JP3384349B2 - 車両用制御装置 - Google Patents

車両用制御装置

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JP3384349B2
JP3384349B2 JP02631699A JP2631699A JP3384349B2 JP 3384349 B2 JP3384349 B2 JP 3384349B2 JP 02631699 A JP02631699 A JP 02631699A JP 2631699 A JP2631699 A JP 2631699A JP 3384349 B2 JP3384349 B2 JP 3384349B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用制御装置に
係り、特に、電気ヒータを用いて車室内の暖房制御を行
うことができる車両用制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両の室内の暖房は、エンジ
ンを冷却した後の冷却水からの熱で暖められた空気を車
室内に吹出すことにより行うのが一般的となっている
が、必要に応じて大電力(数百ワット)の電気ヒータを
用いることにより車室内の暖房能力を向上させ、寒冷時
においても急速に車室内を暖房することができる車両用
暖房装置が提案されている(特開平8−2240号公報
参照)。
【0003】このような車両用暖房装置に用いる電気ヒ
ータは、オルタネータ(発電機)またはバッテリーから
電力が供給されて動作する。オルタネータの制御には、
電気ヒータを動作させた場合等、電気負荷が増加して発
電量が急増し、エンジン負荷が増大するのに伴って駆動
トルクが変化(ドライバビリティが低下)するのを防止
するために、徐々に発電量を上げていく所謂徐励制御が
含まれているのが一般的である。
【0004】このため、アイドリング時等エンジンの回
転数が低回転数の場合に電気負荷が増加した場合には、
バッテリーから電気を供給するため、一時的にバッテリ
ー電圧が低下してヘッドライトの減光等が発生する場合
がある。また、上記従来技術では、バッテリーの充電状
態をチェックせずに電気ヒータの制御を行っているた
め、バッテリー電圧が低下する場合がある。さらに、上
記従来技術では外気温を考慮して電気ヒータの制御を行
っていないため、外気温に応じて最適な暖房制御を行う
ことができないという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題を解
決すべく成されたもので、電気ヒータ等の電気負荷が増
加するような場合においてもバッテリー電圧の低下によ
るヘッドライトの減光やドライバビリティの低下を防ぐ
ことができると共に外気温に応じて最適な暖房制御を行
うことができる車両用制御装置を得ることが目的であ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明の
車両用制御装置は、車両を回転により駆動する駆動手段
と、前記駆動手段の回転に応じて発生した電力を暖房用
電力消費手段を含む電力消費手段及びバッテリーへ供給
する発電手段と、外気温を検出する外気温センサと、前
記駆動手段を冷却する冷却水の水温を検出する水温検出
センサと、前記外気温センサにより検出した外気温に基
づいて前記冷却水の水温と前記暖房用電力消費手段によ
る暖房必要能力との関係を示す暖房必要能力算出パター
ンを決定し、決定した暖房必要能力算出パターンに基づ
いて前記水温センサにより検出した水温に対応する前記
暖房必要能力を算出する暖房必要能力算出手段と、前記
暖房必要能力に基づいて前記暖房用電力消費手段による
電力消費量を制御する制御手段と、を有することを特徴
としている。
【0007】請求項1記載の発明によれば、駆動手段
は、車両を回転により駆動する。この駆動手段は、例え
ばエンジンや、車両がハイブリッド車の場合は、エンジ
ン及びモータの双方を用いることができる。発電手段
は、前記駆動手段の回転に応じて発生した電力を暖房用
電力消費手段を含む電力消費手段及びバッテリーへ供給
する。すなわち、発電された電力は暖房用電力消費手段
やその他の電気負荷に供給され、バッテリーへも供給さ
れる。また、発電手段による発電量が低下し、暖房用電
力消費手段やその他の電気負荷への電力供給が足りない
場合には、一時的にバッテリーから電力が供給される。
【0008】暖房用電力消費手段以外の電気負荷は、例
