JP3387634B2 - 眼球検出装置 - Google Patents

眼球検出装置

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JP3387634B2 JP16377794A JP16377794A JP3387634B2 JP 3387634 B2 JP3387634 B2 JP 3387634B2 JP 16377794 A JP16377794 A JP 16377794A JP 16377794 A JP16377794 A JP 16377794A JP 3387634 B2 JP3387634 B2 JP 3387634B2
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  • Focusing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は観察者眼の有無を検知で
きる眼球検出装置に関するもので、特に眼球画像より観
察者眼の有無を検出する眼球検出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラのグリップ部に設けたスイ
ッチと、ファインダー部に設けた発光素子と受光素子を
用いて、ファインダーを覗こうとカメラを構えることで
グリップ部のスイッチが入ることと、発光素子からの光
が物体に反射することで生じる光を受光素子で受光して
物体の接近を検知することを併用して、ファインダーに
顔を近づけることが検出できるカメラが、特開昭64−
42639号公報、もしくは特開平3−36532号公
報にて開示されている。また、本出願人の出願である特
開平3−192338号公報では受光した画像より接近
した物体が眼球であるかどうかを像信号に基づいて識別
できる観察装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例である特開昭64−42639号公報、もしく
は特開平3−36532号公報において開示されている
カメラでは、グリップスイッチはカメラの構え方によっ
ては正しい検出ができない場合があるだけでなく、確実
にグリップスイッチを作動させるためにグリップ形状に
対して大きな制約を受ける。
【0004】また、物体からの反射光の有無を検出する
接近検知は、何らかの物体がファインダーの周辺にあり
さえすれば反応するので、当然眼球以外のものでも反応
してしまい誤作動の原因となっていた。
【0005】また、特開平3−192338号公報にて
開示されている受光した画像より眼球を検出できる眼球
検出では、受光した画像より接近した物体が眼球である
かどうかを像信号に基づいて識別できるため、誤動作を
少なくすることができるが、エリアセンサで得た画像を
処理して結果を得るために、2次元に分布する多数の画
素のデータを取り扱う多量のメモリとデータを高速演算
処理する演算手段が必要であり、その演算手段の消費電
力は必然的に大きくなるという問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の画素か
らなる領域が複数個設定され、観察者眼で生じる反射像
を受光し、領域毎に領域内の最大輝度値を出力する受光
手段と、前記受光手段からの出力される領域毎の最大輝
度値の中に所定のレベルを超えるものがある場合に使用
者または被験者の眼球の接近を判断する判断手段とを有
することを特徴としている。
【0007】
【実施例】図1は本発明実施のカメラの眼球検出装置で
ある。図1において、1は、カメラのファインダー接眼
レンズ、2はファインダー側からの信号光を含む光であ
る赤外光と被写界からの可視光のファインダー光束を分
離するダイクロイックミラー、3はファインダーに接眼
した目の画像をエリアセンサIC4上に結像する撮像レ
ンズ、4は画像を光電変換し画像信号を形成する受光セ
ンサ部を持つエリアセンサICである。5、6は接眼す
る目を照明する光源であるところの赤外発光ダイオード
であって、互いに異なる位置に配置される。7、8は各
々赤外発光ダイオード5、6を、エリアセンサICから
の駆動信号により駆動するトランジスタ、9は赤外発光
ダイオード5、6の駆動電流抑制のための抵抗、10は
電源であるところの電池、11はカメラの制御回路、1
2は動作クロックを発生する発振子、13は動作クロッ
ク信号線、14は眼球検出信号線である。15はファイ
ンダーに接近した観察者眼を示している。
【0008】図2は、図1に示したカメラの眼球検出装
置のエリアセンサIC4の構成を示した図である。エリ
アセンサIC4は、16〜21によって構成されてお
り、エリアセンサIC4の外部、図1で示した7、8、
11、13、14と接続される。
【0009】図2において、エリアセンサIC4内の1
6は、多数の画素から構成される受光センサであるとこ
ろのエリアセンサ部であり、17はその蓄積、読み出し
を制御するセンサ駆動回路であって繰り返し動作する際
の間隔を得るタイマ18を内蔵する。19は、センサ駆
動回路17よりのタイミング信号によりエリアセンサ部
16よりの画像信号を順次読み出し、信号判定回路20
に与える読み出し回路、20は読み出し回路19よりの
画像信号に基づき接眼を判定する信号判定回路、21
は、センサ駆動回路の駆動タイミングに同期してトラン
ジスタ7あるいは8をして赤外発光ダイオード5あるい
は6を点灯させる赤外発光ダイオード駆動回路である。
【0010】図3は、エリアセンサ部16の画面を複数
に分割する際の分割を示す。ここでは上下2画素、左右
2画素、計4画素で1ブロックを構成する。
【0011】図4は、エリアセンサを非破壊読み出し光
電変換素子にて構成したときのエリアセンサ部と読み出
し回路例を示す。
【0012】図4において、17は図2の17に相当す
る非破壊読み出し光電変換素子駆動回路、16は図2の
16に相当する非破壊読み出し光電変換素子センサ部、
19は図2の19に相当する読み出し回路、その中の2
6は各ブロックの読み出しタイミングを順次与えるシフ
トレジスタである。
