JP3374954B2 - 物品保管棚 - Google Patents

物品保管棚

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JP3374954B2
JP3374954B2 JP32507196A JP32507196A JP3374954B2 JP 3374954 B2 JP3374954 B2 JP 3374954B2 JP 32507196 A JP32507196 A JP 32507196A JP 32507196 A JP32507196 A JP 32507196A JP 3374954 B2 JP3374954 B2 JP 3374954B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、棚前面側と棚背面
側との各々に位置させる前後一対の支柱の棚横幅方向に
間隔を隔てて並ぶものどうしの間に、棚前後幅方向に沿
う長尺状の物品載置部材の複数を、それら夫々の物品載
置用の上面が同高さ又は略同高さとなる状態で、棚横幅
方向に間隔を隔てて並設して、物品載置部が構成され、
その物品載置部における前記物品載置部材の隣合うもの
どうしの間が、物品移載用のフォーク部材が棚上下方向
と棚前後幅方向とに移動するのを許容するフォーク移動
用の隙間として構成されている物品保管棚に関する。
【0002】
【従来の技術】冒記物品保管棚は、物品載置部材の隣合
うものどうしの間にフォーク移動用の隙間を設けて、フ
ォーク部材の作動で、そのフォーク部材に載置されてい
る物品を物品載置部に移載したり、物品載置部に載置さ
れている物品をそのフォーク部材に移載できるようにし
たものである。かかる物品保管棚においては、従来、実
開平5−49716号公報に記載されているように、棚
横幅方向両側の物品載置部材の各々を前後一対の支柱の
各々に片持ち状に固定した支持アーム間に亘って支持さ
せ、それらの物品載置部材の間の物品載置部材は、その
棚前面側部分と棚背面側部分との各々において下方に延
びる脚部を備えさせるとともに、棚前面側において棚横
幅方向に並ぶ支柱間と棚背面側において棚横幅方向に並
ぶ支柱間との各々に亘って支持部材を固定し、棚前面側
部分の脚部を棚前面側の支柱間に固定した支持部材に支
持させ、棚背面側部分の脚部を棚背面側の支柱間に固定
した支持部材に支持させて、フォーク移動用の隙間を設
けた物品載置部を構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれ
ば、棚横幅方向両側の物品載置部材が、前後一対の支柱
の各々に片持ち状に固定した支持アーム間に亘って支持
されているので、それらの物品載置部材をなるべく棚横
幅方向中央寄りに設けて、物品の棚横幅方向両側を安定
した姿勢で確実に載置できるようにすると、支持アーム
の支柱からの突出長さが長くなって、物品を載置した状
態での支持アームと支柱との取付け部に大きな曲げモー
メントが発生し、重量の大きな物品を載置した場合に、
支持アームと支柱との取付け強度が不足し易い欠点があ
る。逆に、支持アームと支柱との取付け部に大きな曲げ
モーメントが発生しないように、それらの物品載置部材
をなるべく支柱寄りに設けると、棚横幅方向両側での物
品載置代が小さくなって、物品の棚横幅方向両側を安定
した姿勢で載置しにくくなる欠点がある。本発明は上記
実情に鑑みてなされたものであって、物品載置部材の支
持構造を工夫することにより、従来に比べて重量の大き
な物品でも安定した姿勢で確実に載置できるようにする
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の物品保管
棚は、各物品載置部材の棚前面側部分が、棚前面側の支
柱間に亘って架設した支持部材に脚部を介して支持さ
れ、各物品載置部材の棚背面側部分が、棚背面側の支柱
間に亘って架設した支持部材に支持されるので、隣合う
物品載置部材間とその脚部間とに沿ってフォーク移動用
の隙間を形成しながら、物品重量を支柱間に亘って架設
した前後の支持部材、つまり、片持ち状に設けた支持ア
ームに比べて、支柱との取付け部に大きな曲げモーメン
トが発生しにくい前後の支持部材に分散支持させて物品
を載置することができる。従って、棚横幅方向両側の物
