JP3379083B2 - 音源ゾーン検出方法、その装置、およびそのプログラム記録媒体 - Google Patents

音源ゾーン検出方法、その装置、およびそのプログラム記録媒体

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JP3379083B2
JP3379083B2 JP24515797A JP24515797A JP3379083B2 JP 3379083 B2 JP3379083 B2 JP 3379083B2 JP 24515797 A JP24515797 A JP 24515797A JP 24515797 A JP24515797 A JP 24515797A JP 3379083 B2 JP3379083 B2 JP 3379083B2
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真理子 青木
茂明 青木
弘行 松井
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の音源が配
された空間において、発音している音源、例えば発話し
ている人間が位置しているゾーン(領域)を検出する方
法、その装置とコンピュータで実行するためのプログラ
ムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の音源が配置された空間において、
発音、例えば発話している音源が所在するゾ−ンを検出
する方法として、従来から、複数のマイクロホンを配置
し、音源から各マイクロホンに到達する音響信号の到達
時間差から音源の位置を検出する方法がある。この方法
は、マイクロホンの出力音声信号の相互相関のピ−ク値
を利用することにより、各マイクロホンへの音響信号の
到達時間差を検出して音源の位置を検出するものであ
る。
【0003】ところが、この検出方法では、次のような
問題点があった。まず、相互相関関数の計算は、読み込
んだデ−タ長の2倍の長さの和積演算を要するため、長
い計算時間が必要となることである。次に、相互相関の
ピ−クを検出するためにはヒストグラムをとる方法が有
効であるが、時間軸上でヒストグラムをとると遅延を生
じる。そこで、遅延を生じさせずにヒストグラムをとる
方法として、例えば信号を帯域分割して、全帯域にわた
ってヒストグラムをとることが考えられる。しかし、相
互相関関数はある程度以上の広帯域信号を用いる必要が
あるため、実際には高々数分割のオーダでしか帯域分割
できない。したがって、ある程度の長さの信号を用い、
時間軸上でヒストグラムをとる必要があるが、この手法
では、実時間で音源位置を検出することは困難であっ
た。
【0004】また音源方向の推定に、2つのマイクロホ
ンの出力をそれぞれ複数の帯域に分割して処理する方法
が日本国特開平5−87903号公報で提案されてい
る。この方法は分割された各対応帯域の信号の相互相関
を演算する必要があり、従って、処理時間が長いという
欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする手段】この発明の目的は実時
間で検出できる音源ゾーン検出方法、装置、プログラム
記録媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、複数
のマイクロホンを互いに離して設け、これらマイクロホ
ンからの各チャネル信号を、複数の周波数帯域に分割す
ると共に、各分割されたチャネル信号の同一帯域ごと
に、複数のマイクロホンの位置に起因して変化する、マ
イクロホンに到達する音響信号のパラメータとしてレベ
ル、又は到達時間差の値をそれぞれ検出する。この場
合、分割された各帯域には、主たる成分は1つの音源か
らの信号成分のみとなる程度に小さく分割する。これら
検出されたパラメータ値を同一帯域について比較し、そ
の極限値のチャネル、つまりレベルが最も大きなチャネ
ルや到達時間が最も速いチャネルを決定し、各チャネル
