JP3361318B2 - オープンエンド精紡用の装着ワイヤの製造のための方法 - Google Patents

オープンエンド精紡用の装着ワイヤの製造のための方法

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JP3361318B2
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    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
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    • D01H4/00Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques
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  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オープンエンド精
紡用の装着ワイヤの製造のための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】オープンエンド精紡(オープンエンドス
ピニング)は、短繊維から成る糸のための目下のところ
経済的な製造方法である。このような糸の世界生産量の
ほぼ三分の一が、オープンエンド精紡法によって生産さ
れている。このためにほぼ6百万の紡績箇所が稼動して
いる。
【0003】スピニングユニットの重要な構成部分が解
繊ローラ及び紡績ロータである。解繊ローラを用いて、
綿などのスライバから数ミクロンの太さの繊維が引き出
されて、かつ残留汚れを除去され、供給通路を介してス
ピニングローラに供給されて、そこでよりをかけられて
紡績糸に形成される。解繊ローラの機能は、精紡プロセ
スの安定性及び製造された紡績糸の品質に決定的な影響
を及ぼす。
【0004】普及している構造の解繊ローラは、アルミ
ニウム若しくは鋼製のリング状の基礎本体から成ってお
り、基礎本体が周囲にスパイラル状の溝を有しており、
溝内に、微細な歯を備えた鋼帯材(鋼バンド)、即ちワ
イヤ装着部材が引き込まれて固定されている。図1は通
常の解繊ローラリングを部分的に破断して示しており、
解繊ローラリングはアルミニウム製の解繊ローラ本体1
及びスパイラル状に巻き付けられた装着ワイヤ(のこ歯
状ワイヤ)2から成っている。
【0005】解繊ローラ及び歯付きの帯材若しくはワイ
ヤの例は、例えば米国特許-A-2937413号明細
書、米国特許-A-4233711号明細書、米国特許-
A-2731676号明細書、米国特許-A-44359
53号明細書、及び米国特許-A-3833968号明細
書に記載してある。歯付きのワイヤ(のこ歯状ワイヤ、
装着部材)の製造は、通常はもともと丸いワイヤを特殊
な横断面(図2のa、参照)の成形帯材(成形バンド)
に圧延して、次いで該成形帯材の扁平な部分に歯を打ち
抜き成形することによって行われる。このようにして形
成される装着ワイヤが図2のaに横断面を、図2のbに
側面を部分的に示してある。場合によっては、歯面の機
械的な後処理、例えば研磨が行われる。このような製造
法は例えば米国特許-A-4233711号明細書に記載
してある。
【0006】前述の製造段階によって得られた装着ワイ
ヤは素材ワイヤとも呼ばれる。このような素材ワイヤ
は、例えば「Firma Graf/CH-Rapperswil (グラーフ・ス
イス国・ラパースウイル社)」から「OE-M-3325 CSH」の
名称で市販されている。素材ワイヤの歯の縁はシャープ
でかつ部分的に粗くなっている。このような状態の装着
ワイヤを備えた解繊ローラは、紡績過程に全く不都合な
影響を及ぼし、それというのは細い繊維が装着ワイヤに
よって損傷され、若しくは歯の凹凸部に堆積し、堆積し
た繊維が時々はずれて、紡績糸に太い箇所を生ぜしめる
ことになる。
【0007】従って公知技術では、素材ワイヤが装着ワ
イヤとして基礎本体に取り付ける(装着する)前に、電
解的若しくは化学的な処理過程から成る除去手段を施さ
れる。このために、素材ワイヤが順次に、電解的及び/
又は化学的に作用する槽内で脱脂され、デスケーリング
され、酸洗いされ、かつばり取りされる。本来のプロセ
ス段階間で洗浄が行われる。このような処置段階によっ
て素材ワイヤのシャープな縁部が丸みを付けられ、表面
特性が全般的に改善される。このような処置過程全体は
時間並びに費用がかかる。
【0008】オープンエンド精紡用の解繊ローラのため
の装着ワイヤには寸法精度に関する高い要求が課せられ
るので、装着ワイヤは通常は電解質的にではなく、費用
のかかる化学的なばり取り法で処理されている。
【0009】歯の前述の処理によって得られる表面状態
は、ニードル仕上げと呼ばれて、装着ワイヤを備えた解
繊ローラの申し分のない機能にとって不可欠である。ニ
ードル仕上げ(ニードルフィニッシュ)についての記載
は、米国特許-A-5006367号明細書、第2欄、第
9行乃至第10行にある。
【0010】さらに公知技術として、解繊ローラの歯が
摩耗に対する表面処理技術によって保護され、これによ
って解繊ローラの耐用年数が延長される。ダイヤモンド
粒子を含みかつ自触媒現象でデポジットされたニッケル
から成る分散層を、ニードル仕上げで形成された解繊ロ
ーラに施すことが効果的である。このことは、「Metall
oberflaeche 1984, Heft 4 (金属表面 1984年、第4
号)」、139頁若しくは、「Textile Month, Mai 1981
(繊維・月刊、1981年5月号)」に記載されている。こ
のようなニッケル・ダイヤモンド被覆を備えた解繊ロー
ラによって、被覆されていない解繊ローラの5倍乃至1
0倍を越える耐用年数が達成される。
【0011】素材ワイヤの前述のばり取り及び丸み付け
