JP3364514B2 - 画像出力機器における回転体の駆動装置 - Google Patents

画像出力機器における回転体の駆動装置

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JP3364514B2
JP3364514B2 JP24380493A JP24380493A JP3364514B2 JP 3364514 B2 JP3364514 B2 JP 3364514B2 JP 24380493 A JP24380493 A JP 24380493A JP 24380493 A JP24380493 A JP 24380493A JP 3364514 B2 JP3364514 B2 JP 3364514B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真を応用したデ
ジタルカラー複写機、あるいはデジタルカラープリンタ
をはじめとする画像出力機器における回転体の駆動装置
に関する。
【0002】
【従来技術】電子写真プロセスを応用した複写機やプリ
ンタ等では、回転する円筒状の感光体の表面や、ベルト
状に形成した感光体を走行させその表面に順次静電潜像
を形成し、形成した静電潜像に黒、及びカラー画像であ
れば各色のトナーを付着させて現像しそれを紙面に転写
して画像を得るようにしている。ここで、画像出力装置
における感光体ドラムや、ベルト状感光体の駆動ローラ
を回転体と称することにする。
【0003】そのため、何らかの影響で感光体に速度の
変動が生じると出力された画像にジッタや画像ムラが生
じる。このことは、感光体への書き込みを半導体レーザ
の走査によって行わせるデジタル方式の電子写真技術に
おいては特に顕著に現れ、感光体の回転の速度変動が書
き込み系の副走査方向の速度変動となり書き込みライン
の間隔に微妙なずれを生じさせて画像品質を著しく低下
させる原因となっていた。
【0004】一方、従来複写機やプリンタ等の駆動系の
設計は、駆動対象を、製品仕様から導かれたラインスピ
ード、回転数等の数値を満足させながら、許容されるス
ペースとの関係で適正配置を探ることに力点が置かれて
いた。すなわち動力源からの動力を駆動対象までどのよ
うに伝達するか、動力伝達の機械要素として何を用いる
かと言うようなことが大きな関心事であった。
【0005】したがって、できあがった製品に段ムラ、
回転ムラが発生すると原因を探り感光体の駆動軸の軸受
けを焼結品に変更したり、感光体の駆動軸にフライホイ
ールを連結させたり、感光体の回転軸にばねと摩擦部材
を組み合わせたブレーキを取り付けたり、歯車精度を向
上させたり、種々のねじり角を持つはすば歯車を使用す
る等という対策がとられていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、デジタ
ル方式の画像出力機器の開発では、性能が向上するにつ
れ、レーザによる書き込みによる1ドットラインの再現
性が厳密に求められ、駆動系に要求される精度も急速に
厳しいものになった。ここで要求される精度は、レーザ
による書き込みの副走査方向の均一性が視覚系の可視感
度との関係で保証されるレベルであり、これを達成する
にあたっては、感光体駆動の高精度化が最大の技術課題
である。
【0007】駆動系の速度変動の主原因は、モータの回
転軸1回転あたりの速度変動と、歯車の1回転成分及び
1歯成分の絶対値が大きいことと、それらの変動成分と
その高調波成分が駆動系の固有振動数との関係で共振現
象を起こしていることであることが判明した。
【0008】図12に従来機の駆動系の速度変動パワー
スペクトルを示す。これによると、機械固有のラインス
ピードに基づき歯車一歯による変動成分は、モータに直
結した歯車で176Hz(図示せず)、資第2軸で64
Hz、ドラムに直結した歯車で25Hzのものを有し、
その高調波成分として50Hzのものが現れている。ま
たモータに直結した歯車一回転成分として22Hzを有
し、その高調波として44Hzが現れている。
【0009】一方、図13に駆動系の固有振動数を数値
的にとらえるための伝達関数の測定例を示す。この場合
の測定はデュアルチャンネルのFFTアナライザにイン
パクト加振ハンマの出力と、感光体ドラムの一端に回転
方向の加速度変動が測定できるように取り付けた圧電型
ピックアップセンサの出力を接続し、それぞれのフーリ