ごとに極限値の帯域の数を求め、その極限値の帯域数が
最大のチャネル、又は基準値を越えたチャネルのマイク
ロホンが受けもつゾーンを、音源が位置している領域
(音源ゾーン)とする。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の実施例を図面を参照し
て説明する。図1に示すように、互いに離された複数の
マイクロホンとしてこの例ではマイクロホンM1,M
2,M3が、例えば1辺が20cmの正三角形の各頂点
の位置に配置されている。マイクロホンM1〜M3の指
向特性に基づいて空間が分割して設定され、その各分割
された空間を音源ゾーンと呼ぶ。全てのマイクロホンM
1〜M3が無指向で同じ特性を有する場合には、例えば
図2に示すように、ゾーンZ1〜Z6のように6個に分
割される。つまり、各マイクロホンM1,M2,M3
と、その中心点Cp をそれぞれ通る直線により、中心点
Cp を中心に等角間隔で6分割された6つのゾーンZ1
〜Z6が形成される。音源AはゾーンZ3に、音源Bは
ゾーンZ4に位置している。つまり、1個の音源ゾーン
には1個の音源が属するように、マイクロホンM1〜M
3の配置や特性に基づいて各音源ゾーンを決定する。
【0008】図1において、帯域分割部41は、マイク
ロホンM1で収音した第1チャネルの音響信号S1をn
個の周波数帯域信号S1(f1)〜S1(fn)に分割
し、帯域分割部42でマイクロホンM2で収音した第2
チャネルの音響信号S2をn個の周波数帯域信号S2
(f1)〜S2(fn)に分割し、帯域分割部43は、
マイクロホンM3で収音した第3チャネルの音響信号S
3をn個の周波数帯域信号S3(f1)〜S3(fn)
に分割する。これら各帯域f1〜fnは帯域分割部41
〜43で共通であり、このような帯域分割は離散的フー
リエ変換器を利用して行うことができる。つまり各チャ
ネルの音響信号を離散的フーリエ変換して周波数スペク
トルを求め、この周波数スペクトルを、分割された各帯
域に主として含まれるスペクトルが1つの音源からの信
号成分となる程度に狭い帯域、音源信号が音声の場合は
10〜20Hz程度帯域に分割する。
【0009】帯域別レベル(パワー)検出部51では帯
域分割部41で得られた各帯域の信号S1(f1)〜S
1(fn)のレベル(パワー)信号P(S1f1)〜P
(S1fn)が検出され、同様に帯域別レベル検出部5
2,53ではそれぞれ帯域分割部42,43で得られた
各帯域信号S2(f1)〜S2(fn),S3(f1)
〜S3(fn)の各レベル信号P(S2f1)〜P(S
2fn),P(S3f1)〜P(S3fn)がそれぞれ
検出される。これら帯域別レベル検出もフーリエ変換器
で実現できる。つまり各チャネル信号を離散的フーリエ
変換によりスペクトルに分解し、その各スペクトルの電
力を求めればよい。従って、各チャネル信号について、
まずパワースペクトルを求め、そのパワースペクトルを
帯域分割してもよい。各マイクロホンM1〜M3の各チ
ャネル信号を、帯域分割・帯域別レベル検出部400で
各帯域に分割すると共にそのレベル(パワー)を出力す
ることになる。
【0010】音源ゾーン判定部70では、コンピュータ
処理により、音響を発している音源が位置するゾーン
(音源ゾーン)を判定する。まず、帯域別レベル検出部
50により得られた帯域別レベルP(S1f1)〜P
(S1fn),P(S2f1)〜P(S2fn),P
(S3f1)〜P(S3fn)を、同一の帯域の信号に
ついて相互に比較する。そして各帯域f1〜fn毎に、
最も大きなレベルのチャネルを特定する。
【0011】帯域分割の数nを所定数以上にすることに
より、前述したように、1つの帯域には1個の音源の音
響信号しか含まれないと見なせるようにすることができ
るので、同一帯域fi(i=1,2,…,n)のレベル
P(S1fi),P(S2fi),P(S3fi)は、
同一音源からの音響のレベルと見なすことができる。よ
って、第1〜第3チャネルについて同一の帯域のレベル
P(S1fi),P(S2fi),P(S3fi)に差
