JP3374441B2 - ドアロツク操作装置 - Google Patents

ドアロツク操作装置

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JP3374441B2 JP12968893A JP12968893A JP3374441B2 JP 3374441 B2 JP3374441 B2 JP 3374441B2 JP 12968893 A JP12968893 A JP 12968893A JP 12968893 A JP12968893 A JP 12968893A JP 3374441 B2 JP3374441 B2 JP 3374441B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、太陽ギヤと衛星ギヤを
利用したドアロツク操作装置に関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種のドアロツク操作装置とし
ては、特開昭60−55186号公報に示されるものが
知られている。これは、モータと、モータに連係された
太陽ギヤと、太陽ギヤと噛合し自転及び公転可能な衛星
ギヤと、衛星ギヤと噛合可能な出力部材とを有するもの
であつて、太陽ギヤはモータの回転軸に固定されてお
り、衛星ギヤはモータの出力軸に支持された対の支持部
材に自転及び公転自在に支持されると共に衛星ギヤと支
持部材との間には衛星ギヤと支持部材との間に摩擦抵抗
を発生させるための付勢部材が配設されているものであ
つた。この従来装置においては、モータを作動させ太陽
ギヤを回転させることにより、衛星ギヤと旋回体との間
に付勢部材によつて摩擦抵抗が生じていることから衛星
ギヤを旋回体と共に太陽ギヤに対して公転させて出力部
材と噛合させる。これにより、衛星ギヤが衛星ギヤと旋
回体との間に生じている摩擦抵抗に抗して自転し始め、
太陽ギヤの回転が衛星ギヤの自転を介して出力部材に伝
達される。結果、出力部材が回転して出力部材に連係さ
れたドアロツク作動装置が作動させられることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
装置であると、太陽ギヤはモータの回転軸に直接固定さ
れているため、出力部材にドアロツク作動装置を作動さ
せるだけの必要十分なトルクを与えることが困難であ
る。結果、必要十分なトルクを得るためには大型のモー
タが必要となり、モータが大型となつた分だけ装置自体
が大型化することなる。又、必要十分なトルクを得るた
めにモータと太陽ギヤとの間に単に減速機構を配したも
のとすると、減速機構を配した分だけ装置自体が大型化
することとなる。
【0005】故に、本発明は、衛星ギヤの支持構造を改
良して操作装置自体を大型化することなく出力部材に必
要十分なトルクが与えられるドアロツク操作装置を提供
することを、その技術的課題とするものである。
【0006】
【発明の構成】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、モータに
固着されたウォームギヤと、ウォームギヤに噛合される
と共に太陽ギヤと一体に形成され前記太陽ギヤと同軸的
に回転するウォームホイールギヤと、該ウォームホイー
ルギヤ上に配置された衛星ギヤを該衛星ギヤと前記ウォ
ームホイールギヤとの間に摩擦抵抗が生じるように付勢
すると共に前記衛星ギヤを自転かつ公転自在に支持する
付勢支持部材とを有したことである。
【0008】
【作用】上記技術的手段によれば、ウオームギヤとウオ
ームホイールギヤとの噛合によつてモータと太陽ギヤと
の間に減速作用が発生する。よつて、出力部材に必要十
分なトルクが与えられる。又、衛星ギヤとウオームホイ
ールギヤとの間に摩擦抵抗を発生させて衛星ギヤの公転
を可能とする機能を有する付勢支持部材によつて支持さ
れるので、衛星ギヤの支持構造が簡素化される。よつ
て、衛星ギヤの支持構造が簡素化された分、ウオームギ
ヤ及びウオームホイールギヤを配したとしても操作装置
自体は大型化しない。結果、操作装置自体を大型化する
ことなく出力部材に必要十分なトルクが与えられるもの
となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0010】図1に示されるように、ドアロツク操作装
