JP3375805B2 - Bicycle with auxiliary power - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【発明の属する技術分野】本発明は、補助動力源として
自転車を駆動する電動機と該電動機に駆動電流を供給す
る電源と前記駆動電流を制御する制御装置とを備えた補
助動力付き自転車に関する。 【０００２】 【従来の技術】電動機によって人力を補助する方式の電
動自転車は、二次電池の進歩や動力用蓄電装置の実用化
によってその実用性が増し、無公害で便利な乗り物とし
て普及しつつある。これまでに用いられている電動自転
車の制御には大別して、 スロットルレバーやペダルで動力を制御して走行する
方式 ペダル踏力などを検出しそれに比例した補助動力を加
える方式 の２つが実用化されている。このうちの方式はオート
バイやスクータ、自動車などと同じで一般に運転免許が
必要である。これに対しての方式は従来の自転車に乗
るのとほぼ同じ操作で走行する、所謂補助動力付き自転
車である。この場合、ペダルに加わる力を検出し、これ
に比例した補助動力として、例えばペダル踏力の８０％
の推進力を加えるという方式である。この方式は、実用
上、自転車の重さが軽くなったのと同等で、格別の運転
操作を必要としないという理由からか、最高速度の制
限、非常ブレーキ時の動力自動切断等の機能を備えたう
えで、運転免許不要の自転車として利用することが認め
られている。 【０００３】小型の電気動力用の電源として従来は２次
電池、とくに鉛蓄電池が多く用いられてきた。しかしこ
れらは、歴史は長いものの実用の乗り物の電源として使
うには多くの問題を抱えている。例えば重量のわりに蓄
えられる電力量が少ない、充電に長時間を要する、充放
電のサイクル寿命が２００〜５００回程度に限られてい
る、蓄電量や残量が正確に分からない、などの問題であ
る。その結果、今日にいたるまで種々の環境問題の原因
になっている内燃機関などに取って代わることができな
いでいる。 【０００４】本出願人は、電気二重層コンデンサに電気
を蓄え、これに電子回路を併用した蓄電電源システムを
既に提案している（例えば特開平５−２９２６８３号公
報、特開平５−２９２６８４号公報、「電力用蓄電装置
の基礎的研究」Ｔ．ＩＥＥＪａｐａｎ，Ｖｏｌ．１１５
−Ｂ，Ｎｏ．５，’９５ ｐ５０４−５１０、「新型物
理電池による蓄電装置「ＥＣＳ」」京都フォーラム（１
９９５年４月２７、２８日）講演予稿（文献追補）等を
参照）。このシステムによれば、必要に応じて電気二重
層コンデンサを充放電して使用するシステムであるた
め、環境への影響は少なく、充電は比較的短時間です
む。しかも、サイクル寿命は１万回以上も実現してお
り、残量計測も実用に充分な精度が得られるなど、二次
電池では実現し得なかった長所を備えるに至っている。 【０００５】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
補助動力付き自転車は、坂道でもペダルを漕いで登れる
あいだはよいが、現実の道路には、踏み力と同等の補助
動力が供給されても、登坂が困難な坂や階段、悪路など
がある。このような場合に押して登坂しようとすると、
上記補助動力付き自転車は、電源（蓄電装置）や動力源
としての電動機を搭載しているため、これらが重い機械
の塊の荷物と化し、却って通常の自転車よりも重いもの
となる。そのため、老齢者や非力な利用者にとっては、
むしろ坂や階段、悪路のあるところでは、楽な乗物とは
いえなくなるという問題がある。 【０００６】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するものであって、ペダルを漕いで登坂できないた
め坂道を押して登坂する際にも、補助動力が利用可能な
自走機能を備えるようにするものである。そのために本
発明は、補助動力源として自転車を駆動する電動機と該
電動機に駆動電流を供給する電源と前記駆動電流を制御
する制御装置とを備えた補助動力付き自転車において、
自走ボタンが押されることによりオンになる自走指令ス
イッチと、少なくとも着座検出センサで着座が検出さ
れ、ペダルトルクセンサでペダルを漕いでいると検出さ
れ、あるいは速度センサで所定の速度を越えていると検
出されるとオフになるインターロックスイッチと、歩行
速度以下で速度を設定する速度設定部と、前記自走指令
スイッチ及び前記インターロックスイッチが共にオンで
あることを条件として前記速度設定部で設定された歩行
速度以下の速度で自走する自走制御部とを備えたことを
特徴とするものである。 【０００７】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図１は本発明に係る補助動力付
き自転車の実施の形態を示す図であり、１は駆動制御
部、２は蓄電電源、３は電動機、Ｄはダイオード、Ｐは
補助駆動回路、ＶＲは速度設定部、Ｓ_A は自走指令スイ
ッチ、Ｓ_B はインターロックスイッチを示す。 【０００８】図１において、駆動制御部１は、例えばパ
ルス幅変調制御やパルス周波数制御により給電ラインを
スイッチングするスイッチングレギュレータからなり、
速度設定部ＶＲによりパルス幅やパルス周波数を決定