があるときは、音源に最も近いマイクロホンのチャネル
の帯域のレベルが最も大きくなる。
【0012】前記処理の結果、各帯域f1〜fnについ
て、最もレベルの大きなチャネルがそれぞれ割り当てら
れる。n個の帯域中で第1〜第3各チャネルについて、
最もレベルが大きな帯域の合計数χ1,χ2,χ3を算
出する。この合計数の値が大きいチャネルのマイクロホ
ンほど、音源に近いとみなすことができる。合計数値が
例えば90n/100以上程度であればそのチャネルの
マイクロホンに音源が近いと判定することができる。し
かし、最もレベルが大きい帯域の合計数が53n/10
0、次に大きい合計数が49n/100の場合はそのそ
れぞれのチャネルと対応マイクロホンの何れに音源が近
いか明確ではない。従って当該合計数が最大で、かつ予
め設定した基準値Th1、例えばn/3程度を越えたと
き、当該合計数と対応するチャネルのマイクロホンにそ
の音源が最も近いと判定する。
【0013】いま、図2に示すように音源A,Bが位置
している時マイクロホンM1〜M3を図に示したように
配置し、ゾーンZ1〜Z6を決定したとする。つまりこ
の例では音源AとBが別個のゾーンZ3,Z4にそれぞ
れ位置しているとする。この時、音源Aのマイクロホン
M1〜M3に対する各距離SA1,SA2,SA3は、
SA2<SA3<SA1となる。また、音源Bの各マイ
クロホンM1〜M3に対する距離SB1,SB2,SB
3は、SB3<SB2<SB1となる。
【0014】音源Aのみが発音しているときは、その音
響信号のすべての帯域の周波数成分がマイクロホンM2
へ一番大きな音圧レベル(パワー)で到達するので、こ
のマイクロホンM2のチャネルの合計帯域数χ2が最も
多くなる。また、音源Bのみが発音しているときは、そ
の音響信号のすべての帯域の周波数成分がマイクロホン
M3へ一番大きな音圧レベルで到達するので、このマイ
クロホンM3のチャネルの合計帯域数χ3が最も多くな
る。
【0015】さらに、音源A,Bが共に発音している場
合には、音響信号が最も大きな音圧レベルで到達する帯
域数がマイクロホンM2とM3で拮抗する。したがっ
て、基準値Th2、例えば2n/3により、音響信号が
あるマイクロホンへ最も大きな音圧レベルで到達する合
計帯域数が、当該基準値Th2を越えた場合、当該マイ
クロホンが司るゾーンに音源が存在すると判定すること
により、発音している音源ゾーンを検出することができ
る。
【0016】上記の例では、音源Aのみが発音している
ときは、χ2のみが基準値Th2を越えて、発音してい
る音源が存在するのはマイクロホンM2が司るゾーンZ
2及びZ3であると検出される。また、音源Bのみが発
音しているときは、χ3のみが基準値Th2を越えて、
発音している音源が存在するのは、マイクロホンM3が
司るゾーンZ4及びZ5であると検出される。
【0017】更に音源Aのみが発音している状態ではχ
2のみがTh2を越え、かつ他チャネルのχ1とχ3を
比較すると、χ1<χ3となっているから、ゾーンZ3
に音源があると、1つが受けもつゾーンよりも、狭い確
度で検出できる。同様に、音源Bのみが発音している状
態ではχ3がTh2を越え、かつχ1とχ2を比較する
とχ1<χ2となり、ゾーンZ4に音源があると検出さ
れる。更に音源A,Bが共に発音している状態では、ゾ
ーンZ3とZ4に音源があると検出される。
【0018】なお、以上の例では、ゾーンをZ1〜Z6
の6つに分けたが、図3に示すように、中心点Cp から
各マイクロホン間の中点を通る点線により3つのゾーン
Z1〜Z3に分けても同様に音源状態を判定できる。こ
の場合は、例えば、音源Aのみが発音している場合は、
マイクロホンM2のチャネルの帯域数χ2が最も大きく
なるので、そのマイクロホンM2の司るゾーンZ2に音
源があると判定される。また、音源Bのみが発音してい
る場合はχ3が最も大きくなり、ゾーンZ3に音源があ
ると判定される。
【0019】上述では、到達音響信号のパラメータ中の
マイクロホンM1〜M3の位置に応じて、変化するもの
