JP3361876B2 - 両面面削装置 - Google Patents

両面面削装置

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JP3361876B2
JP3361876B2 JP06749794A JP6749794A JP3361876B2 JP 3361876 B2 JP3361876 B2 JP 3361876B2 JP 06749794 A JP06749794 A JP 06749794A JP 6749794 A JP6749794 A JP 6749794A JP 3361876 B2 JP3361876 B2 JP 3361876B2
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cutter
cutting oil
strip
chips
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唯夫 長谷川
博 鈴木
正吉 五十嵐
紀幸 岩渕
弘一 水下
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Mitsubishi Shindoh Co Ltd
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Mitsubishi Shindoh Co Ltd
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Milling Processes (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種金属からなる板条
材の両面を平面切削するための両面面削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】金属板条材を熱間圧延加工により製造し
た場合、板条材の両面には酸化膜や汚れが生じるため、
酸化膜や汚れを削り落とす目的で、板条材の両面の表層
部を削り落とす両面面削装置が従来より使用されてい
る。
【0003】この種の両面面削装置は、図10に示すよ
うに、板条材Tを連続走行させる板条材送り機構(図示
略)と、円柱状をなし外周面に螺旋状の切削刃が多数形
成された下側および上側スカルピングカッタ1,2と、
スカルピングカッタ1,2を回転させる駆動機構(図示
略)と、スカルピングカッタ1,2との間で板条材Tを
挟む第1および第2押さえローラ3,4と、各スカルピ
ングカッタ1,2による平面切削箇所に隣接して板条材
Tを支持する入側ガイド5,6および出側ガイド7,8
とを具備している。
【0004】入側ガイド5,6の上流側には、入側ガイ
ド5,6と板条材Tの焼き付きを防止するために、切削
油を圧縮空気で霧状にして板条材Tに吹き付ける噴霧ノ
ズル9,10がそれぞれ設けられている。このように切
削油を霧状にして噴霧しているのは、切削油を板条材T
に液状のまま多量に吹き付けるとスカルピングカッタ
1,2で板条材Tを平面切削する際に生じる切屑が切削
油で濡れてしまい、これら切屑を回収して再溶解する際
に混入した切削油が水蒸気爆発するおそれがあるためで
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の装
置では、軟質の銅合金を切削加工する場合などには切削
性が悪く、平面切削後の板条材表面がささくれ立つなど
して十分な平面度および平滑度が得られない問題があっ
た。また、切屑が板条材Tに付着したり、あるいは切削
時に生じる酸化スケール等の微粉末が面削装置の内壁面
に堆積し塊状となって板条材T上に落下することがあ
り、これら切屑や堆積物が板条材Tとともに後工程で圧
延されて欠陥を生じ、不良品発生の原因となって歩留ま
りを悪化させるなどの問題があった。また、潤滑不足に
よって各ガイド5,6,7,8と板条材Tとの焼き付き
が生じやすく、板条材Tの表面に焼き付き跡が生じるこ
