JP3376723B2 - 粉粒体の散布装置 - Google Patents
粉粒体の散布装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、粒状又は粉状の肥料
又は種子などを圃場に散布する粉粒体の散布装置に用い
るものである。 【0002】 【従来の技術】粉粒体の散布装置は、粉粒体が入った複
数のホッパを備え、それぞれのホッパ内の粉粒体がそれ
ぞれの繰出ロ−ラで繰り出されて圃場に散布されるよう
に出来ている。また、それぞれのホッパに排出口が設け
られ、散布作業が終了したとき、これらの排出口からホ
ッパ内に残溜した粉粒体を回収するようになっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】そのため、従来の装置
では、残溜した粉粒体の回収に当り、それぞれの排出口
の下に容器を置いて個々に回収作業を行っていた。この
発明は、これを改良してホッパ内の粉粒体をまとめて回
収しようとするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するため、粉粒体が入ったホッパ19に繰出ロ−
ラ22で繰り出された粉粒体が落下する繰出口21cと
ホッパ19内に残溜する粉粒体を取り出す開閉自在の排
出口52aが設けられ、それぞれの繰出口21cには粉
粒体を圃場に散布する送風管46が設けられ、排出口5
2aには粉粒体を回収する回収管49が設けられ、送風
機18で加圧された空気がエアチャンバ17からそれぞ
れの送風管46に達するように設けられた粉粒体の散布
装置において、該送風機18で加圧された空気が回収管
49の一端に供給されるように空気の流路が変更可能に
設けられている粉粒体の散布装置とした。 【0005】 【作用】上記のように構成された粉粒体の散布装置は、
それぞれの排出口52aを閉じ、送風機18で加圧され
た空気をエアチャンバ17からそれぞれの送風管46の
みに送るようにして粉粒体の散布作業を行う。すると、
ホッパ19内の粉粒体は、それぞれの繰出ロ−ラ22で
定量的に繰り出され、それぞれの繰出口21cからそれ
ぞれの送風管46に達し、その出口から圃場に広巾に散
布される。 【0006】上記の散布作業が終了したとき、ホッパ1
9内に粉粒体が残溜していると、つぎのようにしてこれ
を取り出す。それぞれの排出口52aを開き、送風機1
8で加圧された空気を回収管49の一端に送り込む。す
ると、ホッパ19内に残溜している粉粒体は、それぞれ
の排出口52aから回収管49内に達し、この回収管4
9内を流れる空気で他側に向って送られ、その回収管の
他側においてまとめて回収される。 【0007】 【効果】以上のように、この発明によると、ホッパ19
内に残溜している粉粒体が、1個所でまとめて回収され
る効果がある。 【0008】 【実施例】つぎに、この発明の実施例を説明する。図1
のように、乗用型の苗植機に粒状の肥料を散布する施肥
装置(本願発明の粉粒体の散布装置の1種)が装着され
て施肥装置付の苗植機となっている。この苗植機は、つ
ぎのように構成される。 【0009】走行車体1の後にリンク2,2で苗植装置
3が連結されて乗用型の苗植機となっている。走行車体
1は機台4の前後にぞれぞれ左右1対の前輪5と後輪6
が配置され、中央部の座席7の下のエンジン(図示して
いない)で駆動されている。苗植装置3は、中央部の歯
車箱8と、その上に前上りに設けられて左右に往復駆動
される苗載台9と、その下に配置されて泥面を滑走する
フロ−ト10と、苗載台9の後で上下方向の円形の軌道
で旋回して苗載台9上の苗を欠ぎ取ってフロ−ト10が
整地した泥面に移植する苗植杆11で構成されている。
なお、苗載台9は、4枚のマット状の集団苗が横並びに
載せられる。フロ−ト10は、中央のセンタフロ−トと
その両横のサイドフロ−トで構成され、センタフロ−ト
は苗植杆11が苗を移植する左右の2個所を整地し、サ
イドフロ−トはそれぞれがその1個所を整地する。苗植
杆11は、交互に苗を移植する2個を1組としてその4
組が横並びに配置され、4条植となっている。支柱12
が機台4の後端から上に伸び、これにリンク2,2の先
端が横向のピンで回動自在に取付けられている。作業機
枠13にリンク2,2の後端が回動自在に取付けられ、
この作業機枠13の下部に歯車箱8が前後方向のロ−リ
ング軸でその回りに揺動するように取付けられている。
油圧シリンダ14の先端が機台4に取付けられ、これか
ら突出するピストンロッド15が上のリンク2のア−ム
16に接続し、ピストンロッド15の出没でリンク2,
