けられる。 【００１９】また、吐出管５に、図１及び図２に示すよ
うに、止水部６が設けられ、吐出管５の止水部６より吐
出口２３側に屈曲部１７が形成され、その先端が吐出口
２３に臨んでいる。 【００２０】上記止水部６内には、球状弁９が収納され
ており、止水部６の一端には、吐出管５の内壁に沿って
環状弁座７が設けられ、他端には、球状弁９の待機用の
凹所８が設けられている。環状弁座７と凹所８の間の止
水部６底面に、上記連通口１０を設けるとともに、連通
口１０の径を球状弁９が部分的に嵌まり込む程度の径に
してある。なお、上記の如き円形の連通口１０の代わり
に、図４に示すように、止水部６底面に複数のスリット
状の連通口３０を設けてもよい。 【００２１】さらに、環状弁座７と凹所８の間の止水部
６底面を、凹所８側が環状弁座７側より低くなるように
傾斜させる。この傾斜は、ポットが吐出口２３側に若干
傾いた際に、凹所８の位置にある球状弁９が環状弁座７
側に移動できる程度に設定しておく。 【００２２】なお、内容器１の底部に、加熱及び保温用
のヒーター２７と温度検知用のセンサー２８が取付けら
れているが、ヒーター２７とセンサー２８を省略した保
温専用ポットについても、上記と同様に止水部を設ける
ことができる。 【００２３】以上のポットを使用する際は、内容器１に
水等を適量入れ、ヒーター２７により加熱して熱湯にし
た後、その熱湯を保温させる。 【００２４】また、内容器１の内部の熱湯を吐出させる
ときは、蓋２４のプッシュボタン２５を押し込むと、そ
の熱湯が水位管２、安全弁装置３、吐出管５内の液体通
路１５を経由して吐出口２３から吐出される。 【００２５】この場合、止水部６内の球状弁９は、凹所
８内で待機した状態にあるので、熱湯が液体通路１５内
を通過するのに何ら支障はない。 【００２６】次に、ポットが吐出口２３側に傾くと、当
初は凹所８に対して高い位置にあった環状弁座７が、ポ
ットの傾斜角度が大きくなるにつれて、凹所８よりも低
い位置になり、これに伴って凹所８にあった球状弁９が
環状弁座７側に移動する（図３の２点鎖線参照）。 【００２７】この時、球状弁９は、先ず連通口１０を閉
じ、初期の湯漏れを防止する。また、ポットの傾斜角度
が更に大きくなると、球状弁９は、環状弁座７まで移動
して吐出管５を閉鎖し、吐出口２３側に傾いた際の湯漏
れを完全に防止する。 【００２８】また、図４に示すように、吐出管５下面に
スリット状の連通口３０を設けた場合には、球状弁９
は、上記と同様に環状弁座７側に移動するが、その連通
口３０を通過して直接環状弁座７まで移動し、吐出管５
を閉鎖する。 【００２９】また、ポットが転倒した場合には、安全弁
装置３の弁室３ａ内の安全弁１１が作動して連通口１０
を閉じるので（図２の２点鎖線参照）、内容器１の熱湯
が漏れ出るのを防止できる。なお、安全弁１１は、全方
向に転倒した場合に作動する。 【００３０】次に、図５（ｂ）に示すように、第２の実
施形態は、第１の実施形態における球状弁９の代わり
に、吐出管５の止水部６の環状弁座７に止水弁３１が設
けられている点に特徴がある。また、球状弁９を使用し
ないので、凹所８を省略でき、止水部６の底面を傾斜さ
せておく必要はない。 【００３１】上記止水弁３１は、図５（ａ）に示すよう
に、スリット３３により複数の弾性片３２に分離された
膜状弾性体により構成される。止水弁３１は、エアーポ
ンプ２６により所定液圧が加えられたときに、各弾性片
３２が吐出口２３側に撓むことにより開放される（図５
（ｂ）の２点鎖線参照）。 【００３２】従って、ポットが吐出口２３側に傾いたと
き、漏れ出ようとする液体の液圧が、上記の所定液圧よ
りも小さい場合には、弾性片３２が撓まないので、湯漏
れを防止できる。 【００３３】なお、上記の所定液圧をあまり高い圧力に
設定すると、エアーポンプ２６を押し込んでも止水弁３
１が開かなくなるので、ポットを吐出口２３側に傾けた
際の湯漏れの液圧よりも若干高い程度の低液圧で止水弁
３１が開くように適宜設定しておく。 【００３４】また、図６に示すように、第３の実施形態
は、第１の実施形態における球状弁９の代わりに、連通
口１０を開閉する止水弁３４が設けられている点に特徴
がある。 【００３５】上記止水弁３４は、ばね３５の下端に取り
付けられており、ばね３５の上端が吐出管５の上部内面
の取付け部３６に固定され、ばね３５により止水弁３４
が下方に付勢されて連通口１０を閉じる。止水弁３１
は、エアーポンプ２６により所定液圧が加えられたとき
に、止水弁３４が上方に押圧されて連通口１０を開放す
る（図６の２点鎖線参照）。 【００３６】従って、ポットが吐出口２３側に傾いたと
き、漏れ出ようとする液体の液圧が、上記の所定液圧よ
りも小さい場合には、止水弁３４により連通口１０が閉
鎖されているので、湯漏れの防止を図ることができる。 【００３７】なお、第２の実施形態と同様に、上記所定
液圧を、ポットＡを吐出口２３側に傾けた際の湯漏れの
液圧よりも若干高い程度の低液圧で止水弁３４が開くよ
うに適宜設定する。 【００３８】 【発明の効果】以上のように、この発明によれば、吐出
口に近い液体通路に止水部を設けたので、ポットが吐出
口側に傾いた場合に熱湯が吐出口から漏れ出るのを防止
することができる。 【００３９】また、液体通路に止水部に加えて安全弁装
置を設けたので、ポットが吐出口側に傾いた場合には、
上記と同様に止水部により湯漏れ防止を図れるととも
に、ポットが転倒した場合には、安全弁装置が作動して
液体通路を閉鎖することにより、湯漏れ防止効果を更に
高めることができる。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a pot,