えば車両のヘッドライト等の各種電気負荷である。ま
た、暖房用電力消費手段は、例えば、暖められたエンジ
ンの冷却水で車室内を暖房するだけでは暖房能力が不足
する場合に、暖房能力を高くするために用いる比較的大
電力を必要とする電気ヒータ等である。
【0009】外気温センサは、外気すなわち車両の外の
気温を検出する。水温検出センサは、前記駆動手段を冷
却する冷却水の水温を検出する。暖房必要能力算出手段
は、外気温センサにより検出した外気温に基づいて冷却
水の水温と暖房用電力消費手段による暖房必要能力との
関係を示す暖房必要能力算出パターンを決定し、決定し
た暖房必要能力算出パターンに基づいて水温センサによ
り検出した水温に対応する暖房必要能力を算出する。制
御手段は、暖房必要能力に基づいて暖房用電力消費手段
による電力消費量を制御する。例えば、外気温が通常よ
りも非常に低いような場合には水温が上昇するのが遅く
なるため、このような場合には暖房用電力消費手段の電
力消費量を上昇させたままにする。また、外気温があま
り低くない場合には水温に応じて電力消費量を変更する
ことで無駄な電力消費を抑えるようにする。このように
制御することで外気温に応じて最適な暖房用電力消費手
段の能力制御を行うことができる。請求項2に記載の発
明の車両用制御装置は、請求項1に記載の車両用制御装
置において、前記制御手段は、前記駆動手段の回転数が
所定値以下の場合に前記暖房用電力消費手段による電力
消費を抑制するように制御することを特徴としている。
制御手段は、前記駆動手段の回転数が所定値以下の場合
に前記暖房用電力消費手段による電力消費を抑制するよ
うに制御する。この所定値は、発電手段による発電量が
低下して一時的にバッテリーから暖房用電力消費手段等
へ電力を供給しなければならないような場合で、ヘッド
ライトの減光等が発生する恐れのある値とする。すなわ
ち、駆動手段の回転数が所定値以下の場合には発電手段
による発電量が低下して、一時的にバッテリー電圧が低
下し、ヘッドライトの減光等が発生する恐れがあるの
で、暖房用電力消費手段の電力消費を抑制する。このた
め、消費電流が低減され、一時的なバッテリー電圧の低
下を防止することができ、ヘッドライトの減光等を防止
することができる。
【0010】請求項に記載の発明の車両用制御装置
は、請求項1又は請求項2に記載の車両用制御装置にお
いて、前記制御手段は、前記暖房用電力消費手段の作動
中は、前記駆動手段の最低回転数を高くするように制御
するとを特徴としている。
【0011】請求項記載の発明によれば、御手段
は、前記暖房用電力消費手段の作動中は、前記駆動手段
の最低回転数を高くするように制御する。ここで、例え
ば走行中のマニュアルトランスミッションの車両では、
ギアチェンジ時のニュートラル状態でエンジン毎に設定
される最低回転数になる場合と、ギアをニュートラルレ
ンジに保持した場合にエンジン毎に設定される最低回転
数になる場合があるが、このとき発電手段による発電量
も低下するため一時的にバッテリー電圧が低下する。こ
のため、駆動手段の最低回転数を高くするように制御す
ることで、発電手段による発電量の低下を抑えることが
できるので、一時的なバッテリー電圧の低下を防ぐこと
ができ、ヘッドライトの減光等を防止することができる
と同時に暖房能力の低下を防止することができる。
【0012】請求項に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3の何れか1項に記載の車両用制御装置において、
記制御手段による制御は、前記車両のヘッドライトが
点灯している場合に行うことを特徴としている。
【0013】請求項記載の発明によれば、前記制御手
段による制御は、前記車両のヘッドライトが点灯してい
る場合に行う。すなわち、ヘッドライトの減光等の問題
が発生しないような場合には、前記制御手段による制御
を行わないので、暖房用電力消費手段の能力が不必要に
低下するのを防止することができる。
【0014】請求項に記載の発明の車両用制御装置
は、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の車両用
制御装置において、前記制御手段は、前記暖房用電力消
費手段による電力消費量を上昇させる場合、該上昇に先
立って前記駆動手段の回転数を上昇させるように制御す
とを特徴としている。
【0015】請求項記載の発明によれば、御手段
は、前記暖房用電力消費手段による電力消費量を上昇さ
