JP3383844B2 - 楕円形の検出方法、検出プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体および検出装置 - Google Patents

楕円形の検出方法、検出プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体および検出装置

Info

Publication number
JP3383844B2
JP3383844B2 JP2000164326A JP2000164326A JP3383844B2 JP 3383844 B2 JP3383844 B2 JP 3383844B2 JP 2000164326 A JP2000164326 A JP 2000164326A JP 2000164326 A JP2000164326 A JP 2000164326A JP 3383844 B2 JP3383844 B2 JP 3383844B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contour
ellipse
elliptical
contour points
parameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000164326A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001344607A (ja
Inventor
勝彦 坂上
多喜夫 栗田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST filed Critical National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Priority to JP2000164326A priority Critical patent/JP3383844B2/ja
Publication of JP2001344607A publication Critical patent/JP2001344607A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3383844B2 publication Critical patent/JP3383844B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ等で撮像さ
れた入力画像データから複数楕円形を検出する方法、検
出するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体および検出する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、単独で存在する楕円形について
は、例えば特開平8−201039号公報に記載のよう
な方法が存在するが、重なり合ったり接触したりしてい
る場合には分離して検出することは困難である。重なり
合った真円の場合は、文献(坂上勝彦, 高木幹雄: ``反
復演算による重なり合った粒子像の分離", 情報処理学
会論文誌, vol.24, no.5, pp.561-567, 1983)の手法等
古くから多くの手法が存在しているが、複数の楕円形が
重なり合っている像に対し、個々の楕円形を分離してそ
れぞれのパラメータを計測することは困難であった。Ho
ugh変換(Hough, P.V.C.: Method and means for recog
nizing complex patterns, U.S. Patent No.3069654, 1
962)の楕円形への適用が考えられ、最近では文献(N. B
ennett, R.Burridge and N. Saito: A Method to Dete
ct and Characterize Ellipses Using the Hough Trans
form," IEEE Trans. PAMI, vol.21, no.7, July, pp.65
2-657, 1999)があるが複数楕円形が接触している程度の
場合しか適用できず、しかも楕円形のパラメータをある
刻み幅で量子化した粗いパラメータの値しか求めること
ができず、精度に問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】請求項1,9および1
7に対応する従来例では、多数の楕円形の粒子をカメラ
で撮影し、個々の粒子のパラメータを自動的に計測する
方法、プログラムおよび装置において、楕円形が互いに
重なり合った場合には自動的かつ高精度な計測が困難で
あるという重大な課題がある。
【0004】請求項2,10および18に対応する従来
例では、請求項1,9および17により実施される方
法、プログラムおよび装置に関し、同じ楕円形に帰属す
る可能性を表す適合度が大きい輪郭点を、単に輪郭点ど
うしの距離が近いという理由だけで選出しても正しいパ
ラメータに収束させることができないという課題があ
る。
【0005】請求項3,11,および19に対応する従
来例では、請求項1,9および17により実施される方
法、プログラムおよび装置に関し、輪郭点のうちひとつ
を選択しこれと同じ楕円形に帰属する可能性を表す適合
度が大きい輪郭点を全輪郭点の中から複数個選出するこ