としてレベルを用いたが、到達時間差を用いることもで
きる。この例を図4に、図1と対応する部分に同一符号
を付けて示す。この実施例では帯域分割部41で得られ
た各帯域f1〜fnの信号S1(f1)〜S1(fn)
から到達時間差信号An(S1f1)〜An(S1f
n)が帯域別時間差検出部101で検出され、同様に帯
域分割部42,43でそれぞれ得られた各帯域の信号S
2(f1)〜S2(fn),S3(f1)〜S3(f
n)からそれぞれ到達時間差信号An(S2f1)〜A
n(S2fn),An(S3f1)〜An(S3fn)
が帯域別時間差検出部102,103で検出される。
【0020】これらの到達時間差信号を得る処理は、例
えば、フーリエ変換により各帯域の信号の位相(あるい
は群遅延)を算出し、同一の帯域fiの信号S1(f
i),S2(fi),S3(fi)(i=1,2,…,
n)の位相を相互に比較することで、同一音源信号の到
達時間差と対応した信号を得ることができる。この場合
も帯域分割部40での分割は、1つの帯域には1つの音
源信号成分しか存在しないとみなせる程度に小さく行
う。
【0021】この到達時間差の表現方法は、例えば、マ
イクロホンM1〜M3のいずれかを基準にしてその基準
マイクロホンに対する到達時間差を0に設定しておけ
ば、他のマイクロホンに対する到達時間差はその基準マ
イクロホンに対して速く到達したか遅く到達したかで判
定できるので、正又は負の極性を付した数値で表すこと
ができる。この場合、基準マイクロホンを例えばM1と
すると、到達時間差信号An(S1f1)〜An(S1
fn)は全て0となる。
【0022】音源ゾーン判定部110では、コンピュー
タ処理により発音している音源ゾーンを判定する。ま
ず、帯域別時間差検出部100により得られる到達時間
差信号An(S1f1)〜An(S1fn),An(S
2f1)〜An(S2fn),An(S3f1)〜An
(S3fn)を、同一の帯域の信号について相互に比較
する。これにより各帯域f1〜fn毎に、最も信号が速
く到達するチャネルを決定する。
【0023】そこで、各チャネルについて信号が最も速
く到達すると判定された帯域の合計数を算出して、それ
をチャネル間で比較する。この結果、この合計帯域数の
値が大きいチャネルのマイクロホンほど、音源に近いと
みなすことができる。そして、あるチャネルについて、
当該合計帯域数が予め設定した基準値Th2を越えたと
き、当該のチャネルのマイクロホンが司るゾーンに音源
があると判定する。
【0024】いま図2に示したように音源A,Bに対
し、マイクロホンM1〜M3が配置されていたとする。
またマイクロホンM1のチャネルに対する前記した合計
帯域数をχ1、マイクロホンM2,M3の各チャネルに
対する合計帯域数をそれぞれχ2,χ3とする。音源A
のみが発音しているときは、その音源信号のすべての帯
域の周波数成分がマイクロホンM2へ一番速く到達する
ので、このマイクロホンM2のチャネルの合計帯域数χ
2が最も多くなる。また、音源Bのみが発音していると
きは、その音源信号のすべての帯域の周波数成分がマイ
クロホンM3へ一番速く到達するので、このマイクロホ
ンM3のチャネルの合計帯域数χ3が最も多くなる。
【0025】さらに、音源A,Bが共に発音している場
合には、音源信号が最も速く到達する帯域数がマイクロ
ホンM2とM3で拮抗する。したがって、前記した基準
値Th2により、音源信号があるマイクロホンへ最も速
く到達する合計帯域数が、当該設定値Th2を越えた場
合、当該マイクロホンが司るゾーンに音源が存在してい
ると判定する。
【0026】上記の例では、音源Aのみが発音している
ときは、χ2のみが基準値Th2を越えて、音響を発生
している音源が存在するのはマイクロホンM2が司るゾ
ーンZ2及びZ3であると検出される。また、音源Bの
みが発音しているときは、χ3のみが基準値Th2を越
え、音を発している音源が存在するのは、マイクロホン
M3が司るゾーンZ4及びZ5であると検出される。
