JP3382457B2 - 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 - Google Patents

電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真感光体、
プロセスカートリッジ及び電子写真装置に関し、詳しく
は特定の樹脂を含有する感光層を有する電子写真感光
体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真感光体は米国特許第22976
91号明細書に示されるように、画像露光の間に受けた
照射量に応じて電気抵抗が変化しかつ暗所では絶縁性の
物質をコーティングした支持体よりなる光導電性材料を
用いる。この光導電性材料を用いた電子写真感光体に要
求される基本的な特性としては(1)暗所で適当な電位
に帯電できること、(2)暗所において電位の逸散が少
ないこと、(3)光照射によって速やかに電荷を逸散せ
しめることなどが挙げられる。
【0003】従来より電子写真感光体としてはセレン、
酸化亜鉛、硫化カドミウムなどの無機光導電性化合物を
主成分とする感光層を有する無機感光体が広く使用され
てきた。しかし、これらは前記(1)〜(3)の条件は
満足するが熱安定性、耐湿性、耐久性及び生産性におい
て必ずしも満足できるものではなかった。
【0004】無機感光体の欠点を克服する目的で様々な
有機光導電性化合物を主成分とする電子写真感光体の開
発が近年盛んに行われている。例えば、米国特許383
7851号明細書にはトリアリルピラゾリンを含有する
電荷輸送層を有する感光体、米国特許3871880号
明細書にはペリレン顔料の誘導体からなる電荷発生層と
3−プロピレンとホルムアルデヒドの縮合体からなる電
荷輸送層とからなる感光体などが公知である。
【0005】更に、有機光導電性化合物はその化合物に
よって電子写真感光体の感光波長域を自由に選択するこ
とが可能であり、例えばアゾ顔料では特開昭61−27
2754号公報及び特開昭56−167759号公報に
は可視領域で高感度を示す物質が開示されており、また
特開昭57−19576号公報及び特開昭61−228
453号公報には赤外領域まで感度を有している化合物
が開示されている。
【0006】これらの材料のうち赤外領域に感度を示す
ものは、近年進歩の著しいレーザービームプリンター
(以下LBPと略す)やLEDプリンターに使用されそ
の需要頻度は高くなってきている。
【0007】これら有機光導電性化合物を用いた電子写
真感光体は電気的、機械的双方の特性を満足させるため
に電荷輸送層と電荷発生層を積層させた機能分離型の感
光体として利用される場合が多い。一方当然のことなが
ら電子写真感光体には適用される電子写真プロセスに応
じた感度、電気的特性、更には光学的特性を備えている
ことが要求される。
【0008】特に繰り返し使用される電子写真感光体に
おいては、その電子写真感光体表面にはコロナまたは直
接帯電、画像露光、トナー現像、転写工程及び表面クリ
ーニングなどの電気的及び機械的外力が直接加えられる
ため、それらに対する耐久性も要求される。
【0009】具体的には帯電時のオゾン、及び窒素酸化
物による電気的劣化や、帯電時の放電、クリーニング部
材の摺擦によって表面が摩耗したり傷が発生したりする
機械的劣化、電気的劣化にたいする耐久性が求められて
いる。
【0010】電気的劣化は光が照射した部分にキャリア
ーが滞留し光が照射していない部分と電位差が生じる現
像が特に問題であり、これはフォトメモリーとして生じ
る。また、転写や摺擦時に発生するプラス電荷が滞留
し、そうでない部分と電位差が生じる現象もありこれは
プラスメモリーとして出てくる。
【0011】機械的劣化は特に無機感光体と異なり物質
的に柔らかいものが多い有機感光体には機械的劣化にた
いする耐久性が劣り耐久性向上に特に切望されているも
のである。
【0012】上記のような感光体に要求される耐久特性
を満足させるためにいろいろ試みがなされてきた。
【0013】表面層によく使用され摩耗性及び電気特性
に良好な樹脂としてはビスフェノールAを骨格とするポ
リカーボネート樹脂が注目されているが、前述したよう
な問題点すべてを解決できるわけでもなく次のような問
題点を有している。
【0014】(1)溶解性に乏しくジクロロメタンや
