JP3388802B2 - 機器の遠隔操作装置 - Google Patents

機器の遠隔操作装置

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JP3388802B2
JP3388802B2 JP10963693A JP10963693A JP3388802B2 JP 3388802 B2 JP3388802 B2 JP 3388802B2 JP 10963693 A JP10963693 A JP 10963693A JP 10963693 A JP10963693 A JP 10963693A JP 3388802 B2 JP3388802 B2 JP 3388802B2
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隆司 吉田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、目的物体を遠隔操作に
よって広角度で任意の方向に変位作動させることができ
る遠隔操作装置に係り、例えば車輌に外付けされるミラ
ー,監視カメラ,撮影機,あるいは照明器具などの機器
を取り付けて、その機器を任意の向きに回動変位させる
操作が簡単な構成で遠隔操作できる機器の遠隔操作装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ミラーなど比較的軽量で小型の機
器を遠隔操作によって所望の方向に回動変位させること
ができる比較的小型の装置としては、例えば本発明者の
発明にかかるものとして特開平1−178045号公
報,特公平3−72494号公報によって開示されたも
のが知られている。
【0003】これら公知の遠隔操作装置は、中空シャフ
ト状のケーシングの内部に歯車機構を内蔵させて、これ
ら歯車機構を2台のモータで駆動させて操作しようとす
る機器をX軸及びY軸の両軸方向で回動自在な構成にさ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の遠隔操
作装置では、傘歯車機構や遊星歯車機構を組み込んで構
成されるので部品点数が多くなって全体的に機構が複雑
になる。そして、この種遠隔操作を要求される機器は、
特に屋外で使用されることが多い関係上全体を閉鎖構造
にされることが避けられない。このことから、回転の激
しい歯車を備える駆動部に対する潤滑油の補給が困難で
ある。したがって、長期間の使用に際しては潤滑油の補
給のために分解点検を行わねばならない。
【0005】また、組立構造上***作機器の取り付けら
れる軸部が片持ち構造になって、そのために旋回アーム
を長くしたり重量が重い機器を支持させるには偏荷重が
大になるので、支持部の構造を頑丈にするため全体の構
造が大きくなって不都合である。さらに、従来の遠隔操
作装置は前述のように目的の機器(ミラーなど)を所要
角度旋回させるとともにその旋回中心から一定の長さ突
き出された先で所要角度俯仰するだけにとどまり、それ
以上の範囲については遠隔操作することができない、な
どの問題点がある。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するた
めに、駆動部の機構を簡素化して支持する機器を遠隔操
作で所望の方向に任意に移動変位できる機器の遠隔操作
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明による機器の遠隔操作装置は、第1
に、両端部に取付支持部を有する筒状の本体ケーシング
と、この本体ケーシングの中間部に基部が回動自在に支
持されるとともにその本体ケーシングの軸線に交差する
ように配されて側方に突き出される機器支持アームと、
前記本体ケーシング内で相対向して配設される旋回用モ
ータおよび俯仰用モータと、前記旋回用モータの回転運
動を減速て前記機器支持アームに旋回力を付与する旋
回駆動機構と、前記俯仰用モータの回転運動を減速
前記機器支持アームを俯仰させる俯仰駆動機構とを含
み、前記旋回駆動機構は、前記旋回用モータの出力軸に
取り付くフィードスクリューに螺合する雌ネジを有する
とともに、この雌ネジと同軸心にボールスクリューを有
する直線運動体と、この直線運動体の前記ボールスクリ