品載置部材をなるべく棚横幅方向中央寄りに設けて、物
品の棚横幅方向両側を安定した姿勢で確実に載置できる
ようにしても、重量の大きな物品を載置した場合の支持
アームと支柱との取付け強度を確保し易く、従来に比べ
て重量の大きな物品でも安定した姿勢で確実に載置でき
る。特に、各物品載置部材の棚前面側部分を棚前面側の
支柱間に亘って架設した共通の支持部材に支持させ、各
物品載置部材の棚背面側部分を棚背面側の支柱間に亘っ
て架設した共通の支持部材に支持させる場合は、物品重
量をそれらの物品載置部材に効率良く分散させる状態で
載置できる。つまり、前述の従来技術に示されているよ
うに、各物品載置部材が各支柱に対して各別に固定され
ていると、それらの物品載置部材の物品載置用の上面が
同高さ又は略同高さとなる状態に組付けにくく、物品重
量がそれらの物品載置部材に効率良く分散される状態で
載置できないおそれがあるが、各物品載置部材を共通の
支持部材に支持させる場合は、共通の支持部材を基準に
して、それらの物品載置部材の物品載置用の上面が同高
さ又は略同高さとなる状態に組付け易く、物品重量をそ
れらの物品載置部材に効率良く分散させ易いのである。
また、請求項1記載の物品保管棚は、 物品載置部が、三
つ以上の物品載置部材を並設して構成されているので、
載置物品の自重による変形を防止し易く、特に、袋詰め
の穀粒や粉類等のように自重で変形しやすい袋入り物品
を載置する場合に有利である。 さらに、請求項1記載の
物品保管棚は、 三つ以上の物品載置部材のうちの棚横幅
方向両端に設けた物品載置部材の物品載置用の上面が、
その物品載置部材に隣合う物品載置部材の物品載置用の
上面よりも幅広に形成されているので、載置すべき物品
の棚横幅方向の長さに多少の長短がある場合でも、その
物品の棚横幅方向両側を安定した姿勢で確実に載置でき
るとともに、物品重量をそれらの物品載置部材の全部で
支持させるように載置して、支持部材に作用する支持反
力をその支持部材の長手方向に沿って分散させることが
でき、支持反力が支持部材の長手方向中央寄り集中する
ような場合に比べて、支持アームと支柱との取付け強度
を確保し易い。
【0005】請求項2記載の物品保管棚は、各物品載置
部材の棚前面側部分が、棚前面側の支柱間に亘って架設
した支持部材に脚部を介して支持され、各物品載置部材
の棚背面側部分が、棚背面側の支柱間に亘って架設した
支持部材に支持されるので、隣合う物品載置部材間とそ
の脚部間とに沿ってフォーク移動用の隙間を形成しなが
ら、物品重量を支柱間に亘って架設した前後の支持部
材、つまり、片持ち状に設けた支持アームに比べて、支
柱との取付け部に大きな曲げモーメントが発生にくい前
後の支持部材に分散支持させて物品を載置することがで
きる。 従って、棚横幅方向両側の物品載置部材をなるべ
く棚横幅方向中央寄りに設けて、物品の棚横幅方向両側
を安定した姿勢で確実に載置できるようにしても、重量
の大きな物品を載置した場合の支持アームと支柱との取
付け強度を確保し易く、従来に比べて重量の大きな物品
でも安定した姿勢で確実に載置できる。 特に、各物品載
置部材の棚前面側部分を棚前面側の支柱間に亘って架設
した共通の支持部材に支持させ、各物品載置部材の棚背
面側部分を棚背面側の支柱間に亘って架設した共通の支
持部材に支持させる場合は、物品重量をそれらの物品載
置部材に効率良く分散させる状態で載置できる。 つま
り、前述の従来技術に示されているように、各物品載置
部材が各支柱に対して各別に固定されていると、それら
の物品載置部材の物品載置用の上面が同高さ又は略同高
さとなる状態に組付けにくく、物品重量がそれらの物品
載置部材に効率良く分散される状態で載置できないおそ
れがあるが、各物品載置部材を共通の支持部材に支持さ
せる場合は、共通の支持部材を基準にして、それらの物
品載置部材の物品載置用の上面が同高さ又は略同高さと
なる状態に組付け易く、物品重量をそれらの物品載置部
材に効率良く分散させ易いのである。 さらに、請求項2
記載の物品保管棚は、 物品載置部材の棚背面側部分を、
棚前面側部分よりも高い位置で棚背面側の支持部材に支
持させることができ、物品載置部材の棚横幅方向への倒
れを防止し易い。
【0006】請求項3記載の物品保管棚は、各物品載置
部材の棚前面側部分が、棚前面側の支柱間に亘って架設
