JP3380034B2 - 辞書編集装置 - Google Patents

辞書編集装置

Info

Publication number
JP3380034B2
JP3380034B2 JP10104594A JP10104594A JP3380034B2 JP 3380034 B2 JP3380034 B2 JP 3380034B2 JP 10104594 A JP10104594 A JP 10104594A JP 10104594 A JP10104594 A JP 10104594A JP 3380034 B2 JP3380034 B2 JP 3380034B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dictionary
data
dictionary data
unit
temporary storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10104594A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07306858A (ja
Inventor
隆一 塩見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP10104594A priority Critical patent/JP3380034B2/ja
Priority to US08/440,823 priority patent/US5682543A/en
Publication of JPH07306858A publication Critical patent/JPH07306858A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3380034B2 publication Critical patent/JP3380034B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/20Natural language analysis
    • G06F40/237Lexical tools
    • G06F40/247Thesauruses; Synonyms

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Machine Translation (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、辞書編集装置に関し、
特に関連する辞書データを辞書部に自動登録する辞書編
集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動翻訳装置に用いられている殆どの辞
書は、最初から登録されたデータに、新たなデータを追
加して登録可能な機能を有した辞書編集装置とされてい
る。このような辞書編集装置の一例が特開平1−195
576号公報に開示されている。
【0003】図25は、その辞書編集装置のブロック図
である。図25中、81は辞書部であり、1つ以上の単
語からなる見出し語と、その見出し語に関連した情報で
ある対応情報とからなる辞書データが登録されている。
そして、この対応情報としては、見出し語の訳語や用例
等が挙げられる。82は入力部であり、ユーザによって
入力された新規に辞書部81に登録させたい辞書データ
を受け取るものであり、また、辞書部81に登録されて
いる辞書データを参照する際に、ユーザによって入力さ
れる参照したい辞書データの見出し語を受け付けるもの
である。
【0004】83は入出力バッファ部であり、入力部8
2が受け取った辞書データを一時記憶するものである。
84は表示部であり、入出力バッファ部83の格納内容
を表示するものである。85はスペルチェック部であ
り、入力部82から入力された見出し語の綴り間違いが
有るかどうかチェックを行なうものである。
【0005】86は登録部であり、スペルチェック部8
5のチェックの結果、綴り間違いが無いと判断された見
出し語を有する辞書データを、前記辞書部81に、新規
の辞書データとして登録するものである。87は、検索
部であり、辞書部81内容の参照の際に、ユーザによっ
て入力部82から入力された見出し語を検索キーとし
て、辞書部81を検索するものである。
【0006】上記のような辞書編集装置の基本動作につ
いて、以下に説明を行なう。ユーザによって入力部82
から、登録しようとする見出し語と対応情報からなる辞
書データが入力されると、入出力バッファ部83は、当
該辞書データを格納し、表示部84は表示を行なう。続
いて、スペルチェック部85は、辞書部81の内容を参
照して見出し語の綴りのチェックを行う。その結果、綴
り間違いがないと判断されたものについては、登録部8
6は入力された辞書データをそのまま辞書部81に登録
する。
【0007】また、ユーザが辞書部81に記憶された辞
書データを参照しようとする場合には、参照したい辞書
データの見出し語を入力部82から入力すると、検索部
87がそれを検索キーとして辞書部81内を検索し、同
じものがある場合、当該見出し語を有する辞書データを
取り出し、表示部84が当該辞書データを表示する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、辞書記憶部
に記憶されている辞書データを参照しようとする場合
に、見出し語が複数の単語からなるとき、その見出し語
を構成する単語の一部しか分からないときや、その見出
し語を構成する単語は全て分かっているが単語の順序が
分からないときがある。
【0009】しかしながら、上記従来の辞書編集装置
は、辞書データを呼びだす際には、記憶辞書部内に登録
されている見出し語と全く同じ見出し語が入力されなけ
れば辞書データを取り出すことができない。従って、こ
のようなときに、参照したい辞書データを呼び出すこと
ができない。この問題を解消する1つの方法として、登
録しようとする見出し語そのものや、その対応情報を、
登録しようとする見出し語を構成する各単語の対応情報
として重複して登録しておく方法がある。しかしなが
ら、この方法では、複数の単語からなる見出し語を構成
する各単語について、登録処理を新たに行なわなければ
成らず、操作が大変煩雑になる。
【0010】本発明は以上の問題点に鑑み、複数の単語
からなる見出し語の登録を適切に行なうことにより、か
かる見出し語の辞書データを容易に参照可能な辞書編集
装置を提供することを目的としてなされたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、1つ以上の単語からなる見出し
語と、見出し語に関連した情報である対応情報とからな
る辞書データが登録されている辞書記憶手段と、前記辞
書記憶手段に新規に登録させようとする辞書データが入
力操作される登録辞書データ入力手段と、前記登録辞書
データ入力手段から入力された辞書データを辞書記憶手
段に新規に登録する第1登録手段と、前記登録辞書デー
タ入力手段から入力された辞書データの見出し語が複数
の単語からなる場合には、これを構成する単語に分割す
る見出し語分割手段と、前記見出し語分割手段により分
割された各単語を検索キーワードとして辞書記憶手段に
記憶された辞書データの見出し語を検索する検索手段