2の後端が上下し、苗植装置3が同じ姿勢を保って上下
に移動するように出来ている。 【0010】横長のエアチャンバ17が座席7の後で支
柱12の上端に固定されている。送風機18が後から見
て、エアチャンバ17の左端に取付けられ、モ−タ18
aの回転で起風室18b内の翼車が回って吸気管18c
から吸い込んだ空気を加圧してエアチャンバ17内に送
り込むようになっている。図2のように、後から見てV
字形をしたホッパ19内に粒状の肥料が入れられ、その
1対が上部で接合し、これらの上に単1の蓋20が開閉
自在に設けられている。その2組が横並びに設けられて
複数となる4個のホッパ19が横並びに配置されてい
る。 【0011】以下、そのうちの左端のホッパ19(他は
これと同一又は対称形)について説明する。図3のよう
に、後から見て、狭巾の繰出路21がホッパ19の中央
から下に伸びている。その中間に繰出ロ−ラ22が設け
られ、その両横が膨出してクラッチ室21aと溝巾調節
室21bになっている。溝巾調節室21bの壁面と1体
の支軸23が繰出路21内に伸び、筒面に左側が開放さ
れた複数の繰出溝22a,22a……(図4)を有する
繰出ロ−ラ22がこの支軸23に回転自在に支持されて
いる。駆動軸24がクラッチ室21aの右壁面から差し
込まれ、その左端が支軸23の軸心部で回転自在に支持
されている。左側面に爪25aを有するクラッチ25が
右側のばね26で押され、その爪25aが爪22bに咬
み合って、繰出ロ−ラ22が図4で反時計方向に回転す
るようになっている。つまみ27aで回転される操作軸
27からシフタ27bが偏心して突出し、その回動でこ
のシフタ27bが左右に移動するようになっている。こ
のシフタ27bは、クラッチ25の筒面の溝25bに係
合し、右に移動すると、クラッチ25がばね26に抗し
て右に移動して爪25aを爪22bから引き離し、左に
移動すると、クラッチ25をばね26で左に移動して爪
25aを爪22bに咬み合すようになっている。ばね2
6の外周においてクラッチ25の右側面とクラッチ室2
1aの内側面との間にゴムその他の柔軟材で出来たブ−
ツ28が設けられ、ばね26を防護している。すなわ
ち、繰出路21の下端に肥料が詰ると、あふれた肥料が
ばね26内に侵入し、ばね26が作動不良をまねくおそ
れがあったが、上記の構成により、そのおそれが解消さ
れる。 【0012】歯車29が支軸23の雄ねじ23aにねじ
込まれ、これが回ると、雄ねじ23aのリ−ドで左右に
移動するようになっている。複数の突子30a,30a
……が調節輪30から右に突出し、それぞれの突子30
a,30a……が繰出溝22a,22a……に係合して
これをふさいでいる。歯車29の右端が調節輪30に回
転自在に係合し、この歯車29が上記のようにして左右
に移動すると、調節輪30が左右に移動し、繰出ロ−ラ
22の繰出溝22a,22a……の横巾が拡縮して単位
時間当りに繰り出される肥料の量が調節できるようにな
っている。 【0013】図2のように、調節軸31が繰出路21の
後に横向に設けられ、これに固定された広巾歯車32,
32……が歯車29,29……に咬み合い、ハンドル3
3で調節軸31を回すと、歯車29,29……が回りな
がら左右に移動するように出来ている。図1のように、
歯車箱34が支柱12の中間部に設けられ、エンジンの
回転が伝動軸35で導入されたのち、苗植軸36と施肥
軸37(図2)の2路に分けて取り出されている。図2
および図4のように、伝動軸38が調節軸31の後下で
横向に支持され、その中央部のラチェット39からア−
ム39aが後に突出し、施肥軸37のア−ム37aとこ
のア−ム39aとがロッド40で連結され、施肥軸37
の回転でア−ム37aが旋回すると、ア−ム39aが揺
動し、伝動軸38が間欠的に回転するようになってい
る。 【0014】単一の駆動軸24は、上記のようにして両
端で1対の繰出ロ−ラ22を駆動する。そのため、1対
の駆動軸24,24が用いられ、それぞれの中間部に調
車41,41が固定され、伝動軸38に固定された調車
42,42とこの調車41,41とに調帯43,43が
巻き掛けられ、伝動軸38の間欠回転が駆動軸24,2
4に伝達されている。なお、調帯43は、内面に歯形を
有するシンクロベルトとし、調車41,42の筒面にも
これに咬み合う歯形を設ける。また、調節軸31を調帯
43の円内に配置すると(図4および図5)、全体の構
成がシンプルになる。この調車41は、図6のように分
割構成とすることが出来る。すなわち、駆動軸24と調
車41とを左右に2分割された構成とし、分割された駆
