JP3369237B2 - 運転者視点判定装置及び脇見判定装置 - Google Patents

運転者視点判定装置及び脇見判定装置

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JP3369237B2
JP3369237B2 JP03331193A JP3331193A JP3369237B2 JP 3369237 B2 JP3369237 B2 JP 3369237B2 JP 03331193 A JP03331193 A JP 03331193A JP 3331193 A JP3331193 A JP 3331193A JP 3369237 B2 JP3369237 B2 JP 3369237B2
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義晴 森廣
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両の運転者の眼が
どこを見ているか、例えば車内なのか、車外なのか、障
害物を見ているか、そうでないのかというような運転者
の視点を検出する装置、及び運転者の視点を検出して脇
見を判定する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の運転者視点判定装置として、例え
ばアイマークレコーダ(商品名ナックアイマークレコー
ダEMRー600,株式会社ナック製)があった。この
装置の構成を図15に示す。図において、42は視野撮
影ユニット、43は瞳孔撮影ユニット、44はヘッドモ
ーション検出ユニット、45は記録ユニットである。
【0003】この装置の動作は、視野撮影ユニット42
で運転者の視野を撮影し、瞳孔撮影ユニット43で運転
者の瞳孔を撮影し、ヘッドモーション検出ユニット44
で運転者の頭部の動きを検出する。さらに記録ユニット
45にこれらのデータを記録する。このようにデータを
記録した後、データ解析ソフトウエアによって視野画面
上にアイマーク軌跡を表示できる。この解析結果はCR
Tの画面上をどのように視点が動くか、また運転者の視
覚に対する研究などに利用されている。例えば、自動車
技術会論文集,第22巻,第4号,1991年,10
月,第112頁〜第117頁,「運転者の視点に関する
研究」にも視点のシミュレーションについて記載されて
いる。ところが、この装置によれば、運転者の視点の
ミュレーションはできるのであるが、あくまでも人間が
データ解析結果の画像を見てその視点を判断しているの
である。即ち、アイマークレコーダ自体は視点のものが
何かわかっていず、記録ユニット44に記録するだけで
ある。もしそれをわかろうとするなら、データを収集し
ながら画像認識処理することが必要となり、装置が大型
化し、技術的にもむずかしくなる。
【0004】また、特開昭60−158303号公報、
特開昭60−158304号公報等に車両運転者の目の
位置を認識する装置が開示されている。これらは車室内
に設けられた赤外線照射手段から運転者の両眼を含む顔
部分に赤外線を照射し、この赤外線の反射パターンを車
室内に設けられた赤外線撮像手段で撮像し、この撮像さ
れた顔画像から眼の位置を判定するものであった。とこ
ろがこれらの装置では、目の位置や動きや、瞼の開閉な
どが判定できるだけで、本当に見ている物が判定できな
かった。
【0005】一方、従来の運転者の脇見判定装置として
は、例えば、特開平3−167698号公報等に開示さ
れたものがある。これは顔の向きを検出し、運転者の脇
見を判定するものである。図16はこの脇見判定装置の
構成を示すブロック図である。図において、46は移動
方向検出手段、47は角度検出手段、48は許容時間設
定手段、49は計時手段である。この装置の動作を説明
する。移動方向検出手段46で運転者の顔の移動方向を
検出し、角度検出手段47で運転中に運転者の顔が向く
べき方向を基準方向とし、その基準方向と移動方向検出
手段46により検出された顔の方向とがなす角度を検出
する。ここで検出された方向が許容角度以上になってい
る間の時間を計時手段49で計時する。即ち、運転者の
顔の向きに基づいて脇見かどうかを判断しているのであ
る。顔の向きで脇見,よそ見等を判定する装置では、人
間は一方向の顔の向きでもほぼ180度の視界があり、
顔の向きだけでは本当に見ている物が判定できず、判定
が不正確になるという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の視
