JP3390205B2 - 電動テレスコピックステアリングの駆動支持装置 - Google Patents
電動テレスコピックステアリングの駆動支持装置Info
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Description
螺子杆と螺合する移動体を可動コラムと嵌合させる電動
テレスコピックステアリングの駆動支持装置に関する。
レスコピックコラムを駆動するために、駆動ナットaを
支持ブラケットbに、嵌合部cを介して挿入するように
なっている。
ある場合、駆動ナットaが前後反転するときに音が発生
するために、上記嵌合部cの精度を上げてガタがないよ
うにするか、または駆動ナットaを押しつけてガタをな
くす必要がある。
題を解決すべく鋭意,研究を重ねた結果、本発明を、固
定コラムに可動コラムを軸方向に移動自在に連結し、固
定コラムと可動コラムとの間に軸方向に沿って電動機付
きテレスコピック用駆動螺子杆を設け、該テレスコピッ
ク用駆動螺子杆に沿って移動可能で且つ両側面より突出
する連結用軸が形成されたテレスコピック用移動体を設
け、前記可動コラムには前記テレスコピック用移動体と
連結する支持部を形成し、該支持部に被装着凹部を形成
し、テレスコピック用移動体の前記連結用軸を軸支する
軸受部が形成され,且つ前記被装着凹部側に反力が作用
するように軸受体を前記被装着凹部に嵌入し、テレスコ
ピック用移動体と支持部とを前記軸受体を介して連結し
てなる電動テレスコピックステアリングの駆動支持装置
としたことにより、製作精度を低く押さえ、嵌合部ガタ
を除去して、電動テレスコピック装置の組立を極めて容
易に行うことができ、且つ組立精度を良好なるものとす
ることができる。
すると、図1(a)に示すように、固定コラムA及び可
動コラムBとから構成され、図2に示すように、その固
定コラムAに対して可動コラムBがコロガリ部材Gを介
して前後方向に移動し、ステアリングホィールWのテレ
スコピック操作が行われる。
に、図2に示すように、ステアリングシャフトSが内装
され、図1(a)に示すように、可動コラムBとともに
ステアリングシャフトSも伸縮可能に連続しており、そ
のステアリングシャフトSの先端にステアリングホィー
ルWが装着されている。
動螺子杆1が軸方向に沿って装着されており、該テレス
コピック用駆動螺子杆1は電動機Mにより回動するもの
である。具体的には固定コラムAに駆動体装着部2が形
成され、上記電動機M及びテレスコピック用駆動螺子杆
1が装着されている(図1参照)。
図1(b),図3に示すように、テレスコピック用移動
体3が螺合状態に設けられており、該テレスコピック用
移動体3と可動コラムBとが連結され、テレスコピック
用駆動螺子杆1が電動機Mにより回転することにより、
テレスコピック用移動体3がテレスコピック用駆動螺子
杆1に沿って移動するとともに、そのテレスコピック用
移動体3に従って可動コラムBが軸方向に移動する構成
となっている。
ク部3a内に内螺子部3bを形成したものであって、該
内螺子部3bが前記テレスコピック用駆動螺子杆1と螺
合し、テレスコピック用駆動螺子杆1の軸周方向におけ
る回動に従ってテレスコピック用移動体3がテレスコピ
ック用駆動螺子杆1を軸方向に往復移動するものである
(図1,図4等参照)。
ブロック部3aの外面には連結用軸3cが形成され、図
1(a),(b)及び図2乃至図4等に示すように、可
動コラムB側の支持部6に連結されるものであって、具
体的には、図2に示すように、その連結用軸3cはブロ
ック部3aの上下両面より突出して形成されている。
には断面コ字形状に形成されており、その上下方向に対
向する連結片6a,6aと垂直状片6bとから構成さ
れ、該垂直状片6bが可動コラムBの管状本体5に固着
されたり、或いはその支持部6の連結片6a,6aが管
状本体5から一体的に形成されることもある。
着凹部7,7が形成されており、具体的には、略方形状
の切欠きとして形成されたものであり、後述する軸受体
が嵌入可能なものとなっている。
動体3の連結用軸3c,3cが挿入する軸受部8aが形
成されており、該軸受部8aは具体的は、図3乃至図5
に示すように、軸受体8に貫通孔として形成されたもの
や、或いは円形状の窪が形成されたものである。
略方形状に形成されたものであり、さらに具体的には、
前記被装着凹部7に嵌入可能なように、被装着凹部7よ
り僅かに大きめに形成されている。
れ、その軸受体8を前記被装着凹部7,7に嵌入したと
きに、図7に示すように、その圧壊部8bが潰れるとと
もに、その反力が被装着凹部7,7側に作用して軸受体
8が被装着凹部7,7内に強固に配置される実施例も存
在する。
は種々存在し、その第1実施例としては、図9に示すよ
うに、軸受体8が被装着凹部7により挟持される両側端
で突起形状に形成されたものであり、その軸受体8を被
装着凹部7に挿入したときに、圧壊部8bが潰されるこ
とにより軸受体8の嵌入ができるとともに、一旦嵌入し
た軸受体8はその圧壊部8bの反力が作用して、極めて
強固なる固着が可能となる。
図3乃至図6に示すように、突起状に形成されるととも
に、該突起状付近に貫通孔が形成されたもので、軸受体
8を被装着凹部7内に嵌入するとき、その貫通孔部分が
潰れることにより嵌入が可能となり、且つその貫通孔部
分の復元力が被装着凹部7に対する押圧力となるもので
ある。
は円形状、長孔形状,又は水滴形状(図8参照)のもの
も存在し、さらに上記実施例の形状には限定されること
はなく、比較的潰れやすい形状であればよい。
は、図10に示すように、圧入タイプ状のものも存在す
