JP3382578B2 - 情報処理装置及び方法 - Google Patents

情報処理装置及び方法

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JP3382578B2
JP3382578B2 JP2000034039A JP2000034039A JP3382578B2 JP 3382578 B2 JP3382578 B2 JP 3382578B2 JP 2000034039 A JP2000034039 A JP 2000034039A JP 2000034039 A JP2000034039 A JP 2000034039A JP 3382578 B2 JP3382578 B2 JP 3382578B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、著作物を配信する
ための著作物配信システム及び方法に関し、特に、複数
回の掲載によってその内容が完結する連載物を電子的に
配信するのに好適な著作物配信システム及び情報処理装
置及びそれらの制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】新聞などに掲載される連載小説は、小説
が複数の部分に分けられて、一話を単位として連載され
る。そして、連載が完了したときに人気があれば出版社
によって編集され、単行本などとして発行される。ま
た、現在、ネットを介して小説の単行本などの文章が電
子化され、そのデータが電子端末に送られることによっ
て販売されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】また、一般的に、電子
データとして配信されるのは単行本としてであり、連載
中の物を、その連載に同期して配信することは行われて
いない。
【0004】また、新聞の連載小説などにおいては、完
結した後に本の発行がなされる場合があるが、完結して
から発行までに時間がかかってしまう。出版社がその連
載小説を単行本に編集して、それを電子的に配信するに
しても、やはりその編集に時間を要することになる。
【0005】更に、従来の電子的な小説内容の配信にお
いては、読者が挿し絵やコメントを入れるなどの内容の
変更はできない。特に、連載小説において、一話一話の
間にかなりの時間経過があるので、一話一話を読み進め
ていくうえでその都度思いついたことなどをメモできれ
ば便利である。
【0006】本発明は上述した問題点の少なくとも一部
を解決しようとするものであり、電子的に配信された著
作物に対して、購入者による編集を加えることを可能と
することを目的とする。
【0007】また、本発明の他の目的は、連載物の電子
的な配信により逐次的に掲載される各連載内容を取得可
能とするとともに、その連載内容に対して購入者による
編集を加えることを可能とすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の一態様による情報処理装置は例えば以下の
構成を備える。すなわち、提供装置から送信された著作
物を記憶し、取得装置に対して著作物の配信を行う情報
処理装置であって、 前記提供装置から送信された著作物
を受信する受信手段と、 前記受信手段で受信した著作物
が連載物の最終回の文章であるか否かを判断する第1の
判断手段と、 前記第1の判断手段の判断結果に基づき、
前記受信手段で受信した著作物と、最終回であるか否か
を示す情報及び連載回数とを対応付けて記憶する記憶手
段と、 前記取得装置から著作物の送信要求があった場
合、前記記憶手段に記憶されている連載物の全体が要求
されているか、任意の連載回が要求されているかを判断
する第2の判断手段と、 前記第2の判断手段の判断に基
づき、全体が要求されている場合は前記記憶手段に記憶
されている著作物の全体を、任意の連載回が要求されて
いる場合は前記記憶手段に記憶されている前記連載回の
著作物を前記取得装置へ送信する送信手段と、 前記記憶
手段に前記著作物と対応付けて最終回を示す情報が記憶
されている場合、前記取得装置に製本を希望するか否か
を問い合わせる問い合わせ手段とを備える。
【0009】また、好ましくは上記情報処理装置におい
て、前記取得装置で編集された編集済みデータを受信す
る編集データ受信手段と、 前記編集データ受信手段で受
信した編集済みデータと、前記取得装置のユーザに関す
る情報と、前記取得装置へ送信した著作物とを対応付け
て前記記憶手段に記憶する記憶制御手段とを更に備え
る。
【0010】また、上記の目的を達成する本発明の一態
様による情報処理方法は、 提供装置から送信された著作
物を記憶し、取得装置に対して著作物の配信を行う情報
処理装置の制御方法であって、 前記提供装置から送信さ
れた著作物を受信する受信工程と、 前記受信工程で受信
した著作物が連載物の最終回の文章であるか否かを判断
する第1の判断工程と、 前記第1の判断工程の判断結果
に基づき、前記受信工程で受信した著作物と、最終回で
あるか否かを示す情報及び連載回数とを対応付けて記憶
手段に記憶する記憶工程と、 前記取得装置から著作物の
送信要求があった場合、前記記憶手段に記憶されている
連載物の全体が要求されているか、任意の連載回が要求
されているかを判断する第2の判断工程と、 前記第2の
判断工程の判断に基づき、全体が要求されている場合は
前記記憶手段に記憶されている著作物の全体を、任意の
連載回が要求されている場合は前記記憶手段に記憶され
ている前記連載回の著作物を前記取得装置へ送信する送
信工程と、 前記記憶手段に前記著作物と対応付けて最終
回を示す情報が記憶されている場合、前記取得装置に製
本を希望するか否かを問い合わせる問い合わせ工程と
備える。
【0011】また、好ましくは、上記情報処理方法にお
いて、 前記取得装置で編集された編集済みデータを受信
する編集データ受信工程と、 前記編集データ受信工程で
受信した編集済みデータと、前記取得装置のユーザに関
する情報と、前記取得装置へ送信した著作物とを対応付
けて前記記憶手段に記憶する記憶制御工程とを更に備え
る。
【0012】また、上記の目的を達成する本発明の一態
様によるコンピュータ読みと利可能な記憶媒体は、 提供
装置から送信された著作物を記憶し、取得装置に対して
著作物の配信を行うコンピュータに実行させるためのプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒
体であって、 前記提供装置から送信された著作物を受信
する受信手順と、 前記受信手順で受信した著作物が連載
物の最終回の文章であるか否かを判断する第1の判断手
順と、 前記第1の判断手順の判断結果に基づき、前記受
信手順で受信した著作物と、最終回であるか否かを示す
情報及び連載回数とを対応付けて記憶手段に記憶する記
憶手順と、 前記取得装置から著作物の送信要求があった
場合、前記記憶手段に記憶されている連載物の全体が要
求されているか、任意の連載回が要求されているかを判
断する第2の判断手順と、 前記第2の判断手順の判断に