と、前記検索手段によって検出された辞書データを一時
記憶する一時記憶手段と、前記一時記憶手段に格納され
ている辞書データの対応情報に、登録辞書データ入力手
段から入力された辞書データを追加し、前記辞書記憶手
段に登録させる第2登録手段とを有することを特徴とす
る。
【0012】請求項2の発明では、請求項1記載の辞書
編集装置が、さらに、前記一時記憶手段が記憶する見出
し語を表示する表示手段と、前記表示手段が表示した見
出し語の中から、その対応情報に、ユーザが新規に登録
させた辞書データが記載された状態で、登録させたいも
のの選択指示を受け付ける選択指示入力手段と、選択指
示入力手段から入力された指示に基づいて、一時記憶手
段の記憶された辞書データを削除する一時記憶データ削
除手段と、を有することを特徴とする。
【0013】請求項3の発明は、請求項1記載の前記辞
書編集装置が、さらに、前記辞書記憶手段に記憶されて
いる辞書データのうち対応情報の内容を変更させたくな
い辞書データについての情報を記憶する追加記憶禁止デ
ータ記憶手段と、前記一時記憶手段の記憶内容と追加禁
止データ記憶手段の記憶内容とを比較検討し、一致する
ものがあった場合、一致する辞書データについては、一
時記憶手段から削除する追加禁止データ削除手段とを有
することを特徴とする。
【0014】請求項4の発明は、請求項1記載の前記辞
書編集装置において、前記検索手段はさらに検索の結果
一致する見出し語が辞書記憶手段にない、検索キーワー
ドを見出し語とし対応情報は空の状態で新規の辞書デー
タを作成し、前記一時記憶手段が、検索手段によって作
成された辞書データを一時記憶することを特徴とする。
【0015】請求項5の発明は、請求項1記載の前記辞
書編集装置が、さらに、辞書記憶手段から削除しようと
する辞書データの見出し語が入力操作される削除データ
入力手段と、削除データ入力手段から入力された見出し
語を検索キーワードとして用い、前記辞書記憶手段に記
憶されている辞書データの見出し語に一致するものがど
うかを検索する第1削除データ検索手段と、前記第1削
除データ検索手段の検索の結果、検索キーワードと一致
する見出し語を有する辞書データを辞書記憶手段から削
除する第1辞書データ削除手段と、前記削除データ入力
手段から入力された見出し語が複数の単語からなる場合
にはこれを2つ以上の単語に分割する削除データ単語分
割手段と、削除データ単語分割手段により分割された各
単語を検索キーワードとして用い、辞書記憶手段に記憶
された辞書データの見出し語を参照して、検索キーワー
ドと一致する見出し語があるかどうか検索し、一致する
ものがあった場合は、当該見出し語を有する辞書データ
を辞書記憶手段から取り出す第2削除データ検索手段
と、前記第2削除データ検索手段によって検出された削
除データを一時記憶する削除データ一時記憶手段と、前
記削除データ一時記憶手段に記憶された辞書データの対
応情報と、前記第1削除データ検索手段によって検出さ
れた辞書データとを比較参照し、対応情報中に第1削除
データ検索手段によって検出された辞書データを含んで
いる辞書データについては、前記辞書記憶手段の対応情
報から当該辞書データを削除する第2辞書データ削除手
段とを有することを特徴とする。
【0016】
【作用】上記このように構成することにより以下のよう
に作用する。請求項1記載の発明において、辞書記憶手
段には、1つ以上の単語からなる見出し語と、見出し語
に関連した情報である対応情報とからなる辞書データが
登録されている。
【0017】登録辞書データ入力手段には、前記辞書記
憶手段に新規に登録させようとする辞書データが入力操
作される。第1登録手段は、前記登録辞書データ入力手
段から入力された辞書データを辞書記憶手段に新規に登
録する。見出し語分割手段は、前記登録辞書データ入力
手段から入力された辞書データの見出し語が複数の単語
からなる場合には、これを構成する単語に分割する。
【0018】検索手段は、前記見出し語分割手段により
分割された各単語を検索キーワードとして辞書記憶手段
に記憶された辞書データの見出し語を検索する。一時記
憶手段は、前記検索手段によって検出された辞書データ
を一時記憶する。第2登録手段は、前記一時記憶手段に
格納されている辞書データの対応情報に、登録辞書デー
タ入力手段から入力された辞書データを追加し、前記辞
書記憶手段に登録させる。
【0019】請求項2の発明は、請求項1記載の辞書編
集装置の作用に加えて、表示手段が、前記一時記憶手段
が記憶する見出し語を表示する。選択指示入力手段が、
前記表示手段が表示した見出し語の中から、その対応情
報に、ユーザが新規に登録させた辞書データが記載され
た状態で、登録させたいものの選択指示を受け付ける。
【0020】一時記憶データ削除手段が、選択指示入力
手段から入力された指示に基づいて、一時記憶手段の記
憶された辞書データを削除する。請求項3の発明は、請
求項1記載の辞書編集装置の作用に加えて、追加記憶禁
止データ記憶手段が、前記辞書記憶手段に記憶されてい
る辞書データのうち対応情報の内容を変更させたくない
辞書データについての情報を記憶する。
【0021】追加禁止データ削除手段が、前記一時記憶
手段の記憶内容と追加禁止データ記憶手段の記憶内容と
を比較検討し、一致するものがあった場合、一致する辞
書データについては、一時記憶手段から削除する。請求
項4の発明は、請求項1の辞書編集装置において、前記
検索手段がさらに検索の結果一致する見出し語が辞書記
憶手段にない、検索キーワードを見出し語とし対応情報
は空の状態で新規の辞書データを作成する。
【0022】また、前記一時記憶手段が、検索手段によ
って作成された辞書データを一時記憶する。請求項5の
発明は、請求項1記載の辞書編集装置の作用に加えて、
削除データ入力手段には、辞書記憶手段から削除しよう
とする辞書データの見出し語が入力操作される。
【0023】第1削除データ検索手段が、削除データ入
力手段から入力された見出し語を検索キーワードとして
用い、前記辞書記憶手段に記憶されている辞書データの
見出し語に一致するものがどうかを検索する。第1辞書
データ削除手段が、前記第1削除データ検索手段の検索
の結果、検索キーワードと一致する見出し語を有する辞
書データを辞書記憶手段から削除する。
【0024】削除データ単語分割手段が、前記削除デー
タ入力手段から入力された見出し語が複数の単語からな
る場合にはこれを2つ以上の単語に分割する。第2削除
データ検索手段が、削除データ単語分割手段により分割
された各単語を検索キーワードとして用い、辞書記憶手
段に記憶された辞書データの見出し語を参照して、検索
キーワードと一致する見出し語があるかどうか検索し、
一致するものがあった場合は、当該見出し語を有する辞
書データを辞書記憶手段から取り出す。
【0025】削除データ一時記憶手段が、前記第2削除
データ検索手段によって検出された削除データを一時記
憶する。第2辞書データ削除手段が、前記削除データ一
時記憶手段に記憶された辞書データの対応情報と、前記
第1削除データ検索手段によって検出された辞書データ
とを比較参照し、対応情報中に第1削除データ検索手段
によって検出された辞書データを含んでいる辞書データ
については、前記辞書記憶手段の対応情報から当該辞書
データを削除する。
【0026】
【実施例】以下、本発明に係る辞書編集装置の実施例を