ともあった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、切屑の再利用を可能にしつつ、スカルピングカッタ
による切削性向上、板条材の欠陥発生および入側ガイド
と板条材との焼き付き防止を図ることができる両面面削
装置を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る両面面削装置は、板条材をその長手方
向に走行させる板条材送り機構と、外周面に多数の切削
刃が形成されこれら切削刃により前記板条材の下面を平
面切削し得るように板条材の幅方向に軸線を向けて配置
された下側スカルピングカッタと、外周面に多数の切削
刃が形成されこれら切削刃により前記板条材の上面を平
面切削し得るようにその軸線を板条材の幅方向に向けて
配置された上側スカルピングカッタと、前記各スカルピ
ングカッタをそれぞれ回転駆動するカッタ駆動機構と、
各スカルピングカッタによる切削箇所に切削油を供給す
る給油手段と、各スカルピングカッタの近傍に一端が開
口し各スカルピングカッタが発生する切屑および切削油
を吸引回収する切屑回収機構と、この切屑回収機構によ
る回収物から切屑および切削油を分離する分離機構とを
具備する。
【0008】
【作用】本発明に係る両面面削装置では、板条材の切削
箇所に給油手段から切削油を液状のまま供給する一方、
切削で発生する切屑および切削油を切屑回収機構によっ
て吸引回収し、さらに、分離機構によって前記回収物か
ら切屑および切削油をそれぞれ分離する。したがって、
比較的多量かつ液状の切削液を使用することによりスカ
ルピングカッタによる切削性向上が図れるにも拘わら
ず、切屑の再溶解時に切削油の混入による水蒸気爆発等
の危険を回避できる。さらに、切削液による洗浄効果に
よって板条材への切屑や酸化スケール堆積物等の付着を
防止することが可能であるから、板条材の欠陥発生を顕
著に低減することが可能である。
【0009】
【実施例】図1および図2は、本発明に係る両面面削装
置の一実施例を示す側面図および平面図である。始めに
装置の概略を説明すると、図中符号Tは銅などの金属か
らなる長尺の板条材であり、ほぼ水平状態を保ちつつ図
示しない前工程より一定速度で送られてくる。板条材T
はまず、一対のサイドカッタ20により両側面の汚れや
酸化膜が切削除去される。各サイドカッタ20の近傍に
は切屑および切削油を吸引する吸塵ダクト24が配置さ
れ、切屑等はこの吸塵ダクト24を通じて図3に示す切
屑回収機構および分離機構に送られる。
【0010】板条材Tは次いで、2組の送りロール26
(板条材送り機構)間を通り、さらに下側スカルピング
カッタ28とバックロール42との間を通過する過程
で、下側スカルピングカッタ28によりその下面を全面
に亙って平面切削される。下側スカルピングカッタ28
の下方近傍には切屑および切削油を吸引する吸塵ダクト
40(切屑回収機構の一部)が配置され、切屑等はこれ
らを通じて図3に示す切屑回収機構および分離機構に送
られる。
【0011】下面の切削が完了した板条材Tは、2組の
送りロール44(板条材送り機構)間を通過した後、上
側スカルピングカッタ46とバックロール60との間を
通過する過程で、上側スカルピングカッタ46により、
その上面を全面に亙って平面切削されたうえ、2組の送
りロール62(板条材送り機構)間を通って次工程に送
られる。上側スカルピングカッタ46の上方近傍には切
屑および切削油を吸引する吸塵ダクト58(切屑回収機
構の一部)が配置され、切屑等はこれらを通じて図3に
示す切屑回収機構および分離機構に送られる。
【0012】次に、各部の構成を詳細に説明する。サイ
ドカッタ20は円柱状をなし、その外周面には螺旋状の
切削刃が全面に亙って多数形成されている。これらサイ
ドカッタ20は、板条材Tの進路の両側において軸線を
垂直に向けて配置され、図示しない駆動手段により図2
中矢印(イ)方向へそれぞれ回転される。サイドカッタ
20による切削箇所には、図示しないノズルにより、上
流側から切削液が液状のまま吹き付けられるようになっ
ている。また、各サイドカッタ20を包囲するように吸