【0013】図5は、図4に示すセンサ構成と動作を説
明するために便宜的に1ブロック分だけ抜き出して示し
た図である。
【0014】図5において17、16、19、26は各
々図4のそれらと同じ物を示し、27は複数の画素(こ
こでは4画素)から成る1つのブロックを、28は画像
センサの1画素を構成するセルを示す。29は、駆動回
路17から与えられるベースリセット信号PBRに従
い、トランジスタ31のベース電位をリセットする為の
スイッチ手段であるMOSトランジスタ、30はセンサ
容量、31は非破壊読み出し光電変換素子のセンサ部で
有り、そのベースあるいはベースに接続された部分を感
光部及び信号蓄積部とし、そのエミッタより、ベースに
蓄積された電荷量に応じたベース電位に従った電圧を出
力するNPNトランジスタである。ブロックを構成する
各画素の(エミッタ)出力は各ブロック毎にまとめら
れ、そのブロックの出力として読み出し回路19に与え
られる。32は、ブロックの出力をグランド電位に、駆
動回路17から与えられるエミッタリセット信号PVC
に従い、リセットするためのスイッチ手段であるMOS
トランジスタ、33は、ブロック出力を駆動回路17か
ら与えられるサンプルホールド信号PSH1に従い、ホ
ールド用コンデンサ34にブロックの出力を与えるスイ
ッチ手段であるMOSトランジスタ、34はブロックの
出力のサンプルホールド用コンデンサ、35は、ブロッ
ク出力を駆動回路17から与えられるサンプルホールド
信号PSH0に従い、サンプルホールド用コンデンサ3
6にブロックの出力を与えるスイッチ手段であるMOS
トランジスタ、36はブロックの出力のサンプルホール
ド用コンデンサ、37は、サンプルホールド信号PSH
0に従いコンデンサ34にサンプルホールドされた信号
を、シフトレジスタ26よりのブロック毎の出力信号P
outxyに従い、出力線out0に出力するスイッチ
手段であるMOSトランジスタ、38は、サンプルホー
ルド信号PSH1に従いコンデンサ36にサンプルホー
ルドされた信号を、シフトレジスタよりのブロック毎の
出力信号Poutxyに従い、出力線out1に出力す
るスイッチ手段であるMOSトランジスタ、39、40
は各々出力線out0、out1を、駆動回路17から
与えられるリセット信号PHCに従い、グランド電位に
リセットするためのスイッチ手段であるMOSトランジ
スタ、41は、出力線out0、out1の信号の差を
OUTに出力する演算器である。
【0015】32〜38相当のものは各ブロックの出力
毎に設けられ、それらは全て32〜38と同様に構成さ
れ、駆動回路17、シフトレジスタ26、出力線out
0、out1に接続され、シフトレジスタ26、MOS
トランジスタ39、40、演算器とともに読み出し回路
19を構成する。
【0016】図6は、図2の信号判定回路20の構成例
を示すものである。図6において、42は定電圧回路で
あって、所定の比較レベルvを発生し、43はコンパレ
ータであって、読み出し回路19の出力信号即ち演算器
41の出力OUTを比較レベルvと比較し、比較レベル
vを越えていれば、眼球検出信号線14に出力を発す
る。
【0017】以上の構成にて、カメラの制御回路11は
発振子12に基づき動作クロックを発生し、自らの動作
に用いるとともに動作クロック信号線13を介して、エ
リアセンサIC4に動作クロックを与える。動作クロッ
クはエリアセンサIC4の中で、その制御を司るセンサ
駆動回路17に与えられる。センサ駆動回路17は、こ
のクロックに基づき図7、図8に示すタイミングチャー
トのごとく動作する。
【0018】照明光源である赤外発光ダイオードの点灯
は図8に示すように、複数の照明光源のオン/オフ信号
LED0、LED1は、逐次繰り返し、オン信号“H”
状態になり、照明光源である赤外発光ダイオード5、6
を逐次、繰り返し点灯させる。
【0019】図7は照明光源のオン/オフ信号LED
0、LED1の何れかがオン信号“H”状態となり照明
光源である赤外発光ダイオード5あるいは6が点灯した
ときに接眼が検出された場合の駆動他のタイミングを示
し、図中の信号LEDは図8に示す照明光源のオン/オ
フ信号LED0あるいはLED1に相当する。また、図
8は、接眼が検出されず繰り返し検出を行い続ける場合
の駆動他のタイミングを示す。尚、図7は図8に比して
約2倍、横軸(時間軸)のスケールを大きくして、図7
のt0区間相当のみ拡大して描かれている。
【0020】phase−1: エミッタリセット信号
PVCと、サンプルホールド信号PSH0、PSH1の
全てを“H”とし、MOSトランジスタ32、33、3
5とそれらに相当する各ブロックのMOSトランジスタ
を全てオン状態にし、トランジスタ31とそれに相当す
る各画素のセンサ部のNPNトランジスタの、エミッタ
出力と、サンプルホールド用コンデンサ34、36とそ
れらに相当する各ブロックのサンプルホールド用コンデ
ンサをグランド電位にリセットする。
【0021】phase−2: エミッタリセット信号
PVCと、サンプルホールド信号PSH0、PSH1を
元の“L”に戻し、ベースリセット信号PBRを“L”
にし、MOSトランジスタ29と各画素のそれに相当す
るMOSトランジスタによって、各画素のセンサ部のN
PNトランジスタ(31相当)のベースとそれに接続さ
れたセンサ容量(30相当)をベースリセット電位VB
Rにリセットする。
【0022】phase−3: ベースリセット後、ベ
ースリセット信号PBRを元の“H”に戻し、サンプル
ホールド信号PSH0を“H”、即ちMOSトランジス
タ(33相当)によって、各ブロックのサンプルホール
ド用コンデンサ(34相当)を、各ブロックのそのブロ
ックを構成する全画素のエミッタ出力互いに接続し、一
つにした出力に接続、必要な蓄積時間の間、その状態を
維持する。この状態において、各画素のセンサ部のNP
Nトランジスタ(31相当)のベースとそれに接続され
たセンサ容量(30相当)では、各々の画素の感光部に
入射する光量に応じて、光電変換によって生じた電荷が
蓄積されることにより、光量と蓄積時間に応じて電位は
上昇する。各画素のセンサ部のNPNトランジスタ(3