もとに説明する。 (実施例1)本発明に係る辞書編集装置の第1の実施例
について説明する。図1は、本発明の辞書編集装置の第
1の実施例のブロック図である。
【0027】図1において、1は辞書部であり、1つ以
上の単語からなる見出し語と、この見出し語の訳語、見
出し語の用例、品詞、反対語、同義語等の対応情報とが
対応付けられた上で、辞書データとして格納されている
ものである。さらにその内容は、基本辞書、専門用語辞
書、ユーザー辞書などの辞書から構成されており、ハー
ド的には、磁気ディスク等を主構成要素とする。
【0028】図2に、辞書部1に複数記憶されている辞
書データの一例として、英和辞書的なデータを示す。こ
の場合、一つの辞書データには、英語の見出し語と、そ
れに関連した情報である対応情報として、その日本語訳
や用例が記載されている。2は、入力部であり、ユーザ
によって新規登録のため入力される辞書データを受け付
けるものであり、さらに後述する第2一時記憶部6の辞
書データのなかで辞書部1に登録させたい辞書データの
選択指示を受け付けるものであり、具体的にはキーボー
ドなどである。
【0029】3は第1一時記憶部であり、入力部2から
ユーザによって入力された辞書データを一時記憶するも
のであり、具体的には高速半導体メモリーなどで構成さ
れる。4は第1辞書登録部であり、第1一時記憶部3が
一時記憶した辞書データを辞書部1に登録するものであ
る。
【0030】5は単語分割検索部であり、形態素解析等
を行なうことにより、第1一時記憶部3が一時記憶する
辞書データの見出し語が複数の単語からなるかどうか判
断し、複数あると判断された場合に、当該見出し語を2
つ以上の単語に分割し、さらに分割された各単語を検索
キーワードとして辞書部1の辞書データの見出し語を検
索し、一致するものがあった場合、当該見出し語を有す
る辞書データを辞書部1から取り出すものである。
【0031】7は辞書データ生成部であり、単語分割検
索部5の検索の結果、一致するものが辞書部1になかっ
た検索キーワードを見出し語とし、対応情報を空の状態
にした新規の辞書データを作成するものである。6は第
2一時記憶部であり、単語分割検索部5の検索の結果、
取り出された辞書データ及び辞書データ生成部7により
新規に生成された辞書データを一時記憶するものあり、
具体的にはメモリーなどで構成されるものである。
【0032】8は追加記憶禁止辞書データ記憶部であ
り、辞書部1に記憶された辞書データのうち、対応情報
の内容を変更させたくないものについてその見出し語が
記憶されているものであり、磁気ディスクや高速半導体
メモリーに記載された態様で構成される9は追加記憶禁
止辞書データ削除部であり、第2一時記憶部6が一時記
憶する辞書データと、追加記憶禁止辞書データ記憶部8
が記憶する辞書データを比較し一致するものがあった場
合、当該辞書データを第2一時記憶部6から削除するも
のである。
【0033】10は表示部であり、第1一時記憶部3や
第2一時記憶部6が一時記憶する辞書データなどを表示
するものであり、具体的にはCRTやプリンターなどで
構成されるものである。11は辞書データ選択部であ
り、入力部2から入力された辞書データの選択指示に基
づいて、第2一時記憶部6(追加記憶禁止辞書データ削
除部9による削除処理が終了した状態の第2一時記憶部
6)から、選択指示されなかった辞書データを削除する
ものであり、さらに、第2一時記憶部6(ユーザの選択
指示に基づいた辞書データの削除の終了した状態の第2
一時記憶部6)に一時記憶された辞書データの対応情報
に第1一時記憶部3が一時記憶する辞書データを追加記
憶させるものである。
【0034】12は第2辞書登録部であり、辞書部1が
記憶する辞書データに、第2一時記憶部6(辞書データ
選択部11による対応情報への追加処理が終了した状態
の第2一時記憶部6)が一時記憶する辞書データを記憶
させるものである。但しこの際に第2一時記憶部6の辞
書データの見出し語と、辞書部1の辞書データの見出し
語を比較参照し、一致するものについては、辞書部1の
辞書データを第2一時記憶部6の辞書データに更新する
ものである。
【0035】図3は、本実施例の辞書編集装置の辞書デ
ータ登録手順を示すフローチャートである。以下、本図
に沿って、その手順を順に説明する。ユーザによって見
出し語と、対応情報とからなる辞書データが入力部2か
ら入力されると(S1)、第1一時記憶部3は入力され
た辞書データを一時記憶する(S2)。
【0036】表示部10は第1削除データ一時記憶部3
が一時記憶した辞書データを表示する(S3)。第1辞
書登録部4は第1削除データ一時記憶部3が一時記憶し
た辞書データをそのまま辞書部1に登録する。(S
4)。次に、単語分割検索部5は、形態素解析等を行な
うことによって、第1一時記憶部3が一時記憶した辞書
データの見出し語が複数の単語からなるかどうか判断し
(S5)、複数の場合は、2つ以上の単語に分割する
(S6)。
【0037】次に、分割された各単語を検索キーワード
として、辞書部1の見出し語とを比較参照し、一致する
ものが有るか否か検査を行なう(S7)。検査の結果、
検索キーワードの単語と同じ見出し語が検出されたもの
については、単語分割検索部5は、当該見出し語を有す
る辞書データを取り出す(S8)。第2一時記憶部6
は、当該取り出された辞書データを一時記憶する(S
9)。
【0038】また、辞書部1の見出し語中に同じものが
なかった検索キーワードについては、辞書データ生成部
7が当該検索キーワードを見出し語とし、見出し語に対
する対応情報が空である状態で新規の辞書データを作成
し(S10)、この辞書データを第2一時記憶部6に一
時記憶する(ステップS11)。続いて、追加記憶禁止
辞書データ削除部9は、第2一時記憶部6が一時記憶し
ている辞書データと、追加記憶禁止辞書データ記憶部8
の記憶内容を比較参照し、一致するものがあった場合、
この辞書データを第2一時記憶部6から削除する(S1
2)。
【0039】次に、表示部10は、この時点で第2一時
記憶部6が一時記憶している各辞書データを全て表示す
る(S13)。表示された辞書データをユーザが参照
し、辞書部1に記憶させたい辞書データの選択指示が、
入力部2から入力されると(S14)、辞書データ選択
部11は、入力部2より入力されなかった辞書データを
第2一時記憶部6から削除する(S15)。
【0040】さらに辞書データ選択部11は、第2一時
記憶部6が一時記憶している辞書データの対応情報に、
第1一時記憶部3が一時記憶する辞書データを追加記憶
させる(S16)。つづいて、第2辞書登録部12は、
第2一時記憶部6に記憶されている辞書データを辞書部
1に新規な辞書データとして登録させる。但し、この際
に辞書部1が記憶している辞書データの見出し語と、第
2一時記憶部6が一時記憶する辞書データの見出し語を
参照し、同じ見出し語が存在する場合は、辞書部1が記
憶している当該見出し語を有する辞書データを、第2一
時記憶部6が記憶している辞書データに更新する(S1
7)。
【0041】ここで、具体例として、見出し語「Int
ernational conference on
Artificial Intelligence」
と、その対応情報の日本語訳「人工知能に関する国際会
議」とからなる辞書データを辞書部1に登録する際の辞
書編集装置の動作の説明を行なう。尚、上記辞書データ