置1は、リンク3を介してドアロツク作動装置2のロツ
キングレバー21に連係されている。又、ロツキングレ
バー21には、リンク4を介してドアロツク作動装置2
の手動操作するロツキングノブ5が連係されている。
【0011】図1及び図2に示されるように、ドアロツ
ク操作装置1は、モータ11,太陽ギヤ12,衛星ギヤ
13及び出力部材14を主として構成されている。これ
ら、各部材11,12,13,14はケース15内に内
蔵されており、ケース15から突出する出力部材14の
軸部分14aがレバー6を介してリンク3に連結され
る。
【0012】太陽ギヤ12は、ピン16によりケース1
5に回転自在に支持されている。この太陽ギヤ12には
太陽ギヤ12より大径のウオームホイールギヤ17がピ
ン16を中心軸として同軸的に一体に形成されている。
又、このウオームホイールギヤ17にはピン16を中心
とした円形の支持溝17aが形成されている。
【0013】モータ11は、ケース15に固定されてお
り、その回転軸11aにはウオームホイールギヤ17と
噛合するウオームギヤ18が固着されている。このウオ
ームホイールギヤ17とウオームギヤ18との噛合は、
噛合する歯を摩擦角に対して進み角を大として、ウオー
ムギヤ18からウオームホイールギヤ17へ及びウオー
ムホイールギヤ17からウオームギヤ18へのトルク伝
達が可能なものとされている。
【0014】衛星ギヤ13は、ウオームホイールギヤ1
7上に配置されており、太陽ギヤ12に噛合されてい
る。この衛星ギヤ13にはピン部13aが植設されてお
り、このピン部13aは支持溝17a内に嵌挿され、こ
れにより、衛星ギヤ13は自転及び公転自在とされてい
る。又、ピン16には板バネ19が旋回自在に支持され
ている。この板バネ19は衛星ギヤ13のピン部13a
と同軸上で植設されたピン部13bに係合されており、
衛星ギヤ13をウオームホイールギヤ17側に常時付勢
してウオームホイールギヤ17と衛星ギヤ13との間に
摩擦抵抗を発生させている。
【0015】出力部材14は、軸部分14a,14c及
びセクタギヤ部分14bを一体に有しており、出力部材
14はこの軸部分14a,14cによりケース15に回
動自在に支持されている。軸部分14aは前述したよう
にケース15から外方に突出して配置されレバー6が一
体回動するように固着されており、セクタギヤ部分14
bは一部分が衛星ギヤ13の公転軌跡上に位置するよう
に配置され衛星ギヤ13と噛合可能とされている。又、
ケース11には弾性変形可能な対のストツパ20,21
が固定されている。このストツパ20,21は出力部材
14の回動によるセクタギヤ部分14bの回動軌跡上に
配置されており、セクタギヤ部分14bの両端と夫々当
接可能とされている。このセクタ部分14bとストツパ
20,21との当接によつて出力部材14の回動規制が
なされ、これにより、出力部材14の作動範囲が規定さ
れる。
【0016】次に作動について説明する。
【0017】図1は、ドアロツク作動装置2の解錠状態
及び遊星ギヤ13が出力部材14から離れたドアロツク
操作装置1の遊星ギヤ13の初期状態を示す。この状態
において、モータ11が一方向に作動させられると、ウ
オームギヤ18からウオームホイールギヤ17へとトル
ク伝達がなされてウオームホイールギヤ17が回転させ
られ、ウオームホイールギヤ17と一体の太陽ギヤ12
が回転する。この際、衛星ギヤ13はそのピン部13
a,13bを中心として回転(衛星ギヤ13の自転)し
ようとするが、衛星ギヤ13は板バネ19によつてウオ
ームホイールギヤ17側に付勢されてウオームホイール
ギヤ17と衛星ギヤ13との間に摩擦抵抗が生じている
ので、衛星ギヤ13はそのピン部13a,13bを中心
として回転(衛星ギヤ13の自転)しない。これによ
り、図3に示されるように、板バネ19と共にピン16
回りにA方向に旋回(衛星ギヤ13のA方向の公転)
し、結果、衛星ギヤ13が出力部材14のセタタギヤ部
分14bと噛合する。
【0018】衛星ギヤ13と出力部材14のセクタギヤ
部分14bとが噛合すると、衛星ギヤ13の公転が規制
され衛星ギヤ13がウオームホイールギヤ17と衛星ギ
ヤ13との間に生じる摩擦抵抗に抗して自転し始め、太
