JP3377453B2 - 重荷重用タイヤ - Google Patents

重荷重用タイヤ

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JP3377453B2 JP26360198A JP26360198A JP3377453B2 JP 3377453 B2 JP3377453 B2 JP 3377453B2 JP 26360198 A JP26360198 A JP 26360198A JP 26360198 A JP26360198 A JP 26360198A JP 3377453 B2 JP3377453 B2 JP 3377453B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビード部の耐久性
を向上しうる重荷重用タイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】図4に示す如く、チューブレス式の重荷
重用タイヤは、通常、JATMA、JISなどで規定さ
れる15゜深底リムJに装着される。このような15゜
深底リムは、タイヤt(ビード部のみを示す)をリム組
した後、内圧を充填することにより、ビードベースaを
リムベースbに沿ってリム径の大きい方に向けて移動さ
せることができる。このため、タイヤtとリムJとの強
固な嵌合が可能となり、高内圧、高荷重が作用するこの
種のタイヤでも内圧の気密性が保持される。
【0003】また重荷重用タイヤのビード部には、実質
的に伸長しないビードコアcが埋設されるとともに、タ
イヤの骨格をなすスチールコードのカーカスdが該ビー
ドコアcの周りで折り返されて係止されている。なお図
示のものは、ビード部補強用のコードチエーファeを具
えている。前記ビードコアcは、断面輪郭が横長の六角
形状をなすとともに、そのタイヤ半径方向内側の長辺c
1をリムシートbの表面とほぼ平行、すなわちタイヤ軸
方向線に対して約15゜の角度で傾けて配置し、ビード
コアcとリムシートbとの間で広範囲に亘る大きな圧縮
力(ビードコンプレッション)を確保しようとするもの
が一般的である。前記ビードコンプレッションが低い
と、ビード部はリムフランジJf側へ容易に押しやら
れ、この間で強い圧縮力を受けてプライセパレーション
を生じやすくなるからである。
【0004】また従来の重荷重用タイヤでは、前記ビー
ドコンプレッションを高めると同時に、ビード部のゴム
厚さを増大するなどのビード部剛性アップによりビード
部の耐久性の向上を図っていた。
【0005】ところが、近年では重荷重用タイヤのビー
ド部の耐久性を向上するものとして、カーカスプライの
プロファイルなどを見直した特開平9−66711号公
報が提案されている。この提案では、図5に示す如く、
ビード部の内腔面を鎖線で示す従来形状から削り取った
ようなスリムなビード部を有している。またカーカスの
プロファイル形状などもこれに合わせて変更している。
例えば、ビードコアc、c間を跨ってのびるカーカスプ
ライの本体部d2は、そのタイヤ半径方向内端側を略直
線状とし、またカーカスプライの折返し部d1が、ビー
ドコアcの周りを折り返された直後からカーカスプライ
の本体部d2に近接してこの本体部d2と実質的に平行
にのびる平行部gを形成している。
【0006】このようなカーカスプロファイルは、損傷
が発生しがちであった折返し部d1が変形のニュートラ
ルライン(中立軸)側に近づくため該折返し部d1への
圧縮力を大幅に減じ、かつビード部の特定位置に歪が集
中するのを防止できる。また、その結果、ビード部のゴ
ム厚さの低減(ビード部のスリム化)が可能となり、ビ
ード部の発熱性を大幅に低減でき耐久性などが向上す
る。
【0007】しかしながら、このように改善された重荷
重用タイヤ、とりわけカーカスプライの折返し部d1が
前記平行部gを形成したものにあっては、カーカスdの
前記プロファイルなどを有効に機能させるためには、ビ
ード部がリムにしっかりと固定されている必要があるた
め、従来に増してビードコンプレッションが重要となっ
てくる。
【0008】発明者らは、このような15゜深底リムに
装着される重荷重用タイヤにおいて、ビードコンプレッ
ションを高めるために種々研究を行ったところ、ビード
コアの断面形状とその配置並びにビードコアのタイヤ半