した支持部材に脚部を介して支持され、各物品載置部材
の棚背面側部分が、棚背面側の支柱間に亘って架設した
支持部材に支持されるので、隣合う物品載置部材間とそ
の脚部間とに沿ってフォーク移動用の隙間を形成しなが
ら、物品重量を支柱間に亘って架設した前後の支持部
材、つまり、片持ち状に設けた支持アームに比べて、支
柱との取付け部に大きな曲げモーメントが発生にくい前
後の支持部材に分散支持させて物品を載置することがで
きる。 従って、棚横幅方向両側の物品載置部材をなるべ
く棚横幅方向中央寄りに設けて、物品の棚横幅方向両側
を安定した姿勢で確実に載置できるようにしても、重量
の大きな物品を載置した場合の支持アームと支柱との取
付け強度を確保し易く、従来に比べて重量の大きな物品
でも安定した姿勢で確実に載置できる。 特に、各物品載
置部材の棚前面側部分を棚前面側の支柱間に亘って架設
した共通の支持部材に支持させ、各物品載置部材の棚背
面側部分を棚背面側の支柱間に亘って架設した共通の支
持部材に支持させる場合は、物品重量をそれらの物品載
置部材に効率良く分散させる状態で載置できる。 つま
り、前述の従来技術に示されているように、各物品載置
部材が各支柱に対して各別に固定されていると、それら
の物品載置部材の物品載置用の上面が同高さ又は略同高
さとなる状態に組付けにくく、物品重量がそれらの物品
載置部材に効率良く分散される状態で載置できないおそ
れがあるが、各物品載置部材を共通の支持部材に支持さ
せる場合は、共通の支持部材を基準にして、それらの物
品載置部材の物品載置用の上面が同高さ又は略同高さと
なる状態に組付け易く、物品重量をそれらの物品載置部
材に効率良く分散させ易いのである。 さらに、請求項3
記載の物品保管棚は、 複数の物品載置部材と一対の支持
部材とが一体形成されているので、物品載置部材と支持
部材との組付け手間を省けるとともに、それらの部材を
個別に組付ける場合に比べて、支柱に対して精度良く組
付け易い。
【0007】請求項4記載の物品保管棚は、隣合う物品
載置部材間とその棚前面側部分と棚背面側部分とに備え
させた脚部間とに沿って、棚前面側と棚背面側とに亘る
フォーク移動用の隙間を形成でき、棚前面側と棚背面側
のいずれからでもフォーク部材を作動させて、物品を出
し入れすることができる。
【0008】請求項5記載の物品保管棚は、物品載置部
が、三つ以上の物品載置部材を並設して構成されている
ので、載置物品の自重による変形を防止し易く、特に、
袋詰めの穀粒や粉類等のように自重で変形しやすい袋入
り物品を載置する場合に有利である。
【0009】請求項6記載の物品保管棚は、板材を屈曲
させて、複数の物品載置部材と一対の支持部材とが一体
形成されているので、物品載置部を製作し易い。
【0010】請求項7記載の物品保管棚は、物品載置部
が、複数の物品を棚横幅方向に並置できるように構成さ
れているので、支柱の数を減らして、載置面積がその分
広い物品載置部を設けることができる。
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕図1〜図3は、物品の一例としての袋
詰めの米(以下、袋詰め物品という)Aをパレット等を
使用せずに物品載置部Bに直に積み上げて保管できるよ
うに構成した物品保管棚を示し、複数の支柱1(1a,
1b)を棚前面側と棚背面側との各々において棚横幅方
向に等間隔を隔てて設けて、棚前面側の支柱1aと棚背
面側の支柱1bとを棚前後幅方向に対向させるととも
に、それらの支柱1a,1bの上端どうしを枠体2で連
結し、棚前後幅方向で対向する前後一対の支柱1a,1
bの棚横幅方向に間隔を隔てて隣合うものどうしの間
に、上下複数段の物品載置部Bが設けられている。
【0013】前記物品載置部Bの各々は、棚前面側の支
柱1a間と棚背面側の支柱1b間との各々に亘って支持
部材3a,3bを架設するとともに、それらの支持部材
3a,3b間に亘って、棚前後幅方向に沿う長尺状の物
品載置部材4(4a,4b,4c)の複数を、それら夫
々の物品載置用の上面5(5a,5b,5c)が同高さ
又は略同高さとなる状態で、棚横幅方向に一定間隔を隔
てて並設して、物品載置部材4(4a,4b,4c)の
隣合うものどうしの間を、物品移載用のフォーク部材D