せる場合、該上昇に先立って前記駆動手段の回転数を上
昇させるように制御する。このため、暖房用電力消費手
段による電力消費量を上昇させた際に発電量が増加して
駆動手段への負荷が増大することにより発生するドライ
バビリティの低下を防止することができる。
【0016】
【0017】
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。
【0019】図1には本発明の実施の形態に係る車両用
制御装置10の概略構成が示されている。
【0020】車両用制御装置10は、各々バス12によ
ってコマンドやデータ授受が可能なように接続されてい
るCPU14、RAM16、ROM18、及び入出力
(I/O)回路20からなるECU22を備えている。
なお、ROM18には後述する制御プログラムが記憶さ
れている。
【0021】入出力ポート20には、エンジン部24、
レギュレータ部26、バッテリー28、電気ヒータ3
0、ヘッドライトスイッチ32、水温センサ34、外気
温センサ36、及びMAXHOTスイッチ38が接続さ
れている。
【0022】エンジン部24からECU22へは、エン
ジン回転数等の信号が出力される。また、ECU22か
らは、エンジン部24に対してエンジンの回転数を指示
する信号等が出力される。また、エンジン部24は、オ
ルタネータ部40と接続されている。オルタネータ部4
0は、図2に示すようにオルタネータ42を備えてい
る。オルタネータ42は、ベルト等を介して接続された
エンジンの回転に伴って駆動され、機械エネルギーを電
気エネルギーに変換して電力を発生する。この発生され
た電力によりバッテリー28が充電される。
【0023】また、オルタネータ42には、フィールド
コイル44の一方の端子が接続されており、フィールド
コイル44の他方の端子はトランジスタ46のコレクタ
端子が接続されている。トランジスタ46のエミッタ端
子は接地されており、ベース端子は定電圧電源48が接
続されたレギュレータ50及びトランジスタ52のベー
ス端子に接続されている。
【0024】トランジスタ52のエミッタ端子は接地さ
れており、コレクタ端子は、抵抗値が一例として200
Ωである保護抵抗54の一方の端子に接続されている。
保護抵抗54の他方の端子は、入出力回路20のコンパ
レータ56の一方の入力端子及びプルアップ抵抗58の
一方の端子に接続されている。プルアップ抵抗58の他
方の端子は定電圧 (一例として5V)電源60に接続さ
れている。コンパレータ56の他方の入力端子は、定電
圧電源62が接続されている。
【0025】レギュレータ50は、バッテリー28のバ
ッテリー電圧をモニタして該バッテリー電圧が目標電圧
(例えば14.1V)に保たれるように制御するもので
あり、一例として図2においてレギュレータ50の出力
端子であるM端子に出力される電圧波形が図3に示すよ
うな波形となるデューティ信号を出力する。このデュー
ティ信号がハイレベル(例えば12V)のときはオルタ
ネータ42による発電を停止している(バッテリー電圧
が目標電圧以上になっている)状態であり、ローレベル
(例えば0V)のときは発電している(バッテリー電圧
が目標電圧よりも低い)状態である。従って、バッテリ
ー電圧が目標電圧よりも低い場合には目標電圧にするた
めに充電する必要がある(オルタネータ42による発電
電流が必要になる)ので、デューティ比は小さく(ロー
レベルの割合が大きく)なり、バッテリー電圧が目標電
圧よりも高い場合には、充電する必要はない(オルタネ
ータ42による発電電流が必要でない)ので、デューテ
ィ比は大きく(ハイレベルの割合が小さく)なる。
【0026】また、デューティ信号は、コンパレータ5
6の一方の入力端子に入力され、定電圧電源62の電圧
(スレッショルド電圧)と比較され、スレッショルド電
圧よりも大きい場合にはハイレベルを、スレッショルド
電圧よりも低い場合にはローレベルをCPU14へ出力
する。このスレッショルド電圧は、図3に示すように、
例えば、デューティ信号のハイレベルとローレベルのほ
ぼ中間の電圧とされ、ハイレベルとローレベルを確実に
判定できるような電圧に設定されている。なお、デュー
ティ周期は、一例として10〜20msec程度であ
る。
【0027】電気ヒータ30は、車室内の暖房制御を行
う場合に用いられ、オルタネータ部40またはバッテリ
ー28から電力を供給されて動作し、一例として図示し
ない300Wのヒータ3本から構成される。電気ヒータ
30の作動本数はECU22から出力される信号により
