JP3381780B2 - サーミスタの製造方法 - Google Patents

サーミスタの製造方法

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JP3381780B2
JP3381780B2 JP30214198A JP30214198A JP3381780B2 JP 3381780 B2 JP3381780 B2 JP 3381780B2 JP 30214198 A JP30214198 A JP 30214198A JP 30214198 A JP30214198 A JP 30214198A JP 3381780 B2 JP3381780 B2 JP 3381780B2
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electrodes
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英浩 井上
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば温度補償回
路や温度検出素子に用いられるサーミスタの製造方法
関し、より詳細には、サーミスタ素体表面に互いに対向
するように第1,第2の表面電極を形成してなるサーミ
スタ製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、正もしくは負の抵抗温度特性を有
する半導体セラミックスを用いたチップ型サーミスタ
が、温度検出素子や温度補償回路などにおいて幅広く用
いられている。また、プリント回路基板等に容易に表面
実装し得るチップ型サーミスタとして、種々の構造のも
のが提案されている。
【0003】従来のチップ型サーミスタの構造を、図1
6〜図19を参照して説明する。図16は、従来のチッ
プ型サーミスタの第1の例を示す断面図である。チップ
型サーミスタ71では、半導体セラミックスよりなるサ
ーミスタ素体72の端面72a,72bをそれぞれ覆う
ように、第1,第2の外部電極73a,73bが形成さ
れている。サーミスタ71の抵抗値は、サーミスタ素体
72の固有抵抗と、外部電極73a,73bとサーミス
タ素体72との接触面積で決定される。
【0004】外部電極73a,73bは、一般には、デ
ィッピング法により付与されるが、この方法では、外部
電極73a,73bのサーミスタ素体72の上面、下面
及び側面に至る部分の長さにばらつきが生じがちであっ
た。加えて、サーミスタ素体72自身の比抵抗もばらつ
きがちであったため、サーミスタ71では抵抗値のばら
つきが大きく、所望どおりの抵抗値を有するサーミスタ
を製造することが困難であった。
【0005】そこで、図17に示すように、サーミスタ
素体72の上面、下面及び両側面上にガラス被覆層74
を形成してなるサーミスタ75が提案されている。ここ
では、外部電極73a,73bが、サーミスタ素体72
の端面72a,72bのみに接触されており、サーミス
タ素体72の上面、下面及び両側面では、ガラス被覆層
74により外部電極73a,73bとサーミスタ素体7
2との接触が遮断されている。従って、サーミスタ75
の抵抗値は、サーミスタ素体72の固有抵抗と、端面7
2a,72bの面積で決定されるため、抵抗値のばらつ
きを低減することができる。
【0006】しかしながら、外部電極73a,73bを
導電ペーストの塗布及び焼付により外部電極73a,7
3bを形成した場合、ガラス被覆層74と外部電極73
a,73bとの接触部分において、ガラス被覆層を構成
する材料及び外部電極73a,73bを構成する材料が
互いに拡散しがちであった。そのため、図17に矢印A
で示す部分を拡大して示すように、上記拡散により、ガ
ラス被覆層74の一部が欠落し、外部電極73bが直接
サーミスタ素体72に接触することがあった。この拡散
状態のコントロールは難しく、やはり、抵抗値が設計値
からずれがちであるという問題があった。
【0007】加えて、サーミスタ素体72自身の抵抗値
のばらつきは依然として存在し、所望の抵抗値のサーミ
スタを高精度に得ることは困難であった。さらに、様々
な抵抗値のサーミスタ75を製造しようとすると、目的
とする抵抗値ごとに、異なる比抵抗のサーミスタ素体7
2を用意する必要があり、多様な抵抗値のサーミスタを
