JP3365404B2 - 半導体装置および電子機器 - Google Patents

半導体装置および電子機器

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JP3365404B2 JP2000198143A JP2000198143A JP3365404B2 JP 3365404 B2 JP3365404 B2 JP 3365404B2 JP 2000198143 A JP2000198143 A JP 2000198143A JP 2000198143 A JP2000198143 A JP 2000198143A JP 3365404 B2 JP3365404 B2 JP 3365404B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャパシタに電荷
を蓄積することにより、データを記憶する半導体装置お
よびこれを含む電子機器に関する。
【0002】
【背景技術】DRAMは、周期的にリフレッシュ動作が
必要なメモリであり、例えば、携帯電話機のメモリに用
いられる。図8は、従来のDRAMの一部を示す回路ブ
ロック図である。図8を用いて、従来のDRAMの構成
および動作を簡単に説明する。
【0003】DRAMは、メモリセルアレイ5000、
センスアンプ6000および読み出し/書き込み回路7
000を含む。メモリセルアレイ5000は、行列状に
配置されている複数のメモリセルMCと、複数のワード
線WLと、複数の一対のビット線(BL、XBL)と、
を含む。この図面では、メモリセルMC1〜MC6、ワ
ード線WL1〜WL3、ビット線(BL1、XBL
1)、(BL2、XBL2)が表れている。各メモリセ
ルMCは、n型のアクセストランジスタnATrと、デ
ータを記憶するキャパシタCと、を含む。一対のビット
線(BL、XBL)は、それぞれのセンスアンプ600
0、読み出し/書き込み回路7000に接続されてい
る。
【0004】従来のDRAMの動作を、メモリセルMC
2に着目して説明する。まず、データ書き込み動作から
説明する。ワードラインWL1を正電位にし、アクセス
トランジスタnATr2をONする。次に、ビット線B
L2を所定の電位にする。所定の電位とは、キャパシタ
C2にデータ“H”を書き込む場合は、電源電位Vcc
を印加し、データ“L”を書き込む場合は、接地電位G
NDを印加する。これにより、キャパシタC2には、デ
ータ“H”または“L”が記憶される。そして、ワード
ラインWL1の電位を接地電位GNDとすることによ
り、キャパシタC2のデータが保持される。
【0005】次に、データ読み出し動作について説明す
る。ビット線BL2、ビット線XBL2をそれぞれ、電
源電位の半分の電位である(1/2)Vccにする(ビ
ット線BL2、ビット線XBL2のプリチャージ)。ビ
ット線BL2、XBL2を電源から切り離し、ビット線
BL2、XBL2をフローティングにする。そして、ワ
ード線WL1を正電位とすることにより、アクセストラ
ンジスタnATr2をONする。これにより、キャパシ
タC2にデータ“H”が書き込まれていた場合、ビット
線BL2の電位は、(1/2)Vccからわずかな値α
だけ増加する。一方、キャパシタC2にデータ“L”が
書き込まれていた場合、ビット線BL2の電位は、(1
/2)Vccからわずかな値αだけ減少する。
【0006】ビット線XBL2の電位(1/2)Vcc
と、ビット線BL2の電位と、をセンスアンプ6000
により、比較して増幅する。キャパシタC2のデータが
“H”の場合、ビット線BL2の電位はVcc、ビット
線XBL2の電位はGNDとなる。また、キャパシタC
2のデータが“L”の場合、ビット線BL2の電位はG
ND、ビット線XBL2の電位はVccとなる。これに
より、メモリセルMC2からのデータの読み出しが完了
する。この読み出しにより、キャパシタC2に記憶され
たデータは、一旦破壊されるが、読み出し時のビット線
BL2の電位により、キャパシタC2にデータは再書き
込みされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】DRAMは、キャパシ
タにデータ“H”が記憶されている場合、たとえ電源が
ONであっても、そのままにしておけは、データ“L”
に変わる。これを防止するため、DRAMでは、リフレ