エスペクトルの比を求める方法で行った。この図13か
ら、本駆動系の固有振動数のピークが45Hz付近にあ
り、伝達関数のレベルの高い領域が30〜60Hz付近
まで広がりを見せていることがわかる。
【0010】上記変動成分スペクトルと伝達関数とを重
ね合わせたのが図14である。この図からわかるよう
に、本駆動系は、伝達関数のピークと、変動成分及びそ
の2次高調波が存在する周波数領域の位置が重なりあっ
ている。すなわち、本駆動系は変動成分を増幅させてい
る(共振を起こしている)系であることが判明した。
【0011】実際、本駆動系を有する機械3台について
実測値を調べてみると感光体の回転変動は5〜8%の値
を示していた。
【0012】本発明は上述の点にかんがみてなされたも
ので画像出力機器に使用する回転体の駆動ローラの回転
変動が数ヘルツないし十数ヘルツの低周波領域から数百
ヘルツないし、千数百ヘルツの領域のいずれに存在して
いても、かかる回転変動を小さくし、画像上ムラやジッ
タがなく、かつ色ズレや色ムラのない美しいカラー画像
が得られるような回転体の駆動装置を提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段及び作用】そこで本発明で
は、上記課題を解決するため次にように構成した。回転
体すなわち感光体ドラム又はベルト状感光体の駆動ロー
ラ及び該回転体を回転させるための駆動軸からなる駆動
系と、該駆動系を回転させるためのモータ及び駆動伝達
系を有する画像出力機器において、環状の慣性体と、該
慣性体の内側部分に設けた粘弾性材料または弾性材料
と、前記粘弾性材料または弾性材料の内側に同心的に取
り付けたコア部とからなる特定周波数成分の異なる2つ
のダンパを、前記回転体の両側の位置にそれぞれコア部
を前記駆動軸に固定することによって取り付けたことを
特徴とする。これにより、数ヘルツの低周波から千数百
ヘルツまでの領域の広い範囲の回転変動成分に対して、
2つに分けて取り付けられたダンパが、それぞれ対応す
る変動成分に対して効果的な制振作用を行ない、したが
って回転変動を小さくし、画像上ムラやジッタがなく、
かつ色ズレや色ムラのない美しいカラー画像が得られる
回転体の駆動装置が提供できる。
【0014】具体的には、回転体及び該回転体を回転さ
せるための駆動軸からなる駆動系と、該駆動系を回転さ
せるためのモータ及び駆動伝達系とを有する画像出力機
器において、 環状の慣性体と、該慣性体の内側部分に設
けた粘弾性材料または弾性材料と、前記粘弾性材料また
は弾性材料の内側に同心的に取り付けたコア部とからな
るダンパを、前記回転体の両側の位置、すなわち駆動伝
達系側と駆動伝達系の反対側にそれぞれコア部を前記駆
動軸に固定することによって取り付けたことを特徴とす
る。
【0015】前記ダンパは、前記回転体の外側の位置に
それぞれ取り付けることができる。
【0016】また、前記ダンパは、前記回転体の内部に
それぞれ取り付けることができる。
【0017】さらにまた、前記ダンパは、前記回転体の
両側面として設けられているフランジ部の回転軸に連結
しているボスを前記コア部として、それぞれ取り付ける
ことができる。
【0018】これらは前記ダンパと回転体とをいわば並
列に駆動軸に取り付けた構成であるが、別の構成とし
て、 前記回転体を前記駆動軸に回動自在に取り付けると
ともに、環状の慣性体と、該慣性体の内側部分に設けた
粘弾性材料または弾性材料と、前記粘弾性材料または弾
性材料の内側に同心的に取り付けたコア部とからなるダ
ンパを、前記回転体の駆動伝達系と該駆動伝達系の反対
側のそれぞれの位置に、前記駆動軸にコア部を介して一
体に固定すると共に、前記環状の慣性体を前記回転体の
内側に固定するようにした構成とすることもできる。
たこの場合に、ダンパのコア部の両方を駆動軸に固定す
るのではなく、例えば駆動伝達系側のみとして、その反
対側については、駆動軸と回動自在にしておいてもよ
い。この場合も、ダンパは回転体の両側の2箇所に設け
られている。
【0019】また別の構成として、ダンパを構成する環
状の慣性体を回転体自体として構成し、粘弾性部材又は
弾性部材を直接回転体に取り付けることもできる。
【0020】また別の構成として、回転体の両側面のフ
ランジをダンパとして構成することもできる。両側面の
フランジを省くか、またはフランジと並べて、ダンパを
構成する円環状の慣性体を回転体に固定し、コア部をフ