基づき、全体が要求されている場合は前記記憶手段に記
憶されている著作物の全体を、任意の連載回が要求され
ている場合は前記記憶手段に記憶されている前記連載回
の著作物を前記取得装置へ送信する送信手順と、 前記記
憶手段に前記著作物と対応付けて最終回を示す情報が記
憶されている場合、前記取得装置に製本を希望するか否
かを問い合わせる問い合わせ手順とをコンピュータに実
行させるためのプログラムが記録される。
【0013】
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る好適な実施形態を説明する。なお、以下の実施
形態においては、連載物として連載小説を例に挙げて説
明する。また、各連載毎の内容を連載内容と称し、連載
物が連載小説である場合、連載内容は一話一話の文章の
まとまりとなる。なお、本発明の適用において、連載物
は小説に限られるものではなく、作者が連載の意図をも
って複数回に分けて掲載するものであればよく、例えば
写真や音楽を連載することも可能である。ここで、写真
を連載するのであれば、連載物は写真集であり、連載内
容は個々の写真となろう。また、音楽を連載するのであ
れば、連載物は音楽アルバムであり、連載内容はそれに
収録される各曲となろう。また、以下に説明する著作物
配信システムにおいては、連載物(連載小説)の配信を
説明するが、連載回数を1回として著作物を配信すれば
完結した著作物の配信も可能である。従って本実施形態
は通常の完結した著作物の配信にも適用できるものであ
る。
【0015】図1Aは、本実施形態による連載物配信シ
ステムの概要を示す図である。中央コンピュータ2は小
説家コンピュータ4(小説家)からアップロードされた
連載小説を格納すると共に、消費者コンピュータ1(読
者)からの依頼に基づいて小説の検索、ダウンロード等
を行う。また、中央コンピュータ2は、小説の登録や読
者への小説の配信等において適切な課金処理を行う。さ
らに、中央コンピュータ2は、読者からの依頼に基づい
て、製本機5に対して小説の製本化を依頼する。なお、
小説家或いは読者との間の課金や、信用の承認に際して
は、クレジット与信/決済サーバ3が用いられる。
【0016】図1Bは中央コンピュータ2の概略構成を
示すブロック図である。図1Bにおいて、CPU01
は、RAM02或いはROM03に格納された制御
プログラムに従って中央コンピュータ2における各種制
御を実行する。RAM202はCPU201が実行する
制御プログラムを格納したり、CPU201の作業メモ
リ領域を提供する。ROM203には、CPU201に
よって実行される制御プログラムや各種データが格納さ
れる。204はネットワークインターフェースであり、
本実施形態では、インターネットへの接続を担う。
【0017】205は外部記憶装置であり、図7A〜図
7Gを参照して後述する、本実施形態の連載物配信制御
に必要な各種データ(小説家個人データ206、読者個
人データ207、小説データ208、個人編集データ2
09、小説読込状況データ210、値段データ211、
小説詳細データ212)を格納する。
【0018】また、図1Aにおいて、読者は中央コンピ
ュータ2と例えばインターネットを介して接続されたコ
ンピュータ(以下、読者が用いるコンピュータを消費者
コンピュータ1とする)を用いて中央コンピュータ2と
の通信を行う。なお、後述するが、消費者コンピュータ
1上においては、購読する小説データに対して、挿絵や
コメントの挿入等の編集処理が行える。小説家は、やは
りインターネットを介して中央コンピュータ2に接続さ
れたコンピュータ(以下、小説家が用いるコンピュータ
を小説家コンピュータ4とする)を用いて、連載を希望
する小説のデータを中央コンピュータ2に登録する。
【0019】図1Cは小説家コンピュータ或いは消費者
コンピュータの概略構成を示すブロック図である。CP
U401は、RAM402或いはROM403に格納さ
れた制御プログラムを実行する。記憶装置404は例え
ばハードディスクで構成され、各種データを保存する。
入力装置405は、小説購入の指示等、各種入力を行
う。出力装置406は、一般には表示装置を備え、購入
した小説の内容表示などを行う。
【0020】図2は、本実施形態による、中央コンピュ
ータと消費者コンピュータ間のオンライン課金システム
を機能的に示すブロック図である。このオンライン課金
システムは、図2に示したように、消費者コンピュータ
1と中央コンピュータ2とをネットワークを介して接続
させ、オンラインでの連載小説の売買を実現する構成で
ある。中央コンピュータ2は、通信回線を介してクレジ
ット与信/決済サーバ3と接続して、購読者である消費
者コンピュータ1に対する与信や決済をオンラインで行
う。
【0021】なお、複数の消費者がネットワークに接続
された場合でも、小説売買に関しては消費者コンピュー
タ1と中央コンピュータ2との1対1対応の関係となる
ことから、その代表例として、また説明の簡略化のた
め、図2には1台の消費者コンピュータ2だけをユーザ
として示している。
【0022】消費者コンピュータ1は、図2に示したよ
うに、小説選択及び個人アカウント、パスワード入力部
11、小説/鍵要求部12、小説及び復号鍵受信部1
3、小説復号部14、復号完了通知部15、編集部1
6、コメント暗号化部17、コメント/鍵発信部18を
備える。
【0023】小説/鍵要求部12は、小説選択及びアカ
ウント、パスワード入力部11で入力された情報を用い
て中央コンピュータ2に対して購読要求や鍵要求を行う
とともに、購読要求時の認証結果を受け取る。小説及び
復号鍵受信部13は、中央コンピュータ2から暗号化さ
れた小説データを受け取るとともに、中央コンピュータ
2から復号鍵を受け取る。
【0024】小説復号部14は、小説及び復号鍵受信部
13によって受信された暗号化小説を、当該小説を復号
化するために併せて受信された復号鍵を用いて復号す
る。復号完了通知部15は、小説復号部14の正常な復
号完了に応じて中央コンピュータ2に対して復号完了通
知を発信する。
【0025】編集部16は、受信された小説にコメント
や挿絵を書き加え編集する。コメント暗号化部17は、
編集部16で書き加えたコメントや挿絵を受信し、暗号
鍵を用いて暗号化する。コメント/鍵発信部18は、中
央コンピュータ2からの鍵要求に応じて暗号化したコメ
ントと復号鍵を、中央コンピュータ2に対して発信す
る。
【0026】なお、図示及びその詳細な説明は省略する
が、消費者コンピュータと中央コンピュータ2間の通信
では、暗号化技術はもちろん、電子商取引上のセキュリ
ティ技術が適用される。そのセキュリティ技術の一例と
しては、SET(Secure Electronic Transactions)が
好ましいが、これに限定されるものではない。
【0027】また、中央コンピュータ2は、図2に示す
ように、認証部21、小説/鍵信部22、小説暗号化
部27、小説データベース23、鍵データベース24、
課金部25及び課金ログデータベース26、値段データ
