JP3361362B2 - 設備ユニット - Google Patents
設備ユニットInfo
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- JP3361362B2 JP3361362B2 JP18912793A JP18912793A JP3361362B2 JP 3361362 B2 JP3361362 B2 JP 3361362B2 JP 18912793 A JP18912793 A JP 18912793A JP 18912793 A JP18912793 A JP 18912793A JP 3361362 B2 JP3361362 B2 JP 3361362B2
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- JP
- Japan
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- water
- equipment unit
- tank
- water supply
- pipe
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
Description
が良好で、止水等の対応が容易にできる設備ユニットに
かかるものである。
洗面器、ロ−タンク付便器を備えた設備ユニットが広く
採用されている。そして、この設備ユニットの内部に配
置される前記の各パ−ツに給水するパイプは、設備ユニ
ットの壁の外側で分岐する方法と、設備ユニットの内部
で分岐させて給水する方法とがある。
外側で給水管を分岐ソケット等により分岐させ、設備ユ
ニットの壁に開けた孔より夫々のパイプを室内に導き、
これを各パ−ツに連結して給水する方法である。しかる
に、設備ユニットの外側の分岐及び配管の位置精度が不
正確になり易く、このため、設備ユニットの壁に開けた
孔との取り合いが一定せず、設備ユニットの設置工事が
極めてやりにくいという欠点があった。又、設備ユニッ
トの壁の外側に分岐ソケットが取り付けられるため、設
備ユニットが設置される場所は周囲のコンクリ−ト等の
躯体との間をかなりの間隔を保たせる必要があり、その
分設備ユニットの室内が狭くなってしまうという問題も
発生する。更に、設備ユニットの壁の外側で漏水しても
それが発見できないため大きな事故につながることとな
り、例え発見できたとしても、設備ユニットと躯体との
間が狭いと、漏水修理が極めて難しいという欠点があっ
た。
ユニトの内部に分岐ソケットを設け、室内にて給水管と
の連結を行う方法が提案されている。この代表例として
は特公平3−10772号公報がある。この方法にあっ
ては、設備ユニットの室内を広くでき、漏水修理も室内
でできるという大きなメリットを有するが、次のような
改善点が指摘されている。即ち、この技術にあっては、
分岐ソケットに備えられた止水栓とロ−タンクの距離が
離れているため、ロ−タンク側の水漏れ等を点検・補修
する際に止水操作が素人には分かりにくく、又、洗面器
が大きくなりカウンタ−状となるとこの止水栓がカウン
タ−内に隠れてしまって外部から見えなくなり、このた
め止水の操作もしずらくなるという問題が発生してい
る。
来の技術の欠点を改善し、施工性のし易さと漏水の発見
のし易さ、そして、素人でも止水に対応できるシステム
の提案を目的とするものであり、特に言えば、ロ−タン
クへの給水を止水する時の視認しやすいシステムの提供
と、カウンタ−式の洗面器カバ−が備えつけられても、
止水栓がみつけやすく又操作しやすいシステムの提供を
目的としている。
槽パンの周囲に、壁パネルを立設し、更にこの上に天井
パネルを組み立て、内部に浴槽、洗面器、ロータンク付
き便器を備えた設備ユニットにおいて、浴槽縁上面の洗
面器よりに平面部を設け、この平面部に給水パイプ連結
ソケットを取り付け、当該連結ソケットは平面部より上
方で分岐しており、一方の分岐管と洗面器の水栓へパイ
プを連結すると共に、他方の分岐管とロータンクとをパ
イプにて連結するものであって、当該ロータンク側端
に、ロータンクに直接固定され、給水を止める止水栓を
備え、止水栓の止水用スクリューの回動部が上方に向い
て設置されていることを特徴とする設備ユニットにかか
るものである。
水栓が、エルボ型止水栓であり、又、設備ユニット室内
で用いられるパイプにあっては、その両端に抜け防止用
のフランジを備えたものが好ましい。
結ソケットを固定し、これより洗面器の水栓とロ−タン
クとへパイプが接続されている。そして特徴的にはロ−
タンク側へのパイプはロ−タンク側端に備えた止水栓を
介して取り付けられ、給水に供されるものである。浴槽
縁の平面部に固定された給水パイプ連結ソケットは、前
記平面部の下側よりのびる給水立上がり管が接続される
が、これは浴槽側面に備えられる点検口より接続作業が
なされることとなり、その作業は比較的安易である。そ
して、ロ−タンク側への給水パイプはロ−タンクの側端
に止水栓を備えたものであり、このため、ロ−タンクへ
の給水を止める場合には、簡単に止水栓を視認でき、だ
れでもこれを操作することが可能となったものである。
をもって更に詳細に説明する。図1は本発明の設備ユニ
ットの一例における一部切断立面図である。図中、1は
設備ユニット全体を示し、これは壁パネル2と図示しな
い天井パネル、ドアパネル、更には浴槽3と一体又は別
体に形成した洗い場付浴槽パン4とからなっている。そ
して符号5は洗面器であり、これは壁パネル2に固定さ
れ、これには給湯栓6と給水栓7が備えられ混合水栓を
形成している。図中、8は混合水栓に接続されたシャワ
−ノズルである。又、符号9は便器であり、この便器内
へ給水するためのロ−タンク10がこれ又壁パネル2に
取り付けられている。このロ−タンク10内への給水の
ため、ロ−タンク10にエルボ型止水栓11が取り付け
られ、各部の水廻りの点検・修理時、又はロ−タンク内
の点検時等には、この止水栓11を閉めることによって
容易に水の供給を止めることができることとなる。
は洗面器5の近くを平面部12となし、ここに給水立上
がり管及び給湯立上がり管(いずれも図示せず)に連結
される給水ソケット13及び給湯ソケット14が取り付
けられる。これら各ソケット13、14は通常はフラン
ジ15、16が設けられ、更にその先端側に雄ねじが刻
設されてるものであって、平面部12をはさんで雌ねじ
部材17、18を螺着して固定することとなる。