The present invention relates to a pot having a structure for preventing hot water from leaking from a discharge port when inclined. 2. Description of the Related Art A safety valve device for preventing hot water from leaking from a discharge port of a pot has a safety valve housed in a valve chamber provided in a liquid passage close to the discharge port. It is common that a safety valve operates to close the outlet of the valve chamber. [0003] The safety valve device has a prima facie effect in preventing hot water leakage since the liquid passage is closed at the time of overturn and the outflow of hot water from the inner container is prevented. However, in the above-described safety valve device, the safety valve is actuated and the liquid passage is closed only when the pot is turned over or tilted to a state close to the overturn. When the pot is tilted to the extent that it does not fall over, the liquid passage is not closed. Therefore, especially when the inner container is filled with a full amount of hot water, the hot water of the inner container passes through the liquid passage only by slightly tilting the inner container toward the discharge port. There was a risk of leakage from Accordingly, an object of the present invention is to prevent hot water in an inner container from leaking from a discharge port even when the pot is tilted to such a degree that the pot does not fall to the discharge port side. [0007] In order to solve the above problems, the present invention provides a liquid passage between a lower portion of an inner container and a discharge port on an upper portion of an exterior body, and a rising portion of the liquid passage. To
The lower side of the safety valve is supported at the lower part of the connected valve chamber,
A communication section is provided above the valve chamber with a predetermined gap from the top of the safety valve.
In a pot provided with a safety valve device for preventing hot water leakage that operates when the pot falls in all directions, and in which a liquid in an inner container is discharged by a pump, a discharge port of the pot is provided in a part of the liquid passage. hot water leakage prevention waterproof part for closing the liquid passage when the inclination to the side provided, ejection of the waterproof part
In addition to providing a valve seat on the outlet side, a spherical valve is
A recess for storing and holding the spherical valve in a part of the water stop section
Is provided, in the portion of the water stop section from the recess to the valve seat,
The recess side is inclined so that it is lower than the valve seat side.
Connect the safety valve device to the water stop between the recess and the valve seat.