の登録処理開始時の辞書部1の状態は、図2に示される
状態であるものとする。
【0042】まず、ユーザによって入力部2から図4に
示すような見出し語「International c
onference on Artificial I
ntelligence」と、その対応情報である「人
工知能に関する国際会議」とからなる辞書データが入力
されると(S1)、第1一時記憶部3は当該辞書データ
を一時記憶し(S2)、表示部10は表示を行なう(S
3)。
【0043】次に、第1辞書登録部4は、この辞書デー
タをそのまま、辞書部1に新規な辞書データとして登録
する(S4)。この結果、辞書部1の記憶内容は、図2
の状態から図5の状態になる。続いて、単語分割検索部
5は、第1一時記憶部3が一時記憶した辞書データの見
出し語「International confere
nce on Artificail Intelli
gence」が複数の単語からなるかどうか判断し(S
5)、この見出し語を、5つの単語「Internat
ional」「conference」「on」「Ar
tificial」「Intelligence」に分
割する(S6)。
【0044】さらに単語分割検索部5は、この5つの単
語を検索キーワードとして、辞書部1の見出し語を検索
する(S7)。ここで図5に示す辞書部1の内容を参照
して、「International」「confer
ence」「on」「Artificial」の4つの
単語が辞書部1が記憶する辞書データの見出し語と一致
する。単語分割検索部5は、「Internation
al」「conference」「on」「Artif
icial」の見出し語を有する各辞書データを取り出
し(S8)、第2一時記憶部6は単語分割検索部5が取
り出した辞書データを一時記憶する(S9)。
【0045】単語分割検索部5の検索の結果、辞書部1
が記憶する辞書データの見出し語と一致するものがなか
った検索キーワード「intelligence」につ
いては、辞書データ生成部7が、「intellige
nce」を見出し語とし、対応情報を空とした新たな辞
書データを作成する(S10)。第2一時記憶部6は、
当該作成された新たな辞書データを一時記憶する(S1
1)。この結果、第2一時記憶部6には、図6に示すよ
うに辞書部1から取り出された辞書データと、新たに作
製された辞書データと合計5つの辞書データが一時記憶
されている。
【0046】次に、追加記憶禁止辞書データ削除部9
は、第2一時記憶部6が一時記憶する辞書データと、追
加記憶禁止辞書データ記憶部8が図7に示すように記憶
している禁止語データとを比較する。この場合見出し語
「on」が一致するため、この見出し語を有する辞書デ
ータを第2一時記憶部6から削除する(S12)。この
ように追加記憶禁止辞書データ記憶部8に、記憶させて
おいた見出し語を有する辞書データは、第2一時記憶部
6から削除されるので、この辞書データに関しては、自
動的に辞書データの内容の変更が防止できる。
【0047】この結果、第2一時記憶部6は、図8にし
めすように「International」「conf
erence」「Artificial」を見出し語に
持つ3つの辞書データと辞書データ生成部7が作成した
「inteligence」を見出し語持つ辞書データ
を一時記憶していることになる。次に、表示部10は、
図9に示すように第2一時記憶部6が一時記憶する辞書
データに番号を付し、辞書データ生成部7が新規に作成
したものについては、新規に作成されたことを合わせて
表示する(S13)。(尚、ここで、表示部10は辞書
データすべてを表示しているが、見出し語のみを表示す
る構成にしてもよく、また、番号を表示しないようにし
てもよく、番号の代わりとしてアルファベットなどの他
の記号を用いる構成にしてもよい。) ユーザが表示部10によって表示された、第2一時記憶
部6の格納内容を参照し、辞書部1に記憶させたい辞書
データとして、入力部2から1番の「internat
ional」と2番の「conference」と4番
の「intellignce」を見出し語に持つ辞書デ
ータを選択するという選択指示が入力されると(S1
4)、辞書データ選択部11は、選択された辞書データ
「international」と「conferen
ce」と「intelligence」以外の辞書デー
タを第2一時記憶部6から削除し(S15)、この結果
第2一時記憶部6の記憶内容は、図10参照の状態にな
る。これにより、ユーザは所望の辞書データのみについ
て、内容の変更を行なうことができる。
【0048】さらに、辞書データ選択部11は、第2一
時記憶部6が一時記憶する3つの辞書データの対応情報
に、第1一時記憶部3が一時記憶する辞書データを用例
として追加記憶させる(S16 )。これにより、第2
一時記憶部の格納内容は、図11に示すような状態にな
る。つづいて、第2辞書登録部12は、第2一時記憶部
6に記憶されている辞書データを辞書部1に記憶させ
る。但し、この際に、図5に示す辞書部1が記憶してい
る辞書データの見出し語と、図11に示す第2一時記憶
部6が一時記憶する辞書データの見出し語とを参照し、
同じ見出し語が存在する「internationa
l」と「conference」と「intellig
ence」については、辞書部1が記憶している当該見
出し語を有する辞書データを、第2一時記憶部6が記憶
している辞書データに更新する(S17)。この結果、
最終的な辞書部1の記憶内容は、図12に示す状態にな
る。
【0049】ここで、第2辞書登録部12は、対応情報
に入力された辞書データを用例の形で追加記憶している
が、図13に示すように、「(参照)Internat
ional conference on Artif
icial Intelligence」のような参照
の形で追加記憶してもよい。また、本実施例の第2辞書
登録部12は、見出し語「conference」と
「international」と「intellig
ent」の対応情報に直接追加記憶し、辞書部1を更新
しているが、対応情報に追加される辞書データの辞書部
1での記憶位置を記憶しておくような構成にすることも
できる。辞書データを呼び出しの際に、対応情報中に記
憶位置が記憶されているものについては、記憶されてい
る記憶位置にある辞書データもあわせて表示するように
すればよい。
【0050】なお、本実施例の辞書部1は英和辞書を記
憶しているがこれに限ることなく、和英辞書や国語辞
書、仏和辞書などであってもよい。また、本実施例の追
加記憶禁止辞書データ記憶部8は、前置詞や冠詞しか記
憶していないが、それ以外の名詞や代名詞などであって
もよい。また、追加記憶禁止辞書データ記憶部8に登録
禁止データの登録と削除と検索を行う制御部を設けるこ
とにより、追加記憶禁止辞書データ記憶部8の内容を書
き換えることができるようにしてもよい。 (実施例2)次に本発明に係る辞書編集装置の第2の実
施例について説明する。
【0051】図14は、本実施例の構成図であり、先の
第1の実施例を基本とし、さらにこれに他の要素を有し
たものである。図1に示す実施例1と同じ作用、構成の
要素には、同じ番号を付し、その説明を省略する。ま
た、辞書データの登録処理を行なう要素については、実
施例1と同じであるので、本実施例では図面及びその説
明を省略する。