とにおいて、選出の手段が不適切だと複数の楕円形が一
つに縮退したり、本来一つの楕円形が複数に過剰分割さ
れてしまうという課題がある。
【0006】請求項4,12および20に対応する従来
例では、請求項1,9および17により実施される方
法、プログラムおよび装置に関し、選出された全ての輪
郭点の位置を反映した楕円形のパラメータを計算しなけ
ればいけないという課題がある。
【0007】請求項5,13および21に対応する従来
例では、請求項1,9および17により実施される方
法、プログラムおよび装置に関し、選択された輪郭点が
更新されたパラメータで表現される楕円形の上に乗らな
いという課題がある。
【0008】請求項6,14および22に対応する従来
例では、請求項1,9および17により実施される方
法、プログラムおよび装置に関し、反復回数が固定であ
ると、対象の状況によっては収束に達しないと言う課題
がある。
【0009】請求項7,15および23に対応する従来
例では、請求項1,9および17により実施される方
法、プログラムおよび装置に関し、輪郭点数が少なすぎ
る楕円形は信頼に足りないと言う課題がある。
【0010】請求項8,16および24に対応する従来
例では、請求項1,3,9,11,および20により実
施される方法、プログラムおよび装置に関し、信頼性が
低い輪郭点の適合度を信頼性が高い輪郭点とおなじよう
に扱うことができないと言う課題がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために、本発明は、請求項1に記載されているよう
に、カメラ等で撮像された入力画像データから複数楕円
形の輪郭点を抽出し、その輪郭点を用いて存在する楕円
形のパラメータを分離して計測する方法において、前記
輪郭点のそれぞれが帰属する楕円形の初期パラメータを
推定する第1ステップと、前記輪郭点のうちひとつを選
択し、これと同じ楕円形に帰属する可能性を表す適合度
が大きい輪郭点を全輪郭点の中から複数個選出し、選択
された輪郭点の帰属する楕円形のパラメータを選出され
た複数輪郭点と辻褄の合う値に更新する処理を全輪郭点
に対して実行する第2ステップと、この第2ステップを
複数回反復することによって輪郭点のパラメータをその
輪郭点が本来属する楕円形のパラメータに収束させる第
3ステップと、第3ステップで収束したパラメータを使
って輪郭点を分割する第4ステップと、第4ステップで
分割されたそれぞれの輪郭点の集合に対応する楕円形の
パラメータを求める第5ステップとを備えるととも
に、第4ステップにおいて、収束したパラメータを使っ
て輪郭点を分割する際に、各輪郭点にとってより適合す
る楕円を収束した楕円の中から探索することによって、
輪郭点の分割を補正する、ことを特徴とする楕円形の検
出方法を提供する。
【0012】上記従来の課題を解決するために、本発明
は、請求項に記載されているように、カメラ等で撮像
された入力画像データから複数楕円形の輪郭点を抽出
し、その輪郭点を用いて存在する楕円形のパラメータを
分離して計測するプログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体において、前記輪郭点のそれぞれ
が帰属する楕円形の初期パラメータを推定する第1ステ
ップと、前記輪郭点のうちひとつを選択し、これと同じ
楕円形に帰属する可能性を表す適合度が大きい輪郭点を
全輪郭点の中から複数個選出し、選択された輪郭点の帰
属する楕円形のパラメータを選出された複数輪郭点と辻
褄の合う値に更新する処理を全輪郭点に対して実行する
第2ステップと、この第2ステップを複数回反復するこ
とによって輪郭点のパラメータをその輪郭点が本来属す
る楕円形のパラメータに収束させる第3ステップと、第
3ステップで収束したパラメータを使って輪郭点を分割
する第4ステップと、第4ステップで分割されたそれぞ
れの輪郭点の集合に対応する楕円形のパラメータを求め
る第5ステップとを備えるとともに、第4ステップに
おいて、収束したパラメータを使って輪郭点を分割する
際に、各輪郭点にとってより適合する楕円を収束した楕
円の中から探索することによって、輪郭点の分割を補正
する、ことを特徴とする楕円形の検出プログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
【0013】上記従来の課題を解決するために、本発明
は、請求項17に記載されているように、カメラ等で撮
像された入力画像データから複数楕円形の輪郭点を抽出
し、その輪郭点を用いて存在する楕円形のパラメータを
分離して計測する検出装置において、前記輪郭点のそれ
ぞれが帰属する楕円形の初期パラメータを推定する第1
演算器と、前記輪郭点のうちひとつを選択し、これと同
じ楕円形に帰属する可能性を表す適合度が大きい輪郭点
を全輪郭点の中から複数個選出し、選択された輪郭点の
帰属する楕円形のパラメータを選出された複数輪郭点と
辻褄の合う値に更新する処理を全輪郭点に対して実行す
る第2演算器と、この第2演算器の演算を複数回反復す
ることによって輪郭点のパラメータをその輪郭点が本来
属する楕円形のパラメータに収束させる第3演算器と、
第3演算器で収束したパラメータを使って輪郭点を分割
する第4演算器と、第4演算器で分割されたそれぞれの
輪郭点の集合に対応する楕円形のパラメータを求める第
5演算器とを備えるとともに、第4演算器において、
収束したパラメータを使って輪郭点を分割する際に、各
