JP3371385B2 - カバー式内視鏡 - Google Patents

カバー式内視鏡

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JP3371385B2 JP33183593A JP33183593A JP3371385B2 JP 3371385 B2 JP3371385 B2 JP 3371385B2 JP 33183593 A JP33183593 A JP 33183593A JP 33183593 A JP33183593 A JP 33183593A JP 3371385 B2 JP3371385 B2 JP 3371385B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カバー用内視鏡を装着
するチャンネルチューブ付き内視鏡カバーの湾曲性を向
上させるカバー式内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、医療分野及び工業分野で内視鏡が
広く用いられている。例えば、医療分野で使用される内
視鏡は、挿入部を体腔内に挿入して、臓器などを観察し
たり、内視鏡の処置具チャンネル内に挿入した処置具を
用いて、各種治療や処置を行うことができるようになっ
ている。このため、内視鏡システムにおいては、検査の
目的・用途に応じて様々な内視鏡検査用周辺装置が使用
されている。
【0003】これら様々な目的・用途に使用される内視
鏡検査用周辺装置を含めた内視鏡システムは、単に検査
に有用であるというだけではなく、検査経費をいかに節
減することが可能かということがこれまで以上に重要な
課題となっている。
【0004】そこで、検査コスト低減のため、内視鏡の
1日の使用回数を増やして一回当たりの検査コストを下
げるようにするものが提案されているが、一般に、体腔
内の検査・処置に一度使用した内視鏡を他の患者に再使
用する場合、内視鏡を介しての患者間感染を防止するた
め、検査・処置終了後に内視鏡の洗滌消毒を十分に行わ
なければならなかった。しかし、細長い管路などを備え
た内視鏡を十分に消毒するのは煩わしい作業であった。
【0005】上述の問題を解消するため、複数の内視鏡
を用意し、洗滌消毒時間中に洗浄消毒済みの内視鏡を順
次使用することによって、検査効率を上昇させることが
可能になるが、この場合、内視鏡を購入する費用が増大
するという問題が生じる。
【0006】このため、米国特許4646722号には
使い捨ての内視鏡シース(以下内視鏡カバーと記載)が
提案されている。この内視鏡カバーは、検査前に内視鏡
挿入部を覆い、内視鏡カバーに覆われた内視鏡を体腔内
に挿入し、検査・処置終了後に内視鏡挿入部を覆ってい
た内視鏡カバーを廃棄し、前記内視鏡に新しい内視鏡カ
バーを覆せ、次の検査に使用するようにしたものであ
る。前記内視鏡カバーを使用することによって、洗滌消
毒時間(1時間)をカバー交換時間(10分)だけにす
ることができ、1台の内視鏡で倍以上の検査を行うこと
が可能であり、一回当たりの内視鏡検査のコストを大幅
に低減させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記米
国特許4646722号に示すカバー式内視鏡ではチャ
ンネル類が内視鏡挿入部の外側に配置され、その上から
内視鏡カバーを被覆する構成である。このため、カバー
式内視鏡を湾曲させた際、内視鏡挿入部とこの内視鏡挿
入部の外側に設けたチャンネルとの軸方向への移動量が
異なると共に、チャンネルが手元側で固定されているこ
とによって軸方向への移動が妨げられ、チャンネルが内
視鏡カバー内で突っ張ってしまったり蛇行してカバー式
内視鏡の湾曲を妨げていた。
【0008】上記不具合を解決するため、米国特許49
47827号などにはチャンネルを蛇腹状に成形した
り、チャンネルに伸縮自在な材料を用いるようにしたカ
バー式内視鏡が提案されている。しかし、チャンネルに
蛇腹を設ける加工精度にバラツキが生じやすく、所望の
機能を果たせないものや、蛇腹を形成したことによって
チャンネル内面に凹凸が生じ、処置具の挿通性が悪化す
