JP3387698B2 - 複写機 - Google Patents

複写機

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JP3387698B2
JP3387698B2 JP19535695A JP19535695A JP3387698B2 JP 3387698 B2 JP3387698 B2 JP 3387698B2 JP 19535695 A JP19535695 A JP 19535695A JP 19535695 A JP19535695 A JP 19535695A JP 3387698 B2 JP3387698 B2 JP 3387698B2
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roll
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勝裕 吉内
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  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大きなサイズの原
稿の複写が可能な複写機に関する。
【0002】
【従来の技術】原稿を照明走査し、原稿からの反射光に
より感光体上に静電潜像を形成し、この静電潜像をトナ
ー像に顕像化して、このトナー像を複写シートに加熱定
着するようにした電子写真方式の複写機が広く用いられ
ている。このような複写機において、たとえば日本工業
規格A列0番(以下「A0判」という。)のような大き
なサイズの原稿の複写を行うことのできるものが提供さ
れている。
【0003】大きなサイズの原稿の複写が可能な複写機
は、大きなサイズの原稿を読取可能な読取機構を備えて
おり、また、原稿に応じた大きなサイズの複写シートを
搬送するための搬送機構を備えている。複写シートとし
ては、ロール芯に帯状の長い複写シートが巻き回して形
成されたロールシートが用いられることが多い。という
のは、予め所定の大きさ、たとえばA0判のような大き
さにカットされたカットシートは、その取扱いが不便で
あり、広い収容スペースを必要とするからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ロールシー
トには、ロールシートの後端がロール芯に接着されてい
るもの(以下、「接着ロール」という。)と、接着され
ていないもの(以下、「非接着ロール」という。)との
2種類がある。しかし、従来の装置では、接着ロールま
たは非接着ロールのどちらであるかを判別するための機
構は備えられていなかった。そのため、ロールシートが
なくなったことが検知されたときに、ロールシートを全
て排出できるか否かを判断することができなかった。
【0005】この発明は、かかる背景のもとになされた
もので、複写シートにロールシートを使用する複写機に
おいて、ロールシートが接着ロールであるか、非接着ロ
ールであるかを判別可能な複写機を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めの請求項1記載の複写機は、ロール芯に長尺のシート
が巻かれたロール本体から引き出されたシートを搬送路
を通して搬送するための搬送装置を有し、搬送されるシ
ートを複写シートとして使用する複写機において、ロー
ル本体の回転に伴ってパルスを出力する第1のパルス出
力手段と、ロール本体からシートを引き出して搬送する
給紙ローラと、 給紙ローラよりもシート搬送方向下流側
の搬送路に備えられたシートを切断するためのカッタ
と、 カッタよりもシート搬送方向下流側の所定の位置に
配置され、その位置のシートの有無を検出するレジスト
スイッチと、 ロール本体と給紙ローラとの間に備えら
れ、シートが移動することに伴ってパルスを出力する第
2のパルス出力手段と、 前記第1のパルス出力手段から
のパルス出力が無くなり、かつ、第2のパルス出力手段
からパルスが出力されているときには、ロール芯にシー
トの後端が接着されていない非接着シートであると判別
し、シートを全て排出させるために、搬送装置を所定時
間駆動させ、 前記第1のパルス出力手段からのパルス出
力が無くなり、かつ、第2のパルス出力手段からのパル
ス出力も無くなったときには、ロール芯にシートの後端
が接着されている接着シートであると判別し、その場合
には、シートがカッタにまで達しているかどうかを前記
レジストスイッチのオンかオフかで調べ、レジストスイ
ッチがオンのときにはカッタを駆動してシートを切断
し、切断されたシート片を排出させるために、搬送装置
を所定時間駆動させ、さらに、カッタにより切断された
後のカッタより上流側のシートまたはレジストスイッチ
がオフのときにはカッタを駆動せず、カッタまで達して
いないシートをロール芯へ巻き戻すためにロール芯を巻
き戻す駆動手段と、を含むことを特徴とするものであ
る。
【0007】請求項1記載の構成によれば、シートがあ
るときは、ロール本体からシートが引き出されること
で、ロール本体が回転するので、第1のパルス出力手段
によってパルスが出力される。ところが、シートがなく
なると第1のパルス出力手段からパルスは出力されな
い。そして、シートの後端がロール芯に接着している場
合は、シートがなくなるのとほぼ同時にシートの移動は
停止されるので、第1のパルス出力手段からのパルス出
力の停止とほぼ同時に第2のパルス出力手段からのパル