陽ギヤ12の回転が衛星ギヤ13を介して出力部材14
に伝達される。この際、ウオームホイールギヤ17及び
太陽ギヤ12は回転し続けており、衛星ギヤ13はウオ
ームホイールギヤ17の支持溝17a内に案内されてい
くこととなる。これにより、図4に示されるように、出
力部材14がその軸部分14a,14cを中心として図
5に示される如くセクタギヤ部分14bの端部がストツ
パ21を弾性変形させるようにストツパ21と当接して
回動規制されるまで図4示B方向に回動する。この際、
衛星ギヤ13は、ウオームホイールギヤ17と衛星ギヤ
13との間に摩擦抵抗が生じていることにより衛星ギヤ
13に付与される出力部材14及び太陽ギヤ12からの
力の関係によつて、セクタギヤ部分14bに押しつけら
れることとなり、衛星ギヤ13がセクタギヤ部分14b
から離れることが阻止される。結果、出力部材14と一
体に回動するレバー6が図1示二点鎖線の位置に移動
し、リンク3を介してドアロツク作動装置2のロツキン
グレバー21が図1示二点鎖線の位置に移動する。よつ
て、ドアロツク作動装置2が施錠状態となる。この場
合、ロツキングノブ5も施錠状態の位置に動く。
【0019】出力部材14のセクタギヤ部分14bの端
部がストツパ21を弾性変形させてストツパ21と当接
しドアロツク作動装置2が施錠状態となると、モータ1
1の一方向の作動が停止する。この後、出力部材14は
弾性変形したストツパ21の復元力によつて図5示C方
向に回動させられる。これにより、衛星ギヤ13は前述
とは逆方向に自転しようとし太陽ギヤ12及びウオーム
ホイールギヤ13も前述とは逆方向に回転しようとす
る。結果、板バネ19によつて衛星ギヤ13とウオーム
ホイールギヤ17との間に摩擦抵抗が生じていることか
ら、図6に示されるように、衛星ギヤ13はD方向に公
転して出力部材14のセクタギヤ部分14bから離れ、
初期状態に復帰する。この際、ウオームホイールギヤ1
7とウオームギヤ18との噛合は、ウオームホイールギ
ヤ17からウオームギヤ18へのトルク伝達も可能とさ
れているので、遊星ギヤ13の初期状態への復帰は妨げ
られない。
【0020】尚、ドアロツク作動装置2を施錠状態から
解錠状態とするには、モータ11を前述は逆に他方向に
作動させればよい。この場合、出力部材14は、セクタ
ギヤ部分14bの端部がストツパ20を弾性変形させる
ようにストツパ20と当接することにより、回動規制さ
れる。又、ロツキングノブ5も解錠状態の位置に動く。
【0021】図1に示されるドアロツク作動装置2の解
錠状態及びドアロツク操作装置1の初期状態において、
ロツキングノブ5を手動押圧操作すると、ロツキングレ
バー21が図1示二点鎖線の位置に移動する。よつて、
ドアロツク作動装置2が施錠状態となる。この際、リン
ク3を介してレバー6も出力部材14と共に図1示二点
鎖線の位置に移動するが、ドアロツク操作装置1の遊星
ギヤ13が出力部材14から離れた初期状態にあるの
で、ロツキングノブ5による手動操作にドアロツク操作
装置1の各構成部品11,12,13,14がつれ動く
ことはない。
【0022】尚、ドアロツク作動装置2を施錠状態から
解錠状態とするには、ロツキングノブ5を前述とは逆に
手動引上操作すればよい。この場合も、ドアロツク操作
装置1の遊星ギヤ13が出力部材14から離れた初期状
態にあるので、ロツキングノブ5による手動操作にドア
ロツク操作装置1の各構成部品11,12,13がつれ
動くことはない。
【0023】上記したように、モータ11のトルクはウ
オームギヤ18及びウオームホイールギヤ17を介して
太陽ギヤ12に伝達されるので、ウオームギヤ18とウ
オームホイールギヤ17との噛合によつてモータ11と
太陽ギヤ12との間に減速作用が発生することとなる。
よつて、この減速作用により、太陽ギヤ12すなわち出
力部材14には必要十分なトルクが与えられることとな
り、小さなモータ11でドアロツク作動装置2を作動さ
せることができる。又、衛星ギヤ13は、衛星ギヤ13
とウオームホイールギヤ17との間に摩擦抵抗を発生さ
せて衛星ギヤ13の公転を可能とする機能を有する板バ
ネ19によつて支持されるので、衛星ギヤ13の支持構
造が簡素化されることとなる。よつて、支持構造が簡素
化された分だけドアロツク操作装置1自体は小型化され