るという不具合があった。また、チャンネルを蛇腹状に
形成したり、チャンネルに伸縮自在な材料を用いること
によって、チャンネル製造コストが高くなり、使い捨て
である内視鏡カバーを高価なものにしてしまうという問
題があった。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、湾曲動作がスムースで処置具の挿通性を悪化させ
ることが無く、且つ、安価なカバー式内視鏡を提供する
ことを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のカバー式内視鏡
は、可撓性を有し上下・左右方向に湾曲自在な挿入部を
備えたカバー用内視鏡と、このカバー用内視鏡の挿入部
が挿入されると共に、送気・送水・吸引管路のうち少な
くとも1つ以上の管路を形成するチャンネルチューブを
設けた内視鏡カバーとを組み合わせるカバー式内視鏡に
おいて、前記内視鏡カバーに設けたチャンネルチューブ
と、該チャンネルチューブに対応して配設されるチュー
ブであって前記カバー用内視鏡から該カバー用内視鏡の
外部に配設された流体制御装置にかけて延出された管路
用チューブとを接続する接続部を、前記内視鏡カバー内
であり、かつ、前記挿入部が位置する部分以外の空間に
当該内視鏡挿入部軸方向に移動可能に設けたことを特徴
とする。
【0011】
【作用】この構成によれば、内視鏡カバーに装着されて
いるカバー用内視鏡を湾曲させたとき、カバー用内視鏡
の湾曲動作に対応して内視鏡カバーに設けたチャンネル
チューブが内視鏡挿入部軸方向に移動して湾曲部がスム
ースに湾曲する。
【0012】
【実施例】図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1ないし図8は本発明の一実施例に係り、図1は内視
鏡装置の概略構成を示す斜視図、図2は口体部の概略構
成を示す斜視図、図3は口体部本体の説明図、図4は口
体部本体の断面図、図5はチャンネルチューブ移動部材
の説明図、図6はチャンネルチューブ移動部材の断面
図、図7はチャンネルチューブ移動手段の概略構成を示
す説明図、図8はチャンネルチューブと口体部本体との
固定方法を示す断面図である。
【0013】図1に示すように内視鏡装置1は、カバー
式内視鏡2を有する装置であり、このカバー式内視鏡2
には内視鏡カバー(以下カバーと略記)3と、このカバ
ー3に装着されるカバー用内視鏡4とが備えられてい
る。
【0014】前記内視鏡装置1にはカバー式内視鏡2
と、このカバー式内視鏡2が接続される各種周辺機器等
を内設したカート5と、カバー式内視鏡2を保持するカ
バー保持具6とから構成されている。
【0015】カート5には、例えば光源装置7、ビデオ
プロセッサ8、流体制御装置9、カバー3にカバー用内
視鏡4を装着する際に使用する内視鏡カバー拡張器(以
下、拡張器と略記する)10等が収納されている。ま
た、前記カート5の上面部には、ビデオプロセッサ8か
らの映像信号を受けて内視鏡画像を表示するモニタ11
が載置されている。
【0016】カバー用内視鏡4は、細長の内視鏡挿入部
14の手元側基端部に太径の把持部を兼ねた操作部12
が連設され、操作部12の側部からユニバーサルコード
13が延出しており、このユニバーサルコード13の端
部にコネクタ19が設けられている。
【0017】光源装置7は、前記コネクタ19を介して
カバー用内視鏡4と着脱自在に接続され、内視鏡に照明
光を供給するようになっている。また、ビデオプロセッ
サ8は、前記コネクタ19の側部から延出する信号ケー
ブル21を介してカバー用内視鏡4と着脱自在に接続さ
れ、カバー用内視鏡4に内蔵された撮像手段の駆動、及
び撮像手段から出力される信号に対する信号処理を行
い、標準的な映像信号に変換してモニタ11へ出力する
ようになっている。
【0018】拡張器10は、拡張チューブ34が接続さ
れ、この拡張チューブ34を介してカバー3内に空気を
送り込んで拡張するためのものであり、この拡張により
カバー3は、カバー用内視鏡4の装着あるいは抜去が容
易にできるようになっている。このカバー用内視鏡4に