し、スイッチング時間やスイッチング周波数を制御して
駆動電流を供給するものである。蓄電電源２は、電力を
充電して貯蔵可能な鉛蓄電池等の二次電池、電気二重層
コンデンサ等である。電動機３は、蓄電電源２から駆動
制御部１を通して、或いは補助駆動回路Ｐから駆動電流
が供給され、補助動力して自転車を駆動するものであ
る。補助駆動回路Ｐは、既に知られているように通常の
ペダルを漕いで走行する際にペダルの踏み力の範囲内で
電動機３に駆動電流を供給する回路である。ダイオード
Ｄは、通常の走行時に補助駆動回路Ｐから供給される駆
動電流と駆動制御部１の出力が干渉しないようにする回
路であり、半導体スイッチ等による切り換え、もしくは
アイソレーション機構でもよい。 【０００９】自走指令スイッチＳ_A は、利用者により自
走ボタン（図示せず）が押されるとオンになるものであ
り、インターロックスイッチＳ_B は、自転車を押してい
る状態である（自転車が乗車状態にない）という条件を
満たしていればオンになっているが、自転車を押してい
る状態でなく乗っている状態を検出するとオフになる。
つまり、自走条件が満足しない場合に自走回路をインタ
ーロックするスイッチである。自走条件が満足しない場
合としては、例えば座席に利用者が乗っているとき（着
座検出センサ）、ペダルを漕いでいるとき（ペダルトル
クセンサ）、所定の速度（歩行速度）を越えているとき
（速度センサ）、などがある。 【００１０】上記構成の回路によれば、自走ボタンが押
されると、自走指令スイッチＳ_A がオンになり、このと
きインターロックスイッチＳ_B がオンであれば、蓄電電
源２が駆動制御部１に接続されるので、速度設定部ＶＲ
により調整された出力が電動機３の駆動電流としてダイ
オードＤを通して供給され自走する。この速度は、速度
設定部ＶＲにより歩行速度以下で設定される。自走ボタ
ンが解放されると、また、所定の速度を越える等、自転
車が乗車状態になると、インターロックスイッチＳ_B が
オフになると、電動機３の駆動電流は遮断され停車す
る。 【００１１】また、自走ボタンが押され、自走指令スイ
ッチＳ_A がオンになっても、このとき必要条件が満たさ
れずインターロックスイッチＳ_B がオフになっていれ
ば、蓄電電源２は駆動制御部１に接続されないので、駆
動制御部１から電動機３には駆動電流が供給されること
はない。この場合は、先に述べたように例えば利用者が
着座しているときや、ペダルを漕いでいるとき等であ
る。 【００１２】上記のように速度設定部ＶＲを利用者の歩
行速度に合わせて調整し、インターロックスイッチＳ_B
に歩行速度を越えるとオフになる条件を加える（速度条
件）ことによって、利用者が自転車を押して登坂する場
合に、速度が速くなることを防ぐことができ、フェイル
セーフの動作が実現できる。 【００１３】次に、ペダルの踏み力に応じて補助動力を
供給する機能と自走機能とを備えた補助動力付き自転車
の構成について説明する。図２は本発明に係る補助動力
付き自転車の他の実施の形態を示す図、図３は自走指令
部の構成例を示す図であり、１１は電流ポンプ、１２は
出力コンバータ、１３は制御用信号発生部、１４は自走
指令部、１５はセンサ補助部、２１とノアゲート回路、
２２はアンドゲート回路、２３は自走指令信号生成部を
示す。 【００１４】図２において、電気二重層コンデンサ電池
Ｃ１は、静電容量が大きく内部抵抗も比較的高くし、エ
ネルギー密度を大きくしたものである。電気二重層コン
デンサ電池Ｃ２は、静電容量を電気二重層コンデンサ電
池Ｃ１の数％程度に小さくし内部抵抗も小さくしたもの
であり、尖頭負荷電流を負担するものである。 【００１５】電流ポンプ１１は、出力電圧を一定値以下
に制限する電圧リミッタ付きで、スイッチング制御によ
り定電流を供給するものであり、例えばスイッチング方
式の定電流型ＤＣ／ＤＣコンバータで、入力電圧の広い
変化範囲（例えば１００％〜２５％）にわたり高効率で
動作するように設計されたものである。 【００１６】出力コンバータ１２は、パルス幅変調制御
やパルス周波数制御により給電ラインをスイッチングし
て負荷である電動機３の駆動電流を制御するものであ
り、例えばスイッチング方式の定電圧出力ＤＣ／ＤＣコ
ンバータで入力電圧の広い変化範囲（例えば１００％〜
２５％）にわたり高効率で動作し、通常は外部制御用の
入力端子を有するものである。制御用信号発生部５は、
センサ補助部１５から検出されるトルク要求に応じて、
あるいは自走指令部１４の駆動要求に応じて出力コンバ
ータ１２の制御用信号を発生するものである。 【００１７】自走指令部１４は、自走ボタンが押された
ときで、所定の条件（自転車が乗車状態にない条件）が
満たされているときに、予め設定されている歩行速度以
下の速度による自走指令を出力するものであり、その構
成例を示したのが図３である。図３に示す例は、ノアゲ
ート回路２１にペダルトルクセンサの検出信号と着座セ
ンサの検出信号とスピードセンサの検出信号を入力し、
少なくともそれらのいずれか１つがアクティブであれ
ば、出力がネガティブになり、その出力とアンゲゲート
回路２２で自走ボタンの信号とアンドをとって、自走指
令信号生成部２３を動作させるようにしたものである。