作製することが非常に困難であった。
【0008】他方、図18(a)及び(b)に示すよう
に、サーミスタ素体72内に第1,第2の内部電極76
a,76bを形成してなるサーミスタ77も提案されて
いる。ここでは、第1,第2の内部電極76a,76b
が、サーミスタ素体72の所定の高さ位置の平面内にお
いて、互いに対向するように配置されている。第1の内
部電極76aは外部電極73aに接続されており、第2
の内部電極76bは外部電極73bに接続されている。
【0009】サーミスタ77の製造に際しては、周知の
積層セラミック技術を用いるが、この場合、第1,第2
の内部電極76a,76bはセラミックグリーンシート
上に導電ペーストをスクリーン印刷することにより形成
される。従って、第1,第2の内部電極76a,76b
間の間隔は、スクリーン印刷に際しての両者の間隔を調
整することにより、同じサーミスタ素体72を用いた場
合であっても容易に変更することができる。よって、様
々な抵抗値のサーミスタ77を容易に得ることができ
る。
【0010】しかしながら、上記導電ペーストの印刷に
際し、実際には、図18(b)の楕円Bで示す部分を拡
大して示すように、導電ペーストの滲みにより、第1,
第2の内部電極76a,76bの端縁がひずむことがあ
った。また、セラミックグリーンシート上に導電ペース
トを印刷し、複数枚のセラミックグリーンシートを積層
した後に焼成するため、焼成に際しての収縮ばらつきに
よっても、第1,第2の内部電極76a,76bの形状
にばらつきが生じがちであった。そのため、やはり、抵
抗値が設計値よりずれがちであり、設計値どおりのチッ
プ型サーミスタを高精度に得ることが困難であった。
【0011】また、特開平6−61011号公報には、
上記のような抵抗値ばらつきを低減し得るサーミスタと
して、図19(a)及び(b)に示すチップ型サーミス
タが開示されている。このチップ型サーミスタ78で
は、サーミスタ素体72の上面に、第1,第2の表面電
極79a,79bが所定距離を隔てて対向するように形
成されている。サーミスタ素体72の上面においては、
第1,第2の表面電極79a,79b上に至るように、
外部電極73a,73bが形成されている。また、第
1,第2の表面電極79a,79bの対向領域を覆うよ
うに、かつ第1,第2の表面電極79a,79bを覆う
ように、絶縁膜80が形成されている。
【0012】チップ型サーミスタ78では、第1,第2
の表面電極79a,79bを、薄膜形成法等によりサー
ミスタ素体72の上面に形成し得るため、第1,第2の
表面電極79a,79bを正確に形成することができ、
チップ型サーミスタ78の抵抗値のばらつきを一応低減
することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のチップ型サーミスタ71,75,77では、抵抗値の
ばらつきが大きくならざるを得ず、設計値どおりの抵抗
値のサーミスタを高精度に得ることができなかった。
【0014】他方、サーミスタは、通常、温度検出素子
や温度補償回路に用いられるものであるため、その抵抗
値については、より高い精度を有することが強く求めら
れている。従って、従来、製造されたサーミスタの抵抗
値のばらつきが大きいことに鑑み、大量に製造されたサ
ーミスタから、抵抗値が設計値に近接した値のものを判
別するという煩雑な作業が強いられ、生産コストが高く
つくという問題があった。
【0015】また、図19に示すサーミスタ78では、
第1,第2の表面電極79a,79bの一部もしくは全
部が絶縁膜80により被覆されている構造を有するた
め、ディッピングで形成された外部電極73a,73b
に比べて精度良く形成し得る表面電極79a,79bに
より抵抗値の大部分が決定される。従って、抵抗値のば
らつきが一応小さくなるものの、表面電極79a,79
bは、やはり、導電ペーストのスクリーン印刷及び焼付
により形成されているため、表面電極79a,79bの
端縁に滲みが生じ、表面電極79a,79bを正確な形
状に形成することができないため、抵抗値のばらつきは
依然として大きかった。
【0016】さらに、サーミスタ素体72自体の比抵抗
のばらつきも依然として存在するため、上記表面電極7
9a,79bにおける形状のばらつきと相まって、設計
値どおりの抵抗値を有するサーミスタを高精度に得るこ