が棚上下方向と棚前後幅方向とに移動するのを許容する
フォーク移動用の隙間Cに構成してある。
【0014】前記物品載置部材4(4a,4b,4c)
の各々は、棚前面側部分において下方に延びる脚部6
(6a,6b,6c)と棚背面側部分において下方に延
びる脚部7(7a,7b,7c)とを備えた下向きU字
状に形成され、棚前面側脚部6(6a,6b,6c)の
下端部の各々が、棚前面側に設けた共通の支持部材3a
に支持され、棚背面側脚部7(7a,7b,7c)の下
端部の各々が、棚背面側に設けた共通の支持部材3bに
支持されている。
【0015】前記物品載置部材4(4a,4b,4c)
の各々と棚前後幅方向で一対の支持部材3a,3bは、
隙間形成用孔が予め打ち抜き形成されている一枚の鋼板
を下向きU字状に屈曲させて一体形成されており、各支
持部材3a,3bの棚横幅方向両端部に棚前後幅方向に
沿う舌片8を屈曲形成して、これらの舌片8を支柱1
(1a,1b)にボルト締めして固定してある。
【0016】前記物品載置部Bは、棚横幅方向両端と中
央に配置した三つの物品載置部材4a,4cの物品載置
用の上面5a,5cを、それら三つの物品載置部材4
a,4cの間に三つずつ配置した合計六つの物品載置部
材4bの物品載置用の上面5bよりも幅広に形成して、
中央の幅広の物品載置部材4cを共用する状態で、その
中央の物品載置部材4cの左右両側の各々に袋詰め物品
Aを並置できるように構成されている。
【0017】そして、棚前面側又は棚背面側のいずれか
らでも、フォーク部材Dを作動させて、そのフォーク部
材Dに直に載置されている袋詰め物品Aを物品載置部B
に直に移載したり、物品載置部Bに直に載置されている
袋詰め物品Aをそのフォーク部材Dに直に移載できるよ
うにしてある。
【0018】〔第2実施形態〕図4は、第1実施形態で
示した物品載置部Bの変形例を示し、棚全面側部分にお
いて下方に延びる脚部6(6a,6b,6c)と棚背面
側部分において下方に延びる脚部7(7a,7b,7
c)とを備えた下向きU字状に屈曲形成した鋼板製の物
品載置部材4(4a,4b,4c)の各々と、棚前面側
の鋼製の支持部材3aと、棚背面側の鋼製の支持部材3
bとを各別に製作して、溶接で接続してあり、各支持部
材3a,3bの端部に屈曲形成した舌片8を支柱1(1
a,1b)にボルト締めして固定してある。その他の構
成は第1実施形態と同様である。
【0019】〔第3実施形態〕図5,図6は、各物品載
置部材4(4a,4b,4c)を上下高さが高い板状部
材で構成して、棚前面側部分の脚部6(6a,6b,6
c)と棚背面側部分の脚部7(7a,7b,7c)と
が、その物品載置部材4(4a,4b,4c)の下部で
棚前後幅方向の全長に亘って一連に連続させる状態で形
成されている実施形態を示し、それらの物品載置部材4
(4a,4b,4c)の棚前面側底部と棚背面側底部と
を棚前後幅方向一対の支持部材3a,3bに固定して物
品載置部Bが構成されている。その他の構成は第1実施
形態と同様である。
【0020】〔第4実施形態〕図7.図8は第3実施形
態の変形例を示し、支柱1(1a,1b)に固定した一
連の板材9で棚前後幅方向一対の支持部材3a,3bを
構成して、各物品載置部材4(4a,4b,4c)の底
部を全長に亘ってその板材9に固定してある。その他の
構成は第3実施形態と同様である。
【0021】〔第5実施形態〕図9,図10は、一枚の
鋼板を下向きL字状に屈曲させて、棚前面側部分にのみ
下方に延びる脚部6(6a,6b)を備えた各物品載置
部材4(4a,4b)と棚前後幅方向で一対の支持部材
3a,3bとが一体形成されて、棚横幅方向で一つの袋
入り物品Aを載置できる物品載置部Bが設けられている
実施形態を示す。
【0022】前記棚背面側の支持部材3bの上面を各物
品載置部材4(4a,4b)の上面5(5a,5b)と
略面一に形成して、棚前面側の支持部材3aを棚背面側
の支持部材3bよりも低く配置し、各支持部材3a,3
bの棚横幅方向両端部に屈曲形成した棚前後幅方向に沿
う舌片8を支柱1(1a,1b)にボルト締めして、棚
前面側から作動されるフォーク部材Dで袋詰め物品Aを
移載できる物品載置部Bが構成されている。その他の構
成は第1実施形態と同様である。
【0023】〔第6実施形態〕図11,図12は第5実
施形態の変形例を示し、一枚の鋼板をZ字状に屈曲させ