塵カバー22がそれぞれ取り付けられ、これら吸塵カバ
ー22が吸塵ダクト24に連結されている。
【0013】下側スカルピングカッタ28および上側ス
カルピングカッタ46はそれぞれ、図示しない駆動手段
により軸線回りに回転され、その回転方向は、切削刃が
板条材走行方向とは逆方向に板条材Tを切削する向きに
設定されている。これらスカルピングカッタ28,46
は、いずれも図4に示すように細長い円柱状をなすカッ
タ本体150を有し、このカッタ本体150の両端には
取り付け軸部152がそれぞれ形成されている。カッタ
本体150の外周面には多数の溝154がカッタ軸線回
りに螺旋状をなして互いに平行に形成され、さらに、各
溝154間の突条部のカッタ回転方向前方を向く面に
は、一定間隔毎に細長い切削チップ156がロウ付け等
により固定されている。
【0014】切削チップ156の切刃部の長さL1、お
よび切削チップ156同士の離間距離L2は、切屑の形
状を決定する因子であり、本発明者らの実験によると、
切屑の吸引回収を容易化する観点から、切刃部の長さL
1は30〜50mm、より好ましくは35〜45mm、
離間距離L2は1.0〜2.5mm、より好ましくは
1.5〜2.0mmが好適であることを見いだした。上
記範囲内であれば、切屑の長さおよびカーリング形状が
適度となり、切削油で濡れた状態においても吸引除去が
容易に行える。なお、従来のスカルピングカッタでは、
通常、切削チップの切刃部の長さは25mm程度、切削
チップ同士の離間距離は2.0mm程度に設定されてい
た。
【0015】また、上記寸法のスカルピングカッタを使
用した場合、カッタ駆動機構によるカッタ回転周速は3
00〜600m/min、かつカッタによる切り込み量
は0.2〜0.7mmに設定することがより望ましい。
このような切削条件にすれば、切屑の厚さ、長さおよび
カーリング形状がさらに適度となり、切削油で濡れた切
屑の吸引除去がいっそう容易に行える。ただし、本発明
で使用するスカルピングカッタおよび切削条件は上記範
囲にのみ限定されるものではなく、必要に応じては適宜
変更してよい。
【0016】下側スカルピングカッタ28の上流側およ
び下流側に隣接する位置には、図1および図5に示すよ
うに、ガイド支持体30,34がそれぞれ下側スカルピ
ングカッタ28と平行に設置され、これらガイド支持体
30,34の上面には、その上面が板条材Tの下面と平
行に対向し、かつ板条材Tの幅方向に延びる細長い板状
の第1入側ガイド32および第1出側ガイド36がそれ
ぞれ固定されている。また、ガイド支持体30,34の
間には、図5にも示すように、下側スカルピングカッタ
28の全長に亙る開口径を有する吸塵カバー38が固定
され、この吸塵カバー38は吸塵ダクト40の先端部を
構成している。
【0017】第1入側ガイド32は、図5および図7に
示すように、上板部32A、下板部32Bおよび導入部
32Cを有し、上板部32Aと下板部32Bとの間に
は、水平なシャフト65を介して、金属等からなる多数
のガイドローラ64が、シャフト長手方向に一定間隔毎
にそれぞれ回転自在に取り付けられている。各ガイドロ
ーラ64の上端は、上板部32Aの上面から一定距離だ
け突出しており、板条材Tの下面に当接して従動回転す
ることにより、板条材Tを支持するようになっている。
【0018】また、上板部32Aの下流側の端部は、図
7に示すように水平方向に向けて鋭角に突き出した断面
形状をなし、その上面には、長手方向に一定間隔毎にガ
イド凸部66が形成されている。これらガイド凸部66
の突出量はガイドローラ64と等しく、ガイド凸部66
の上端面は板条材Tの下面に当接して摩擦するようにな
っている。ガイド凸部66は、耐摩耗性に優れた金属材
料で形成されていることが望ましく、具体的にはNi系
合金,超硬合金等の耐摩耗性金属またはセラミックスを
熔射,ロウ付けあるいは機械的に固定するなどの方法に
より、上板部32Aの上面に一定肉厚となるように形成
したものなどが好適である。
【0019】なお、この実施例では、図6に示すように
各ガイド凸部66が各ガイドローラ64の下流側にそれ