【0027】この場合も、音源Aのみが発音している時
は、χ2がTh2を越え、他のχ1とχ3を比較すると
χ1<χ3となり、音源はゾーンZ3にあると判定でき
る。同様に音源Bのみが発音している時は、χ3>Th
2、かつχ1<χ2となり、ゾーンZ4に音源があると
判定できる。更に音源A,Bが共に発音している状態で
はゾーンZ3とZ4に音源があると検出される。更に、
レベル検出の場合と同様に、合計帯域数が最大のチャネ
ルのマイクロホンのゾーンを音源ゾーンとし、この場
合、その帯域数がTh1以上を条件とすることもでき
る。また図3に示したようにゾーンを3つに別けて、音
源ゾーンの検出を行うこともレベルを用いた場合と同様
に音源ゾーンを検出することができる。
【0028】マイクロホンの数は3個に限らず、2個以
上あればよい、つまり、存在し得る音源の数がN個なら
マイクロホンもN個以上あればよい。音源の検出位置精
度を高くする場合は、マイクロホンの数をなるべく多く
する。上述した、音源ゾーン検出の処理手順の例を図5
に示す。簡単に説明すると、まずマイクロホンM1〜M
3からの各チャネル信号を取込み(S1)、各チャネル
信号をそれぞれ複数の帯域に分割し(S2)、これら各
分割された各帯域信号のレベル又は到達時間差を求める
(S3)、次に同一帯域について最大レベルのチャネル
又は最も速く到達したチャネルを決定し(S4)、各チ
ャネルについて最大レベルとなった帯域又は最も速く到
達した帯域の数χ1,χ2,χ3,…を計数し(S
5)、これら計数値χ1,χ2,χ3,…の最大のもの
χM を選択し(S6)、そのχM と対応するチャネルM
のマイクロホンが受けもつゾーンに音源が位置すると判
定する(S7)。
【0029】χM を選択した際にχM が基準値Th1、
例えばn/3(nは分割帯域数)より大であるか否かを
調べ(S8)、大であればステップS7に移るようにし
てもよい。またステップS5の後、χ1,χ2,…中に
基準値Th2、例えば2n/3以上のものを探し(S
9)、あればそのχM と対応するチャネルMのマイクロ
ホンの受けもちゾーンに音源があると判定する(S
7)。更に精度よくゾーンを決めるには、ステップS9
で基準値以上のものχM があれば、そのMと対応するマ
イクロホンと隣接するマイクロホンのチャネルM1,M
2のχM1,χM2を比較し、その大きい方χM'(M′は1
又は2)のM′と対応するマイクロホンとMと対応する
マイクロホンとから音源ゾーンを決定する。つまりχM1
が大であれば、Mのマイクロホンの受けもちゾーン中の
M1と対応するマイクロホン側に位置していると判定す
る(S11)。
【0030】この発明の音源ゾーン検出方法、その装置
によれば各マイクロホン出力信号を小さい帯域に分割
し、そのレベルあるいは到達時間差を帯域ごとに比較し
て、ゾーンを判定し、ヒストグラムを作る必要がなく、
実時間で音源ゾーンを検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による装置の機能構成例を示すブロッ
ク図。
【図2】マイクロホン配置と検出可能音源ゾーン分割の
例を示す図。
【図3】マイクロホン配置と検出可能音源ゾーン分割の
例を示す図。
【図4】この発明による装置の他の機能構成例を示すブ
ロック図。
【図5】この発明による方法の処理手順の例を示す流れ
図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−109996(JP,A) 特開 平5−87903(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04R 27/00 G01S 5/18 H04R 29/00 320

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに離れて設けられた複数のマイクロ
    ホンを用いて、音源が位置しているゾーンを決める音源
    ゾーン検出方法であって、 上記各マイクロホンの各出力チャネル信号を、複数の周