ランジのボス部の代わりに駆動軸にそれぞれ固定するこ
ともできる。
【0021】ダンパは駆動伝達系側と、その反対側とに
それぞれ1箇所ずつ取り付けることに限定されるもので
はなく、必要によって、駆動伝達系側に1箇所と駆動伝
達系の反対側に2箇所取り付けることもできる。
【0022】以上のような回転体とダンパの組合におい
ては、特定周波数成分を所望する範囲とするために、前
記ダンパを構成する慣性体とは別の、環状の慣性体を回
転体に取り付けることもできる。
【0023】駆動伝達系とその反対側に取り付けた2つ
のダイナミック・ダンパは、その特定周波数をそれぞれ
異なった周期のものとなるように構成することができ
る。このように構成することにより回転体の回転変動を
小さな周期から大きな周期のものにわたり全体に少なく
することができる。
【0024】前記駆動伝達系側において前記回転体に設
けられたダンパの特定周波数成分f1と、駆動伝達系の
反対側において設けたダンパの特定周波数成分f2と
を、f1<f2となるように構成することもできる。
【0025】この回転体は、画像出力機器の感光体ドラ
として使用することができる。
【0026】またこの回転体は、画像出力機器のベルト
感光体の駆動ローラとして使用することができる。
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】次に本明細書に記載される語句の定義につ
いて説明する。
【0032】「特定周波数成分」とは図18に示す振幅
倍率曲線において、ピーク値の80%以上を占める周波
数の領域の周波数の値を持つ変動と定義する。
【0033】「同一」、「異なる」とは特定周波数成分
の周波数の値が一義的に決まっている時にはこれらの定
義は自明であるが、特定周波数成分に幅を持たせる場
合、少くとも一方の曲線の領域の値が50%以上重なる
場合(図19Aに示す)を「同一」と稱し、重なる領域
が50%以下の場合(図19Bに示す)には「異なる」
と定義する。
【0034】
【実施例】図10は本発明の回転体駆動装置を感光体ド
ラムに使用した電子写真画像出力機器の概略構成を示す
図である。この電子写真画像出力機器1は内部に回転体
としての感光体ドラム2、現像部3、感光体ドラム2を
駆動する駆動機構等が取り付けられている。
【0035】感光体ドラム2を駆動する駆動機構(図示
せず)は駆動用モータとそれに連結した駆動伝達系すな
わち歯車群からなり、歯車群の最終歯車10に感光体ド
ラム2の駆動歯車11が連結している。感光体ドラム2
は、円筒状のアルミニウム母材からなり、側面に有機感
光体材料が塗布してある。母材は肉圧が薄く形成してあ
り、両端部に取り付けられたフランジ12に駆動軸13
が固定してある。駆動軸13は、軸受け(図示せず)に
回動自在に支持されており、軸端に前述した駆動歯車1
1が取り付けてある。
【0036】図1は本発明の第1の実施例にかかる回転
体としての感光体ドラムの駆動装置の実施例を示す断面
図である。
【0037】第1の実施例において、感光体ドラム2に
ダイナミック・ダンパー14が取付けられている。これ
は外周の金属性の環体である慣性部と中心のコアー部と
を環状の粘弾性部材または弾性部材で接続したものであ
る。粘弾性部材は例えばゴムのような弾性と粘性を有す
るものである。このダイナミック・ダンパーを感光体駆
動軸に取りつけることにより、該駆動軸を駆動する駆動
系と逆方向の起振力を発生して振動吸収作用すなわち制
振作用を行う。2個のダイナミック・ダンパー14が感
光体ドラム2すなわち回転体の外部で両側フランジ12
の近傍において、駆動軸13に取付けられている。
【0038】また、回転体例えば感光体ドラムの前後で
ダイナミック・ダンパーの駆動伝達系側に低周波、駆動
伝達系の反対側で高周波の変動成分の制振が効率よく行
えるようにした。たとえば、駆動伝達系側のダイナミッ
ク・ダンパーの特定周波数成分をf1とし、駆動伝達系
と反対側の特定周波数成分をf2として、f1<f2と
なるようにした。この様に2つのダイナミック・ダンパ
ーの特定周波数成分を異なるものとしても良い。また2
つのダイナミック・ダンパーの特定周波数成分を同一の
ものとしても、ある程度効果が得られる。
【0039】なお、ダイナミック・ダンパーの慣性モー
メント比をμ′とすれば、0.05<μ′<1であるこ
とが好ましい。