ス出力が停止される。また、シートの後端がロール芯に
接着されていない場合、シートがなくなってからしばら
くの間シートは移動し続けるので、第1のパルス出力手
段からのパルス出力が停止しても、第2のパルス出力手
段からのパルスの出力も継続される。したがって、シー
トがなくなるとすぐに、シートの後端がロール芯に接着
されているか否かを判別することができる。
【0008】また、請求項2記載の発明は、ロール芯に
長尺のシートが巻かれたロール本体から引き出されたシ
ートを搬送路を通して搬送するための搬送装置を有し、
搬送されるシートを複写シートとして使用する複写機に
おいて、ロール本体の回転に伴ってパルスを出力する第
1のパルス出力手段と、ロール本体からシートを引き出
して搬送する給紙ローラと、 給紙ローラよりもシート搬
送方向下流側の搬送路に備えられたシートを切断するた
めのカッタと、 カッタよりもシート搬送方向下流側の所
定の位置に配置され、その位置のシートの有無を検出す
るレジストスイッチと、 ロール本体と給紙ローラとの間
に備えられ、ロール本体から引き出されるシートが所定
の状態になったときにシートと接触し得るシート検知手
段と、 前記第1のパルス出力手段からのパルス出力が無
くなり、かつ、シート検知手段の検知出力がないときに
は、ロール芯にシートの後端が接着されていない非接着
シートであると判別し、シートを全て排出させるため
に、搬送装置を所定時間駆動させ、 前記第1のパルス出
力手段からのパルス出力が無くなり、かつ、シート検知
手段の検知出力があるときには、ロール芯にシートの後
端が接着されている接着シートであると判別し、その場
合には、シートがカッタにまで達しているかどうかを前
記レジストスイッチのオンかオフかで調べ、レジストス
イッチがオンのときにはカッタを駆動してシートを切断
し、切断されたシート片を排出させるために、搬送装置
を所定時間駆動させ、さらに、カッタにより切断された
後のカッタより上流側のシートまたはレジストスイッチ
がオフのときにはカッタを駆動せず、カッタまで達して
いないシートをロール芯へ巻き戻すためにロール芯を巻
き戻す駆動手段と、を含むことを特徴とするものであ
る。
【0009】請求項2記載の構成によれば、シートがあ
るときは、ロール本体からシートが引き出されること
で、ロール本体が回転するので、第1のパルス出力手段
によってパルスが出力される。ところが、シートがなく
なると第1のパルス出力手段からパルスは出力されな
い。そして、シートの後端がロール芯に接着している場
合、後端がロール芯から離れることのできないシート
は、搬送路上で伸び、給紙ローラに引っぱられて搬送路
から浮き上がった状態で伸びる。よって、シート検知手
段によってシートが検出される。また、シートの後端が
供給リールに接着されていない場合は、シート後端はロ
ール芯から離れて全て搬送路上を送られる。よって、シ
ート検知手段によってシートは検出されない。したがっ
て、シートがなくなるとすぐに、供給リールにシートの
後端が接着されているか否かを判別することができる。
【0010】また、請求項1,2の構成によれば、ロー
ル芯にシートの後端が接着されていないときは、搬送装
置が所定時間駆動され、搬送路に残ったシートが排出さ
れる。よって、シートが搬送路上に止まっていない。だ
から、次のロールシートのセットができ、別のロールシ
ートを使用するときの邪魔にならない。
【0011】
【0012】さらに、ロール芯にシートの後端が接着さ
れているときにシートがカッタに到達しているならば、
カッタが駆動される。そして、カッタにより切断された
シート片は排出される。また、ロール芯に接着されたシ
ート片はロール芯に巻き戻される。したがって、シート
の後端がロール芯に接着しているにもかかわらず、シー
トの搬送が継続されることによって、搬送装置にスリッ
プによる負担がかかることがない。また、シートがロー
ル芯に巻き戻されるので、ロールシートを交換する作業
を楽に行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
添付図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の一
実施形態に係る複写機の内部構成を概略化した断面図で
あり、図2は外観構成を示す斜視図であり、図3は複写
時の複写機の外観を示す斜視図である。この複写機は、
例えばA0判のような大きなサイズの原稿の複写像を得
るためのものである。この複写機では、原稿が搬送され
る一方で、固定配置した光学系により原稿面が照明走査
され、この照明走査に基づいて画像が形成される。
【0014】図1を参照して、複写機本体1は、底部に
キャスタ車輪2を設けており、自在に移動できるように
なっている。図1ないし図3を参照して、複写機本体1
の上部には、複写機本体1の上面に形成された原稿搬送
路41に沿って原稿9を搬送するための原稿搬送部10
が設けられている。複写機本体1の前面1aには、トナ
ー像が転写されたシートが排出される排出口54が開口
されている。この排出口54から排出されたシートは、
図3に示すように案内部材91により案内されつつ先端
を下向きにして落下され、複写機本体1の前面1aに沿
う前カバー5によって形成されたポケット92内へ導入
開口93を通して順次に収容されるようになっている。
また、複写機本体1の上面の端部には、複写に関連する
各種の設定を行なうためスイッチやキー等を配した操作
部100が設けられている。