ることとなり、ウオームギヤ18及びウオームホイール
ギヤ17を配したとしてもドアロツク操作装置1自体が
大型化することはない。しかも、衛星ギヤ13は、ウオ
ームホイールギヤ17の支持溝17aに衛星ギヤ13の
ピン部13aが嵌挿されることによつても支持されるの
で、太陽ギヤ12と衛星ギヤ13との噛合ピツチが精度
よく確保され、衛星ギヤ13の確実な公転を確保した支
持が可能となる。更に、ウオームホイールギヤ17から
ウオームギヤ18へのトルク伝達が可能つまり太陽ギヤ
12からのトルクをウオームホイールギヤ17及びウオ
ームギヤ18を介してモータ11に伝達させる逆転作動
が可能であり、しかも、ドアロツク作動装置1の施錠・
解錠切り換え時、出力部材14は、セクタギヤ部分14
bの端部がストツパ21,20を弾性変形させるように
ストツパ21.20と当接するので、モータ11の停止
時、ストツパ21,20の弾性変形による復元力を利用
して衛星ギヤ13は常に出力部材14から離れた初期状
態となる。これにより、ロツキングノブ5による手動操
作時において、ドアロツク操作装置1の各構成部品1
1,12,13がつれ動くことが防止され、軽い操作力
でロツキングノブ5による手動操作を行うことができ
る。
【0024】図7に示されるように、ウオームホイール
ギヤ17の支持溝17aに嵌挿される二つの衛星ギヤ1
3,22を用いてもよい。この場合、板バネ19は両衛
星ギヤ13,22のピン部13b,22bに係合される
よう二股形状となる。このような構成により、モータ1
1が一方向に作動することにより衛星ギヤ13と出力部
材14とが係合してドアロツク作動装置2が解錠状態か
ら施錠状態に切り換えられ、モータ11が他方向に作動
することにより衛星ギヤ22と出力部材14とが係合し
てドアロツク作動装置2が施錠状態から解錠状態に切り
換えられる。これにより、ドアロツク作動装置2の解錠
状態から施錠状態及び施錠状態から解錠状態への切り換
え時間を略同じ時間で且つ短い時間のものとすることが
できる。
【0025】図8及び図9に示されるように、太陽ギヤ
12とウオームホイールギヤ17とを分割構造とし、太
陽ギヤ12とウオームホイールギヤ17との間に板スプ
リング等の弾性体23を配設した構成としてもよい。こ
の場合、ウオームホイールギヤ17は、支持溝17aと
同軸的に形成された円形の案内溝17b及び支持溝17
aと案内溝17bとを区画する壁17dに形成された切
欠溝17cを有し、太陽ギヤ12は案内溝17b内に嵌
挿される対の突部12a,12bを有しており、弾性体
23は、案内溝17b内に配設され、その両端23a,
23bは切欠溝17c内に位置されてウオームホイール
ギヤ17の壁17d及び太陽ギヤ12の突部12a,1
2bと係合可能とされている。上記した構成において、
ウオームホイールギヤ17から太陽ギヤ12へのトルク
伝達は、ウオームホイールギヤ17の壁部17dが弾性
体23の端23b又は23aと係合して弾性体23をた
わませると共に弾性体23の端23a又は23bが太陽
ギヤ12の突部12a又は12bと係合することにより
行われる。又、太陽ギヤ12からウオームホイールギヤ
17へのトルク伝達(逆転作動)には、たわまされた弾
性体23の復元力が作用することとなる。これにより、
より確実に衛星ギヤ13を初期状態に復帰させることが
できる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、モータのトルクはウオ
ームギヤ及びウオームホイールギヤを介して太陽ギヤに
伝達されるので、ウオームギヤとウオームホイールギヤ
との噛合によつてモータと太陽ギヤとの間に減速作用が
発生することとなる。よつて、この減速作用により、出
力部材に必要十分なトルクを与えることができ、小さな
モータでドアロツク作動装置を作動させることができ
る。又、衛星ギヤは、衛星ギヤとウオームホイールギヤ
との間に摩擦抵抗を発生させて衛星ギヤの公転を可能と
する機能を有する付勢支持部材によつて支持されるの
で、衛星ギヤの支持構造を簡素化することができる。よ
つて、支持構造が簡素化された分だけ操作装置自体を小
型化することができ、小型化された分、操作装置自体を
大型化することなく減速作用を発生させるウオームギヤ
及びウオームホイールギヤを配設することができる。