径方向内側の内周辺とこのビードコアで折り返されてい
るカーカスプライのスチールコードとの距離を規制する
ことが効果的であることを突き止めて本発明を完成させ
るに至った。
【0009】以上のように、本発明は、ビード部の耐久
性を向上しうる重荷重用タイヤを提供することを目的と
している。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1記
載の発明は、トレッド部からサイドウォール部をへてビ
ード部のビードコアに至るスチールコードを有するカー
カスを具えた15゜深底リムに装着される重荷重用タイ
ヤであって、前記カーカスは、トレッド部からサイドウ
ォール部をへてビード部の前記ビードコアに至る本体部
にこのビードコアの周りをタイヤ軸方向内側から外側に
折り返す折返し部を一体に設けた1枚のカーカスプライ
からなり、しかも前記折返し部が、前記本体部に近接し
てこの本体部と実質的に平行にのびる平行部を有すると
ともに、前記ビードコアは、タイヤ軸を含むタイヤ子午
線断面において、断面略正六角形をなしかつタイヤ軸方
向と略平行なタイヤ半径方向内側の内周辺を具え、かつ
前記ビードコアの内周辺からこの内周辺と垂直に測定し
たカーカスのスチールコードまでの最大距離dが1.0
〜2.5mmであることを特徴としている。
【0011】また請求項2記載の発明は、前記ビードコ
アは、タイヤ軸方向の幅wとタイヤ半径方向の高さhと
の比(h/w)であるコア扁平比が0.75〜1.0で
あり、かつ前記内周辺がタイヤ軸方向線に対して0〜2
゜の角度θをなすことを特徴とする請求項1記載の重荷
重用タイヤである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面に基づき説明する。図1は、トラック、バスなどに用
いられる重荷重用タイヤ1(以下タイヤ1ということが
ある)を15゜深底リムJに装着し正規内圧を充填した
正規状態かつ無負荷の断面図を示している。なお「正規
内圧」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系
において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であ
り、JATMAであれば「最高空気圧」、TRAであれ
ば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION P
RESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFL
ATION PRESSURE" である。
【0013】図1において、タイヤ1は、トレッド部2
からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア
5に至るスチールコード6C(図2に示す)を有するカ
ーカス6と、このカーカス6の半径方向外側かつトレッ
ド部2の内方に配されたベルト層7とを具えたチューブ
レス式の重荷重用ラジアルタイヤを例示している。
【0014】前記カーカス6は、本例ではトレッド部2
からサイドウォール部3をへてビード部4の前記ビード
コア5に至る本体部6aに、前記ビードコア5の周りを
タイヤ軸方向内側から外側に折り返す折返し部6bを一
体に設けた1枚のカーカスプライ6Aから構成される。
前記カーカスプライ6Aは、スチールコード6Cを配列
したコード配列体の両面を薄いトッピングゴムで被覆し
たシート状をなす。また前記カーカス6は、前記スチー
ルコード6Cをタイヤ赤道Cに対して例えば75〜90
゜、本例では略90°の角度で傾けて配列しているもの
を例示している。
【0015】また前記カーカスプライ6Aの本体部6a
と折返し部6bとの間には、前記ビードコア5のタイヤ
半径方向の外面からタイヤ半径方向外側に先細状にのび
る硬質ゴムからなるビードエーペックスゴム8を配置し
てビード部4を補強している。前記ビードエーペックス
ゴム8は、例えばビードベースラインBLからのタイヤ
半径方向高さhaを、タイヤ断面高さHの6〜31%、
より好ましくは8〜22%、より好ましくは8〜14%
の小高さとするのが好ましく、本例では約11%に設定
している。なお「ビードベースライン」は、タイヤが基
づく規格で定められるリム径位置を通るタイヤ軸方向線