ベース28、一時小説データベース29、コメント/鍵
要求部30、コメント及び復号鍵受信部31、コメント
復号部32、復号完了通知部33、個人編集データベー
ス34、コメントデータベース35、読者データベース
39bを備える。
【0028】小説/鍵信部22は、認証部21の認証
により購読が許可された場合(図中、OKで示す)に小
説データベース23に暗号化小説の配信を指示するとと
もに、消費者コンピュータ1の小説/鍵要求部12の鍵
要求に応じて、配信する小説に対応する復号鍵の配信を
鍵データベース24に指示する。小説暗号化部27は、
小説提供者から提供され、一時小説データベース29に
保存してある小説データを受信し暗号化して、その暗号
化された小説と当該小説を復号するための復号鍵をそれ
ぞれ小説データベース23、鍵データベース24へ対応
関係をもつように登録する。なお、認証部21は、読者
個人データベース39bを用いて、消費者コンピュータ
から入力される個人アカウント、パスワード等の認証を
行う。
【0029】小説データベース23は、小説暗号化部2
7で暗号化された小説データを登録しており、小説/鍵
配信部22の配信指示に従って所定の暗号化された小説
データを消費者コンピュータ1(小説及び鍵受信部1
3)へ配信する。鍵データベース24は、小説暗号化部
27で暗号化された小説データの復号鍵を登録してお
り、小説/鍵信部22の配信指示に従って所定の暗号
化された小説データに対応する復号鍵を消費者コンピュ
ータ1(小説及び鍵受信部13)へ配信する。
【0030】課金部25は、消費者コンピュータの復号
完了通知部15から復号完了通知が届いた場合に課金ロ
グデータベース26に対して購読者(消費者コンピュー
タ1)の課金処理を行う。さらに、認証部21は、課金
ログデータベース26から課金情報を受信し、さらに認
証結果と一緒に課金情報を消費者コンピュータ1に送信
することによって、消費者コンピュータ1からの編集の
みのアクセスの場合における複数の課金を防止する。
【0031】値段データベース28は、小説家が小説を
更新するたびに一括で読む小説の量が増えるとともに一
括料金をあげ、それを課金部25に送る。コメント/鍵
要求部30は、消費者コンピュータ1に対して暗号化さ
れたコメント(或いは挿絵)を解読するのに用いる鍵の
要求を行う。コメント及び復号鍵受信部31は、消費者
コンピュータ1から暗号化されたコメントおよび復号鍵
を受け取る。コメント復号部32は、コメント及び復号
鍵受信部31で受信した暗号化されたコメントを復号化
するために併せて受信された復号鍵を用いて復号する。
復号完了通知部33は、コメント復号部32の正常な復
号完了に応じて消費者コンピュータ1に対して復号完了
通知を発信する。個人編集データベース34は、編集デ
ータを受け取り、一時小説データベース29に送られ、
小説暗号化部27ですぐ暗号化されてコメントデータベ
ース35に保存される。
【0032】図3は、本実施形態による、中央コンピュ
ータと小説家コンピュータ間のオンライン課金システム
を機能的に示すブロック図である。
【0033】図3に示すように、小説家コンピュータ4
は、小説選択及び小説家アカウント、パスワード入力部
41、連載申し込み要求部42、小説/鍵配信部43、
小説データベース44、鍵データベース45を備える。
【0034】連載申し込み要求部42は、新規な連載小
説の登録、連載小説データのアップロードを行うべく、
小説選択及び小説家アカウント、パスワード入力部41
からの認証情報(小説家アカウント、パスワード)を中
央コンピュータ2(認証部21)に送る。連載申し込み
要求部42によって認証が得られると、小説/鍵配信部
43は、小説データベース44と鍵データベース45に
指示を与え、暗号化小説データとその復号鍵を中央コン
ピュータ2に送る。
【0035】一方、中央コンピュータ2は、小説家コン
ピュータ4との間の課金処理のための構成として、認証
部21、小説及び復号鍵受信部37、小説復号部38、
小説家データベース39aを備える。認証部21は、連
載申し込み要求部42からの小説家の登録要求に応じて
当該申込者の認証を行い、小説家データベース39aへ
の登録を行う。小説家データベース39aを参照して小
説家の認証を行う。小説及び復号鍵受信部37は、小説
家コンピュータ4から送信されてきた暗号化小説データ
と復号鍵を受信する。小説復号部38は、小説及び復号
鍵受信部37によって受信された暗号化小説データを、
小説及び復号鍵受信部37によって受信された復号鍵を
用いて復号し、一時小説データベース29に格納する。
上述したように、一時小説データベース29に格納され
た小説データは小説暗号化部27によって再び暗号化さ
れ、小説データベース23に格納される。
【0036】以上説明した構成を備える本実施形態の連
載小説配信システムの動作について、以下、詳細に説明
する。
【0037】図4A〜Eは、本実施形態による連載小説
配信システムの制御手順を示すフローチャートである。
消費者コンピュータ1或いは小説家コンピュータ4が中
央コンピュータ2に接続されると、図4Aに示される処
理が起動する。まず、ステップS1において、小説家或
いは消費者の各コンピュータ上に図5に示すようなメニ
ュー画面を表示する。そして、ステップS2において、
当該メニュー面中よりメニューが選択されたか否かを
監視する。
【0038】図5において、ボタン52は、小説の連載
を申し込むためのボタンであり、このボタンの指示が検
出されると処理はステップS3から小説の連載申し込み
のための処理(図4B)へ移り小説家コンピュータによ
る連載小説の登録を行う。ボタン群51は購読者が所望
の小説を検索し、購入するためのメニューボタン群であ
り、これらのボタンのいずれかの選択が指示されると、
ステップS4から小説の連載申し込み処理(図4C)へ
処理が移る。
【0039】ボタン53は、既に購読を申し込んである
連載小説の読部分の取得や、既読部分の再読に用い
る。このボタン53の指示が検出されると、小説購読処
理(図4D)へ処理が移る。また、ボタン54は既に連
載を登録してある小説の続きを当該小説家が追加の連載
内容をアップロードするためのボタンである。このボタ
ン54が指示されると、小説連載の更新処理(図4E)
に処理が移る。
【0040】ボタン52が指示された場合、処理はステ
ップS3から図4BのステップS11へ進む。ステップ
S11では、まず小説登録用のメニュー表示を行う。図
6の(a)は小説登録用メニューの一画面例を示す図で
ある。ボタン61は、新規に小説家を登録するためのボ
タンであり、このボタンが指示されると、処理はステッ
プS12、ステップS13を経てステップS14へ進
み、新規な小説家の登録(会員登録)を行う。
【0041】ステップS14では、小説家を新規に登録
するための画面(図6の(b))を表示し、氏名、住
所、決済情報(銀行名や口座番号)を入力させる(ステ
ップS15)。ここで、口座番号が必要なのは、会員費
や小説の掲載料を引き落とすのと、掲載した小説の読者
からの購読料を入金するためである。
