JP3390341B2 - 赤外線信号処理回路 - Google Patents

赤外線信号処理回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は赤外線信号処理回路
に関し、詳しくは、赤外線発信機から送信される赤外線
信号を受信する赤外線リモコン受信機、光空間伝送受信
機、IrDA(Infrared Data Association)Controlにおい
て、インバータ蛍光灯や白熱灯などによる連続的な外乱
光ノイズの入射に対してノイズを除去しながら赤外線信
号から制御信号を抽出する赤外線信号処理回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、最も一般的に赤外線信号を用いた
電子機器としては、家電製品のリモコンやパソコン機器
周辺のデータ通信に使用され統一規格の光空間伝送素子
IrDA1.0、IrDA1.1等がある。家電製品のリモコンは、伝
送レートが約1kbpsの単方向通信であるが、例えば、
10m以上の長い空間伝送距離が得られるという特徴が
ある。
【0003】一方、光空間伝送素子IrDA1.0,1.1は、伝
送距離は約1mと短いが、伝送レートが9.6k〜4Mb
psと多量のデータ伝送が双方向で行える特徴がある。ま
た、リモコンに双方向通信の特徴を取り入れた、IrDA C
ontrol(伝送速度75kbps,搬送周波数1.5MHz)は、IrDA
1.0やIrDA1.1よりも長距離の送受信可能という特徴があ
る。
【0004】今後は、伝送レート向上のための素子の高
速化及び回路の高精度化、伝送距離を伸ばすための素子
の高感度化の特性向上及び、電源電圧の低電圧化や製品
パッケージの小型化等の実現が必要となる。このような
素子の高速高感度化、高精度化に伴う問題点の解決のた
めに新しい技術手法が必要となる。例えば、特開平9−
102987号公報には、インバータ蛍光灯や白熱灯な
どによる連続的な外乱光ノイズの入射に対し、信号検出
コンパレータの検出感度を上げることにより受信距離の
低下を抑えるリモートコントロール信号処理回路が提案
されている。
【0005】図3は従来の赤外線信号処理回路の構成を
示す図である。図3において、赤外線信号処理回路は、
制御信号をある周波数の搬送波に変調した赤外線信号を
受光して電気信号に変換するフォトダイオード101
と、変換された電気信号を増幅する増幅回路102と、
増幅された電気信号からある周波数付近の搬送波信号を
抽出するバンドパスフィルタ103と、抽出された搬送
波信号に重畳するノイズ信号からノイズレベル電圧を検
出するノイズレベル検出回路104と、搬送波信号から
エンベロープ信号を生成するエンベロープ生成回路10
5と、エンベロープ信号のピーク電圧とノイズレベル電
圧とから基準レベル電圧を生成する基準レベル生成回路
106と、エンベロープ信号と基準レベル電圧とを比較
して搬送波信号に含まれる制御信号を抽出する制御信号
抽出回路107とから構成されている。
【0006】図3において、増幅回路102は、プリア
ンプ,AGCアンプなどのリニアICで構成される。バ
ンドパスフィルタ103は、インダクタンス、コンデン
サなどで構成され、搬送波の周波数特性を持ち、赤外線
信号の搬送波成分を抽出する。ノイズレベル検出回路1
04は、太陽光や白熱灯やインバータ蛍光灯などによる
連続的な外乱光ノイズからノイズレベル電圧Vbを検出
する積分回路から構成されている。エンベロープ生成回
路105は、ピークホールド回路で構成されている。基
準レベル生成回路106は、ピークホールド回路と分圧
回路で構成されている。
【0007】図4は赤外線信号処理回路における信号波
形を示す図である。図4において、送信信号以外のフロ
ア部分のノイズ成分は、外乱光によるノイズである。V
aは、AGCアンプの出力信号を示す。Vbpfはバンドパ
スフィルタ103から出力される搬送波信号を示す。V
bは、ノイズレベル検出回路104から出力されるノイ
ズレベル電圧を示す。Vcは、エンベロープ生成回路か
ら出力されるエンベロープ信号を示す。Vdは、基準レ
ベル生成回路106のピークホールド回路で生成される
エンベロープ信号Vcのピーク電圧を示す。Veは、基準
レベル生成回路106においてエンベロープ信号のピー
ク電圧Vdとノイズレベル電圧Vbとから合成される基準
レベル電圧を示す。Vf、Vgは、制御信号抽出回路10
7で抽出される制御信号を示す。
【0008】ノイズレベル検出回路104の出力される
ノイズレベル電圧Vbは、基準レベル生成回路106の
基準レベル電圧の生成とAGCアンプのAGC信号とし
て入力される。ノイズレベル電圧Vbが大きくなると、
AGCアンプのゲインを抑えるように働く。
【0009】基準レベル生成回路106は、エンベロー