動軸24a,24aとを端を離して配置する。また、分
割された調車41a,41aをそれぞれの駆動軸24
a,24aに対して軸方向に摺動できるように設ける。
すると、調帯43を調車41から取り外すとき、調車4
1a,41aを左右に開き、駆動軸24a,24aの間
からこの調帯43を抜き取ることができ、メンテナンス
が容易となる。また、調節軸31に転輪44を設け(図
7)、調帯43の背がこれに接触するようにして調帯4
3を調節軸31から迂回させることができる。 【0015】図4のように、ブラシ45が毛先を筒面に
接触させるようにしてそれぞれの繰出ロ−ラ22の後側
に設けられ、溝22a,22a……からあふれた肥料を
掻き落すようになっている。このブラシ45は、上の層
の植毛を密にし、下の層の植毛を粗にすることができ
る。除草剤のような粒子が小さい粉体を散布するとき、
従来の粗い植毛のブラシ45では粉体が毛と毛の間を潜
り抜けて均等に散布できないおそれがあったが、上記の
構成によると、そのおそれが解消される。 【0016】4本の送風管46,46……がエアチャン
バ17からそれぞれの繰出路21,21……の下方を通
って後に伸びている。繰出路21,21……の下端が前
後左右で狭くなり繰出口21c,21c……となってそ
れぞれの送風管46,46……に開口している。従っ
て、それぞれの繰出口21c,21c……には、粉粒体
を圃場に散布するそれぞれの送風管46,46……が並
列的に設けられている。4個の作溝器47がフロ−ト1
0に設けられ(図1)、送風管46,46……の後端と
それぞれの作溝器47が可撓性のホ−ス48で結ばれて
いる。 【0017】従って、ホッパ19,19……内の肥料
は、繰出ロ−ラ22,22……の回転でもってその繰出
溝22a,22a……で繰り出されると、それぞれの繰
出口21c,21c……から送風管46,46……内に
落下する。すると、この肥料は、エアチャンバ17から
送風管46,46……内を通って流れている風で押し流
され、それぞれのホ−ス48内を通って作溝器47に達
し、作溝器47が泥土に作った溝内に散布される。 【0018】図8のように、回収管49が繰出路21,
21……の後に横長に設けられ、その右端がエルボ50
でエアチャンバ17の縦管17aに連結されている。縦
管17aに対する流路を開閉する弁51がその入口に設
けられ、レバ−51aの操作で回動してその流路が開閉
出来るようになっている。エアチャンバ17は、ホッパ
19,19……などの取付部材を兼ねるようにして鋼材
で作り、回収管49はプラスチック製として肥料による
腐触を防止すると良い。 【0019】ホッパ19,19……の下部と回収管49
が排出管52,52……で結ばれ、ホッパ19,19…
…内に残溜した肥料がそれぞれの排出管52,52……
を通ってその下端の排出口52a,52a……から回収
管49内へ流れ込むようになっている(図4)。従っ
て、それぞれの排出口52a,52a……には、粉粒体
を回収する回収管49が直列的に設けられている。弁5
3,53……がそれぞれの排出管52,52……に設け
られ、レバ−53a,53a……の操作で回動して排出
口52a,52a……が開閉されるようになっている。
なお、図のバタフライ式の弁53に代えてスライド式の
弁を用いることができる。また、複数の弁53,53…
…が同時に作動するようにすると便利である。 【0020】図9のように、袋54が回収管49の左端
に着脱自在に設けられている。この袋54は、上半をメ
ッシュ54aで作って空気がたやすく抜けるようにする
ことが出来る。すなわち、肥料の散布作業が終了する
と、弁51で通路を開いてエアチャンバ17内の空気を
回収管49の右端に供給し、弁53,53……で通路を
開いてそれぞれのホッパ19,19……内に残溜してい
る肥料を回収管49内に流し込む。すると、その肥料
は、風で左に送られて袋54内に流れ込む。この袋54
を取り外して残溜肥料を回収する。このとき、繰出ロ−
ラ22,22……は、回転を停止している。 【0021】なお、送風機18の吐出口にエアチャンバ
17と回収管49を連結し、弁による切換で送風機18
から吐出される加圧空気がエアチャンバ17か回収管4
8かに選択的に流れるようにすることができる。回収管
49は、肥料の取出口が下るように傾斜させると良い。
歯車箱34内は、図10のように構成することができ
る。すなわち、伝動軸35の後端に歯車35aが一体に
設けられ、施肥軸37がこれから後に伸びている。歯車
55が歯車35aに咬み合い、苗植軸36の先端がこの
歯車55に回転自在に取付けられている。施肥クラッチ