【0042】ステップS16では、ステップS15で入
力した情報に基づいて、クレジット与信/決済サーバ3
を用いて、当該申込者の信用を確認する。ここで、信用
が確認できない場合は、ステップS1へ進み、その旨
の警告表示を行って、当該登録処理を打ちきり、処理を
ステップS1へ戻す。
【0043】一方、ステップS16において信用の確認
が得られたならば、ステップS17へ進み、当該申込者
に対する小説家アカウントとパスワードを付与し、小説
家個人データを小説家データベースに登録するととも
に、登録料を課金する。なお、この課金処理は、図2に
示した課金部25と課金ログデータベース26によって
行われることになるが、その詳細は当業者には明らかで
あろう。なお、小説家データベース39a(図3)にお
ける小説家個人データのデータ構成例を図7Aに示す。
その後、ステップS11へ戻り、再び図6(a)に示し
たメニュー画面を表示する。なお、図7A〜図7Gに示
される各データ構成を備えるデータベースは、中央コン
ピュータ2に具備されている。
【0044】さて、図6(a)のメニュー画面におい
て、ボタン62は新規に連載小説を登録するためのボタ
ンであり、このボタンが指示されると新しい連載小説を
登録するため、処理をステップS20からステップS2
1へ進める。
【0045】ステップS21では、新規連載小説の登録
画面(不図示)を表示する。この画面において、小説家
アカウントとパスワードの入力が要求される。ステップ
S22では、新規連載小説の登録画面から入力された小
説家アカウントとパスワードに基づいて、登録の照合と
信用の確認が行われ、その結果がOKであればステップ
S23からステップS24へ進む。ステップS24で
は、新規連載しようとする小説の関連データを入力する
ための画面(不図示)を表示し、小説家にその入力を促
す。ここで、小説の関連データとは、例えばタイトルや
その小説に関するコメントを含む。
【0046】ステップS25では、当該新規連載小説に
対して小説IDを付与し、小説データベースに登録す
る。図7Cは小説データベースにおける小説データのデ
ータ構成例を示す。この時点では、図7Cの小説データ
のうち、小説家アカウント、小説番号、タイトル、コメ
ントが登録されることになる。また、システムが暗号化
及び複合化のための鍵を決定し、それを鍵情報として登
録する。なお、本実施形態では、連載小説を特定するた
めに、小説家アカウントと小説番号を用い、これをハイ
フンで接続して小説IDとする(例えば図7Cの2番目
の小説は、小説家アカウント1、小説番号2によって唯
一に特定され、小説IDを1−2とする)。以上のよう
にして新規連載小説の登録を終えると、処理はステップ
S11へ戻り、再度図6(a)の如き小説登録メニュー
が表示される。また、ステップS23において、NGと
なった場合は、ステップS26でその旨の警告を表示し
て、当該登録処理を打ち切り、処理をステップS1に戻
す。また、戻るボタン63が指示された場合は、ステッ
プS27からステップS1に処理を戻す。
【0047】なお、以上のようにして登録された連載小
説の連載内容を送信する場合は、図5のメニュー画面に
おいて、「小説連載の更新」ボタン54を押すことで、
図4Eの処理を起動することになる(ステップS6)。
【0048】ボタン54が指示されると、処理はステッ
プS31へ進む。ステップS31では、既存の連載内容
の更新のための初期画面を表示し、ステップS32で申
込者に小説家アカウントとパスワードの入力を促し、入
力された情報に基づいて登録の照合と、口座の確認、照
合を行う。すなわち、連載申し込み要求部42が認証部
21に対して小説家アカウントとパスワードを送信し、
認証部21は小説家データベース39aを参照して登録
の照合等を行う。ここで登録の照合、或いは口座の確
認、照合が得られなければ、ステップS33からステッ
プS34へ進み、その旨の警告表示を行って当該処理を
打ちり、処理をステップS1へ戻す。
【0049】一方、信用の確認、登録の認証が得られた
ならば、ステップS33からステップS35へ進み、更
新したい小説に与えられている小説IDの入力を促す。
本実施形態(図3)では、認証部21が認証結果を連載
申し込み要求部42に通知し、認証が得られたならば、
連載申し込み要求部42から認証部21にして指定さ
れた小説の小説IDが送信される。そして、ステップS
36において、指定された小説IDが当該小説家の連載
中の小説として存在するか否かをチェックする。このチ
ェックは認証部21と小説び復号鍵受信部37によっ
て達成される。そして、小説が存在しない場合は、ステ
ップS36からステップS37へ進み、小説家コンピュ
ータ4にその旨の警告表示をさせた後、処理をステップ
S35へ戻し、再度小説IDの入力を促す。
【0050】指定された小説IDの連載小説が存在した
場合は、ステップS36からステップS38へ進み、連
載内容の更新を行う。ここで連載内容の更新とは、新し
い連載内容を連載中の小説内容データに追加登録するこ
とである。すなわち、小説家コンピュータ4における小
説/鍵配信部43が、追加更新のためのデータと復号鍵
を小説データベース44と鍵データベース45から取得
してこれを中央コンピュータ2に送る。中央コンピュー
タ2では、送られた信号を小説及び復号鍵受信部37に
よって受信し、小説復号部38が受信した小説データを
受信した復号鍵で解読して、これを一時小説データベー
ス29に保持する。以下、図4Eのフローチャートに沿
って説明する。ステップS38では、小説家コンピュー
タが中央コンピュータに新たな連載内容(新規連載部
分)と、当該更新が最終回であるか否かを示す情報を送
信する。このデータ送信により、ステップS39では、
中央コンピュータにより、図7Fに示される値段データ
ベース中の一括の値段が変更される。これは、連載回数
が増加したためである。そして、ステップS40におい
て、図7Cの小説データの小説内容が更新され(新たに
送信されたデータが暗号化されて、追加的に格納され
る)、最終回か否かを示す欄が必要に応じて更新され
る。また、小説詳細データベースにおける連載回数を更
新する。
【0051】以上が、小説家コンピュータによる小説家
の登録、連載小説の登録、連載小説の内容更新に関する
処理である。なお、上記の処理において、小説データ等
の格納時における認証機能や暗号化機能は図3を参照し
て上述したとおりである。
【0052】次に、読者側の処理について説明する。
【0053】図5に示したメニュー画面において、ボタ
ン群51のいずれかを指示すると、図4AのステップS
4から図4CのステップS41へ処理が進む。ステップ
S41では、必要に応じて検索条件を入力するための検
索画面(不図示)を表示する。これは、例えば、ボタン
群51のうちの「人気小説トップ10」を選択した場合
は更なる検索条件の入力を必要としないが、「ジャンル
から検索」を選択した場合には所望のジャンルを更なる
検索条件として入力する必要があるからである。或い
は、「ジャンル」と「小説家」の2つの検索項目で検索