カバー3を装着あるいは取り外す際にはカバー保持具6
を用い、例えばカバー保持具6によってカバー3の基端
側を保持してカバー用内視鏡4を挿入あるいは抜去する
ようになっている。
【0019】カバー3は、軟性の挿入部カバー部22
と、薄肉で柔軟な例えば、塩化ビニル等の高分子材料で
形成された操作部カバー部23及びユニバーサルコード
カバー部24を備えて構成されており、カバー用内視鏡
4の内視鏡挿入部14、操作部12、ユニバーサルコー
ド13をそれぞれ覆うようになっている。
【0020】流体制御装置9は、送気制御弁35、送水
制御弁36、吸引制御弁37が設けられ、送気,送水,
吸引をこれらの電磁弁で制御するようになっている。送
気制御弁35、送水制御弁36、吸引制御弁37には、
それぞれに挿入部カバー部22の口体部30から延出し
ている送気管路用チューブ26、送水管路用チューブ2
7、吸引管路用チューブ28が接続されている。
【0021】また、吸引制御弁3には吸引チューブ3
8が接続され、その端部には図示しない吸引器が接続さ
れ、内視鏡先端部より不用な体液等の吸引を行うように
なっている。送水制御弁36には送水チューブ39が接
続されており、その先端部には送水タンク33が接続さ
れている。さらに、流体制御装置9からは2本の送気チ
ューブ40が延出しており、送気制御弁35と送水タン
ク33とに接続されている。
【0022】前記内視鏡カバー3の挿入部カバー部22
の先端にはカバー先端部材20が設けられている。この
カバー先端部材20には、挿入部カバー部内に内挿され
るカバー用内視鏡4のそれぞれの光学系に対設するレン
ズカバー51が配設されると共に、図示しない処置具挿
通用チューブを兼用する吸引チューブに連通するチャン
ネル開口部52が設けられている。なお、図中には示さ
れていないがカバー先端部材20には図示しない送気チ
ューブ及び送水チューブが連通する送気・送水ノズルが
設けられるようになっている。
【0023】前記挿入部カバー部22の後端にはカバー
用内視鏡3と接続固定される口体部30が設けられてい
る。この口体部30には、挿入部カバー内を挿通する吸
引チューブに連通する鉗子口32が設けられると共に、
送気管路用チューブ26,送水管路用チューブ27及び
吸引管路用チューブ28を形成するチャンネルチューブ
が突出するようになっている。
【0024】そして、前記カバー先端部材20と口体部
30とは湾曲自在な軟性チューブによって形成された挿
入部カバー外皮25によって気密的に連結されている。
【0025】ここで、口体部30について説明する。図
2に示すように本実施例においてはチャンネルチューブ
移動手段を口体部30に設けている。すなわち、口体部
30を口体部本体60とチャンネルチューブ移動手段で
あるチャンネルチューブ移動部材70とから構成してい
る。
【0026】図2ないし図4に示すように口体部本体6
0にはカバー用内視鏡4を挿通するカバー用内視鏡挿通
用透孔61が形成されると共に、円柱状の先端部62と
半円柱・半円筒状の手元側部63とが形成されている。
前記口体部本体60の先端部62には送気管路用チュー
ブ26,送水管路用チューブ27及び吸引管路用チュー
ブ28を形成するチャンネルチューブを挿通する吸引チ
ャンネル挿通用透孔64,送気チャンネル挿通用透孔6
5及び送水チャンネル挿通用透孔66が形成され、手元
側部63にはチャンネルチューブ移動部材70を遊嵌す
る移動部材案内部67が形成されている。なお、手元側
部63にはチャンネルチューブ移動部材70のスライド
面となる平面部68及びチャンネルチューブ移動部材7
0の上面に形成されている処置具を挿通するための処置
具用口体部の逃がし溝となる切り欠き部69が形成され
ている。
【0027】図2,図5及び図6に示すようにチャンネ
ルチューブ移動部材70は、平面部71と曲面部72と
を備えた略半円筒形状をしており、軸方向に送気管路用
チューブ26と後述する送気用チャンネルチューブとを
連通する送気用接続孔73,送水管路用チューブ27と
後述する送水用チャンネルチューブとを連通する送水用
接続孔74及び吸引管路用チューブ28と吸引用チャン