点判定装置であるアイマークレコーダは、視点を記録す
るものであり、今何を見ているかという判別機能はなか
った。また、判別機能を有する装置では、目の位置や動
きや、瞼の開閉などが判定できるだけで、本当に見てい
る物が判定できなかった。また、従来の視点判定装置を
利用した脇見判定装置では、顔の向きで脇見,よそ見等
を判定しており、正確な判定ができないという問題があ
った。
【0007】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたもので、運転者の眼の位置と視線方向を検出
することにより、運転者の注視点を正確に判定できる運
転者視点判定装置を得ることを目的とする。
【0008】また、この発明は、運転者の脇見、よそ見
を正確に判定できる脇見判定装置を得ることを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項第1項の発明によ
る運転者視点判定装置は、運転者の眼の位置を検出する
検出手段、車両の車室内部品の座標を各々記憶する座標
記憶手段、検出手段で検出した運転者の眼の位置から眼
の視線方向を計算する視線計算手段、及び座標記憶手段
に記憶された車室内部品の座標と眼の視線方向とを参照
して、運転者の注視点が車室内部品にある時は車内と判
定し、車外に相当する部品にある時は車外と判定する視
点判定手段を備えたものである。
【0010】また、請求項第2項の発明による運転者視
点判定装置は、運転者の眼の位置を検出する検出手段、
車両の車室内部品の座標を各々記憶する座標記憶手段、
検出手段で検出した運転者の眼の位置から眼の視線方向
を計算する視線計算手段、車両の車体の振動を検出する
車体振動検出手段、及び車体振動検出手段により検出さ
れた車体振動分により、視線計算手段からの出力結果で
ある眼の視線方向または座標記憶手段に記憶されている
車室内部品の座標を補正し、この車室内部品の座標と眼
の視線方向とを参照して、運転者の注視点が車室内部品
にある時は車内と判定し、車外に相当する部品にある時
は車外と判定する視点判定手段を備えたものである。
【0011】また、請求項第3項の発明による運転者視
点判定装置は、運転者の眼の位置を検出する検出手段、
車両前方の障害物を検出してその座標を計算する障害物
検出手段、検出手段で検出した運転者の眼の位置から眼
の視線方向を計算する視線計算手段、及び障害物検出手
段で検出した障害物の座標と眼の視線方向とを参照し
て、運転者の注視点が障害物にあるかないかを判定する
視点判定手段を備えたものである。
【0012】また、請求項第4項の発明による運転者視
点判定装置は、運転者の眼の位置を検出する検出手段、
車両前方の障害物を検出し、障害物の座標を計算する障
害物検出手段、検出手段で検出した運転者の眼の位置か
ら眼の視線方向を計算する視線計算手段、車両の車体の
振動を検出する車体振動検出手段、及び車体振動検出手
段により検出された車体振動分により、視線計算手段か
らの出力結果である眼の視線方向または障害物の座標を
補正し、この障害物の座標と眼の視線方向とを参照し
て、運転者の注視点が障害物にあるかないかを判定する
視点判定手段を備えたものである。
【0013】また、請求項第5項の発明による脇見判定
装置は、請求項第1項ないし第4項のいずれかの運転者
視点判定装置において、視点判定手段で判定した結果を
入力して運転者の注視点が特定方向である継続時間を計
測する継続時間計測手段、及び運転者の注視点とその継
続時間に基づいて運転者が脇見をしているかどうかを判
定する脇見判定手段を備えたものである。
【0014】
【作用】請求項第1項または第2項の発明に係わる運転
者視点判定装置は、視線計算手段で運転者の視線方向を
検出し、座標記憶手段に車両の車室内部品のそれぞれの
座標を記憶しておく。視点判定手段で眼の視線方向と車
室内の部品位置より、運転者の視点が車内にあるか車外
にあるかを判定する。
【0015】また、請求項第3項または第4項の発明に
係わる運転者視点判定装置は、視線計算手段で運転者の
視線方向を検出すると共に、障害物検出手段で車両前方
の障害物を検出し、障害物の座標を計算する。視点判定
手段で障害物の座標と眼の視線方向とを参照して、運転
者の注視点が障害物にあるかないかを判定する。
【0016】また、請求項第5項の発明に係わる脇見判
定装置は、請求項第1項ないし第4項のいずれかの発明
における視点判定手段で判定した結果を入力して、継続
時間計測手段で運転者の注視点が特定方向である継続時