て、棚前面側部分にのみ下方に延びる脚部6(6a,6
b)を備えた各物品載置部材4(4a,4b)と棚前後
幅方向で一対の支持部材3a,3bとが一体形成されて
いる。
【0024】前記棚背面側の支持部材3bの下面を各物
品載置部材4(4a,4b)の下面と略面一に形成し
て、棚前面側の支持部材3aを棚背面側の支持部材3b
よりも低く配置し、各支持部材3a,3bの棚横幅方向
両端部に屈曲形成した棚前後幅方向に沿う舌片8を支柱
1(1a,1b)にボルト締めして、棚前面側から作動
されるフォーク部材Dで袋詰め物品Aを移載できる物品
載置部Bが構成されている。その他の構成は第5実施形
態と同様である。
【0025】〔第7実施形態〕図13,図14は、各物
品載置部材4(4a,4b)を上下高さが高い板状部材
で構成して、棚前面側部分の脚部6(6a,6b)がそ
の物品載置部材4(4a,4b)の下部で構成されて、
棚横幅方向で一つの袋詰め物品Aを載置できる物品載置
部Bが設けられている実施形態を示し、各物品載置部材
4(4a,4b)の棚前面側の底部を棚前面側の支持部
材3aに固定するとともに、各物品載置部材4(4a,
4b)の棚背面側の上部を棚背面側の支持部材3bに固
定して、棚前面側の支持部材3aが棚背面側の支持部材
3bよりも低く配置されている。その他の構成は第5実
施形態と同様である。
【0026】〔その他の実施形態〕 1.支持部材を支柱に取付ける構造は、上記の実施形態
で述べた如く、ボルトを用いて取付けるに代えて、フッ
クを用いて引掛けるようにしたり、溶接により取付ける
等、その他の取付構造であっても良い。 2.物品載置部は、二つの物品載置部材をフォーク移動
用の隙間を隔てて並設して構成されるものであっても良
い。 3.複数の物品載置部材は、それらの全部が略同幅の物
品載置用の上面を備えるものであっても良い。 4.物品載置部は、パレットやコンテナ容器等の物品収
納具に収納した物品をその物品収納具ごと載置するよう
ものであっても良い。 5.本発明による物品保管棚は、従来と同じ構造の物品
載置部が必要に応じて混在する状態で設けられていても
良い。 6.本発明による物品収納棚は、その前面側に沿って走
行する所謂スタッカークレーンを設けて、そのスタッカ
ークレーンに備えたフォーク装置等の移載装置によっ
て、物品載置部に対して物品が出し入れされるように構
成されるものであっても良い。 7.物品載置部材の各々と棚前後幅方向で一対の支持部
材とを、強化プラスチック等で一体成形して構成しても
良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】正面図
【図2】断面図
【図3】斜視図
【図4】第2実施形態の一部省略斜視図
【図5】第3実施形態の断面図
【図6】第3実施形態の斜視図
【図7】第4実施形態の断面図
【図8】第4実施形態の斜視図
【図9】第5実施形態の断面図
【図10】第5実施形態の斜視図
【図11】第6実施形態の断面図
【図12】第6実施形態の斜視図
【図13】第7実施形態の断面図
【図14】第7実施形態の斜視図
【符号の説明】
1 支柱 3a 棚前面側の支持部材 3b 棚背面側の支持部材 4 物品載置部材 5 上面 6 脚部 7 脚部 A 物品 B 物品載置部 C 隙間 D フォーク部材

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棚前面側と棚背面側との各々に位置させ
    る前後一対の支柱の棚横幅方向に間隔を隔てて並ぶもの
    どうしの間に、棚前後幅方向に沿う長尺状の物品載置部
    材の複数を、それら夫々の物品載置用の上面が同高さ又
    は略同高さとなる状態で、棚横幅方向に間隔を隔てて並
    設して、物品載置部が構成され、 その物品載置部における前記物品載置部材の隣合うもの
    どうしの間が、物品移載用のフォーク部材が棚上下方向
    と棚前後幅方向とに移動するのを許容するフォーク移動
    用の隙間として構成されている物品保管棚であって、 前記物品載置部における各物品載置部材が、その棚前面
    側部分に下方に延びる脚部を備えるように形成され、そ
    の脚部の下端部が、棚前面側において棚横幅方向に間隔
    を隔てて並ぶ支柱間に亘って架設した棚前面側の支持部