【0052】図14中101は、削除データ入力部であ
り、辞書部1から削除を行なおうとする辞書データの見
出し語のユーザによる入力を受け付けるものであり、さ
らに、後述する第1削除データ一時記憶部103、第2
削除データ一時記憶部106に記憶された辞書データの
うち、辞書部1、第2削除データ一時記憶部106から
削除させたい辞書データの選択指示を受け付けるもので
あり、具体的にはキーボードなどよりなる。
【0053】102は第1辞書検索部であり、削除デー
タ入力部101で入力された見出し語を検索キーワード
として、辞書部1に記憶されている辞書データの見出し
語を検査し、もし一致する見出し語があった場合、当該
見出し語を有する辞書データを取り出すものである。1
03は第1削除データ一時記憶部であり、第1辞書検索
部102の検索により取り出された辞書データを一時記
憶するものであり、具体的にはメモリーなどよりなる。
【0054】104は第1辞書削除部であり、ユーザが
第1削除データ一時記憶部103に記憶された辞書デー
タを参照したユーザによって削除データ入力部101か
ら入力された選択指示に従い、指示された辞書データを
辞書部1から削除し、さらに、第1削除データ記憶部に
記憶されている辞書データのなかから、指定された辞書
データ(辞書部1から削除された辞書データ)以外の辞
書データを削除するものである。
【0055】105は削除データ分割検索部であり、形
態素解析等を行なうことにより、第1削除データ一時記
憶部103が一時記憶する辞書データの見出し語が複数
の単語からなるかどうか判断し、複数あると判断された
場合に、当該見出し語を2つ以上の単語に分割し、さら
に分割された各単語を検索キーワードとして辞書部1の
辞書データを検査し、もし一致する見出し語が有る場合
は、当該見出し語を有する辞書データを取り出すもので
ある。
【0056】106は第2削除データ一時記憶部であ
り、削除データ分割検索部105による検索の結果、取
り出された辞書データを一時記憶するものであり、具体
的にはメモリーなどである。107は一時記憶データ削
除部であり、第2削除データ一時記憶部106が一時記
憶する辞書データと、第1削除データ一時記憶部103
が一時記憶する辞書データ(第1辞書削除部104によ
り削除が行なわれた後に記憶されている辞書データ)と
を比較参照し、第1削除データ一時記憶部103の記憶
する辞書データを含んでいない辞書データを第2削除デ
ータ一時記憶部106から削除し、また、上記削除デー
タ入力部101から入力されるユーザの選択指示に従
い、第2削除データ一時記憶部106に記憶された辞書
データを削除し、さらに、第2削除データ一時記憶部1
06が一時記憶する各辞書データの対応情報から、第1
削除データ一時記憶部103が一時記憶する辞書データ
(第1辞書削除部104により削除が行なわれた後に記
憶されている辞書データ)を削除するものである。
【0057】108表示部であり、実施例1における表
示部10の上にさらに、第1削除データ一時記憶部10
3が一時記憶する辞書データや第2削除データ一時記憶
部106が一時記憶する辞書データを表示するものであ
り、具体的にはCRTやプリンターなどである。109
は第2辞書削除部であり、上記一時記憶データ削除部1
07による対応情報の削除が行なわれた後に第2削除デ
ータ一時記憶部106に記憶されている辞書データの見
出しと、辞書部1が記憶する見出し語とを比較参照し、
一致するものについては、辞書部1が記憶する辞書デー
タを第2削除データ一時記憶部106が一時記憶する辞
書データに更新するものである。
【0058】次に、本第2実施例の動作について説明す
る。但し、辞書データの登録については、上記実施例1
と同様なので、省略し、辞書データの削除についてのみ
とする。図15は、本実施例の辞書データ削除手順を示
すフローチャートである。図15を参照しながら、以下
に削除処理を説明する。
【0059】先ず、ユーザによって削除しようとする辞
書データの見出し語が削除データ入力部101から入力
されると(S101)、第1辞書検索部102は、当該
見出し語を検索キーワードとして、辞書部1に記憶され
ている辞書データの見出し語を参照し、検索キーワード
と一致するものの有無を検査する(S102)。その結
果、一致する見出し語がある場合には、第1辞書検索部
102は当該見出し語を有する辞書データを取り出す
(S103)。第1削除データ一時記憶部103は取り
出された辞書データを一時記憶する(S104)。
【0060】表示部108は、第1削除データ一時記憶
部103が一時記憶する辞書データをCRTに表示する
(S105)。ユーザは、このS105での表示結果を
参照し、削除データ入力部101から、削除する辞書デ
ータを選択指示する(S106)。第1辞書削除部10
4は、選択指示された辞書データを辞書部1から削除
し、これと同時に、選択指示された辞書データ以外の辞
書データを第1削除データ一時記憶部103から削除す
る(S107)。
【0061】次に、削除データ分割検索部105は、形
態素解析等を行うことにより第1削除データ一時記憶部
103が一時記憶する辞書データの見出し語が複数の単
語からなるかどうか判断し(S108)、複数の単語か
らなる場合は、当該見出し語を2つ以上の単語に分割す
る(S109)。つづいて、削除データ分割検索部10
5は、分割された各単語を検索キーワードとして辞書部
1から辞書データの見出し語を検索し(S110)、一
致するものが有る場合(S111)、当該見出し語を有
する辞書データを取り出す(S112)。第2削除デー
タ一時記憶部106は取り出されたデータを一時記憶す
る(S113)。但しS111で一致するものが一つも
無い場合は、処理を終了する。
【0062】一時記憶データ削除部107は、第2削除
データ一時記憶部106が一時記憶する辞書データと、
第1削除データ一時記憶部103が一時記憶する辞書デ
ータとを比較参照し(S114)、第2削除データ一時
記憶部106の辞書データのうち対応情報に、第1削除
データ一時記憶部103の辞書データを含むものが有る
かどうか検索する(S115)。含むものがある場合
は、それ以外の辞書データを削除する(S116)。但
し、S115の検索の結果含むものが1つも無い場合に
は、その処理を終了する。
【0063】続いて、表示部108は、この時点で、第
2削除データ一時記憶部106が一時記憶する各辞書デ
ータを表示する(S117)。表示結果を参照し、ユー
ザによって削除データ入力部101より、辞書データの
選択指示が入力される(S118)。一時記憶データ削
除部107は、削除データ入力部101で選択されなか
った辞書データを、第2削除データ一時記憶部106か
ら削除し、(S119)続いて、第2削除データ一時記
憶部106が一時記憶する辞書データの対応情報から、
第1削除データ一時記憶部103が一時記憶する辞書デ
ータを削除する(S120)最後に、第2辞書削除部1
09は、辞書部1が記憶する辞書データの見出し語と、
第2削除データ一時記憶部106が一時記憶する辞書デ
ータの見出し語を参照し、一致するものについては、辞
書部1の辞書データを第2削除データ一時記憶部106
の辞書データに更新する(S121)。
【0064】ここで、具体的な例を用いて、本実施例の
辞書編集装置の処理動作の説明を行なう。尚、単語の登