間を計測し、脇見判定手段で運転者の注視点とその継続
時間に基づいて運転者が脇見をしているかどうかを判定
する。
【0017】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1による運転者視点
判定装置を図について説明する。図1はこの発明の実施
例1による運転者視点判定装置の構成を示すブロック図
である。図において、1は運転者の眼の位置を検出する
検出手段であり、例えば赤外線などの照明用光源、光源
駆動回路、例えばカメラなどの反射光受像部などから構
成され、1つの光源と複数の受像部または複数の光源と
1台の受像部を使って、運転者の眼の位置を検出する。
このうちの照明用光源と反射光受像部は車室内に設置さ
れるのが望ましい。2は車両の車室内部品、例えば、フ
ロントガラス、インスツルメントパネル、メーター、サ
イドミラー、ルームミラー、カーラジオ、エアコン、各
種スイッチなどの座標を各々記憶する座標記憶手段であ
る。この座標記憶手段2には、世界座標系を基にして、
x,y,zの3次元座標位置が記憶されている。世界座
標系の原点は、例えば、反射光受像部が一台ならその位
置、2台ならその真ん中、3台以上であれば重心位置な
どの反射光受像部の中心位置が選ばれる。
【0018】3は視線計算手段であり、例えばマイクロ
コンピュータとその付属回路で構成され、検出手段1で
検出した運転者の眼の位置から、運転者の眼の位置座標
と視線方向を計算する。4は視点判定手段であり、視線
計算手段3によって計算された眼の位置と視線方向と、
座標記憶手段2に記憶されている車室内部品の位置座標
から、運転者の視点が車内部品にあるか車外に相当する
部品にあるかを求める。この視点が車内部品にある時は
運転者は車内を見ており、車外に相当する部品にある時
は運転者は車外を見ていると判定する。視点判定手段4
によって判定された結果は、例えば、車内か車外かのど
ちらを見ているという情報と、その状態の継続時間より
脇見,よそ見を判定し警報を運転者に与える脇見判定回
路などに出力されるが、この判定結果の使用方法につい
てはこれに限るものではなく、どのように用いられても
良い。
【0019】図2は実際の車両の車室内に設置された検
出手段1の例を示す構成図である。図において、10は
運転者、11は運転席、12はハンドル、13はインス
ツルメントパネル、14はフロントガラス、15は2台
のカメラであり、CCDなどの撮像素子を含み、運転者
10を撮影している。16は赤外線照明器であり、運転
者10を照明する光源である。カメラ15と赤外線照明
器16はインスツルメントパネル13内に設置されてい
る。カメラ15により視線計算手段3に画像信号が送ら
れ、この信号から眼の位置座標及び視線方向を計算して
いる。
【0020】以下、実施例1における運転者視点判定装
置の動作について説明する。検出手段1は、車室内に設
けられた赤外線照明器16から運転者10の両眼を含む
顔部分に光線、例えば赤外線を照射し、この赤外線の反
射パターンを車室内に設けられたカメラ15で撮像す
る。複数のカメラ15または複数の照明器16があるの
で、複数の顔画像が得られ、この顔画像から運転者の眼
の位置を検出する。視線計算手段3は眼の位置から視線
方向を計算し、世界座標系に基ずく座標系に変換する。
この計算方法については特公平3−51407号公報な
どに詳しく述べられている。これは赤外線照射手段から
運転者の両眼を含む顔部分に赤外線を照射し、この赤外
線の反射パターンをカメラで撮像し、この撮像された顔
画像から眼の位置と視線方向を判定するものである。求
まった眼の位置と視線方向を視点判定手段4に送る。
【0021】視点判定手段4では、視線計算手段3で求
められた運転者10の眼の位置座標と視線方向を入力
し、座標記憶手段2に予め記憶されている車両の車室内
部品の座標を読み込み、この座標を基に、運転者の視点
が車内部品のどこにあるかを計算する。さらに、この視
点が車内部品にあるか車外に相当する部品にあるかを判
定する。この車内外の判定は、例えば、フロントガラス
内、サイドミラー、ルームミラーに視点があると運転者
は車外を見ており、インスツルメントパネル、カーラジ
オ、エアコン、各種スイッチなどに視点があると運転者
は車内を見ていると判定を行う。なお、人間の視点は常
に動いているものであるので、ある範囲内にある程度静
止状態になった時、例えば数秒程度視点が静止状態にな
った時に判定を行うのがよい。
【0022】図3は視点判定の主な処理手順を示すフロ