輪郭点にとってより適合する楕円を収束した楕円の中か
ら探索することによって、輪郭点の分割を補正する、こ
とを特徴とする楕円形の検出装置を提供する。
【0014】さらに、選択した輪郭点(これをiとす
る)と同じ楕円形に帰属する可能性を表す適合度は、楕
円の幾何学的性質を利用して計算する。具体的には請求
項2,10,18に記載されているように個々の輪郭点
jについて、jが帰属する楕円形の中心Ojからiの方向
に伸ばした半直線とjが帰属する楕円形との交点をAjと
し、iからiの帰属する楕円形の中心の方向に長さAjOj
だけ伸ばした点をOijとしたときに、OjOijの距離が0と
なるときに適合度が最大となるように決定する。
【0015】さらに、適合度の大きい輪郭点を全輪郭点
の中から複数個選出するためには、請求項3,11,1
9に記載されているように適合度あるいは請求項8,1
6,24に記載されているように輪郭点の信頼性を適合
度に掛け合わせた重み付き適合度を複数階のディジタル
値で表して頻度分布を求め、頻度分布を2のクラスに分
割するしきい値を自動的に決定し、適合度の大きい方を
取り出すしきい値を用いて選出する手段を採用する。具
体的には、クラス数を2と仮定し、適合度が大きい方の
クラスでの取りうる最大の値周りの平均二乗誤差と適合
度が小さい方のクラスでの平均値周りの平均二乗誤差の
和を最小とするしきい値を用いる手段を採用する。
【0016】さらに、選択された輪郭点の帰属する楕円
形のパラメータを選出された輪郭点と辻褄の合う値に更
新する処理は、請求項4,12,20に記載されている
ように最小二乗近似による手段を採用する。さらに、請
求項5,13,21に記載されているように、更新され
た楕円形のパラメータ選択された輪郭点の帰属する楕円
形のパラメータを選出された輪郭点と辻褄の合う値に更
新する処理の後に、選択された輪郭点の位置を更新され
たパラメータで表現される楕円形に近づく位置に修正す
る。
【0017】さらに、輪郭点のパラメータをその輪郭点
が本来属する楕円形のパラメータに収束させる第3ステ
ップでは、請求項6,14,22に記載したようにパラ
メータの変化が十分微少な範囲に収まったことをもって
収束と自動判定することが可能である。
【0018】さらに、請求項7,15,23に記載され
ているように、分割されたそれぞれの輪郭点の集合で、
輪郭点数の数によって検出する楕円形を選択する。例え
ば、5点以下の輪郭点からなる楕円形は信頼できないと
して捨てることが好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0020】図1は、本発明による楕円形を検出する装
置の一実施例の構成を示すブロック図で、図2は、本装
置における処理手順を示すフローチャートである。図
中、S01〜S10は各工程を示す。
【0021】図1の装置においては、画像を入力し必要
に応じて雑音除去等の前処理を行う(S01)画像入力
・前処理部と、楕円形の輪郭点を抽出する(S02)輪
郭点抽出部、楕円形の初期パラメータを推定する(S0
3)初期パラメータ推定部としての第1ステップと、前
記輪郭点のうちひとつを選択し、これと同じ楕円形に帰
属する可能性を表す適合度が大きい輪郭点を全輪郭点の
中から複数個選出し(S04)、選択された輪郭点の帰
属する楕円形のパラメータを選出された複数輪郭点と辻
褄の合う値に更新する処理(S05)を全輪郭点に対し
て実行する第2ステップ(S06)と、この第2ステッ
プを複数回反復することによって輪郭点のパラメータを
その輪郭点が本来属する楕円形のパラメータに収束させ
る(S07)行程を実行する反復演算部としての第3ス
テップと、第3ステップで収束したパラメータを使って
輪郭点を分割する(S08)輪郭点分割処理部としての
第4ステップと、輪郭点の分割を補正する(S09)補
正処理部と、分割されたそれぞれの輪郭点の集合に対応
する楕円形のパラメータを求める(S10)楕円形パラ
メータ計算部としての第5ステップとによって構成され
ている。
【0022】まず、画像入力・前処理部によって重なり
合った楕円形の画像をコンピュータに入力する。図3に
その例を示す。続いて、輪郭点抽出部が、入力画像デー
タ中で1次微分の絶対値が画像データ中の最大値の20%
以上の画素を輪郭点として抽出する。図4にその例を示
す。輪郭点の存在する場所における楕円形の接線方向を
表す線分で輪郭点が表示されている。
【0023】次に、初期パラメータ推定部が、輪郭点の
それぞれが帰属する楕円形の初期パラメータを推定す
る。同時に、輪郭点iの信頼度Piとして、輪郭点上で
の一次微分値の大きさに比例した値を計算する。初期パ
ラメータは、輪郭点の前後40点の滑らかな輪郭点列から
最小二乗近似で求める。初期パラメータのうち楕円形の
中心座標のみを、それと対応する輪郭点の座標と線分で
結んだものを図5に示す。
【0024】反復演算部では、輪郭点のうちひとつを選
択し、これと同じ楕円形に帰属する可能性を表す適合度
が大きい輪郭点を全輪郭点の中から複数個選出し、選択
された輪郭点の帰属する楕円形のパラメータを選出され
た複数輪郭点と辻褄の合う値に更新する処理を全輪郭点
に対して実行する処理を複数回反復することによって輪
郭点のパラメータをその輪郭点が本来属する楕円形のパ
ラメータに収束させる。
【0025】適合度Rijは図6のように求める。まず、
図6(a)に示すように、輪郭点jが帰属する楕円形の中心