1,2−シクロロエタンなどのハロゲン化脂肪族炭化水
素類の一部にしか良好な溶解性を示さない上、これらの
溶剤は低沸点のため、これらの溶剤で調製した塗工液を
用いて感光体を製造すると塗工面が白化し易い。塗工液
の固形分管理などにも手間がかかる。
【0015】(2)ハロゲン化脂肪族炭化水素以外の溶
剤に対してはテトラヒドラフラン、ジオキサン、シクロ
ヘキサノンあるいはそれらの混合溶剤に一部可溶である
が、その溶液は数日でゲル化するなど経時性が悪く感光
体製造には不向きである。
【0016】(3)更に上記(1)及び(2)が改善さ
れたとしてもビスフェノールAを骨格とするポリカーボ
ネート樹脂にはソルベントクラックが発生し易い。
【0017】(4)加えて、従来のポリカーボネート樹
脂では該樹脂で形成された被膜に潤滑性がないため感光
体に傷がつき易く、電子写真感光体の摩耗量を低くする
ようなクリーニング設定では画像欠陥になったり、クリ
ーニングブレードの早期の劣化によるクリーニング不良
やトナー融着などが生じてしまうことがあった。
【0018】前記(1)及び(2)に挙げた溶液安定性
についてはポリマーの構造単位として嵩高いシクロヘキ
シレン基を有するポリカーボネートZ樹脂を使用する
か、ビスフェノールZやビスフェノールCなどと共重合
させることによって解決されてきた。
【0019】また、ソルベントクラックについても特開
平6−51544号公報及び特開平6−75415号公
報に開示されているように、シリコン変成ポリカーボネ
ート、エーテル変成ポリカーボネートを用いることによ
り解決することが可能である。ところが、これら変成ポ
リカーボネートは従来のポリカーボネート樹脂に比べソ
ルベントクラックを対策するためにポリマー内の内部応
力に対して柔軟性をもたせている構造をとっているた
め、結果、重合体本体の機械的強度が低下するという欠
点があった。
【0020】更に近年、特開昭57−17826号公報
及び特開昭58−40566号公報に開示してあるよう
な帯電部材に直接電圧をかけ電子写真感光体に電荷を印
加する直接帯電方式が主流となりつつある。
【0021】これは導電ゴムなどで構成されたローラー
状の帯電部材を直接電子写真感光体に当接させ電荷を印
加する方法であり、スコロトロンなどに比べ、オゾン発
生量が格段に少ない、スコロトロンは帯電器に流す電流
の80%前後はシールドに流れるため浪費されるのに対
して、直接帯電はこの浪費分がなく非常に経済的であ
る、などのメリットを持つ。
【0022】しかし、直接帯電はパッシュン則による放
電による帯電のため帯電安定性が非常に悪いという欠点
を持つ。この対策として直流電圧に交流電圧を重畳させ
た、いわゆるAC/DC帯電方式が考案されている(特
開昭63−149668号公報)。
【0023】この帯電方式により帯電時の安定性は良化
したが、ACを重畳するために電子写真感光体表面の放
電量は大幅に増大するため電子写真感光体の削れ量が増
加してしまうという欠点を新たに生じてしまい、機械的
強度のみならず電気的強度も要求されるようになってき
た。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、クリ
ーニング性や傷に対する耐久性を有し、耐ソルベントク
ラック性を持ちつつ機械的強度が強く、直接帯電による
耐電気特性が良好であり、かつ転写や摺擦時などに感光
体に影響を及ぼすプラス電荷のメモリ−特性に優れ、繰
り返しの電子写真プロセスにおいて常に高品位の画像が
得られる高耐久で高品位な電子写真感光体、該電子写真
感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置
を提供することである。
【0025】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、電子写
真感光体を直接帯電する電子写真装置用の電子写真感光
体であって、導電性支持体上に感光層を有する電子写真
感光体において、該電子写真感光体の表面層が、フッ素
系樹脂粒子及び下記式(1)で示される構成単位を有す
る重合体を含有することを特徴とする電子写真感光体で
ある。
【0026】
【外4】 (式中、nは整数である。) また、本発明は、上記電子写真感光体を有するプロセス
カートリッジ及び電子写真装置である。
【0027】本発明では、電子写真感光体の感光層、特