ューと螺合して旋回する操作片とを備え、この操作片の
旋回により前記機器支持アームの基端軸が旋回されるよ
うに構成され、 前記俯仰駆動機構は、前記俯仰用モータ
の出力軸に取り付くフィードスクリューに螺合する雌ネ
ジを基部に有するとともに、この基部から突き出す部分
にラックを有する直線移動子を備え、このラックに前記
機器支持アームの基部に取り付くピニオンが噛合されて
構成され、前記機器支持アームの支持部と前記俯仰用モ
ータおよび前記俯仰駆動機構は前記本体ケーシングに回
動可能に支持され、かつ前記俯仰用モータおよび前記俯
仰駆動機構と前記旋回駆動機構とは同一軸線上で回動可
能に連結されていることを特徴とする。
【0008】本発明において、前記旋回駆動機構の操作
片に対して前記機器支持アームの支持部と前記俯仰用モ
ータおよび前記俯仰駆動機構を支持する回転可能なスリ
ーブとが、クラッチ機構を介して回動可能に連結される
のがよい。
【0009】次に、本発明による機器の遠隔操作装置
は、第2に、両端部に取付支持部を有する筒状の本体ケ
ーシングと、この本体ケーシングの中間部に基部が回動
自在に支持されるとともにその本体ケーシングの軸線に
交差するように配されて側方に突き出される機器支持ア
ームと、前記本体ケーシング内で相対向して配設される
旋回用モータおよび俯仰用モータと、前記旋回用モータ
の回転運動を減速て前記機器支持アームに旋回力を付
与する旋回駆動機構と、前記俯仰用モータの回転運動を
減速て前記機器支持アームを俯仰させる俯仰駆動機構
とを含み、前記旋回駆動機構は、前記旋回用モータの出
力軸に取り付くフィードスクリューに螺合する雌ネジを
有するとともに、この雌ネジと同軸心にボールスクリュ
ーを有する直線運動体と、この直線運動体の前記ボール
スクリューと螺合して旋回する操作片とを備え、この操
作片の旋回により前記本体ケーシングとともに前記機器
支持アームが旋回するように構成され、 前記俯仰駆動機
構は、前記俯仰用モータの出力軸に取り付くフィードス
クリューに螺合する雌ネジを基部に有するとともに、こ
の基部から突き出す部分にラックを有する直線移動子を
備え、このラックに前記機器支持アームの基部に取り付
くピニオンが噛合されて構成され、前記本体ケーシング
の両端部が取付支持部に対して回転可能に支持され、
旋回用モータと前記俯仰用モータ同一軸線上に位置
して前記本体ケーシングに固定されていることを特徴と
する。
【0010】本発明において、前記旋回駆動機構の操作
片と前記機器支持アームの支持部並びに前記俯仰用モー
タ及び前記俯仰駆動機構を支持するスリーブとが、本体
ケーシングに固定されるようにするのがよい。また、前
記各発明において、前記機器支持アームの基部は、伸縮
駆動用モータの回転運動を減速てその軸線方向に伸縮
される入れ子式の伸縮軸にされているのが好ましい。こ
うすることで、その基部で旋回半径方向に機器支持アー
ムを伸長させることが可能となる。
【0011】
【作用】前記第1の特徴を有する発明によれば、外部に
突き出される機器支持アームを除いて筒状の本体ケーシ
ングに収められてコンパクトにまとめられ、本体ケーシ
ングの両端部で所要の位置に固定させれば、機器支持ア
ームの先端部に所要の機器を取り付けて、内蔵する旋回
用モータと俯仰用モータとを遠隔操作によって駆動させ
ることにより、その機器を旋回並びに俯仰させて広範囲
に移動変位させて目的の作業を行うことができる。この
場合、前記機器支持アームは本体ケーシング内で旋回
用モータを起動ることにより、回駆動機構によって
俯仰用モータ及び俯仰駆動機構とともに設定されている
比較的小さい旋回範囲で旋回駆動され、俯仰用モータの
駆動で減速されて俯仰駆動機構が作動して機器支持アー
所要の角度俯仰される。そして、旋回駆動機構と俯
仰駆動機構とが同一軸線上で機器支持アームの基部に対
して出力されるようになっているので、本体ケーシング
とともに機器支持アームの駆動部には偏荷重が作用せず
円滑な回動操作ができる。
【0012】次に、前記第2の特徴を有する発明によれ
ば、外部に突き出される機器支持アームを除いて筒状の
本体ケーシングに収められてコンパクトにまとめられ、
その本体ケーシングが両端部における取付部にて回転可
能に支持され所要の位置に取付部を固定させておけば、
その本体ケーシングに内蔵される旋回用モータによって