したいといった場合にも必要となる。
【0054】ステップS42では、ステップS41で表
示された検索画面に更なる検索条件を入力し、ステップ
S43では以上の操作によって与えられた検索条件で小
説の検索を行う。そして、ステップS44において、小
説の検索結果を表示する。
【0055】図8は検索結果の表示画面例を示す図であ
る。検索結果としては、上述の連載小説の登録の際に小
説家が登録した小説関連データに含まれるタイトルやコ
メントとともに、小説家の名前、小説IDが表示され
る。更に、図8の例では、アクセス回数や、購読料が提
示されている。
【0056】この検索結果に購読者が希望する小説が存
在しなければ、購読者は検索のやり直しを指示すること
が出きる。この場合、処理はステップS45からステッ
プS1へ戻り、メニュー画面を再表示する。
【0057】一方、検索結果における各連載小説毎に
「申し込みボタン」があり、検索結果から所望する小説
の購読を申し込むことが出きる。申し込みボタンが指示
されると、処理はステップS46からステップS47へ
進み、購読申し込み画面(不図示)を表示する。ここ
で、購読申し込み画面は、読者新規登録を行うためのボ
タンを具備しており、このボタンが選択されるとステッ
プS48からステップS49へ進み、図9に示す如き読
者情報の入力フォーム表示され、必要な情報の入力を促
す。このフォームにデータが入力されると、ステップS
50において、クレジットカード等の信用の確認が行わ
れる。この確認は、上述したようにクレジット与信/決
済サーバ3によって行われる。
【0058】信用の確認が取れると、ステップS50か
らステップS51へ進み、当該申込者に対して個人アカ
ウントとパスワードが発行されるとともに、読者個人デ
ータベース39bに当該申込者が登録される。図7B
に、読者個人データベース中の読者個人データのデータ
構成例を示す。その後、処理はステップS47へ戻り、
購読申し込み画面が表示される。
【0059】なお、ステップS50において認証に失敗
した場合は、その旨を示す警告を行って、処理をステッ
プS1へ戻す。
【0060】一方、既に読者登録が済んでいる場合は、
上述の購読申し込み画面において、個人アカウントとパ
スワードが入力されるので、これを用いてアカウントと
パスワードの照合、及び信用の確認を行う(ステップS
53)。照合をパスし、信用の確認が取れた場合は、ス
テップS54からステップS55へ進み、指定された小
説の購入が実行される。
【0061】この場合、決済はクレジットカードの番号
に基づいて行われるが、課金の方法として、「分割」と
「一括」がある。「一括」とは、その時点までの連載の
全てを一括購入するもの(例えば購入時点でその連載物
が完結していれば、当該連載の全てになる)である。ま
た、「分割」とは、連載の一話一話を単位として指定、
購入するものである。
【0062】ステップS55では、小説の購入が実行さ
れると、それは新規購入であるので、読込状況データベ
ースに新たなデータレコードが作成され、登録が行われ
る。また、2回目以降の購入であれば、既に存在するデ
ータレコードの更新が行われる事になる。読込状況デー
タベースには、例えば、個人アカウント、小説ID、当
該小説をどこまで購入したのかを示す情報、読込の開始
日、配信方法(一括か分割か)が登録されている。
【0063】続いて、ステップS56では、購入指定さ
れた小説データを読み込み、消費者コンピュータの画面
上に小説を表示する。このとき、セキュリティの保護の
ために小説データは暗号化されており、復号鍵とともに
消費者コンピュータに送られて、消費者コンピュータ上
で復号化されることは上述したとおりである。
【0064】ステップS57では、読者が小説に編集を
加えるか否かを指示する。編集を加える場合は、ステッ
プS72へ進み、編集を加えない場合はステップS1へ
戻る。
【0065】また、ステップS54で、信用の確認と登
録の照合が得られなかった場合は、ステップS58へ進
み、その旨の警告を行って処理をステップS1へ戻す。
【0066】なお、上記の処理において、中央コンピュ
ータのデータによる消費者コンピュータの認証機能や、
データの暗号化、復号化機能については図2を参照して
上述したとおりである。
【0067】図5のメニューにおいて、ボタン53を指
示すると、既に購入した小説を読み直したり、既に一部
を購入してある小説の新たな連載部分を購入することが
できる。ボタン53が指示されると、処理は図4Dのス
テップS61へ進む。
【0068】ステップS61では、所定の入力画面(不
図示)により、申込者に個人アカウントとパスワードを
入力させ、登録の照合を行う。ここで、アカウントとパ
スワードの照合に失敗した場合はステップS62からス
テップS74へ進み、その旨の警告を行って、ステップ
S1へ戻る。
【0069】一方、照合に成功した場合は、ステップS
63へ進み、当該個人アカウントを有する読者が現在購
読中の連載小説のリストを表示する。この表示のための
情報は、小説読込状況データ(図7E)を参照すること
で得られる。そして、所望の小説が指定されて、購入済
部分の内容の再読を行う旨が指示された場合は、ステッ
プS64からステップS65へ進み、指定された小説の
購入済部分を読み込み、ステップS66でその内容の表
示を行う。このとき、個人編集が成されていれば、その
内容も個人編集データベースから取得し、表示する。そ
して、ステップS70(後述)へ進む。
【0070】一方、未購入部分の購読が指示された場合
は、ステップS64、S67を経てステップS68に進
む。ステップS68では、ステップ61で入力された当
該個人アカウントにおけるユーザの信用の確認を行う。
すなわち、クレジットカードによる決済が可能な状況に
あるかどうかをチェックする。信用の確認が得られない
場合(残高不足場合等)は、ステップS75へ進み、そ
の旨の警告を行って、ステップS63へ戻る。
【0071】ステップS68にて信用の確認が取れた場
合は、ステップS69へ進み、購入処理を行う。すなわ
ち、指定された連載小説の指定された部分の購入が行わ
れ、小説読込状況データ(図7E)が更新されることに
なる。そして、当該連載小説の読み込み(この場合、新
たに購入した連載内容のみを読み込むようにしてもよい
し、過去に購入した連載内容の全てを読み込むようにし
てもよいし、所望の連載内容の範囲を指定可能としても
よい)が行われ、ステップS70でその内容を表示す
る。
【0072】その後、編集を希望する指示があれば、ス
テップS71からステップS72へ進み、編集が行われ
る。
【0073】ここで、編集とは、小説の内容を変更する
ものではなく、簡単なコメント付したり、挿絵を挿入し
たりするものである。図10はコメントの挿入による編
集例を示す図である。図10において、103は小説を
表示する領域であり、101は小説内容である。この小
説内容については、編集を加えることができない。10
2は編集処理によって読者によって加えられたコメント
である。このようにして、編集が加えられると、図7D