Ojから輪郭点i方向への半直線とこの楕円形の交点をAj
とし、輪郭点iからそれが帰属する楕円形の中心方向へ
長さAjOjだけ伸ばした点をOijとする。OjOijの長さdij
が0のとき図6(b)に示すようにRij=1(適合度最大)と
し、大きくなるにつれてリニアに減少し、dij≧20画素
のとき0になるようにする(すなわち、図6でdth=2
0画素)。
【0026】選択した輪郭点iについて、全輪郭点との
重み付き適合度Qij(=PjRij)のヒストグラム(頻度分
布)を求めると、図7に示すように、同一の楕円形に属
する輪郭点に対応する1(最大値)付近のピークと、他
の楕円形に属する輪郭点に対応する1以外のピークを持
つ分布となる。このヒストグラムから適合度の大きい輪
郭点を選び出すための適切なしきい値を決定するために
は、1付近にピークを持つ分布とそれ以外の分布とを区
別するしきい値を決定すればよい。すなわち、しきい値
Tにより、このヒストグラムを二つに分割し、しきい値
より大きい値を持つ輪郭点は同じ楕円形に属する輪郭点
であり、しきい値より小さな値を持つ輪郭点は別の楕円
形の輪郭点であるとする。この時、同じ楕円形に属する
輪郭点のQijの平均は1と仮定し、それ以外の輪郭点につ
いてはμで代表させる。そして、ヒストグラムをこれら
2つの値(1およびμ)で近似した時、最も近似が良いし
きい値を選定することを考える。近似の良さの評価基準
としては、次のような2乗誤差を用いるものとする。
【0027】今、Lレベルのヒストグラムを式1で表す
ものとする。
【0028】
【数1】
【0029】しきい値Tによりヒストグラムを二つに分
割した時、同じ粒子に属さない輪郭点を代表するμとし
て、2乗誤差最小の意味で最適な値は、その分布の平均
値であり、式2であることが知られている。
【0030】
【数2】
【0031】従って、ヒストグラムを1およびμで近似
した時の2乗誤差は、式3の通りである。
【0032】
【数3】
【0033】この値E(T)が最小となるTをしきい値とし
て選定する。輪郭点iごとに計算されたしきい値Tより
大きい適合度を持つ輪郭点を全輪郭点の中から複数個選
出する。
【0034】パラメータの更新は、図8に示すように、
選ばれた輪郭点が帰属する楕円の中心座標を重み付き適
合度Qij(=PjRij)を重みとして平均化することによっ
て楕円形の中心座標の更新値をまず求め、次にこの中心
座標を固定して、Qijを重みとした最小二乗近似で楕円
パラメータの更新を行い、さらに、iの位置そのものも
つじつまが合うように移動させる。図9に反復により楕
円形のパラメータが収束するようすを示す。
【0035】100回の反復後、収束した楕円形パラメ
ータの中心座標をクラスタリングすることにより、輪郭
を分割することができる。図10に分割例を示す。最小
二乗近似により分割された輪郭点に対応する楕円形を求
めることができるが、さらに、図11に示すように、入
力画像データにおける各輪郭点にとって、より適合する
楕円を、収束した楕円の中から探索し、再分割後、再度
最小二乗近似を行う。すなわち、図11(a)の輪郭点
Pは左側の楕円(楕円■)に属するように分割されてい
るが、実は右側の楕円(楕円□)との距離の方が小さい
ので、図11(b)のように、Pの帰属を楕円■から楕
円□に変更し、再度最小2乗近似によって楕円■と楕円
□のパラメータを計算しなおす。これを帰属を変更する
輪郭点がなくなるまで繰り返す。図11(b)では、パ
ラメータの計算しなおしにより、輪郭点Qが楕円■より
楕円□に近くなり同様に帰属の変更とパラメータ計算し
なおしを行う。最終的に図11(c)のように、輪郭点
の分割によって検出された楕円形に属する輪郭点の中
に、他の楕円形との距離の方が小さい輪郭点が存在する
ことがないように、輪郭点の分割が補正される。
【0036】図12に最終結果例を示す。図12(a)が
輪郭点の分割のようす、図12(b)が検出された楕円形
を表示したものである。図13、図14、図15に他の
処理例を示す。また、検出された楕円形パラメータは図
14の用に実数値として得られる。
【0037】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、第
一次、第二次、第三次の各産業などあらゆる場面におい
て存在するいろいろな粒子画像、粉末画像等において、
自動では困難であった重なり合った楕円形を分離しパラ
メータを自動的かつ精度良く計測することが可能とな
る。また、これにより、人間が手作業で重なりを分離し
て計るのと比べてはるかに能率良く計測結果を求めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による楕円形の検出方法の処理手順を示
すフローチャートである。
【図2】本発明による楕円形の検出装置の一実施例の構
成を示すブロック図である。
【図3】入力画像データの例を示す概略図である。
【図4】入力画像データから抽出された複数楕円形の輪
郭点の例を示す概略図である。
【図5】輪郭点のそれぞれが帰属する楕円形の初期パラ
メータの推定例を示す概略図である。
【図6】選択された輪郭点と同じ楕円形に帰属する可能
性を表す適合度の計算方法の説明図である。
【図7】適合度が大きい輪郭点を選出するためのしきい
値の自動決定法の説明図である。
【図8】選択された輪郭点の帰属する楕円形のパラメー
タを選出された複数輪郭点と辻褄の合う値に更新する方