【0015】図1を参照して、複写機本体1の内部の高
さ方向の中央部から下方の部分には、ロール状に巻回さ
れた上中下3段のロールシート4A,4B,4Cが収容
されている。これらロールシート4A,4B,4Cは、
たとえば紙製のロール芯の周面に長いシートが巻かれた
ものである。ロールシート4A,4B,4Cは、それぞ
れ、そのロール芯が供給リール51,52,53に装着
されている。これらロールシート4A,4B,4Cの種
類としては、普通紙、フィルム及びトレーシングペーパ
等を例示することができる。また、複写機本体1の中央
部には、例えばA0判〜A4判等の、予め所定長さに切
断されたカットシート4Dを、複写機本体1の前面1a
の手差し給紙部30を通して供給するためのバイパス搬
送経路D4が設けられている。
【0016】上段のロールシート4Aは、上記供給リー
ル51、給紙ローラ61、搬送されるロールシート4A
の先端を検知する給紙スイッチ71、搬送ローラ62、
カッタ機構80、搬送ローラ63、搬送される各ロール
シート4A,4B,4Cおよびカットシート4Dの先端
を検知するレジストスイッチ72、及びレジストローラ
33を順次に介して、感光体ドラム20に至る第1の搬
送経路D1に沿って搬送される。
【0017】中段のロールシート4Bは、供給リール5
2、給紙ローラ64、搬送されるロールシート4Bの先
端を検知する給紙スイッチ73、搬送ローラ62、カッ
タ機構80、搬送ローラ63、レジストスイッチ72、
及びレジストローラ33を順次に介して、感光体ドラム
20に至る第2の搬送経路D2に沿って搬送される。搬
送ローラ62以降の経路は、第1の搬送経路D1と共通
である。
【0018】下段のロールシート4Cは、供給リール5
3、給紙ローラ65、搬送されるロールシート4Bの先
端を検知する給紙スイッチ74、搬送ローラ62、カッ
タ機構80、搬送ローラ63、レジストスイッチ72、
及びレジストローラ33を順次に介して、感光体ドラム
20に至る第3の搬送経路D3に沿って搬送される。搬
送ローラ62以降の経路は、第1の搬送経路D1と共通
である。
【0019】上記のバイパス搬送経路D4は、上記手差
し給紙部30から導入されたカットシート4Dを、搬送
されるカットシート4Dの先端を検知する手差し検知ス
イッチ75、図示しない摺接板が摺接されることにより
カットシートを捌く(1枚ずつ分離する)分離ローラ3
2、搬送されるカットシートの先端を検知する手差し給
紙スイッチ76、カットシート搬送ローラ39、レジス
トスイッチ72、及びレジストローラ33を順次に介し
て、感光体ドラム20に導く経路である。本バイパス搬
送経路D4の、レジストスイッチ72以降の経路は、第
1の搬送経路D1と共通である。
【0020】また、上記のカッタ機構80は、ケーシン
グ80A内に、ロールシート4A〜4Cの搬送方向と直
交する方向に延びた長尺の固定刃81と、この固定刃8
1との間でロールシート4A〜4Cを切断する回転刃8
2とを備えている。上記原稿搬送部10は、搬送方向を
順方向R1又は逆方向R2に切り換えて原稿9を搬送す
るものである。画像形成動作は、原稿が順方向R1に搬
送されるときに行なわれる。同一原稿から複数枚の複写
が行なわれるときには、原稿搬送部10は、搬送方向
を、順方向R1及び逆方向R2に交互に切り換えて原稿
9を搬送する。また、複写機本体1の上面において、順
方向R1に関して原稿搬送部10よりも上流側には、上
記の原稿搬送路41が複写機本体1の上面から迫り出す
位置まで形成されている。
【0021】上記の原稿搬送部10は、順方向R1に沿
って、第1の原稿端検知スイッチ11、原稿搬送ローラ
12、第2の原稿端検知スイッチ16、原稿搬送ローラ
14、及び原稿搬送ローラ15を順次に配置している。
原稿搬送ローラ12は、第1の原稿端検知スイッチ11
が、オフからオンになって原稿9の先端(順方向R1に
関して下流側の端部)を検知することにより駆動開始さ
れる。原稿搬送ローラ14は、原稿9をスリット露光す
るために透明板13に対向する位置に設けられており、
原稿9を透明板13に密着させる。原稿搬送ローラ15
は、露光後の原稿9を排出する。
【0022】また、上記第2の原稿端検知スイッチ16
は、原稿9が順方向R1に搬送される際に、オフからオ
ンに切り換わることにより、順方向R1に関する原稿9
の先端を検知する。この第2の原稿端検知スイッチ16
がオンになることに応じて、ロールシート4A,4Bま
たは4C(以下、複写のために搬送されるロールシート
4A,4Bまたは4Cを、単に「ロールシート4」とい
う)の搬送が開始され、その結果、原稿とロールシート
4の搬送が同期されるようになっている。
【0023】また、上記第1の原稿端検知スイッチ11
は、順方向R1に原稿9が搬送される際に、オンからオ
フに切り換わることにより、順方向R1に関する原稿9
の後端を検知する。この検知のタイミングから所定時間
経過後の所定のタイミングで、カッタ機構80が駆動さ
れ、ロールシート4が切断されるようになっている。本
実施例では、カッタ機構80から転写用コロナ放電器2
4(転写位置20b)に至るロールシート4の搬送経路
の長さは、第1の原稿端検知スイッチ11から原稿露光
位置44に至る原稿搬送経路の長さよりも、感光体ドラ
ム20の露光位置20aから転写位置20bに至る長さ
の分だけ長く設定されている。これにより、上記のタイ
ミングでの切断で得られたロールシート4の後端に、原
稿9の後端に対応した画像を形成させることができるよ