には表面層を形成するバインダーを適度に選択し、かつ
フッ素系樹脂粒子を表面層に含有せしめることにより表
面層の耐摩耗性を向上させ、前述の諸問題を解決した高
耐久、高品位な電子写真感光体、該電子写真感光体を有
するプロセスカートリッジ及び電子写真装置を提供でき
るものである。
【0028】
【発明の実施の形態】 フッ素系樹脂粒子としては、4フ
ッ化エチレン樹脂、3フッ化塩化エチレン樹脂、6フッ
化エチレンプロピレン樹脂、フッ化ビニル樹脂、フッ化
ビニリデン樹脂及び2フッ化2塩化エチレン樹脂などが
挙げられる。これらの1種類単独、または2種類以上を
混合してもよい。また、上記以外の減摩耗剤、潤滑剤と
混合してもよい。
【0029】フッ素系樹脂粒子の粒径や分子量は適宜選
択することができ、特に制限されるものではない。
【0030】本発明に用いられる重合体は、式(1)で
示される構成単位を有する単一のもので構成される重合
体でも、2種類以上の別種の構成単位からなる共重合体
でもよく、共重合させる場合の具体例を表1の構成単位
例2〜9で示すが、これらに限られるものではない。
【0031】
【外5】
【0032】
【外6】 共重合体の場合の好ましい例としては、構成単位例1、
2の共重合体が挙げられる。
【0033】本発明に用いられる重合体は、下記式
(2)で示されるビスフェノールを、通常溶解性を上げ
るためテレフタル酸塩化物及びイソフタル酸塩化物の混
合物とアルカリ下で溶媒/水系中で攪拌することにより
界面重合を行うことができる。
【0034】テレフタル酸塩化物、イソフタル酸塩化物
の比率はその重合体の溶解性を考慮して決定されるもの
で定説はない。ただし、いずれかの塩化物が30mol
%以下になると合成した重合体の溶解性が極端に低下す
るので注意が必要である。通常は1/1の比率で合成す
るのが好ましい。
【0035】
【外7】 (式中、Xは−CR1314−(R13及びR14は各々独立
に水素原子、トリフルオロメチル基、炭素数1〜6のア
ルキル基または炭素数6〜12のアリール基である)、
置換されてもよい炭素数5〜11の1,1−シクロアル
キレン基、炭素数2〜10のα,ω−アルキレン基、単
結合、−O−、−S−、−SO−または−SO2−であ
る。また、R1〜R8は各々独立に水素原子、ハロゲン原
子、置換されていてもよいアルキル基、アリール基また
はアルキレン基である。)式(2)におけるハロゲン原子としては、フッ素原子、
塩素原子及び臭素原子などが挙げられ、アルキル基とし
てはメチル基、エチル基及びプロピル基などが挙げら
れ、アリール基としてはフェニル基及びナフチル基など
が挙げられ、アルキレン基としてはメチレン基、ジメチ
レン基及びトリメチレン基などが挙げられる。また、こ
れらが有してもよい置換基としては、上述のようなハロ
ゲン原子、アルキル基及びアリール基などが挙げられ
る。
【0036】更に、重合時に溶解性を考慮しビスフェノ
ールZやビスフェノールA、ビスフェノールC、ビスフ
ェノールAFなどの他の一般的なビスフェノールと共重
合体を作成してもよい。ただし、この場合は式(1)で
示される構成単位が全重合体のうち20〜90mol%
存在するのが好ましく、より好ましくは50〜99mo
l%である。
【0037】更に、必要に応じて他のバインダー樹脂を
添加することもできる。他のバインダー樹脂の例として
は、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、ポリエステ
ル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリビ
ニルブチラール樹脂などの熱可塑性樹脂;ポリウレタン
樹脂、フェノール樹脂及びエポキシ樹脂などの熱硬化樹
脂;光硬化樹脂などが挙げられる。
【0038】表面層におけるフッ素系樹脂粒子の比率は
フッ素系樹脂粒子の種類及び感光層の構成によって適宜
選択される。添加量が多いと光の透過率が低下、感度が
低下したり、像露光の光が散乱して画像ににじみが出る
などの弊害が生じる。また、添加量が少ないと摩耗し易
く本発明の効果が十分に得られない。表面層の全固形分
に対して一般に0.1〜50重量%、特に好ましくは
0.5〜40重量%である。更に、必要に応じて分散助
剤などの添加剤などを添加することも可能である。
【0039】フッ素系樹脂粒子の分散助剤の中で特に良
好なものとしては、フッ素系クシ型グラフトポリマーが