1相当)のエミッタ出力は、このベースの電位の上昇に
応じて、ベース−エミッタ間が正にバイアスされている
間は、上昇する。これにより同一ブロック内の各画素の
センサ部のNPNトランジスタ(31相当)のベースの
電位の中で最も高い電位に従って、同一ブロック内の各
画素のセンサ部のNPNトランジスタ(31相当)のエ
ミッタが互いに接続され一つとなったエミッタ出力は決
定される。即ち、各ブロックの中で最も明るい画素の信
号がそのブロックの信号としてそのブロックのエミッタ
出力から得られ、そのブロックのMOSトランジスタ
(33相当)を介してそのブロックのサンプルホールド
用コンデンサ(34相当)に与えられる。
【0023】phase−4: 蓄積時間終了時、サン
プルホールド信号PSH0を元の“L”に戻し、MOS
トランジスタ(33相当)をオフする。これにより、蓄
積時間中各ブロックの中で最も明るい画素の蓄積時間終
了時の信号が、各々のサンプルホールド用コンデンサ
(34相当)に保持される。
【0024】phase−5: エミッタリセット信号
PVCを“H”とし、MOSトランジスタ32とそれに
相当する各ブロックのMOSトランジスタを全てオン状
態にし、トランジスタ31とそれに相当する各画素のセ
ンサ部のNPNトランジスタの、エミッタ出力をグラン
ド電位にリセットする。
【0025】phase−6: エミッタリセット信号
PVCを元の“L”に戻し、ベースリセット信号PBR
を“L”にし、MOSトランジスタ29と各画素のそれ
に相当するMOSトランジスタによって、各画素のセン
サ部のNPNトランジスタ(31相当)のベースとそれ
に接続されたセンサ容量(30相当)をベースリセット
電位VBRにリセットする。
【0026】phase−7: ベースリセット後、ベ
ースリセット信号PBRを元の“H”に戻し、サンプル
ホールド信号PSH1を“H”、即ちMOSトランジス
タ(35相当)によって、各ブロックのサンプルホール
ド用コンデンサ(36相当)を、各ブロックのそのブロ
ックを構成する全画素のエミッタ出力互いに接続し、一
つにした出力に接続するとともに、照明光源のオン/オ
フ信号LED0あるいはLED1を“H”とし、照明光
源である赤外発光ダイオード7あるいは8を点灯し、先
の、サンプルホールド信号PSH0を“H”、即ちMO
Sトランジスタ(33相当)によって、各ブロックのサ
ンプルホールド用コンデンサ(34相当)を、各ブロッ
クのそのブロックを構成する全画素のエミッタ出力互い
に接続し行った蓄積時間と実効的に等しい蓄積時間、そ
の状態を維持する。
【0027】phase−8: 蓄積時間終了時、サン
プルホールド信号PSH1を元の“L”に戻し、MOS
トランジスタ(35相当)をオフする。これにより、照
明光源である赤外発光ダイオード7あるいは8を点灯し
た蓄積時間中各ブロックの中で最も明るい画素の蓄積時
間終了時の信号が、各々のサンプルホールド用コンデン
サ(36相当)に保持される。
【0028】以上により、全ブロックの各々の34相当
のサンプルホールド用コンデンサと各々の36相当のサ
ンプルホールド用コンデンサに、照明光源点灯時の信号
と照明光源消灯時の信号が保持される。
【0029】phase−9: シフトレジスタリセッ
ト信号PRSRを“L”にし、シフトレジスタ26のリ
セット状態を解除し、読み出しクロックPRDを与え動
作させるとともに、読み出しクロックPRDに同期し
て、読み出し線クリア信号PHCを出力し、読み出し、
読み出し線クリアを繰り返す。これにより、シフトレジ
スタ26より、順次ブロック毎の読み出し信号Pout
xyが出力され、それに対応したブロックのトランジ
スタ37、38相当のスイッチ手段をオン状態にし、出
力線out0、out1にそのブロックの照明光源消灯
時の信号と照明光源点灯時の信号を与える。演算器41
は、出力線out0、out1の照明光源消灯時の信号
と照明光源点灯時の信号の差をOUTに出力する。出力
OUTは照明光源消灯時の信号と照明光源点灯時の信号
の差であるから、照明光源の発した光のみの信号に相当
する信号になる。この出力OUTは信号判定回路20に
与えられる。
【0030】次に、シフトレジスタ26が進み、次のブ
ロックの出力がなされる前に、読み出し線クリア信号P
HCにより、スイッチ手段であるMOSトランジスタ4
0、39をオンにし、出力線out0、out1をグラ
ンド電位にリセットする。
【0031】その後、読み出しクロックPRDを与えら
れることで、シフトレジスタ26は次の読み出し信号P
out x(y+1)に出力を発し、出力線out0、
out1上に次のブロックの信号を与え、出力OUTに
は次のブロックの照明光源の発した光のみの信号に相当
する信号が出力される。以上のように読み出しクロック
PRD、読み出し線クリア信号PHCより繰り返し、ク
ロックを与えることで、順次各ブロックの信号出力が得
られる。
【0032】ところで、目の画像の特徴は、色々考えら
れるがその中の一つとして、照明光源の、角膜による正
反射像であるプルキンエ像がある。角膜は半径約8mm
の凸面の鏡面であり、赤外発光ダイオード等の比較的小
型な照明光源の反射像であるプルキンエ像は、画面上、
面積が小さく輝度が高い輝点として現れる。この輝点を
検出することで目の近接が検知できる。
【0033】信号判定回路20は、出力OUTに順次出
力される各ブロックの信号出力の中に所定の信号レベル
vを超えるものがあるか否かを検知し、越えるものが有
れば、接眼と判断し眼球検出信号線14に出力を発す
る。本実施例の場合、各ブロックの出力はそのブロック
を構成する画素の中で最も輝度の高い点の輝度に応じた
出力が得られており、全ブロックの信号出力を見ること
で、全画素中の輝度の高い点の中に所定レベルv以上の
ものがあるか否かを確認することが出来る。出力OUT
の信号は外光除去された照明光源の信号光のみの信号で
あるから、所定以上の信号レベルの輝点はプルキンエ像
と考えられ、そのような信号があるときは接眼と判断出
来る。
【0034】以上のphase1から9の動作で接眼か