したがって、ペダルトルクセンサの検出信号と着座セン
サの検出信号とスピードセンサの検出信号がいずれもが
ない場合に初めて自走ボタンの要求が有効になり、速度
設定部ＶＲにより調整された自走指令が出力される。セ
ンサ補助部１５は、例えば電動機付き自転車のペダルに
取り付けたトルクセンサにより踏み込みトルクを検出し
てその範囲内でトルク要求を出力するものである。 【００１８】次に、動作を説明する。定常的に電気二重
層コンデンサ電池Ｃ１から電流ポンプ１１を通して定電
流が供給されているが、駆動要求がない場合には、電気
二重層コンデンサ電池Ｃ２の電圧が上昇して、所定の制
限電圧に達すると電流ポンプ１１の電圧リミッタ機能が
作動する。センサ補助部１５からトルクセンサの検出値
に応じて駆動要求があると、また、自走指令部１４から
予め設定された値の駆動要求があると、制御用信号発生
部１３で制御用信号を発生するので、出力コンバータ１
２がスイッチング制御され、駆動要求に応じた駆動電流
が電動機３に供給される。このとき、駆動要求の定常的
な部分に対しては、電気二重層コンデンサ電池１から電
流ポンプ１１を通して給電されるが、それを越える一時
的に大きい駆動要求に対しては、電気二重層コンデンサ
電池Ｃ２から給電される。このようにすれば、電気二重
層コンデンサ電池１の電流容量を低減しても、電気二重
層コンデンサ電池Ｃ２の電流容量を大きくすることによ
って、短時間の大電流に対応できる。したがって、電気
二重層コンデンサ電池Ｃ１は、蓄電されているエキルギ
ー量に応じて端子電圧が変動するのに対し、電流ポンプ
１１の出力側、つまり出力コンバータ１２の入力側の電
圧は安定化される。 【００１９】例えば電動機付き自転車の場合には、ペダ
ルを踏み込む毎に間欠的にヒゲ状の駆動要求が現れるた
め、間欠的に大きな電流の供給が要求されるが、電流ポ
ンプ１１において電流を抑えても、この電気二重層コン
デンサ電池Ｃ２があることにより必要な電流を供給する
ことができる。すなわち、尖頭負荷電流が電流ポンプ１
１を経由して供給される場合には、電流ポンプ１１の少
なくとも短時間の電流容量をそれに耐える大きさにする
ことが必要となるが、電気二重層コンデンサ電池Ｃ２を
出力側に設けることにより、電気二重層コンデンサ電池
Ｃ１、電流ポンプ１１の尖頭負荷電流を低減することが
できる。また、電気二重層コンデンサ電池Ｃ２は、加わ
る電圧が低くなるので、耐電圧が低くてよいが、負担す
る電流は大きいので、大きな静電容量が必要となる。 【００２０】また、図２に示す構成において、電流ポン
プと出力コンバータを共通にして、入力電圧範囲の広い
スイッチングコンバータでこれらを兼ねるように構成す
ることもできる。その場合には、コンデンサからの電流
を受け取る電流ポンプの出力電流を大きく設計して、制
御用信号を電流ポンプに加えるように構成される。この
ような構成では、電流ポンプの定格容量は大きくなる
が、代わりにコンデンサＣ２と出力コンバータ１２を省
くことができる。勿論、その他にも、駆動制御回路とし
て周知の様々な制御回路の形態が変形例として採用でき
る。 【００２１】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、種々の変形が可能である。例えば上
記実施の形態では、ペダルトルクセンサの検出信号と着
座センサの検出信号とスピードセンサの検出信号を自走
回路が動作しないことを保証するためのインターロック
に用いたが、他の条件を用いてもよい。また、自転車が
乗車状態にない条件を判断する構成として、図３に論理
回路を示したが、このような回路も適宜変更可能であ
り、他の構成で実現してもよいことはいうまでもない。 【００２２】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、自走ボタンが押されたときに、所定の条件を
満足し自転車を押している状態である（自転車が乗車状
態にない）ことが認識できると、歩行速度以下の予め設
定した速度で自走するので、自転車に乗らずに押して登
坂する場合でも、重い自転車を軽く押す程度の僅かな力
で押して登坂することができる。しかも、自走の速度を
調整することができるので、それぞれの利用者の歩行速
度に合わせた速度を設定することができる。また、自走
の速度を設定すると同時に、インターロックにより所定
速度を越えると自走を停止させることにより、自走機能
の速度を安全な速度に制限することができる。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to an electric motor for driving a bicycle as an auxiliary power source, a power supply for supplying a driving current to the electric motor, and a control device for controlling the driving current. The present invention relates to a bicycle with an auxiliary power provided with: 2. Description of the