【0040】図15に、第1の実施例に使用したダイナ
ミック・ダンパーの構成を示す。図15において、33
は慣性部、34はゴム部、35はドラム感光体軸との結
合部を示す。
【0041】図16に、第1の実施例に使用したダイナ
ミック・ダンパーの断面図を示す。図16において、D
1は慣性部の外径、D2は慣性部の内径、Lは慣性部の
奥行
【0042】第1の実施例においては、駆動伝達系にド
ラム感光体駆動歯車の1歯成分である25Hzを特定周
波数成分としたダイナミック・ダンパー1を、駆動伝達
系と反対側にモータ駆動歯車の1歯成分である64Hz
を特定周波数成分としたダイナミック・ダンパー2を配
置した。
【0043】前述のダイナミック・ダンパーの値は下表
の通りである。
【0044】
【表1】 単位は度、対象周波数の単位はHzである。
【0045】図17に、第1の実施例の駆動系の速度変
動パワースペクトルを示す。図12に示す従来機の駆動
系の速度変動パワースペクトルと比較すると、ドラム感
光体駆動歯車の1歯成分である25Hzについては76
%、モータ駆動歯車の1歯成分である64Hzについて
は12%の減少をそれぞれ確認することができた。
【0046】また、第1の実施例においては、ドラム感
光体駆動歯車の1歯成分である25Hz及びモータ駆動
歯車の1歯成分である64Hzに着目して、ダイナミッ
ク・ダンパーの特定周波数を決定したが、対象とする系
及び制振作用の設計に応じて特定周波数を決定すること
が可能である。さらに、同じ特定対象周波数を有するダ
イナミック・ダンパーは、上記の記載に限定されること
なく、種々の構成が考えられる。
【0047】図2は本発明の第2の実施例にかかる回転
体としての感光体ドラムの駆動装置の実施例を示す断面
図である。
【0048】第2の実施例では、2個のダイナミック・
ダンパー14が感光体ドラム2の内部でその両側フラン
ジ12の近傍において、駆動軸13に取付けられてい
る。ほかの構成は前記第1の実施例と同様である。
【0049】図3は本発明の第3の実施例にかかる回転
体としての感光体ドラムの駆動装置の実施例を示す断面
図である。
【0050】第3の実施例では、2個のダイナミック・
ダンパー14が感光体ドラム2の外側でフランジ12の
ボス部に取付けられ、該ボス部がダイナミック・ダンパ
ーのコアー部を兼ねている。他の構成は、前記第1を示
す断面図である。
【0051】第1、第2および第3の実施例において
は、回転体自身が感光体2であったが、感光体が回転体
でなく、図11に示すようにてベルト状感光体25でこ
のベルト状感光体25が駆動ローラ26等の複数ローラ
により駆動される画像出力装置であってもよい。この場
合にも、上述の実施例を駆動ローラ26に用いることに
より、これを速度変動なく回転させることができ、した
がってベルト状感光体25が一定速度で移動するので、
画像品質が向上する。
【0052】図4は本発明の第4実施例にかかる回転体
の駆動装置の実施例を示す断面図である。
【0053】第4の実施例ではドラム周面に光導電体を
塗布あるいは蒸着した感光体2がその中心軸線を通る駆
動軸13上にボールベアリング15により回転自在に支
持されたフランジ12に固定されている。
【0054】感光体2の内部において、感光体2の内周
面に環状の粘弾性材料または弾性材料16が結合されて
いる。
【0055】更に、該粘弾性材料または弾性材料16の
内周面に環状のコアー部17が結合されている。
【0056】前記コアー部17の中心孔は駆動軸13に
結合されている。
【0057】このように互に結合された感光体2、粘弾
性材料または弾性材料16およびコアー部17は一体と
なってダイナミック・ダンパーを構成している。感光体
2はダイナミック・ダンパーの慣性部を構成することに
なる。
【0058】なお、これらの部材の結合は溶接、接着、
ねじ嵌合等の種々の機械的・化学的手段により施工され
る。
【0059】図5は本発明の第5の実施例にかかる回転
体の駆動装置の実施例を示す断面図である。
【0060】第4の実施例ではダイナミック・ダンパー
が1個であるが、第5の実施例では2個のダイナミック
・ダンパーを備えている。、また感光体では駆動軸13
上のすべり軸18によって回転自在に支持されたフラン
ジ12に固定されている。他の構成は第4の実施例と同
様である。ダイナミック・ダンパーの数量、大きさ、お
よびそれらの間隔等は制振作用の設計仕様により変って