とは非常に困難であった。
【0017】加えて、表面電極79a,79bは、矩形
の形状を有するため、より低い抵抗値のチップ型サーミ
スタを得ようとした場合には、限界があった。すなわ
ち、抵抗値の低いチップ型サーミスタ78を得ようとし
た場合、第1,第2の表面電極79a,79bの対向距
離を増大させるために、サーミスタ素体72の寸法を大
きくせざるを得ず、チップ型サーミスタの小型化に対応
することができなかった。
【0018】本発明の目的は、抵抗値のばらつきが少な
く、小型化に対応可能であるチップ型サーミスタを高精
度に得ることを可能とするチップ型サーミスタの製造方
法を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】請求項に記載の発明は、チップ型サーミ
スタを量産するチップ型サーミスタの製造方法であっ
て、サーミスタウエハーを用意する工程と、前記サーミ
スタウエハーの上面に薄膜形成方法により電極膜を形成
する工程と、前記電極膜をフォトリソグラフィー法によ
りくし歯状の表面電極を形成するように加工するパター
ニング工程と、前記パターニング工程後に、サーミスタ
ウエハーの抵抗分布を測定する工程と、前記パターニン
グされた電極膜表面電極に相当する部分の少なくとも一
部を削除することにより修正し、個々のサーミスタ部分
における抵抗値を修正する工程と、サーミスタウエハー
の上面及び下面に絶縁層を形成する工程と、前記サーミ
スタウエハーを分割してスティック状ウエハー分割体を
得る工程と、スティック状ウエハー分割体に薄膜形成法
により外部電極膜を形成する工程と、前記ウエハー分割
体を個々のサーミスタに分割する工程とを備え、前記抵
抗値を修正する工程を、フォトリソグラフィーにより行
なうことを特徴とする。
【0024】
【0025】
【0026】上記絶縁層の形成は、好ましくは、請求項
に記載のように、樹脂をスピンコートすることにより
行なわれる。
【0027】請求項に記載の発明では、前記スティッ
ク状ウエハー分割体への分割及び個々のサーミスタへの
分割が、ウエハーもしくはスティック状ウエハー分割体
表面にスクライブにより傷を形成し、該傷に沿って厚み
方向に応力を加えることにより行なわれる。
【0028】また、請求項1〜3に記載の発明におい
て、外部電極膜の形成方法は特に限定されるわけではな
いが、好ましくは、請求項に記載のように、スパッ
タ、蒸着もしくは電気メッキにより行なわれ、それによ
って外部電極膜が正確に形成される。
【0029】なお、本発明に係るチップ型サーミスタ
は、正の抵抗温度特性を有するサーミスタ素体及び負の
抵抗温度特性を有するサーミスタ素体の何れを用いるも
のであってもよく、すなわち、サーミスタはNTCサー
ミスタ及びPTCサーミスタの何れであってもよい。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
非限定的な実施例を挙げることにより、本発明を明らか
にする。
【0031】(実施例1)図1(a)及び(b)は、本
発明の第1の実施例に係るチップ型サーミスタを示す側
面断面図及び平面図である。
【0032】チップ型サーミスタ1は、半導体セラミッ
クスよりなるサーミスタ素体2を用いて構成されてい
る。サーミスタ素体2の上面2a上には、図1(b)に
破線で示すように第1,第2の表面電極3,4が形成さ
れている。表面電極3,4は、くし歯形状を有し、それ
ぞれ、複数本の電極指3a,4aを有する。複数本の電
極指3a,4aは、互いに間挿されている。従って、表
面電極3,4の対向距離(表面電極3,4が対向し合っ
ている部分の長さであり、図1(b)における一点鎖線
Xに沿った長さ寸法)は、表面電極3,4の幅方向距離
(図1(b)に示された表面電極3,4の図の上下方向
距離)よりも大きくされている。表面電極3,4は、適
宜の金属、例えばNi/Cr合金、Agなどにより構成
することができ、かつこれらの二層以上の積層膜により
構成してもよい。表面電極3,4は、好ましくは、蒸
着、スパッタリング、もしくは電気メッキ等の薄膜形成
法により形成され、従って正確な形状を有するように構
成され得る。
【0033】表面電極3,4を覆うように、絶縁層5a
が形成されており、サーミスタ素体2の下面にも絶縁層
5bが形成されている。絶縁層5a,5bは、例えば、