旋回駆動機構を作動させると、この旋回駆動機構の出力
部が本体ケーシングに固定されているので、当該本体ケ
ーシングとともに機器支持アームが旋回できて制限され
ないので360°全回転できるのである。もちろん、機
器支持アームを俯仰方向に回動できるので、旋回動作と
併せて前記第1の発明の装置以上に機器支持アームに装
着される機器をより広範囲に操作できることになる。
【0013】本発明では、機器支持アームの基部を伸縮
軸に構成して、その伸縮軸を伸縮駆動モータにより螺旋
運動で減速駆動させるようにすれば、前述の旋回・俯仰
に加えて軸線方向(半径方向)に伸縮できることにな
り、より広範囲の操作が可能になる。
【0014】また、特に旋回用モータの出力軸と旋回駆
動機構との連結部にフィードスクリューと雌ネジとより
なるネジ番(つがい)構造を採用することで、簡単な構
成でモータの回転速度を減速でき、加えて回転運動を直
線運動に変換させて後にボールスクリューと操作片とよ
りなるネジ番構造で再び回転運動に変換させることによ
って全体構造を小さく纏めて所期の目的を達成できるの
である。しかも、前述のような2種類のネジ番構造を組
み合わせて本体ケーシングを旋回運動させるようにする
と、停止中に外部から加えられる回動力に対しても両ネ
ジ番におけるリードの差が大きいので両者間での相互干
渉で回転が阻止されて外力によって旋回されるのを防止
できるのである。また、俯仰用モータと俯仰駆動機構に
ついても前述の旋回用モータと旋回駆動機構との関係と
同様にモータの出力軸と旋回駆動機構との連結部にいわ
ゆるネジ番構造を採用することで、簡単な構成でモータ
の回転速度を減速でき、加えて回転運動を直線運動に変
換させて後に噛み合い駆動で機器支持アームを俯仰動作
できる簡単な構成とすることができる。
【0015】
【実施例】次ぎに本発明の機器の遠隔操作装置につい
て、その一実施例を具体例の図面に基づき説明する。図
1に示されるのは本発明による第1の実施例装置として
自動車のバックミラーの遠隔操作装置に採用された全体
外観図、図2は図1の遠隔操作装置の一具体例縦断面
図、図3は図2のIII −III 視拡大断面図、図4は図2
のIV−IV視拡大断面図である。
【0016】これらの図による第1実施例の機器(バッ
クミラー)の遠隔操作装置1は、全体的にロッド状のユ
ニット型にされていて、自動車の車体2の適所にサポー
ト3,3によって本体ケーシング10の上下両端に設け
られる取付片(取付支持部)11,11を連結されて組
み付けられる。そして、本体ケーシング10の中間部で
外側部に突き出す支持アーム35の先端にバックミラー
5が周知の手段で支持されている。このバックミラー5
は図示されない運転席に設けられる操作盤6の遠隔操作
スイッチによって任意の向きに操作されるようになされ
る。
【0017】ロッド状のユニット型にされた本実施例の
遠隔操作装置1は、図2乃至図4で示されるように、所
要寸法の筒状の本体ケーシング10と、この本体ケーシン
グ10内部に静止構造で嵌挿される支持筒体12に固定的に
支持される小型の旋回用モータ13と、この旋回用モータ
13に同一軸線上で連結される旋回駆動機構15と、前記本
体ケーシング10の内部に前記支持筒体12と対向して回転
構造で内挿される回転スリーブ21に支持される俯仰用モ
ータ20と、この俯仰用モータ20に同一軸線上で連結され
る俯仰駆動機構25、及び本体ケーシング10の軸線に直交
して側方に突き出して設けられるミラーの支持アーム35
とで構成されている。なお、前記旋回駆動機構15と俯仰
駆動機構25とは相対向して同一軸線上に配されている。
【0018】本体ケーシング10は、前記各機構がすべて
収容できる長い寸法の円筒体で、中間部に前記ミラーの
支持アーム35が突き出されて支持される支持環31が旋回
可能なように受け座環32と、この受け座環32の先端部に
螺合する押えリング33とが付設され、かつその受け座環
32の周面部に本体ケーシング10の一部を貫通する長孔34
が前記ミラーの支持アーム35を所要角度旋回できるよう
に設けられる。なお、本体ケーシング10の両端部に取り
付く取付片11,11はいずれも着脱可能に設けられ、中心
部はリード線が挿通できる孔を設けてある。
【0019】旋回用モータ13は、小型の可逆回転モータ