56が施肥軸37の前端に軸方向にのみ摺動するように
設けられ、ばね57で前に押され、その爪56aが歯車
35aの爪35bに咬んで伝動軸35の回転が施肥軸3
7に伝わっている。施肥クラッチ56の筒面にカム56
bが設けられ、ピン58の端が当ると、施肥クラッチ5
6が後に移動し、その爪56aが爪35bから離れ、施
肥軸37の回転が停止するようになっている。植付クラ
ッチ59が苗植軸36の前端部に軸方向にのみ摺動する
ように設けられ、ばね60で前に押されてその爪59a
が歯車55の爪55aに咬み合い、伝動軸35の回転が
苗植軸36を経由して苗植装置3に達している。カム5
9bが植クラッチ59の筒面に設けられ、これにピン6
1の先が当ると、植付クラッチ59がばね60に抗して
後に移動し、爪59aが爪55aから離れ、苗植軸36
の回転が停止するように出来ている。 【0022】上記のピン58,61は、図11のように
レバ−62に連結する。すなわち、レバ−62が連動軸
63に固定され、その操作で連動軸63が回動するよう
に出来ている。レバ−62には、「上げ」,「固定」,
「下げ」,「植付け」および「施肥」の5個のポジショ
ンが右上から左下にかけてこの順に設けられている。植
付クラッチカム64と施肥クラッチカム65が連動軸6
3に固定されている。軸の回りに回動自在に設けられた
一対のア−ム66,67の先にピン58,61が連結さ
れ、その中間のロ−ラ68,69が植付クラッチカム6
4と施肥クラッチカム65に接触し、レバ−62の操作
でピン58,61が上下するように出来ている。そし
て、レバ−62を「上げ」のポジションに位置させる
と、ポンプ(図示していない)が吐出した油が油圧シリ
ンダ14に送り込まれて苗植装置3が上昇する。レバ−
62を「固定」のポジションに位置させると、ポンプと
油圧シリンダ14の間の弁(図示していない)が中立と
なり、油が油圧シリンダ14内に閉じ込められて苗植装
置3の高さがその位置で保たれる。レバ−62を「下
げ」に位置させると、油圧シリンダ14内の油がタンク
に戻って苗植装置3が下降する。なお、その下降は、フ
ロ−ト10が泥面に接触すると停止する。レバ−62を
「植付け」に位置させると、ピン61がカム59bから
離れて苗植軸36が回転し、苗植装置3が作動する。レ
バ−62を「施肥」に位置させると、ピン61がカム5
9bから離れると同時にピン58がカム56bから離
れ、施肥軸37が回り、繰出ロ−ラ22,22……が肥
料を繰り出すように出来ている。
又は種子などを圃場に散布する粉粒体の散布装置に用い
るものである。 【0002】 【従来の技術】粉粒体の散布装置は、粉粒体が入った複
数のホッパを備え、それぞれのホッパ内の粉粒体がそれ
ぞれの繰出ロ−ラで繰り出されて圃場に散布されるよう
に出来ている。また、それぞれのホッパに排出口が設け
られ、散布作業が終了したとき、これらの排出口からホ
ッパ内に残溜した粉粒体を回収するようになっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】そのため、従来の装置
では、残溜した粉粒体の回収に当り、それぞれの排出口
の下に容器を置いて個々に回収作業を行っていた。この
発明は、これを改良してホッパ内の粉粒体をまとめて回
収しようとするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するため、粉粒体が入ったホッパ19に繰出ロ−
ラ22で繰り出された粉粒体が落下する繰出口21cと
ホッパ19内に残溜する粉粒体を取り出す開閉自在の排
出口52aが設けられ、それぞれの繰出口21cには粉
粒体を圃場に散布する送風管46が設けられ、排出口5
2aには粉粒体を回収する回収管49が設けられ、送風
機18で加圧された空気がエアチャンバ17からそれぞ
れの送風管46に達するように設けられた粉粒体の散布
装置において、該送風機18で加圧された空気が回収管
49の一端に供給されるように空気の流路が変更可能に
設けられている粉粒体の散布装置とした。 【0005】 【作用】上記のように構成された粉粒体の散布装置は、
それぞれの排出口52aを閉じ、送風機18で加圧され
た空気をエアチャンバ17からそれぞれの送風管46の
みに送るようにして粉粒体の散布作業を行う。すると、
ホッパ19内の粉粒体は、それぞれの繰出ロ−ラ22で
定量的に繰り出され、それぞれの繰出口21cからそれ
ぞれの送風管46に達し、その出口から圃場に広巾に散
布される。 【0006】上記の散布作業が終了したとき、ホッパ1
9内に粉粒体が残溜していると、つぎのようにしてこれ