ぞれ対応して形成されているが、本発明ではこの位置関
係に限定されることはなく、両者をカッタ軸線方向にず
らして形成してもよい。
【0020】上板部32Aには、各ガイド凸部66の上
流側に隣接して、切削油噴射ノズル孔86(給油手段の
一部)がそれぞれ貫通形成されている。さらに、下板部
32Bには、各切削油噴射ノズル孔86を相互に連通さ
せる給液路84が形成されるとともに、この給液路84
から延びる給液路82が形成されており、さらに各給液
路82の端部には図示しない給油装置に至る給液管80
が接続されている。これにより、給油手段から切削油を
送ると、全ての切削油噴射ノズル孔86から液体状態の
まま切削油が板条材Tの下面に向けて噴出するようにな
っている。
【0021】ガイド凸部66から切削油噴射ノズル孔8
6までの距離L3は10〜30mm、より好ましくは1
5〜25mmとされることが望ましい。30mmよりも
遠いと切削油噴射ノズル孔86から噴出された切削油が
ガイド凸部66と板条材Tとの間に流れ込みにくくな
り、ガイド凸部66と板条材Tとの焼き付き防止効果が
低下する。逆に、10mmより近いと、板条材Tの下面
に付着する切削油の分布に偏りが生じ、切削油がガイド
凸部66と板条材Tとの間に均一に行き渡らなくなる。
【0022】また、切削油を均一かつ十分にガイド凸部
66と板条材Tとの間に供給するために好適な各部寸法
を例示すると、図6に示すように、ガイド凸部66の幅
Wは30〜40mm、ガイド凸部66の長さL4は60
〜70mm、ガイド凸部66のピッチPは50〜65m
m程度である。ただし、本発明はこの範囲に限定される
ものではなく、必要に応じて適宜変更してよい。
【0023】第1出側ガイド36も、図5に示すよう
に、第1入側ガイド32におけるガイドローラ64と同
様の構造を有し、ガイドローラ68がシャフト69によ
り長手方向一定間隔毎に回転自在に支持されている。第
1出側ガイド36の上流側端部の上面にはガイド凸部は
形成されていない。
【0024】第1出側ガイド36には、第1入側ガイド
32とは異なり、その上面に開口する切削油噴射ノズル
孔は形成されていない。その代わり、図6および図7に
示すように、下側スカルピングカッタ28との対向面
に、板条材Tの平面切削箇所に向けて開口するノズル孔
71が多数形成されるとともに、これらノズル孔71に
切削油を供給する給液路(図示略)が形成されている。
そして、ノズル孔71から切削油を噴出させることによ
り、下側スカルピングカッタ28への給油を行うように
なっている。
【0025】一方、図5に示すように、バックロール4
2の上方には上部固定フレーム78が設置され、この上
部固定フレーム78の中央に電動圧下スクリュウ75が
設けられ、この電動圧下スクリュウ75により、バック
ロール42を回転自在に支持するロール支持体43が昇
降されるようになっている。上部固定フレーム78には
また、一組の電動圧下スクリュウ77が設けられてい
る。一方、バックロール42の上流側および下流側に隣
接する位置には、バックロール42に沿って取付台72
がそれぞれ配置され、各取付台72には油圧シリンダ7
6が上向きに取り付けられ、これらのロッドに、前記各
電動圧下スクリュウ77のスクリュウ76Aが連結され
ている。そして、電動圧下スクリュウ75,77によ
り、バックロール42および各ガイドローラ74が同時
に昇降操作されるようになっている。また、各油圧シリ
ンダ76により、板条材Tに対するガイドローラ74の
当接圧力が調整可能とされている。
【0026】各取付台72の下面には、ガイドローラ6
4およびガイドローラ68と板条材Tを挟んでそれぞれ
対向する位置に、ガイドローラ74がそれぞれ回転自在
に取り付けられている。そして、ガイドローラ64,7
4の間、およびガイドローラ68,74の間で板条材T
が挟まれるようになっている。
【0027】この実施例では、上側スカルピングカッタ
46についても、上下位置が逆になっている点を除い
て、前記ガイド支持体30、第1入側ガイド32、ガイ
ド支持体34、第1出側ガイド36、吸塵カバー38お