ッシュ動作が必要となる。DRAMの低消費電力化のた
めには、リフレッシュ動作の周期をできるだけ長くする
必要がある。
【0008】ところで、上記データ“H”から“L”へ
の変化は、様々な理由で加速される。これについて、図
9を用いて説明する。図9は、従来のDRAMの一部を
示す回路図であり、図8と同じ構成が示されている。メ
モリセルMC2のキャパシタC2にデータ“L”、メモ
リセルMC6のキャパシタC6にデータ“H”がそれそ
れ記憶されているとする。メモリセルMC2からデータ
を読み出した場合、ワード線WL1は正電位、ワード線
WL2、WL3は接地電位GND、ビット線BL2は接
地電位GND、ビット線XBL2は電源電位Vccであ
る。このとき、メモリセルMC6のキャパシタC6か
ら、微小であるが、電荷Qが矢印のように流れるので
(これを、トランジスタのサブスレッショルドリーク電
流という)、キャパシタC6のデータ“H”から“L”
への変化は加速される。
【0009】本発明の目的は、低消費電力化を図ること
ができる半導体装置およびそれを用いた電子機器を提供
することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】(1)本発明は、複数の
メモリセルおよび複数のワード線を含むメモリセルアレ
イを備え、前記ワード線の電位変化により、前記メモリ
セルの選択および非選択の制御がなされる、半導体装置
であって、前記メモリセルは、n型アクセストランジス
タと、セルプレートを有するキャパシタと、を含み、前
記セルプレートには、所定の電位が印加され、前記メモ
リセルの選択期間における前記セルプレート電位は、第
1電位であり、前記メモリセルの非選択期間における前
記セルプレート電位は、第1電位より大きい第2電位で
あり、前記ワード線の電位変化により、前記セルプレー
ト電位の切り替え制御がなされる、ことを特徴とする。
【0011】本発明によれば、メモリセルの非選択期間
におけるセルプレート電位(第2電位)は、メモリセル
の選択期間におけるセルプレート電位(第1電位)より
大きい。これにより、非選択期間において、キャパシタ
の容量結合により、キャパシタと接続するn型アクセス
トランジスタのノード(ドレイン)電位が増加する。ノ
ード電位の増加により、キャパシタのデータ“H”の判
定レベルのマージンを大きくすることができる。よっ
て、本発明によれば、リフレッシュ周期を長くすること
ができるので、消費電力の低減を図ることができる。
【0012】(2)本発明は、以下の態様にすることが
できる。
【0013】複数の前記メモリセルを含むメモリセル群
を備え、前記メモリセル群は複数あり、一つの前記メモ
リセル群に含まれる前記n型アクセストランジスタは、
一つの前記ワード線により制御され、一つの前記メモリ
セル群に含まれる前記n型アクセストランジスタにおい
て、前記セルプレートが共通接続され、一つの前記メモ
リセル群の前記セルプレートは、他の前記メモリセル群
の前記セルプレートと分離されている。
【0014】(3)本発明は、以下の態様にすることが
できる。
【0015】前記メモリセル群毎に、前記セルプレート
の電位が切り替えられる。
【0016】この態様によれば、キャパシタをメモリセ
ルアレイの全てにおいて共通接続した場合に比べて、セ
ルプレート電位の切り替え速度の向上を図ることができ
る。また、この態様によれば、電位変化させるセルプレ
ートの容量が減るため、半導体装置の消費電力の低減を
図れる。
【0017】(4)本発明は、以下の態様にすることが
できる。
【0018】前記ワード線、複数のn型スイッチトラン
ジスタおよび複数のp型スイッチトランジスタを含むセ
ルプレート電位切替回路を備え、一つの前記ワード線
と、そのワード線と対応する、前記n型スイッチトラン
ジスタおよび前記p型スイッチトランジスタと、におい
て、前記ワード線は、前記n型スイッチトランジスタの
ゲート電極および前記p型スイッチトランジスタのゲー
ト電極と接続され、前記n型スイッチトランジスタのソ
ース/ドレインの一方には、前記ワード線と対応する前
記メモリセル群の前記セルプレートが接続され、前記n
型スイッチトランジスタのソース/ドレインの他方に
は、第1電位が印加され、前記p型スイッチトランジス
タのソース/ドレインの一方には、前記ワード線と対応
