JP3381899B2 - 発熱部品のヒートシンク - Google Patents

発熱部品のヒートシンク

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器部品において
基板上の部品をヒートシンクで放熱するためのヒートシ
ンクの取付構造に関し、比較的小面積の基板の表面積の
有効利用を図った発熱部品のヒートシンクに関する。
【0002】
【従来の技術】近年電子機器の小型化の要求に伴い、プ
リント基板も小型化が図られている。例えばキャッシュ
カードサイズの基板にCPUチップやメモリ等の電子部
品を搭載し、カードサイズでパソコンの機能を実現した
キャッシュサイズの需要が増大している。また、電子機
器の高速化も要求されており、高速化に伴うCPUの発
熱量が増大する傾向にある。そのため、CPUの冷却は
必須条件となっている。
【0003】図3はCPU2,メモリ3,インタフェー
スコネクタ4を搭載したキャッシュカードサイズのプリ
ント基板1の斜視図を示している。図4はこの様なプリ
ント基板1およびこの基板に搭載されたCPU2を冷却
するためのヒートシンクを示す側面図であり、CPU2
の位置する部分に熱伝導率の良い接着剤5を介して固定
する。
【0004】ところで、この様な発熱量の大きなCPU
を搭載した場合は、重量のあるヒートシンクや大型のヒ
ートシンクを用いる必要がある。その場合、ヒートシン
クに振動や衝撃がかかっても接着剤5が剥れないよう
に、ヒートシンクを固定するための孔を基板に形成し、
この孔に対応するヒートシンクにもねじ孔を設けてねじ
等により固定する。図5(a),(b)はコネクタ取付
部分を除く基板1の4隅に孔8をあけ(b図参照)、こ
の孔8に対応する位置のヒートシンク6aにねじ孔9を
形成し、ねじ11により固定する状態を示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、小型化
された基板にヒートシンクを実装する場合は部品実装の
制約から基板に孔をあけることは難しく、実際にはヒー
トシンクは小型・軽量のものしか実装できず、放熱に限
界があった(CPUが高速になるほど発熱量が大きくな
る)。本発明の目的は、このような欠点を解消するもの
で、基板の面積は最大限利用しつつ高速なCPUを用い
ることが可能なヒートシンクを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明では、プリント基板の平面に沿って設け
られ、その基板に取付られた発熱部品に接触して発熱部
品の放熱を行うヒートシンクであって、ヒートシンク
リント基板の両端を凹状の溝で支持する様に構成さ
れ、溝の一方を構成する凹状の溝の一方の壁面を取付け
取外し自在に固定する固定部材により構成したもので、
ヒートシンクの両端には前記プリント基板の端部に沿う
方向に長板状の凸部が設けられ、これら凸部をガイドレ
ールに挿入するように構成したものである。
【0007】
【作用】ヒートシンクはプリント基板の端部を支持する
ので、基板に孔をあける必要がない。ヒートシンクの一
方に溝を形成し、固定部材により固定しているので、取
付が簡単である。また、プリント基板の端部に沿う方向
に長板状の凸部を設けているので、筐体への取付が簡単
である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を詳しく
説明する。図1(a),(b)は本発明の発熱部品のヒ
ートシンクの実施の形態の1例を示し、(a)は斜視
図、(b)は側面図である。図において、1は厚さtを
有するプリント基板、2は高さhのCPU、4は基板1
の端部付近に取付られたインタフェースコネクタであ
る。aは縦幅,bは基板の端部からインタフェースコネ
クタ付近までの横幅である。16はヒートシンクであ
り、このヒートシンクの材質は熱伝導率の高い金属(例
えば銅合金やアルミ合金等)で形成されている。
【0009】17は溝であり、この溝の幅t’は基板1
の厚さtより僅かに大きく形成され、深さcは基板1を
ヒートシンク16に取付た状態ではずれない程度に可能
な限り浅く形成されている。18は上下2カ所に形成さ
れた段部で、その高さh’はCPUの高さh及び接着剤
5の高さを考慮してCPUの高さhと同様か僅かに低く
形成されている。
【0010】下部に位置する段部18の高さc’は溝1
7の深さcに相当する。19は2つの孔20を有する底
板、21は孔20に対応するねじ孔20’が形成された
固定板であり、この固定板21の板厚は段部18の高さ
cに対応した厚さとなる。なお、図中a’は基板1の縦
幅aに相当し,b’は基板の端部からインタフェースコ
ネクタ付近までの横幅bに相当し、a,bの寸法より僅
かに大きく形成されている。25はヒートシンクの上
部,下部に横幅方向に沿って長板状に形成された凸部で
あり、この凸部の機能については後述する。
【0011】図1(b)は上記プリント基板1をヒート
シンク16に取付た状態を示す側面図である(インタフ