法を示す説明図である。
【図9】輪郭点のパラメータがその輪郭点が本来属する
楕円形のパラメータに収束するようすの例を示す説明図
である。
【図10】収束したパラメータを使って輪郭点を分割し
た例を示す概略図である。
【図11】輪郭点の分割を補正する手段の実施例を示す
概略図である。
【図12】図12 分割されたそれぞれの輪郭点の集合
に対応する楕円形のパラメータの例を示す概略図であ
る。
【図13】本発明の処理結果の第1表示例を示す概略図
である。
【図14】本発明の処理結果の第2表示例を示す概略図
である。
【図15】本発明の処理結果の第3表示例を示す概略図
である。
【図16】本発明の処理結果の数値による表示例を示す
図である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−210811(JP,A) 特開 平10−289318(JP,A) 特開 平7−225843(JP,A) 特開 昭61−139304(JP,A) 特開 平6−266828(JP,A) 坂上勝彦外1名、反復演算による重な り合った粒子像の分離,情報処理学会論 文誌,1983年 9月15日,第24巻,第5 号,pp.561−567 大津展之,判別及び最小2乗規準に基 づく自動しきい値選定法,電子通信学会 論文誌,1980年 4月25日,Vol.J 63−D,No.4,pp.349−356 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 7/00 - 7/60 G06T 1/00 JICSTファイル(JOIS)

Claims (24)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ等で撮像された入力画像データか
    ら複数楕円形の輪郭点を抽出し、その輪郭点を用いて存
    在する楕円形のパラメータを分離して計測する方法にお
    いて、 前記輪郭点のそれぞれが帰属する楕円形の初期パラメー
    タを推定する第1ステップと、 前記輪郭点のうちひとつを選択し、これと同じ楕円形に
    帰属する可能性を表す適合度が大きい輪郭点を全輪郭点
    の中から複数個選出し、選択された輪郭点の帰属する楕
    円形のパラメータを選出された複数輪郭点と辻褄の合う
    値に更新する処理を全輪郭点に対して実行する第2ステ
    ップと、 この第2ステップを複数回反復することによって輪郭点
    のパラメータをその輪郭点が本来属する楕円形のパラメ
    ータに収束させる第3ステップと、 第3ステップで収束したパラメータを使って輪郭点を分
    割する第4ステップと、 第4ステップで分割されたそれぞれの輪郭点の集合に対
    応する楕円形のパラメータを求める第5ステップと
    備えるとともに、 第4ステップにおいて、収束したパラメータを使って輪
    郭点を分割する際に、各輪郭点にとってより適合する楕
    円を収束した楕円の中から探索することによって、輪郭
    点の分割を補正する、 ことを特徴とする楕円形の検出方法。
  2. 【請求項2】 前記選択した輪郭点(これをiとする)
    と同じ楕円形に帰属する可能性を表す適合度を、個々の
    輪郭点jについて、jが帰属する楕円形の中心Ojからi
    の方向に伸ばした半直線とjが帰属する楕円形との交点
    をAjとし、iからiの帰属する楕円形の中心の方向に長
    さAjOjだけ伸ばした点をOijとしたときに、OjOijの距離
    が0となるときに適合度が最大となるように決定するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の楕円形の検出方法。
  3. 【請求項3】 前記適合度の大きい輪郭点を全輪郭点の
    中から複数個選出することにおいて、適合度を複数階の
    ディジタル値で表して頻度分布を求め、頻度分布を2つ
    に分割するしきい値を自動的に決定し、適合度の大きい
    方を取り出すしきい値を用いて選出することを特徴とす
    る請求項1に記載の楕円形の検出方法。
  4. 【請求項4】 前記選択された輪郭点の帰属する楕円形
    のパラメータを選出された輪郭点と辻褄の合う値に更新
    する処理が、最小二乗近似による方法であることを特徴
    とする請求項1に記載の楕円形の検出方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の楕円形の検出方法にお
    いて、さらに前記選択された輪郭点の帰属する楕円形の
    パラメータを選出された輪郭点と辻褄の合う値に更新す
    る処理の後に、選択された輪郭点の位置を更新されたパ
    ラメータで表現される楕円形に近づく位置に修正するこ
    とを設けた楕円形の検出方法。
  6. 【請求項6】 前記輪郭点のパラメータをその輪郭点が
    本来属する楕円形のパラメータに収束させる第3ステッ
    プにおいて、パラメータの変化が十分微少な範囲に収ま
    ったことをもって収束と自動判定することを特徴とする
    請求項1に記載の楕円形の検出方法。
  7. 【請求項7】 前記分割されたそれぞれの輪郭点の集合
    で、輪郭点数の数によって検出する楕円形を選択するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の楕円形の検出方法。