録については上記実施例1と同様に行なうので、説明を
省略し、辞書データの削除についてのみその処理動作の
説明を行なう。まず、辞書部1の記憶内容が図16のよ
うな状態で、削除データ入力部101から、ユーザによ
って見出し語「International conf
erence on Artificial Inte
lligence」が入力される(S101)。
【0065】第1辞書削除部104は、入力された見出
し語を検索キーワードとして図16にしめす辞書部1の
内容を検索し(S102)、見出し語「Interna
tional conference on Arti
ficial Intelligence」と、対応情
報「人工知能に関する国際会議」とからなる辞書データ
を取り出す(S103)。第1削除データ一時記憶部1
03は、取り出された辞書データを図17に示すように
一時記憶する(S104)。
【0066】表示部108は、第1削除データ一時記憶
部103が一時記憶した辞書データを表示する(S10
5)。表示結果を参照し、ユーザによって削除データ入
力部101から、表示された辞書データで削除する辞書
データを指定される(S106)。ここでは、図18に
示すように1つ辞書データのみが表示されることにな
り、この辞書データが選択されたとする。
【0067】第1辞書削除部104は、指定された辞書
データを辞書部1から削除し、また、指定された辞書デ
ータ以外の辞書データを第1削除データ一時記憶部10
3から削除する(S107)。この結果、辞書部1は、
図16の状態から図19の状態に変化する。また、第1
削除データ一時記憶部103には、削除される辞書デー
タはないので記憶内容はそのままである。
【0068】次に、削除データ分割検索部105は、第
1削除データ一時記憶部103が一時記憶する辞書デー
タの見出し語「International conf
erence on Artificail Inte
lligence」が複数の単語からなるかどうか判断
し(S108)、5つの単語「Internation
al」「conference」「on」「Artif
icial」「Intelligence」に分割する
(S109)。
【0069】続いて、削除データ分割検索部105は、
この5つの単語を検索キーワードとして、辞書部1から
辞書データの見出し語を検索し(S110)、5つの単
語がすべてが辞書部1が記憶する辞書データの見出し語
と一致するので(S111)、削除データ分割検索部1
05は、5つの辞書データを取り出し(S112)、第
2削除データ一時記憶部106は、当該辞書データを図
20に示すように一時記憶する(S113)。
【0070】一時記憶データ削除部107は、図20に
示された第2削除データ一時記憶部106が一時記憶す
る辞書データの対応情報と、図17に示された第1削除
データ一時記憶部103が一時記憶する辞書データとを
比較参照する(S114)。この結果、「confer
ence」と「international」を見出し
語に持つ辞書データの対応情報が、第1削除データ一時
記憶部103が一時記憶する辞書データを用例として含
んでいるので(S115)、辞書データ削除部507
は、「conference」と「internati
onal」を見出し語に持つ2つの辞書データ以外の辞
書データを第2削除データ一時記憶部106から削除す
る(S116)。この結果、第2削除データ一時記憶部
10の内容は図21のようになる。
【0071】表示部108は、この時点で、第2削除デ
ータ一時記憶部106が一時記憶する辞書データを図2
2に示すように表示する(S117)。(尚、ここで、
表示部108は辞書データすべてを表示しているが、見
出し語のみを表示したり、番号の代わりとしてアルファ
ベットなどの他の記号を用いたり、番号を表示しない構
成にしてもよい。)表示結果を参照し、ユーザによっ
て、削除データ入力部101からは、1番の「inte
rnational」が選択する指示が入力されたとす
る(S118)。
【0072】一時記憶データ削除部107は、「int
ernational」を見出し語に持つ辞書データ以
外の辞書データを、第2削除データ一時記憶部106か
ら削除する(S119)。さらに、一時記憶データ削除
部107は、第2削除データ一時記憶部106が一時記
憶する辞書データの対応情報から、第1削除データ一時
記憶部103が一時記憶する辞書データを削除する(S
120)。この結果、第2削除データ一時記憶部106
の記憶内容は図23に示すようなものになる。
【0073】最後に、一時記憶データ削除部107は、
図19に示される辞書部1が記憶する辞書データのうち
第2削除データ一時記憶部106の見出し語と一致する
「international」を見出し語として有す
る辞書データを、第2削除データ一時記憶部106が一
時記憶する辞書データに更新する(S121)。この結
果、辞書部1は、図24の状態に更新される。
【0074】このように、登録されている辞書データを
辞書から削除する際に、入力した見出し語を有する辞書
データだけでなく、入力した見出し語を有する辞書デー
タを対応情報として持っている場合には、対応情報中に
ある入力した見出し語を有する辞書データも削除でき
る。ここで、一時記憶データ削除部107は、第1削除
データ一時記憶部103が一時記憶する辞書データが用
例の形で含まれている辞書データ以外の辞書データを第
2削除データ一時記憶部106から削除したが、参照の
形で含んでいる辞書データ以外の辞書データを第2削除
データ一時記憶部106から削除することも実施可能で
ある。
【0075】以上、本発明を実施例に基づき説明してき
たが、本発明は何れも上記実施例に限定されるものでは
ないのは勿論である。即ち、例えば複数の単語からなる
見出し語であることの検知は、日本語や中国語等のベタ
書きの原語では形態素解析や最長一致法等であり、欧米
語では単語と単語との間の隙間の検出等によりなされる
のが原則であるが、この他、ユーザによる指定等の他の
手段であってもよい。
【0076】また、本発明の一の構成要素を複数の物と
したり、逆に複数の構成要素を一体としたり、さらにこ
れらを適宜組み合わせてもよい。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の辞書編集
装置は、入力された辞書データをそのまま辞書部に登録
するだけでなく、入力された辞書データの見出し語が複
数の単語からなる場合、自動的に、各単語を見出し語と
し入力した辞書データをその対応情報とする辞書データ
を登録することができる。従って、複数の単語からなる
見出し語を有する辞書データの呼出しを行なう際に、見
出し語を構成する単語のうち幾つかはわかるが他のもの
は分からない場合、或いは見出し語を構成する単語は全
て分かっていても各単語の順序が分からない場合でも、
所望の辞書データを呼び出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例1の辞書編集装置のブロッ
ク図である。
【図2】辞書部に格納されている辞書データの例を示す
図である。
【図3】実施例1における辞書データ登録処理のフロー
チャートである。
【図4】実登録を行なおうとする辞書データを示す図で
ある。
【図5】辞書部の記憶内容を示す図である。
【図6】第2一時記憶部の記憶内容を示す図である。