    波数帯域に分割すると共に各出力チャネルに信号の各同
    一帯域ごとに、上記複数のマイクロホンの位置に起因し
    て変化する、マイクロホンに到達する音響信号のレベル
    を検出する帯域分割・帯域別パラメータ値検出過程と 各同一 帯域ごとに上記チャネル間で、上記検出したレベ
    比較して最もレベルが大きいチャネルを決定する過
    程と、 各チャネルごとに最もレベルが大きい帯域の数を求める
    過程と、 その求めた最もレベルが大きい帯域の数が最大のチャネ
    ルのマイクロホンが受けもつゾーンを音源ゾーンとして
    決定する決定過程とを有することを特徴とする音源ゾー
    ン検出方法。
  2. 【請求項2】 請求項記載の方法において、 上記決定過程は、上記最もレベルが大きい帯域の数が最
    大であり、かつその帯域の数が基準値以上であるチャネ
    ルのマイクロホンが受けもつ音源ゾーンを決定すること
    を特徴とする音源ゾーン検出方法。
  3. 【請求項3】 互いに離れて設けられた複数のマイクロ
    ホンを用いて、音源が位置しているゾーンを決める音源
    ゾーン検出方法であって、 上記各マイクロホンの各出力チャネル信号を、複数の周
    波数帯域に分割すると共に各出力チャネルに信号の各同
    一帯域ごとに、上記複数のマイクロホンの位置に起因し
    て変化する、マイクロホンに到達する音響信号のレベル
    値を検出する帯域分割・帯域別パラメータ値検出過程
    と、 上記音源ゾーン判定過程は、各同一帯域ごとに上記チャ
    ネル間で、上記検出したレベル比較して最もレベルが
    大きいチャネルを決定する過程と、 各チャネルごとに最もレベルが大きい帯域の数を求める
    過程と、 その求めた最もレベルが大きい帯域の数が基準値以上の
    チャネルのマイクロホンが受けもつゾーンを音源ゾーン
    として決定する決定過程とを有することを特徴とする音
    源ゾーン検出方法。
  4. 【請求項4】 請求項記載の方法において、 上記マイクロホンの数は3つ以上であり、上記基準値以
    上のチャネル以外の各チャネルの最大レベルの帯域数を
    比較する比較過程と、 その比較結果で最大レベルの帯域数が多いチャネルのマ
    イクロホンが受けもつゾーンと上記基準値を越えたチャ
    ネルのマイクロホンが受けもつゾーンとから上記音源の
    ゾーンを、1つのマイクロホンが受けもつゾーンよりも
    狭い確度で決定する過程とを有することを特徴とする音
    源ゾーン検出方法。
  5. 【請求項5】 請求項乃至の何れかに記載の方法に
    おいて、 上記帯域分割・帯域別パラメータ値検出過程は、 上記各チャネル信号を、それぞれパワースペクトルに変
    換するスペクトル変換過程と、 上記各チャネルのパワースペクトルを、それぞれ複数の
    周波数帯域に分割して帯域ごとのレベルを得る帯域分割
    過程とよりなることを特徴とする音源ゾーン検出方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至の何れかに記載の方法に
    おいて、 上記帯域分割は、各出力チャネル信号の分割された帯域
    信号が、主として1つの音源からの音響信号の成分より
    なる程度に小さく分割することを特徴とする音源ゾーン
    検出方法。
  7. 【請求項7】 互いに離れて設けられた複数のマイクロ
    ホンを用いて、音源が位置しているゾーンを決める音源
    ゾーン検出方法であって、 上記各マイクロホンの各チャネル信号を、分割された帯
    域信号が、主として1つの音源からの音響信号の成分よ
    りなる程度に小さく複数の周波数帯域に分割する帯域分
    割過程と、 これら分離された各チャネル信号間の同一帯域における
    到達時間差を検出する帯域別時間差検出過程と、同一帯域ごとに上記チャネル間で、上記検出した到達