  8. 【請求項8】 請求項1または3に記載の楕円形の検出
    方法において、適合度に代えて輪郭点の信頼性を適合度
    に掛け合わせた重み付き適合度を用いる楕円形の検出方
    法。
  9. 【請求項9】 カメラ等で撮像された入力画像データか
    ら複数楕円形の輪郭点を抽出し、その輪郭点を用いて存
    在する楕円形のパラメータを分離して計測するプログラ
    ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体にお
    いて、 前記輪郭点のそれぞれが帰属する楕円形の初期パラメー
    タを推定する第1ステップと、 前記輪郭点のうちひとつを選択し、これと同じ楕円形に
    帰属する可能性を表す適合度が大きい輪郭点を全輪郭点
    の中から複数個選出し、選択された輪郭点の帰属する楕
    円形のパラメータを選出された複数輪郭点と辻褄の合う
    値に更新する処理を全輪郭点に対して実行する第2ステ
    ップと、 この第2ステップを複数回反復することによって輪郭点
    のパラメータをその輪郭点が本来属する楕円形のパラメ
    ータに収束させる第3ステップと、 第3ステップで収束したパラメータを使って輪郭点を分
    割する第4ステップと、 第4ステップで分割されたそれぞれの輪郭点の集合に対
    応する楕円形のパラメータを求める第5ステップと、を
    備えるとともに、 第4ステップにおいて、収束したパラメータを使って輪
    郭点を分割する際に、各輪郭点にとってより適合する楕
    円を収束した楕円の中から探索することによって、輪郭
    点の分割を補正する、 ことを特徴とする楕円形の検出プログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 【請求項10】 前記選択した輪郭点(これをiとす
    る)と同じ楕円形に帰属する可能性を表す適合度を、個
    々の輪郭点jについて、jが帰属する楕円形の中心Ojか
    らiの方向に伸ばした半直線とjが帰属する楕円形との
    交点をAjとし、iからiの帰属する楕円形の中心の方向
    に長さAjOjだけ伸ばした点をOijとしたときに、OjOijの
    距離が0となるときに適合度が最大となるように決定す
    ることを特徴とする請求項9に記載の楕円形の検出プロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  11. 【請求項11】 前記適合度の大きい輪郭点を全輪郭点
    の中から複数個選出することにおいて、適合度を複数階
    のディジタル値で表して頻度分布を求め、頻度分布を2
    つに分割するしきい値を自動的に決定し、適合度の大き
    い方を取り出すしきい値を用いて選出することを特徴と
    する請求項9に記載の楕円形の検出プログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】 前記選択された輪郭点の帰属する楕円
    形のパラメータを選出された輪郭点と辻褄の合う値に更
    新する処理が、最小二乗近似による手段であることを特
    徴とする請求項9に記載の楕円形の検出プログラムを記
    録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  13. 【請求項13】 請求項9に記載の楕円形の検出プログ
    ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に
    おいて、さらに前記選択された輪郭点の帰属する楕円形
    のパラメータを選出された輪郭点と辻褄の合う値に更新
    する処理の後に、選択された輪郭点の位置を更新された
    パラメータで表現される楕円形に近づく位置に修正する
    ことを設けた楕円形の検出プログラムを記録したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
  14. 【請求項14】 前記輪郭点のパラメータをその輪郭点
    が本来属する楕円形のパラメータに収束させる第3ステ
    ップにおいて、パラメータの変化が十分微少な範囲に収
    まったことをもって収束と自動判定することを特徴とす
    る請求項9に記載の楕円形の検出プログラムを記録した
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  15. 【請求項15】 前記分割されたそれぞれの輪郭点の集
    合で、輪郭点数の数によって検出する楕円形を選択する
    ことを特徴とする請求項9に記載の楕円形の検出プログ
    ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  16. 【請求項16】 請求項9または11に記載の楕円形の
    検出プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体において、適合度に代えて輪郭点の信頼性を適
    合度に掛け合わせた重み付き適合度を用いる楕円形の検
    出プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
  17. 【請求項17】 カメラ等で撮像された入力画像データ