で本体ケーシング10の一方の端部から挿入されて例えば
ノックピン12' によって固定される支持筒体12の内部に
嵌挿固定され、その出力軸13' にネジピッチの小さいフ
ィードスクリュー16が取り付けられ、このフィードスク
リュー16に旋回駆動機構15の直線運動体17が螺合連結さ
れている。
【0020】旋回駆動機構15は、直線運動体17と操作片
18及びクラッチ機構22とで構成され、これら直線運動体
17,操作片18,クラッチ機構22は同一軸線上に配列され
ている。そして、直線運動体17は前述の旋回用モータ13
の出力軸13' に取り付くにフィードスクリュー16と螺合
する雌ネジ17a を後半部に備え、前半部はリードの大き
いボールスクリュー17b に形成されている。なお、この
ボールスクリュー17bのネジのつる巻角度は60°以上
であることが好ましい。操作片18はそのボールスクリュ
ー17b に螺合して本体ケーシング10内で軸受19により回
転自在に設けられ、前記旋回用モータ13と反対の側にク
ラッチ機構22を介して回転スリーブ21と接続されるよう
になされている。なお、クラッチ機構22としては相手側
の回転スリーブ21の前端面と例えばばね推力で設定回転
力が伝達される周知構造のボールラッチ式のクラッチが
採用されている。図中符号22a は伝達リング、22b は動
力伝達用のボール、22c はコイルスプリング、22d はク
ッションリングである。
【0021】俯仰用モータ20は、前述のように旋回用
モータ13と同様の小型の可逆回転モータで、その旋回
用モータ13と反対の位置で相対向するようにして本体
ケーシング10内で軸受23,23により回転自在に支
持される回転スリーブ21内に支持されている。この俯
仰用モータ20の出力軸20'には前述の旋回用モータ
13と同様のフィードスクリュー24が取り付けられ、
このフィードスクリュー24に俯仰駆動機構25が連結
されている。なお、前記回転スリーブ21の後端には取
付片11との間にスラストベアリング30が介在され、
前記クラッチ機構22の推力が受支されるようになって
いる。
【0022】俯仰駆動機構15は、前記フィードスクリ
ュー24に基部で螺合する雌ネジ26a部を備え、この
基部から軸線方向に突き出す部分にラック27が設けら
れた直線移動子26と、この直線移動子26のラック2
7に噛合される前述のミラーの支持アーム35の本体ケ
ーシング10内に挿入される基端軸(支持部)36にて
固着のピニオン28とで構成されている。そして、前記
直線移動子26は回転スリーブ21内で往復動のみ可能
なように支持されている。また、前記ピニオン28の取
り付く支持アーム35の基端軸36部は、前述の本体ケ
ーシング10の外周部に固着された受け座環32と押え
リング33とに挟まれて、旋回可能に装着される支持環
31にて軸受37により支持されている。
【0023】このように構成される本実施例の遠隔操作
装置1は、旋回用モータ13と俯仰用モータ20への図示さ
れない動力供給線がサポート3の内部を利用して電源と
接続され、例えば自動車の運転席に設けられる制御盤6
(図1参照)で起動・停止の操作ができるようにされ
る。
【0024】そして、制御盤6において例えば旋回用モ
ータ13を正転駆動操作すると、この旋回用モータ13に取
り付くフィードスクリュー16の回転で螺合される雌ネジ
17aが図2上で矢印aの方向に移動され、この雌ネジ17a
を備える直線運動体17の前半部に設けられるリードの
大きいボールスクリュー17b の移動によって、このボー
ルスクリュー17b に螺合の操作片18が時計方向に回転さ
れる。すると、その操作片18とクラッチ機構22を介して
連結される回転スリーブ21が同方向に回動されて、この
回転スリーブ21内に配設される俯仰駆動機構25とともに
ミラーの支持アーム35がその基端軸36部を回動させられ
て本体ケーシング10に設けられている旋回用の長孔34の
範囲内で所要回転角回動させられる。したがって、ミラ
ーの支持アーム35によって支持されるバックミラー5が
回動される。なお、旋回用モータ13が逆回転操作される
と、前述の旋回動作部はすべて逆旋回される。
【0025】前記旋回操作における旋回用モータ13によ
る旋回駆動機構15の作動に際し、旋回用モータ13の起動
回転はフィードスクリュー16と直線運動体17の雌ネジ17