うになっている。
【0024】また、上記第2の原稿端検知スイッチ16
は、原稿9が逆方向R2に搬送される際に、オンからオ
フに切り換わることにより、逆方向R2に搬送する原稿
9の後端を検出する。この第2の原稿端検知スイッチ1
6がオフされることによって、搬送ローラ12,14,
15の駆動が停止される。このとき、原稿9の順方向R
1に関して上流側の端部が搬送ローラ12に挟持された
状態となって、次の回の複写動作に備えられる。なお、
8は、原稿の方向を反転させることにより、複写機本体
1の背後への原稿9の落ち込みを防止する反転部材であ
る。
【0025】透明板13に関連して、原稿9の原稿面を
照明するための光源17が固定配置されている。この光
源17からの光は透明板13を介して原稿表面に照射さ
れる。そして、原稿9の表面からの反射光はセルフォッ
クレンズ18により、複写機本体1の略中央部に設けた
感光体ドラム20の表面に導かれる。セルフォックレン
ズ18からの光により露光される以前の感光体ドラム2
0の表面は、帯電用コロナ放電器21により一様に帯電
されている。このため、露光後の感光体ドラム20の表
面には、原稿像に対応した静電潜像が形成されることに
なる。この静電潜像は、現像装置22によってトナー像
に顕像化される。このトナー像は、感光体ドラム20が
矢印23方向に回転することによって、転写用コロナ放
電器24の近傍に導かれる。
【0026】一方、搬送経路D1,D2,D3またはD
4から感光体ドラム20に導かれたシート4は、感光体
ドラム20表面に接触された状態で転写用コロナ放電器
24の近傍に導かれ、この転写用放電器24のコロナ放
電によって、感光体ドラム20の表面のトナー像がシー
ト4に転写される。トナー像が転写されたシート4は、
剥離用コロナ放電器25でのコロナ放電により感光体ド
ラム20の表面から剥離され、さらに搬送路34を通っ
て定着装置35に導かれる。この定着装置35では、熱
ローラ37と圧ローラ38間でシート4を加熱押圧する
ことにより、トナーがシート4の表面に定着させられ
る。トナーが定着させられたシート4は、排出検知スイ
ッチ55を介して排出ローラ36から複写機本体1外へ
排出され、上述したように、案内部材91を介してポケ
ット92に収容される。その一方で、トナー像の転写後
の感光体ドラム20の表面に残留するトナーは、クリー
ニング装置26により除去され、次の静電潜像の形成の
ための用意がなされる。
【0027】なお、上記の案内部材91の上方には、案
内補助板94が配置されている。この案内補助板94
は、複写機本体1の前面1aに取り付けられたステー9
5に回動自在に支持されており、回動することによっ
て、案内部材91の前方に垂れ下がって排出されるシー
トを案内部材91と共にポケット92へ案内する案内姿
勢(図1において一点鎖線で示す)と、ステー95に保
持される収納姿勢(図1において実線で示す)とに変位
可能である。
【0028】上記の感光体ドラム20、現像装置22及
び転写用コロナ放電器24などにより画像形成手段が構
成されている。本実施例では、上記画像形成手段を駆動
するためのメインモータMMと、各ロールシート4A〜
4Cおよびカットシート4Dを給紙するためのローラ群
を駆動するための給紙用モータDMと、定着装置35の
熱ローラ37及び圧ローラ38等を駆動するための定着
用モータFM、原稿搬送部10を駆動するための原稿送
り用モータOMとが設けられている。
【0029】さらに図1を参照して、供給リール51に
関連して軸パルス出力器201が備えられている。軸パ
ルス出力器201には、供給リール51の回転に伴って
回転する、放射状に等間隔の多数のスリットが形成され
たパルス板202と、パルス板202の近傍に固定配置
された投光・受光素子対203とを備えている。パルス
板202が回転してそのスリット位置が変化すると、投
光素子から受光素子へ与えられる光の通過,遮断が切換
えられる。これにより、投光・受光素子対の受光素子か
らパルス板202の回転に伴うパルスが得られる。
【0030】供給リール51とパルス板202との間
は、図示を省略するが、たとえば複数のギヤ等で結合さ
れており、供給リール51の回転により、パルス板20
2も回転する仕組みになっている。同様に、供給リール
52に関連して軸パルス出力器204が設けられ、供給
リール53に関連して軸パルス出力器205が設けられ
ている。軸パルス出力器204も、供給リール52の回
転に伴って回転するパルス板206および投光・受光素
子対207を有している。また、軸パルス出力器205
も、供給リール53の回転に伴って回転するパルス板2
08および投光・受光素子対209を有している。
【0031】なお、供給リール51とパルス板202と
の間は、上述のように複数のギヤ等で結合されていても
よいし、供給リール52とパルス板206とのように、
供給リール52の回転により直接パルス板206が回転
される構成でもよい。また、ギヤではなく、ベルトまた
はベルトおよびプーリ等により両者が連動されるように
なっていてもよい。
【0032】軸パルス出力器201,204,205の
配置位置は、軸パルス出力器201,204,205が
複写機本体1内で邪魔にならない適当な位置に設ければ
よく、供給リールとの間は任意の連動機構で連結すれば
よい。さらに図1を参照して、ロールシート4Aの搬送
経路D1上の供給リール51と給紙ローラ61との間に
は、紙パルス出力器301が備えられている。同様に搬