に示すような個人編集データとして、その内容が個人編
集データベース34に格納される。なお、図7Dでは、
編集データとしてコメントしか挙げていないが、挿絵を
挿入した場合は、その挿絵の挿入位置とイメージ情報が
格納されることになる。
【0074】また、本編集処理の終了が指示されると、
ステップS73を経て本処理を終了し、ステップS63
へ戻る。
【0075】図11A、Bは、消費者コンピュータと中
央コンピュータとの間における購読処理の詳細を説明す
るフローチャートである。なお、本処理は連載物の内容
を、現時点の連載回数まで一括に読み込む場合を示す。
図11で示される処理は、図4CのステップS53〜S
58に相当する処理と、図4DのステップS61、S6
8〜S75に相当する処理を抜き出して、より詳細に説
明するものである。
【0076】ステップS101において、消費者コンピ
ュータ1が中央コンピュータ2に個人アカウント、パス
ワード、小説IDを送信する(図2においては、小説/
鍵要求部12が認証部21に対して購読要求を送るのに
相当する)。ステップS102において、中央コンピュ
ータ2が個人データベースに登録されている個人アカウ
ントおよびパスワード、小説読み込み状況データベース
の小説IDと、受信したデータとが一致するかを調べ
る。これは、認証部21が読者データベース39bを参
照して行う。ここで、一致の確認が取れなかった場合
は、適宜処理を戻す。
【0077】ステップS102で一致が得られた場合
は、ステップS103へ進み、信用コンピュータ(クレ
ジット与信/決済サーバ3)が、信用の確認を行う。本
例では、認証部21がクレジット与信/決済サーバ3を
参照して、指定銀行に十分な現金があるか等を調べる。
指定銀行に十分なお金がない場合は、ステップS105
へ進み、消費者コンピュータ上においてその旨の表示を
行う。
【0078】ステップS104では、中央コンピュータ
2が小説読み込み状況データベースからこの購読が第1
回目のものであるかどうかを調べる。図4Bの処理の一
部として、図11の処理が実行されている場合は、当該
購読が第1回目であるので、ステップS106へ進み、
中央コンピュータが小説読み込み状況データベースに小
説購読開始日を保存し、処理をステップS107へ進め
る。
【0079】一方、ステップS104において、当該購
読が1回目でない場合は、ステップS107において、
中央コンピュータ2が消費者コンピュータ1に暗号化し
たその時点で更新されたすべての小説内容データを送信
する(小説データベース23、鍵データベース24)。
ステップS108では、消費者コンピュータ1が受信デ
ータの暗号を解いて、その内容を画面に表示する(小説
及び復号鍵受信部13、小説復号部14、復号完了通知
部15)。ステップS109では、中央コンピュータ1
が、会員になるときに登録したクレジット番号からの引
き落としを依頼する(課金部25、課金ログデータベー
ス26)。そして、ステップS110において、中央コ
ンピュータが課金済みであることを小説読み込み状況デ
ータベースに保存する(課金部25、課金ログデータベ
ース26)。
【0080】次に、ステップS111において、消費者
コンピュータが編集して暗号化したものを中央コンピュ
ータ2に送信する(編集部16、コメント暗号化部1
7、コメント/鍵発信部18)。ステップS112にお
いて、中央コンピュータが受信データを個人編集データ
ベースに保存する(コメント及び復号鍵受信部31、コ
メント復号部32、復号完了通知部33、個人編集デー
タベース34)。ステップS113では、中央コンピュ
ータが小説データベースの登録内容から最終回か否かを
調べる。
【0081】最終回の場合は、ステップS113からス
テップS116へ処理を進める。ステップS116で
は、中央コンピュータが消費者コンピュータに、今本を
作るかどうかを聞く。そして、ステップS117におい
て、それに対する応答がYESであった場合、ステップ
S118へ進み、中央コンピュータが製本コンピュータ
に全データを送信する。このとき送信されるデータは、
個人編集データ(図7D)と、小説データ(図7C)に
格納されたデータである。ステップS119では、中央
コンピュータが、当該小説に対応する個人編集データベ
ースと小説読み込み状況データベースを消去する。
【0082】一方、最終回でなければ、処理はステップ
S113からステップS114へ進み、中央コンピュー
タ2が消費者コンピュータ1に対して、当該小説の購読
を続行するかどうか問い合わせる。購読を続行する場
合、処理はステップS115から配信の続行処理へ分岐
する。購読を続行しない場合はそのステップS115か
らデータ破棄の処理へ分岐する。
【0083】以上、連載物を現時点の掲載内容まで一括
して読み込む場合の処理を説明した。これに対して、連
載物を一話一話個別に読み込む場合、すなわち分割して
読み込む場合は、図11AのステップS108とS10
9との間に図12に示す如くステップS120が挿入さ
れる。なお、連載物を一括で読み込んだ場合も、連載が
継続中であれば、それ以降は分割読込へと移行すること
になる。
【0084】ステップS120では、中央コンピュータ
が表示内容が過去に表示されなかったかを調べ、表示さ
れいなければステップS109へ進み、当該読み込みに
対応する課金を行う。また、過去に表示されたことのあ
るものであれば、ステップS109、S110をスキッ
プすることにより、当該読み込み内容に対する課金の重
複を防止する。
【0085】また、図11Bでは、完結した連載小説を
製本機に送って製本する処理を示したが、これに限らな
い。例えば、完結した連載小説を消費者コンピュータに
装着されたメモリカードに保存し、コンビニエンススト
ア等に設置した製本機に当該メモリカードを装着して製
本するような運用も考え得る。この場合、図11Bのス
テップS116〜S119に示される処理を、図13の
ステップS131〜S133で置き換えることとなる。
【0086】ステップS131では、中央コンピュータ
2が消費者コンピュータ1に改ざん防止手段を施した全
データおよび複合鍵を送信する。このとき送信されるデ
ータは、個人編集データ(図7D)と、小説データ(図
7C)に格納されたデータである。そして、ステップS
132において、中央コンピュータ2が、当該連載物の
個人編集データベースと小説読込状況データベースを消
去する。その後、ステップS133において、消費者コ
ンピュータがメモリカードに当該小説データを保存す
る。
【0087】さて、図11BのステップS118の処理
によって送信された小説データを受信した製本コンピュ
ータの動作を説明する。図14は本実施形態による製本
コンピュータの動作を説明するフローチャートである。
【0088】ステップS141において、製本コンピュ
ータは、個人データ、版数、小説内容等のデータを受信
する。ステップS142では、受信した版数のデータか
ら、当該処理が初版か否かを判定し、初版であれば、ス
テップS143にて、製本コンピュータが著者のサイン
を検索し、用意する。ステップS144では、製本コン