を取り出す。それぞれの排出口52aを開き、送風機1
8で加圧された空気を回収管49の一端に送り込む。す
ると、ホッパ19内に残溜している粉粒体は、それぞれ
の排出口52aから回収管49内に達し、この回収管4
9内を流れる空気で他側に向って送られ、その回収管の
他側においてまとめて回収される。 【0007】 【効果】以上のように、この発明によると、ホッパ19
内に残溜している粉粒体が、1個所でまとめて回収され
る効果がある。 【0008】 【実施例】つぎに、この発明の実施例を説明する。図1
のように、乗用型の苗植機に粒状の肥料を散布する施肥
装置(本願発明の粉粒体の散布装置の1種)が装着され
て施肥装置付の苗植機となっている。この苗植機は、つ
ぎのように構成される。 【0009】走行車体1の後にリンク2,2で苗植装置
3が連結されて乗用型の苗植機となっている。走行車体
1は機台4の前後にぞれぞれ左右1対の前輪5と後輪6
が配置され、中央部の座席7の下のエンジン(図示して
いない)で駆動されている。苗植装置3は、中央部の歯
車箱8と、その上に前上りに設けられて左右に往復駆動
される苗載台9と、その下に配置されて泥面を滑走する
フロ−ト10と、苗載台9の後で上下方向の円形の軌道
で旋回して苗載台9上の苗を欠ぎ取ってフロ−ト10が
整地した泥面に移植する苗植杆11で構成されている。
なお、苗載台9は、4枚のマット状の集団苗が横並びに
載せられる。フロ−ト10は、中央のセンタフロ−トと
その両横のサイドフロ−トで構成され、センタフロ−ト
は苗植杆11が苗を移植する左右の2個所を整地し、サ
イドフロ−トはそれぞれがその1個所を整地する。苗植
杆11は、交互に苗を移植する2個を1組としてその4
組が横並びに配置され、4条植となっている。支柱12
が機台4の後端から上に伸び、これにリンク2,2の先
端が横向のピンで回動自在に取付けられている。作業機
枠13にリンク2,2の後端が回動自在に取付けられ、
この作業機枠13の下部に歯車箱8が前後方向のロ−リ
ング軸でその回りに揺動するように取付けられている。
油圧シリンダ14の先端が機台4に取付けられ、これか
ら突出するピストンロッド15が上のリンク2のア−ム
16に接続し、ピストンロッド15の出没でリンク2,
2の後端が上下し、苗植装置3が同じ姿勢を保って上下
に移動するように出来ている。 【0010】横長のエアチャンバ17が座席7の後で支
柱12の上端に固定されている。送風機18が後から見
て、エアチャンバ17の左端に取付けられ、モ−タ18
aの回転で起風室18b内の翼車が回って吸気管18c
から吸い込んだ空気を加圧してエアチャンバ17内に送
り込むようになっている。図2のように、後から見てV
字形をしたホッパ19内に粒状の肥料が入れられ、その
1対が上部で接合し、これらの上に単1の蓋20が開閉
自在に設けられている。その2組が横並びに設けられて
複数となる4個のホッパ19が横並びに配置されてい
る。 【0011】以下、そのうちの左端のホッパ19(他は
これと同一又は対称形)について説明する。図3のよう
に、後から見て、狭巾の繰出路21がホッパ19の中央
から下に伸びている。その中間に繰出ロ−ラ22が設け
られ、その両横が膨出してクラッチ室21aと溝巾調節
室21bになっている。溝巾調節室21bの壁面と1体
の支軸23が繰出路21内に伸び、筒面に左側が開放さ
れた複数の繰出溝22a,22a……(図4)を有する
繰出ロ−ラ22がこの支軸23に回転自在に支持されて
いる。駆動軸24がクラッチ室21aの右壁面から差し
込まれ、その左端が支軸23の軸心部で回転自在に支持
されている。左側面に爪25aを有するクラッチ25が
右側のばね26で押され、その爪25aが爪22bに咬
み合って、繰出ロ−ラ22が図4で反時計方向に回転す
るようになっている。つまみ27aで回転される操作軸
27からシフタ27bが偏心して突出し、その回動でこ
のシフタ27bが左右に移動するようになっている。こ
のシフタ27bは、クラッチ25の筒面の溝25bに係
合し、右に移動すると、クラッチ25がばね26に抗し
て右に移動して爪25aを爪22bから引き離し、左に
移動すると、クラッチ25をばね26で左に移動して爪
25aを爪22bに咬み合すようになっている。ばね2
6の外周においてクラッチ25の右側面とクラッチ室2
1aの内側面との間にゴムその他の柔軟材で出来たブ−
ツ28が設けられ、ばね26を防護している。すなわ
ち、繰出路21の下端に肥料が詰ると、あふれた肥料が
ばね26内に侵入し、ばね26が作動不良をまねくおそ
れがあったが、上記の構成により、そのおそれが解消さ