否かを1回検出し、図8に示す様にタイマ18により時
間t1待った後再び検出を行い、周期t0で検出を繰り
返す。
【0035】即ち、複数のの照明光源である赤外発光ダ
イオード5、6を逐次に点灯し、所定時間t0毎に画像
を得て、その画像より接眼か否かを判断する。
【0036】t0は人体の接眼動作に比べ充分に速けれ
ば、間欠的検出動作であっても違和感のない操作感が得
られる。t0はたとえばカメラへの応用であれば0.0
1〜1秒程度に選ぶことができる。
【0037】一方、受光手段の全画素の読み出し画像処
理等の多量のデータの扱いを要しないので、装置の実質
動作時間は10-6〜10-3秒程度の短時間にでき、装置
の実質動作時間を極めて短くすることができ装置の消費
電力の低減に有利である。
【0038】図9は本発明の第2の実施例であるのカメ
ラの眼球検出装置である。
【0039】図9において、1〜3及び5〜15は、各
々第1の実施例の図1のそれらと同様なものであり、4
4は第1の実施例の図1では4に相当する画像を光電変
換し画像信号を形成する受光センサ部を持つエリアセン
サICである。
【0040】図10は、図9に示したカメラの眼球検出
装置のエリアセンサIC44の構成を示した図である。
エリアセンサIC44は、17、18、21、45、4
6、47によって構成されており、エリアセンサIC4
4の外部、図9で示した7、8、11、13、14と接
続される。
【0041】図10において、エリアセンサIC44内
の45は、多数の画素から構成される受光センサである
ところのエリアセンサ部であり、これを構成する画素は
プルキンエ像の像である輝点程度の大きさとする。1
7、18、21は各々第1の実施例の図2のそれらと同
様なものであり、47は、センサ駆動回路17よりのタ
イミング信号によりエリアセンサ部45よりの画像信号
を順次読み出し、信号判定回路46に与える読み出し回
路、46は読み出し回路47よりの画像信号に基づき接
眼を判定する信号判定回路である。
【0042】図11は、エリアセンサ部45の画面を複
数に分割する際の分割を示す。ここでブロックは長辺方
向を横方向とし、短辺方向を縦方向とし、横方向には画
面の端から端まで、縦方向には1画素、即ち横1列で1
ブロックを構成する。
【0043】図12は、エリアセンサを非破壊読み出し
光電変換素子にて構成したときのエリアセンサ部と読み
出し回路例を示す。図12において、17は図10の1
7に相当する非破壊読み出し光電変換素子駆動回路、4
5は図10の45に相当する非破壊読み出し光電変換素
子センサ部、47は図10の47に相当する読み出し回
路、その中の48は各ブロックの読み出しタイミングを
順次与えるシフトレジスタである。
【0044】図13は、図12に示すセンサ構成と動作
を説明するために便宜的に1ブロック分だけ抜き出して
示した図である。図13において17、45、47、4
8は各々図12のそれらと同じ物を示し、49は複数の
画素から成る1つのブロックを、28〜41は各々第1
の実施例の図5のそれらと同様なものを示している。
【0045】即ち、28は画像センサの1画素を構成す
るセルを示す。29は、駆動回路17から与えられるベ
ースリセット信号PBRに従い、トランジスタ31のベ
ース電位をリセットする為のスイッチ手段であるMOS
トランジスタ、30はセンサ容量、31は非破壊読み出
し光電変換素子のセンサ部で有り、そのベースあるいは
ベースに接続された部分を感光部及び信号蓄積部とし、
そのエミッタより、ベースに蓄積された電荷量に応じた
ベース電位に従った電圧を出力するNPNトランジスタ
である。ブロックを構成する各画素の(エミッタ)出力
は各ブロック毎にまとめられ、そのブロックの出力とし
て読み出し回路47に与えられる。32は、ブロックの
出力をグランド電位に、駆動回路17から与えられるエ
ミッタリセット信号PVCに従い、リセットするための
スイッチ手段であるMOSトランジスタ、33は、ブロ
ック出力を駆動回路17から与えられるサンプルホール
ド信号PSH1に従い、ホールド用コンデンサ34にブ
ロックの出力を与えるスイッチ手段であるMOSトラン
ジスタ、34はブロックの出力のサンプルホールド用コ
ンデンサ、35は、ブロック出力を駆動回路17から与
えられるサンプルホールド信号PSH0に従い、サンプ
ルホールド用コンデンサ36にブロックの出力を与える
スイッチ手段であるMOSトランジスタ、36はブロッ
クの出力のサンプルホールド用コンデンサ、37は、サ
ンプルホールド信号PSH0に従いコンデンサ34にサ
ンプルホールドされた信号を、シフトレジスタ48より
のブロック毎の出力信号Poutyに従い、出力線ou
t0に出力するスイッチ手段であるMOSトランジス
タ、38は、サンプルホールド信号PSH1に従いコン
デンサ36にサンプルホールドされた信号を、シフトレ
ジスタよりのブロック毎の出力信号Poutyに従い、
出力線out1に出力するスイッチ手段であるMOSト
ランジスタ、39、40は各々出力線out0、out
1を、駆動回路17から与えられるリセット信号PHC
に従い、グランド電位にリセットするためのスイッチ手
段であるMOSトランジスタ、41は、出力線out
0、out1の信号の差をOUTに出力する演算器であ
る。
【0046】32〜38相当のものは各ブロックの出力
毎に設けられ、それらは全て32〜38と同様に構成さ
れ、駆動回路17、シフトレジスタ48、出力線out
0、out1に接続され、シフトレジスタ48、MOS
トランジスタ39、40、演算器とともに読み出し回路
47を構成する。
【0047】図14は、図10の信号判定回路46の構
成例を示すものである。図14において、42、43は
第1の実施例の図6のそれらと同様に、42は定電圧回
路であって、所定の比較レベルvを発生し、43はコン
パレータであって、読み出し回路47の出力信号即ち演
算器41の出力OUTを比較レベルvと比較し、比較レ
ベルvを越えていれば、その出力を“H”とする。50
〜54はDフリップフロップであって、コンパレータ4
3の出力を入力とするシフトレジスタを構成する。55