ネルチューブとを接続する吸引用接続孔75とが形成さ
れる一方、前記吸引用接続孔75の途中には反平面部側
に突出した鉗子口32に形成されている処置具挿通用孔
76が連通している。なお、前記送気用接続孔73,送
水用接続孔74及び吸引用接続孔75の両端には各チャ
ンネルチューブ及び各管路が接着や溶着などの方法で水
密に固定されるようになっている。そして、上述の口体
部本体60とチャンネルチューブ移動部材70とを組み
合わせて口体部30を形成している。
【0028】すなわち、図7に示すようにチャンネルチ
ューブ移動部材70に形成した送気用接続孔73,送水
用接続孔74及び吸引用接続孔75の両端にそれぞれ送
気用チャンネルチューブ77及び送気管路用チューブ2
6,送水用チャンネルチューブ78及び送気管路27,
吸引用チャンネルチューブ79及び吸気管路28を接続
し、このチャンネルチューブ移動部材70の平面部71
及び曲面部72を口体部本体60の移動部材案内部67
及び平面部68に対応させて内視鏡挿入部軸方向に移動
自在に遊嵌している。
【0029】例えば、内視鏡カバー3に装着されている
カバー用内視鏡4を反チャンネルチューブ側に湾曲させ
る際には、チャンネルチューブ接続部材70を内視鏡挿
入部軸方向の先端側に移動させてカバー式内視鏡の湾曲
部を湾曲させる。また、カバー用内視鏡4をチャンネル
チューブ側に湾曲させる際には、チャンネルチューブ接
続部材70を内視鏡挿入部軸方向の手元側に移動させて
カバー式内視鏡の湾曲部を湾曲させる。
【0030】なお、前記送気用接続孔73,送水用接続
孔74及び吸引用接続孔75から延出する送気管路用チ
ューブ26,送水管路用チューブ27及び吸引管路用チ
ューブ28は、チャンネルチューブ移動部材70が容易
に先端側に移動可能なように余裕を持たせて配設してあ
る。また、図8に示すように送気用チャンネルチューブ
77,送水用チャンネルチューブ78及び吸引用チャン
ネルチューブ79は、口体部本体60の先端部62の吸
引チャンネル挿通用透孔64,送気チャンネル挿通用透
孔65及び送水チャンネル挿通用透孔66内で例えばO
リング80で水密、且つ、摺動自在に保持されている。
【0031】このように、内視鏡カバー内に挿通される
送気用チャンネルチューブ,送水用チャンネルチューブ
及び吸引用チャンネルチューブと送気管路用チューブ,
送水管路用チューブ及び吸引管路用チューブとをチャン
ネルチューブ移動部材を介して連通させることによっ
て、内視鏡カバー内に装着したカバー用内視鏡を湾曲さ
せた際、カバー用内視鏡の湾曲方向に対応してチャンネ
ルチューブ移動部材を先端側、或は、手元側に移動さ
せ、内視鏡カバー内の各チャンネルチューブを内視鏡挿
入部軸方向の先端側、或は、手元側に移動させてチャン
ネルチューブの蛇行や突っ張りによる不具合を無くして
内視鏡カバーの湾曲部を容易に湾曲させることができ
る。
【0032】また、図9及び図10に示すように口体部
本体60に移動部材案内部67を形成する代わりに、口
体部本体60の平面部68に凸字状の嵌合溝81を形成
し、この嵌合溝81に対応するように、図11に示すよ
うにチャンネルチューブ移動部材70に凸字状の嵌合部
82を形成し、図12に示すように組み合わせている。
その他の構成及び作用・効果は前記実施例と同様であり
同部材には同符号を付して説明を省略する。
【0033】さらに、図13に示すように操作部12の
先端側に移動部材案内部83を設け、操作部12に設け
た移動部材案内部83に図14に示すようにチャンネル
チューブ移動部材70を配設し、口体部84から延出す
る各チャンネルチューブ77,78,79をチャンネル
チューブ移動部材70に固定するようになっている。そ
の他の構成及び作用は前記実施例と同様であり同部材に
同符号を付して説明を省略する。
【0034】このように構成することによって、カバー
式内視鏡を構成する際、チャンネルチューブ移動部材7
0に各チャンネルチューブを接続固定するだけの作業で
組立作業が終了するので組立性が大幅に向上する。その
他の効果は前記実施例と同様である。
【0035】又、図15に示すように操作部12に嵌合