ーチャートであり、ステップ30,31は視線計算手段
3における処理、ステップ32,33は視点判定手段4
における処理を示している。また、図4はその処理を説
明する説明図であり、図4において、18は運転者の眼
球を示している。視線計算手段3において、検出手段1
で検出した眼の位置を入力し、ステップ30で原点Oに
対する眼球中心位置Eを求める。次に、ステップ31で
眼球中心に対する視線の向きCを求める。視点判定手段
4では、運転者の視点が車内部品にあるか車外に相当す
る部品にあるかを判定するのであるが、この判定の一例
として、フロントガラス14内に視点があるかどうかを
判定する処理について説明する。ステップ32では、フ
ロントガラス14のある面Aを規定し、視線Cの延長線
がこの範囲内に当たる視点Xを求める。次に、ステップ
33で視点Xがフロントガラス14の中にあるか外にあ
るかを判定する。図4では視点Xはフロントガラス14
の中にある場合を示している。この状態では、運転者1
0は車外を見ていると判定する。ステップ33の判定
で、例えば視点Xがフロントガラス14の外にある時
は、次には視線Cとサイドミラーのある面との交点を求
めて、同様に判定できる。
【0023】このように、この実施例によれば、運転者
の眼の位置と視線方向を検出することにより、運転者の
注視点を即座に認識でき、注視点が車内部品にあるか車
外に相当する部品にあるかを正確に判定できる運転者視
点判定装置が得られる。
【0024】実施例2.図5は、例えばこの発明の実施
例2による運転者視点判定装置の構成を示すブロック図
である。図において、5は車体振動検出手段であり、車
体振動検出計、車体振動分補正値計算回路などで構成さ
れ、視点判定手段4に接続される。車体振動検出計は例
えば圧電素子を用いた振動計などで実現できる。他の各
部分において、実施例1と同一符号は同一、または相当
部分を示す。
【0025】次に動作について説明する。検出手段1の
動作については実施例1と同様であるので説明を省略す
る。車体振動検出手段5は、例えば撮像部近くに設置さ
れた車体振動検出計が車体の縦横の振動成分を検出す
る。車体振動検出計で検出された車体の縦横の振動成分
は車体振動分補正値計算回路に送られ、振動成分が世界
座標系の座標データに換算してx,y,z方向でいくら
に相当するかを計算する。計算された座標の補正値は視
点判定手段4に送られる。視点判定手段4では、視線計
算手段3で求められた運転者の眼の位置座標と視線方向
を、車体振動検出手段5で計算された補正値で補正し、
世界座標系に基づく座標に変換する。次に、座標記憶手
段2に記憶される車両の車室内部品の各々の座標を読み
込み、この座標を基に、運転者の視点が車室内部品のど
こにあるかを計算する。さらに、この視点が車室内部品
にあるか車外に相当する部品にあるかを判定する。この
車内外の判定方法は、実施例1と同様である。
【0026】車両が走行している時には、エンジンなど
の振動によって生じる周波数の高い振動や、道路の段差
やみぞなどの凸凹によって生じる周波数の低い振動が車
両運転者に伝わる。運転者の眼球から視線を計算すると
いう微少範囲を対象とした処理において、特に周波数の
低い振動が眼球検出や計算結果に大きな影響を与えると
考えられる。従って、運転者10の近傍での車体振動を
検出して補正することにより、より正確に視点が判定で
きる。
【0027】なお、実施例2においては、車体振動によ
る補正を運転者の眼の視線方向に対して行なったが、座
標記憶手段2に記憶されている車両の車室内部品の各々
の座標を補正しても同様の効果が得られる。
【0028】また、実施例1,実施例2では原点を例
えば反射光受像部の中心位置とし、位置の計算において
世界座標系を基にして、x,y,zの3次元座標位置を
用いていたが、これに限るものではない。例えば、運転
者の眼の中心位置座標を原点とする極座標系を設定し、
座標記憶手段2に記憶された車両の車室内部品の各々の
座標を、原点を中心とした同心球状(半径一定)の範
囲に写像して記憶すれば、視線方向だけで視点が車室内
部品のどこにあるかを計算することができ、上記各実施
例の効果に加え、計算が簡単になるという効果がある。
【0029】実施例3.図6は、例えばこの発明の実施
例3による運転者視点判定装置の構成を示すブロック図
である。図において、6は障害物検出手段であり、電磁
波を送信する送信機と、障害物からの反射波を受信する
受信機と、送信波と受信波との関係から障害物までの距