くる。
【0061】以上のように構成することにより、感光体
2の振動は抑制され、その結果感光体2は一定速度で移
動される。
【0062】第4および第5の実施例においては回転体
自身が感光体2であったが、感光体が回転体でなく、図
11に示すように、ベルト状の感光体25を有し、この
感光体25を駆動する駆動ローラ26を本発明の回転体
とした画像出力装置でもよい。この場合においても、上
述した実施例を駆動ローラ26に用いることにより駆動
ローラ26を速度変動なく回転させることができる。こ
のように、感光体25を一定の速度で移送できるので、
出力する画像品質を向上させることができる。図6は、
本発明の第6の実施例にかかる回転体の駆動装置の実施
例を示す断面図である。
【0063】第6の実施例では、感光体ドラム2の右側
に駆動伝達系が取り付けられている。
【0064】感光体ドラム2は円筒状のアルミニウム母
材からなり、その両端に外周フランジ部12a、12b
が取付けられ、側面に有機感光材料が塗布してある。
【0065】感光体ドラム2の右側に在る外周フランジ
部12aの内側に弾性部材または粘弾性部材22aが固
着され、その内側にリング状のコアー部材23aが固着
されている。
【0066】感光体ドラム2の左側に在る外周フランジ
部12bの内側にも弾性部材または弾性部材22bが固
着され、その内側にリング状のコアー部材23bが固着
されている。
【0067】コアー部材23aとコアー部材23bの中
心、すなわち感光体ドラム2の中心に駆動軸13が通し
てあり、この駆動軸13の両端はパネル20の軸受け2
1に回動自在に支持され、前述の駆動歯車11が駆動伝
達系側の軸端に取り付けられ、この駆動歯車11が最終
歯車10に噛みあっている。
【0068】コアー部材23aは駆動軸13に回転自在
に支持されている。コアー部材23aは直接駆動軸13
に接触して摺動するが、コアー部材23aと駆動軸13
の間にボールベアリングや滑り受け等を介在させても良
い。一方コアー部材23bは駆動軸13に対しピン25
により固定されている。
【0069】感光体ドラム2の内側において、前述の外
周フランジ部12a、12bにそれぞれリング状の慣性
部材24a、24bが固定されている。
【0070】駆動伝達系に近い側の外周フランジ12
a、慣性部材24a、粘弾性部材(または弾性部材)2
2aおよびコアー部材23aからなるフランジ部は実質
的にダイナミックダンパーを構成して、制振作用を行な
う。
【0071】第6の実施例は感光体ドラムやベルト状感
光体の駆動ローラのような感光体駆動系の回転に関する
固有振動数を数ヘルツから数+ヘルツの範囲の低い領域
へ移動させる機構を採用した上で、変動成分を駆動の本
質的変動であるモータの1回転成分や歯車の1回転成分
および1歯車成分に集約した上で、最後に残る特定周波
数成分に対して前記ダイナミックダンパーを適用し、更
に変動成分を低減する。
【0072】なお、前記ダイナミックダンパーの慣性モ
ーメントμ’の好ましい値は次のようである。 0.05<μ’<1 また前記ダイナミックダンパーは、駆動伝達系側の特定
周波数成分をf1とし、駆動伝達系と反対側の特定周波
数成分をf2とすれば、f1<f2となるように構成す
る。このようにf1とf2を一定値だけずらせることに
より、より広い範囲の変動成分に対する制振効果が出
る。また、f1<f2としたことにより効果をさらに高
める。
【0073】図7は、本発明の第7の実施例にかかる回
転体の駆動装置の実施例を示す断面図である。
【0074】第6の実施例では、回転体自身が感光体2
であったが、第7の実施例では、感光体が回転体でな
く、図に示す様にベルト状の感光体25を有し、この感
光体25を駆動する駆動ローラ26を本発明の回転体と
した画像出力装置でもよい。この場合においても、駆動
伝達系に近い側の駆動ローラ26のフランジ部は駆動軸
13に固定したコアー部材29a、粘弾性部材(または
弾性部材)28aおよび慣性部材27aからなり、この
フランジ部が実質的にダイナミックダンパーを構成し
て、制振作用を行なう。
【0075】また、駆動伝達系に遠い側の駆動ローラ2
6のフランジ部は駆動軸13に固定したコアー部材29
b、粘弾性部材(または弾性部材)28bおよび慣性部
材27bからなり、このフランジ部が実質的にダイナミ
ックダンパーを構成して、制振作用を行なう。
【0076】その結果、駆動ローラ26を速度変動なく