よび吸塵ダクト40とそれぞれ同様の構造からなるガイ
ド支持体48、第2入側ガイド50、ガイド支持体5
2、第2出側ガイド54、吸塵カバー56および吸塵ダ
クト58が設けられている。さらにバックロール60
は、図5に示したようなバックロール42と同様の支持
構造を上下倒立して設けることにより支持されている。
【0028】なお、第2入側ガイド50に関しては、第
1入側ガイド32のように切削油噴射ノズル孔86を形
成せず、第2入側ガイド50の上流側に、板条材Tの上
面に切削油を液状のまま滴下する給油ノズルを形成した
構成としてもよい。板条材Tの上面に滴下された切削油
は、板条材Tに載ったまま第2入側ガイド50と板条材
Tとの摺動箇所に供給されるため、第1入側ガイド32
に比して切削油不足が生じにくいからである。
【0029】一方、この実施例では、図3に示す切屑回
収機構が、サイドカッタ20、下側スカルピングカッタ
28および上側スカルピングカッタ46のそれぞれに対
応して合計3系統設けられている。このように3系統設
けているのは、サイドカッタ20、スカルピングカッタ
28および46の発生する切屑のそれぞれを分別回収
し、スカルピングカッタ28,46の発生する切屑のそ
れぞれで、サイドカッタ20の発生する切屑を挟む(あ
るいは包む)ようにして後述するプレス機116に各切
屑を投入し、プレスできるようにするためである。この
ようにサンドイッチ状にプレスすることにより、サイド
カッタ20が発生する短い切屑がプレス体から崩れ落ち
ることが防止でき、プレス体の処理が容易になる。
【0030】この実施例の各切屑回収機構は、図3に示
すように、前記各吸塵ダクト24,40,58と、これ
ら吸塵ダクト24,40,58のいずれかに連結された
吸塵ダクト100と、この吸塵ダクト100が入口に接
続された第1サイクロンセパレータ102と、この第1
サイクロンセパレータ102の出口にダクト126を介
してその入口が接続された第2サイクロンセパレータ1
28と、この第2サイクロンセパレータ128の出口に
ダクト134を介して接続された図示しない吸引ブロア
(吸引手段)とから構成されている。
【0031】サイクロンセパレータ102,128は周
知のものでよく、入口から流入した切屑および切削油を
含む空気は、その内部で回転流を生じたうえ、出口から
導出される。その過程で、切屑および切削油は遠心力に
より空気から分離されて内壁に当たり、さらに下端に溜
まるようになっている。なお、第1サイクロンセパレー
タ102のみでも切屑および切削油の回収は不可能では
ない。
【0032】第1サイクロンセパレータ102の下端に
は、交互切替ダンパ104が取り付けられている。この
交互切替ダンパ104は、2つのレバー106,108
を有し、これらレバー106,108を開くと、その上
に溜まった回収物が下に落ちる。また、レバー106,
108の少なくとも一方を閉じておけば、第1サイクロ
ンセパレータ102の下端は気密的に封止されるように
なっている。したがって、レバー106,108を交互
に開閉することにより、第1サイクロンセパレータ10
2による回収物が交互切替ダンパ104の下端から排出
されるようになっている。
【0033】交互切替ダンパ104の下方には、スクリ
ーン振動機構(分離機構)110が配置されている。こ
のスクリーン振動機構110は、ほぼ水平に配置された
金網などからなるスクリーン111を有し、このスクリ
ーン111を振動させることによりスクリーン111上
の切屑を図中右方向へ搬送する。その過程で、回収物に
含まれる切削油はスクリーン111を通過して下方に落
ち、油回収容器122内に溜まる。油回収容器122に
はポンプ120が設けられており、このポンプ120に
より図示しない油処理工程に送られる。
【0034】スクリーン振動機構110の搬送方向終端
には排出部112が形成され、ここから切屑は秤量ホッ
パー114に落ち、その中に一定量蓄えられた後、底を
開くとシュート115を介してプレス機116に落下す
るようになっている。この実施例では、前述したよう