する前記メモリセル群の前記セルプレートが接続され、
前記p型スイッチトランジスタのソース/ドレインの他
方には、第2電位が印加されている。
【0019】この態様によれば、簡単な構成のセルプレ
ート電位切替回路となる。
【0020】(5)本発明は、以下の態様にすることが
できる。
【0021】前記キャパシタからのデータを増幅するセ
ンスアンプを備え、前記セルプレートが第2電位から第
1電位に変わるタイミングは、前記ワード線が前記メモ
リセルの選択を開始するタイミングより遅くされ、前記
セルプレートが第1電位にかわるタイミングまでに、前
記センスアンプが前記キャパシタからのデータをラッチ
する。
【0022】この態様によれば、キャパシタのデータが
“H”の場合、誤った読み出しを防ぐことができる。こ
の理由は、実施の形態において、[半導体装置の主な効
果]の欄で説明する。
【0023】(6)本発明は、以下の態様にすることが
できる。
【0024】ワード線デコーダを備え、前記n型スイッ
チトランジスタの電流供給能力は、前記ワード線デコー
ダの電流供給能力より低い。
【0025】この態様によれば、セルプレートが第2電
位から第1電位にかわるタイミングを、ワード線がメモ
リセルの選択を開始するタイミングより遅くすることが
できる。
【0026】(7)本発明は、以下の態様にすることが
できる。
【0027】前記ワード線の容量は、そのワード線と対
応する前記メモリセル群の前記セルプレートの容量より
小さい、半導体装置。
【0028】この態様によれば、セルプレートが第2電
位から第1電位にかわるタイミングを、ワード線がメモ
リセルの選択を開始するタイミングより遅くすることが
できる。
【0029】(8)本発明は、以下の態様にすることが
できる。
【0030】すべての前記メモリセルの前記セルプレー
トは、共通接続されている。
【0031】この態様によれば、メモリセルアレイの構
造を単純にすることができる。
【0032】(9)本発明は、以下の態様にすることが
できる。
【0033】前記メモリセルの選択期間において、前記
セルプレート電位が第1電位のときに、前記メモリセル
への書き込み、および/または、再書き込みをする。
【0034】(10)本発明は、以下の態様にすること
ができる。
【0035】第1電位は、電源電位(Vcc)の1/2
である。
【0036】(11)本発明は、以下の態様にすること
ができる。
【0037】前記半導体装置は、DRAM(Dynamic R
AM)、PSRAM(Pseudo Static RAM)および
VSRAM(Virtually Static RAM)のうち、少
なくともいずれか一つを含む。
【0038】(12)本発明は、上記半導体装置を備え
た、電子機器である。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて、図面を用いて具体的に説明する。本発明は、キ
ャパシタに電荷を蓄積することによりデータを記憶する
半導体装置、すなわち、例えば、DRAM(Dynamic R
AM)、PSRAM(Pseudo StaticRAM)、VSR
AM(Virtually Static RAM)に適用することが
できる。
【0040】[半導体装置の構成]まず、本実施形態の
構成を説明する。図1は、本実施形態に係る半導体装置
1000の回路ブロック図である。半導体装置1000
は、メモリセルアレイ100と周辺回路を備える。メモ
リセルアレイ100は、複数のワード線WL1〜WLn
と、これらのワード線と交差する複数のビット線対(B
L1、XBL1)〜(BLm、XBLm)と、これらの
ワード線とこれらのビット線対との交点に対応して設け
られた、m×n個のメモリセルMCと、を備える。各メ
モリセルMCは、n型MOSトランジスタであるアクセ
ストランジスタnATrと、データを記憶するキャパシ
タCと、を含む。
【0041】一つの行のワード線により選択されるアク
セストランジスタnATrのキャパシタのセルプレート
CPは、対応するワード線の行ごとに、共通接続され、
他のワード線により選択されるアクセストランジスタn
ATrのキャパシタのセルプレートCPと分離されてい
る。ワード線WL1を例にすれば、ワード線WL1によ
り選択されるアクセストランジスタnATrのキャパシ
タのセルプレートCP1は共通接続され、他のワード線
WL2〜WLnにより選択されるアクセストランジスタ