挙げられる。フッ素系クシ型グラフトポリマーは、各分
子鎖の片末端に重合性の官能基を有する分子量が100
0〜10000程度の比較的低分子量のオリゴマーから
なるマクロモノマーとフッ素系重合性モノマーを共重合
して得られるものであり、フッ素系重合体が幹にマクロ
モノマーの重合体が枝状にぶら下がった構造を有してい
る。
【0040】マクロモノマーにはグラフトポリマーを添
加する樹脂が親和性のあるものが選択され、例えばアク
リル酸エステル、メタクリル酸エステルあるいはスチレ
ン化合物などの重合体や共重合体などが用いられる。
【0041】一方、フッ素系重合性モノマーとしては、
以下(3)〜(7)の様な側鎖にフッ素原子を有する重
合性モノマーの1種類あるいは2種類以上が用いられる
が、なんらこれに限定されるものではない。
【0042】
【外8】 (式中、R1′は水素原子またはメチル基を表す。R2
は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基
またはニトリル基を表し、その数種類の組み合わせでも
よい。nは1以上の整数、mは1〜5の整数、kは1〜
4の整数を表し、m+k=5である。) フッ素系クシ型グラフトポリマーの含有量は、固形分測
定に基づいて0.01〜10重量%が適当であり、特に
0.02〜2重量%が好ましい、0.01重量%未満で
は分散性改良効果が十分でなく、一方、10重量%を越
えるとグラフトポリマーが塗膜表面だけでなく、バルク
中にも存在するようになるため樹脂との相溶性の問題か
ら、繰り返しの電子写真プロセスを行ったときの残留電
荷の蓄積が生じてしまう。
【0043】本発明の表面層を形成するに当たっては一
般に前述のバインダー樹脂中に前述のフッ素系樹脂粒子
を分散させ、ここに電荷輸送材料及び溶媒を加え塗布液
を作製し、これを塗布手段により塗布し感光体を作製す
る。このときに用いる溶剤としてはバインダー樹脂、電
荷輸送材料に対する溶解性で良好でかつ、フッ素系樹脂
粒子の分散性が良好なものを選定する。特に良好な例と
しては、メチルエチルケトン、アセトン、メチルイソブ
チルケトン及びシクロヘキサノンなどのケトン類;ジエ
チルエーテル及びテトラヒドロフランなどのエーテル
類;酢酸エチル及び酢酸ブチルなどのエステル類;トル
エン及びベンゼンなどの炭化水素類;クロロベンゼン及
びジクロロメタンなどのハロゲン化炭化水素類などが挙
げられる。
【0044】本発明の電子写真感光体の表面層を形成す
るための塗布液の調製方法としてはフッ素系樹脂粒子、
電荷輸送材料及びバインダー樹脂を溶媒とともに同時に
分散してもよい。また、フッ素系樹脂粒子及びバインダ
ー樹脂をあらかじめ分散した分散液を調製し、あらかじ
めバインダー樹脂及び電荷輸送材料を溶解した液に混合
して塗布液を調製してもよい。本発明に用いる電子写真
感光体用塗布液、またはフッ素系樹脂粒子分散液の調製
に当たっては単なる攪拌混合でもよいが、必要に応じ
て、ボールミル、ロールミル、サンドミル及び高圧ホモ
ジナイザーなどの分散手段を用いてもよい。分散粒径は
用いるフッ素系樹脂粒子の固有1次粒径に近く、かつ均
一な分布を持つことが理想である。
【0045】本発明による電子写真感光体は特に優れた
耐ソルベントクラック性、プラス電荷のメモリー特性、
機械的強度そしてAC帯電における耐電気特性を合わせ
持ち、良好な電子写真特性を持っているものである。
【0046】本発明の重合体の持つアリレート構造はA
C帯電による電気的劣化に強く、従来のカーボネート結
合より耐電気性能が上がっている。この理由は確認され
ていないがカーボネート結合はカルボキシ基の両側に酸
素原子があるためダイポールモーメントが大きく電気エ
ネルギーに対して弱いためと推測される。
【0047】このアリレート構造を有することにより剛
性率がまして、機械的強度も向上する。そこにフッ素系
樹脂粒子を加えることにより更なる耐久性を持たせるこ
とができ、また膜中にフッ素系樹脂粒子を持つことによ
り内部応力をかなり緩和することが可能となる。よっ
て、表面もフッ素系樹脂粒子でソルベントクラックの要
因となる薬品の侵入を防御し、仮に内部に侵入しても応
力を緩和してクラックを生じさせないと推定される。
【0048】また、アリレート構造を有することにより
電荷輸送材料とのマッチングが良くなりメモリー特性が
改善され、それにフッ素系樹脂粒子を加えると更にプラ