に、まずスカルピングカッタ28(または46)が発生
した切屑をプレス機116に投入し、次に、サイドカッ
タ20が発生した切屑を投入し、さらにスカルピングカ
ッタ46(または28)が発生した切屑を投入する。プ
レス機116は、油圧シリンダ124により可動板11
8を動かし、プレス機116内の3層状に投入された切
屑を圧縮して直方体状に固める。なお、短い切屑の崩れ
の問題がなければ、各切屑を混合状態で回収してプレス
する構成にしてもよい。
【0035】一方、第2サイクロンセパレータ128の
下端には、集塵ホッパー130が取り付けられ、この集
塵ホッパー130により気密的に封止されるとともに、
第1サイクロンセパレータ102では分離しきれなかっ
た細かい切屑、酸化スケールや切削油等が集塵ホッパー
130内に溜まるようになっている。集塵ホッパー13
0に溜まった回収物は適時にダストボックス132へ捨
てられる。
【0036】上記構成からなる両面面削装置によれば、
切削油噴射ノズル孔86およびノズル孔71を始めとす
る給油手段により、板条材Tの切削箇所に切削油を液状
のまま供給する一方、切削で発生する切屑および切削油
を吸塵ダクト24,40,58,100および第1サイ
クロンセパレータ102によって吸引回収し、さらに、
スクリーン振動機構110によって回収物から切屑およ
び切削油を分離する。したがって、比較的多量かつ液状
の切削液を使用することにより、スカルピングカッタに
よる切削性向上が図れるにも拘わらず、切屑の再溶解時
に切削油の混入による水蒸気爆発等の危険を回避でき、
従来装置の問題を一挙に解決できる。さらに、切削液で
板条材Tを一旦濡らした後に切削油を板条材Tから吸引
除去するから、切削油によって洗浄する効果が得られ、
板条材Tへの切屑や酸化スケール堆積物等の付着を防止
することが可能で、後工程における欠陥発生を顕著に低
減することが可能である。
【0037】また、2基直列に連結した第1および第2
サイクロンセパレータ102,128によって、吸気し
た空気から切屑および切削油を遠心力により除去するか
ら、ランニングコストが安いうえ、排気が高度に清浄化
できる。また、スクリーン振動機構110によって切屑
を搬送しながら切削油を分離するので、分離効率を高め
ることが可能である。
【0038】さらに、この実施例では、下側スカルピン
グカッタ28の上流側に隣接する第1入側ガイド32
に、板条材Tに当接する多数のガイド凸部66を形成
し、さらに各ガイド凸部66の上流側に隣接するように
切削油噴射ノズル孔86を形成したものであるから、こ
れら切削油噴射ノズル孔86から切削油を液状のまま噴
出することにより、その切削油は、広範囲に広がったり
板条材Tから滴り落ちないうちに、図8に示すように板
条材Tの下面に付着したまま直ちに各ガイド凸部66と
板条材Tとの間に流れ込む。したがって、切削油が効果
的に供給されるから、切削油の消費量が比較的少なくと
もガイド凸部66と板条材Tとの焼き付きが防止でき、
さらには下側スカルピングカッタ28による切削性の向
上も図ることができ、最終的に得られる板条材Tの清浄
度、および平面度を向上することが可能である。
【0039】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、必要に応じて適宜構成を変更してよい。例
えば、前述したスクリーン振動機構110の代わりに、
図9に示すような遠心分離機140を採用することも可
能である。この遠心分離機140は軸線を傾斜させて設
けられた円筒状のドラム142を有し、このドラム14
2の一端はシャフト148を介して軸受150で回転自
在に支持され、他端はシャフト147を介してモータ1
46で回転される。ドラム142の外周壁は金網等のス
クリーンで形成され、切屑は通さず切削油のみ通過させ
るようになっている。
【0040】前記交互切替ダンパ104の下端から排出
される回収物は、ドラム142の上側開口部からドラム
142内に投入されたうえ、ドラム142の回転につれ
て回転運動しつつ徐々に下方に移動し、ドラム142の