    時間差比較して最も速く到達したチャネルを決定する
    過程と、 各チャネルごとに最も速く到達した帯域の数を求める過
    程と、 その求めた最も速く到達した帯域の数が最大のチャネル
    のマイクロホンが受けもつゾーンを音源ゾーンと決定す
    る決定過程とを有することを特徴とする音源ゾーン検出
    方法。
  8. 【請求項8】 請求項記載の方法において、 上記決定過程は、上記最も速く到達した帯域の数が最大
    であり、かつその帯域の数が基準値以上であるチャネル
    のマイクロホンが受けもつ音源ゾーンを決定することを
    特徴とする音源ゾーン検出方法。
  9. 【請求項9】 互いに離れて設けられた複数のマイクロ
    ホンを用いて、音源が位置しているゾーンを決める音源
    ゾーン検出方法であって、 上記各マイクロホンの各チャネル信号を、分割された帯
    域信号が、主として1つの音源からの音響信号の成分よ
    りなる程度に小さく複数の周波数帯域に分割する帯域分
    割過程と、 これら分離された各チャネル信号間の同一帯域における
    到達時間差を検出する帯域別時間差検出過程と、 各同一帯域ごとに上記チャネル間で、上記検出した到達
    時間差を比較して最も速く到達したチャネルを決定する
    過程と、 各チャネルごとに最も速く到達した帯域の数を求める過
    程と、 その求めた最も速く到達した帯域の数が基準値以上のチ
    ャネルのマイクロホンが受けもつゾーンを音源ゾーンと
    して決定する決定過程とを有することを特徴とする音源
    ゾーン検出方法。
  10. 【請求項10】 請求項記載の方法において、 上記マイクロホンの数は3つ以上であり、上記基準以上
    のチャネル以外の各チャネルの最も速く到達した帯域の
    数を比較する比較過程と、 その比較結果で最も速く到達する帯域数が多いチャネル
    のマイクロホンが受けもつゾーンと、上記基準値を越え
    たチャネルのマイクロホンが受けもつゾーンとにより上
    記音源のゾーンを、1つのマイクロホンが受けもつゾー
    ンより狭い確度で決定する過程とを有することを特徴と
    する音源ゾーン検出方法。
  11. 【請求項11】 互いに離れて設けられた複数のマイク
    ロホンを用いて、音源が位置しているゾーンを決める音
    源ゾーン検出装置であって、 上記各マイクロホンの各出力チャネル信号を、主として
    1つの音源の音響信号の成分のみが含まれる程度に、複
    数の周波数帯域に分割すると共に、これら分割された各
    出力チャネル信号の各同一帯域ごとに、上記複数のマイ
    クロホンの位置に起因して変化する、マイクロホンに到
    達する音響信号のレベルを検出する帯域分割・帯域別パ
    ラメータ値検出手段と、 同一帯域ごとに上記チャネル間で、上記検出したレベ
    比較して最もレベルが大きいチャネルを決定する手
    段と、 各チャネルごとに最もレベルが大きい帯域の数を求める
    手段と、 その求めた最もレベルが大きい帯域の数が最大のチャネ
    ルのマイクロホンが受けもつゾーンを音源ゾーンとして
    決定する決定手段とを有することを特徴とする音源ゾー
    ン検出装置。
  12. 【請求項12】 互いに離れて設けられた複数のマイク
    ロホンを用いて、音源が位置しているゾーンを決める音
    源ゾーン検出装置であって、 上記各マイクロホンの各出力チャネル信号を、主として
    1つの音源の音響信号の成分のみが含まれる程度に、複
    数の周波数帯域に分割すると共に、これら分割された各
    出力チャネル信号の各同一帯域ごとに、上記複数のマイ
    クロホンの位置に起因して変化する、マイクロホンに到
    達する音響信号のレベル値を検出する帯域分割・帯域別
    パラメータ値検出手段と、 同一帯域ごとに上記チャネル間で、上記検出したレベ
    比較して最もレベルが大きいチャネルを決定する手