は負入力のアンドゲートであって、シフトレジスタ50
〜54の1段目のDフリップフロップ50の出力と5段
目のDフリップフロップ54の出力を入力とし、その出
力はアンドゲート57に与えられる。56は負入力のオ
アゲートであって、シフトレジスタ50〜54の2段目
のDフリップフロップ51の出力と4段目のDフリップ
フロップ53の出力を入力とし、その出力はアンドゲー
ト57に与えられる。57はアンドゲートであって、負
入力のアンドゲート55の出力と負入力のオアゲート5
6の出力とシフトレジスタ50〜54の3段目のDフリ
ップフロップ52の出力を入力とし、その出力は眼球検
出信号線14に接続される。
【0048】以上の構成にて、エリアセンサIC44、
エリアセンサ部45、読み出し回路47、シフトレジス
タ48、ブロック49は、各々第1の実施例のエリアセ
ンサIC4、エリアセンサ部16、読み出し回路19、
シフトレジスタ26、ブロック27に対応し、第1の実
施例と同様に、カメラの制御回路11は発振子12に基
づき動作クロックを発生し、このクロックはエリアセン
サIC44に与えられ、これに基づき図7、8に示すタ
イミングチャートのごとく動作する。これにより、第1
の実施例と同様に、順次各ブロックの信号出力が出力O
UTより得られる。
【0049】信号判定回路46は、出力OUTに順次出
力される各ブロックの信号出力に基づき、接眼か否か判
断し眼球検出信号線14にその結果を与える。図14に
示した信号判定回路46の構成例では、出力OUTに順
次出力される各ブロックの信号出力をコンパレータ43
にて、プルキンエ像の輝度判定レベルである定電圧回路
42の発生した所定の比較レベルvと比較し、その結果
をシフトレジスタ50〜54に与える。シフトレジスタ
50〜54は駆動回路17の発生する読み出し信号に同
期して、各ブロックの比較結果を順次取り込み、転送し
ていく。従ってシフトレジスタ50〜54の各段の出力
は、常にセンサ上の連続する上下のブロック(列)5段
の比較結果が並んだ状態になる。例えばシフトレジスタ
50〜54の3段目、Dフリップフロップ52の出力が
y番目のブロック(列)の比較結果D(y)だったと
き、シフトレジスタ50〜54の1段目Dフリップフロ
ップ50の出力はy+2番目のブロック(列)の比較結
果D(y+2)を、シフトレジスタ50〜54の2段目
Dフリップフロップ51の出力はy+1番目のブロック
(列)の比較結果D(y+1)を、シフトレジスタ50
〜54の4段目Dフリップフロップ53の出力はy−1
番目のブロック(列)の比較結果D(y−1)を、シフ
トレジスタ50〜54の5段目Dフリップフロップ54
の出力はy−2番目のブロック(列)の比較結果D(y
−2)を出力する。ゲート55、56、57により、出
力として、
【0050】
【外1】 を得る。即ち、y番目のブロックのみ、あるいはy番目
のブロックとそれに隣接する1ブロックの2ブロックの
み輝度の高い画素がある状態の時、眼球検出信号線14
に出力を与える。本実施例の場合、各ブロックの出力は
そのブロックを構成する画素の中で最も輝度の高い点の
輝度に応じた出力が得られており、全ブロックの信号出
力を見ることで、全画素の中の輝度の高い点の中に所定
レベルv以上のものがあるか否かを確認することが出来
る。しかも、その輝点の大きさがブロックの短辺方向、
この場合画面上の上下方向に、所定値(ここではブロッ
クの短辺方向の2倍)以下の時のみ検出する。出力OU
Tの信号は外光除去された照明光源の信号光のみの信号
であるから、所定以上の信号レベルで、所定以下の大き
さの輝点はプルキンエ像と考えられ、そのような信号が
あるときは接眼と判断出来る。尚ここで、プルキンエ像
相当の大きさを1画素の大きさとしながら、輝点の大き
さの上限を2画素(2ブロック(列))としたのは、輝
点の位置が当然の事ながら画素と画素の間に位置し得る
ことによる。
【0051】図15は本発明の第3の実施例であるのカ
メラの眼球検出装置である。図15において、1〜3及
び5〜15は、各々第1の実施例の図1の、あるいは第
2の実施例の図9の、それらと同様なものであり、66
は前述の第1の実施例の図1では4に、前述の第2の実
施例の図9では44に、相当する画像を光電変換し画像
信号を形成する受光センサ部を持つエリアセンサICで
ある。
【0052】図16は、図15に示したカメラの眼球検
出装置のエリアセンサIC66の構成を示した図であ
る。エリアセンサIC66は、17、18、21、6
1、62、67によって構成されており、エリアセンサ
IC66の外部、図15で示した7、8、11、13、
14と接続される。
【0053】図16において、エリアセンサIC66内
の61は、多数の画素から構成される受光センサである
ところのエリアセンサ部であり、これを構成する画素は
プルキンエ像の像である輝点程度の大きさとする。1
7、18、21は各々第1の実施例の図2の、或いは第
2の実施例の図9の、それらと同様なものであり、62
は、センサ駆動回路17よりのタイミング信号によりエ
リアセンサ部61よりの画像信号を順次読み出し、信号
判定回路67に与える読み出し回路、67は読み出し回
路62よりの画像信号に基づき接眼を判定する信号判定
回路である。
【0054】図17は、エリアセンサ部61の画面を複
数に分割する際の分割を示す。本実施例では画面全体を
互いに領域の重なる2つのブロック群にて分割する。第
1のブロック群のブロックは、長辺方向を横方向とし、
短辺方向を縦方向とし、横方向には画面の端から端ま
で、縦方向には1画素、即ち横1列で1ブロックを構成
する。また、第2のブロック群のブロックは、長辺方向
を縦方向とし、短辺方向を横方向とし、縦方向には画面
の端から端まで、横方向には1画素、即ち縦1列で1ブ
ロックを構成する。従って、各画素は第1のブロック群
に属する1ブロックと第2のブロック群に属する1ブロ
ックの2ブロックに属する。
【0055】図18は、エリアセンサを非破壊読み出し
光電変換素子にて構成したときのエリアセンサ部と読み
出し回路例を示す。図18において、17は図16の1
7に相当する非破壊読み出し光電変換素子駆動回路、6