ポリイミドなどの耐熱性樹脂を用いて構成されている。
ここで、耐熱性樹脂とは、150℃の温度に耐え得る程
度の耐熱性、詳しくは、ASTM法D648による熱変
形温度が150℃以上である樹脂をいうものとする。
【0034】また、好ましくは、絶縁層5a,5bは、
耐熱性樹脂をスピンコートすることにより形成されてお
り、それによって絶縁層5a,5bを均一な厚みに形成
することができる。
【0035】サーミスタ素体2の端面2b,2cには、
それぞれ、外部電極6,7が形成されている。外部電極
6,7は、下地層6a,7aと、外側層6b,7bとを
積層した構造を有する。下地層6a,7aは、表面電極
3,4との接合性に優れた導電性材料により構成され、
その種類については、表面電極3,4の材料によって適
宜選択される。例えば、表面電極3,4をNi/Cr合
金及びAg膜の積層構造とした場合、Ni/Cr合金膜
やAg膜等により構成される。また、外側層6b,7b
は、半田付け性に優れた材料、Sn、Pb、Sn/Pb
合金などで構成することができる。
【0036】さらに、下地層6a,7aと外側層6b,
7bとの間に、下地層を保護し、かつ外側層6b,7b
との付着強度に優れた中間層を、例えばNiなどにより
形成してもよい。
【0037】チップ型サーミスタ1では、表面電極3,
4の対向間隔(表面電極3,4の対向し合っている部分
における表面電極3,4間の距離、図1の矢印Yで示す
長さ)及び対向距離により抵抗値が決定され、従って表
面電極3,4を正確に形成することができれば、設計値
どおりの抵抗値のサーミスタ1を得ることができる。
【0038】もっとも、表面電極3,4の形成精度を必
ずしも十分に高めることは困難であるため、本発明のチ
ップ型サーミスタ1では、一方の表面電極4の電極指4
aの一部が除去されている。すなわち、図1(b)に示
す除去部分4cが形成されている。この除去部分4c
は、チップ型サーミスタ1の抵抗値が設計値の抵抗値も
しくはその許容誤差範囲の抵抗値となるように除去され
ている。
【0039】従って、チップ型サーミスタ1では、上記
除去部分4cを形成することにより、所望の抵抗値及び
その許容誤差範囲内のサーミスタを確実に得ることがで
きる。
【0040】なお、上記電極指4aの一部を切断する方
法については、特に限定されず、表面電極3,4を形成
した後、レーザートリミング、サンドブラストまたはエ
ッチング等により行なうことができる。
【0041】なお、図1(b)では、一本の電極指4a
の一部に除去部分4cを設けたが、複数本の電極指4
a,4aに除去部分を設けて抵抗値を調整してもよく、
他方の表面電極3の電極指3aに除去部分を形成して抵
抗値を修正してもよい。
【0042】加えて、上記実施例では、表面電極3,4
がスパッタリング、蒸着もしくは電気メッキのような薄
膜形成法により形成されているので、表面電極3,4の
形状は、導電ペーストの塗布・スクリーン印刷法に比べ
て正確に形成される。従って、上記電極指3a,4aの
一部を除去する前に、表面電極3,4より決定される抵
抗値が予め高い精度で得られているため、上記電極指の
一部を除去する工程を実施することにより、サーミスタ
1の抵抗値を高精度に制御することができる。
【0043】なお、上記表面電極3,4の一部を除去す
る態様については、上述したとおり、特に限定されず、
例えば、図2に模式的平面図で示すように、くし歯状の
表面電極8,9において、一方の表面電極9の電極指9
aの先端部分を削除して行なってもよく、図3に示すよ
うに、双方の表面電極8,9の電極指8a,9aの途中
に除去部分8b,9bを設けてもよい。
【0044】次に、チップ型サーミスタ1についての具
体的な実験例につき説明する。以下の要領で、上記チッ
プ型サーミスタ1を作製した。先ず、Mn化合物、Ni
化合物及びCo化合物をバインダーと共に混練し、スラ
リーを調製し、これをドクターブレード法によりシート
状に成形し、65×65mmの平面形状を有するように
カットし、矩形のグリーンシートを得た。図4(a)に
示すように、複数枚の上記グリーンシート11を積層
し、圧着した後、1300℃で1時間の条件で焼成し、
図4(b)に示す、50×50×0.5mmの寸法のサ
ーミスタウエハー12を得た。
【0045】次に、ウエハー12の上面の全面に、Ni
/Cr合金及びAg膜を、スパッタリングにて各々0.