下端から前述した秤量ホッパー114に落ちるようにな
っている。
【0041】一方、ドラム142の外周を包囲するよう
に、円筒状の切削油回収容器(切削油回収手段)152
が同軸に設けられている。この切削油回収容器152は
ドラム142から飛散する切削油を受けとめて回収する
もので、その下端には排出口154が形成されている。
排出口154から落下する切削油は、受容器156に溜
められ、ポンプ158によって図示しない油処理工程に
送られるようになっている。
【0042】このような遠心分離機140を採用すれ
ば、遠心力により切削油を除去するので、前記のスクリ
ーン振動機構110に比してさらに分離効率を高めるこ
とができるため、切屑の再溶解、再利用を一層容易化す
ることが可能である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る両面
面削装置では、板条材の切削箇所に給油手段から切削油
を液状のまま供給する一方、切削で発生する切屑および
切削油を切屑回収機構によって吸引回収し、さらに、分
離機構によって前記回収物から切屑および切削油をそれ
ぞれ分離する。したがって、比較的多量かつ液状の切削
液を使用することによりスカルピングカッタによる切削
性向上が図れるにも拘わらず、切屑の再溶解時に切削油
の混入による水蒸気爆発等の危険を回避できる。さら
に、切削液による洗浄効果によって板条材への切屑や酸
化スケール堆積物等の付着を防止することが可能である
から、板条材の欠陥発生を顕著に低減することが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る両面面削装置の一実施例を示す側
面図である。
【図2】同装置の平面図である。
【図3】同装置の切屑回収機構および分離機構を示す側
面図である。
【図4】同装置に使用するスカルピングカッタの平面図
である。
【図5】下側スカルピングカッタの周辺の構造を示す側
断面図である。
【図6】下側スカルピングカッタの周辺の構造を示す平
面図である。
【図7】第1入側ガイドの構造を示す側断面図である。
【図8】切削油噴射ノズル孔および給液路の断面拡大図
である。
【図9】本発明の他の実施例における分離機構として遠
心分離機を示す平面図である。
【図10】従来の両面面削装置を示す側面図である。
【符号の説明】
T 板条材 20 サイドカッタ 24,40,58,100 吸塵ダクト(切屑回収機構
の一部) 26,44,62 送りロール(板条材送り機構) 28 下側スカルピングカッタ 32 第1入側ガイド 36 第1出側ガイド 38,56 吸塵カバー(切屑回収機構の一部) 42,60 バックロール 46 上側スカルピングカッタ 50 第2入側ガイド 54 第2出側ガイド 66 ガイド凸部 80,82,84 切削油供給路(給油手段の一部) 86 切削油噴射ノズル孔(給油手段の一部) 102 第1サイクロンセパレータ(切屑回収機構の一
部) 104 交互切替ダンパ 110 スクリーン振動機構(分離機構) 116 プレス機 122 油回収容器 126,134 ダクト 128 第2サイクロンセパレータ(切屑回収機構の一
部) 130 集塵ホッパー 150 カッタ本体 156 切削チップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B23Q 11/00 B23Q 11/00 U 11/10 11/10 A (72)発明者 岩渕 紀幸 福島県会津若松市扇町128の7 三菱伸 銅株式会社 若松製作所内 (72)発明者 水下 弘一 福島県会津若松市扇町128の7 三菱伸 銅株式会社 若松製作所内 (56)参考文献 特開 昭54−11587(JP,A) 特開 昭54−139180(JP,A) 特開 平7−276125(JP,A) 実開 平4−68019(JP,U) 実開 昭61−111511(JP,U) 特公 昭62−36732(JP,B2) 実公 昭34−13493(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23C 3/13,5/04,9/00 B01D 33/06 B23Q 11/00,11/10