1は図16、図17の61に相当する非破壊読み出し光
電変換素子センサ部、62は図16の62に相当する読
み出し回路、その中の65は第1のブロック群に属する
各ブロックと第2のブロック群に属する各ブロックの両
者に読み出しタイミングを順次与えるシフトレジスタで
ある。
【0056】64は画像センサの1画素を構成するセル
を示す。29は、第1の実施例の図5、第2の実施例の
図13の29と同様な駆動回路17から与えられるベー
スリセット信号PBRに従い、トランジスタ58のベー
ス電位をリセットする為のスイッチ手段であるMOSト
ランジスタ、30は第1の実施例の図5、第2の実施例
の図13の30と同様なセンサ容量、58は非破壊読み
出し光電変換素子のセンサ部で有り、そのベースあるい
はベースに接続された部分を感光部及び信号蓄積部と
し、その2つのエミッタに、ベースに蓄積された電荷量
に応じたベース電位に従った電圧を各々出力するエミッ
タを2つ持つNPNトランジスタである。各画素の(エ
ミッタ)出力は各ブロック毎にまとめられ、そのブロッ
クの出力として読み出し回路62に与えられる。1つの
画素(例えば画素64)は第1のブロック群に属するブ
ロック(ブロック59)と第2のブロック群に属するブ
ロック(ブロック60)の2つのブロックに属している
(例えば画素64は第1のブロック群に属するブロック
59と第2のブロック群に属するブロック60の2つの
ブロックに属している)が、各画素の58相当のトラン
ジスタの2つのエミッタを各々のブロック毎に接続する
ことで、2つのブロックは互いに独立に、共有する画素
に接続される。読み出し回路62の中の各ブロック毎の
回路は第2の実施例の読み出し回路47のそれと同様で
あり、その説明は割愛する。但し、出力はブロック群毎
に行う。63は、出力線out0、out1の信号の差
を第1のブロック群の出力OUTYに出力する演算器、
68は、出力線out2、out3の信号の差を第2の
ブロック群の出力OUTXに出力する演算器である。
【0057】図19は、図16の信号判定回路67の構
成例を示すものである。図19において、42は第1の
実施例の図6の、或いは第2の実施例の図14の、それ
らと同様に、42は定電圧回路であって、所定の比較レ
ベルvを発生し、69、70はコンパレータであって、
読み出し回路62の出力信号即ち演算器63の出力OU
TYと演算器68の出力OUTXを各々比較レベルvと
比較し、それぞれ比較レベルvを越えていれば、その出
力を“H”とする。71〜75はDフリップフロップで
あって、コンパレータ69の出力を入力とするシフトレ
ジスタを構成する。また76〜80はDフリップフロッ
プであって、コンパレータ70の出力を入力とするシフ
トレジスタを構成する。81は負入力のアンドゲートで
あって、シフトレジスタ71〜75の1段目のDフリッ
プフロップ71の出力と5段目のDフリップフロップ7
5の出力を入力とし、その出力はアンドゲート83に与
えられる。82は負入力のオアゲートであって、シフト
レジスタ71〜75の2段目のDフリップフロップ72
の出力と4段目のDフリップフロップ74の出力を入力
とし、その出力はアンドゲート83に与えられる。83
はアンドゲートであって、負入力のアンドゲート81の
出力と負入力のオアゲート82の出力とシフトレジスタ
71〜75の3段目のDフリップフロップ73の出力を
入力とし、その出力はR−Sフリップフロップ84のセ
ット入力にに接続される。85は負入力のアンドゲート
であって、シフトレジスタ76〜80の1段目のDフリ
ップフロップ76の出力と5段目のDフリップフロップ
80の出力を入力とし、その出力はアンドゲート87に
与えられる。86は負入力のオアゲートであって、シフ
トレジスタ76〜80の2段目のDフリップフロップ7
7の出力と4段目のDフリップフロップ79の出力を入
力とし、その出力はアンドゲート87に与えられる。8
7はアンドゲートであって、負入力のアンドゲート85
の出力と負入力のオアゲート86の出力とシフトレジス
タ76〜80の3段目のDフリップフロップ78の出力
を入力とし、その出力はR−Sフリップフロップ88の
セット入力にに接続される。2つのR−Sフリップフロ
ップ84、88の出力はアンドゲート89に与えられ、
アンドゲート89の出力は眼球検出信号線14に接続さ
れる。
【0058】以上の構成にて、エリアセンサIC66、
エリアセンサ部61、読み出し回路62、シフトレジス
タ65は、各々第1の実施例のエリアセンサIC4、エ
リアセンサ部16、読み出し回路19、シフトレジスタ
26に対応し、第1の実施例と同様に、カメラの制御回
路11は発振子12に基づき動作クロックを発生し、こ
のクロックはエリアセンサIC66に与えられ、これに
基づき図7、8に示すタイミングチャートのごとく動作
する。これにより、第1の実施例と同様に、順次各ブロ
ックの信号出力が得られる。但し、第1のブロック群の
各ブロックの信号出力は出力OUTYから、第2のブロ
ック群の各ブロックの信号出力は出力OUTXから、並
行して出力される。
【0059】信号判定回路67は、出力OUTX及びO
UTYに順次出力される各ブロックの信号出力に基づ
き、接眼か否か判断し眼球検出信号線14にその結果を
与える。図19に示した信号判定回路67の構成例で
は、出力OUTYに順次出力される各ブロックの信号出
力をコンパレータ69にて、出力OUTXに順次出力さ
れる各ブロックの信号出力をコンパレータ70にて、各
々プルキンエ像の輝度判定レベルである定電圧回路42
の発生した所定の比較レベルvと比較し、その結果を各
々シフトレジスタ71〜75とシフトレジスタ76〜8
0に与える。
【0060】シフトレジスタ71〜75は、駆動回路1
7の発生する読み出し信号に同期して、第1のブロック
群に属する各ブロックの比較結果を順次取り込み、転送
していく。従ってシフトレジスタ71〜75の各段の出
力は、常にセンサ上の連続する上下のブロック(列)5
段の比較結果が並んだ状態になる。例えばシフトレジス
タ71〜75の3段目、Dフリップフロップ73の出力