5μmの厚みとなるように、順次形成し、電極13を形
成した(図4(c))。しかる後、電極13上に、フォ
トレジスト材をスピンコートし、厚み1μmのフォトレ
ジスト層14を形成した(図4(d))。
【0046】次に、図5(a)に示すように、フォトレ
ジスト層14上に所定形状のマスク15を当接し、露光
した。図5(b)にマスク15の平面形状を示す。次
に、露光後に、溶剤を用いて現像し、フォトレジスト層
14をパターニングした(図6(a))。しかる後、電
極13の内、フォトレジスト層14で覆われていない部
分を、Ag膜及びNi/Cr薄膜の順に酸でエッチング
し、除去し、電極13をパターニングした(図6
(b))。
【0047】次に、パターニングされた電極13上に残
存しているフォトレジスト層14を溶剤により剥離し、
図6(c)及び(d)に示すように、パターニングされ
た電極膜13Aを得た。電極膜13Aは、複数のサーミ
スタ素子の表面電極を集合した形状を有する。このと
き、個々のサーミスタ素子部分における一対の表面電極
間の対向間隔は100μmとした。サーミスタの抵抗精
度の多くは、この表面電極間間隔に依存する。このフォ
トリソグラフィー加工の精度や求める抵抗値の関係か
ら、対向間隔は数十〜数百μmが好ましい。
【0048】しかる後、ウエハー12内におけるそれぞ
れのサーミスタ素子部分の抵抗値を測定した。すなわ
ち、表面電極側の互いに対向する電極間の抵抗値が測定
できるように、抵抗測定用端子を当ててウエハー内の抵
抗値分布を測定した。測定はウエハー内の抵抗値分布が
把握できるように無作為に20ヵ所において行なった。
【0049】次に、抵抗値分布から所定の抵抗値に調整
できるようにくし歯状表面電極の電極指の先端を図2に
示したように除去した。この電極指の一部の除去は、フ
ォトリソ・エッチング法により行なった。すなわち、図
7(a)に示すように、パターニングされた電極膜13
A上に、フォトレジスト16を付与し、図7(b)に示
すように、マスク17を当接させて露光した。この場合
のマスク17としては、フォトレジスト16としてポジ
型を用いた場合には、表面電極の除去部分が開口部とさ
れているマスク17を用い、ネガ型のフォトレジスト1
6を用いる場合には、除去する部分以外が開口部とされ
ているマスクを用いる。
【0050】次に、露光後、溶剤で現像し、電極膜13
Aの内、電極を一部除去すべき部分上のフォトレジスト
を除去し、(図7(c))、しかる後、酸によりエッチ
ングし、除去すべき電極膜部分を除去した(図7
(d))。次に、残存しているレジスト16を溶剤によ
り除去した。
【0051】次に、図8(a),(b)に示すように、
上記ウエハー12の上面及び下面に4μmの厚みのポリ
イミド膜18a,18bをスピンコーティングにより形
成した。
【0052】しかる後、ウエハー12を短冊状に切断し
た。この切断は、図9(b)において細線Cに沿って切
断するように行なった。また、図9(a)に示すよう
に、ダイヤモンドからなる切断刃Xにより、ウエハー1
2の上面に細線Cに相当する部分に沿って9.8Nの圧
力で押圧して傷を付け、すなわちスクライブした。な
お、絶縁層としてのポリイミド膜18a,18bの形成
前にスクライブ工程を実施してもよい。
【0053】しかる後、該細線Cに沿って厚み方向に硬
質ゴムローラにより応力を加えることにより分割し、図
10(a),(b)に示すスティック型ウエハー分割体
12Aを得た。
【0054】さらに、上記のようにして得たスティック
型ウエハー分割体12Aの両側面にNi/Cr合金及び
Ag積層膜19aを形成した(図11参照)。さらに、
積層膜19a上に、湿式電解メッキにより、Ni膜19
b及びSn膜19cを各々2μmの厚みとなるように形
成した(図12参照)。
【0055】なお、下地電極を印刷またはデッピングで
付与する方法もあるが、この場合、下地電極が厚くな
り、しかもめっき上地電極もあり、次の工程での2回目
のブレイクができなくなる。このため、下地電極はでき
るだけ薄くしかもオーミック、剥離強度等が十分である