a との螺合関係によって、直線運動に方向変換されると
同時にそのフィードスクリュー16によるネジピッチが小
さいので、このネジ番機構によって減速される。そし
て、直線運動に変換された直線運動体17の直進力が、今
度はネジのリードの大きいボールスクリュー17b と操作
片18の雌ネジ18a 部との螺合によって回転運動に変換さ
れるので、さらにこのネジ番機構によって減速されて、
そのボールスクリュー17b の直進移動量に応じて僅かず
つ操作片18が回動され、前述のようにミラーの支持アー
ム35が旋回させられる。なお、その直線運動体17の直進
でボールスクリュー17b と螺合する操作片18とによる回
転運動への変換は、当該螺合部でボールスクリュー機構
を採用しているので摩擦抵抗が少なくて円滑に行われ
る。
【0026】そして、俯仰用モータ20を例えば正転駆動
操作させると、この俯仰用モータ20の出力軸20' に取り
付くフィードスクリュー24の回転で螺合する雌ネジ26a
を備える直線移動子26は後退方向(矢印bの方向)に移
動させられる。すると、この直線移動子26に設けられる
ラック27と噛合のピニオン28が回転されて、ミラーの支
持アーム35を図上反時計方向に回転させ、このミラーの
支持アーム35に装着されたバックミラー5が俯角方向に
回動される。したがって、俯仰用モータ20が逆転駆動操
作されると、フィードスクリュー24の逆回転で直線移動
子26の動きが前述と逆になり、ミラーの支持アーム35が
仰角方向に回動される。これらの俯仰操作は前述の旋回
駆動操作と同時に行わせても支障なく動作できる。
【0027】このようにしてミラーの支持アーム35に装
着支持されるバックミラー5は旋回並びに俯仰操作され
ることにより、広範囲の視野を簡単に運転者の所望の位
置・角度に設定できる。そして、外部から設定以上の外
力がミラーの支持アーム35に作用するようなことがあっ
ても、前述のように旋回駆動機構15とそのミラーの支持
アーム35の基部が組み込まれている回動スリーブ21との
間にはボールラッチ式のクラッチ機構22が配設されてい
るので、このクラッチ機構22において、複数のボール22
b と回転スリーブ21端面との接触位置で外力を受ける回
転スリーブ21側のみが回動して旋回駆動機構15を破損す
ることなく安全に保たれる。
【0028】次に、本発明の第2実施例について、その
具体例を図5及び図6によって説明する。なお、この第
2の実施例における遠隔操作装置1Aは、前記第1の実
施例と同様にバックミラー5の操作を行わせるものとし
て説明する。また、前記第1の実施例と同一の構造部分
については、同一の符号を付してその詳細な説明を省略
する。
【0029】この遠隔操作装置1Aは外観的に前記実施
例のものと同一であるが、本体ケーシング10A の両端部
がサポート3,3(図1参照)に取り付けられる取付片
11,11に対して軸受40,40を介して回転可能に支持され
ている。そして、ミラーの支持アーム35A が基部を本体
ケーシング10A の中間部で回動自在に支持されて、その
本体ケーシング10A とともに全旋回できるようになされ
ている。
【0030】本体ケーシング10A の内部には、一方の取
付片11と固定的に繋がれる支持筒体12に保持される旋回
用モータ13と、この旋回用モータ13に同一軸線上で連結
される旋回駆動機構15と、その旋回用モータ13と反対側
の位置に対向して設けられる俯仰用モータ20と、この俯
仰用モータ20に同一軸線上で連結される俯仰駆動機構25
とが設けられている。
【0031】そして、旋回駆動機構15における操作片18
A は、本体ケーシング10A に例えばノックピン18b によ
って固定され、旋回用モータ13によって回転駆動される
フィードスクリュー16と螺合される直線運動体17の前半
部ボールスクリュー17b と、雌ネジ18a との螺合によっ
て、そのボールスクリュー17b の直線移動で前記本体ケ
ーシング10A とともに旋回させるように構成されてい
る。
【0032】俯仰用モータ20と俯仰駆動機構25とは、本
体ケーシング10A に例えばノックピン29a によって固定
される保持筒体29に同一軸線上で支持されている。そし
て、俯仰駆動機構25については前述の第1の実施例と同