nATrのキャパシタのセルプレートCP2〜CPnと
分離されている。なお、すべてのメモリセルMCのセル
プレートを、共通接続させてもよい。
【0042】図1には、半導体装置1000の周辺回路
のうちの一部が表れている。周辺回路は、ビット線対
(BL、XBL)と接続される、センスアンプ200お
よび読み出し/書き込み回路300と、ワード線をデコ
ードするワード線デコーダ400と、本実施形態の特徴
の一つとなるセルプレート電位切替回路500と、を備
える。
【0043】ワード線デコーダ400は、n個のCMO
SインバータINV1〜INVnを含み、インバータI
NV1〜INVnの出力端子は、それぞれ、ワード線W
L1〜WLnに接続されている。
【0044】セルプレート電位切替回路500は、メモ
リセルアレイ100とワード線デコーダ400との間に
配置されている。セルプレート電位切替回路500は、
n型MOSトランジスタである、n個のスイッチトラン
ジスタnSTr1〜nSTrn、および、p型MOSト
ランジスタである、n個のスイッチトランジスタpST
r1〜pSTrnを含む。
【0045】スイッチトランジスタnSTrのゲート電
極、スイッチトランジスタpSTrのゲート電極は、そ
れぞれ、ワード線WLにより直列に接続されている。ス
イッチトランジスタnSTr1、スイッチトランジスタ
pSTr1、ワード線WL1で説明すると、スイッチト
ランジスタnSTr1のゲート電極およびスイッチトラ
ンジスタpSTr1のゲート電極は、ワード線WL1に
より直列に接続されている。
【0046】スイッチトランジスタnSTr、pST
r、それぞれの一方のソース/ドレインは、対応するセ
ルプレートCPと接続されている。セルプレートCP1
を例にすれば、スイッチトランジスタnSTr1、pS
Tr1、それぞれの一方のソース/ドレインは、セルプ
レートCP1と接続されている。
【0047】スイッチトランジスタnSTrの他方のソ
ース/ドレインには、電源電位の半分である(1/2)
Vccが印加される。これにより、選択されているメモ
リセルMCのセルプレートCPには、(1/2)Vcc
が印加される。これは、キャパシタの電界を緩和するた
めである。つまり、キャパシタにデータ“H”を書き込
む場合、セルプレートと対向する電極(ノード)には、
電源電位Vccが印加され、キャパシタにデータ“L”
を書き込む場合、ノードには、接地電位GNDが印加さ
れる。セルプレートに(1/2)Vccが印加されてい
ると、データ“H”、“L”いずれの場合も、誘電体膜
に印加される電界は、±(1/2)Vcc/誘電体膜厚
である。これは、セルプレート電位がVccまたはGN
Dの場合に比べて、電界を1/2に緩和することができ
る。
【0048】一方、スイッチトランジスタpSTrの他
方のソース/ドレインには、(1/2)Vccよりも電
圧αcp分の電位が高い、(1/2)Vcc+αcpが
印加される。これにより、非選択のメモリセルMCのセ
ルプレートCPには、(1/2)Vcc+αcpが印加
される。この結果、メモリセルのノードNの電位が上昇
し、リフレッシュ周期を長くすることができる。この詳
細は、[半導体装置の主な効果]の欄で説明する。
【0049】[半導体装置の動作]次に、図1および図
2を用いて、ワード線WL1とビット線BL1との交点
に位置するメモリセルMC(メモリセルMC1)に着目
して、半導体装置1000の動作を説明する。図2は、
メモリセルMC1の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【0050】{データ書き込み動作}まず、データ書き
込み動作を説明する。時間t0において、ワード線デコ
ーダ400がワード線WL1を選択し、ワード線WL2
〜WLnを非選択にしている。これにより、ワード線W
L1の電位はVppに立ち上がっている。ワード線WL
2〜WLnの電位は、接地電位GNDである。電位Vp
p(例えば、5V)は、電源電位Vcc(例えば、3
V)より大きい。この理由を説明する。メモリセルMC
にデータ“H”を書き込む場合、ノードNの電位をVc
cにする。ワード線(ゲート電極)の立ち上げ時の電位
が電源電位Vccと等しいと、ノードNの電位はVcc
にならず、これより、アクセストランジスタnATrの
トランジスタのしきい値電圧分でけ低い値になるのであ