0〜3本まで指定できる。すなわち、消費電力を0W、
300W、600W、900Wの何れかに設定できる。
【0028】ヘッドライトスイッチ32は、車両のヘッ
ドライトを点灯させるためのスイッチであり、該ヘッド
ライトスイッチ32をオンしたときにヘッドライトが点
灯する。水温センサ34は、エンジンの冷却水の温度を
検出する。外気温センサ36は、車外の気温を検出す
る。MAXHOTスイッチは、ユーザが暖房制御を行う
ための空調スイッチを操作した場合にオンするスイッチ
である。
【0029】次に、本実施の形態における作用につい
て、ECU22のCPU14において実行される制御プ
ログラムについて図4に示すフローチャートを参照して
説明する。
【0030】図4に示すステップ100では、各種初期
化処理を行う。例えば、電気ヒータ30の作動本数を0
本に初期化したり、後述するフラグをOFFに初期化し
たり、後述する暖房必要能力算出パターンを初期設定し
たりする。暖房必要能力算出パターンの初期設定は、例
えば外気温センサ36により検出した外気温が5°C以
上の場合はパターンAが設定され、5°C未満の場合は
パターンBが設定される(パターンA、Bについては後
述)。次のステップ102では、図5に示す電気ヒータ
作動条件判定ルーチンを実行する。
【0031】図5に示すステップ200では、エンジン
始動直後 (例えばエンジン始動後10秒以内)か否かを
判断する。エンジン始動直後でない場合には、ステップ
200で否定され、ステップ202でエンジンの回転数
が異常な低回転数(例えば650rpm以下)であるか
否かを判断する。エンジンの回転数が低回転数でなかっ
た場合には、ステップ202で否定され、ステップ20
4でバッテリー28のバッテリー電圧が低電圧(例えば
10V以下)であるか否かを判断する。バッテリー電圧
が低電圧でない場合にはステップ204で否定され、リ
ターンする。
【0032】一方、エンジン始動直後であった場合には
ステップ200で肯定され、ステップ206で水温セン
サ34により検出したエンジンの冷却水の水温が0°C
未満、すなわち水温が比較的低いか否かを判断する。水
温が0°C未満であった場合にはステップ206で肯定
され、ステップ208でエンジンの回転が安定するまで
の時間(例えば16秒間)電気ヒータ30をオフしてス
テップ200へ戻る。水温が0°C未満でなかった場
合、すなわち水温が比較的低くない場合には、ステップ
206で否定され、ステップ210でエンジンの回転が
安定するまでの時間(例えば8秒間)電気ヒータ30を
オフしてステップ200へ戻る。このように、エンジン
の回転が不安定な状態で大電流の電気ヒータ30を作動
させるとエンストが発生する場合があるため、水温に応
じてエンジンの回転が安定するまでの時間電気ヒータ3
0をオフする。
【0033】また、エンジンの回転数が低回転数の場
合、バッテリー電圧が低電圧の場合にはステップ20
2、204でそれぞれ肯定され、ステップ212で電気
ヒータ30をオフしてステップ200へ戻る。
【0034】このように、エンジン始動直後や、エンジ
ンが異常な低回転数の場合、バッテリー電圧が低い場合
には、電気ヒータ30をオフさせるので、エンストが発
生するのを防止することができる。
【0035】次のステップ103ではMAXHOTスイ
ッチ信号がオンしているか否か、すなわち、ユーザが暖
房制御を行うための空調スイッチをオンしたか否かを判
断する。MAXHOTスイッチ信号がオンしていない場
合にはステップ103で否定され、ステップ102へ戻
る。MAXHOTスイッチ信号がオンしている場合に
は、ステップ103で肯定され、ステップ104へ進ん
で以下に示す電気ヒータ30の制御を行う。
【0036】ステップ104では、暖房必要能力(電気
ヒータの必要本数)の算出を行う。この暖房必要能力の
算出は以下のようにして行う。まず、外気温により算出
パターンが異なり、例えば図6に示すように、外気温セ
ンサ36により検出した外気温が−5°C未満の状態か
ら−5°C以上になった場合、すなわち外気温が上昇し
ながら−5°C以上になった場合にはパターンAに切り
換えられ、外気温が−5°C以上の状態から−10°C
以下になった場合、すなわち外気温が低下しながら−1
0°C以下になった場合にはパターンBに切り換えられ
る。
【0037】そして、この算出パターンに応じて電気ヒ
ータの必要本数が算出される。まず、パターンAは、図
7(A)に示すように、例えば水温センサ34により検