様に構成されている。なお、前述のミラーの支持アーム
35の基端軸36部は本体ケーシング10A に固着される支持
リング38に軸受39,39によって支持され、それら軸受3
9,39の間に直線移動子26に設けられるラック27と噛み
合うピニオン28が取り付けられている。
【0033】このように構成される第2の実施例におけ
る遠隔操作装置1Aは、前述の第1の実施例の場合と同
様に旋回用モータ13の駆動によってフィードスクリュ
ー16と雌ネジ17aとの作動で直線運動体17が移動
すれば、ボールスクリュー17bの直進動作で操作片
8Aが回動される。すると、この操作片18Aは本体ケ
ーシング10Aと一体化されて、かつ本体ケーシング1
0Aがサポート3,3との取り付け支持部で軸受40,
40により回転自在に支持されているので、その操作片
18Aと本体ケーシング10Aとが同時に旋回されるこ
とになる。したがって、その本体ケーシング10Aに取
り付く支持リング38で軸受39,39によって基端軸
36部を支持されるミラーの支持アーム35も本体ケー
シング10Aと同に回転できて、何等支障なく360
°全旋回できるのである。
【0034】また、ミラーの支持アーム35は俯仰用モー
タ20の駆動によって、フィードスクリュー24と直線移動
子26との螺合動作でラック27とピニオン28との噛み合い
駆動により任意の角度俯仰させることができる。したが
って、前述の全旋回と俯仰操作とにより、ミラーの支持
アーム35に取り付くバックミラー5(図1参照)は前述
の第1の実施例の場合よりもより一層広範囲の視界を得
ることができる。なお、この旋回及び俯仰の操作は前述
の実施例の場合と同様に、運転席に設けた制御盤で操作
できる。
【0035】次に、前述の第1,第2の両実施例に加え
て、図7で示されるようにミラーの支持アーム35B はそ
の基部に入れ子式の伸縮軸50を設けて本体ケーシング10
または10A の回転中心線を基準にして直交方向に伸縮で
きる機能を付加することができる。その伸縮軸50の伸縮
操作は当該伸縮軸50と内部に設けられる伸縮駆動用モー
タ55の出力軸に直結されたネジピッチの小さいフィード
スクリュー53とを組み合わせて作動できる構成にされ
る。
【0036】前記伸縮軸50は、基軸51が中空軸で本体ケ
ーシング10(10A) にプレーン軸受54,54にて軸方向に移
動不能で回転自在に支持され、この基軸51内に同心軸で
前記フィードスクリュー53に螺合する雌ネジ52a を備え
る可動軸52が軸線方向にのみ摺動可能に嵌挿され、この
可動軸52の先端部にミラーの支持アーム35B が連結され
る構成にされている。そして、前記伸縮駆動用モータ55
は例えば基軸51の後端部に嵌挿付設され、前述の俯仰駆
動機構25によって基軸51とともに回転可能に設けられ
る。なお、前記基軸51はピニオン28とキーによって一体
的に連結されている。また、基軸51の本体ケーシング10
(10A) に対する挿入部の入り口近傍にはシールリング56
を設けて外部から雨水や塵埃の侵入を防止されるように
なされている。このような伸縮軸50を組み込む形式にさ
れる場合は、本体ケーシング10(10A) を前述の形式のも
のよりも外径が大きくなる。もちろん、必要に応じてこ
の伸縮軸50を有するミラーの支持アーム35B 装着部近傍
のみ直径の大きい形状にすることができる。
【0037】このような構成の伸縮軸50を有するミラー
の支持アーム35B は、伸縮駆動用モータ55を駆動させて
フィードスクリュー53によって螺合する雌ネジ52a を介
して可動軸52を前進方向に作動させると、その可動軸52
に直結されているミラーの支持アーム35B が突き出され
る。したがって、そのミラーの支持アーム35B に取り付
けられるミラー(図示せず)は定常状態から遠方位置に
移動されて視野を替えることができる。また、伸縮駆動
用モータ55の駆動を逆回転させると可動軸52が前述と逆
に作動されてミラーの支持アーム35B を後退させて突き
出し量を少なくすることになる。なお、可動軸52は基軸
51に対して回動不能に設けられているので、このような
伸縮動作を行わせる際にミラーの支持アーム35B が回動
されることはない。
【0038】そして、伸縮機構を備えた場合も通常の旋
回・俯仰の両動作については前述の実施例と同様に作動