溝85を形成し、図16に示すように前記操作部12の
嵌合溝85にチャンネルチューブ移動部材70を嵌合す
るようにしている。その他の構成及び作用・効果は前記
実施例と同様であり、同部材には同符号を付して説明を
省略する。
【0036】図17及び図18は本発明の第2実施例に
係り、図17はチャンネルチューブ移動手段の概略構成
を示す断面図、図18はチャンネルチューブにチューブ
体を接続した状態を示す図である。図に示すように本実
施例においてはチャンネルチューブ移動手段を口体部、
或は、操作部に設けるチャンネルチューブ移動部材の代
わりに、チャンネルチューブ自体が内視鏡挿入部軸方向
に移動可能なようにチャンネルチューブ移動手段として
チャンネルチューブ移動部を設けている。
【0037】すなわち、同図の(a)に示すように各チ
ャンネルチューブ91,92,93は、第1のチャンネ
ルチューブ91a(92a,93a)をこの第1のチャ
ンネルチューブ91aの外径とほぼ同径の内径を有する
第2のチャンネルチューブ91b(92b,93b)に
嵌挿して、チャンネルチューブ移動部90を形成してい
る。なお、チャンネルチューブ移動部90となる嵌合長
Lはカバー式内視鏡2の湾曲部を湾曲させた際のチャン
ネル移動量より若干長く形成している。
【0038】このため、同図の(b)に示すように反チ
ャンネル側に湾曲部が湾曲する際には第1のチャンネル
チューブ91a(92a,93a)が先端側に移動し、
同図の(c)に示すようにチャンネルチューブ側に湾曲
部が湾曲する際には第1のチャンネルチューブ91a
(92a,93a)が手元側に移動して前記第1実施例
同様の作用及び効果を得ることができる。
【0039】また、図18に示すようにチャンネルチュ
ーブ移動部90の外周に例えば、シリコン樹脂等からな
る薄肉の可撓性を有するチューブ体94を接着、或は、
溶着などで固定することによってチャンネルチューブ9
1,92,93の水密性を容易、且つ、確実に得ること
ができる。このとき、チューブ体94は、第1のチャン
ネルチューブ91a(92a,93a)と第2のチャン
ネルチューブ91b(92b,93b)の嵌合長が最も
長くなった場合に干渉しない位置となっている。なお、
チャンネルチューブ移動部は、内視鏡カバーに装着され
るカバー用内視鏡の湾曲部先端側から操作部の間であれ
ばどこに位置してもよい。
【0040】ところで、検査中には、体腔内の汚物や血
液がレンズカバー表面に付着して観察性を悪くさせるこ
とがある。このため、観察光学系に対設するレンズカバ
ーの表面に付着した汚物等を洗い流すためのノズルをカ
バー先端部材にレンズカバーに向かって送気、送水でき
るように配設している。しかしながら、カバー式内視鏡
にあってはカバー用内視鏡先端部がカバー先端部材に挿
入するため、ノズルの配設位置が最外郭部に配設される
ためレンズカバーから遠くなり、送水、送気の勢いが弱
く、十分に洗滌、水切りが行えなくなることがあった。
そこで、内視鏡カバーを以下のように構成することによ
って上述の不具合を解消することができる。
【0041】図19に示すようにカバー式内視鏡3のカ
バー先端部材20に形成する送気・送水用チャンネル孔
101を斜めに形成するため、カバー用内視鏡4の先端
構成部材102の送気・送水用チャンネル側に対設する
側に斜面部103を形成して、送気・送水用チャンネル
孔101をレンズカバー104に近接させて、この送気
・送水用チャンネル孔101にノズル105を配設して
いる。なお、符号106は観察光学系である。その他の
構成は前記実施例と同様であり、同部材には同符号を付
して説明を省略する。
【0042】このようにカバー用内視鏡に斜面部を形成
すると共に、この斜面部に沿って送気・送水用チャンネ
ル孔を形成し、この送気・送水用チャンネル孔にノズル
を配設することによって、ノズルがレンズカバーに近接
することによって、レンズカバー表面に付着した汚物な
どを十分に洗滌、水切りすることが可能となる。
【0043】ところで、カバー式内視鏡では観察光学系
及び照明光学系にレンズカバーを対設させているため、
照明光学系から出射された照明光がレンズカバーの内で