出したエンジンの冷却水の水温が、十分な暖房能力を得
るには若干低い温度である65°C未満の場合には電気
ヒータ30の必要本数は3本であり、水温が上昇して7
0°Cになると電気ヒータ30の必要本数が2本に減
り、同様にして水温が75°Cになると電気ヒータ30
の必要本数が1本に減り、十分な暖房能力を得ることが
できる温度である80°Cになると電気ヒータ30の必
要本数が0本になる。逆に、水温が高い状態から徐々に
低くなっていくに従って電気ヒータ30の必要本数が1
本づつ増えていく。逆に、水温が80°C以上の状態か
ら80°Cになった場合には、十分暖房能力を得ること
ができるので電気ヒータ30の必要本数を増やさず、さ
らに水温が低下して75°Cになった場合に電気ヒータ
30の必要本数を1本増やす。以下同様にして水温が5
°C低下するに従って電気ヒータ30の必要本数を1本
ずつ増やしていく。すなわち、水温が上昇する場合と低
下する場合とでヒステリシスを設けている。
【0038】一方、パターンBは、図7(B)に示すよ
うに、水温が低い状態から徐々に高くなり、80°Cに
なると電気ヒータ30の必要本数が3本から0本に減
る。逆に、水温が80°C以上の状態から徐々に低くな
って75°Cになると、電気ヒータ30の必要本数が0
本から3本に増える。
【0039】このように、外気温が低い場合にはパター
ンBに切り換えられ、水温が十分な暖房能力が得られる
温度である80°Cになるまで電気ヒータ30の必要本
数を3本にしておくので、外気温が低い場合でも十分な
暖房能力を得ることができる。また、外気温が比較的低
くない場合にはパターンに切り換えられ、水温が5°
C変化するごとに細かく電気ヒータ30の必要本数を変
更するので、無駄な消費電力を抑えることができる。す
なわち、外気温に応じて適切な暖房制御を行うことがで
きる。
【0040】ステップ106では、発電率の算出を以下
のようにして行う。まず、コンパレータ56から出力さ
れる信号を所定時間(例えば2msec)内に所定回数
(例えば128回)サンプリングし、所定時間内にロー
レベルが検出された回数、すなわち発電回数Aを求め、
前回の発電回数A’及びサンプリング数aとから平均発
電率DFを次の(1)式により求める。
【0041】 DF=((A+A’)/2)/a×100(%)・・・(1) ここで、バッテリー電圧と電流との関係について説明す
る。レギュレータ26は、バッテリー28のバッテリー
電圧をモニタして該バッテリー電圧が目標電圧(例えば
14.1V)に保たれるように制御するので、図8に示
すようにバッテリー電圧が低いときは、バッテリー28
への充電電流が多くなり、発電電流を電気ヒータ30へ
供給するだけの余裕がない。そして、バッテリー電圧が
上昇するに従って充電電流が少なくなり、発電電流を電
気ヒータ30へ供給するだけの余裕が生じる。
【0042】従って、DF=0(%)はバッテリー28
への発電電流の供給が停止している状態、すなわち充電
が必要でない状態であり、全発電量に対して電気ヒータ
30等の電気負荷に対して発電電流を供給する余裕があ
ることを示し、DF=100(%)は、バッテリー28
への発電電流の供給が最も多い状態、すなわち充電が最
も必要な状態であり、全発電量に対して電気ヒータ30
等の電気負荷に対して発電電流を供給する余裕がないこ
とを示す。なお、図8において、(A)の領域は発電量
の余裕分を、(B)は充電電流を、(C)は電気ヒータ
以外の電気負荷分の電流を示している。
【0043】また、図8に示すように、仮に目標電圧よ
りも若干低めのバッテリー電圧を電気ヒータ30のオン
オフを切り替えるための設定電圧とし、この設定電圧よ
りもバッテリー電圧が高いときに電気ヒータをオンし、
設定電圧よりもバッテリー電圧が低い場合に電気ヒータ
をオフするとした場合、発電量に余裕がある場合 (図中
(A)の領域)のバッテリー電圧でも電気ヒータ30を
オフしてしまう。従って、発電率に基づいて電気ヒータ
30の能力を制御することが望ましい。従って、次のス
テップ108では、図9に示す電気ヒータ作動本数決定
ルーチンを実行し、求めた発電率に基づいて電気ヒータ
30の作動本数を決定する。
【0044】図9に示すステップ300では、 (1) 式
により求めた平均発電率DFが100%の状態がB回
(例えば40回)連続したか否かを判断する。DF=1
00%がB回連続した場合には、ステップ300で肯定
され、ステップ302でステップ104で算出した電気