プ信号Vcをピークホールド回路で得たピーク電圧Vdと
ノイズレベル検出回路104から出力されたノイズレベ
ル電圧Vbとを抵抗分圧により基準レベル電圧Veとして
合成する。制御信号抽出回路107は、比較回路、波形
成形回路などで構成され、エンベロープ信号Vcと基準
レベル電圧Veとを比較回路で比較して変調周波数成分
である制御信号Vfを抽出し、波形成形回路で波形整形
を行って制御信号Vgとして出力する。
【0010】ノイズレベル検出回路104におけるノイ
ズの波高率(ノイズに対する波形のピーク値を表す比
率)、つまりノイズレベル電圧Vbの波高値の決定は、
積分回路の充電電流と放電電流の比によって決まる。
【0011】図5はノイズ波形とノイズ発生頻度を示す
図である。図5に示すように、ノイズ波形の瞬時値のノ
イズ発生頻度(ノイズ振幅確率)は正規分布を示すた
め、積分回路の充電電流と放電電流の比をNとすると、
ノイズ振幅確率の−∞からxまでの積分値(斜線部分)
がNになるようなxの値が決まり、x値とノイズ振幅の
積の実効値がノイズレベル検出回路におけるピークホー
ルドレベル(ノイズレベル電圧Vbの波高値)になる。
【0012】この積分回路の充電電流と放電電流の比を
変えてノイズレベル電圧Vbを大きく設定するほど、搬
送波信号中の制御信号を抽出するための基準レベル電圧
Veが上昇するので、外乱光に対するノイズ除去特性は
よくなる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ノイズ
レベル検出回路104から出力されるノイズレベル電圧
Vbを使ってAGCアンプでゲインの調整と搬送波信号
を抽出するための基準レベル電圧Veを設定する場合、
外乱光に対するノイズ除去特性はよくなるが、外乱光が
ないとき、赤外線信号処理回路自体のノイズにより基準
レベル電圧Veが上昇するため、制御信号抽出回路10
7の感度が低下するという問題がある。
【0014】本発明は、以上の事情を考慮してなされた
もので、例えば、ノイズレベル検出回路の利得によりノ
イズレベル電圧の波高値を任意に設定することにより、
外乱光がないときの制御信号抽出回路の感度を落とさず
に、制御信号を抽出する際の外乱光に対するノイズ除去
特性を改善することができる赤外線信号処理回路を提供
する。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の赤外線信
号処理回路の基本構成を示すブロック図である。図1に
示すように、本発明は、制御信号をある周波数の搬送波
に変調した赤外線信号を受光して電気信号に変換する受
光素子1と、変換された電気信号を増幅する増幅回路2
と、増幅された電気信号からある周波数付近の搬送波信
号を抽出するバンドパスフィルタ3と、抽出された搬送
波信号に重畳するノイズ信号からノイズレベル電圧を検
出するノイズレベル検出回路4と、搬送波信号からエン
ベロープ信号を生成するエンベロープ生成回路5と、エ
ンベロープ信号のピーク電圧とノイズレベル電圧とから
基準レベル電圧を生成する基準レベル生成回路6と、エ
ンベロープ信号と基準レベル電圧とを比較して搬送波信
号中の制御信号を抽出する制御信号抽出回路7とを備
え、前記ノイズレベル検出回路4は、ノイズレベル電圧
のフィードバック入力により利得が制御される積分回路
からなることを特徴とする赤外線信号処理回路である。
【0016】前記ノイズレベル検出回路4は、積分回路
の利得によって設定されたノイズの波高値を示すノイズ
レベル電圧Vbを検出するよう構成してもよい。前記ノ
イズレベル検出回路4は、二重積分型の積分回路からな
り、その初段の積分回路に利得をもたせた構成にしても
よい。前記増幅回路2は、ノイズレベル検出回路4から
出力されるノイズレベル電圧Vbの入力により利得が制
御されるAGCアンプで構成されることが好ましい。
【0017】なお、本発明において、受光素子1はPI
Nフォトダイオードで構成することができる。また、増
幅回路2は、利得制御が可能なAGCアンプ(差動増幅
器)で構成されることが好ましい。バンドパスフィルタ
3は、インダクタンス、コンデンサなどで構成してもよ
い。ノイズレベル検出回路4は、利得制御が可能な差動
増幅器、ノイズ信号電圧を充電するコンデンサ、定電流
で放電する定電流回路からなる積分回路で構成されるこ
とが好ましい。エンベロープ生成回路5はピークホール
ド回路で構成されることが好ましい。基準レベル生成回
路6はピークホールド回路、分圧回路で構成されること
が好ましい。制御信号抽出回路7は、比較回路、波形成
形回路で構成されることが好ましい。
【0018】また、増幅回路2、バンドパスフィルタ
3、ノイズレベル検出回路4、エンベロープ生成回路
5、基準レベル生成回路6、及び制御信号抽出回路7