The configuration provided with a communication port at the upper end of the communication section was adopted. A first embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS. 1 to 4. As shown in FIG. 3, the pot of this embodiment comprises an inner container 1, an outer package 21, a lid 24, and an outer package 2.
A discharge port 23 is provided in the upper part of the first nozzle 1. The water level pipe 2, the safety valve device 3, and the discharge pipe 5 are respectively connected between the lower end of the inner container 1 for storing the liquid and the discharge port 23, and a liquid passage 15 is formed by these. The cover 24 is provided with an air pump 26 and a push button 25.
Is pushed in, the internal pressure of the inner container 1 is increased by the air pump 26, and the internal liquid is discharged from the discharge port 23 through the liquid passage 15 by the pressure. Although the pump of this embodiment is the air pump 26, the pump may be replaced with an electric pump. As shown in FIG. 2, a safety valve 11 is housed in a valve chamber 3a of the safety valve device 3 connected to a rising portion above the water level pipe 2. The lower part of the safety valve 11
It is formed in the shape of an inverted truncated cone, and a tapered wall 12 is formed in the lower part of the valve chamber 3a corresponding to the shape of the lower part of the safety valve 11. A plurality of ribs 13 are provided on the inner surface of the tapered wall 12.
Are provided, and the lower side surface of the safety valve 11 is supported by these ribs 13. The tapered wall 12 is provided with an inflow port 14 communicating with the water level pipe 2, and the communication section 4 is provided above the valve chamber 3a with a predetermined gap from the upper surface of the safety valve 11. A communication port 10 is provided at an upper end of the communication section 4, and the safety valve device 3 and the discharge pipe 5 are connected. Note that the installation position of the safety valve device 3 is
1, the communication pipe 16 is provided between the safety valve device 3 and the communication port 10 of the discharge pipe 5 as shown by a two-dot chain line in FIG. As shown in FIGS. 1 and 2, the discharge pipe 5 is provided with a water stop portion 6, and a bent portion 17 is formed on the discharge pipe 5 side from the water stop portion 6 of the discharge pipe 5. The tip faces the discharge port 23. A spherical valve 9 is housed in the water stop portion 6. An annular valve seat 7 is provided at one end of the water stop portion 6 along the inner wall of the discharge pipe 5, and at the other end. , A standby recess 8 for the spherical valve 9 is provided. The communication port 10 is provided on the bottom surface of the water blocking portion 6 between the annular valve seat 7 and the recess 8, and the diameter of the communication port 10 is such that the spherical valve 9 is partially fitted. Note that, instead of the circular communication port 10 as described above, a plurality of slit-shaped communication ports 30 may be provided on the bottom surface of the water stop portion 6 as shown in FIG. Further, the bottom surface of the water stop portion 6 between the annular valve seat 7 and the recess 8 is inclined so that the recess 8 side is lower than the annular valve seat 7 side. When the pot is slightly inclined to the discharge port 23 side, the spherical valve 9 at the position of the recess 8 causes the spherical valve 9 to be closed.
It is set so that it can move to the side. A heater 27 for heating and keeping the temperature and a sensor 28 for detecting the temperature are attached to the bottom of the inner container 1, and a pot dedicated to keeping the heat in which the heater 27 and the sensor 28 are omitted is similar to the above. Can be provided with a water stop section. When using the above pot, an appropriate amount of water or the like is put into the inner container 1, heated by the heater 27 to make hot water, and then the hot water is kept warm. When the hot water inside the inner container 1 is discharged, when the push button 25 of the lid 24 is pushed in, the hot water passes through the water level pipe 2, the safety valve device 3, and the liquid passage 15 in the discharge pipe 5. From the discharge port 23. In this case, since the spherical valve 9 in the water stopping portion 6 is in a standby state in the recess 8, there is no hindrance for the hot water to pass through the liquid passage 15. Next, when the pot is tilted toward the discharge port 23, the annular valve seat 7, which was initially higher than the recess 8, becomes lower than the recess 8 as the tilt angle of the pot becomes larger. As a result, the spherical valve 9 located in the recess 8 moves toward the annular valve seat 7 (see the two-dot chain line in FIG. 3). At this time, the spherical valve 9 first closes the communication port 10 to prevent an initial leak of hot water. When the inclination angle of the pot further increases, the spherical valve 9 moves to the annular valve seat 7 to close the discharge pipe 5 and completely prevent hot water from leaking when inclined to the discharge port 23 side. As shown in FIG. 4, when a slit-shaped communication port 30 is provided on the lower surface of the discharge pipe 5, the spherical valve 9 is provided.