る。
動コラムBを軸方向に移動自在に連結し、固定コラムA
と可動コラムBとの間に軸方向に沿って電動機M付きテ
レスコピック用駆動螺子杆1を設け、該テレスコピック
用駆動螺子杆1に沿って移動可能で且つ両側面より突出
する連結用軸3c,3cが形成されたテレスコピック用
移動体3を設け、前記可動コラムBには前記テレスコピ
ック用移動体3と連結する支持部6を形成し、該支持部
6に被装着凹部7を形成し、テレスコピック用移動体3
の前記連結用軸3c,3cを軸支する軸受部8aが形成
され,且つ前記被装着凹部7側に反力が作用するように
軸受体8を前記被装着凹部7に嵌入し、テレスコピック
用移動体3と支持部6とを前記軸受体8を介して連結し
てなる電動テレスコピックステアリングの駆動支持装置
としたことによりテレスコピック駆動部の組立が極めて
簡易且つ迅速にできるし、第2に製造における精度を低
くすることが可能となる等の種々の効果を奏する。
支持部6を形成し、該支持部6に被装着凹部7,7を形
成し、該被装着凹部7,7にテレスコピック用移動体3
を軸支する軸受体8,8を嵌入可能としたことにより、
テレスコピック用移動体3を軸受体8,8に軸支した状
態で、軸受体8,8を前記支持部6の被装着凹部7,7
に嵌入するのみで極めて簡単に組み立てることができる
ものである。
て形成したものであり、その軸受体8を支持部6の被装
着凹部7,7に嵌入するときに正確な位置に装着するこ
とにより、各部材の製造精度を低くしておくことができ
ることにより、製造にかかるコストを安くすることがで
きる。
たので、テレスコピック用移動体3を軸支する軸受体8
と支持部6とのガタが容易に除去でき、テレスコピック
用移動体3からの振動,騒音を低減することができる。
1において、前記軸受体8には前記被装着凹部7に嵌入
したときに、潰されることにより反力がその被装着凹部
7側に作用する圧壊部8bが形成されてなる電動テレス
コピックステアリングの駆動支持装置としたことによ
り、支持部6の被装着凹部7,7に軸受体8,8を嵌入
することが極めて簡易にできる。
8bを形成したことで、その軸受体8を被装着凹部7に
嵌入するときには、図7等に示すように、圧壊部8bが
集中的に潰れることで、嵌入作業が極めて容易にできる
とともに、嵌入後には圧壊部8bが被装着凹部7に対し
て適宜の復元力による反力を生じるので、軸受体8が被
装着凹部7に極めて強固に固着することができる。
平面図 (b)は本発明の要部斜視図
図
平面図
斜視図
Claims (2)
- 【請求項1】 固定コラムに可動コラムを軸方向に移動
自在に連結し、固定コラムと可動コラムとの間に軸方向
に沿って電動機付きテレスコピック用駆動螺子杆を設
け、該テレスコピック用駆動螺子杆に沿って移動可能で
且つ両側面より突出する連結用軸が形成されたテレスコ
ピック用移動体を設け、前記可動コラムには前記テレス
コピック用移動体と連結する支持部を形成し、該支持部
に被装着凹部を形成し、テレスコピック用移動体の前記
連結用軸を軸支する軸受部が形成され,且つ前記被装着
凹部側に反力が作用するように軸受体を前記被装着凹部
に嵌入し、テレスコピック用移動体と支持部とを前記軸
受体を介して連結してなることを特徴とした電動テレス
コピックステアリングの駆動支持装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記軸受体には前記
被装着凹部に嵌入したときに、潰されることにより反力
がその被装着凹部側に作用する圧壊部が形成されてなる
ことを特徴とした電動テレスコピックステアリングの駆
動支持装置。
Priority Applications (1)
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JP9381993A JP3390205B2 (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 電動テレスコピックステアリングの駆動支持装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP9381993A JP3390205B2 (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 電動テレスコピックステアリングの駆動支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH06286620A JPH06286620A (ja) | 1994-10-11 |
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Family
ID=14093012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP9381993A Expired - Fee Related JP3390205B2 (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 電動テレスコピックステアリングの駆動支持装置 |
Country Status (1)
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1993
- 1993-03-30 JP JP9381993A patent/JP3390205B2/ja not_active Expired - Fee Related
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