反射を繰り返して観察光学系に入射し、フレア、ゴース
トによって観察画像が見難くなることがあった。そこ
で、照明光の観察光学系への入射を防止するため、観察
光学系及び照明光学系をカバー用内視鏡先端構成部の先
端面より突出させ、観察光学系と照明光学系との間の凹
部に遮光部材を配置させることによって照明光の観察光
学系への入射を防ぐようにしている。しかしながら、観
察光学系及び照明光学系をカバー用内視鏡先端構成部の
先端面より突出させているため、カバー用内視鏡を持ち
運ぶ際、カバー用内視鏡の先端部を誤って何らかに接触
させてしまったとき、観察光学系、或は、照明光学系を
破損してしまう虞れがあった。そこで、以下のようにカ
バー用内視鏡を構成することによって上述の不具合を解
消することができる。
【0044】図20に示すようにカバー用内視鏡4の先
端構成部102より突出して配設された観察光学系10
6及び照明光学系107を保護するための金属製、或
は、合成樹脂製の保護キャップ110が先端構成部10
2に嵌め込まれるようになっている。
【0045】このように、保護キャップを先端構成部に
嵌入することにより、カバー用内視鏡を持ち運ぶとき
(検査に使用しないとき)にも保護キャップを先端構成
部に被せておくことによって、観察光学系及び照明光学
系を保護することができる。
【0046】また、前記保護キャップ110を図21に
示すようにユニバーサルコード13や光源用のコネクタ
19などに結び付けておくことによって付け忘れを防止
することができる。
【0047】ところで、上述したように照明光の反射に
よるフレア・ゴーストによる画像の劣化を防止するため
にカバー式内視鏡を以下のように構成してもよい。
【0048】図22に示すように観察光学系106と照
明光学系107との間に前記観察光学系106及び照明
光学系107に同面か、或は、0.5mm程度突出した凸
出部111をカバー用内視鏡4の先端構成部102に設
け、この凸出部111をレンズカバー104に当接させ
るようにしている。この先端構成部102に形成する凸
出部111の形状は、図23に示すように観察光学系1
06を囲む(図中斜線部)ように設けてもよいし、図2
4に示すように観察光学系106と照明光学系107と
を遮るように直線状(図中斜線部)に設けてもよい。す
なわち、観察光学系106と照明光学系107との間に
遮光部が介在すれば形状に関らず同様の作用をなすこと
ができる。
【0049】このように、照明光学系から出射される照
明光がレンズカバーの内面で反射を繰り返してきても、
凸出部によって反射光が遮られるので観察光学系に入射
することなく、フレア・ゴーストによる影響を受け無い
観察画像を提供することができる。
【0050】また、図25及び図26に示すように前記
図22ないし図24の凸出部111の代わりに金属や合
成樹脂からなる遮光部材112をカバー用内視鏡4の先
端構成部102に埋設するようにしてもよい。このとき
の遮光部材112の埋設位置及び埋設形状は前記凸出部
111と同様である。なお、遮光部材112の外形を先
端構成部102に嵌入される形状及び寸法に形成してお
くことによって、遮光部材112を先端構成部102に
組み付ける際の位置決め作業が容易となる。
【0051】ところで、上述したように遮光部材をレン
ズカバーに当接させるようにしてもカバー式内視鏡使用
中にカバー用内視鏡先端部と内視鏡カバーのカバー先端
部材とが位置ずれして、遮光部材の効果が無くなり、フ
レア・ゴーストばかりでなく、視野ケラレや他の不具合
が発生する虞れがある。そこで、カバー用内視鏡先端構
成部と内視鏡カバー先端部材とを着脱自在に固定する手
段を設けることによって上記不具合を解消することがで
きる。
【0052】図27及び図28に示すように内視鏡カバ
ー3のカバー先端部材20に内周部にカバー用内視鏡先
端構成部102に当接する定着突起115を設け、この
定着突起115と先端構成部102との間の摩擦力によ
って先端構成部102とカバー先端部材20とを固定す
るようにしている。さらに、先端構成部102の定着突
起115が当接する部位の近傍側面に切り欠き部102