れる。 【0012】歯車29が支軸23の雄ねじ23aにねじ
込まれ、これが回ると、雄ねじ23aのリ−ドで左右に
移動するようになっている。複数の突子30a,30a
……が調節輪30から右に突出し、それぞれの突子30
a,30a……が繰出溝22a,22a……に係合して
これをふさいでいる。歯車29の右端が調節輪30に回
転自在に係合し、この歯車29が上記のようにして左右
に移動すると、調節輪30が左右に移動し、繰出ロ−ラ
22の繰出溝22a,22a……の横巾が拡縮して単位
時間当りに繰り出される肥料の量が調節できるようにな
っている。 【0013】図2のように、調節軸31が繰出路21の
後に横向に設けられ、これに固定された広巾歯車32,
32……が歯車29,29……に咬み合い、ハンドル3
3で調節軸31を回すと、歯車29,29……が回りな
がら左右に移動するように出来ている。図1のように、
歯車箱34が支柱12の中間部に設けられ、エンジンの
回転が伝動軸35で導入されたのち、苗植軸36と施肥
軸37(図2)の2路に分けて取り出されている。図2
および図4のように、伝動軸38が調節軸31の後下で
横向に支持され、その中央部のラチェット39からア−
ム39aが後に突出し、施肥軸37のア−ム37aとこ
のア−ム39aとがロッド40で連結され、施肥軸37
の回転でア−ム37aが旋回すると、ア−ム39aが揺
動し、伝動軸38が間欠的に回転するようになってい
る。 【0014】単一の駆動軸24は、上記のようにして両
端で1対の繰出ロ−ラ22を駆動する。そのため、1対
の駆動軸24,24が用いられ、それぞれの中間部に調
車41,41が固定され、伝動軸38に固定された調車
42,42とこの調車41,41とに調帯43,43が
巻き掛けられ、伝動軸38の間欠回転が駆動軸24,2
4に伝達されている。なお、調帯43は、内面に歯形を
有するシンクロベルトとし、調車41,42の筒面にも
これに咬み合う歯形を設ける。また、調節軸31を調帯
43の円内に配置すると(図4および図5)、全体の構
成がシンプルになる。この調車41は、図6のように分
割構成とすることが出来る。すなわち、駆動軸24と調
車41とを左右に2分割された構成とし、分割された駆
動軸24a,24aとを端を離して配置する。また、分
割された調車41a,41aをそれぞれの駆動軸24
a,24aに対して軸方向に摺動できるように設ける。
すると、調帯43を調車41から取り外すとき、調車4
1a,41aを左右に開き、駆動軸24a,24aの間
からこの調帯43を抜き取ることができ、メンテナンス
が容易となる。また、調節軸31に転輪44を設け(図
7)、調帯43の背がこれに接触するようにして調帯4
3を調節軸31から迂回させることができる。 【0015】図4のように、ブラシ45が毛先を筒面に
接触させるようにしてそれぞれの繰出ロ−ラ22の後側
に設けられ、溝22a,22a……からあふれた肥料を
掻き落すようになっている。このブラシ45は、上の層
の植毛を密にし、下の層の植毛を粗にすることができ
る。除草剤のような粒子が小さい粉体を散布するとき、
従来の粗い植毛のブラシ45では粉体が毛と毛の間を潜
り抜けて均等に散布できないおそれがあったが、上記の
構成によると、そのおそれが解消される。 【0016】4本の送風管46,46……がエアチャン
バ17からそれぞれの繰出路21,21……の下方を通
って後に伸びている。繰出路21,21……の下端が前
後左右で狭くなり繰出口21c,21c……となってそ
れぞれの送風管46,46……に開口している。従っ
て、それぞれの繰出口21c,21c……には、粉粒体
を圃場に散布するそれぞれの送風管46,46……が並
列的に設けられている。4個の作溝器47がフロ−ト1
0に設けられ(図1)、送風管46,46……の後端と
それぞれの作溝器47が可撓性のホ−ス48で結ばれて
いる。 【0017】従って、ホッパ19,19……内の肥料
は、繰出ロ−ラ22,22……の回転でもってその繰出
溝22a,22a……で繰り出されると、それぞれの繰
出口21c,21c……から送風管46,46……内に
落下する。すると、この肥料は、エアチャンバ17から
送風管46,46……内を通って流れている風で押し流
され、それぞれのホ−ス48内を通って作溝器47に達
し、作溝器47が泥土に作った溝内に散布される。 【0018】図8のように、回収管49が繰出路21,
21……の後に横長に設けられ、その右端がエルボ50
でエアチャンバ17の縦管17aに連結されている。縦
管17aに対する流路を開閉する弁51がその入口に設
けられ、レバ−51aの操作で回動してその流路が開閉