離と方向を計算する計算回路などから構成されている。
7は障害物座標計算手段であり、障害物検出手段6で検
出された障害物までの距離と方向より、世界座標系にお
ける障害物の座標を計算し、視点判定手段4に送る。視
点判定手段4は視線計算手段3で求められた運転者の眼
の視線方向より、世界座標系での運転者の視点を計算
し、障害物座標計算手段7で求められた障害物の座標を
基に運転者の注視点が障害物にあるかないかを判定す
る。他の各部分において、実施例1と同一符号は同一、
または相当部分を示す。
【0030】以下、この実施例における動作について説
明する。検出手段1,視線計算手段3の動作は実施例1
と同様であり、その説明は省略する。図7は障害物検出
手段6における前方障害物を検出する方法を説明する説
明図である。図において、20は車両、21は車両20
の前部に設置された電磁波(例えば、マイクロ波や光な
ど)を送信する送信機、22は前方障害物、23は車両
20の前部に設置され、前方障害物22からの反射波を
受信する受信機である。送信機21から発せられた電磁
波は直進して前方障害物22に当たり、反対方向に反射
する。この反射波を受信機23で受信する。送信波を例
えばパルス波とすれば受信波もパルス波であり、この送
信パルス波と受信パルス波との時間遅れを求めれば、前
方障害物22までの距離が計算できる。
【0031】図8は前方障害物22の方向を検出する方
法を説明する説明図で、図7の状態を上面から示すもの
である。上記の障害物検出手段6において、送信し受信
する方向を例えば角度1度ごとに走査すれば、前方障害
物22のある方向では距離が求まり、それ以外の方向で
は反射波が帰ってこないで無限遠となるので、前方障害
物22のある方向とその距離を求めることができる。以
上の説明において前方の障害物を検出する場合について
説明したが、側方や後方であっても同様である。
【0032】図9は視点判定の主な処理手順を示すフロ
ーチャートであり、ステップ30,31は視線計算手段
3における処理、ステップ34は障害物検出手段6,ス
テップ35は障害物座標計算手段7,ステップ36は視
点判定手段4における処理を示している。また、図10
はその処理を説明する説明図である。
【0033】視線計算手段3において、検出手段1で検
出した眼の位置を入力し、ステップ30で原点Oに対す
る眼球中心位置Eを求める。次に、ステップ31で眼球
中心18に対する視線の向きCを求め、視点判定手段4
に出力する。一方、障害物検出手段6はステップ34で
前方障害物22までの距離と方向を求める。この情報を
障害物座標計算手段7に送り、ステップ35で原点Oに
対する前方障害物22の座標を求め、視点判定手段4に
出力する。前方障害物22の座標としては、例えば、運
転者の眼の位置から前方障害物22を見た時の前方障害
物22の外形を示すものとする。この時、障害物は前方
水平道路面上にあるものとして座標を計算する。
【0034】視点判定手段4では、運転者の視線の向き
Cと前方障害物22の座標に基づいて、運転者の視点が
前方障害物22にあるかないかを判定する。即ち、ステ
ップ36では図10に示すように、視線Cの延長線が前
方障害物22の外形を示す座標の範囲内にあるかどうか
を判定すればよい。
【0035】このように、この実施例によれば、運転者
の眼の位置と視線方向を検出することにより、運転者の
注視点を即座に認識でき、注視点が前方障害物にあるか
ないかを正確に判定できる運転者視点判定装置が得られ
る。
【0036】実施例4.図11は、例えばこの発明の実
施例4による運転者視点判定装置の構成を示すブロック
図である。図において、5は視点判定手段4に接続され
る車体振動検出手段であり、詳細は実施例2と同様であ
る。他の各部分においても、実施例2及び実施例3と同
一符号は同一、または相当部分を示す。動作についても
実施例2及び実施例3と同様であり、運転者10の近傍
での車体振動を検出して前方障害物22の座標または運
転者の眼の視線方向を補正することにより、より正確に
視点が判定できる。
【0037】なお、実施例3,実施例4では原点を例
えば反射光受像部の中心位置とし、位置の計算において
世界座標系を基にして、x,y,zの3次元座標位置を
用いていたが、これに限るものではない。例えば、運転
者の眼の中心位置座標を原点とする極座標系を設定し、
前方障害物22の座標を、原点を中心とした同心球状
(半径一定)の範囲に写像して記憶すれば、視線方向だ
けで視点が前方障害物22にあるかどうかを計算するこ
とができ、上記各実施例の効果に加え、計算が簡単にな