回転させることができる。このように、感光体25を一
定の速度で移送できるので、出力する画像品質を向上さ
せることができる。
【0077】図8は、本発明の第8の実施例にかかる回
転体の駆動装置の実施例を示す断面図である。
【0078】第8の実施例において、感光体ドラム2の
内側にリング状の慣性部材30が結合され、該慣性部材
の内側にリング状の粘弾性部材または弾性部材31が結
合され、該粘弾性部材または弾性部材31の内側にリン
グ状のコアー部材32が結合され、該コアー部材32は
駆動軸13の外側に結合されている。慣性部材30、粘
弾性部材(または弾性部材)31、およびコアー部材3
2は一体となってダイナミック・ダンパーを構成する。
【0079】図9は、本発明の第9の実施例にかかる回
転体の駆動装置の実施例を示す断面図である。
【0080】第8の実施例ではダイナミック・ダンパー
は感光体ドラム2の両側近くにそれぞれ1個ずつ設けら
れたが、第9の実施例では片側近くに2個、反対側に1
個設けられている。他の構成は第8の実施例と同様であ
る。
【0081】第8および第9の実施例において、各部材
の結合は溶接・接着・機械的手段等により行う。またダ
イナミック・ダンパーの配置する数量は大きさは慣性モ
ーメントにより適宜変える。
【0082】前記ダイナミック・ダンパーの慣性モーメ
ント比μ′の好ましい値は次のようである。
【0083】0.05<μ′< 1 前記ダイナミック・ダンパーは感光体ドラム2の両端近
くに設けられ、駆動伝達系すなわち駆動ユニットの側の
ダイナミック・ダンパーの特定周波数成分をf1とし、
駆動ユニットの反対側のダイナミック・ダンパーの特定
周波数成分をf2とし、f1とf2を一定値だけずらせ
ることにより、より広い範囲の変動周波数に対する制振
効果を生ずる。また、駆動ユニットの反対側に特定周波
数の高い変動成分用のダイナミック・ダンパーを設ける
ことにより効果を更に高めることができる。
【0084】また、第8および第9の実施例ではは回転
体自身が感光体ドラム2であったが、感光体ドラム2が
回転体でなくともよく、図11に示すように、ベルト状
の感光体25を有し、この感光体25を駆動する駆動ロ
ーラ26を本発明の回転体とした画像出力装置でもよ
い。この場合においても、上述した実施例を駆動ローラ
26に用いて駆動ローラ26を速度変動なく回転させる
ことができ、したがってベルト状の感光体25を一定の
速度で移送できるので、出力する画像品質を著しく向上
させることができる。
【0085】第2、第3および第5〜第8の実施例にお
いて、2つのダイナミック・ダンパーをそれぞれ、ドラ
ム感光体駆動歯車の1歯成分である25Hzおよびモー
タ駆動歯車の1歯成分である64Hzを特定対象周波数
に設定し、実際に画像出力機器に取りつけて実験した
ころ、第1の実施例とほぼ同様の結果を得ることができ
た。
【0086】
【発明の効果】本発明の回転体の駆動装置によれば、回
転体の特定の回転変動を小さくすることができるので、
これを装着した画像機器装置は画像品質、とくに書き
込み系の副走査方向に発生する段ムラ、ピッチムラと呼
ばれる画像ムラが低減し、画像品質の著しい向上がみら
れ、簡単でコンパクトな機構により、従来技術では機
構が複雑で大型化が避けられなかった装置の開発を可能
とし、このことによるコストダウン効果も期待でき、
機構が簡素化したことにより、システム全体の信頼性が
著しく向上する等の優れた効果が得られる。
【0087】また本発明は、駆動系の速度変動を抑える
他の機構と併用することも可能であり、他の機構として
は、感光体の駆動軸にフライホイールを連結させたり、
感光体の駆動軸にバネと摩擦部材を組み合わせたブレー
キを取りつけたり、歯車精度を向上させたり、種々のね
じり角をもつはすば歯車を使用したり、感光体の非画像
部分に摺動部材を当接させたりすること等が考えられ
る。
【0088】実際の系においては、前述したような種々
の方法を採用しても、特定の固有振動が取り除けない場
合がある。このような場合には、その特定の固有振動を
特定対象周波数としたダイナミック・ダンバーを作成
し、取りつけることができるので、本発明は特に効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例にかかる感光体駆動系の実施例を
示す断面図である。
【図2】第2の実施例の感光体駆動系の他の実施例を示