される。したがって、ミラーの支持アーム35B に取り付
くミラー(図示せず)を俯仰させる操作は俯仰駆動機構
25(図2参照)を作動させて、そのピニオン28が取り付
く基軸51を駆動させることにより、伸縮軸50全体が回動
されて連結するミラーの支持アーム35B を所要回転角俯
仰させることができる。
【0039】このような伸縮機構を組み込まれたミラー
の遠隔操作装置は、車輌の走行中に運転者が通常の後方
視野以上に他の視野を確認したい場合、前述のようにし
て伸縮軸50を作動させてミラーの支持アーム35B を伸ば
すとともに旋回・俯仰の両動作を必要に応じて行うこと
ができる。そして、走行中はミラーの支持アーム35Bを
規定長さ以上に突き出したままでは危険であるので、所
要の確認を行った後伸縮軸50を逆動作することにより速
やかに元の姿勢に復帰できる。これらの操作を手元の操
作スイッチで簡単に行えるので走行運転中であっても支
障を来すことなくより一層の安全運転ができるのであ
る。
【0040】以上は自動車のバックミラーの遠隔操作装
置を例にして説明したが、本実施例の機器の遠隔操作装
置1または1Aは、その本体ケーシング10または10A の
支持構造を用途に応じて設定するとともに、機器支持ア
ームの部分を使用される機器に応じて設定することによ
り、例えばTVカメラ,音波送受信機器,照明器具など
の機器を取り付けるようにして、本体を建物などに支持
させて設置することにより、保安用機器の操作装置や遠
隔操作が必要な機器の操作装置などとして使用できる。
したがって、本発明は前記実施例に限定されず、本発明
の趣旨に則して各部の構造形状を変更することが可能な
ことは言うまでもない。
【0041】なお、本実施例におけるミラーの支持アー
ム35,35A,35Bは、本発明における機器支持ア
ームに応する。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、前述のように機器の支
持アームを操作する駆動部を合理的に纏めて筒体内部に
収容され、歯車列による減速機構を用いないで低速での
駆動ができるようにするとともに偏荷重が駆動要部に作
用しない構成とされているので、安定した駆動操作がで
きて長期使用に耐える装置が得られる。そして、駆動部
の構造も簡単になって給油なども容易となり、保守管理
が便利である。また、従来は機器の全旋回ができなかっ
たのを、構造を簡単にして機器の全旋回が可能なように
なり、さらに機器の支持アームを伸縮できる機能を付加
することでより便利になり、用途を拡大できる利点を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施例装置として自動車の
バックミラーの遠隔操作装置に採用された全体外観図で
ある。
【図2】図1の遠隔操作装置の一具体例の縦断面図であ
る。
【図3】図2のIII −III 視拡大断面図である。
【図4】図2のIV−IV視拡大断面図である。
【図5】本発明による第2の実施例装置としての遠隔操
作装置の一具体例の縦断面図である。
【図6】図5のVI−VI視拡大断面図である。
【図7】機器の支持アームの基部に伸縮駆動機構を付加
したものの一具体例の要部平断面図である。
【符号の説明】
1,1A 遠隔操作装置 3 サポート 5 バックミラー 6 制御盤 10,10A 本体ケーシング 11 取付片 12 支持筒体 13 旋回用モータ 15 旋回駆動機構 16,24,53 フィードスクリュー 17 直線運動体 17b ボールスクリュー 18,18A 操作片 19,23,40 軸受 20 俯仰用モータ 21 回転スリーブ 22 クラッチ機構 25 俯仰駆動機構 26 直線移動子 27 ラック 28 ピニオン 31 支持環 32 受け座環 34 長孔 35,35A,35B ミラーの支持アーム(機器支
持アーム) 36 支持アームの基端軸 37,39 軸受 38 支持リング 50 伸縮軸 51 基軸 52 可動軸 52a 雌ネジ 55 伸縮駆動用モータ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 25/20 F16H 19/20 B60R 1/06 F21V 21/26

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端部に取付支持部を有する筒状の本体