必要がある。これには、スパッタリングまたは蒸着が好
ましい。また、この下地電極の上にめっき上地電極を形
成するには、この下地電極はAgやAuのように導電性
が高く、空気中などで酸化しない金属が望ましい。Ni
/Cr合金膜のように、酸化し易い金属を下地電極とす
る際には、その上層にAgやAuなどを形成しておいた
方が良い。
【0056】さらに、上記スティック状ウエハー分割体
12Aを図13のD線に沿って分割し、複数のサーミス
タ素子20(図14参照)を得た。このサーミスタ素子
20の外観を図15に示す。なお、電極13A1 ,13
2 は、それぞれ、上記電極膜13Aに由来するもので
あり、第1,第2の表面電極を構成している。
【0057】上記実験例では、表面電極の電極指の一部
の除去は、フォトリソグラフィーにより行なったが、レ
ーザーを用いて行なってもよい。レーザーを用いる場
合、レーザービームにより表面電極の一部を焼き切るこ
とにより除去部分を形成してもよく、あるいはレーザー
エネルギーにより表面電極の一部を酸化したりして、表
面電極の一部とサーミスタ素体とのオーミック接触をな
くし、表面電極の一部を絶縁層化することにより行なっ
てもよい。すなわち、本発明における表面電極の一部除
去とは、表面電極の機能を失わせる限り、物理的に除去
する場合に限定されず、表面電極の一部を絶縁層化する
場合も含むものとする。また、サンドブラスト法により
表面電極の一部を削除してもよい。
【0058】なお、レーザーにより表面電極の一部を除
去する場合、ウエハー上でトリミングしてもよく、個々
のサーミスタ素子に分割した後に、個々のサーミスタ素
子段階でトリミングを行なってもよい。この場合、表面
電極上の絶縁層がトリミングにより破壊されるが、その
ままであってもよく、あるいは破壊された部分を補修す
るために、さらに絶縁性材料によるコーティングを施し
てもよい。
【0059】上記実験例で得たチップ型サーミスタ20
において、マスク17を変更して表面電極の電極指の削
除長さを種々異ならせ、抵抗値修正程度を確認した。結
果を下記の表1に示す。なお、表1における削除長さと
は、図15に示した表面電極13A2 における矢印Eで
示す電極指削除長さに相当する。
【0060】なお、この場合表面電極13A1 ,13A
2 の電極指の幅Wは0.040mm、削除前の長さLは
1.200mm、電極指の数は表面電極13A1 は3
本、13A2 は2本とした。
【0061】
【表1】
【0062】表1から明らかなように、電極指削除長さ
を0.017mmから0.085mmまで変化させるこ
とにより、抵抗値を0.5%から2.5%まで修正し得
ることがわかる。
【0063】従って、チップ型サーミスタ20を得るに
あたっては、ウエハー12上に上記電極膜4を形成し、
パターニングした後に、個々のサーミスタ素子部分の表
面電極間の抵抗値を測定し、設計値と比較し、設計値か
らのズレに従って、上記削除長さで各サーミスタ素子部
分の電極指の一部を削除すれば、所望どおりの抵抗値も
しくはその許容誤差内の抵抗値を有するサーミスタを確
実に得ることができる。
【0064】よって、表1に示したような抵抗値修正幅
と削除長さとの関係を予め測定しておくことにより、製
造に際し、このサーミスタ素子部分の実測抵抗値から修
正量を求め、上述した電極指削除方法に従って削除すれ
ば、所望の抵抗値範囲のサーミスタを容易にかつ確実に
量産することができる。なお、上記抵抗値測定装置と、
表面電極の一部を削除するためのレーザー装置とを連動
しておくことにより、修正をより効率よく行なうことが
できる。
【0065】
【発明の効果】
【0066】
【0067】
【0068】
【0069】
【0070】請求項に記載の発明によれば、サーミス
タウエハーに薄膜形成法により電極膜を形成し、フォト
リソグラフィーにより複数のサーミスタ素子の表面電極
が形成されるようにパターニング工程が行なわれる。薄
膜形成法により形成された電極膜をフォトリソグラフィ
ー法によりパターニングするため、正確に個々のサーミ
スタ素子の表面電極を形成することができる。
【0071】しかも、サーミスタウエハーの上面及び下