は、インダクタンス、コンデンサを含むことが可能なリ
ニアIC、ASICなどで構成してもよい。
【0019】増幅回路2は、受光素子1で受光した赤外
線信号の電流を外乱光ノイズによる飽和を防ぎつつ電圧
増幅することができる。ノイズレベル検出回路4は、長
い時定数の積分回路により搬送波信号に重畳するノイズ
信号からノイズレベル電圧を検出することができる。
【0020】本発明によれば、ノイズレベル検出回路の
利得によりノイズレベル電圧の波高値を任意に設定する
ことにより、外乱光がないときの制御信号抽出回路の感
度を落とさずに、制御信号を抽出する際の外乱光に対す
るノイズ除去特性を改善することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施例に基づいて
本発明を詳述する。なお、本発明はこれによって限定さ
れるものでない。
【0022】図2は本発明の一実施例による赤外線信号
処理回路の構成を示す図である。図2において、図3に
示す従来の赤外線信号処理回路と同じ構成については同
符号を記す。赤外線受信器の受光素子1であるフォトダ
イオードPDのカソードは、電源ラインVccに接続さ
れ、フォトダイオードPDのアノードは、プリアンプA
1に接続され、増幅回路2のプリアンプA1の入出力部
に抵抗R1が並列接続されている。
【0023】図4の信号波形に示されるように、赤外線
送信器から送信される赤外線信号は、搬送波周波数で変
調され、搬送波の有無をコード化した制御信号が含まれ
る。赤外線信号は、フォトダイオードPDで受光されて
光電変換される。受光した赤外線信号の強度に対応した
光電流が、フォトダイオードPDからプリアンプA1に
流れ、さらに電流−電圧変換される。コンデンサC1を
介して利得制御が可能な増幅回路2のAGCアンプA2
で増幅され、赤外線の搬送波信号Vaとしてバンドパス
フィルタ(BPF)3の入力端子に入力される。
【0024】バンドパスフィルタ3は、搬送波の周波数
特性を持ち、赤外線信号の搬送波成分を抽出する。バン
ドパスフィルタ3とコンデンサC2を通過した搬送波信
号Vaは、設定電圧源Vref1に接続された抵抗R2と抵
抗R3で分圧され、一方は、搬送波信号Vbpfとして、
ノイズレベル検出回路4に入力され、また、他方は、搬
送波信号Vbpfxとして、エンベロープ生成回路5に入力
される。
【0025】すなわち、搬送波信号Vbpfは、数百msec
の長い時定数の二重積分回路からなるノイズレベル検出
回路4の第1積分回路I1の反転入力端子に入力され
る。また、第1積分回路I1の出力端子は、第2積分回
路I2の反転入力端子に接続されており、コンデンサC
3の一方の端子は第1積分回路I1の出力端子に接続さ
れ、他方の端子は接地されている。
【0026】第2積分回路I2の非反転入力端子は設定
電圧源Vref2に接続され、第2積分器I2の出力端子
は、バッファB1と充電を行うコンデンサC4と放電を
行う定電流源M1に接続されており、コンデンサC4の
他方の端子は接地されている。
【0027】ノイズレベル検出回路4は、搬送波信号V
bpfに含まれる連続的な外乱光ノイズを検出する。例え
ば、太陽光や白熱灯やインバータ蛍光灯などによる連続
的な密度の濃い外乱ノイズが入ると、搬送波信号Vpbf
にノイズが重畳されるが、このノイズのピーク電圧を、
ノイズレベル電圧Vbとして検出し、バッファB1から
出力される。バッファB1は、ノイズレベル電圧Vbを
増幅回路2のAGCアンプA2の利得を制御するAGC
制御信号として出力する。
【0028】一方、搬送波信号Vbpfxは、差動増幅器P
1、ダイオードD1、短い時定数のコンデンサC5、定
電流源M2、及びバッファB2からなるエンベロープ生
成回路5(ピークホールド回路)に入力され、エンベロ
ープ信号Vcとして検出される。このエンベロープ信号
Vcは、差動増幅器P2、ダイオードD2、短い時定数
の抵抗R6、コンデンサC6、C7、定電流源M3、及
びバッファB3からなる基準レベル生成回路6(ピーク
ホールド回路)に入力され、エンベロープ信号Vcのピ
ークホールド電圧Vdとして出力される。
【0029】また、このピークホールド電圧Vdとノイ
ズレベル電圧Vbとを抵抗R4とR5により合成した基
準レベル電圧Veとエンベロープ信号Vcとを制御信号抽
出回路7の第1比較器CP1で比較することにより、搬
送波信号Va中の外乱ノイズを除去した変調周波数成分
である制御信号Vfが抽出される。
【0030】また、制御信号抽出回路7において、第1
比較回路CP1の出力端子は、第2比較回路CP2の反
転入力端子に接続されており、コンデンサC8の一方の
端子は第1比較回路CP1の出力端子に接続され、他方
の端子は接地されている。
【0031】第2比較回路CP2の非反転入力端子は設