ヒータ30の必要本数から1本減らした本数を作動可能
本数とする。すなわち、この場合は発電率が高く、発電
電流を電気ヒータ30へ供給するだけの余裕がないと考
えられるため、バッテリー上がりを防ぐために作動可能
本数を減らす。DF=100%がB回連続していない場
合には、ステップ300で否定され、ステップ304で
DF<d(例えば95%)の状態がE回連続したか否か
を判断する。
【0045】DF<dの状態がE回(例えば40回)連
続した場合には、ステップ304で肯定され、ステップ
306でステップ104で算出した電気ヒータ30の作
動本数から1本増やした本数を作動可能本数とする。す
なわち、この場合は発電率が低く、発電電流を電気ヒー
タ30へ供給するだけの余裕がある状態であると考えら
れるため、作動可能本数を増やす。DF<dの状態がE
回連続していない場合、すなわち、d≦DF<100の
場合には、ステップ304で否定されリターンする。従
って、作動本数はそのままとなる。
【0046】このように、発電量に余裕があるか否かを
検出して電気ヒータ30の作動本数を設定するので、効
率よく電気ヒータ30を作動させることができると共に
バッテリー上がりを防止することができる。
【0047】次のステップ110では、ステップ108
で決定した作動可能本数が現在の電気ヒータ30の作動
本数と比べて増えているか否かを判断する。作動本数が
増えている場合には、ステップ110で肯定され、ステ
ップ112でエンジンの回転数を所定数上昇させた後ス
テップ114へ進む。この所定数は、エンジンの回転数
を上昇させないで作動本数を増やした場合にエンジンの
回転数が低下すると見込まれる分として予め設定されて
いる。すなわち、予めエンジンの回転数の落ち込み量の
分だけ回転数を上昇させておく。このように、電気ヒー
タ30の作動本数が増える場合には、エンジンの回転数
を上昇させてから後述するステップ116で電気ヒータ
30の作動本数を変更するので、エンジンの回転数の変
動を低減させることができ、ドライバビリティが低下す
るのを防止することができる。なお、エンジンの回転数
の上昇は、吸入空気量を増加させてエンジンの燃料の噴
射量を増やすことにより行うことができる。また、作動
本数が増えていない場合には、ステップ110で否定さ
れ、ステップ114へ進む。
【0048】次のステップ114では、図10に示す減
光対策制御ルーチンを実行する。図10に示すステップ
400では、ヘッドライトスイッチ32がオンしている
か、すなわちヘッドライトが点灯しているか否かを判断
する。ヘッドライトスイッチ32がオンしていない場合
には、ステップ400で否定され、リターンする。ヘッ
ドライトスイッチ32がオンしている場合には、ステッ
プ400で肯定され、ステップ402でエンジン回転数
が、発電量が低くなりバッテリー28から電気ヒータ3
0等の電気負荷へ電力を供給しなければならないような
場合で、ヘッドライトの減光等が発生する恐れのある回
転数(例えば1150rpm)以下か否かを判断する。
エンジン回転数が1150rpm以下であった場合に
は、ステップ402で肯定され、ステップ304で電気
ヒータ30の作動本数を1本減らし(300W下げ
る)、ステップ406でフラグをオンしてステップ30
7へ進む。
【0049】エンジン回転数が1150rpm以下でな
かった場合には、ステップ402で否定され、ステップ
408でエンジン回転数が1200rpm以上になって
からマニュアルトランスミッション車においてギアチェ
ンジが終了する位の時間 (例えば5秒)以上経過したか
否かを判断する。エンジン回転数が1200rpm以上
になってから5秒以上経過していない場合にはステップ
408で否定され、リターンする。
【0050】エンジン回転数が1200rpm以上にな
ってから5秒以上経過していた場合には、ステップ40
8で肯定され、ステップ410でフラグがオンしている
か否かを判断する。フラグがオンしていない場合には、
ステップ410で否定され、リターンする。フラグがオ
ンしている場合には、ステップ410で肯定され、ステ
ップ412で電気ヒータ30の作動本数を元に戻す。す
なわち、作動本数を1本増やす(300W上げる)。そ
して、ステップ414でフラグをオフしてステップ40
7へ進む。ステップ407では、エンジン最低回転数を
通常の750rpmから、走行時にニュートラルレンジ
にして回転数が低下した場合でもヘッドライトの減光が
発生しないような最低回転数 (例えば950rpm)に