送経路D2上の供給リール52と給紙ローラ64との間
には、紙パルス出力器302が設けられ、搬送経路D3
上の供給リール53と給紙ローラ65との間には、紙パ
ルス出力器303が設けられている。以下の説明は、紙
パルス出力器301,302,303のうちの紙パルス
出力器301を取り上げて行うが、残りの紙パルス出力
器302,303も同じ構成である。
【0033】図4は、紙パルス出力器301の近傍を拡
大して示す概略図である。紙パルス出力器301は、ロ
ールシート4Aの搬送動作によるロールシート4Aの移
動に伴って回転する、放射状に等間隔の多数のスリット
が形成されたパルス板305と、パルス板305の近傍
に固定配置された投光・受光素子対304とを備えてい
る。この紙パルス出力器301は、パルス板305がロ
ールシート4Aと常に接するように、ロールシート4A
の搬送経路D1上の給紙ローラ61の近傍に配設されて
いる。ロールシート4Aが搬送されることによる移動に
従動して、パルス板305が回転し、そのスリット位置
が変化すると、投光素子から受光素子へ与えられる光の
通過,遮断が切換えられる。これにより、投光・受光素
子対の受光素子からパルス板305の回転に伴うパルス
が得られる。
【0034】図4(a)は、ロールシート4Aが、その
シート後端がロール芯150に接着されていない非接着
シートの場合に、ロールシート4Aがなくなった状態を
示す図である。ロールシート4Aが非接着シートであれ
ば、ロールシート4Aがなくなったとき、ロールシート
4Aの後端はロール芯150から離れる。すると、ロー
ル芯150が装着された供給リール51に関連して設け
られているパルス板201の回転が停止し、軸パルス出
力器201からのパルス出力はなくなる。しかし、この
とき、ロールシート4Aは給紙ローラ61によって搬送
されているので、ロールシート4Aの移動に従動するパ
ルス板305の回転はしばらくの間継続される。したが
って、紙パルス出力器301からはパルスが出力されて
いる。
【0035】図4(b)は、ロールシート4Aが、その
後端がロール芯150に接着されている接着シートの場
合に、ロールシート4Aがなくなった状態を示す図であ
る。ロールシート4Aが接着シートであれば、ロールシ
ート4Aがなくなったとき、ロールシート4Aの後端は
ロール芯150から離れない。すると、ロールシート4
Aは、給紙ローラ61によって引っ張られた状態で停止
する。したがって、ロール芯150が装着された供給リ
ール51に関連して設けられているパルス板201の回
転が停止する。さらに、ロールシート4Aが搬送され
ず、停止しているので、ロールシート4Aの移動に追従
するパルス板305の回転も停止する。よって、軸パル
ス出力器201および紙パルス出力器301からのパル
ス出力はほぼ同時になくなる。
【0036】なお、紙パルス出力器301,302,3
03および軸パルス出力器201,204,205は、
スリットが形成されたパルス板に代えて、放射状に等間
隔に対数の磁石片が埋設された回転円板とし、投光・受
光素子対の代わりに近接センサを用いてもよい。また、
紙パルス出力器301,302,303および軸パルス
出力器201,204,205は、回転円板であって、
その回転円板に放射状に等間隔に抵抗値が変化するよう
に印が付けられ、該回転円板に接触する接触子を設け、
接触子から脈流(パルス)が得られるような装置を用い
てもよい。
【0037】図5は、本実施形態におけるロールシート
がなくなったときに、接着シートであるか非接着シート
であるかを判別する処理のための電気的な構成を示すブ
ロック図である。紙パルス出力器301,302,30
3および軸パルス出力器201,204,205から発
生されるパルスは、CPU400に与えられる。また、
レジストスイッチ72からの出力も、CPU400に与
えられる。さらに、CPU400には、カッタ機構80
を駆動するためのカッタ駆動回路402と、給紙用モー
タDMを駆動するための給紙用モータ駆動回路403と
が接続されている。
【0038】CPU400には、RAM、ROM等が備
られているメモリ401が接続されている。CPU40
0は、予めROMに備えられているプログラムに従って
各部の制御を行う。CPU400は、この実施形態にか
かる複写機全体の動作を制御するためのものであるが、
本実施形態においては、ロールシートがなくなったとき
に、接着シートであるか非接着シートであるかを判別す
る処理に関する動作だけを取り上げて説明する。
【0039】CPU400は、レジストスイッチ72か
らの出力と、紙パルス出力器301,302,303お
よび軸パルス出力器201,204,205から与えら
れるパルスとに基づいて、カッタ駆動回路402および
給紙用モータ駆動回路403を介して、カッタ機構80
および給紙用モータDMの駆動を制御する。図6は、図
4に示すCPU400が、ロールシートがなくなったと
きに、ロールシートが接着シートであるか非接着シート
であるかを判別する処理を説明するためのフローチャー
トである。この処理は、図1に示すロールシート4の搬
送が開始されると、所定の割込みタイミングで行われ
る。
【0040】図6を参照して、複写動作が開始される
と、複写したいシートの種類、たとえば普通紙か、トレ
ーシングペーパか、フィルム紙かによって、所定のシー
トが選択され、ロールシート4の搬送が開始される。そ
して、ロールシート4の有無が検出される(ステップS