スメモリー特性も良化することが判明した。これは、剛
性の増したアリレート構造の樹脂中にフッ素系樹脂粒子
を含有させることにより、膜内部でのスタッキング性が
変わり、電荷輸送材料のマッチング性に加え電荷移動速
度を向上させる効果も現れていると推定される。
【0049】以下本発明に用いる電子写真感光体の構成
について説明する。
【0050】本発明における電子写真感光体は、感光層
が電荷輸送材料と電荷発生材料を同一の層に含有する単
層型であっても、電荷輸送層と電荷発生層に分離した積
層型でもよいが電子写真特性的には積層型が好ましい。
【0051】使用する導電性支持体は導電性を有するも
のであればよく、アルミニウム及びステンレスなどの金
属、あるいは導電層を設けた金属、紙及びプラスチック
などが挙げられ、形状はシート状または円筒状などが挙
げられる。
【0052】LBPなど画像入力がレーザー光の場合は
散乱による干渉縞防止、または支持体の傷を被覆するこ
とを目的とした導電層を設けてもよい。これはカーボン
ブラック及び金属粒子などの導電性粉体をバインダー樹
脂に分散させて形成することができる。導電層の膜厚は
5〜40μm、好ましくは10〜30μmが適当であ
る。
【0053】その上に接着機能を有する中間層を設け
る。中間層の材料としてはポリアミド、ポリビニルアル
コール、ポリエチレンオキシド、エチルセルロース、カ
ゼイン、ポリウレタン及びポリエーテルウレタンなどが
挙げられる。これらは適当な溶剤に溶解して塗布され
る。中間層の膜厚は0.05〜5μm、好ましくは0.
3〜1μmが適当である。
【0054】中間層の上には電荷発生層が形成される。
本発明に用いられる電荷発生物質としてはセレン−テル
ル、ピリリウム、チアピリリウム系染料、フタロシアニ
ン、アントアントロン、ジベンズピレンキノン、トリス
アゾ、シアニン、ジスアゾ、モノアゾ、インジゴ、キナ
クリドン及び非対称キノシアニン系の各顔料が挙げられ
る。機能分離型の場合、電荷発生層は前記電荷発生物質
を0.3〜4倍量のバインダー樹脂及び溶剤とともにホ
モジナイザー、超音波分散、ボールミル、振動ボールミ
ル、サンドミル、アトライター、ロールミル及び液衝突
型高速分散機などの方法でよく分散し、分散液を塗布、
乾燥させて形成される。電荷発生層の膜厚は5μm以
下、好ましくは0.1〜2μmが適当である。
【0055】電荷輸送層は主として電荷輸送材料と本発
明からなるバインダー樹脂とを溶剤中に溶解させた塗料
を塗工乾燥して形成する。用いられる電荷輸送材料とし
てはトリアリールアミン系化合物、ヒドラゾン化合物、
スチルベン化合物、ピラゾリン系化合物、オキサゾール
系化合物、トリアリルメタン系化合物及びチアゾール系
化合物などが挙げられる。
【0056】これらは0.5〜2倍量のバインダー樹脂
と組み合わされ塗工、乾燥し電荷輸送層を形成する。電
荷輸送層の膜厚は5〜40μm、好ましくは15〜30
μmが適当である。
【0057】図1に本発明の電子写真感光体を有するプ
ロセスカートリッジを有する電子写真装置の概略構成を
示す。
【0058】図において、1はドラム状の本発明の電子
写真感光体であり、軸2を中心に矢印方向に所定の周速
度で回転駆動される。感光体1は、回転過程において、
一次帯電手段3によりその周面に正または負の所定電位
の均一帯電を受け、次いで、スリット露光やレーザービ
ーム走査露光などの像露光手段(不図示)からの画像露
光光4を受ける。こうして感光体1の周面に静電潜像が
順次形成されていく。
【0059】形成された静電潜像は、次いで現像手段5
によりトナー現像され、現像されたトナー現像像は、不
図示の給紙部から感光体1と転写手段6との間に感光体
1の回転と同期取り出されて給紙された転写材7に、転
写手段6により順次転写されていく。
【0060】像転写を受けた転写材7は、感光体面から
分離されて像定着手段8へ導入されて像定着を受けるこ
とにより複写物(コピー)として装置外へプリントアウ
トされる。
【0061】像転写後の感光体1の表面は、クリーニン
グ手段9によって転写残りトナーの除去を受けて清浄面
化され、更に前露光手段(不図示)からの前露光光10
により除電処理された後、繰り返し像形成に使用され
る。尚、一次帯電手段3が帯電ローラーなどを用いた接
触帯電手段である場合は、前露光は必ずしも必要ではな
い。