る。
【0051】ワード線WL1の電位はVppなので、セ
ルプレート電位切替回路500のスイッチトランジスタ
nSTr1はON、スイッチトランジスタpSTr1は
OFFしている。よって、セルプレートCP1の電位
は、(1/2)Vccである。
【0052】そして、データ“H”をメモリセルMC1
に書き込む場合、ビット線BL1と接続された読み出し
/書き込み回路300より、ビット線BL1に電位Vc
cを印加することにより、ノードN1の電位をVccに
する。データ“L”をメモリセルMC1に書き込む場
合、ビット線BL1と接続された読み出し/書き込み回
路300より、ビット線BL1の電位を接地電位GND
にすることにより、ノードN1の電位をGNDにする。
書き込み動作では、ビット線XBL1の電位は、ビット
線BL1の反転電位となる。
【0053】なお、ワード線WL1により選択された他
のメモリセルMCにも、この書き込み動作の際に、同時
に、ビット線BL2〜BLmを介して、データが書き込
まれる。
【0054】{データ保持動作}次に、データ保持動作
について説明する。時間t0後、ワード線デコーダ40
0がワード線WL1を非選択とすることにより、時間t
1において、ワード線WL1の電位が接地電位GNDと
なる。これにより、アクセストランジスタnATr1は
OFFするので、キャパシタC1は、データを保持す
る。
【0055】ワード線WL1の電位はGNDなので、セ
ルプレート電位切替回路500のスイッチトランジスタ
nSTr1はONからOFF、スイッチトランジスタp
STr1はOFFからONになる。よって、セルプレー
トCP1の電位は、(1/2)Vcc+αcpになる。
このため、キャパシタC1の容量結合により、ノードN
1の電位は、キャパシタC1にデータ“H”が保持され
ている場合、Vcc+αNに昇圧される。一方、キャパ
シタC1にデータ“L”が保持されている場合、ノード
N1の電位は、αNに昇圧される。そして、サブスレッ
ショルドリーク電流が原因で、時間の経過により、Vc
c+αNは、Vcc+αN−ΔVsub(t)≧GND、
αNは、αN−ΔVsub(t)≧GND、にそれぞれ低
下する。ΔVsub(t)とは、時間経過とともに、サ
ブスレッショルドリーク電流により失われた電荷に起因
する電位降下である。なお、他の非選択のメモリセルM
Cについても、同様の電位の低下が生じる。
【0056】{データ読み出し動作}次に、データ読み
出し動作について説明する。時間t1後、ビット線(B
L1、XBL1)にそれぞれ、電源電位の半分の電位で
ある(1/2)Vccを印加する(ビット線のプリチャ
ージ)。ビット線(BL1、XBL1)を電源から切り
離し、ビット線(BL1、XBL1)をフローティング
にする。そして、ワード線デコーダ400がワード線W
L1を選択することにより、時間t2において、ワード
線WL1の電位がVppとなる。これにより、アクセス
トランジスタnATr1をONする。キャパシタC1に
データ“H”が書き込まれていた場合、ビット線BL1
の電位は、(1/2)Vccからわずかな値αだけ増加
する。一方、キャパシタC1にデータ“L”が書き込ま
れていた場合、ビット線BL1の電位は、(1/2)V
ccからわずかな値αだけ減少する。
【0057】ビット線XBL1の電位(1/2)Vcc
と、ビット線BL1の電位とを、これらのビット線と接
続されたセンスアンプ200により、比較して増幅す
る。キャパシタC1のデータが“H”の場合、ビット線
BL1の電位はVcc、ビット線XBL1の電位はGN
Dとなる。また、キャパシタC1のデータが“L”の場
合、ビット線BL1の電位はGND、ビット線XBL1
の電位はVccとなる。これにより、メモリセルMC1
からのデータの読み出しが完了する。この読み出しによ
り、キャパシタC1に記憶されたデータは、一旦破壊さ
れるが、読み出し時のビット線BL1の電位により、キ
ャパシタC1にデータは再書き込みされる。なお、ワー
ド線WL1により選択された他のメモリセルMCにも、
この読み出し動作の際に、同時に、ビット線BL2〜B
Lmを介して、データの読み出しおよび再書き込み動作
がなされる。
【0058】[半導体装置の主な効果]本実施形態に係
る半導体装置1000の主な効果は、以下のとおりであ
る。
【0059】{効果1}図3は、メモリセルの非選択期