を設けることにより、切り欠き部102aの位置する
部分のカバー先端部材20を外側から図中の矢印E方向
に手等で押圧することによって、カバー先端部材20を
弾性変形させて、定着突起115が先端構成部102か
ら図中矢印F方向に離れて、カバー先端部材20と先端
構成部102との固定を解除してカバー先端部材20を
先端構成部102から容易に着脱することができる。
【0053】なお、定着突起115の先端構成部102
との当接面115a、或は、先端構成部材102の定着
突起115との当接面102bを粗面にしておくことに
よって、摩擦抵抗が増大してより強い固定力を得ること
が可能となる。もちろん、定着突起115の当接面11
5a及び先端構成部102の当接面102bの両方を粗
面に形成してもよい。
【0054】また、前記定着突起115の代わりに図2
9及び図30に示すような弾性ゴム製の定着部材11
6、或は、板バネで形成した定着部材117をカバー先
端部材20に設け、これらの定着部材116,117を
側孔118,119より挿入してカバー先端部材20の
内側へ突出させても同様の作用効果が得られる。なお、
図中120,121は定着部材116、定着部材117
の脱落を防止する押え板である。
【0055】以上述べてきた実施例は、各種チャンネル
を内視鏡カバーに設けた、いわゆるチャンネル付き内視
鏡カバーと組み合わされたカバー式内視鏡について説明
してきたが、もちろん、チャンネル付き内視鏡カバーと
組み合わせられるカバー式内視鏡にに限定されるもので
はなく内視鏡カバーと各種チャンネルとを別体に形成
し、使用時に組み合わせるようにした、チャンネル別体
内視鏡カバーについても同様に実施することができ、同
様の作用・効果を得ることができることはいうまでもな
い。
【0056】図31ないし図33に示すようにチャンネ
ル別体式内視鏡150は、チャンネル別体内視鏡カバー
130及びチャンネル部組140とカバー用内視鏡4と
によって構成されている。
【0057】前記チャンネル別体内視鏡カバー130
は、チャンネルを有さない挿入部カバー部131(その
他の構成はチャンネルを有する前記挿入部カバー部22
と同様)の内視鏡挿通用透孔にカバー用内視鏡4の挿入
部14を挿入し、カバー部組132とする。
【0058】また、チャンネル部組140は、前記カバ
ー部組132と組み合わされるものであり、両端に開口
を有するチューブ体からなるチャンネル部組外皮133
の一端部を開口134とノズル135とを有するチャン
ネル部組先端部136に連設し、他端部を口体部に連設
している。そして、このチャンネル部組140をカバー
部組132に組み合わせてチャンネル別体式内視鏡15
0が構成されている。その他の構成は前記実施例のカバ
ー式内視鏡と同様であり、同部材には同符号を付して説
明を省略する。
【0059】ところで、上記チャンネル別体式内視鏡に
あっては、チャンネル部組先端部の先端面が開口してい
るので、ノズルをレンズカバーに対して軸方向に位置決
め固定することが難しいばかりでなく、カバー用内視鏡
挿入部をチャンネル別体内視鏡カバーに挿入してから、
これを更にチャンネル部組に組み合わせる必要があるの
で、部品の寸法のバラツキ等によって径方向の位置決め
が難しくなり、水当たりが悪くなり、レンズカバー表面
を洗滌できなくなる虞れがある。そこで、以下のように
ノズルを固定することによって上記不具合を解決するよ
うにしている。
【0060】図34に示すようにノズル151にチャン
ネル部組先端部に形成した嵌合孔152に嵌入する突起
部153を形成している。このように、ノズルに突起部
を形成し、この突起部を嵌合孔に嵌入させることによっ
て軸方向及び径方向の位置決めが可能となり、ノズル先
端の位置を所望の位置にすることができるのでレンズカ
バー表面への水当たりが良好で、十分な洗浄性を得るこ
とができる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、湾
曲動作がスムースで処置具の挿通性を悪化させることが
無く、且つ、安価なカバー式内視鏡を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図8は本発明の一実施例に係り、図
1は内視鏡装置の概略構成を示す斜視図
【図2】口体部の概略構成を示す斜視図
【図3】口体部本体の説明図
【図4】口体部本体の断面図
【図5】チャンネルチューブ移動部材の説明図
【図6】チャンネルチューブ移動部材の断面図
【図7】チャンネルチューブ移動手段の概略構成を示す
説明図
【図8】チャンネルチューブと口体部本体との固定方法
を示す断面図
【図9】図9ないし図12は前記図7のチャンネルチュ
ーブ移動部材の変形例に係り、図9は口体部本体の説明
【図10】口体部本体の矢視図
【図11】チャンネルチューブ移動部材の説明図
【図12】チャンネルチューブ移動手段の概略構成を示
す説明図
【図13】図13及び図14はチャンネルチューブ移動
部材の他の例に係り、図13はカバー用内視鏡の操作部
を示す斜視図
【図14】チャンネルチューブ移動手段の概略構成を示
す説明図
【図15】図15及び図16は前記図14のチャンネル
チューブ移動手段の変形例に係り、図15はカバー用内
視鏡の操作部を示す斜視図
【図16】チャンネルチューブ移動手段の概略構成を示
す説明図
【図17】図17及び図18は本発明の第2実施例に係
り、図17はチャンネルチューブ移動手段の概略構成を
示す断面図
【図18】チャンネルチューブにチューブ体を接続した
状態を示す図
【図19】送気・送水チャンネル孔を示す断面図
【図20】保護キャップをカバー用内視鏡に装着した状
態を示す図
【図21】保護キャップを取り付けたカバー用内視鏡を
示す説明図
【図22】カバー用内視鏡に形成した凸出部を示す断面
【図23】カバー用内視鏡に形成する凸出部の形状及び
位置の一例を示す図
【図24】カバー用内視鏡に形成する凸出部の形状及び
位置の他の例を示す図
【図25】カバー用内視鏡に設ける凸出部の別の例を示
す図
【図26】カバー用内視鏡に設けた遮光部材を説明する
【図27】内視鏡カバーに設けた定着突起を示す横断面
【図28】内視鏡カバーに設けた定着突起を示す平面断
面図
【図29】定着部材の一例を示す断面図
【図30】定着部材の他の例を示す断面図
【図31】図31ないし図33はチャンネル別体式内視
鏡に係り、図31はカバー部組を説明する図
【図32】チャンネル部組を説明する図
【図33】チャンネル別体式内視鏡を示す図
【図34】チャンネル別体式内視鏡のノズルの取付けを
説明する図
【符号の説明】
3…内視鏡カバー 70…チャンネルチューブ移動部材 77…送気用チャンネルチューブ 78…送水用チャンネルチューブ 79…吸引用チャンネルチューブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性を有し上下・左右方向に湾曲自在
    な挿入部を備えたカバー用内視鏡と、このカバー用内視
    鏡の挿入部が挿入されると共に、送気・送水・吸引管路
    のうち少なくとも1つ以上の管路を形成するチャンネル
    チューブを設けた内視鏡カバーとを組み合わせるカバー
    式内視鏡において、前記内視鏡カバーに設けたチャンネルチューブと、該チ
    ャンネルチューブに対応して配設されるチューブであっ
    て前記カバー用内視鏡から該カバー用内視鏡の外部に配
    設された流体制御装置にかけて延出された管路用チュー
    ブとを接続する接続部を、前記内視鏡カバー内であり、
    かつ、前記挿入部が位置する部分以外の空間に当該内視
    鏡挿入部軸方向に移動可能に設けたことを特徴とする
    バー式内視鏡。
  2. 【請求項2】 前記接続部は水密に形成されることを特
    徴とする請求項1に記載のカバー式内視鏡。
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US12004717B2 (en) 2019-12-20 2024-06-11 Gyrus Acmi, Inc. Endoscope with detachable camera module

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