として定義し、またタイヤ断面高さHとは、前記正規状
態かつ無負荷時のビードベースラインBLからタイヤ半
径方向最外側までの高さとする。
【0016】また前記ビードエーペックスゴム8は、図
2に示すように、本例ではタイヤ軸方向の内側面8iを
カーカスプライの本体部6aと略平行に傾斜した略直線
状に形成されるとともに、そのタイヤ軸方向の外側面8
oをタイヤ軸方向内側に凹む内膨らみの円弧面で形成さ
れたものを例示する。このビードエーペックスゴム8
は、例えばJIS(A)硬度が60〜99°、より好ま
しくは70〜95°の硬質ゴムにて形成するのが好適で
ある。
【0017】前記ベルト層7は、本例ではスチールコー
ドをタイヤ赤道Cに対して、例えば60±10°程度の
角度で傾けた最も内のベルトプライ7Aと、タイヤ赤道
Cに対してスチールコードを30°以下の小角度で傾け
て並べたベルトプライ7B、7C、7Dとを、例えば前
記ベルトコードがプライ間で互いに交差する箇所を少な
くとも1箇所以上設けて重ね合わせた4層構造が例示さ
れている。ベルト層7には、必要に応じてレーヨン、ナ
イロン、芳香族ポリアミド、ナイロンなど他のコード材
料を用いることができる。
【0018】また前記カーカスプライの折返し部6b
は、前記ビードコア5の周りでタイヤ軸方向内側から外
側に折り返されるとともに、前記本体部6aに近接して
この本体部6aと実質的に平行にのびる平行部9を有し
ている。本例では、前記折返し部6bは、前記ビードエ
ーペックスゴム8の内膨らみの円弧面8oに沿って前記
本体部6aに接近しつつタイヤ半径方向外側にのびる。
そして、折返し部6bは、ビードエーペックスゴム8の
外端8tから該折返し部6bの外端6tまで連続して前
記平行部9を形成しているものを例示する。
【0019】また、前記平行部9では、カーカスプライ
の本体部6aと折返し部6bとのスチールコード間の距
離Nが、例えば該スチールコード6Cの直径Dの1.5
〜4.5倍、好ましくは1.5〜3.5倍、より好まし
くは1.5〜3.0倍程度となるように近接しているも
のが好ましい。なお平行部9において、本体部6aと折
返し部6bのスチールコード間に介在するゴム材は、カ
ーカスプライ6Aのトッピングゴムであっても良く、ま
た、別途クッションゴム層などを介在させるのも良い。
このクッションゴム層のゴム硬度は種々設定しうる。
【0020】このような平行部9は、本実施形態では略
直線状に形成されており、タイヤの内腔面もこれに沿っ
て略直線状をなすため、従来のビード部の構造に比べ
て、ビード部厚さが小となり軽量化が図られる。またこ
のようなビード部4の形状は、内圧充填時においてもビ
ード部4の内部歪を分散できる。これらによって、本実
施形態のタイヤ1はビード部4の耐久性に優れる。なお
このような、平行部9の長さL(図1の如く測定する)
は、例えば35〜70mmとするのが特に好ましい。
【0021】前記ビードコア5は、本例ではタイヤ軸を
含むタイヤ子午線断面において、断面略正六角形をな
す。このビードコア5は、本例では図3に拡大する如
く、断面円形のスチールワイヤ10(モノフィラメン
ト)をいわゆるシングルワインディング方式にて所定回
数螺旋巻きすることにより形成されるものを示す。具体
的には、該複数のスチールワイヤ10、10…がタイヤ
軸方向に並ぶワイヤ列がタイヤ半径方向に多段に並ぶも
のを例示しており、本実施形態では、タイヤ半径方向内
側のワイヤ列より、5×6×7×8×7×6×5本の合
計44本で形成された略正六角形をなすものを例示して
いる。
【0022】なおこのようなワイヤを巻回したビードコ
ア5は、その周囲をラッピングゴム12で被覆されてタ
イヤの成形に用いられる。またビードコア5には、スチ
ールの他、芳香族ポリアミドなど実質的に非伸張性の素
材を適用できる。なお本例のスチールワイヤは、φ1.
55mmのものを使用している。
【0023】またビードコア5は、本例では断面円形の
スチールワイヤ10を巻回して形成されるため、その巻
回体の断面輪郭の包絡線がビードコアとしての断面形状
を実質的に決定する。そして「断面略正六角」であるか
ら完全な正六角形状である必要はないが、例えばほぼ直
線状の6つの辺を有しかつタイヤ軸方向の幅wとタイヤ
半径方向の高さhとの比(h/w)であるコア扁平比が
0.75〜1.15、より好ましくは0.75〜1.