1)。ロールシート4が無くなると、図1に示す供給リ
ール51,52または53(以下、単に「供給リール
5」という。)の回転は停止する。供給リール5の停止
に伴って、パルス出力器201,204または205
(以下、「パルス出力器200」という。)の出力が無
くなる。
【0041】軸パルス出力器200からのパルス出力が
検出されなくなると同時に、CPU400は紙パルス出
力器301,302または303(以下、単に「紙パル
ス出力器300」という。)からのパルスの出力がある
かどうかを調べる(ステップS2)。図4(a)に示す
ように、ロールシート4が非接着シートの場合、軸パル
ス出力器200からのパルス出力がなくなっても、紙パ
ルス出力器300からはパルスが出力されている。した
がって、このときCPU400によってロールシート4
が非接着シートであると判別され、ロールシート4が全
て排出される(ステップS8)。そして、ロールシート
4がなくなったことが、複写機本体に設けられた図示し
ない表示部に表示される(ステップS7)。
【0042】ロールシート4が接着シートの場合は、図
4(b)に示すように、軸パルス出力器200からのパ
ルス出力の停止とほぼ同時に、紙パルス出力器300か
らのパルス出力が停止される。したがって、ステップS
2の判断は肯定される。そして、ロールシート4がカッ
タ機構80にまで達しているかどうかを調べるために、
レジストスイッチ72がONかOFFかが調べられる
(ステップS3)。この判断が肯定されたときは、ロー
ルシート4はカッタ機構80に到達しているので、カッ
タ機構が駆動され、ロールシート4は切断される(ステ
ップS4)。そして、ロールシート4の断片は強制的に
排出され(ステップS5)、残りのロールシート4はロ
ール芯に巻き取るべく、供給リール5が巻き戻される。
そして、図示しない表示部にロールシートがなくなった
ことが表示される。
【0043】ステップS3で、レジストスイッチ72が
OFFのとき、ロールシート4はカッタ機構80に到達
していないので、カッタ機構80は駆動されない。よっ
て、ステップS6で、ロールシート4は全て供給リール
5側に巻き戻され、ロールシート4がなくなったことが
表示される。以上のように、この実施の形態によれば、
ロールシートが接着シートか非接着シートかを判別する
ことができる。したがって、接着シートであるにもかか
わらず、ロールシートの搬送が続けられることで、ロー
ルシートを搬送するローラにスリップによる負担がかか
ることがない。また、ロールシートが搬送経路に残らな
いようにされ、ロールシートなしが表示される。だか
ら、ロールシートの交換を容易に行うことができる。
【0044】上述の実施形態では、ロールシートが移動
されることに伴ってパルスを出力するパルス出力器を設
け、そのパルス出力器からのパルス出力に基づいて接着
シートか非接着シートかが判別されている。このパルス
出力器に代え、以下に示すようにスイッチを配設するこ
とで、接着シートか非接着シートかが判別されてもよ
い。
【0045】図7は、接着シートか非接着シートかを判
別するためのロール終端検知スイッチの配置を示す図で
ある。ロール終端検知スイッチ601はスイッチ本体6
04を含んでいる。また、スイッチ本体604の下部に
はアクチュエータ605が備えられている。アクチュエ
ータ605にロールシート4Aが接触し、アクチュエー
タ605が上方に押し上げられることでロール終端検知
スイッチ601はONになり、ロールシート4Aを検出
することができる。
【0046】ロール終端検知スイッチ601の配置位置
は、供給リール51と給紙ローラ61との間であって、
ロールシート4Aの搬送経路D1に関連した位置であ
る。この位置についてより具体的に説明する。図7
(b)に点線で示すように、ロールシート4Aは、給紙
ローラ61により引っ張られて供給リール51に装着さ
れたロール本体から引き出され、搬送される。それゆ
え、ロールシート4Aを使い出して間もなくの新しい頃
には、ロール本体から給紙ローラ61へのロールシート
4Aの通り道は、給紙ローラ61のニップ位置からロー
ル本体の下方への接線上である。そしてロールシートが
残り少なくなると、最後には、ロールシート4Aの通過
路は給紙ローラ61のニップ位置からロール芯150の
下方との接線上になる。ロール終端検知スイッチ601
のアクチュエータ605は、給紙ローラ61のニップ位
置とロール芯150の下方とをつなぐ直線上をロールシ
ート4Aが移動する場合には、ロールシートに触れない
位置にされている。
【0047】一方、接着シートの場合、ロールシート4
Aがなくなると、給紙ローラ61の搬送力により、図7
(b)に実線で示すように、ロール芯150から引き出
されたロールシート4Aは、給紙ローラ61のニップ位
置とロール芯150の中心とを結ぶ線上に位置する。こ
のとき、アクチュエータ605はロールシート4Aによ
り上方へ移動されて、ロール後端検知スイッチ601が
切換わるようにされている。
【0048】図7(a)は、ロールシート4Aが非接着
シートの場合に、ロールシート4Aがなくなった状態を
示す図である。非接着シートであるロールシート4Aが
なくなったときは、ロールシート4Aの後端がロール芯
150に接着されていないので、後端部分は下方に垂れ
下がる。したがって、ロールシート4Aは、アクチュエ
ータ605に接触することはなく、ロール後端検知スイ
ッチ501はOFFのままである。
【0049】図7(b)は、ロールシート4Aが接着シ