出来るようになっている。エアチャンバ17は、ホッパ
19,19……などの取付部材を兼ねるようにして鋼材
で作り、回収管49はプラスチック製として肥料による
腐触を防止すると良い。 【0019】ホッパ19,19……の下部と回収管49
が排出管52,52……で結ばれ、ホッパ19,19…
…内に残溜した肥料がそれぞれの排出管52,52……
を通ってその下端の排出口52a,52a……から回収
管49内へ流れ込むようになっている(図4)。従っ
て、それぞれの排出口52a,52a……には、粉粒体
を回収する回収管49が直列的に設けられている。弁5
3,53……がそれぞれの排出管52,52……に設け
られ、レバ−53a,53a……の操作で回動して排出
口52a,52a……が開閉されるようになっている。
なお、図のバタフライ式の弁53に代えてスライド式の
弁を用いることができる。また、複数の弁53,53…
…が同時に作動するようにすると便利である。 【0020】図9のように、袋54が回収管49の左端
に着脱自在に設けられている。この袋54は、上半をメ
ッシュ54aで作って空気がたやすく抜けるようにする
ことが出来る。すなわち、肥料の散布作業が終了する
と、弁51で通路を開いてエアチャンバ17内の空気を
回収管49の右端に供給し、弁53,53……で通路を
開いてそれぞれのホッパ19,19……内に残溜してい
る肥料を回収管49内に流し込む。すると、その肥料
は、風で左に送られて袋54内に流れ込む。この袋54
を取り外して残溜肥料を回収する。このとき、繰出ロ−
ラ22,22……は、回転を停止している。 【0021】なお、送風機18の吐出口にエアチャンバ
17と回収管49を連結し、弁による切換で送風機18
から吐出される加圧空気がエアチャンバ17か回収管4
8かに選択的に流れるようにすることができる。回収管
49は、肥料の取出口が下るように傾斜させると良い。
歯車箱34内は、図10のように構成することができ
る。すなわち、伝動軸35の後端に歯車35aが一体に
設けられ、施肥軸37がこれから後に伸びている。歯車
55が歯車35aに咬み合い、苗植軸36の先端がこの
歯車55に回転自在に取付けられている。施肥クラッチ
56が施肥軸37の前端に軸方向にのみ摺動するように
設けられ、ばね57で前に押され、その爪56aが歯車
35aの爪35bに咬んで伝動軸35の回転が施肥軸3
7に伝わっている。施肥クラッチ56の筒面にカム56
bが設けられ、ピン58の端が当ると、施肥クラッチ5
6が後に移動し、その爪56aが爪35bから離れ、施
肥軸37の回転が停止するようになっている。植付クラ
ッチ59が苗植軸36の前端部に軸方向にのみ摺動する
ように設けられ、ばね60で前に押されてその爪59a
が歯車55の爪55aに咬み合い、伝動軸35の回転が
苗植軸36を経由して苗植装置3に達している。カム5
9bが植クラッチ59の筒面に設けられ、これにピン6
1の先が当ると、植付クラッチ59がばね60に抗して
後に移動し、爪59aが爪55aから離れ、苗植軸36
の回転が停止するように出来ている。 【0022】上記のピン58,61は、図11のように
レバ−62に連結する。すなわち、レバ−62が連動軸
63に固定され、その操作で連動軸63が回動するよう
に出来ている。レバ−62には、「上げ」,「固定」,
「下げ」,「植付け」および「施肥」の5個のポジショ
ンが右上から左下にかけてこの順に設けられている。植
付クラッチカム64と施肥クラッチカム65が連動軸6
3に固定されている。軸の回りに回動自在に設けられた
一対のア−ム66,67の先にピン58,61が連結さ
れ、その中間のロ−ラ68,69が植付クラッチカム6
4と施肥クラッチカム65に接触し、レバ−62の操作
でピン58,61が上下するように出来ている。そし
て、レバ−62を「上げ」のポジションに位置させる
と、ポンプ(図示していない)が吐出した油が油圧シリ
ンダ14に送り込まれて苗植装置3が上昇する。レバ−
62を「固定」のポジションに位置させると、ポンプと
油圧シリンダ14の間の弁(図示していない)が中立と
なり、油が油圧シリンダ14内に閉じ込められて苗植装
置3の高さがその位置で保たれる。レバ−62を「下
げ」に位置させると、油圧シリンダ14内の油がタンク
に戻って苗植装置3が下降する。なお、その下降は、フ
ロ−ト10が泥面に接触すると停止する。レバ−62を
「植付け」に位置させると、ピン61がカム59bから
離れて苗植軸36が回転し、苗植装置3が作動する。レ
バ−62を「施肥」に位置させると、ピン61がカム5
9bから離れると同時にピン58がカム56bから離