Related Art Electric bicycles of the type which assists human power with an electric motor have become more practical due to the progress of secondary batteries and the practical use of power storage devices, and are becoming popular as pollution-free and convenient vehicles. is there. The control of electric bicycles that have been used so far is roughly classified into two types: a method in which power is controlled by a throttle lever and a pedal, and a method in which pedaling force is detected and auxiliary power is added in proportion thereto. I have. The method is the same as for motorcycles, scooters, and automobiles, and generally requires a driver's license. The system for this is a so-called auxiliary powered bicycle that runs with almost the same operation as riding a conventional bicycle. In this case, the force applied to the pedal is detected, and as an auxiliary power proportional to this, for example, 80% of the pedaling force
It is a method to add the propulsion of. This system is practically equivalent to a lighter bicycle and has functions such as limiting the maximum speed and automatically disconnecting power during emergency braking, because it does not require special driving operation. In addition, it is permitted to use as a bicycle without a driver's license. Conventionally, secondary batteries, particularly lead-acid batteries, have been widely used as power sources for small electric power. However, they have a long history but have many problems to use as power sources for practical vehicles. For example, the amount of power stored for weight is small, the charging takes a long time, the cycle life of charging and discharging is limited to about 200 to 500 times, and the amount of stored power and remaining amount are not accurately known. is there. As a result, it has not been possible to replace internal combustion engines and the like that have caused various environmental problems to this day. The present applicant has already proposed a power storage power supply system in which electricity is stored in an electric double layer capacitor and an electronic circuit is used in combination therewith (for example, JP-A-5-292683 and JP-A-5-292684). , “Basic research on power storage devices for electric power”, T. IEEE Japan, Vol.