ートの場合に、ロールシート4Aがなくなった状態を示
す図である。接着シートであるロールシート4Aがなく
なったときは、ロールシート4Aの後端がロール芯15
0に接着されているので、後端はロール芯150から離
れない。給紙ローラ61によって搬送され始めると、ロ
ールシート4Aは供給リール51と給紙ローラ61との
間で伸びきった状態になり、給紙ローラ61とロール芯
150の中心とを結ぶ線上まで上昇する。したがって、
ロールシート4Aがアクチュエータ605と接触し、ア
クチュエータ605を上方に押し上げるので、ロール後
端検知スイッチ501はONになる。
【0050】なお、図7においては、ロールシート4A
に関連して設けられたロール終端検知スイッチ601に
ついてのみ説明をしたが、ロールシート4B,4Cにつ
いても同様の構成のロール終端検知スイッチが所定の位
置に設置されている。このようにして、所定の位置に設
けられたロール終端検知スイッチがONのときはロール
シートが接着シートであり、ONにならないときは非接
着シートであると判別することができる。したがって、
このロール終端検知スイッチを第1の実施形態における
紙パルス出力器に代えて用いることで、第1の実施形態
と同様の効果を得ることができる。
【0051】本発明の実施の形態の説明は以上の通りで
あるが、本発明は上述の実施の形態に限定されるもので
はなく、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更
を施すことが可能である。
【0052】
【発明の効果】請求項1記載の構成によれば、シートが
あるときは、ロール本体からシートが引き出されること
で、ロール本体が回転するので、第1のパルス出力手段
によってパルスが出力される。ところが、シートがなく
なると第1のパルス出力手段からパルスは出力されな
い。そして、シートの後端がロール芯に接着している場
合は、シートがなくなるのとほぼ同時にシートの移動は
停止されるので、第1のパルス出力手段からのパルス出
力の停止とほぼ同時に第2のパルス出力手段からのパル
ス出力が停止される。また、シートの後端がロール芯に
接着されていない場合、シートがなくなってからしばら
くの間シートは移動し続けるので、第1のパルス出力手
段からのパルス出力が停止しても、第2のパルス出力手
段からのパルスの出力も継続される。したがって、シー
トがなくなるとすぐに、シートの後端が接着されている
か否かを判別することができる。
【0053】請求項2記載の構成によれば、シートがあ
るときは、ロール本体からシートが引き出されること
で、ロール本体が回転するので、第1のパルス出力手段
によってパルスが出力される。ところが、シートがなく
なると第1のパルス出力手段からパルスは出力されな
い。そして、シートの後端がロール芯に接着している場
合、シートがなくなるとすぐに搬送装置と供給リールと
の間でシートは搬送時とは異なる位置に伸びきった状態
になるので、シート検知手段によってシートが検出され
る。また、シートの後端が供給リールに接着されていな
い場合は、シートがなくなると、シートの後端が供給リ
ールから離れるので、シートが伸びきった状態にはなら
ない。よって、シート検知手段によってシートは検出さ
れない。したがって、シートがなくなるとすぐに、ロー
ル芯にシートの後端が接着されているか否かを判別する
ことができる。
【0054】さらに、請求項1,2のいずれの構成に
いても、ロール芯にシートの後端が接着されていないと
きは、搬送装置が所定時間駆動され、搬送路に残ったシ
ートが排出される。よって、シートが搬送路上に止まっ
ていない。だから、次のシートのセットができ、別のシ
ートを使用するときの邪魔にならない。また、ロール芯
にシートの後端が接着されているときにシートがカッタ
に到達しているならば、カッタが駆動される。そして、
カッタにより切断されたシート片は排出される。また、
ロール芯に接着されたシート片はロール芯に巻き戻され
る。したがって、シートの後端がロール芯に接着してい
るにもかかわらず、シートの搬送が継続されることによ
って、搬送装置にスリップによる負担がかかることがな
い。また、シートがロール芯に巻き戻されるので、ロー
ル本体を交換する作業を楽に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる複写機の内部構成を
概略化した断面図である。
【図2】本発明の一実施例にかかる複写機の外観構成を
示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施例にかかる複写機によって複写
するときの外観を示す斜視図である。
【図4】紙パルス出力器の近傍を拡大して示す概略図で
ある。 (a)ロールシートが非接着シートの場合に、ロールシ
ートがなくなった状態を示す図である。 (b) ロールシートが接着シートの場合に、ロールシ
ートがなくなった状態を示す図である。
【図5】本実施形態におけるロールシートが無くなった
ときに、接着シートであるか非接着シートであるかを判
別する処理のための電気的な構成を示すブロック図であ
る。
【図6】ロールシートが無くなったときに、接着シート
であるか非接着シートであるかを判別する処理を説明す
るためのフローチャートである。
【図7】接着シートか非接着シートかを判別するための
ロール終端検知スイッチの配置を示す図である。 (a)ロールシートが非接着シートの場合に、ロールシ