【0027】又、本発明によれば、衛星ギヤはウオーム
ホイールギヤに形成された支持溝に嵌挿されて支持され
るので、太陽ギヤと衛星ギヤとの噛合ピツチを精度よく
確保することができ、衛星ギヤの確実な公転を確保した
支持とすることができる。
【0028】更に、本発明によれば、ウオームホイール
ギヤからウオームギヤへのトルク伝達が可能であり、し
かも、出力部材は、ストツパを弾性変形させるようにス
トツパと当接して作動規制されるので、モータの停止
時、ストツパの弾性変形による復元力を利用して衛星ギ
ヤを常に出力部材から離れた初期状態とすることができ
る。これにより、手動操作時において操作装置の各構成
部品がつれ動くことがなく、軽い操作力で手動操作を行
うことができる。
【0029】その上、本発明によれば、ウオームホイー
ルギヤと太陽ギヤとの間にウオームホイールギヤを太陽
ギヤに対して回転付勢する付勢部材を配設しているの
で、より確実に衛星ギヤを出力部材から離れた初期状態
に復帰させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドアロツク操作装置の平面図であ
る。
【図2】図1の横断面図である。
【図3】本発明に係るドアロツク操作装置の作動説明図
である。
【図4】本発明に係るドアロツク操作装置の作動説明図
である。
【図5】本発明に係るドアロツク操作装置の作動説明図
である。
【図6】本発明に係るドアロツク操作装置の作動説明図
である。
【図7】本発明に係るドアロツク操作装置の第1の変形
例を示す平面図である
【図8】本発明に係るドアロツク操作装置の第2の変形
例を示す部分横断面図である。
【図9】図8の主要部上面図である。
【符号の説明】
1 ドアロツク操作装置 11 モータ 12 太陽ギヤ 13 衛星ギヤ 14 出力部材 17 ウオームホイールギヤ 18 ウオームギヤ 19 板バネ(付勢支持部材) 17a 支持溝 20,21 ストツパ 23 弾性体(付勢部材)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−96070(JP,A) 特開 平2−261180(JP,A) 特開 昭60−55186(JP,A) 特開 平4−83074(JP,A) 実開 平4−58535(JP,U) 実開 平4−88358(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 65/20 B60J 5/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータと、該モータに連係された太陽ギ
    ヤと、該太陽ギヤと噛合する衛星ギヤと、該衛星ギヤと
    噛合可能な出力部材とを有するドアロック操作装置にお
    いて、前記モータに固着されたウォームギヤと、該ウォ
    ームギヤに噛合されると共に前記太陽ギヤと一体に形成
    され前記太陽ギヤと同軸的に回転するウォームホイール
    ギヤと、該ウォームホイールギヤ上に配置された前記衛
    星ギヤを前記衛星ギヤと前記ウォームホイールギヤとの
    間に摩擦抵抗が生じるように付勢すると共に前記衛星ギ
    ヤを自転かつ公転自在に支持する付勢支持部材とを有す
    るドアロック操作装置。
  2. 【請求項2】 前記ウオームホイールギヤに形成され前
    記衛星ギヤが嵌挿されると共に前記衛星ギヤの自転及び
    公転を許容する支持溝とを有する請求項1記載のドアロ
    ツク操作装置。
  3. 【請求項3】 前記ウオームギヤと前記ウオームホイー
    ルギヤとの噛合は前記ウオームギヤから前記ウオームホ
    イールギヤへ及び前記ウオームホイールギヤから前記ウ
    オームギヤへトルク伝達が可能な噛合であり、しかも、
    前記出力部材は弾性変形するストツパと当接して作動規
    制される請求項1又は2記載のドアロツク操作装置。
  4. 【請求項4】 前記ウオームホイールギヤと前記太陽ギ
    ヤとの間に配設され前記ウオームホイールギヤを前記太
    陽ギヤに対して回転付勢する付勢部材を有する請求項3
    記載のドアロツク操作装置。
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