ピュータが製本し、ステップS145で郵送の手続きを
する。なお、以上の処理を完全自動化することで、製本
業者にはその内容を見られずに製本、発送することがで
きる。また、初版であるか否かは、小説詳細データ(図
7G)の連載開始日、締め切り期日、小説読込状況デー
タ(図7E)の読込開始日等により判断することができ
る。また、著者のサインは、イメージデータとして保持
しておいて製本の際にこれを印刷するようにしたり、サ
インを印刷したシールを用意しておいていこれを製本の
際に添付するようにしたりするなど、種々の方法が用い
られうる。
【0089】次に、メモリカードへ格納された小説デー
タを、専用の製本機によって製本する場合の処理を説明
する。このような製本機は例えばコンビニエンスストア
に設置されるのが望ましい。図15は、そのような製本
機による動作を説明数フローチャートである。なお、メ
モリカードには、ステップS133の処理により個人パ
スワード、小説内容、版数等のデータが格納されてい
る。
【0090】ステップS152において製本コンピュー
タは、メモリカードからデータを読み込む。次に、ステ
ップS153において、消費者にパスワードの入力を促
す。パスワードが入力されると、メモリカードから読み
込んだパスワードと照合を行い、両者が一致するかどう
かを調べる。両者が不一致の場合は、ステップS154
からステップS155へ進み、その旨の警告を表示し
て、本処理を終了する。
【0091】一方、ステップS154でパスワードの一
致が確認されたならば、ステップS156へ進み、メモ
リカードから読み込んだデータから初版かどうかを調べ
る。そして、初版であれば、ステップS157へ進み、
サインを検索し、用意する。ステップS158では、メ
モリカードに格納されている小説内容に基づいて製本す
る。
【0092】また、中央処理コンピュータの記憶容量も
有限であるので、格納可能な小説内容のデータ量にも自
ずと制限がある。したがって、新しい連載物を格納して
いくためには、古い連載物を消去する必要がある。図1
6は、小説データベースから連載物を削除するための制
御手順を表すフローチャートである。
【0093】まず、ステップS161において、中央コ
ンピュータは連載が終了したもについて、連載終了後の
一定期間におけるアクセス回数をチェックする。そし
て、その回数が設定したアクセス回数よりも少ない場合
は、ステップS162からステップS163へ進み、そ
の小説に関わるデータを小説データベース等から削除す
る。
【0094】なお、本実施形態では、特に連載物の配信
に限って説明したが、最初から完結した著作物を配信す
る場合にも適用することができる。この点については、
本実施形態の冒頭でも述べたように、例えば連載回数を
1とすることで、本実施形態のシステムを最初から完結
した著作物の配信に用いることができることは明らかで
あろう。
【0095】更に、上記実施形態においては、中央コン
ピュータに消費者コンピュータが直接アクセスして著作
物を読み込む形態を説明しているが、中央コンピュータ
と消費者コンピュータの間に配信用のコンピュータを介
在させた形態であってもよく、本発明がこのような形態
を含むことはいうまでもない。この場合、配信用コンピ
ュータが中央コンピュータをアクセスして小説を取得
し、消費者コンピュータへ小説を配信することになる。
また、このような形態において、配信用コンピュータが
多数の消費者コンピュータ(読者)の登録と信用等の確
認を行うようにすれば、中央コンピュータは配信用コン
ピュータとの間でセキュリティチェックをすればよいこ
とになる。すなわち、読者個人データ(図7B)、小説
読込状況データ(図7E)等を各配信用コンピュータに
持たせて、読者に関する登録やアカウントのチェックを
配信用コンピュータに行わせることができるので、中央
コンピュータの負荷を軽減させることができる。
【0096】また、上記のような配信用コンピュータを
介在させる場合であっても、図4DのステップS72で
説明したような読者による編集操作が可能であることは
明らかであり、本発明がこのような形態を含むことはい
うまでもない。更にこの場合、各読者による編集内容を
保持する個人編集データ(図7D)を配信用のコンピュ
ータに置くことも可能である。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電子的に配信された著作物に対して、購入者による編集
を加えることが可能になる。
【0098】また、本発明によれば、連載物の電子的な
配信により逐次的に掲載される各連載内容を取得可能と
なるとともに、その連載内容に対して購入者による編集
を加えることが可能となる。
【0099】また、本発明によれば、連載の完了した連
載物を迅速に製本化して購買者に提供することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1A】本実施形態による連載物配信システムの概要
を示す図である。
【図1B】中央コンピュータ2の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図1C】小説家コンピュータ或いは消費者コンピュー
タの概略構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態による、中央コンピュータと消費者
コンピュータ間のオンライン課金システムを機能的に示
すブロック図である。
【図3】本実施形態による、中央コンピュータと小説家
コンピュータ間のオンライン課金システムを機能的に示
すブロック図である。
【図4A】本実施形態による連載小説配信システムの制
御手順を示すフローチャートである。
【図4B】本実施形態による連載小説配信システムの制
御手順を示すフローチャートである。
【図4C】本実施形態による連載小説配信システムの制
御手順を示すフローチャートである。
【図4D】本実施形態による連載小説配信システムの制
御手順を示すフローチャートである。
【図4E】本実施形態による連載小説配信システムの制
御手順を示すフローチャートである。
【図5】メニュー画面の表示例を示す図である。
【図6】メニュー画面の表示例を示す図である。
【図7A】本実施形態の連載物配信制御において用いら
れるデータの一構成例を示す図である。
【図7B】本実施形態の連載物配信制御において用いら
れるデータの一構成例を示す図である。
【図7C】本実施形態の連載物配信制御において用いら
れるデータの一構成例を示す図である。
【図7D】本実施形態の連載物配信制御において用いら
れるデータの一構成例を示す図である。
【図7E】本実施形態の連載物配信制御において用いら
れるデータの一構成例を示す図である。
【図7F】本実施形態の連載物配信制御において用いら
れるデータの一構成例を示す図である。
【図7G】本実施形態の連載物配信制御において用いら
れるデータの一構成例を示す図である。
【図8】小説の検索結果の表示画面例を示す図である。
【図9】個人アカウントの登録操作画面例を示す図であ