【図7】追加記憶禁止辞書データ記憶部の記憶内容を示
す図である。
【図8】第2一時記憶部の記憶内容を示す図である。
【図9】表示部により表示された第2一時記憶部が一時
記憶する辞書データを示す図である。
【図10】第2一時記憶部の記憶内容を示す図である。
【図11】第2一時記憶部の記憶内容を示す図である。
【図12】辞書部の記憶内容を示す図である。
【図13】辞書部の記憶内容を示す図である。
【図14】本発明に係る実施例2の辞書編集装置のブロ
ック図である。
【図15】実施例2における辞書データ削除処理のフロ
ーチャートである。
【図16】辞書部の記憶内容を示す図である。
【図17】第1削除データ一時記憶部の記憶内容を示す
図である。
【図18】表示部により表示された第1削除データ一時
記憶部の記憶内容を示す図である。
【図19】辞書部1の記憶内容を示す図である。
【図20】第2削除データ一時記憶部の記憶内容を示す
図である。
【図21】第2削除データ一時記憶部の記憶内容を示す
図である。
【図22】表示部により表示された第2削除データ記憶
部の格納内容を示す図である。
【図23】第2削除データ一時記憶部の記憶内容を示す
図である。
【図24】辞書部の記憶内容を示す図である。
【図25】従来の辞書編集装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 辞書部 2 入力部 3 第1一時記憶部 4 第1辞書登録部 5 削除データ分割検索部 6 第2一時記憶部 7 辞書データ生成部 8 追加記憶禁止辞書データ記憶部 9 追加記憶禁止辞書データ削除部 11 辞書データ選択部 12 第2辞書登録部 101 削除データ入力部 102 第1辞書検索部 103 第1削除データ一時記憶部 104 第1辞書削除部 105 削除データ分割検索部 106 第2削除データ一時記憶部 107 一時記憶データ削除部 109 第2辞書削除部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つ以上の単語からなる見出し語と、見
    出し語に関連した情報である対応情報とからなる辞書デ
    ータが登録されている辞書記憶手段と、 前記辞書記憶手段に新規に登録させようとする辞書デー
    タが入力操作される登録辞書データ入力手段と、 前記登録辞書データ入力手段から入力された辞書データ
    を辞書記憶手段に新規に登録する第1登録手段と、 前記登録辞書データ入力手段から入力された辞書データ
    の見出し語が複数の単語からなる場合には、これを構成
    する単語に分割する見出し語分割手段と、 前記見出し語分割手段により分割された各単語を検索キ
    ーワードとして辞書記憶手段に記憶された辞書データの
    見出し語を検索する検索手段と、 前記検索手段によって検出された辞書データを一時記憶
    する一時記憶手段と、 前記一時記憶手段に格納されている辞書データの対応情
    報に、前記登録辞書データ入力手段から入力された辞書
    データを追加し、前記辞書記憶手段に登録させる第2登
    録手段とを有することを特徴とする辞書編集装置。
  2. 【請求項2】 前記辞書編集装置は、さらに、 前記一時記憶手段が記憶する見出し語を表示する表示手
    段と、 前記表示手段が表示した見出し語の中から、その対応情
    報に、ユーザが新規に登録させた辞書データが記載され
    た状態で、登録させたいものの選択指示を受け付ける選
    択指示入力手段と、前記 選択指示入力手段から入力された指示に基づいて、
    前記一時記憶手段の記憶された辞書データを削除する一
    時記憶データ削除手段と、 を有することを特徴とする請求項1記載の辞書編集装
    置。
  3. 【請求項3】 前記辞書編集装置は、さらに、前記 辞書記憶手段に記憶されている辞書データのうち対
    応情報の内容を変更させたくない辞書データについての
    情報を記憶する追加記憶禁止データ記憶手段と、 前記一時記憶手段の記憶内容と前記追加禁止データ記憶
    手段の記憶内容とを比較検討し、一致するものがあった
    場合、一致する辞書データについては、前記一時記憶手
    段から削除する追加禁止データ削除手段と、 を有することを特徴とする請求項1記載の辞書編集装
    置。
  4. 【請求項4】前記辞書編集装置において、 前記検索手段はさらに検索の結果一致する見出し語が
    辞書記憶手段にない、検索キーワードを見出し語とし
    対応情報は空の状態で新規の辞書データを作成し、前記
    一時記憶手段が、前記検索手段によって作成された辞書
    データを一時記憶することを特徴とする、請求項1記載
    の辞書編集装置。
  5. 【請求項5】 前記辞書編集装置は、さらに、前記 辞書記憶手段から削除しようとする辞書データの見
    出し語が入力操作される削除データ入力手段と、前記 削除データ入力手段から入力された見出し語を検索
    キーワードとして用い、前記辞書記憶手段に記憶されて
    いる辞書データの見出し語に一致するものがどうかを検
    索する第1削除データ検索手段と、 前記第1削除データ検索手段の検索の結果、検索キーワ
    ードと一致する見出し語を有する辞書データを前記辞書
    記憶手段から削除する第1辞書データ削除手段と、 前記削除データ入力手段から入力された見出し語が複数
    の単語からなる場合にはこれを2つ以上の単語に分割す
    る削除データ単語分割手段と、前記 削除データ単語分割手段により分割された各単語を
    検索キーワードとして用い、前記辞書記憶手段に記憶さ
    れた辞書データの見出し語を参照して、検索キーワード
    と一致する見出し語があるかどうか検索し、一致するも
    のがあった場合は、当該見出し語を有する辞書データを
    前記辞書記憶手段から取り出す第2削除データ検索手段
    と、 前記第2削除データ検索手段によって検出された削除デ
    ータを一時記憶する削除データ一時記憶手段と、 前記削除データ一時記憶手段に記憶された辞書データの
    対応情報と、前記第1削除データ検索手段によって検出
    された辞書データとを比較参照し、対応情報中に前記
    1削除データ検索手段によって検出された辞書データを
    含んでいる辞書データについては、前記辞書記憶手段の
    対応情報から当該辞書データを削除する第2辞書データ
    削除手段と、 を有することを特徴とする請求項1記載の辞書編集装
    置。
JP10104594A 1994-05-16 1994-05-16 辞書編集装置 Expired - Fee Related JP3380034B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10104594A JP3380034B2 (ja) 1994-05-16 1994-05-16 辞書編集装置
US08/440,823 US5682543A (en) 1994-05-16 1995-05-15 Dictionary editing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10104594A JP3380034B2 (ja) 1994-05-16 1994-05-16 辞書編集装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07306858A JPH07306858A (ja) 1995-11-21