【0062】本発明においては、上述の電子写真感光体
1、一次帯電手段3、現像手段5及びクリーニング手段
9などの構成要素のうち、複数のものをプロセスカート
リッジとして一体に結合して構成し、このプロセスカー
トリッジを複写機やレーザービームプリンターなどの電
子写真装置本体に対して着脱可能に構成しても良い。例
えば、一次帯電手段3、現像手段5及びクリーニング手
段9の少なくとも1つを感光体1と共に一体に支持して
カートリッジ化して、装置本体のレール12などの案内
手段を用いて装置本体に着脱可能なプロセスカートリッ
ジ11とすることができる。
【0063】また、画像露光光4は、電子写真装置が複
写機やプリンターである場合には、原稿からの反射光や
透過光、あるいは、センサーで原稿を読取り、信号化
し、この信号に従って行われるレーザービームの走査、
LEDアレイの駆動及び液晶シャッターアレイの駆動な
どにより照射される光である。
【0064】一方、ファクシミリのプリンターとして使
用する場合には、画像露光光4は受信データをプリント
するための露光光になる。図2はこの場合の1例をブロ
ック図で示したものである。
【0065】コントローラー14は画像読取部13とプ
リンター22を制御する。コントローラー14の全体は
CPU20により制御されている。画像読取部13から
の読取データは、送信回路16を通して相手局に送信さ
れる。相手局から受けたデータは受信回路15を通して
プリンター22に送られる。画像メモリには所定の画像
データが記憶される。プリンターコントローラ21はプ
リンター22を制御している。17は電話である。
【0066】回線18から受信された画像(回線を介し
て接続されたリモート端末からの画像情報)は、受信回
路15で復調された後、CPU20によって画像情報を
復号処理され順次画像メモリ19に格納される。そし
て、少なくとも1ページの画像がメモリ19に格納され
ると、そのページの画像記録を行う、CPU20は、画
像メモリ19から1ページの画像情報を読み出し、プリ
ンターコントローラー21に復号化された1ページの画
像情報を送出する。プリンターコントローラー21は、
CPU20からの1ページの画像情報を受け取ると、そ
のページの画像情報記録を行うべくプリンター22を制
御する。CPU20は、プリンター22による記録中
に、次のページの受信を行っている。
【0067】このようにして、画像の受信と記録が行わ
れる。
【0068】本発明の電子写真感光体は電子写真複写機
に利用するのみならず、レーザービームプリンター、C
RTプリンター、LEDプリンター、液晶プリンター、
レーザー製版など電子写真応用分野にも広く用いること
ができる。
【0069】以下実施例に従って説明する。実施例中、
部は重量部を示す。
【0070】〔実施例1〕 30φ254mmのアルミニウムシリンダーを支持体と
し、それに、以下の材料より構成される塗料を支持体上
に浸漬法で塗布し140℃で30分熱硬化して15μm
の導電層を形成した。
【0071】 導電性顔料:SnO2コート処理硫酸バリウム 10部 抵抗調節用顔料:酸化チタン 2部 バインダー樹脂:フェノール樹脂 6部 レベリング材:シリコーンオイル 0.001部 溶剤:メタノール、メトキシプロパノール0.2/0.8 20部 次に、この上にN−メトキシメチル化ナイロン3部及び
共重合ナイロン3部を、メタノール65部及びn−ブタ
ノール30部の混合溶媒に溶解した溶液を浸漬法で塗布
し0.5μmの中間層を形成した。
【0072】次に、CuKαのX線回折のブラッグ角2
θ±0.2°が9.0°、14.2°、23.9°及び
27.1°に強いピークを有するオキシチタニウムフタ
ロシアニン(TiOPc)4部とポリビニルブチラール
(商品名:エスレックBM2、積水化学製)2部及びシ
クロヘキサノン60部を、φ1mmガラスビーズを用い
たサンドミル装置で4時間分散した後、エチルアセテー
ト100部を加えて電荷発生層用分散液を調製した。こ
れを浸漬法で塗布し0.3μmの電荷発生層を形成し
た。
【0073】次に、フッ素系樹脂粒子分散液の調製工程
として 4フッ化エチレン樹脂粉末 (商品名:ルブロンL−2、ダイキン工業製) 25部 表2の条件No1の重合体 25部 フッ素系ク
シ型グラフトポリマー(商品名:GF−300、東亜合
成製) 1部 モノクロロベンゼン 75部を十分に混合した後、