-B, No. 5, '95 p504-510, "Electricity Storage Device" ECS "Using New Physical Battery" Kyoto Forum (1
April 27, 28, 995) See the proceedings of the lecture (addition to the literature). According to this system, since the electric double layer capacitor is charged and discharged as needed, it has little effect on the environment and requires only a relatively short time for charging. In addition, the cycle life is at least 10,000 times, and the measurement of the remaining amount can obtain sufficient accuracy for practical use. [0005] However, the above-described bicycle with an auxiliary power is good as long as the bicycle can be climbed by pedaling even on a slope, but on an actual road, an auxiliary power equivalent to the stepping force is applied to a real road. There are slopes, stairs, and rough roads that are difficult to climb even if supplied. In such a case, if you try to go uphill,
Since the above-described bicycle with auxiliary power is equipped with a power source (power storage device) and an electric motor as a power source, the bicycle becomes a luggage of heavy machinery and is rather heavier than a normal bicycle. Therefore, for the elderly and weak users,
Rather, there is a problem that it cannot be said that it is an easy vehicle on hills, stairs, and rough roads. SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made to solve the above-mentioned problems, and it is not possible to use the auxiliary power even when pushing up a hill because the pedal cannot be used to climb the hill. This is to provide a running function. To this end, the present invention provides a bicycle with an auxiliary power including an electric motor for driving a bicycle as an auxiliary power source, a power supply for supplying a driving current to the electric motor, and a control device for controlling the driving current.
The self-propelled command switch that is turned on when the self-propelled button is pressed, and at least the seating is detected by the seating detection sensor, the pedal torque sensor detects that the driver is pedaling, or the speed sensor exceeds a predetermined speed. An interlock switch that is turned off when detected, a speed setting unit that sets a speed below the walking speed, and the speed setting unit on condition that both the self-propelled command switch and the interlock switch are on. And a self-running control unit that self-runs at a speed less than or equal to the walking speed set in (1). Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 is a diagram showing an embodiment of a bicycle with an auxiliary power according to the present invention, wherein 1 is a drive control unit, 2 is a power storage power source, 3 is an electric motor, D is a diode, P is an auxiliary drive circuit, and VR is speed setting. part, S _a self-propelled command switches, S _B denotes an interlock switch. In FIG. 1, a drive control unit 1 comprises a switching regulator for switching a power supply line by, for example, pulse width modulation control or pulse frequency control.
The pulse width and the pulse frequency are determined by the speed setting unit VR, and the switching time and the switching frequency are controlled to supply the drive current. The power storage power supply 2 is a secondary battery such as a lead storage battery capable of charging and storing power, an electric double layer capacitor, or the like. The electric motor 3 is supplied with a drive current from the power storage power supply 2 through the drive control unit 1 or from the auxiliary drive circuit P, and drives the bicycle with auxiliary power. The auxiliary drive circuit P is a circuit that supplies a drive current to the electric motor 3 within a range of the pedal depression force when the vehicle travels by pedaling a normal pedal, as is already known. The diode D is a circuit for preventing the drive current supplied from the auxiliary drive circuit P from interfering with the output of the drive control unit 1 during normal traveling, and may be a switching by a semiconductor switch or the like, or an isolation mechanism. The self-propelled command switch S _A is turned on when a self-propelled button (not shown) is pressed by the user, and the interlock switch S _B is in a state where the bicycle is being pushed (when the bicycle is being used). It turns on when the condition of (not in a riding state) is satisfied, but turns off when it detects a riding state instead of a pushing state of the bicycle.
That is, the switch interlocks the self-running circuit when the self-running condition is not satisfied. When the self-propelled condition is not satisfied, for example, when the user is on a seat (seating detection sensor), when pedaling (pedal torque sensor), or when exceeding a predetermined speed (walking speed) (Speed sensor). According to the circuit of the above construction, the free-running button is pressed, the free-running command switch S _A is turned on, if the ON this time the interlock switch S _B, the power storage power supply 2 is driven controller 1, the speed setting unit VR