    から複数楕円形の輪郭点を抽出し、その輪郭点を用いて
    存在する楕円形のパラメータを分離して計測する検出装
    置において、 前記輪郭点のそれぞれが帰属する楕円形の初期パラメー
    タを推定する第1演算器と、 前記輪郭点のうちひとつを選択し、これと同じ楕円形に
    帰属する可能性を表す適合度が大きい輪郭点を全輪郭点
    の中から複数個選出し、選択された輪郭点の帰属する楕
    円形のパラメータを選出された複数輪郭点と辻褄の合う
    値に更新する処理を全輪郭点に対して実行する第2演算
    器と、 この第2演算器の演算を複数回反復することによって輪
    郭点のパラメータをその輪郭点が本来属する楕円形のパ
    ラメータに収束させる第3演算器と、 第3演算器で収束したパラメータを使って輪郭点を分割
    する第4演算器と、 第4演算器で分割されたそれぞれの輪郭点の集合に対応
    する楕円形のパラメータを求める第5演算器と、を備え
    るとともに、 第4演算器において、収束したパラメータを使って輪郭
    点を分割する際に、各輪郭点にとってより適合する楕円
    を収束した楕円の中から探索することによって、輪郭点
    の分割を補正する、 ことを特徴とする楕円形の検出装置。
  18. 【請求項18】 前記選択した輪郭点(これをiとす
    る)と同じ楕円形に帰属する可能性を表す適合度を、個
    々の輪郭点jについて、jが帰属する楕円形の中心Ojか
    らiの方向に伸ばした半直線とjが帰属する楕円形との
    交点をAjとし、iからiの帰属する楕円形の中心の方向
    に長さAjOjだけ伸ばした点をOijとしたときに、OjOijの
    距離が0となるときに適合度が最大となるように決定す
    ることを特徴とする請求項17に記載の楕円形の検出装
    置。
  19. 【請求項19】 前記適合度の大きい輪郭点を全輪郭点
    の中から複数個選出することにおいて、適合度を複数階
    のディジタル値で表して頻度分布を求め、頻度分布を2
    つに分割するしきい値を自動的に決定し、適合度の大き
    い方を取り出すしきい値を用いて選出することを特徴と
    する請求項17に記載の楕円形の検出装置。
  20. 【請求項20】 前記選択された輪郭点の帰属する楕円
    形のパラメータを選出された輪郭点と辻褄の合う値に更
    新する処理が、最小二乗近似による手段であることを特
    徴とする請求項17に記載の楕円形の検出装置。
  21. 【請求項21】 請求項17に記載の楕円形の検出装置
    において、さらに前記選択された輪郭点の帰属する楕円
    形のパラメータを選出された輪郭点と辻褄の合う値に更
    新する演算器の後に、選択された輪郭点の位置を更新さ
    れたパラメータで表現される楕円形に近づく位置に修正
    する演算器を設けた楕円形の検出装置。
  22. 【請求項22】 前記輪郭点のパラメータをその輪郭点
    が本来属する楕円形のパラメータに収束させる第3演算
    器において、パラメータの変化が十分微少な範囲に収ま
    ったことをもって収束と自動判定する演算器を備えるこ
    とを特徴とする請求項17に記載の楕円形の検出装置。
  23. 【請求項23】 前記分割されたそれぞれの輪郭点の集
    合で、輪郭点数の数によって検出する楕円形を選択する
    演算器を備えることを特徴とする請求項17に記載の楕
    円形の検出装置。
  24. 【請求項24】 請求項17または19に記載の楕円形
    の検出装置において、適合度に代えて輪郭点の信頼性を
    適合度に掛け合わせた重み付き適合度を用いる楕円形の
    検出装置。
JP2000164326A 2000-06-01 2000-06-01 楕円形の検出方法、検出プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体および検出装置 Expired - Lifetime JP3383844B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000164326A JP3383844B2 (ja) 2000-06-01 2000-06-01 楕円形の検出方法、検出プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体および検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000164326A JP3383844B2 (ja) 2000-06-01 2000-06-01 楕円形の検出方法、検出プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体および検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001344607A JP2001344607A (ja) 2001-12-14
JP3383844B2 true JP3383844B2 (ja) 2003-03-10

Family

ID=18667960