ートがなくなった状態を示す図である。 (b)ロールシートが接着シートの場合に、ロールシー
トがなくなった状態を示す図である。
【符号の説明】
4A,4B,4C ロールシート 51,52,53 供給リール 72 レジストスイッチ 80 カッタ機構 150 ロール芯 201,204,205 軸パルス出力器 202,206,208 パルス板 203,207,209 投光・受光素子対 301,302,303 紙パルス出力器 400 CPU 401 メモリ 402 カッタ駆動回路 403 給紙用モータ駆動回路 601 ロール後端検知スイッチ 604 スイッチ本体 605 アクチュエータ DM 給紙用モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G03G 15/00 522 G03G 15/00 522 (56)参考文献 特開 平3−272970(JP,A) 特開 平3−93572(JP,A) 特開 平3−294834(JP,A) 実開 平6−3962(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 26/02 B41J 11/66 B41J 11/70 B41J 15/04 G03G 15/00 514 G03G 15/00 522

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール芯に長尺のシートが巻かれたロール
    本体から引き出されたシートを搬送路を通して搬送する
    ための搬送装置を有し、搬送されるシートを複写シート
    として使用する複写機において、 ロール本体の回転に伴ってパルスを出力する第1のパル
    ス出力手段と、ロール本体からシートを引き出して搬送する給紙ローラ
    と、 給紙ローラよりもシート搬送方向下流側の搬送路に備え
    られたシートを切断するためのカッタと、 カッタよりもシート搬送方向下流側の所定の位置に配置
    され、その位置のシートの有無を検出するレジストスイ
    ッチと、 ロール本体と給紙ローラとの間に備えられ、シートが移
    動することに伴ってパルスを出力する第2のパルス出力
    手段と、 前記第1のパルス出力手段からのパルス出力が無くな
    り、かつ、第2のパルス出力手段からパルスが出力され
    ているときには、ロール芯にシートの後端が接着されて
    いない非接着シートであると判別し、シートを全て排出
    させるために、搬送装置を所定時間駆動させ、 前記第1のパルス出力手段からのパルス出力が無くな
    り、かつ、第2のパルス出力手段からのパルス出力も無
    くなったときには、ロール芯にシートの後端が接着され
    ている接着シートであると判別し、その場合には、シー
    トがカッタにまで達しているかどうかを前記レジストス
    イッチのオンかオフかで調べ、レジストスイッチがオン
    のときにはカッタを駆動してシートを切断し、切断され
    たシート片を排出させるために、搬送装置を所定時間駆
    動させ、さらに、カッタにより切断された後のカッタよ
    り上流側のシートまたはレジストスイッチがオフのとき
    にはカッタを駆動せず、カッタまで達していないシート
    をロール芯へ巻き戻すためにロール芯を巻き戻す駆動手
    段と、 を含むことを特徴とする複写機。
  2. 【請求項2】ロール芯に長尺のシートが巻かれたロール
    本体から引き出されたシートを搬送路を通して搬送する
    ための搬送装置を有し、搬送されるシートを複写シート
    として使用する複写機において、 ロール本体の回転に伴ってパルスを出力する第1のパル
    ス出力手段と、ロール本体からシートを引き出して搬送する給紙ローラ
    と、 給紙ローラよりもシート搬送方向下流側の搬送路に備え
    られたシートを切断するためのカッタと、 カッタよりもシート搬送方向下流側の所定の位置に配置
    され、その位置のシートの有無を検出するレジストスイ
    ッチと、 ロール本体と給紙ローラとの間に備えられ、ロール本体
    から引き出されるシートが所定の状態になったときにシ
    ートと接触し得るシート検知手段と、 前記第1のパルス出力手段からのパルス出力が無くな
    り、かつ、シート検知手段の検知出力がないときには、
    ロール芯にシートの後端が接着されていない非接着シー
    トであると判別し、シートを全て排出させるために、搬
    送装置を所定時間駆動させ、 前記第1のパルス出力手段からのパルス出力が無くな
    り、かつ、シート検知手段の検知出力があるときには、
    ロール芯にシートの後端が接着されている接着シートで
    あると判別し、その場合には、シートがカッタにまで達
    しているかどうかを前記レジストスイッチのオンかオフ
    かで調べ、レジストスイッチがオンのときにはカッタを
    駆動してシートを切断し、切断されたシート片を排出さ
    せるために、搬送装置を所定時間駆動させ、さらに、カ
    ッタにより切断された後のカッタより上流側のシートま
    たはレジストスイッチがオフのときにはカッタを駆動せ
    ず、カッタまで達していないシートをロール芯へ巻き戻
    すためにロール芯を巻き戻す駆動手段と、 を含むことを特徴とする複写機。
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