φ1mmガラスビーズを用いたサンドミル装置で4時間
分散してフッ素系樹脂粒子分散液を作製した。
【0074】この重合体は所定ビフェノール(0.01
mol)を、水酸化ナトリウム(0.8g)及び塩化テ
トラメチルアンモニウム(1g)を水100mlに溶か
し、1リットルのミキサー中に投入し、これに1,2−
ジクロロエタン(30ml)にテレフタル酸塩化物
(0.005mol)及びイソフタル酸塩化物(0.0
05mol)を溶かしたものを攪拌しながら投入し、1
0分間高速攪拌し2時間放置後、1,2−ジクロロエタ
ン液を回収し、これに大量のヘキサンを投入しポリマー
として回収したものである。なお、回収後水洗浄、クロ
ロホルム溶解及びメタノール滴下による精製工程を行っ
たものを用いた。
【0075】次に、下記構造式のアミン化合物9部、
【0076】
【外9】 下記構造式のアミン化合物1部
【0077】
【外10】 及び表2の条件No1の重合体10部及びフッ素系樹脂
粒子分散液12.5部を、モノクロロベンゼン30部部
及びジクロロメタン70部の混合溶媒に溶解した。固形
分量に対するフッ素系樹脂粒子の含有量は10重量%で
ある。
【0078】この塗料を浸漬法で塗布し、120℃で2
時間乾燥し、25μmの電荷輸送層を形成した。
【0079】次に、評価について説明する。
【0080】装置はヒューレットパッカード製LBP
「レーザージェット4plus」(プロセススピード7
1mm/sec)を改造して用いた。改造は一次帯電の
制御を定電流制御を定電圧制御とした。作成した電子写
真感光体をこの装置で28℃、90%RH下で通紙耐久
(HH耐久)を行った。シーケンスはプリント1枚毎に
1回停止する間欠モードとした。
【0081】トナーがなくなったならば補給し画像で問
題がでるまで耐久した。また、電子写真感光体の一部を
+500Vに帯電し、24時間放置後明部電位を測定し
てプラス帯電させる前から電位がどれだけ下がったかの
値をプラスメモリー値とした。
【0082】更に、電子写真感光体の一部に3000L
ux10分間の白色蛍光灯の光をあて10分間放置後明
部電位を測定し、光を当てる前から明部電位がどれだけ
下がったかを測定しフォトメモリー値とした。
【0083】更に、ソルベントクラック性は表面に樹脂
を付着させ48時間放置し、顕微鏡観察によりソルベン
トクラックの有無を観察した。クラックが認められなか
ったものを○、認められたものを×とした。
【0084】その結果を表3に示した。
【0085】〔実施例2〜〕 電荷輸送層のバインダー樹脂に表2の条件No2から
のものを用いた以外は、実施例1と同様に電子写真感光
体を作成し評価した。その結果を表3に示した。
【0086】
【外11】 テレフタル酸塩化物とイソフタル酸塩化物の混合比はモ
ル比で1:1とした。
【0087】〔実施例10〕 表面層中のフッ素系樹脂粒子の含有量を30重量%に変
えた以外は、実施例1と同様に電子写真感光体を作成し
た。更に、実施例1と同様に評価を行い、その結果を表
3に示した。
【0088】〔実施例11〕 表面層中のフッ素系樹脂粒子としてポリ3フッ化塩化エ
チレン樹脂(商品名:ダイフロン、ダイキン工業製)を
用いた以外は、実施例1と同様に電子写真感光体を作製
した。更に、実施例1と同様に評価を行い、その結果を
表3に示した。
【0089】〔実施例12〕 表面層中のフッ素系樹脂粒子としてポリ4フッ化エチレ
ン−6フッ化プロピレン樹脂(商品名:ネオフロン、ダ
イキン工業製)を用いた以外は、実施例1と同様に電子
写真感光体を作製した。更に、実施例1と同様に評価を
行い、その結果を表3に示した。
【0090】
【外12】 〔比較例1〕 下記構造式のアミン化合物9部、
【0091】
【外13】 下記構造式のアミン化合物1部
【0092】
【外14】 及び表2の条件No1のバインダー樹脂10部を、モノ
クロロベンゼン30部及びジクロロメタン70部の混合
溶媒に溶解した。この塗料を実施例1と同様の電荷発生
層塗布済みアルミニウムシリンダー上に浸漬法で塗布
し、120℃で2時間乾燥し、25μmの電荷輸送層を
形成した。
【0093】この電子写真感光体を実施例1と同様に評
価を行った。その結果を表5に示した。
【0094】〔比較例2、3〕 電荷輸送層のバインダー樹脂に表4の条件No1、2の
ものを用いた以外は、比較例1と同様に電子写真感光体
を作成した。この電子写真感光体を実施例1と同様に評