器5に備えられた給湯栓6にパイプ19をもって連結さ
れることとなるが、一方の給水ソケット13は平面部1
2の上部にて分岐型となっており、その一方は洗面器5
に備えられた給水栓7にパイプ20をもって、そして他
方は前記したロ−タンク10に取り付けられた止水栓1
1にパイプ21にて夫々連結されるものである。
たソケット13、14が取り付けられた平面部12に近
づけて点検口23を形成するものであり、これら各ソケ
ット13、14と両立上がり管(図示せず)との連結
は、この点検口23をもって作業することとなる。
タンク10側への止水栓11が誰にでも分かり易く、し
かも操作し易い位置にあり、このため緊急に止水を行う
必要がある場合には、誰にでも迅速に止水対処できるこ
ととなったものである。そして、設備ユニット1として
も、その壁パネル2の外周側に配管類を固定することを
要せず、従ってこの分だけ設備ユニット1の室内も広く
することができるという特徴がある。
の形状のもとして示したが、カウンタ−式の洗面器カバ
−がつけられた場合であっても、止水栓11の位置は変
わることはなく操作上なんら問題はない。図2はこのカ
ウンタ−式の例を示すものであって、ロ−タンク10の
上面を覆って洗面器5の部分をカウンタ−方式とした設
備ユニット1の側面図である。この場合、通常はロ−タ
ンク10上にロ−タンク10の点検口24が形成される
が、この点検口24よりドライバ−等により簡単に止水
栓11を開閉操作することができるものである。
エルボ型止水栓11の概略を示す一部切断断面図であ
る。これはロータンク10の側面にあけられた孔25に
対して止水栓11の短管26に備えられた固定用フラン
ジ27が当接され、ロータンク10の内部より短管26
に刻設された雄ねじに対して、雌ねじ部材28が螺合さ
れて固定されるものである。そしてエルボ部には雌ねじ
部29と、これに水密に螺合し、先端にコマパッキン3
0を備えた雄ねじ部材31とが備えられており、この雄
ねじ部材31の頭部に形成された溝32にドライバー等
を挿入して回動し、止水又は通水に供せられる。
であって、このため、だれにでもドライバー等を前記溝
32に挿入して回動することが可能となったものであ
る。また、止水栓11はロータンク10に直接固定され
ている。
1と平面部5に固定された連結給水ソケット13との間
に連結されるパイプにあっては、図4にて示すようにそ
の両端に鍔状のフランジ33、34を備えるのがよく、
これを図示しない袋状のナットをもって連結ソケット1
3や止水栓11に共締めし、給水圧が過大となっても水
圧で抜けることのないようにするのが好ましい。
水、給湯管が全て設備ユニット室内にあるため、設備ユ
ニットを広くとることが可能となり、特に止水栓がロ−
タンク近くにあるため、だれでもこれを視認することが
でき、更にこれを簡単に操作可能としたものであり、こ
のため、保守、点検時等にも迅速に止水対処可能となっ
たものである。
部切断立面図である。
をカウンタ−方式とした別例の設備ユニットの側面図で
ある。
止水栓の概略を示す一部切断断面図である。
に固定された連結給水ソケットとの間に連結されるパイ
プの一例を示す側面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 洗い場付き浴槽パンの周囲に、壁パネル
を立設し、更にこの上に天井パネルを組み立て、内部に
浴槽、洗面器、ロータンク付き便器を備えた設備ユニッ
トにおいて、浴槽縁上面の洗面器よりに平面部を設け、
この平面部に給水パイプ連結ソケットを取り付け、当該
連結ソケットは平面部より上方で分岐しており、一方の
分岐管と洗面器の水栓へパイプを連結すると共に、他方
の分岐管とロータンクとをパイプにて連結するものであ
って、当該ロータンク側端に、ロータンクに直接固定さ
れ、給水を止める止水栓を備え、止水栓の止水用スクリ
ューの回動部が上方に向いて設置されていることを特徴
とする設備ユニット。 - 【請求項2】 ロータンク側端の止水栓が、エルボ型止
水栓である請求項第1項記載の設備ユニット。 - 【請求項3】 給水パイプ連結ソケットとロータンク側
端止水栓との間を連結するパイプの両端に、抜け防止用
フランジを備えた請求項第1項記載の設備ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18912793A JP3361362B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 設備ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18912793A JP3361362B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 設備ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0716171A JPH0716171A (ja) | 1995-01-20 |
JP3361362B2 true JP3361362B2 (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=16235852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18912793A Expired - Lifetime JP3361362B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 設備ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3361362B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5461260B2 (ja) * | 2010-03-19 | 2014-04-02 | 株式会社日立製作所 | 光ファイバ内蔵型絶縁スペーサ |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP18912793A patent/JP3361362B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0716171A (ja) | 1995-01-20 |
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