るという効果がある。
【0038】また、実施例3,実施例4では前方障害物
22を検出しているが、後方障害物や側方障害物を検出
するようにしてもよい。また、周囲の障害物を検出する
ように構成することもできる。
【0039】また、上記実施例1と実施例3、または実
施例1と実施例4というように、複数の実施例を同時に
満足させるように構成してもよい。
【0040】実施例5.以下、この発明の実施例5によ
る脇見判定装置を図について説明する。図12はこの発
明の実施例5による脇見判定装置の構成を示すブロック
図である。この実施例は実施例1に示した運転者視点判
定装置を用いた脇見判定装置である。図において、実施
例1と同一符号は同一、または相当部分を示す。視点判
定手段4によって判定された結果、例えば、車外の障害
物を見ているかどうかという情報を継続時間計測手段8
に出力し、その継続時間を測定する。さらに、運転者の
注視点が何で、それをどのくらい見ているかという情報
が脇見判定手段9に入力され、その状態の継続時間に基
づいて脇見,よそ見を判定する。この結果、脇見だと判
断した場合は、運転者に警報などを与えるが、この判定
結果の使用方法についてはこれに限るものではなく、ど
のように用いられても良い。例えば、直接車両を制御し
て、ブレーキで減速することも考えられる。
【0041】運転者の視点の動きとして、例えば、自動
車技術会論文集,第22巻,第4号,1991年,10
月,第112頁〜第117頁,「運転者の視点に関する
研究」にも視点のシミュレーションについて記載されて
おり、どのように視点が動いた時安全運転をしている
か、または警告しなければならないかがある程度明らか
になっている。この研究結果に基づいて、脇見判定手段
9の処理として、例えば横の窓から車外を数秒以上見て
いた場合、脇見と判定する。
【0042】この実施例による脇見判定装置では、従来
装置の顔の向きによって脇見を判定するものに比べて、
視線を検出し、この視線によって運転者の注視点を検出
して脇見を判定するので、運転者の脇見、よそ見を正確
に判定できる脇見判定装置が得られる。
【0043】また、この実施例では、実施例1に示した
運転者視点判定装置を利用して脇見判定装置を構成して
いるが、実施例2に示したように車体振動検出手段を備
え、運転者の近傍の振動を検出して各座標を補正すれ
ば、さらに正確に脇見を判定することができる。
【0044】実施例6.以下、この発明の実施例6によ
る脇見判定装置を図について説明する。図13はこの発
明の実施例6による脇見判定装置の構成を示すブロック
図である。この実施例は実施例3に示した運転者視点判
定装置を用いた脇見判定装置である。図において、実施
例3及び実施例5と同一符号は同一、または相当部分を
示す。
【0045】以下、この実施例における動作について説
明する。視点判定手段4によって判定された結果、例え
ば、前方障害物の位置や前方障害物を見ているか否かと
いう情報を継続時間計測手段8に出力し、その継続時間
を測定する。さらに、前方障害物の有無、運転者の注視
点が何で、それをどのくらい見ているかという情報が脇
見判定手段9に入力され、その状態の継続時間に基づい
て脇見,よそ見を判定する。前方障害物がある場合、運
転者の注視点が前方障害物に所定時間とどまり、この障
害物を認識する必要がある。運転者の注視点が前方障害
物にとどまらない場合、運転者は脇見をしていると判断
できる。
【0046】図14は視点判定手段4での主な処理を示
すフローチャートである。ステップ37で前方障害物が
あるかどうかを判断する。前方障害物がある場合、ステ
ップ38でその障害物との距離が危険範囲かどうか判断
する。この判断で危険範囲である場合、ステップ39で
運転者の注視点が前方障害物に一定時間とどまっていた
かどうか判断する。とどまっていなかった場合はステッ
プ40で運転者は脇見をしていたと判定する。ステップ
39の判断で、運転者が前方障害物を認識していると判
断される場合、ステップ41で脇見ではないと判定す
る。この結果、脇見だと判断した場合は、運転者に警報
などを与えるが、この判定結果の使用方法についてはこ
れに限るものではなく、どのように用いられても良い。
例えば、直接車両を制御して、ブレーキで減速すること
も考えられる。
【0047】この実施例による脇見判定装置では、従来
装置の顔の向きによって脇見を判定するものに比べて、
視線を検出し、この視線によって運転者の注視点を検出
して前方障害物を見たかどうかで運転の安全性を判定す