Is supplied as a drive current of the electric motor 3 through the diode D, and the motor 3 runs on its own. This speed is set by the speed setting unit VR below the walking speed. When free-running button is released, also like exceeds a predetermined speed, the bicycle is riding condition, the interlock switch S _B is turned off, the driving current of the electric motor 3 is shut off to stop. Even if the self-propelled button is pressed and the self-propelled command switch S _A is turned on, if the necessary condition is not satisfied and the interlock switch S _B is turned off, the power storage power supply 2 is driven. Since it is not connected to the control unit 1, no drive current is supplied from the drive control unit 1 to the electric motor 3. In this case, as described above, for example, when the user is sitting or pedaling. [0012] adjusted to the walking speed of the user the speed setting unit VR as described above, the interlock switch S _B
By adding a condition that turns off when the user exceeds the walking speed (speed condition), when the user pushes the bicycle and climbs the slope, the speed can be prevented from increasing, and a fail-safe operation can be realized. Next, a configuration of a bicycle with auxiliary power having a function of supplying auxiliary power in accordance with a pedal depressing force and a self-propelled function will be described. FIG. 2 is a view showing another embodiment of a bicycle with an auxiliary power according to the present invention, and FIG. 3 is a view showing an example of the configuration of a self-propelled command unit, 11 is a current pump, 12 is an output converter, and 13 is control. Signal generation unit, 14 is a self-propelled command unit, 15 is a sensor auxiliary unit, 21 and a NOR gate circuit,
Reference numeral 22 denotes an AND gate circuit, and reference numeral 23 denotes a free-running command signal generation unit. In FIG. 2, the electric double layer capacitor battery C1 has a large capacitance, a relatively high internal resistance, and a high energy density. The electric double layer capacitor battery C2 has a capacitance reduced to about several percent of that of the electric double layer capacitor battery C1 and has a reduced internal resistance, and bears a peak load current. The current pump 11 is provided with a voltage limiter for limiting the output voltage to a fixed value or less, and supplies a constant current by switching control. For example, the current pump 11 is a switching type constant current type DC / DC converter, and is configured to supply an input voltage. It is designed to operate with high efficiency over a wide variation range (eg, 100% to 25%). The output converter 12 controls the drive current of the motor 3 as a load by switching the power supply line by pulse width modulation control or pulse frequency control. For example, the output converter 12 is a switching type constant voltage output DC / DC converter. Wide change range of input voltage (for example, 100% to
25%), and usually has an input terminal for external control. The control signal generator 5 includes:
According to the torque request detected from the sensor auxiliary unit 15,
Alternatively, it generates a control signal for the output converter 12 in response to a drive request from the self-running command unit 14. When the self-propelled command button 14 is pressed and a predetermined condition (a condition that the bicycle is not in a riding state) is satisfied, a speed lower than a predetermined walking speed is set. FIG. 3 shows an example of the configuration. In the example shown in FIG. 3, the detection signal of the pedal torque sensor, the detection signal of the seating sensor, and the detection signal of the speed sensor are input to the NOR gate circuit 21,
If at least one of them is active, the output becomes negative, and the output and the signal of the self-propelled button are ANDed by the ange gate circuit 22 to operate the self-propelled command signal generating unit 23. It is.
Therefore, only when the detection signal of the pedal torque sensor, the detection signal of the seating sensor, and the detection signal of the speed sensor are absent, the request for the self-propelled button becomes effective only when the self-propelled command adjusted by the speed setting unit VR is Is output. The sensor assisting unit 15 detects a stepping torque by a torque sensor attached to a pedal of a motor-equipped bicycle, for example, and outputs a torque request within the range. Next, the operation will be described. A constant current is constantly supplied from the electric double layer capacitor battery C1 through the current pump 11, but when there is no drive request, the voltage of the electric double layer capacitor battery C2 rises and reaches a predetermined limit voltage. Then, the voltage limiter function of the current pump 11 operates. When there is a drive request from the sensor auxiliary unit 15 in accordance with the detection value of the torque sensor, or when there is a drive request of a preset value from the self-propelled command unit 14, the control signal generation unit 13 sends a control signal. Output converter 1
2 is subjected to switching control, and a drive current corresponding to a drive request is supplied to the electric motor 3. At this time, power is supplied from the electric double-layer capacitor battery 1 through the current pump 11 for a steady portion of the drive request, but is temporarily supplied to the electric double-layer capacitor battery for a temporarily larger drive request. Power is supplied from C2. In this way, even if the current capacity of the electric double layer capacitor battery 1 is reduced, it is possible to cope with a large current for a short time by increasing the current capacity of the electric double layer capacitor battery C2. Therefore, in the electric double layer capacitor battery C1, the terminal voltage fluctuates according to the amount of stored energy, whereas the voltage on the output side of the current pump 11, that is, the input side of the output converter 12, is stabilized. For example, in the case of a motor-equipped bicycle, a beard-like drive request appears intermittently each time the pedal is depressed, so that a large current supply is required intermittently. Also, the presence of the electric double-layer capacitor battery C2 can supply a necessary current. That is, the peak load current is