JP3380034B2 true JP3380034B2 (ja) 2003-02-24

Family

ID=14290169

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10104594A Expired - Fee Related JP3380034B2 (ja) 1994-05-16 1994-05-16 辞書編集装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5682543A (ja)
JP (1) JP3380034B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR970701886A (ko) * 1994-11-21 1997-04-12 다떼이시 요시오 복수의 클라이언트 장치에 공유되는 데이터베이스 시스템, 데이터 갱신방법 및 문자 처리장치에의 응용(Data base system shared by a plurality of client apparatuses, data updating method and application to character processor)
JP3556425B2 (ja) * 1997-03-18 2004-08-18 株式会社東芝 共有辞書更新方法および辞書サーバ
US6732333B2 (en) 2001-01-16 2004-05-04 Scott Selby System and method for managing statistical data regarding corrections to word processing documents
US7627816B2 (en) * 2005-04-12 2009-12-01 International Business Machines Corporation Method for providing a transient dictionary that travels with an original electronic document
JP5673292B2 (ja) * 2011-03-30 2015-02-18 東京電力株式会社 情報処理装置、データベース更新方法およびデータベース更新用プログラム
US10853572B2 (en) * 2013-07-30 2020-12-01 Oracle International Corporation System and method for detecting the occureances of irrelevant and/or low-score strings in community based or user generated content
US9697194B2 (en) * 2015-06-08 2017-07-04 International Business Machines Corporation Contextual auto-correct dictionary

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63261467A (ja) * 1987-04-20 1988-10-28 Hitachi Ltd 翻訳方法および装置
JPH01195576A (ja) * 1988-01-29 1989-08-07 Ricoh Co Ltd 辞書エデイタ装置
JPH03260764A (ja) * 1990-03-09 1991-11-20 Ricoh Co Ltd 翻訳用辞書登録方式
JP3220560B2 (ja) * 1992-05-26 2001-10-22 シャープ株式会社 機械翻訳装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5682543A (en) 1997-10-28
JPH07306858A (ja) 1995-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6876998B2 (en) Method for cross-linguistic document retrieval
JP4544674B2 (ja) 選択文字列に関連する情報を提供するシステム
US5257186A (en) Digital computing apparatus for preparing document text
US6904429B2 (en) Information retrieval apparatus and information retrieval method
EP0971294A2 (en) Method and apparatus for automated search and retrieval processing
JPH0418673A (ja) テキスト情報抽出方法および装置
JPH1153384A (ja) キーワード抽出装置及びキーワード抽出方法並びにキーワード抽出プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
WO1997004405A9 (en) Method and apparatus for automated search and retrieval processing
US5396419A (en) Pre-edit support method and apparatus
JP3380034B2 (ja) 辞書編集装置
JP2005038395A (ja) データベース検索装置
US6620207B1 (en) Method and apparatus for processing chinese teletext
JPH05151253A (ja) 文書検索装置
JPH0944523A (ja) 関連語提示装置
JPH05324719A (ja) 文書検索システム
US20040054677A1 (en) Method for processing text in a computer and a computer
JPH06215035A (ja) テキスト検索装置
JPH07134720A (ja) 文章作成システムにおける関連情報提示方法及び装置
JPH10149370A (ja) 文脈情報を用いた文書検索方法および装置
JPH05250411A (ja) 検索条件式作成装置
JPH0612451A (ja) 例文検索システム
JPH08305726A (ja) 情報検索装置
JPH01307865A (ja) 文字列検索方式
JPH05181912A (ja) 文書検索装置
JPH09101951A (ja) 文書検索装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071213

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081213

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees