JP3370857B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP3370857B2
JP3370857B2 JP19859696A JP19859696A JP3370857B2 JP 3370857 B2 JP3370857 B2 JP 3370857B2 JP 19859696 A JP19859696 A JP 19859696A JP 19859696 A JP19859696 A JP 19859696A JP 3370857 B2 JP3370857 B2 JP 3370857B2
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陽一郎 東
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/405Securing in non-demountable manner, e.g. moulding, riveting
    • H01R13/41Securing in non-demountable manner, e.g. moulding, riveting by frictional grip in grommet, panel or base
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/71Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
    • H01R12/712Coupling devices for rigid printing circuits or like structures co-operating with the surface of the printed circuit or with a coupling device exclusively provided on the surface of the printed circuit
    • H01R12/716Coupling device provided on the PCB

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラグコネクタお
よびレセプタクルコネクタから構成されて互いに嵌合す
るコネクタに関し、さらに詳しくは、コンタクトをハウ
ジングに確実に保持させるようにしたコネクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】上記のようなコネクタとしては、プラグ
コネクタを絶縁ハウジングに設けられたプラグコンタク
ト保持部に上下方向に伸びる複数のプラグコンタクトを
左右方向に並べて保持するように形成するとともに、レ
セプタクルコネクタを絶縁ハウジングに設けたレセプタ
クルコンタクト保持部に上下方向に伸びる複数のレセプ
タクルコンタクトを左右方向に並べて保持するように形
成し、両コネクタを嵌合させることにより両コンタクト
を接続させるように構成したものがある。
【0003】このようなコネクタにおいては、嵌合時に
おけるコンタクトの接触圧を確保するために、プラグコ
ンタクトおよびレセプタクルコンタクトの一方にバネ性
を持たせるような構成としている。また、バネ性を持た
せていない方のコンタクトは、ほぼ板状に形成されてハ
ウジングに形成されたコンタクト保持溝内に受容保持さ
れる。
【0004】このように、ほぼ板状に形成されたコンタ
クトにおいては、製作時の寸法誤差や組立精度の誤差に
よって、コンタクト受容溝から外方へ突出するように浮
き上がって配設されてしまうことがある。このように一
方のコンタクトが浮いた状態にあるコネクタに他方のコ
ネクタを嵌合させると、浮き上がっているコンタクトの
変形を招くおそれがある。このため、コンタクト受容溝
と係止可能な係止部を形成してコンタクトをコンタクト
受容溝から突出しないように保持させて変形を防止する
ように構成することが考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなコンタクト
としては、例えば、図10に示すようにコンタクト16
0を凸形に形成し、コンタクト受容溝154もこの凸形
に沿った形状に形成したものが考えられる。しかしなが
ら、このような構成とした場合、コンタクト受容溝15
4の開口部において内側に突出した部分155をコンタ
クト160の圧入保持を行うことができる強度で形成す
ることが困難であり、コンタクト160を絶縁ハウジン
グにしっかりと保持させることができないという問題が
あった。
【0006】また、図11に示すように、コンタクト受
容溝254を台形の断面形状で形成するとともに、コン
タクト260の断面形状もこのコンタクト受容溝254
の形状に対応した台形に形成し、コンタクト受容溝25
4内にコンタクト260を圧入することによって、コン
タクト260をハウジングに保持させるようにすること
も考えられる。
【0007】しかしながら、このようなコネクタにおい
ては、コンタクト受容溝254内にコンタクト260を
圧入保持させるためには、コンタクト260の断面形状
の管理、すなわち上底と下底の長さや斜辺の角度の設定
が難しいため、コンタクト260の製作および受容溝の
形成が困難であるという問題があった。
【0008】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、コンタクトおよびコンタクト受容溝を容易
に製作することができるとともに、コンタクトをコンタ
クト受容溝内に確実に保持させておくことができるコネ
クタを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的達成のた
め、本発明のコネクタは、一端側が開口した相手コネク
タとの嵌合空間が形成された絶縁ハウジング内に複数の
コンタクトを配設して構成され、この嵌合空間内に相手
コネクタを嵌合受容したときに、複数のコンタクトの先
端側のコンタクト部を相手コネクタに配設された複数の
相手方コンタクトと当接接続させるような構成を有し、
絶縁ハウジングにおける嵌合空間を形成する内壁に、底
部から開口側に向かって嵌合方向に延びる複数のコンタ
クト保持溝が形成され、複数のコンタクトが絶縁ハウジ
ングに保持された状態で、コンタクト部がコンタクト保
持溝内に受容保持されて開口側に向かって嵌合方向に延
びて配設されるように構成されている。
【0010】そして、コンタクト部は、少なくとも先端
部において、嵌合方向に直角な方向の断面形状が嵌合空
間に露出する表面側の幅よりもコンタクト保持溝に対向
接触する背面側の幅が大きくなる凸形状に形成され、コ
ンタクト保持溝は、嵌合方向に直角な方向の断面形状が
嵌合空間に開口する開口部の幅よりも溝底部の幅が大き
くなる台形状に形成され、さらに、開口部の幅がコンタ
クト部の背面側の幅よりも小さく、コンタクト部をコン
タクト保持溝に受容保持させた状態において、コンタク
ト部の少なくとも先端部がコンタクト保持溝から嵌合空
間内に浮き上がることを防止するように構成されてい
る。
【0011】このように構成されたコネクタによれば、
絶縁ハウジングに配設されたコンタクトのコンタクト部
はコンタクト保持溝に受容保持されており、嵌合空間内
に相手コネクタを嵌合受容したときに相手コネクタの相
手方コンタクトが対応するコンタクト部と当接して電気
接続がなされる。このとき、コンタクト部の少なくとも
先端部において、コンタクト部の背面側の幅寸法がコン
タクト保持溝の開口部の幅寸法よりも大きく形成されて
いるため、コンタクト部がコンタクト保持溝から嵌合空
間内に浮き上がることがなく、相手コネクタをスムーズ
に嵌合受容させることができる。すなわち、コンタクト
部が嵌合空間内に浮き上がると、相手コネクタを嵌合空
間内に受容するときにこのように浮き上がったコンタク
ト部先端が相手コネクタに当接して押されて折れ曲がる
おそれがあるが、本発明のコネクタの場合にはこのよう
な問題の発生を確実に防止できる。
【0012】なお、コンタクト部の表面側の幅がコンタ
クト保持溝の開口部の幅よりも小さく、且つ、コンタク
ト部の厚さがコンタクト保持溝の深さよりも大きくなる
ように設定し、コンタクト部をコンタクト保持溝に受容
保持させた状態において、コンタクト部の表面がコンタ
クト保持溝から嵌合空間内に突出するように構成するの
が好ましい。このようにすれば、相手コネクタを嵌合空
間内に受容したときに、このように嵌合空間内に突出し
たコンタクト部の表面を相手方コンタクトと確実に当接
接続させることができる。
【0013】また、コンタクト部は、コンタクト部の先
端側からコンタクト保持溝内に圧入されることによって
コンタクト部をコンタクト保持溝に受容保持させるよう
に構成される。これにより、コンタクト部における幅方
向側方に突出した部分であって厚さが薄く形成された背
面側の部分をコンタクト保持溝に圧入することとなるた
め、コンタクト部を少ない力でしっかりと圧入保持する
ことができる。
【0014】さらに、コンタクト部における表面側の両
端をプレス加工して嵌合方向に直角な方向の断面形状を
凸形に形成することが好ましく、このように形成すれば
簡単に精度よく凸形の断面形状を得ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るコネクタを、
図1から図5に示すようにプラグコネクタ1と嵌合可能
に構成されたレセプタクルコネクタ5に用いた場合につ
いて説明する。ここで、図1および図2は両コネクタ
1,5の嵌合前の状態を表し、図3は嵌合状態となって
両コネクタ1,5に設けられたコンタクト20,60が
接続された状態を表している。
【0016】プラグコネクタ1は、絶縁材料製のハウジ
ング10により複数のプラグコンタクト20を図示のよ
うに保持して構成される。プラグハウジング10は、矩
形板状の基部11と、この基部11の下に矩形箱状に下
方に延びて形成された外側壁部12と、この外側壁部1
2の内側において基部11の下に矩形箱状に下方に延び
て形成されたプラグコンタクト保持部14とを有して一
体に形成されている。これにより、基部11の下面側に
は、外側壁部12およびプラグコンタクト保持部14に
より囲まれるとともに下方に開口したプラグ外側空間1
3が形成される。
【0017】基部11には、2列に並んで基部11を上
下に貫通する貫通孔16が形成されており、この貫通孔
16にはプラグコンタクト20が上面側から圧入されて
取り付けられている。プラグコンタクト保持部14の左
右外側面には複数のガイド溝14aが貫通孔16に対応
して上下方向に伸びて(相手コネクタとの嵌合方向に伸
びて)形成されており、貫通孔16に圧入されたプラグ
コンタクト20の上部はこれらガイド溝14a内に入り
込んでガイドされる。
【0018】プラグコンタクト20は、導電材料によっ
て形成され、プラグ外側空間13に面してガイド溝14
aによりガイドされるコンタクト部21と、貫通孔16
内に圧入される圧入部22と、この圧入部22から水平
方向に延びた後にクランク状に曲げられたリード部23
とから構成される。コンタクト部21は、外方に広がる
ようにバネ性を有して形成されるとともに下方が内側に
向かって湾曲して形成され、後述するレセプタクルコネ
クタ5が嵌合し易いように、いわゆる入り勝手となるよ
うに形成されている。
【0019】このように形成されたプラグコンタクト2
0を設けたプラグコネクタ1は、プラグコンタクト20
のリード部23の上端面が基板K1上に載置されて半田
付けされるとともに、プラグハウジング10の左右端部
に配設された固定金具40を用いて基板K1にネジ止め
される。
【0020】レセプタクルコネクタ5は、絶縁材料製の
レセプタクルハウジング50により複数のレセプタクル
コンタクト60,60′を図示のように保持して構成さ
れる。レセプタクルハウジング50は、矩形板状の基部
51と、この基部51の上に矩形箱状に上方に延びて形
成された側壁部(コンタクト保持部)52とを有して一
体に形成されており、基部51の上側に側壁部52によ
り囲まれて上方に開口したレセプタクル側空間53が形
成されている。
【0021】基部51においてレセプタクル側空間53
内に位置する部分には、長手方向に延びる2列の貫通孔
55が基部51を上下に貫通して形成されている。貫通
孔55にはそれぞれレセプタクルコンタクト60,6
0′が下面側から圧入されて取り付けられている。側壁
部52の左右内側面には図示のように複数のコンタクト
保持溝54,54′が貫通孔55に対応して形成されて
おり、これら貫通孔55に圧入されたレセプタクルコン
タクト60,60′の上部がこれらコンタクト保持溝5
4,54′内に入り込んで保持されるようになってい
る。なお、コンタクト保持溝54′はコンタクト保持溝
54に比べて、詳細を後述するコンタクト部61′が挿
入保持される上部54b′が短く形成されているだけで
上下方向に直角な方向の断面形状等は同一である。
【0022】レセプタクルコンタクト60は図9にも示
すように、レセプタクル側空間53内に面してコンタク
ト保持溝54によりガイドされるコンタクト部61と、
貫通孔55内に圧入される圧入部62と、この圧入部6
2から水平方向に延びた後にクランク状に曲げられたリ
ード部63とから構成される。一方、レセプタクルコン
タクト60′は、圧入部62およびリード部63がレセ
プタクルコンタクト60と同一形状であるが、コンタク
ト部61′の長さが短く形成されている。なお、両コン
タクト60,60′は、ともに導電材料によって形成さ
れている。
【0023】上記のレセプタクルコネクタ5において
は、図6から図8に示すようにコンタクト60,60′
が折れ曲がる等してコンタクト保持溝54,54′から
レセプタクル側空間53内に突出しないようになってい
る。コンタクト保持溝54,54′は、側壁部52の内
側端面52aにおいてレセプタクル側空間53に面して
開口して形成されているが、下部(貫通孔55側)54
a,54a′においては溝の幅W1のそのままの幅で開
口しているのに対し、上部54b,54b′においては
内側端面52aに向かうにつれて溝幅が狭くなる(W2
となる)台形に(いわゆるありみぞ状に)形成されてい
る。ここで、この開口部の幅W2は、後述するコンタク
ト60の背面側61dの幅W3よりも狭い幅で形成され
ている。
【0024】このように形成されたコンタクト保持溝5
4,54′には、レセプタクルコンタクト60,60′
が受容保持される。以下、コンタクト保持溝54に挿入
保持されるレセプタクルコンタクト60を例にとってコ
ンタクト部61の構成について説明する。レセプタクル
コンタクト60のコンタクト部61は、下部61aが単
なる矩形状の断面形状に形成されているが、上部61b
においてはコンタクト保持溝54への挿入時に底部54
cに面する背面61dが幅方向に突出して凸形の断面形
状に形成されている。この突出部61eは本体部61f
の厚さt1よりも薄い厚さt2で形成されており、表面
側からプレス加工によって本体部61fの幅方向の端部
を塑性変形させることによって形成している。
【0025】なお、レセプタクルコンタクト60,6
0′は、板材を打ち抜き加工することによって形成され
ているため、突出部61eの形成のためのプレス加工
は、レセプタクルコンタクト60,60′の外形を形成
するとき(打ち抜くとき)と同時に行ってもよく、ま
た、打ち抜き加工後に行うようにしてもよい。さらに、
上記レセプタクルコンタクト60,60′においては、
コンタクト部61の上部(先端部)にのみ突出部61e
を形成することとしているが、コンタクト部61の全体
に突出部61eを形成するようにしてもよい。
【0026】また、圧入部62はコンタクト保持溝54
への挿入時に底部54cに面する側に本体部62aから
突出して形成された凸部62bおよび、凸部62bの反
対側において凹状に形成された凹部62cとから構成さ
れている。このように形成された圧入部62は、コンタ
クト保持溝54の下部54aと貫通孔55とで形成され
る保持孔内に圧入することによりしっかりと保持され
る。
【0027】このように構成されたレセプタクルコンタ
クト60は、レセプタクルハウジング50の底部から、
背面61dを底部54cに当接させながらコンタクト保
持溝54内に挿入される。ここで、コンタクト保持溝5
4の深さDは、コンタクト部61の厚さt1よりも浅く
形成されており、開口部の幅W2は本体部61fの表面
の幅W4よりも若干広い幅で形成されている。このた
め、コンタクト部61を挿入することにより、本体部6
1fの表面がコンタクト保持溝54から突出した状態、
すなわち内側端面52aから突出した状態で保持され
る。
【0028】このとき、コンタクト保持溝54には、内
側面54dに突出部61eの前端部61gが当接するよ
うにして、レセプタクルコンタクト60,60′が圧入
されるため、圧入部62のみならずコンタクト部61の
先端部においても、レセプタクルハウジング50に対し
てレセプタクルコンタクト60,60′がしっかりと保
持される。なお、このコンタクト部61の圧入は、本体
部61fの厚さt1よりも薄い厚さt2で形成された突
出部61eにおいてなされるため、容易に変形させるこ
とができ、小さい力でも確実に圧入を行うことができ
る。
【0029】このように形成されたレセプタクルコンタ
クト60,60′を設けたレセプタクルコネクタ5は、
レセプタクルコンタクト60,60′のリード部63の
下端面が基板K5上に載置されて半田付けされるととも
に、レセプタクルハウジング50の左右端部に配設され
た固定金具80を用いて基板K5にネジ止めされる。
【0030】そして、レセプタクルコネクタ5にプラグ
コネクタ1を受容保持させることにより、プラグコンタ
クト20がレセプタクルコンタクト60に押し付けられ
るように接続される。このとき、レセプタクルコンタク
ト60の背面61dは、コンタクト保持溝54の底部5
4cに当接しているため、プラグコンタクト20のバネ
力によってレセプタクルコンタクト60がプラグコンタ
クト20から逃げることなく、しっかりと接続させるこ
とができる。
【0031】また、レセプタクルコネクタ5からプラグ
コネクタ1を取り外した状態においては、レセプタクル
コンタクト60をレセプタクル側空間53側に倒すよう
な力が加わっても、コンタクト保持溝54における内側
面54dに突出部61eの前端部61gが当接している
ため、レセプタクルコンタクト60に外力が加わって
も、レセプタクルコンタクト60が折れ曲がってコンタ
クト保持溝54から突出することがない。特に、レセプ
タクルコンタクト60の先端部において保持されている
ため、プラグコネクタ1の嵌合時に障害となるようなこ
とがない。
【0032】また、コンタクト部61,61′の両側に
おいてコンタクト60,60′の折れ曲がり防止がなさ
れているため、時差接続を行うためにレセプタクルコン
タクト60よりもレセプタクルコンタクト60′の長さ
を短く形成した場合であっても、コンタクト部61,6
1′の長さの如何に拘らず、レセプタクルコンタクト6
0,60′を確実にコンタクト保持溝54,54′に受
容保持させることができる。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明のコネクタによれ
ば、コンタクト部は、少なくとも先端部において、嵌合
方向に直角な方向の断面形状が嵌合空間に露出する表面
側の幅よりもコンタクト保持溝に対向接触する背面側の
幅が大きくなる凸形状に形成され、コンタクト保持溝
は、嵌合方向に直角な方向の断面形状が嵌合空間に開口
する開口部の幅よりも溝底部の幅が大きくなる台形状に
形成され、さらに、開口部の幅がコンタクト部の背面側
の幅よりも小さく、コンタクト部をコンタクト保持溝に
受容保持させた状態において、コンタクト部の少なくと
も先端部がコンタクト保持溝から嵌合空間内に浮き上が
ることを防止するように構成されている。
【0034】これにより、コンタクト部の少なくとも先
端部はコンタクト保持溝内に保持され、コンタクト部が
コンタクト保持溝から嵌合空間内に浮き上がることがな
く、相手コネクタをスムーズに嵌合受容させることがで
きる。このため、従来のようにコンタクト部が嵌合空間
内に浮き上がって、相手コネクタを嵌合空間内に受容す
るときにこのように浮き上がったコンタクト部先端が相
手コネクタに当接して押されて折れ曲がるような問題の
発生を確実に防止できる。
【0035】なお、コンタクト部の表面側の幅がコンタ
クト保持溝の開口部の幅よりも小さく、且つ、コンタク
ト部の厚さがコンタクト保持溝の深さよりも大きく設定
し、コンタクト部をコンタクト保持溝に受容保持させた
状態において、コンタクト部の表面がコンタクト保持溝
から嵌合空間内に突出するように構成するのが好まし
い。このようにすれば、相手コネクタを嵌合空間内に受
容したときに、このように嵌合空間内に突出したコンタ
クト部の表面を相手方コンタクトと確実に当接接続させ
ることができる。
【0036】また、コンタクト部を先端側からコンタク
ト保持溝内に圧入してコンタクト部をコンタクト保持溝
に受容保持させるように構成するのが好ましい。これに
より、コンタクト部における幅方向側方に突出した部分
であって厚さが薄く形成された背面側の部分をコンタク
ト保持溝に圧入することとなるため、コンタクト部を少
ない力でしっかりと圧入することができる。
【0037】さらに、コンタクト部における表面側の両
端をプレス加工して嵌合方向に直角な方向の断面形状を
凸形に形成することが好ましく、このように形成すれば
簡単に精度よく凸形の断面形状を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタの一例であるレセプタク
ルコネクタおよびプラグコネクタを示す斜視図である。
【図2】上記コネクタの図1におけるII−II断面図
である。
【図3】上記コネクタを嵌合させた状態を示す図2にお
けるIII−III断面図である。
【図4】図2におけるIV矢視の部分拡大図である。
【図5】図4におけるV−V断面図である。
【図6】図5におけるVI部の部分拡大図である。