1, the current pump 11 needs to have a current capacity for at least a short time to withstand the current capacity. However, by providing the electric double layer capacitor battery C2 on the output side, The peak load current of the electric double layer capacitor battery C1 and the current pump 11 can be reduced. Further, the electric double layer capacitor battery C2 has a low withstand voltage because the applied voltage is low, but the electric current to be borne is large, so that a large capacitance is required. In the configuration shown in FIG. 2, a current pump and an output converter may be used in common, and a switching converter having a wide input voltage range may serve as both. In that case, the output current of the current pump that receives the current from the capacitor is designed to be large, and the control signal is applied to the current pump. In such a configuration, the rated capacity of the current pump is increased, but the capacitor C2 and the output converter 12 can be omitted instead. Of course, various other forms of control circuits known as drive control circuits can be employed as modifications. It should be noted that the present invention is not limited to the above embodiment, and various modifications are possible. For example, in the above-described embodiment, the detection signal of the pedal torque sensor, the detection signal of the seat sensor, and the detection signal of the speed sensor are used for the interlock for guaranteeing that the self-propelled circuit does not operate. You may. FIG. 3 shows a logic circuit as a configuration for judging a condition in which the bicycle is not in a riding state. However, such a circuit can be appropriately changed and may be realized by another configuration. Absent. As is apparent from the above description, according to the present invention, when the self-propelled button is pressed, the bicycle is in a state of satisfying a predetermined condition and pushing the bicycle (the bicycle is ridden). (It is not in a state), it will run at a preset speed lower than the walking speed, so even if you push without climbing a bicycle and climb a hill, push a heavy bicycle with a slight force enough to push lightly Can be. Moreover, since the speed of self-running can be adjusted, it is possible to set a speed that matches the walking speed of each user. In addition, the speed of the self-running function can be limited to a safe speed by setting the self-running speed and stopping the self-running when the speed exceeds a predetermined speed by an interlock.

【図面の簡単な説明】 【図１】 本発明に係る補助動力付き自転車の実施の形
態を示す図である。 【図２】 本発明に係る補助動力付き自転車の他の実施
の形態を示す図である。 【図３】 自走指令部の構成例を示す図である。 【符号の説明】 １…駆動制御部、２…蓄電電源、３…電動機、Ｄ…ダイ
オード、Ｐ…補助駆動回路、ＶＲ…速度設定部、Ｓ_A …
自走指令スイッチ、Ｓ_B …インターロックスイッチBRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a diagram showing an embodiment of a bicycle with auxiliary power according to the present invention. FIG. 2 is a view showing another embodiment of a bicycle with an auxiliary power according to the present invention. FIG. 3 is a diagram illustrating a configuration example of a self-running command unit. 1 ... driving control unit [Description of symbols], 2 ... power storage power supply, 3 ... electric motor, D ... Diode, P ... auxiliary driving circuit, VR ... speed setting unit, S _A ...
Self-propelled instruction switch, S _B ... interlock switch

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) B62M 23/02 ──────────────────────────────────────────────────続 き Continued on the front page (58) Field surveyed (Int.Cl. ⁷ , DB name) B62M 23/02

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 補助動力源として自転車を駆動する電動
機と該電動機に駆動電流を供給する電源と前記駆動電流
を制御する制御装置とを備えた補助動力付き自転車にお
いて、 自走ボタンが押されることによりオンになる自走指令ス
イッチと、 少なくとも着座検出センサで着座が検出され、ペダルト
ルクセンサでペダルを漕いでいると検出され、あるいは
速度センサで所定の速度を越えていると検出されるとオ
フになるインターロックスイッチと、 歩行速度以下で速度を設定する速度設定部と、 前記自走指令スイッチ及び前記インターロックスイッチ
が共にオンであることを条件として前記速度設定部で設
定された歩行速度以下の速度で自走する自走制御部とを
備えたことを特徴とする補助動力付き自転車。(57) [Claim 1] A bicycle with auxiliary power, comprising: an electric motor for driving a bicycle as an auxiliary power source, a power supply for supplying a driving current to the electric motor, and a control device for controlling the driving current. , A self-propelled command switch that is turned on when the self-propelled button is pressed, and at least a seat detected by a seat detection sensor, a pedal torque sensor detects that a pedal is being pedaled, or a predetermined speed is detected by a speed sensor. An interlock switch that is turned off when it is exceeded, a speed setting unit that sets a speed below the walking speed, and a speed setting condition that both the self-propelled command switch and the interlock switch are on. A self-propelled bicycle comprising: a self-propelled control unit that self-propelled at a speed equal to or lower than a walking speed set by a setting unit.