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000164326A Expired - Lifetime JP3383844B2 (ja) 2000-06-01 2000-06-01 楕円形の検出方法、検出プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体および検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3383844B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6303332B2 (ja) 2013-08-28 2018-04-04 富士通株式会社 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61139304A (ja) * 1984-12-08 1986-06-26 株式会社クボタ 自動走行作業車の操向制御装置
JP3324821B2 (ja) * 1993-03-12 2002-09-17 富士重工業株式会社 車輌用車外監視装置
JPH07225843A (ja) * 1994-02-09 1995-08-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 円中心位置測定方法
JP3460356B2 (ja) * 1995-02-03 2003-10-27 マツダ株式会社 円ないし楕円の検出方法およびその装置
JPH10289318A (ja) * 1997-04-17 1998-10-27 Mitsubishi Chem Corp 画像処理方法

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
坂上勝彦外1名、反復演算による重なり合った粒子像の分離,情報処理学会論文誌,1983年 9月15日,第24巻,第5号,pp.561−567
大津展之,判別及び最小2乗規準に基づく自動しきい値選定法,電子通信学会論文誌,1980年 4月25日,Vol.J63−D,No.4,pp.349−356

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001344607A (ja) 2001-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Awrangjeb et al. Robust image corner detection based on the chord-to-point distance accumulation technique
CN106981077B (zh) 基于dce和lss的红外图像和可见光图像配准方法
US9177404B2 (en) Systems and methods of merging multiple maps for computer vision based tracking
CN104573614B (zh) 用于跟踪人脸的设备和方法
Xie et al. Aircraft skin rivet detection based on 3D point cloud via multiple structures fitting
CN112784712B (zh) 一种基于实时监控的失踪儿童预警实现方法、装置
US20090136137A1 (en) Image processing apparatus and method thereof
CN114067147A (zh) 一种基于局部形状匹配的舰船目标确认方法
CN109840529B (zh) 一种基于局部敏感置信度评估的图像匹配方法
JP2017097578A (ja) 情報処理装置及び方法
CN111027474B (zh) 人脸区域获取方法、装置、终端设备和存储介质
JP3383844B2 (ja) 楕円形の検出方法、検出プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体および検出装置
JP3330829B2 (ja) 機械部品の画像における評価可能区域の自動検出方法
CN107808165A (zh) 一种基于susan角点检测的红外图像匹配方法
CN117078726A (zh) 一种基于边缘提取的异谱图像配准方法
CN116091781B (zh) 一种用于图像识别的数据处理方法及装置
CN116721156A (zh) 工件位置定位方法、装置、计算机设备及存储介质
CN115909099A (zh) 基于无人机巡检的边坡危岩识别与监测方法
KR20120050595A (ko) 좌심실 자동 분할 방법
CN114373203A (zh) 图片归档方法、装置、终端设备及计算机可读存储介质
CN113379639A (zh) 一种复杂环境中红外目标抗干扰检测跟踪方法
CN113850252A (zh) 防振锤螺栓检测方法、装置和电子设备
JP6055307B2 (ja) 対応点探索装置およびカメラ姿勢推定装置ならびにこれらのプログラム
JP3501634B2 (ja) 特徴量抽出方法、特徴抽出装置、画像判別方法、画像判別装置、及び記憶媒体
CN111753723A (zh) 一种基于密度校准的指纹识别方法及装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3383844

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term