す断面図である。
【図3】第3の実施例の感光体駆動系の他の実施例を示
す断面図である。
【図4】第4の実施例にかかる感光体駆動系の実施例を
示す断面図である。
【図5】第5の実施例の感光体駆動系を示す断面図であ
る。
【図6】第6の実施例にかかる感光体駆動系の実施例を
示す断面図である。
【図7】第7の実施例にかかる感光体駆動系を示す断面
図である。
【図8】第8実施例にかかる感光体駆動系の実施例を示
す断面図である。
【図9】第9の実施例の感光体駆動系の他の実施例を示
す断面図である。
【図10】本発明にかかる電子写真画像出力機器を示す
断面図である。
【図11】本発明にかかる電子写真画像出力機器を示す
断面図である。
【図12】従来の感光体ドラムの速度変動のパワースペ
クトルを示すグラフである。
【図13】従来の感光体駆動系の伝達関数を示すグラフ
である。
【図14】従来の感光体の速度変動パワースペクトルと
感光体駆動系の伝達関数を合わせ示したグラフである。
【図15】第1の実施例に使用されるダイナミック・ダ
ンパーの斜視図である。
【図16】第1の実施例に使用されるダイナミック・ダ
ンパーの断面図である。
【図17】第1の実施例における感光体ドラムの速度変
動のパワースペクトルを示すグラフである。
【図18】振幅倍率曲線を示す図である。
【図19】(A)および(B)はそれぞれ振動幅倍率曲
線を示す図である。
【符号の説明】
1 電子写真画像出力機器 2 感光体ドラム 3 現像部 10 最終歯車 11 駆動歯車 12 フランジ 13 駆動軸 14 ダイナミック・ダンパー 16 粘弾性材料または弾性材料 17 コアー部 18 すべり軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 特願平4−258933 (32)優先日 平成4年9月2日(1992.9.2) (33)優先権主張国 日本(JP) (56)参考文献 特開 平4−120582(JP,A) 特開 平5−72836(JP,A) 特開 平3−140989(JP,A) 特開 平3−45981(JP,A) 特開 平4−11267(JP,A) 特開 平2−173780(JP,A) 特開 昭57−151955(JP,A) 特開 昭60−222881(JP,A) 特開 昭63−186257(JP,A) 実開 平3−65037(JP,U) 実開 平2−104373(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 550 G03G 21/00 350 G03G 21/16 - 21/18 F16F 15/00 - 15/36 H04N 1/04 H04N 1/31

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体及び該回転体を回転させるための
    駆動軸からなる駆動系と、該駆動系を回転させるための
    モータ及び駆動伝達系とを有する画像出力機器におい
    て、 環状の慣性体と、該慣性体の内側部分に設けた粘弾性材
    料または弾性材料と、前記粘弾性材料または弾性材料の
    内側に同心的に取り付けたコア部とからなる特定周波数
    成分の異なる2つのダンパを、前記回転体の両側の位置
    にそれぞれコア部を前記駆動軸に固定することによって
    取り付けたことを特徴とする回転体の駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記ダンパを前記回転体の外側の位置に
    それぞれ取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の
    回転体の駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記ダンパを前記回転体の内部にそれぞ
    れ取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の回転体
    の駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記ダンパを、前記回転体の両側面とし
    て設けられているフランジ部の前記回転軸に連結してい
    るボスを前記コア部としてそれぞれ取り付けたことを特
    徴とする請求項1に記載の回転体の駆動装置。