0、さらに好ましくは0.85〜1.0であるものを少
なくとも包含する。
【0024】またビードコア5は、図2に示すように、
タイヤを15゜深底リムJに装着しかつ正規内圧を充填
した正規状態しかも無負荷の状態でのタイヤ子午断面に
おいて、タイヤ軸方向と略平行となるタイヤ半径方向内
側の内周辺5iを具えている。このとき、タイヤ軸方向
と「略」平行とは、前記内周辺5iがタイヤ軸方向線A
に対して0〜3゜、好ましくは0〜2゜の角度θをなす
ものを含む。
【0025】そして本実施形態では、ビードコア5の断
面形状を略正六角形とし、かつその内周辺5iをタイヤ
軸方向と略平行に配置する構成を前提として、前記内周
辺5iからこの内周辺5iと垂直に測定した該内周辺5
iに近接して折り返されたカーカスのスチールコード6
C(図2に示す)までの最大距離dを1.0〜2.5mm
という小さな値に限定している。
【0026】このように、ビードコア5の断面形状乃至
その配置と、前記最大距離dを限定することによって、
カーカス6のスチールコード6Cの折返しがビードコア
の内周辺5iにより接近しつつ行える。これに対して、
図5に示した従来の重荷重用タイヤでは、ビードコア形
状ないしその配置に基づき、カーカスのスチールコード
はビードコアcの周りを大きく外回りして折り返えせざ
るを得ない。
【0027】なお、前記ビードコアの内周辺5iがタイ
ヤ軸方向と略平行でないと、前記最大距離dを小さくし
つつカーカスプライ6Aをビードコア5の回りで折り返
すのが困難となる他、リム組み性が困難となり易く、ま
たリム外れも生じ易くなるなどの不具合がある。
【0028】発明者らの実験の結果、ビードコア5の内
周辺5iとその周りで折り返されるカーカスコード6C
との間に介在するゴムの厚さが大になると、ビードコン
プレッションが低下することが判明した。従って、ビー
ドコア5の内周辺5iとその周りで折り返されるカーカ
スコード6Cとの間に介在するゴムの厚さを減じうる本
実施形態の構成では、従来の構造に比してビードコンプ
レッションを高めることができ、前記カーカスの構造を
効果的なものとしうるなどビード部4の耐久性がより高
く維持される。ちなみに、図5に示した従来の重荷重用
タイヤでは、一般にこのd値が3.0〜4.0mm程度と
なっている。
【0029】ただし、前記最大距離dが、1.0mmに満
たないと、カーカス6のスチールコード6Cの折返しに
際して無理な屈曲を与えがちとなり応力集中などによ
り、コード切れが生じやすくなる。逆に2.5mmを超え
ると、ビードコンプレッションが低下してビード部の耐
久性向上効果を低下させる。
【0030】以上、本発明の一実施形態について詳述し
たが、これらは本発明のあくまで例示であって、特に限
定する明示がない限り種々の構成を採用しうる。
【0031】
【実施例】図1、図2の基本構成を有し、タイヤサイズ
が11R22.5 14PRの重荷重用ラジアルタイヤ
を表1の仕様に基づき試作した(実施例1、2、比較例
1、2)。また比較のために図4に示した基本構造の同
一サイズの重荷重用ラジアルタイヤ(従来例)も合わせ
て試作した。そして、これらの供試タイヤを8.25×
22.5の正規リムに装着して内圧1000(kPa)
を充填し、荷重9000kgf 、速度20km/hでドラ
ム上を走行させ、外観目視にて確認可能な損傷が発生し
た時点で走行を終了し、損傷発生までの走行時間を測定
した。規格上、350時間以上が合格である。テストの
結果を表1に示す。
【0032】
【表1】
【0033】テストの結果、実施例のタイヤは、従来
例、比較例に増してビード部の耐久性に優れることが確
認できる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、ビー
ドコンプレッションを高めることによりビード部の耐久
性をより一層向上しうる重荷重用タイヤを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のタイヤの断面図であり、
タイヤをリム組みして正規内圧、無負荷の状態である。
【図2】そのビード部を拡大して示す断面図である。
【図3】ビードコアの拡大断面図である。
【図4】従来タイヤのビード部の構造を示す線図であ
る。
【図5】従来タイヤのビード部の構造を示す線図であ
る。
【符号の説明】
2 トレッド部 3 サイドウォール部 4 ビード部 5 ビードコア 6 カーカス 6A カーカスプライ 6a カーカスプライの本体部 6b カーカスプライの折返し部 6c カーカスのスチールコード

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トレッド部からサイドウォール部をへてビ
    ード部のビードコアに至るスチールコードを有するカー
    カスを具えた15゜深底リムに装着される重荷重用タイ
    ヤであって、 前記カーカスは、トレッド部からサイドウォール部をへ
    てビード部の前記ビードコアに至る本体部にこのビード
    コアの周りをタイヤ軸方向内側から外側に折り返す折返
    し部を一体に設けた1枚のカーカスプライからなり、 しかも前記折返し部が、前記本体部に近接してこの本体
    部と実質的に平行にのびる平行部を有するとともに、 前記ビードコアは、タイヤ軸を含むタイヤ子午線断面に
    おいて、断面略正六角形をなしかつタイヤ軸方向と略平
    行なタイヤ半径方向内側の内周辺を具え、 かつ前記ビードコアの内周辺からこの内周辺と垂直に測
    定したカーカスのスチールコードまでの最大距離dが
    1.0〜2.5mmであることを特徴とする重荷重用タイ
    ヤ。
  2. 【請求項2】前記ビードコアは、タイヤ軸方向の幅wと
    タイヤ半径方向の高さhとの比(h/w)であるコア扁
    平比が0.75〜1.0であり、かつ前記内周辺がタイ
    ヤ軸方向線に対して0〜2゜の角度θをなすことを特徴
    とする請求項1記載の重荷重用タイヤ。
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