変更する。
【0051】このように、エンジンの回転数がバッテリ
ー28から電気ヒータ30等の電気負荷へ電力を供給し
なければならないような場合の回転数1150rpm以
下になった場合に電気ヒータ30の作動本数を減らすの
で、消費電流が低減されて一時的なバッテリー電圧の低
下を抑えることができ、ヘッドライトの減光を防ぐこと
ができる。また、一旦作動本数を減らしてからは、エン
ジン回転数が1200rpm以上になっても元の作動本
数に戻すのに所定時間ディレーを設けているので、走行
時(加速時)にギアチェンジを何回か行うことによりエ
ンジンの回転数がアップダウン (ニュートラルレンジの
ときに回転数が下がる)した場合でも電気ヒータ30を
切り替えるためのリレーの作動回数を低減することがで
きる。
【0052】さらに、エンジンの最低回転数を通常の7
50rpmから、走行時にニュートラルレンジにして回
転数が低下した場合でもヘッドライトの減光が発生しな
いような最低回転数である950rpmに上昇させるの
で、発電量が低下するのを防ぐことができ、ヘッドライ
トの減光を防ぐことができる。
【0053】次のステップ116では、電気ヒータ30
の作動本数をステップ108またはステップ114で決
定した作動本数に変更する。
【0054】なお、ステップ116の減光対策制御で
は、エンジンの回転数が1150rpm以下のときに電
気ヒータ30の能力を低下させ、エンジンの回転数が1
200rpm以上になったときに元に戻すとしている
が、これに限らず、例えば図11に示すように電気ヒー
タ30の能力を変更させてもよい。この場合では、エン
ジン回転数が1300rpm以上になると電気ヒータ3
0の能力を0Wから300Wに変更し、1650rpm
以上になると300Wから600Wに変更している。ま
た、1500rpm以下になると600Wから300W
に変更し、1150rpm以下になると300Wから0
Wに変更しているまた、本実施の形態では、エンジン
により駆動力を得る車両に本発明を適用する場合につい
て説明したが、これに限らず、モータ及びエンジンの両
方を駆動力とするハイブリッド車の場合においてもエン
ジンを駆動力として走行している場合には本発明を適用
可能である。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載した
発明によれば、暖房必要能力算出手段は、外気温センサ
により検出した外気温に基づいて冷却水の水温と暖房用
電力消費手段による暖房必要能力との関係を示す暖房必
要能力算出パターンを決定し、決定した暖房必要能力算
出パターンに基づいて水温センサにより検出した水温に
対応する前記暖房必要能力を算出し、制御手段は、暖房
必要能力に基づいて暖房用電力消費手段による電力消費
量を制御するので、外気温に応じて最適な暖房用電力消
費手段の能力制御を行うことができる、という効果を有
する。請求項に記載した発明によれば、制御手段は、
駆動手段の回転数が所定値以下の場合に暖房用電力消費
手段による電力消費を抑制するように制御するので、消
費電流が低減され、一時的なバッテリー電圧の低下を防
止することができ、ヘッドライトの減光等を防止するこ
とができる、という効果を有する。
【0056】請求項2に記載した発明によれば、制御手
段は、暖房用電力消費手段の作動中は、駆動手段の最低
回転数を高くするように制御するので、発電手段による
発電量の低下を抑えることができるので一時的なバッテ
リー電圧の低下を防ぐことができ、ヘッドライトの減光
等を防止することができる、という効果を有する。
【0057】請求項に記載した発明によれば、制御手
段による制御は、車両のヘッドライトが点灯している場
合に行うので、ヘッドライトの減光等の問題が発生しな
いような場合において、暖房用電力消費手段の能力が不
必要に低下するのを防止することができる、という効果
を有する。
【0058】請求項に記載した発明によれば、制御手
段は、暖房用電力消費手段による電力消費量を上昇させ
る場合、該上昇に先立って駆動手段の回転数を上昇させ
るように制御するので、暖房用電力消費手段による電力
消費量を上昇させた際に発電量が増加して駆動手段への
負荷が増大することにより発生するドライバビリティの
低下を防止することができる、という効果を有する。
【0059】
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用制御装置の概略構成を示すブロック図で