Moves to the side of the annular valve seat 7 in the same manner as described above, but moves directly to the annular valve seat 7 through the communication port 30, and the discharge pipe 5
To close. When the pot falls, the safety valve 11 in the valve chamber 3a of the safety valve device 3 operates to open the communication port 10.
Is closed (see a two-dot chain line in FIG. 2), so that the hot water in the inner container 1 can be prevented from leaking. In addition, the safety valve 11 operates when it falls down in all directions. Next, as shown in FIG. 5B, in the second embodiment, instead of the spherical valve 9 in the first embodiment, the annular valve seat 7 of the water stop portion 6 of the discharge pipe 5 is provided. It is characterized in that a water stop valve 31 is provided. Further, since the spherical valve 9 is not used, the recess 8 can be omitted, and there is no need to incline the bottom surface of the water stop portion 6. As shown in FIG. 5A, the water stop valve 31 is formed of a film-like elastic body separated into a plurality of elastic pieces 32 by slits 33. When a predetermined hydraulic pressure is applied by the air pump 26, the water stop valve 31 is opened by bending each elastic piece 32 toward the discharge port 23 (FIG. 5).
(See the two-dot chain line in (b)). Therefore, when the pot is inclined toward the discharge port 23, if the liquid pressure of the liquid to be leaked is smaller than the predetermined liquid pressure, the elastic piece 32 does not bend, and Can be prevented. If the above-mentioned predetermined hydraulic pressure is set to an excessively high pressure, the water shut-off valve 3 can be operated even if the air pump 26 is pushed in.
1 is not opened, so that the water shutoff valve 31 is appropriately set to be opened at a low hydraulic pressure slightly higher than the hydraulic pressure of the hot water leakage when the pot is inclined to the discharge port 23 side. As shown in FIG. 6, the third embodiment is characterized in that a water stop valve 34 for opening and closing the communication port 10 is provided in place of the spherical valve 9 in the first embodiment. There is. The water stop valve 34 is attached to the lower end of a spring 35, and the upper end of the spring 35 is fixed to a mounting portion 36 on the upper inner surface of the discharge pipe 5.
Is urged downward to close the communication port 10. Water stop valve 31
When a predetermined hydraulic pressure is applied by the air pump 26, the water stop valve 34 is pressed upward to open the communication port 10 (see a two-dot chain line in FIG. 6). Therefore, when the pot is inclined toward the discharge port 23 and the liquid pressure of the liquid to be leaked is smaller than the predetermined liquid pressure, the communication port 10 is closed by the water stop valve 34. Therefore, leakage of hot water can be prevented. In the same manner as in the second embodiment, the water shut-off valve is set at a low hydraulic pressure that is slightly higher than the hydraulic pressure of the hot water leak when the pot A is inclined to the discharge port 23 side, as in the second embodiment. 34 is set appropriately so as to open. As described above, according to the present invention, since the water stopping portion is provided in the liquid passage near the discharge port, hot water leaks from the discharge port when the pot is inclined toward the discharge port. It can be prevented from leaving. In addition, since a safety valve device is provided in the liquid passage in addition to the water stop portion, when the pot is inclined to the discharge port side,
In the same manner as described above, hot water leakage can be prevented by the water stopping portion, and when the pot falls, the safety valve device operates to close the liquid passage, so that the effect of preventing hot water leakage can be further enhanced.