間中におけるノード電位を示すグラフである。実線は、
図1に示す本実施形態に係るメモリセルMC1のノード
N1の電位を示している。点線は、図8に示す従来例に
係るメモリセルMC1のノードN1の電位を示してい
る。図3の時間軸の単位を、図2のそれと比べて大きく
している。このため、本実施形態のノードN1の電位の
立ち上がりが直角になっている。
【0060】時間t1において、メモリセルが非選択と
なる。これにより、本実施形態では、セルプレート電位
が(1/2)Vccから(1/2)Vcc+αcpに変
わる(図2)。よって、キャパシタC1がデータ“H”
を保持していた場合、ノードN1の電位がVccからV
cc+αNへと立ち上がる。キャパシタC1がデータ
“L”を保持していた場合、ノードN1の電位がGND
からαNへと立ち上がる。図8に示す従来例に係るメモ
リセルMC1のノードN1では、このような立ち上がり
が生じない。図4は、本実施形態において、キャパシタ
C1にデータ“H”が保持されている場合のメモリセル
MC1の等価回路図である。図5は、図8に示す従来例
において、キャパシタC1にデータ“H”が保持されて
いる場合のメモリセルMC1の等価回路図である。
【0061】図3に示すように、本実施形態では、デー
タ“H”の場合、ノードN1の電位がVcc+αNに立
ち上がるので、ノードN1の電位がHデータ判定レベル
より下になる時間tx2は、従来例の場合(時間tx1)に
比べて、長くすることができる。このように、本実施形
態によれば、ノード電位がHデータ判定レベルより小さ
くなる時間を長くすることができるので、リフレッシュ
周期を長くすることができ、その結果、低消費電力化を
図ることができる。今後、低消費電力化が進むことによ
り、アクセストランジスタのしきい値が下がっていく。
この場合、サブスレッショルドリーク電流が増大するの
で、リフレッシュ周期が短くなる。よって、本実施形態
が有効なものとなる。
【0062】ところで、サブスレッショルドリーク電流
は、発明が解決しようとする課題の欄で説明した場合の
他に、次の理由でも生じる。図9に示すように、キャパ
シタC6にデータ“H”が記憶された状態で、ワード線
WL2が選択された場合、ワード線WL2の隣りに位置
するワード線WL3の電位は、ワード線WL2の電位変
化により、わずかであるが接地電位GNDから上昇す
る。これによっても、サブスレッショルドリーク電流が
生じる。このようなことが生じても、本実施形態によれ
ば、上記の理由により、リフレッシュ周期を長くするこ
とができる。
【0063】なお、電源電位Vccが例えば、3.0
V、Hデータ判定レベルが、例えば、2.0V、Lデー
タ判定レベルが、例えば、1.0Vの場合、電圧α
Nを、例えば、0.5Vにすると、時間tx2を、例え
ば、0.5sにすることが可能である。同一の条件下
で、時間tx1は、例えば、0.1sとなる。なお、電圧
αNを大きくすれば、リフレッシュ周期を長くすること
ができる。電圧αNの調整は、電圧αcpの調整により
可能である。電圧αcpを大きくすれば、電圧αNを大
きくすることが可能となる。電圧αNは、Lデータ判定
レベルまで設定可能である。
【0064】{効果2}本実施形態では、データ“H”
が誤ってデータ“L”と読み出されるのを防ぐため、次
のようにしている。これを図1および図2で説明する。
時間t2において、ワード線WL1の電位がGNDから
Vppに変わることにより、セルプレート電位切替回路
500のスイッチトランジスタnSTr1はOFFから
ON、スイッチトランジスタpSTr1はONからOF
Fに変わる。よって、セルプレートCP1の電位は、
(1/2)Vcc+αcpから(1/2)Vccに変わ
る。これにより、キャパシタC1にデータ“H”が保持
されている場合、ノードN1の電位は急激に下がる。こ
のため、ノードN1の電位が、“H”データ判定レベル
より下になる可能性がある。これにより、キャパシタC
1のデータ“H”が“L”と読み出されることになる。
【0065】本実施形態では、セルプレートCP1の電
位が下がり始める時間t4を、ワード線WL1の電位が
GNDからVppに変わる時間t2より遅らせている。
そして、この期間中である時間t3までに、センスアン
プ200がキャパシタC1からのデータをラッチするよ
うにしている。ノードN1の電位が急激に下がる前に、