面に絶縁層を形成した後に、スティック状ウエハー分割
体に分割し、さらにスティックウエハー分割体に外部電
極膜を形成した後に、個々のサーミスタ素子にウエハー
を分割するものであるため、上記パターニングにおいて
個々のサーミスタ素子の表面電極を正確に形成すること
が可能であれば、抵抗値程度の高いサーミスタを得るこ
とができる。この場合、上記表面電極は、薄膜形成法に
より形成された電極膜をフォトリソグラフィーによりパ
ターニングするものであるため、上述したとおり、個々
のサーミスタ素子部分の表面電極を正確に形成し得るの
で、設計値及びその許容誤差内の抵抗値範囲のサーミス
タを確実にかつ容易に量産することができる。
【0072】また、上記ウエハー状態におけるパターニ
ング工程において、個々のサーミスタ素子部分に形成さ
れる表面電極が一対のくし歯電極となるようにパターニ
ングが行なわれているため、くし歯の間隔及び長さを容
易に設定でき、様々な抵抗値のサーミスタを容易に提供
することができる。
【0073】さらに、ウエハー状態でパターニングした
後に、ウエハーの抵抗分布を測定し、該表面電極を修正
して抵抗値を修正するため、個々のサーミスタ素子部分
の実測抵抗値に基づき、該実測抵抗値の設計抵抗値から
のズレに従って表面電極を修正することにより、確実に
所望の抵抗値範囲のサーミスタを提供することができ
る。
【0074】さらに、上記抵抗値の修正工程が、フォト
リソグラフィーにより表面電極の一部を除去することに
より行なわれ、従って、ウエハー段階で容易に各サーミ
スタ素子部分の実測抵抗値を設計抵抗値に近づけること
ができる。
【0075】請求項に記載の発明では、上記絶縁層の
形成が、樹脂をスピンコートすることにより行なわれ、
従って、ウエハー段階で薄い絶縁層を均一な膜厚で各サ
ーミスタ素子部分において容易に形成することができ
る。
【0076】請求項に記載の発明によれば、スティッ
ク状ウエハー分割体への分割及び個々のサーミスタ素子
への分割が、スクライブ法により行なわれ、この場合ウ
エハーもしくはスティック状ウエハー分割体の表面に傷
を作り、該傷に沿って応力を厚み方向に加えて分割が行
なわれるため、所望の寸法どおりに、スティック状ウエ
ハー分割体及び個々のサーミスタ素子を得ることがで
き、それによってより一層抵抗値の精度の高いサーミス
タを提供することができる。
【0077】請求項に記載の発明によれば、外部電極
の形成が、スパッタ、蒸着もしくは電気メッキにより行
なわれ、従って薄膜形成法により外部電極膜が形成され
るため、導電ペーストの塗布・焼付による外部電極に比
べて、高精度に外部電極を形成することができ、それに
よってサーミスタの抵抗値の精度を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)及び(b)は、それぞれ、本発明の一実
施例に係るチップ型サーミスタの側面断面図及び平面
図。
【図2】本発明の実施例のチップ型サーミスタにおける
表面電極修正状態の一例を示す模式的平面図。
【図3】本発明の実施例における表面電極の部分的な削
除の対応の他の例を示す模式的平面図。
【図4】(a)〜(d)は、本発明の一実施例におい
て、サーミスタウエハーを用意し、サーミスタウエハー
上に電極膜及びフォトレジスト層を形成するまでの各工
程を示す側面図。
【図5】(a)及び(b)は、それぞれ、フォトレジス
ト層上にマスクを当接した状態を示す側面図及びマスク
の平面図。
【図6】(a)〜(c)は、それぞれ、フォトリソグラ
フィーにより現像、エッチング及びレジスト除去後のウ
エハーの状態を示す各側面図であり、(d)は(c)に
示した状態の平面図。
【図7】(a)〜(e)は、くし歯電極の一部を削除す
るための各工程を説明するための側面図。
【図8】(a)及び(b)は、ウエハーの上面及び下面
に絶縁層を形成した状態を示す側面図及び平面図。
【図9】(a)及び(b)は、それぞれ、ウエハーをス
ティック状ウエハー分割体に切断する工程を説明するた
めの側面図及び平面図。
【図10】(a)及び(b)は、分割されたスティック