定電圧源Vref4に接続され、第2比較回路CP2の出
力端子は、ヒステリシスコンパレータCP3の入力端子
とコンデンサC9に接続されている。制御信号Vfは、
第2比較回路CP2を介して、ヒステリシスコンパレー
タCP3に入力され、ヒステリシスコンパレータCP3
の出力端子から波形整形を行った制御信号Vgとして出
力される。
【0032】一方、ノイズレベル検出回路4のバッファ
B1から出力されるノイズレベル電圧Vbは、設定電圧
源Vref3に接続された抵抗Raと抵抗Rbにより分圧さ
れ、第1積分器I1の非反転入力端子にフィードバック
電圧Vhとして入力される。
【0033】すなわち、ノイズレベル検出回路4の第1
積分回路I1が利得を持つことになり、ノイズレベル電
圧Vbとフィードバック電圧Vhとの関係は、 Vh=(Rb/(Ra+Rb))・(Vb−Vref3)+Vre
f3 Vb=(1+Ra/Rb)・Vh−Vref3・Ra/Rb Vref3=0vとすると、Vb=(1+Ra/Rb)・Vh
と表すことができる。
【0034】よって、ノイズレベル検出回路4のコンデ
ンサC4と定電流源M1の充電と放電の比率を変えるこ
となく、ノイズレベル検出信号Vbの大きさ(波高値)
をノイズレベル検出回路の利得、つまりRa、Rbの値に
より任意に設定することができる。
【0035】このため、外乱光に対するノイズ除去特性
がもっともよくなるように、AGCレベルを決定するこ
とができるので、外乱光がないときの赤外線信号処理回
路自体のノイズによるノイズレベル電圧Vb及び基準レ
ベル電圧Veの上昇を抑えることができる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、ノイズレベル検出回路
の利得によりノイズレベル電圧の波高値を任意に設定す
ることにより、外乱光がないときの制御信号抽出回路の
感度を落とさずに、制御信号を抽出する際の外乱光に対
するノイズ除去特性を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本回路構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施例による赤外線信号処理回路の
構成を示す図である。
【図3】従来の赤外線信号処理回路の構成を示す図であ
る。
【図4】赤外線信号処理回路における信号波形を示す図
である。
【図5】ノイズ波形とノイズ発生頻度を示す図である。
【符号の説明】
1 受光素子 2 増幅回路 3 バンドパスフィルタ 4 ノイズレベル検出回路 5 エンベロープ生成回路 6 基準レベル電圧生成回路 7 制御信号抽出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 10/00 - 10/28 H04J 14/00 - 14/08 JICSTファイル(JOIS)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御信号をある周波数の搬送波に変調し
    た赤外線信号を受光して電気信号に変換する受光素子
    と、変換された電気信号を増幅する増幅回路と、増幅さ
    れた電気信号からある周波数付近の搬送波信号を抽出す
    るバンドパスフィルタと、抽出された搬送波信号に重畳
    するノイズ信号からノイズレベル電圧を検出するノイズ
    レベル検出回路と、搬送波信号からエンベロープ信号を
    生成するエンベロープ生成回路と、エンベロープ信号の
    ピーク電圧とノイズレベル電圧とから基準レベル電圧を
    生成する基準レベル生成回路と、エンベロープ信号と基
    準レベル電圧とを比較して搬送波信号中の制御信号を抽
    出する制御信号抽出回路とを備え、前記ノイズレベル検
    出回路は、ノイズレベル電圧のフィードバック入力によ
    り利得が制御される積分回路からなることを特徴とする
    赤外線信号処理回路。
  2. 【請求項2】 前記ノイズレベル検出回路は、積分回路
    の利得によって設定されたノイズの波高値を示すノイズ
    レベル電圧を検出することを特徴とする請求項1記載の
    赤外線信号処理回路。
  3. 【請求項3】 前記ノイズ検出回路は、二重積分型の積
    分回路からなり、その初段の積分回路に利得をもたせた
    ことを特徴とする請求項1記載の赤外線信号処理回路。
  4. 【請求項4】 前記増幅回路は、ノイズレベル検出回路
    から出力されるノイズレベル電圧の入力により利得が制
    御されるAGCアンプからなることを特徴とする請求項
    1記載の赤外線信号処理回路。
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