ラッチを終了できるので、データ“H”の読み出しを確
実にできる。
【0066】但し、ラッチ終了の時間が時間t4より後
でも、ノードN1の電位が“H”判定レベルより上であ
れば、センスアンプはデータ“H”の読み出しが可能で
ある。従って、本実施形態では、時間t5までデータ
“H”の読み出しが可能である。
【0067】時間t4を、時間t2より遅らせるには、例
えば、次の二つがある。一つは、スイッチトランジスタ
nSTrの電流供給能力を、ワード線デコーダ400の
電流供給能力より低くすることである。他の一つは、ワ
ード線WL(例えば、ワード線WL1)の容量を、その
ワード線と対応するメモリセル群のセルプレート(例え
ば、セルプレートCP1)の容量より小さくすることで
ある。
【0068】{効果3}図1に示すように、メモリセル
アレイ100のセルプレートは、セルプレートCP1〜
CPnに分割されている。そして、ワード線WL1〜W
Lnの電位を制御することにより、セルプレートCP1
〜CPn毎に電位を切替えている。よって、セルプレー
トCP1〜CPn電位の切替え速度を、ワード線WL1
〜WLnの切替え速度に同期させることができる。すな
わち、あるワード線WLに接続されたメモリセルMCの
読み出し期間(図2の時間t2〜時間t3)を、他のワー
ド線WLに接続されたメモリセルMCの読み出し期間と
同等に設定し易くなる。
【0069】また、電位を切替えるセルプレートの容量
が減るので、低消費電力化を図れる。
【0070】[半導体装置の電子機器への応用例]半導
体装置1000は、例えば、携帯機器のような電子機器
に応用することができる。図6は、携帯電話機のシステ
ムの一部のブロック図である。CPUには、バスライン
により、SRAM、DRAM、EEPROM、キーボー
ド、LCDドライバが接続されている。LCDドライバ
は、バスラインにより、液晶表示部と接続されている。
図6のDRAMが、半導体装置1000である。
【0071】図7は、図6に示す携帯電話機のシステム
を備える携帯電話機600の斜視図である。携帯電話機
600は、キーボード612、液晶表示部614、受話
部616およびアンテナ部618を含む本体部610
と、送話部622を含む蓋部620と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る半導体装置1000の回路ブ
ロック図である。
【図2】メモリセルMC1の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【図3】メモリセルの非選択期間中におけるノード電位
を示すグラフである。
【図4】本実施形態において、キャパシタC1にデータ
“H”が保持されている場合のメモリセルMC1の等価
回路図である。
【図5】従来例において、キャパシタC1にデータ
“H”が保持されている場合のメモリセルMC1の等価
回路図である。
【図6】携帯電話機のシステムの一部のブロック図であ
る。
【図7】図6に示す携帯電話機のシステムを備える携帯
電話機の斜視図である。
【図8】従来のDRAMの一部を示す回路ブロック図で
ある。
【図9】サブスレッショルドリーク電流を説明するため
の、従来のDRAMの一部を示す回路図である。
【符号の説明】
100 メモリセルアレイ 200 センスアンプ 300 読み出し/書き込み回路 400 ワード線デコーダ 500 セルプレート電位切替回路 600 携帯電話機 610 本体部 612 キーボード 614 液晶表示部 616 受話部 618 アンテナ部 620 蓋部 622 送話部 1000 半導体装置 5000 メモリセルアレイ 6000 センスアンプ 7000 読み出し/書き込み回路

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメモリセルおよび複数のワード線
    を含むメモリセルアレイを備え、前記ワード線の電位変
    化により、前記メモリセルの選択および非選択の制御が
    なされる、半導体装置であって、 前記メモリセルは、n型アクセストランジスタと、セル
    プレートを有するキャパシタと、を含み、前記キャパシタからのデータを増幅するセンスアンプを
    有し、 前記セルプレートには、所定の電位が印加され、 前記メモリセルの選択期間における前記セルプレート電