るので、信頼性の高い脇見判定装置が得られる。
【0048】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、運転者の眼の位置を検出する検出手段、車両の車室
内部品の座標を各々記憶する座標記憶手段、検出手段で
検出した運転者の眼の位置から眼の視線方向を計算する
視線計算手段、及び座標記憶手段に記憶された車室内部
品の座標と眼の視線方向とを参照して、運転者の注視点
が車室内部品にある時は車内と判定し、車外に相当する
部品にある時は車外と判定する視点判定手段を備えたこ
とにより、運転者の注視方向を比較的正確に認識でき、
運転者が車内を見ているか車外を見ているかを判定する
ことができる運転者視点判定装置が得られる効果があ
る。
【0049】また、請求項2の発明によれば、運転者の
眼の位置を検出する検出手段、車両の車室内部品の座標
を各々記憶する座標記憶手段、検出手段で検出した運転
者の眼の位置から眼の視線方向を計算する視線計算手
段、車両の車体の振動を検出する車体振動検出手段、及
び車体振動検出手段により検出された車体振動分によ
り、視線計算手段からの出力結果である眼の視線方向ま
たは座標記憶手段に記憶されている車室内部品の座標を
補正し、この車室内部品の座標と眼の視線方向とを参照
して、運転者の注視点が車室内部品にある時は車内と判
定し、車外に相当する部品にある時は車外と判定する視
点判定手段を備えたことにより、道路の状態に左右され
ず、運転者の注視方向を比較的正確に認識でき、運転者
が車内を見ているか車外を見ているかを判定することが
できる運転者視点判定装置が得られる効果がある。
【0050】また、請求項3の発明によれば、運転者の
眼の位置を検出する検出手段、車両前方の障害物を検出
し、障害物の座標を計算する障害物検出手段、検出手段
で検出した運転者の眼の位置から眼の視線方向を計算す
る視線計算手段、及び障害物検出手段で検出した障害物
の座標と眼の視線方向とを参照して、運転者の注視点が
障害物にあるかないかを判定する視点判定手段を備えた
ことにより、運転者の注視方向を比較的正確に認識で
き、前方障害物を運転者が見たかどうかを判定すること
ができる運転者視点判定装置が得られる効果がある。
【0051】また、請求項4の発明によれば、運転者の
眼の位置を検出する検出手段、車両前方の障害物を検出
し、障害物の座標を計算する障害物検出手段、検出手段
で検出した運転者の眼の位置から眼の視線方向を計算す
る視線計算手段、車両の車体の振動を検出する車体振動
検出手段、及び車体振動検出手段により検出された車体
振動分により、視線計算手段からの出力結果である眼の
視線方向または障害物の座標を補正し、この障害物の座
標と眼の視線方向とを参照して、運転者の注視点が障害
物にあるかないかを判定する視点判定手段を備えたこと
により、道路の状態に左右されず、運転者の注視方向を
比較的正確に認識し、前方障害物を運転者が見たかどう
かを判定することができる運転者視点判定装置が得られ
る効果がある。
【0052】また、請求項5の発明によれば、請求項第
1項ないし第4項のいずれかの運転者視点判定装置にお
いて、視点判定手段で判定した結果を入力して運転者の
注視点が特定方向である継続時間を計測する継続時間計
測手段、及び運転者の注視点とその継続時間に基づいて
運転者が脇見をしているかどうかを判定する脇見判定手
段を備えたことにより、信頼性の高い脇見判定装置が得
られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による運転者視点判定装置
を示すブロック図である。
【図2】実施例1に係る検出手段を示す構成図である。
【図3】実施例1に係る主な処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図4】実施例1に係る視点検出の処理を説明する説明
図である。
【図5】この発明の実施例2による運転者視点判定装置
を示すブロック図である。
【図6】この発明の実施例3による運転者視点判定装置
を示すブロック図である。
【図7】実施例3に係る障害物検出の処理を側面から説
明する説明図である。
【図8】実施例3に係る障害物検出の処理を上面から説
明する説明図である。
【図9】実施例3に係る主な処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図10】実施例3に係る視点検出の処理を説明する説
明図である。
【図11】この発明の実施例4による運転者視点判定装