状ウエハー分割体を説明するための側面図及び平面図。
【図11】スティック状ウエハー分割体の側面に外部電
極下地層を形成した状態を示す側面図。
【図12】図11に示したスティック状ウエハー分割体
に、さらに外部電極の外側層としてのメッキ膜を形成し
た状態を示す側面図。
【図13】図12に示したスティック状ウエハー分割体
の平面図。
【図14】ウエハー分割体を分割することにより得られ
たチップ型サーミスタ素子を説明するための模式的側面
図。
【図15】図14に示したチップ型サーミスタの外観を
示す斜視図。
【図16】従来のチップ型サーミスタの第1の例を示す
側面断面図。
【図17】従来のチップ型サーミスタの第2の例を示す
側面断面図。
【図18】(a)及び(b)は、従来のチップ型サーミ
スタの第3の例を示す、それぞれ、側面断面図及び平面
断面図。
【図19】(a)及び(b)は、それぞれ、従来のチッ
プ型サーミスタの第4の例を説明するための平面図及び
側面断面図。
【符号の説明】
1…チップ型サーミスタ 2…サーミスタ素体 2a…上面 3,4…第1,第2の表面電極 3a,4a…電極指 4c…電極指除去部分 5a,5b…絶縁層 6,7…外部電極 8,9…第1,第2の表面電極 8a,9a…電極指 11…グリーンシート 12…サーミスタウエハー 12A…スティック状ウエハー分割体 13…電極膜 13A…パターニングされた電極膜 14…フォトレジスト層 16…フォトレジスト層 19…外部電極膜 20…チップ型サーミスタ素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−236308(JP,A) 特開 平9−260108(JP,A) 特開 昭64−54706(JP,A) 特開 平5−135915(JP,A) 特開 平9−190905(JP,A) 実開 昭55−105904(JP,U)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーミスタウエハーを用意する工程と、 前記サーミスタウエハーの上面に薄膜形成方法により電
    極膜を形成する工程と、 前記電極膜をフォトリソグラフィー法によりくし歯状の
    表面電極を形成するように加工するパターンニング工程
    と、 前記パターニング工程後に、サーミスタウエハーの抵抗
    分布を測定する工程と、 前記サーミスタウエハー上において前記パターニングさ
    れた電極膜表面電極に相当する部分の少なくとも一部を
    削除することにより修正し、個々のサーミスタ部分にお
    ける抵抗値を修正する工程と、 サーミスタウエハーの上面及び下面に絶縁層を形成する
    工程と、 前記サーミスタウエハーを分割してスティック状ウエハ
    ー分割体を得る工程と、 スティック状ウエハー分割体に薄膜形成法により外部電
    極膜を形成する工程と、 前記ウエハー分割体を個々のサーミスタに分割する工程
    とを備え 前記抵抗値を修正する工程を、フォトリソグラフィーに
    より行なう ことを特徴とする、サーミスタの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記絶縁層の形成を、樹脂をスピンコー
    トすることにより行なう、請求項に記載のサーミスタ
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記スティック状ウエハー分割体への分
    割及び個々のサーミスタへの分割を、ウエハーもしくは
    スティック状ウエハー分割体表面にスクライブにより傷
    を形成し、該傷に沿って厚み方向に応力を加えることに
    より行なう、請求項1または2に記載のサーミスタの製
    造方法。
  4. 【請求項4】 前記外部電極の形成を、スパッタ、蒸着
    または電気メッキにより行なう、請求項1〜3の何れか
    に記載のサーミスタの製造方法。
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