    材に支持され、 前記物品載置部における各物品載置部材の棚背面側部分
    が、棚背面側において棚横幅方向に間隔を隔てて並ぶ支
    柱間に亘って架設した棚背面側の支持部材に支持され 前記物品載置部が、三つ以上の物品載置部材を並設して
    構成され、 前記三つ以上の物品載置部材のうちの棚横幅方向両端に
    設けた物品載置部材の物品載置用の上面が、その物品載
    置部材に隣合う物品載置部材の物品載置用の上面よりも
    幅広に形成されている 物品保管棚。
  2. 【請求項2】 棚前面側と棚背面側との各々に位置させ
    る前後一対の支柱の棚横幅方向に間隔を隔てて並ぶもの
    どうしの間に、棚前後幅方向に沿う長尺状の物品載置部
    材の複数を、それら夫々の物品載置用の上面が同高さ又
    は略同高さとなる状態で、棚横幅方向に間隔を隔てて並
    設して、物品載置部が構成され、 その物品載置部における前記物品載置部材の隣合うもの
    どうしの間が、物品移載用のフォーク部材が棚上下方向
    と棚前後幅方向とに移動するのを許容するフォーク移動
    用の隙間として構成されている物品保管棚であって、 前記物品載置部における各物品載置部材が、その棚前面
    側部分に下方に延びる脚部を備えるように形成され、そ
    の脚部の下端部が、棚前面側において棚横幅方向に間隔
    を隔てて並ぶ支柱間に亘って架設した棚前面側の支持部
    材に支持され、 前記物品載置部における各物品載置部材の棚背面側部分
    が、棚背面側において 棚横幅方向に間隔を隔てて並ぶ支
    柱間に亘って架設した棚背面側の支持部材に支持され、 前記物品載置部における各物品載置部材が、その棚前面
    側部分にのみ、下方に延びる脚部を備えるように構成さ
    れ、 前記棚前面側の支持部材が、前記棚背面側の支持部材よ
    りも低く配置されている 物品保管棚。
  3. 【請求項3】 棚前面側と棚背面側との各々に位置させ
    る前後一対の支柱の棚横幅方向に間隔を隔てて並ぶもの
    どうしの間に、棚前後幅方向に沿う長尺状の物品載置部
    材の複数を、それら夫々の物品載置用の上面が同高さ又
    は略同高さとなる状態で、棚横幅方向に間隔を隔てて並
    設して、物品載置部が構成され、 その物品載置部における前記物品載置部材の隣合うもの
    どうしの間が、物品移載用のフォーク部材が棚上下方向
    と棚前後幅方向とに移動するのを許容するフォーク移動
    用の隙間として構成されている物品保管棚であって、 前記物品載置部における各物品載置部材が、その棚前面
    側部分に下方に延びる脚部を備えるように形成され、そ
    の脚部の下端部が、棚前面側において棚横幅方向に間隔
    を隔てて並ぶ支柱間に亘って架設した棚前面側の支持部
    材に支持され、 前記物品載置部における各物品載置部材の棚背面側部分
    が、棚背面側において棚横幅方向に間隔を隔てて並ぶ支
    柱間に亘って架設した棚背面側の支持部材に支持され、 前記複数の物品載置部材と前記一対の支持部材とが一体
    形成されている 物品保管棚。
  4. 【請求項4】 前記物品載置部における各物品載置部材
    が、下向きU字状に形成されて、棚背面側部分にも下方
    に延びる脚部を備えるように構成され、 それら下向きU字状に形成した物品載置部材の棚前面側
    の脚部の下端部、及び、棚背面側の脚部の下端部が、前
    記棚前面側の支持部材及び前記棚背面側の支持部材に支
    持されている請求項1又は3記載の物品保管棚。
  5. 【請求項5】 前記物品載置部が、三つ以上の物品載置
    部材を並設して構成されている請求項2又は3記載の
    品保管棚。
  6. 【請求項6】 前記複数の物品載置部材と前記一対の支
    持部材とが、板材を 屈曲させて一体形成されている請求
    項3記載の物品保管棚。
  7. 【請求項7】 前記物品載置部が、複数の物品を棚横幅
    方向に並置できるように構成されている請求項1〜6の
    いずれか1項記載の物品保管棚。
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