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板条材をその長手方向に走行させる板条
    材送り機構と、外周面に多数の切削刃が形成されこれら
    切削刃により前記板条材の下面を平面切削し得るように
    板条材の幅方向に軸線を向けて配置された下側スカルピ
    ングカッタと、外周面に多数の切削刃が形成されこれら
    切削刃により前記板条材の上面を平面切削し得るように
    その軸線を板条材の幅方向に向けて配置された上側スカ
    ルピングカッタと、前記各スカルピングカッタをそれぞ
    れ回転駆動するカッタ駆動機構と、各スカルピングカッ
    タによる切削箇所に切削油を供給する給油手段と、各ス
    カルピングカッタの近傍に一端が開口し各スカルピング
    カッタが発生する切屑および切削油を吸引回収する切屑
    回収機構と、この切屑回収機構による回収物から切屑お
    よび切削油を分離する分離機構とを具備し、 前記各スカルピングカッタによる板条材の平面切削箇所
    の上流側に隣接して板条材の下面および上面にそれぞれ
    当接する入側ガイドが設けられ、 少なくとも板条材の下面に当接する入側ガイドには、板
    条材の下面に当接するガイド凸部が板条材の幅方向に間
    隔を開けて複数形成されるとともに、前記ガイド凸部の
    それぞれの上流側に切削油を板条材に吹き付けるための
    切削油噴射ノズルが設けられ、さらにこれら切削油噴射
    ノズルに切削油を供給するための切削油供給路が形成さ
    れている ことを特徴とする両面面削装置。
  2. 【請求項2】 前記切屑回収機構は、前記各スカルピン
    グカッタの近傍に一端が開口する吸塵ダクトと、この吸
    塵ダクトの他端に入口が接続されたサイクロンセパレー
    タと、このサイクロンセパレータの出口に接続された吸
    引手段とを具備することを特徴とする請求項1記載の両
    面面削装置。
  3. 【請求項3】 前記切屑回収機構は、前記各スカルピン
    グカッタの近傍に一端が開口する吸塵ダクトと、この吸
    塵ダクトの他端に入口が接続された第1サイクロンセパ
    レータと、この第1サイクロンセパレータの出口にその
    入口が接続された第2サイクロンセパレータと、この第
    2サイクロンセパレータの出口に接続された吸引手段と
    を具備することを特徴とする請求項1記載の両面面削装
    置。
  4. 【請求項4】 前記分離機構は、前記回収物を受けるス
    クリーンと、このスクリーンを振動させることによりス
    クリーンを通過させて回収物から切削油を分離するスク
    リーン振動機構とを具備することを特徴とする請求項
    1,2または3記載の両面面削装置。
  5. 【請求項5】 前記分離機構は、切削油のみを通過させ
    得る外周壁を有するとともに前記回収物が内部に供給さ
    れるドラムと、このドラムを回転させるドラム回転機構
    と、ドラムの外周に配置されドラムから飛散する切削油
    を回収する切削油回収手段とを具備することを特徴とす
    る請求項1,2または3記載の両面面削装置。
  6. 【請求項6】 前記スカルピングカッタの前記切削刃
    は、切削刃の長手方向に互いに一定間隔を空けて配列さ
    れた多数の切削チップによりそれぞれ構成され、これら
    切削チップの1枚当たりの切刃部の長さは30〜50m
    mとされていることを特徴とする請求項1,2,3,4
    および5記載の両面面削装置
  7. 【請求項7】 前記カッタ駆動機構による前記スカルピ
    ングカッタの回転周速は、300〜600m/minに
    設定されていることを特徴とする請求項6記載の両面面
    削装置
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