がn番目のブロック(列)の比較結果Dy(n)だった
とき、シフトレジスタ71〜75の1段目Dフリップフ
ロップ71の出力はn+2番目のブロック(列)の比較
結果Dy(n+2)を、シフトレジスタ71〜75の2
段目Dフリップフロップ72の出力はn+1番目のブロ
ック(列)の比較結果Dy(n+1)を、シフトレジス
タ71〜75の4段目Dフリップフロップ74の出力は
n−1番目のブロック(列)の比較結果Dy(n−1)
を、シフトレジスタ71〜75の5段目Dフリップフロ
ップ75の出力はn−2番目のブロック(列)の比較結
果Dy(n−2)を出力する。ゲート81、82、83
により、出力として、
【0061】
【外2】 を得る。即ち、n番目のブロックのみ、あるいはn番目
のブロックとそれに隣接する1ブロックの2ブロックの
み輝度の高い画素がある状態の時、R_Sフリップフロ
ップ84にセット信号を与える。
【0062】同様に、シフトレジスタ76〜80は、駆
動回路17の発生する読み出し信号に同期して、第2の
ブロック群に属する各ブロックの比較結果を順次取り込
み、転送していく。従ってシフトレジスタ76〜80の
各段の出力は、常にセンサ上の連続する左右のブロック
(列)5段の比較結果が並んだ状態になる。例えばシフ
トレジスタ76〜80の3段目、Dフリップフロップ7
8の出力がn番目のブロック(列)の比較結果Dx
(n)だったとき、シフトレジスタ76〜80の1段目
Dフリップフロップ76の出力はn+2番目のブロック
(列)の比較結果Dx(n+2)を、シフトレジスタ7
6〜80の2段目Dフリップフロップ77の出力はn+
1番目のブロック(列)の比較結果Dx(n+1)を、
シフトレジスタ76〜80の4段目Dフリップフロップ
79の出力はn−1番目のブロック(列)の比較結果D
x(n−1)を、シフトレジスタ76〜80の5段目D
フリップフロップ80の出力はn−2番目のブロック
(列)の比較結果Dx(n−2)を出力する。ゲート8
5、86、87により、出力として、
【0063】
【外3】 を得る。即ち、n番目のブロックのみ、あるいはn番目
のブロックとそれに隣接する1ブロックの2ブロックの
み輝度の高い画素がある状態の時、R−Sフリップフロ
ップ88にセット信号を与える。
【0064】以上により、上下方向に2ブロック以下の
大きさ、かつ左右方向に2ブロック以下の大きさの輝点
が画面の中にあったとき、R−Sフリップフロップ84
とR−Sフリップフロップ88はともにセットされてお
り、両者の出力の論理積を得るアンドゲート89の出力
が接続された眼球検出信号線14に“H”即ち眼球検出
信号を与える。
【0065】本実施例の場合、各ブロックの出力はその
ブロックを構成する画素の中で最も輝度の高い点の輝度
に応じた出力が得られており、全ブロックの信号出力を
見ることで、全画素の中の輝度の高い点の中に所定レベ
ルv以上のものがあるか否かを確認することが出来る。
しかも、その輝点の大きさがブロックの短辺方向、この
場合2つのブロック群により画面上の上下方向及び左右
方向何れの方向にも、所定値(ここではブロックの短辺
方向の2倍)以下の時のみ検出する。出力OUTY及び
出力OUTXの信号は外光除去された照明光源の信号光
のみの信号であるから、所定以上の信号レベルで、所定
以下の大きさの輝点はプルキンエ像と考えられ、そのよ
うな信号があるときは接眼と判断出来る。しかも大きさ
については2方向の広がりについて検出しているのでよ
り角度の高い判断結果が得られる。
【0066】これらにより、低消費電力故に、電池など
限られた容量の電源を用いるカメラ等に応用した場合に
も常時検出も含めた長時間の検出動作が可能になるとと
もに、確実な動作が期待できる故に、例えばカメラであ
ればメインスイッチ、測距測光動作開始/終了スイッチ
等、重要なスイッチの役割を果たさせることが可能にな
る。
【0067】尚、実施例はすべて撮像手段の画像センサ
部として非破壊読み出し光電変換素子構造のエリアセン
サを用いたものを挙げたが、これはCCD、MOSセン
サ、フォトダイオードアレイ或いは回路構成の異なる他
の非破壊読み出し光電変換素子構造のセンサ等他の構造
の画像センサであっても実施可能である。但し、ブロッ
ク毎の信号、ブロック内の最大輝度値の得易さ、動作電
源電圧などを考えると光電荷蓄積型のセンサーが望まし
く、なかでも非破壊読み出し光電変換素子構造のセンサ
が、より適していると考えられる。
【0068】蓄積型のセンサーは信号の光電変換ない
し、電荷の蓄積動作そのものには電力の消費を必要とせ
ず、本発明のような場合に適している。また、非破壊読
み出し光電変換素子のようなMOS構造のセンサーはそ
れぞれの画素へのアクセス性が順次転送を基本としたC
CDよりも自由度が高い。
【0069】また、実施例はすべて説明を容易にすべく
照明光源数を2個用いたものを挙げたが、無論2個以上
あっても良い、またその場合は一時期に点灯する光源数
は必ずしも1個である必要はない。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明は、複数の画素からなる領域が複数個設定され、観察
者眼で生じる反射像を受光し、領域毎に領域内の最大輝
度値を出力する受光手段と、前記受光手段からの出力さ
れる領域毎の最大輝度値の中に所定のレベルを超えるも
のがある場合に使用者または被験者の眼球の接近を判断
する判断手段とを有することによって、受光手段の分解
能を確保しながら取り扱う情報量を画素数分から領域数
分へ激減できるため、処理速度を高速化することができ
る。また、小規模の処理回路を用いたとしても処理が可
能になり、処理回路を省電力化することができる。
【0071】
【0072】
【0073】
【0074】
【0075】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1の実施例のカメラの眼球検出装置の
概略図
【図2】図1のセンサIC4のブロック図
【図3】図2のエリアセンサ部16の画素とブロックの
関係を示す図
【図4】図2のエリアセンサ部16と読み出し回路19