ある。
【図2】オルタネータ部、レギュレータ部及び入出力回
路の概略構成を示すブロック図である。
【図3】デューティー信号の一例を示す図である。
【図4】電気ヒータの能力制御を行う制御ルーチンの流
れを示すフローチャートである。
【図5】電気ヒータ作動条件判定ルーチンの流れを示す
フローチャートである。
【図6】暖房必要能力算出パターンの選択について説明
するための図である。
【図7】(A)はパターンAの暖房必要能力と水温との
関係を示す線図である。(B)はパターンBの暖房必要
能力と水温との関係を示す線図である。
【図8】バッテリー電圧と発電電流との関係を示す線図
である。
【図9】電気ヒータ作動本数決定ルーチンの流れを示す
フローチャートである。
【図10】減光対策制御ルーチンの流れを示すフローチ
ャートである。
【図11】減光対策制御の他の例を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
10 車両用制御装置 12 バス 14 CPU 16 RAM 18 ROM 20 入出力ポート 22 ECU(制御手段) 24 エンジン部 26 レギュレータ部 28 バッテリー 30 電気ヒータ(暖房用電力消費手段) 32 ヘッドライトスイッチ 34 水温センサ 36 外気温センサ 38 MAXHOTスイッチ 40 オルタネータ部(発電手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−67617(JP,A) 特開 昭63−203410(JP,A) 特開 平8−2240(JP,A) 実開 昭63−115809(JP,U) 実開 平6−65025(JP,U) 実開 平6−65024(JP,U) 実開 昭57−174207(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/22 611 B60H 1/22 B60H 1/03

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両を回転により駆動する駆動手段と、 前記駆動手段の回転に応じて発生した電力を暖房用電力
    消費手段を含む電力消費手段及びバッテリーへ供給する
    発電手段と、外気温を検出する外気温センサと、 前記駆動手段を冷却する冷却水の水温を検出する水温検
    出センサと、 前記外気温センサにより検出した外気温に基づいて前記
    冷却水の水温と前記暖房用電力消費手段による暖房必要
    能力との関係を示す暖房必要能力算出パターンを決定
    し、決定した暖房必要能力算出パターンに基づいて前記
    水温センサにより検出した水温に対応する前記暖房必要
    能力を算出する暖房必要能力算出手段と、前記暖房必要
    能力に基づいて前記暖房用電力消費手段による電力消費
    量を 制御する制御手段と、 を有する車両用制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記駆動手段の回転数
    が所定値以下の場合に前記暖房用電力消費手段による電
    力消費を抑制するように制御することを特徴とする請求
    項1記載の車両用制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記暖房用電力消費手
    段の作動中は、前記駆動手段の最低回転数を高くするよ
    うに制御することを特徴とする請求項1又は請求項2記
    載の車両用制御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段による制御は、前記車両の
    ヘッドライトが点灯している場合に行うことを特徴とす
    る請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の車両用制
    御装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記暖房用電力消費手
    段による電力消費量を上昇させる場合、該上昇に先立っ
    て前記駆動手段の回転数を上昇させるように制御する
    とを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記
    載の車両用制御装置。
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