る。
【図10】コメントの挿入による編集例を示す図であ
る。
【図11A】消費者コンピュータと中央コンピュータと
の間における購読処理の詳細を説明するフローチャート
である。
【図11B】消費者コンピュータと中央コンピュータと
の間における購読処理の詳細を説明するフローチャート
である。
【図12】図11A及び図11Bで示す処理において、
分割払いを行う場合の処理を示すフローチャートであ
る。
【図13】図11Bに示された製本処理の代わりに、メ
モリカードに連載内容を保存する処理を説明するフロー
チャートである。
【図14】本実施形態による製本コンピュータの動作を
説明するフローチャートである。
【図15】メモリカードの保存された内容から製本を行
う製本機の動作を説明数フローチャートである。
【図16】小説データベースから連載物を削除するため
の制御手順を表すフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G06F 17/24 554 G06F 17/24 554N (56)参考文献 特開2000−36781(JP,A) 特開 平10−55389(JP,A) 特開 平9−101990(JP,A) 特開 平10−11363(JP,A) 柴田忠男,幻想を持ちすぎ?オンデマ ンド出版参入者,印刷情報,株式会社印 刷出版研究所,2000年 2月 1日,第 60巻第2号,p.18−27 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/60

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 提供装置から送信された著作物を記憶
    し、取得装置に対して著作物の配信を行う情報処理装置
    であって、 前記提供装置から送信された著作物を受信する受信手段
    と、 前記受信手段で受信した著作物が連載物の最終回の文章
    であるか否かを判断する第1の判断手段と、 前記第1の判断手段の判断結果に基づき、前記受信手段
    で受信した著作物と、 最終回であるか否かを示す情報及び連載回数とを対応付
    けて記憶する記憶手段と、 前記取得装置から著作物の送信要求があった場合、前記
    記憶手段に記憶されている連載物の全体が要求されてい
    るか、任意の連載回が要求されているかを判断する第2
    の判断手段と、 前記第2の判断手段の判断に基づき、全体が要求されて
    いる場合は前記記憶手段に記憶されている著作物の全体
    を、任意の連載回が要求されている場合は前記記憶手段
    に記憶されている前記連載回の著作物を前記取得装置へ
    送信する送信手段と 前記記憶手段に前記著作物と対応付けて最終回を示す情
    報が記憶されている場合、前記取得装置に製本を希望す
    るか否かを問い合わせる問い合わせ手段と を備えること
    を特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記取得装置で編集された編集済みデー
    タを受信する編集データ受信手段と、 前記編集データ受信手段で受信した編集済みデータと、
    前記取得装置のユーザに関する情報と、前記取得装置へ
    送信した著作物とを対応付けて前記記憶手段に記憶する
    記憶制御手段とを更に備えることを特徴とする請求項
    に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 提供装置から送信された著作物を記憶
    し、取得装置に対して著作物の配信を行う情報処理装置
    の制御方法であって、 前記提供装置から送信された著作物を受信する受信工程
    と、 前記受信工程で受信した著作物が連載物の最終回の文章
    であるか否かを判断する第1の判断工程と、 前記第1の判断工程の判断結果に基づき、前記受信工程
    で受信した著作物と、最終回であるか否かを示す情報及
    び連載回数とを対応付けて記憶手段に記憶する記憶工程
    と、 前記取得装置から著作物の送信要求があった場合、前記
    記憶手段に記憶されている連載物の全体が要求されてい
    るか、任意の連載回が要求されているかを判断する第2
    の判断工程と、 前記第2の判断工程の判断に基づき、全体が要求されて
    いる場合は前記記憶手段に記憶されている著作物の全体
    を、任意の連載回が要求されている場合は前記記憶手段
    に記憶されている前記連載回の著作物を前記取得装置へ
    送信する送信工程と 前記記憶手段に前記著作物と対応付けて最終回を示す情
    報が記憶されている場合、前記取得装置に製本を希望す
    るか否かを問い合わせる問い合わせ工程と を備えること
    を特徴とする情報処理装置の制御方法。
  4. 【請求項4】 前記取得装置で編集された編集済みデー
    タを受信する編集データ受信工程と、 前記編集データ受信工程で受信した編集済みデータと、
    前記取得装置のユーザに関する情報と、前記取得装置へ
    送信した著作物とを対応付けて前記記憶手段に記憶する
    記憶制御工程とを更に備えることを特徴とする請求項
    に記載の情報処理装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 提供装置から送信された著作物を記憶
    し、取得装置に対して著作物の配信を行うコンピュータ
    に実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記憶媒体であって、 前記提供装置から送信された著作物を受信する受信手順
    と、 前記受信手順で受信した著作物が連載物の最終回の文章
    であるか否かを判断する第1の判断手順と、 前記第1の判断手順の判断結果に基づき、前記受信手順
    で受信した著作物と、最終回であるか否かを示す情報及
    び連載回数とを対応付けて記憶手段に記憶する記憶手順
    と、 前記取得装置から著作物の送信要求があった場合、前記
    記憶手段に記憶されている連載物の全体が要求されてい
    るか、任意の連載回が要求されているかを判断する第2
    の判断手順と、 前記第2の判断手順の判断に基づき、全体が要求されて
    いる場合は前記記憶手段に記憶されている著作物の全体
    を、任意の連載回が要求されている場合は前記記憶手段
    に記憶されている前記連載回の著作物を前記取得装置へ
    送信する送信手順と 前記記憶手段に前記著作物と対応付けて最終回を示す情
    報が記憶されている場合、前記取得装置に製本を希望す
    るか否かを問い合わせる問い合わせ手順と をコンピュー
    タに実行させるためのプログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記憶媒体。
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