置を示すブロック図である。
【図12】この発明の実施例5による脇見判定装置を示
すブロック図である。
【図13】この発明の実施例6による脇見判定装置を示
すブロック図である。
【図14】実施例6に係る脇見判定の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図15】従来の運転者視点判定装置を示すブロック図
である。
【図16】従来の脇見判定装置を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 検出手段 2 座標記憶手段 3 視点計算手段 4 視点判定手段 5 車体振動検出手段 6 障害物検出手段 7 障害物座標計算手段 8 継続時間計測手段 9 脇見判定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−254291(JP,A) 特開 平4−24503(JP,A) 特開 平3−167698(JP,A) 実開 昭57−46831(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 21/00 B60K 28/06 H04N 5/232 H04N 7/18

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転者の眼の位置を検出する検出手段、
    車両の車室内部品の座標を各々記憶する座標記憶手段、
    上記検出手段で検出した上記運転者の眼の位置から眼の
    視線方向を計算する視線計算手段、及び上記座標記憶手
    段に記憶された車室内部品の座標と上記眼の視線方向と
    を参照して、上記運転者の注視点が上記車室内部品にあ
    る時は車内と判定し、車外に相当する部品にある時は車
    外と判定する視点判定手段を備えた運転者視点判定装
    置。
  2. 【請求項2】 運転者の眼の位置を検出する検出手段、
    車両の車室内部品の座標を各々記憶する座標記憶手段、
    上記検出手段で検出した上記運転者の眼の位置から眼の
    視線方向を計算する視線計算手段、上記車両の車体の振
    動を検出する車体振動検出手段、及び上記車体振動検出
    手段により検出された車体振動分により、上記視線計算
    手段からの出力結果である眼の視線方向または上記座標
    記憶手段に記憶されている上記車室内部品の座標を補正
    し、この車室内部品の座標と眼の視線方向とを参照し
    て、上記運転者の注視点が上記車室内部品にある時は車
    内と判定し、車外に相当する部品にある時は車外と判定
    する視点判定手段を備えた運転者視点判定装置。
  3. 【請求項3】 運転者の眼の位置を検出する検出手段、
    車両前方の障害物を検出して座標を計算する障害物検出
    手段、上記検出手段で検出した上記運転者の眼の位置か
    ら眼の視線方向を計算する視線計算手段、及び上記障害
    物検出手段で検出した上記障害物の座標と上記眼の視線
    方向とを参照して、上記運転者の注視点が上記障害物に
    あるかないかを判定する視点判定手段を備えた運転者視
    点判定装置。
  4. 【請求項4】 運転者の眼の位置を検出する検出手段、
    車両前方の障害物を検出して座標を計算する障害物検出
    手段、上記検出手段で検出した上記運転者の眼の位置か
    ら眼の視線方向を計算する視線計算手段、上記車両の車
    体の振動を検出する車体振動検出手段、及び上記車体振
    動検出手段により検出された車体振動分により、上記視
    線計算手段からの出力結果である眼の視線方向または上
    記障害物の座標を補正し、この障害物の座標と眼の視線
    方向とを参照して、上記運転者の注視点が上記障害物に
    あるかないかを判定する視点判定手段を備えた運転者視
    点判定装置。
  5. 【請求項5】 請求項第1項ないし第4項のいずれかの
    運転者視点判定装置において、視点判定手段で判定した
    結果を入力して運転者の注視点が特定方向である継続時
    間を計測する継続時間計測手段、及び上記運転者の注視
    点とその継続時間に基づいて上記運転者が脇見をしてい
    るかどうかを判定する脇見判定手段を備えたことを特徴
    とする脇見判定装置。
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