    段と、 各チャネルごとに最もレベルが大きい帯域の数を求める
    手段と、 その求めた最もレベルが大きい帯域の数が基準値以上の
    チャネルのマイクロホンが受けもつゾーンを音源ゾーン
    として決定する決定手段とよりなることを特徴とする音
    源ゾーン検出装置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の装置において、 上記マイクロホンの数は3つ以上であり、上記基準値以
    上のチャネル以外の各チャネルの最大レベルの帯域数を
    比較する比較手段と、 その比較結果で最大レベルの帯域数が多いチャネルのマ
    イクロホンが受けもつゾーンと、上記基準値を越えたチ
    ャネルのマイクロホンが受けもつゾーンとから上記音源
    のゾーンを、1つのマイクロホンが受けもつより狭い確
    度で決定する手段とを有することを特徴とする音源ゾー
    ン検出装置。
  14. 【請求項14】 互いに離れて設けられた複数のマイク
    ロホンを用いて、音源が位置しているゾーンを決める音
    源ゾーン検出装置であって、 上記各マイクロホンの各出力チャネル信号を、分割され
    た帯域信号が、主として1つの音源からの音響信号の成
    分よりなる程度に小さく、複数の周波数帯域に分割する
    帯域分割手段と、 その分割された上記各チャネル間で帯域ごとにチャネル
    信号の到達時間差を検出する帯域別時間差検出手段とよ
    りなり、各同一帯域ごとに 上記チャネル間で、上記検出した到達
    時間差比較して最も速く到達したチャネルを決定する
    手段と、 各チャネルごとに最も速く到達した帯域の数を求める手
    段と、 その求めた最も速く到達した帯域の数が最大のチャネル
    のマイクロホンが受けもつゾーンを音源ゾーンと決定す
    る決定手段とを有することを特徴とする音源ゾーン検出
    装置。
  15. 【請求項15】 互いに離れて設けられた複数のマイク
    ロホンを用いて、音源が位置しているゾーンを決める音
    源ゾーン検出装置であって、 上記各マイクロホンの各出力チャネル信号を、分割され
    た帯域信号が、主として1つの音源からの音響信号の成
    分よりなる程度に小さく、複数の周波数帯域に分割する
    帯域分割手段と、 その分割された上記各チャネル間で帯域ごとにチャネル
    信号の到達時間差を検出する帯域別時間差検出手段とよ
    りなり、 各同一帯域ごとに上記チャネル間で、上記検出した到達
    時間差を比較して最も速く到達したチャネルを決定する
    手段と、 各チャネルごとに最も速く到達した帯域の数を求める手
    段と 、 その求めた最も速く到達した帯域の数が基準値以上のチ
    ャネルのマイクロホンが受けもつゾーンを音源ゾーンと
    して決定する決定手段とを有することを特徴とする音源
    ゾーン検出装置。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の装置において、 上記マイクロホンの数は3つ以上であり、上記基準以上
    のチャネル以外の各チャネルの最も速く到達した帯域の
    数を比較する比較手段と、 その比較結果で最も速く到達する帯域数が多いチャネル
    のマイクロホンが受けもつゾーンと、上記基準値を越え
    たチャネルのマイクロホンが受けもつゾーンとにより上
    記音源のゾーンを、1つのマイクロホンが受けもつより
    狭い確度で決定する手段とを有することを特徴とする音
    源ゾーン検出装置。
  17. 【請求項17】 請求項1乃至10の何れかに記載した
    音源ゾーン検出方法の各過程をコンピュータに実行させ
    るためのプログラムを記録した、コンピュータで読出し
    可能な記録媒体
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