の、エリアセンサを非破壊読み出し光電変換素子にて構
成したときの回路例を示す図
【図5】図4に示すセンサ構成を動作説明するために便
宜的に1ブロック分だけ抜き出して示した図
【図6】図2の信号判定回路20の構成例を示す図
【図7】第1の実施例の動作を示すタイミングチャート
(接眼が検出された状態)
【図8】第1の実施例の動作を示すタイミングチャート
(接眼が検出されない状態)
【図9】本発明第2の実施例のカメラの眼球検出装置の
概略図
【図10】図9のセンサIC44のブロック図
【図11】図10のエリアセンサ部45の画素とブロッ
クの関係を示す図
【図12】図10のエリアセンサ部45と読み出し回路
47の、エリアセンサを非破壊読み出し光電変換素子に
て構成したときの回路例を示す図
【図13】図12に示すセンサ構成を動作説明するため
に便宜的に1ブロック分だけ抜き出して示した図
【図14】図10の信号判定回路46の構成例を示す図
【図15】本発明第3の実施例のカメラの眼球検出装置
の概略図
【図16】図15のセンサIC66のブロック図
【図17】図16のエリアセンサ部61の画素とブロッ
クの関係を示す図
【図18】図16のエリアセンサ部61と読み出し回路
62の、エリアセンサを非破壊読み出し光電変換素子に
て構成したときの回路例を示す図
【図19】図16の信号判定回路67の構成例を示す図
【符号の説明】
1 カメラのファインダー接眼レンズ 2 ダイクロイックミラ 3 撮像レンズ 4 エリアセンサIC 5、6 赤外発光ダイオード 7、8 赤外発光ダイオード駆動用トランジスタ 9 赤外発光ダイオード駆動電流抑制抵抗 10 電池 11 カメラの制御回路 12 動作クロックを発生する発振子 13 動作クロック信号線 14 眼球検出信号線 15 ファインダーに接近した目 16 エリアセンサIC4内のエリアセンサ部 17 センサ駆動回路 18 タイマ 19 読み出し回路 20 信号判定回路 21 赤外発光ダイオード駆動回路 26 読み出しタイミングを与えるシフトレジスタ 27 第1の実施例のブロック 28 1画素を構成するセル 29、32、33、35、37、38、39、40 M
OSトランジスタ 30 センサ容量 31 非破壊読み出し光電変換素子のセンサ部であるN
PNトランジスタ 34 サンプルホールド用コンデンサ 36 サンプルホールド用コンデンサ 41 演算器 42 定電圧回路 43 コンパレータ 44 エリアセンサIC 45 エリアセンサIC44内のエリアセンサ部 46 信号判定回路 47 読み出し回路 48 読み出しタイミングを与えるシフトレジスタ 49 第2の実施例のブロック 50〜54 Dフリップフロップ 55 負入力のアンドゲート 56 負入力のオアゲート 57 アンドゲート 58 非破壊読み出し光電変換素子のセンサ部であるN
PNトランジスタ 59 第3の実施例の第1のブロック群に属するブロッ
ク 60 第3の実施例の第2のブロック群に属するブロッ
ク 61 エリアセンサIC66内のエリアセンサ部 62 読み出し回路 63 演算器 64 1画素を構成するセル 65 読み出しタイミングを与えるシフトレジスタ 66 エリアセンサIC 67 信号判定回路 68 演算器 69、70 コンパレータ 71〜75 Dフリップフロップ 76〜80 Dフリップフロップ 81 負入力のアンドゲート 82 負入力のオアゲート 83 アンドゲート 84 R−Sフリップフロップ 85 負入力のアンドゲート 86 負入力のオアゲート 87 アンドゲート 88 R−Sフリップフロップ 89 アンドゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−257059(JP,A) 特開 平4−295835(JP,A) 特開 平3−192338(JP,A) 特開 平5−91391(JP,A) 特開 平6−94979(JP,A) 特開 平6−138376(JP,A) 特開 平4−347130(JP,A) 特開 平6−27365(JP,A) 特開 平3−177826(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 7/28 A61B 3/10 G03B 7/26 G03B 13/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画素からなる領域が複数個設定さ
    れ、観察者眼で生じる反射像を受光し、領域毎に領域内
    の最大輝度値を出力する受光手段と、 前記受光手段からの出力される領域毎の最大輝度値の中
    に所定のレベルを超えるものがある場合に使用者または
    被験者の眼球の接近を判断する判断手段とを有すること
    を特徴とする眼球検出装置。
  2. 【請求項2】 前記受光手段に設定される領域は、帯状
    に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の眼
    球検出装置。
  3. 【請求項3】 前記受光手段に設定される領域は、第1
    の方向に帯状に設定される第1の領域と第2の方向に帯
    状に設定される第2の領域からなり、前記第1の領域と
    前記第2の領域は重なり合う部分を有することを特徴と
    する請求項2に記載の眼球検出装置。
  4. 【請求項4】 前記眼球検出装置は観察者眼に反射像を
    生じさせる複数の投光手段を有し、該投光手段を消灯さ
    せたときの受光手段の出力と該投光手段を点灯させたと
    きの受光手段の出力とを比較して眼球検出することを特
    徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の眼球検出装
    置。
  5. 【請求項5】 計時手段と、眼球検出を制御する制御手
    段とを有し、前記制御手段は該計時手段によって計時さ
    れる所定時間の間隔で眼球検出を繰り返すことを特徴と
    する請求項1から4のいずれかに記載の眼球検出装置。
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