【図7】図6におけるVII−VII断面図である。
【図8】図6におけるVIII−VIII断面図であ
る。
【図9】プラグコンタクトの正面図を(A)に示し、側
面図を(B)に示す。
【図10】従来の問題点を解決するために考えられたコ
ネクタにおけるコンタクトおよびコンタクト保持溝の一
例を示す断面図である。
【図11】従来の問題点を解決するために考えられたコ
ネクタにおけるコンタクトおよびコンタクト保持溝の他
の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 プラグコネクタ 5 レセプタクルコネクタ 10 プラグハウジング 20 プラグコンタクト 50 レセプタクルハウジング 60,60′ レセプタクルコンタクト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−85917(JP,A) 実開 平3−94782(JP,U) 実開 平4−10983(JP,U) 実開 平5−72070(JP,U) 特表 平10−507033(JP,A) 米国特許5462456(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/642 H01R 13/41 H01R 23/02 H01R 23/68 H01R 9/16 102 H01R 43/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側が開口した相手コネクタとの嵌合
    空間が形成された絶縁ハウジング内に複数のコンタクト
    を配設して構成され、前記嵌合空間内に前記相手コネク
    タを嵌合受容したときに、前記複数のコンタクトの先端
    側のコンタクト部を前記相手コネクタに配設された複数
    の相手方コンタクトと当接接続させるコネクタであっ
    て、 前記絶縁ハウジングにおける前記嵌合空間を形成する内
    壁に、底部から前記開口側に向かって嵌合方向に延びる
    複数のコンタクト保持溝が形成され、 前記複数のコンタクトが前記絶縁ハウジングに保持され
    た状態で、前記コンタクト部が前記コンタクト保持溝内
    に受容保持されて前記開口側に向かって前記嵌合方向に
    延びて配設されるように構成されており、 前記コンタクト部は、少なくとも先端部において、前記
    嵌合方向に直角な方向の断面形状が前記嵌合空間に露出
    する表面側の幅よりも前記コンタクト保持溝に対向接触
    する背面側の幅が大きくなる凸形状に形成され、 前記コンタクト保持溝は、前記嵌合方向に直角な方向の
    断面形状が前記嵌合空間に開口する開口部の幅よりも溝
    底部の幅が大きくなる台形状に形成され、 前記開口部の幅が前記コンタクト部の背面の幅よりも小
    さく形成されており、 さらに、前記コンタクト部は、該コンタクト部の先端側
    から前記コンタクト保持溝内に圧入させることによって
    前記コンタクト部を前記コンタクト保持溝に受容保持さ
    せるように構成され、且つ、 前記コンタクト部を前記コ
    ンタクト保持溝に受容保持させた状態において、前記コ
    ンタクト部の少なくとも先端部が前記コンタクト保持溝
    から前記嵌合空間内に浮き上がることを防止するように
    構成されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記コンタクト部の前記表面側の幅が
    前記コンタクト保持溝の前記開口部の幅よりも小さく、
    且つ、前記コンタクト部の厚さが前記コンタクト保持溝
    の深さよりも大きく、 前記コンタクト部を前記コンタクト保持溝に受容保持さ
    せた状態において、前記コンタクト部の表面が前記コン
    タクト保持溝から前記嵌合空間内に突出するようになっ
    ていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記コンタクト部における少なくとも
    先端部の両側端がプレス加工されて、前記嵌合方向に直
    角な方向の断面形状が前記凸形状に形成されていること
    を特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載のコネク
    タ。
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