  5. 【請求項5】 回転体及び該回転体を回転させるための
    駆動軸からなる駆動系と、該駆動系を回転させるための
    モータ及び駆動伝達系とを有する画像出力機器におい
    て、 前記回転体を前記駆動軸に回動自在に取り付けるととも
    に、環状の慣性体と、該慣性体の内側部分に設けた粘弾
    性材料または弾性材料と、前記粘弾性材料または弾性材
    料の内側に同心的に取り付けたコア部とからなる特定周
    波数成分の異なる2つのダンパを、前記回転体の駆動伝
    達系と該駆動伝達系の反対側のそれぞれの位置に、前記
    環状の慣性体を前記回転体の内側に固定すると共に、前
    記駆動軸にコア部を介して一体に固定することを特徴と
    する回転体の駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記回転体の内側に前記粘弾性材料また
    は弾性材料を直接取り付けて、前記回転体が実質的に前
    記環状の慣性体として作用するように構成したことを特
    徴とする請求項5に記載の回転体の駆動装置。
  7. 【請求項7】 前記回転体の両側の側面フランジを、前
    記環状の慣性体と、該慣性体の内側部分に設けた粘弾性
    材料または弾性材料と、前記粘弾性材料または弾性材料
    の内側に同心的に取り付けたコア部とからなるダンパと
    して構成したことを特徴とする請求項5または6に記載
    の回転体の駆動装置。
  8. 【請求項8】 回転体及び該回転体を回転させるための
    駆動軸からなる駆動系と、該駆動系を回転させるための
    モータ及び駆動伝達系とを有する画像出力機器におい
    て、 前記回転体を前記駆動軸に回動自在に取り付けるととも
    に、環状の慣性体を一体的に連結したフランジと、該フ
    ランジの内側部分に設けた粘弾性材料または弾性材料
    と、前記粘弾性材料または弾性材料の内側に同心的に取
    り付けたコア部とからなる特定周波数成分の異なる2つ
    ダンパを、前記回転体の駆動伝達系と該駆動伝達系の
    反対側のそれぞれの位置において、前記環状の慣性体を
    前記回転体の内側にそれぞれ固定すると共に、前記駆動
    軸に、駆動伝達系側は、駆動軸と回動自在に取り付け
    一方駆動伝達系の反対側のコア部は駆動軸に一体に固定
    したことを特徴とする回転体の駆動装置。
  9. 【請求項9】 前記回転体の内側に固定する前記ダンパ
    が、片側に2箇所、他の側に1箇所取り付けられている
    ことを特徴とする請求項5〜8のいずれか1項に記載の
    回転体の駆動装置。
  10. 【請求項10】 前記環状の慣性体と、該慣性体の内側
    部分に設けた粘弾性材料または弾性材料と、前記粘弾性
    材料または弾性材料の内側に同心的に取り付けたコア部
    とから構成されるダンパについて、駆動伝達系側の前記
    ダンパの特定周波数成分と、駆動伝達系の反対側におい
    た前記ダンパの特定周波数成分とがそれぞれ異なるよう
    に前記各ダンパを構成したことを特徴とする請求項1〜
    のいずれか1項に記載の回転体の駆動装置。
  11. 【請求項11】 前記環状の慣性体と、該慣性体の内側
    部分に設けた粘弾性材料または弾性材料と、前記粘弾性
    材料または弾性材料の内側に同心的に取り付けたコア部
    とから構成されるダンパについて、駆動伝達系側の前記
    ダンパの特定周波数成分f1と、駆動伝達系の反対側に
    おいた前記ダンパの特定周波数成分f2とを、f1<f
    2としたことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1
    項に記載の回転体の駆動装置。
  12. 【請求項12】 前記回転体が感光体ドラムであること
    を特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の回
    転体の駆動装置。
  13. 【請求項13】 前記回転体がベルト状感光体の駆動ロ
    ーラであることを特徴とする請求項1〜11のいずれか
    1項に記載の回転体の駆動装置。
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