    位は、第1電位であり、 前記メモリセルの非選択期間における前記セルプレート
    電位は、第1電位より大きい第2電位であり、 前記ワード線の電位変化により、前記セルプレート電位
    の切り替え制御がなされ 前記セルプレートが第2電位から第1電位に変わるタイ
    ミングは、前記ワード線が前記メモリセルの選択を開始
    するタイミングより遅くされ、 前記セルプレートが第2電位から第1電位にかわるタイ
    ミングまでに、前記センスアンプが前記キャパシタから
    のデータをラッチする 、半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 複数の前記メモリセルを含むメモリセル群を備え、 前記メモリセル群は複数あり、 一つの前記メモリセル群に含まれる前記n型アクセスト
    ランジスタは、一つの前記ワード線により制御され、 一つの前記メモリセル群に含まれる前記n型アクセスト
    ランジスタにおいて、前記セルプレートが共通接続さ
    れ、 一つの前記メモリセル群の前記セルプレートは、他の前
    記メモリセル群の前記セルプレートと分離されている、
    半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記メモリセル群毎に、前記セルプレートの電位が切り
    替えられる、半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記ワード線、複数のn型スイッチトランジスタおよび
    複数のp型スイッチトランジスタを含むセルプレート電
    位切替回路を備え、 一つの前記ワード線と、そのワード線と対応する、前記
    n型スイッチトランジスタおよび前記p型スイッチトラ
    ンジスタと、において、 前記ワード線は、前記n型スイッチトランジスタのゲー
    ト電極および前記p型スイッチトランジスタのゲート電
    極と接続され、 前記n型スイッチトランジスタのソース/ドレインの一
    方には、前記ワード線と対応する前記メモリセル群の前
    記セルプレートが接続され、 前記n型スイッチトランジスタのソース/ドレインの他
    方には、第1電位が印加され、 前記p型スイッチトランジスタのソース/ドレインの一
    方には、前記ワード線と対応する前記メモリセル群の前
    記セルプレートが接続され、 前記p型スイッチトランジスタのソース/ドレインの他
    方には、第2電位が印加されている、半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、 ワード線デコーダを備え、 前記n型スイッチトランジスタの電流供給能力は、前記
    ワード線デコーダの電流供給能力より低い、半導体装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかにおいて、 前記ワード線の容量は、そのワード線と対応する前記メ
    モリセル群の前記セルプレートの容量より小さい、半導
    体装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜のいずれかにおいて、 前記メモリセルの選択期間において、前記セルプレート
    電位が第1電位のときに、前記メモリセルへの書き込
    み、および/または、再書き込みをする、半導体装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜のいずれかにおいて、 第1電位は、電源電位(Vcc)の1/2である、半導
    体装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜のいずれかにおいて、 前記半導体装置は、DRAM(Dynamic RAM)、PS
    RAM(Pseudo Static RAM)およびVSRAM
    (Virtually Static RAM)のうち、少なくともい
    ずれか一つを含む、半導体装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜請求項に記載のいずれか
    の前記半導体装置を備えた、電子機器。
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