価を行った。その結果を表5に示した。
【0095】〔比較例4、5〕 電荷輸送層のバインダー樹脂に表4の条件No1、2の
ものを用いた以外は、実施例1と同様に電子写真感光体
を作成した。この電子写真感光体を実施例1と同様に評
価を行った。その結果を表5に示した。
【0096】
【外15】
【0097】
【外16】
【0098】
【発明の効果】本発明によれば、優れた耐ソルベントク
ラック性やプラスメモリー特性を有し、更に機械的強度
が強く、かつ直接帯電による放電に対する耐電気特性が
良好であり製造が容易な直接帯電に適した電子写真感光
体及び該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ
及び電子写真装置を提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子写真感光体を有するプロセスカー
トリッジを有する電子写真装置の概略構成の例を示す図
である。
【図2】本発明の電子写真感光体を有するファクシミリ
のブロック図の例を示す図である。
【符号の説明】
1 本発明の電子写真感光体 3 一次帯電手段 4 画像露光光 5 現像手段 6 転写手段 7 転写材 8 像定着手段 9 クリーニング手段 10 前露光光 11 プロセスカートリッジ 12 レール 13 画像読取部 14 コントローラー 15 受信回路 16 送信回路 17 電話 18 回線 19 画像メモリ 20 CPU 21 プリンターコントローラー 22 プリンター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−65449(JP,A) 特開 昭62−55663(JP,A) 特開 昭53−51245(JP,A) 特開 平8−110646(JP,A) 特開 平8−62869(JP,A) 特開 平7−295340(JP,A) 特開 平6−202354(JP,A) 特開 平3−63653(JP,A) 特開 平2−96175(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 5/00 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真感光体を直接帯電する電子写真
    装置用の電子写真感光体であって、導電性支持体上に感
    光層を有する電子写真感光体において、 該電子写真感光体の表面層が、フッ素系樹脂粒子及び下
    記式(1)で示される構成単位を有する重合体を含有す
    ることを特徴とする電子写真感光体。 【外1】 (式中、nは整数である。)
  2. 【請求項2】 前記重合体が、 【外2】 及び 【外3】 で示される構成単位を有する請求項1に記載の電子写真
    感光体。
  3. 【請求項3】 前記フッ素系樹脂粒子が、4フッ化エチ
    レン樹脂、3フッ化塩化エチレン樹脂、6フッ化エチレ
    ンプロピレン樹脂、フッ化ビニル樹脂、フッ化ビニリデ
    ン樹脂、2フッ化2塩化エチレン樹脂及びこれら共重合
    体から選ばれる少なくとも1種の樹脂である請求項1ま
    たは2に記載の電子写真感光体。
  4. 【請求項4】 前記フッ素系樹脂粒子の含有量が、表面
    層の全固形分に対して0.1〜50重量%である請求項
    1乃至3のいずれかに記載の電子写真感光体。
  5. 【請求項5】 前記表面層がフッ素系クシ型グラフトポ
    リマーを含有する請求項1乃至4のいずれかに記載の電
    子写真感光体。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載の電子
    写真感光体、及び該電子写真感光体を直接帯電する帯電
    手段、現像手段及びクリーニング手段からなる群より選
    ばれる少なくともひとつの手段を一体に支持し、電子写
    真装置本体に着脱自在であることを特徴とするプロセス
    カートリッジ。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至5のいずれかに記載の電子
    写真感光体、帯電手段、像露光手段、現像手段及び転写
    手段を有することを特徴とする電子写真装置。
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