ェースコネクタは省略)。図に示すようにプリント基板
1を傾斜させて、その上部を溝17に挿入し、下側の段
部18に基板の下方を押しつけた状態で固定板21を底
板19にねじ22により固定する。このときCPU2の
頭部は接着剤5に接触した状態となる。
【0012】上記の構成によれば、プリント基板1をヒ
ートシンク16に取付けるに際し、図5に示すような孔
8を形成する必要がなく、溝17の深さや段部18の高
さc,c’を必要最小限にすることにより基板の有効化
を図ることができる。またキャッシュサイズの様な小型
の基板でも熱伝導の良い銅や厚さの厚いアルミニューム
等重い材料のヒートシンクの取付けが可能となる。その
結果、冷却効果が増大し発熱量の大きなCPUを搭載す
ることが可能である。
【0013】図2はプリント板を取付けた本発明のヒー
トシンクをシャーシ30に取付ける実施態様の一例を示
すもので、このシャーシ30には内部に前面から奥に向
かって上下に一対のガイドレール31a,31b、32
a,32bが形成されている。これらガイドレールの溝
幅Dはヒートシンクの凸部25の幅dより僅かに大きく
形成され、上下の溝にそってヒートシンク16全体がが
シャーシ30内に収納可能となっている。
【0014】35はプリント基板1に固定したコネクタ
4に接続するコネクタ4aが固定されたプリント基板で
あり、コネクタ同士を結合した状態でガイドレール32
に挿入可能に設計されている。36はシャーシのカバー
である。この様な構成によればシャーシ30内のガイド
レールがヒートシンク16を支えるため、振動・衝撃等
の耐環境性を向上させることができる。
【0015】なお、ヒートシンクの形状は図示の例に限
定されるものではない。例えばプリント基板への電子部
品の取付・配置状態は任意であり、ヒートシンクの形状
も例えば溝や底板の位置を逆にしてもよく、要はプリン
ト基板に孔をあけることなく基板の端部を支持可能な形
状であればよい。
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、プ
リント基板の平面に沿って設けられ、その基板に取付ら
れた発熱部品に接触して発熱部品の放熱を行うヒートシ
ンクであって、ヒートシンクはプリント基板の両端を凹
状の溝で支持する様に構成され、溝の一方を構成する凹
状の溝の一方の壁面を取付け取外し自在に固定する固定
部材により構成したもので、ヒートシンクの両端には前
記プリント基板の端部に沿う方向に長板状の凸部が設け
られ、これら凸部をガイドレールに挿入するように長板
状の凸部を設けた、その結果、基板の面積を最大限利用
しつつ高速なCPUを用いることが可能発熱部品のヒ
ートシンクを実現することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発熱部品のヒートシンクの一実施
例を示す構成図
【図2】プリント板を取付けたヒートシンクをシャーシ
に取付ける状態を示す斜視図である。
【図3】CPU,メモリ,インタフェースコネクタを搭
載したプリント基板1の斜視図である。
【図4】プリント基板およびこの基板に搭載されたCP
Uを冷却するためのヒートシンクを示す側面図である。
【図5】基板の4隅に孔をあけ、この孔に対応する位置
のヒートシンクにねじ孔9を形成し、ねじ11により固
定する状態を側面図及び基板の斜視図である。
【符号の説明】
1 プリント基板 2 CPUチップ 3 メモリ 4 インタフェースコネクタ 5 接着剤 16 ヒートシンク 17 溝 18 段部 19 底板 20 孔 21 固定板 22 ねじ 25 凸部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント基板の平面に沿って設けられ、そ
    の基板に取付られた発熱部品に接触して該発熱部品の放
    熱を行うヒートシンクであって、該ヒートシンクは前記
    プリント基板の両端を凹状の溝で支持する様に構成さ
    れ、該溝の一方を構成する凹状の溝の一方の壁面を取付
    け取外し自在に固定する固定部材により構成したことを
    特徴とする発熱部品のヒートシンク。
  2. 【請求項2】前記ヒートシンクの両端には前記プリント
    基板の端部に沿う方向に長板状の凸部が設けられ、これ
    ら凸部をガイドレールに挿入するように構成したことを
    特徴とする請求項1記載の発熱部品のヒートシンク。
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JP6484930B2 (ja) * 2014-05-08 2019-03-20 ダイキン工業株式会社 冷凍装置
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JP6337812B2 (ja) * 2015-03-18 2018-06-06 株式会社安川電機 制御装置

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