れ、施肥軸37が回り、繰出ロ−ラ22,22……が肥
料を繰り出すように出来ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を施した施肥装置付の苗植機の側面図
【図2】その1部の伝動装置を示す拡大した背面図
【図3】その1部の拡大した切断背面図
【図4】その1部の切断側面図
【図5】その伝動装置の1部の切断側面図
【図6】他の伝動装置の1部の切断背面図
【図7】その切断側面図
【図8】その施肥装置付の苗植機の1部の背面図
【図9】その1部の背面図
【図10】その1部の切断側面図
【図11】その操作部分の斜面図
【符号の説明】
17 エアチャンバ
18 送風機
19 ホッパ
21c 繰出口
22 繰出ロ−ラ
46 送風管
49 回収管
52a 排出口
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平5−56712(JP,A)
特開 平5−276818(JP,A)
実開 平3−50813(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
A01C 15/04
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 粉粒体が入ったホッパ19に繰出ロ−ラ
22で繰り出された粉粒体が落下する繰出口21cとホ
ッパ19内に残溜する粉粒体を取り出す開閉自在の排出
口52aが設けられ、それぞれの繰出口21cには粉粒
体を圃場に散布する送風管46が設けられ、排出口52
aには粉粒体を回収する回収管49が設けられ、送風機
18で加圧された空気がエアチャンバ17からそれぞれ
の送風管46に達するように設けられた粉粒体の散布装
置において、該送風機18で加圧された空気が回収管4
9の一端に供給されるように空気の流路が変更可能に設
けられている粉粒体の散布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27165594A JP3376723B2 (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 粉粒体の散布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27165594A JP3376723B2 (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 粉粒体の散布装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08130951A JPH08130951A (ja) | 1996-05-28 |
JP3376723B2 true JP3376723B2 (ja) | 2003-02-10 |
Family
ID=17503068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27165594A Expired - Lifetime JP3376723B2 (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 粉粒体の散布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3376723B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
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---|---|---|---|---|
JP2002238318A (ja) * | 2001-02-22 | 2002-08-27 | Kubota Corp | 乗用型田植機 |
JP4768233B2 (ja) * | 2004-05-25 | 2011-09-07 | ヤンマー株式会社 | 乗用田植機 |
JP5596640B2 (ja) * | 2011-08-25 | 2014-09-24 | 株式会社クボタ | 水田作業機 |
-
1994
- 1994-11-07 JP JP27165594A patent/JP3376723B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH08130951A (ja) | 1996-05-28 |
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