【図面の簡単な説明】 【図１】第１実施形態の止水部と安全弁装置を示す一部
省略斜視図 【図２】同上の縦断面図 【図３】同上の説明図 【図４】第１実施形態の他の例を示す一部拡大斜視図 【図５】（ａ）第２実施形態の止水弁を示す斜視図 （ｂ）同上の止水部を示す一部拡大斜視図 【図６】第３実施形態の止水部を示す一部拡大断面図 【符号の説明】 １ 内容器 ２ 水位管 ３ 安全弁装置 ３ａ 弁室 ４ 連通部 ５ 吐出管 ６ 止水部 ７ 環状弁座 ８ 凹所 ９ 球状弁 １０ 連通口 １１ 安全弁 １２ テーパー状壁 １３ リブ １４ 流入口 １５ 液体通路 １６ 連通管 １７ 屈曲部 ２１ 外装体 ２３ 吐出口 ２４ 蓋 ２５ プッシュボタン ２６ エアーポンプ ２７ ヒーター ２８ センサー ３０ 連通口 ３１ 止水弁 ３２ 弾性片 ３３ スリット ３４ 止水弁 ３５ ばね ３６ 取付け部BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a partially omitted perspective view showing a water stop section and a safety valve device according to a first embodiment; FIG. 2 is a longitudinal sectional view of the same; FIG. 3 is an explanatory view of the same; FIG. 5A is a partially enlarged perspective view showing another example of the first embodiment. FIG. 5A is a perspective view showing a water stop valve according to a second embodiment, and FIG. FIG. 6 is a partially enlarged cross-sectional view showing a water stop portion of the third embodiment [Description of reference numerals] 1 inner container 2 water level tube 3 safety valve device 3a valve chamber 4 communication portion 5 discharge pipe 6 water stop portion 7 annular valve seat 8 Recess 9 Spherical valve 10 Communication port 11 Safety valve 12 Tapered wall 13 Rib 14 Inflow port 15 Liquid passage 16 Communication pipe 17 Bent portion 21 Outer body 23 Discharge port 24 Cover 25 Push button 26 Air pump 27 Heater 28 Sensor 30 Communication port 31 Water stop valve 32 Elastic piece 33 Slit 34 Water stop valve 35 Spring 36 Mounting part

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) A47J 27/21 101 A47J 41/00 303 ──────────────────────────────────────────────────続 き Continuation of the front page (58) Field surveyed (Int. Cl. ⁷ , DB name) A47J 27/21 101 A47J 41/00 303

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 内容器の下部と外装体上部の吐出口の間
に液体通路を設け、上記液体通路の立ち上がり部に接続
された弁室の下部に安全弁の下部側面が支持され、弁室
の上部に安全弁上面と所定の隙間をあけて連通部が設け
られ、ポットが全方向に転倒した場合に作動する湯漏れ
防止用の安全弁装置を設け、ポンプにより内容器の液体
を吐出させるようにしたポットにおいて、上記液体通路
の一部にポットの吐出口側への傾斜時に該液体通路を閉
鎖する湯漏れ防止用止水部を設け、上記止水部の吐出側
に弁座を設けるとともに、上記止水部内に球状弁を収納
し、上記止水部の一部に上記球状弁の待機用の凹所を設
け、上記凹所から上記弁座に至る止水部の部分に、該凹
所側が弁座側より低くなるような傾斜をもたせ、上記凹
所と弁座の間の上記止水部に、上記安全弁装置の連通部
上端の連通口を設けたことを特徴とするポット。(57) [Claims 1] A liquid passage is provided between a lower part of an inner container and a discharge port on an upper part of an exterior body, and is connected to a rising part of the liquid path.
The lower side of the safety valve is supported by the lower part of the
A communication section is provided above the safety valve with a predetermined gap from the top of the safety valve.
The pot is provided with a safety valve device for preventing hot water leakage that operates when the pot falls over in all directions, and the liquid in the inner container is discharged by a pump. hot water leakage prevention waterproof part for closing the liquid passage when the inclination of the disposed, the discharge side of the water stop portion
And a spherical valve inside the water stop
Then, a recess for holding the spherical valve is provided in a part of the water stop section.
In the water-stop section from the recess to the valve seat,
On the side of the valve seat is lower than the valve seat side.
Communication part of the safety valve device with the water stop between the place and the valve seat
A pot provided with a communication port at an upper end .