    ケーシングと、この本体ケーシングの中間部に基部が回
    動自在に支持されるとともにその本体ケーシングの軸線
    に交差するように配されて側方に突き出される機器支持
    アームと、前記本体ケーシング内で相対向して配設され
    る旋回用モータおよび俯仰用モータと、前記旋回用モー
    の回転運動を減速て前記機器支持アームに旋回力を
    付与する旋回駆動機構と、前記俯仰用モータの回転運動
    減速て前記機器支持アームを俯仰させる俯仰駆動機
    構とを含み、前記旋回駆動機構は、前記旋回用モータの出力軸に取り
    付くフィードスクリューに螺合する雌ネジを有するとと
    もに、この雌ネジと同軸心にボールスクリューを有する
    直線運動体と、この直線運動体の前記ボールスクリュー
    と螺合して旋回する操作片とを備え、この操作片の旋回
    により前記機器支持アームの基端軸が旋回されるように
    構成され、 前記俯仰駆動機構は、前記俯仰用モータの出力軸に取り
    付くフィードスクリューに螺合する雌ネジを基部に有す
    るとともに、この基部から突き出す部分にラックを有す
    る直線移動子を備え、このラックに前記機器支持アーム
    の基部に取り付くピニオンが噛合されて構成され、 前記機器支持アームの支持部と前記俯仰用モータおよび
    前記俯仰駆動機構は前記本体ケーシングに回動可能に支
    持され、かつ前記俯仰用モータおよび前記俯仰駆動機構
    と前記旋回駆動機構とは同一軸線上で回動可能に連結さ
    れていることを特徴とする機器の遠隔操作装置。
  2. 【請求項2】 前記旋回駆動機構の操作片に対して前記
    機器支持アームの支持部と前記俯仰用モータおよび前記
    俯仰駆動機構を支持する回転可能なスリーブとが、クラ
    ッチ機構を介して回動可能に連結されている請求項1
    記載の機器の遠隔操作装置。
  3. 【請求項3】 両端部に取付支持部を有する筒状の本体
    ケーシングと、この本体ケーシングの中間部に基部が回
    動自在に支持されるとともにその本体ケーシングの軸線
    に交差するように配されて側方に突き出される機器支持
    アームと、前記本体ケーシング内で相対向して配設され
    る旋回用モータおよび俯仰用モータと、前記旋回用モー
    の回転運動を減速て前記機器支持アームに旋回力を
    付与する旋回駆動機構と、前記俯仰用モータの回転運動
    減速て前記機器支持アームを俯仰させる俯仰駆動機
    構とを含み、前記旋回駆動機構は、前記旋回用モータの出力軸に取り
    付くフィードスクリューに螺合する雌ネジを有するとと
    もに、この雌ネジと同軸心にボールスクリューを有する
    直線運動体と、この直線運動体の前記ボールスクリュー
    と螺合して旋回する操作片とを備え、この操作片の旋回
    により前記本体ケーシングとともに前記機器支持アーム
    が旋回するように構成され、 前記俯仰駆動機構は、前記俯仰用モータの出力軸に取り
    付くフィードスクリューに螺合する雌ネジを基部に有す
    るとともに、この基部から突き出す部分にラックを有す
    る直線移動子を備え、このラックに前記機器支持アーム
    の基部に取り付くピニオンが噛合されて構成され、 前記本体ケーシングの両端部が取付支持部に対して回転
    可能に支持され、前記旋回用モータと前記俯仰用モータ
    同一軸線上に位置して前記本体ケーシングに固定され
    ていることを特徴とする機器の遠隔操作装置。
  4. 【請求項4】 前記旋回駆動機構の操作片と前記機器支
    持アームの支持部前記俯仰用モータおよび前記俯仰駆
    動機構を支持するスリーブとが、本体ケーシングに固定
    されている求項3に記載の機器の遠隔操作装置。
  5. 【請求項5】 前記機器支持アームの基部は、伸縮駆動
    用モータの回転運動を減速てその軸線方向に伸縮され
    る入れ子式の伸縮軸にされている請求項1〜4のいずれ
    かに記載の機器の遠隔操作装置。
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