(面取り)処理と類似して、ニッケル・ダイヤモンド被
覆は浸漬槽内での費用のかかる多段の処理を必要とす
る。従って、時間及び費用のかかる両方の方法を経済的
に組み合わせることが望まれる。
【0012】素材ワイヤを装着された、換言すれば素材
ワイヤで装飾(ガーニチュアー)された解繊ローラにニ
ードル仕上げ及びダイヤモンド被覆を唯一の処理過程で
行う方法が、例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第4
314161A1号公報(米国特許-A-5547709
号明細書に相応)に記載されている。
【0013】ローラ本体のスパイラル状の溝内への装着
ワイヤ(装飾ワイヤ)の圧入(装着)に際して、被覆さ
れていない直線的なワイヤが、大きなローラを介して強
い引っ張り力を与えられて、低速で回転するローラ本体
の溝内に導入され、次いで所定リードの溝間に位置する
ウエブを幅の狭いローラで機械的に変形させることによ
って側方から締め付けられる。このような過程におい
て、装着ワイヤは歯底の領域で著しい塑性変形を受け、
それというのは装着ワイヤが歯底の領域で強く延ばされ
るからである。被覆されていないワイヤは破壊されない
ものの、すでに圧入前にワイヤに存在している被覆、特
に解繊ローラのための標準的なダイヤモンド被覆は基礎
材料の塑性変形に際して必然的に亀裂を生ぜしめ、場合
によっては剥がれてしまうことになる。このことはロー
ラの機能にとって全く不都合である。このような問題を
避けるために、装着ワイヤを備えた、即ち装備されたロ
ーラが、ニッケル・ダイヤモンド被覆を施される。
【0014】ドイツ連邦共和国特許出願公開第2433
769号公報において提案された方法では、装着ワイヤ
が予めコイル状にローラ本体の直径に対応した直径で成
形され、次いでローラ本体に取り付けられる。
【0015】前述のように予め成形されたワイヤが、ロ
ーラ本体に組み込む前に、例えばヨーロッパ特許第08
61930号明細書に記載してあるように、被覆されて
もよい。しかしながら該ワイヤは公知技術に基づき、圧
入の前に精紡プロセスに必要なニードル仕上げを施され
ねばならず、それというのはこのような表面状態を生ぜ
しめる方法は、狭い間隔で巻かれたワイヤスパイラルに
は効果的に行われないからである。
【0016】要求される質でのダイヤモンド被覆は、世
界的に少数の委託加工業者によってしか行われないの
で、すでに装飾ワイヤの装備されたローラ若しくはニー
ドル仕上げされて予めスパイラル状に巻かれたワイヤを
委託加工業者に搬送し、かつ仕上げ加工の後にオープン
エンド精紡機製造者に送り返す必要がある。
【0017】前述のように極めて煩雑な製造過程に基づ
き、解繊ローラの製造はエンドユーザーにとって著しく
高価でかつ極めて長い引き渡し期間を伴うことになる。
【0018】さらに全製造過程は時間及び費用だけでは
なく、廃物率を高めてしまうことになり、それというの
は装着の後に行われる多くの処理過程で避けがたい歯先
端への軽い衝撃でも、歯先端の変形を生ぜしめ、ローラ
を使用不能なものにしてしまうからである。
【0019】ローラ本体のための材料としては重量の点
で有利なアルミニウム合金が用いられる。このようなロ
ーラ本体にはニッケル・ダイヤモンド被覆は不要であ
り、それというのはアルミニウム合金製のローラ本体に
は目立った摩耗負荷は生ぜず、アルミニウム合金は通常
は十分に耐食性であるからである。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、オー
プンエンド精紡のための解繊ローラの短期間で経済的な
製造を可能とする製造方法を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明に基づく手段では、装着ワイヤの製造のための
通常の素材ワイヤを縦置きの状態でワイヤロールに加工
し、この場合、ワイヤの歯部をワイヤロール軸線に対し
て垂直にして、ワイヤロールの直径を解繊ローラ本体の
直径に相応させ、若しくは解繊ローラ本体の直径の±5
%までにして、ワイヤロールをルーズに支持装置に差し
はめかつ、支持装置と一緒に1つのガルヴァニック装置
内に導入して、該ガルヴァニック装置内で化学的なばり
取り及びニッケル・ダイヤモンド被覆のための通常の処
理過程を施し、次いで装着ワイヤを前記ガルヴァニック
装置から取り出すようになっている。
【0022】
【発明の効果】本発明に基づく前記方法によって、顧客
仕様の解繊ローラの引き渡し期間を8週間から4週間に
減少させることができ、ニードル仕上げされた高価な装
着ワイヤの大量のストックを有する必要がない。さら
に、損傷に起因する廃物(きず物)の割合の減少に基づ
くコスト削減た達成され、かつ解繊ローラ製造者からニ
ッケル・ダイヤモンド被覆業者への完全なローラの搬送
過程が省略される。
【0023】本発明に基づく方法においては、安価な素
材ワイヤから顧客の仕様(特殊構造)に適合された装着
ワイヤを形成し、該装着ワイヤが公知技術に比べて低い
コストで歯先端の最適な機能にとって必要な形状を有し
ていてかつ、精紡にとって要求される耐用年数のために
必要なニッケル・ダイヤモンド被覆を備えている。
【0024】素材ワイヤは、本発明に基づく方法では有
利には市販されているもので弾性的にほぼ500mmの
直径に巻かれた束の形で用いられる。このような素材ワ
イヤは、例えば「Firma Graf in CH-Rapperswil (スイ
ス国・ラパースウイルのグラーフ社)」若しくは「Firma
Hollingsworth in D-Neubulach (ドイツ国・ノイブラ
ッハのホリングスヴォルス社)」によって製造されてい
る。ワイヤは束からの繰り出しに際して伸ばされて、ス
パイラルばね(コイルばね)の製造の際の通常の方法に
従って縦置き(狭幅側を上下に位置させる)の状態で、
解繊ローラの直径に相応する若しくは該直径から最大±
5%までしかずれない内径のワイヤロール(ワイヤコイ
ル)に加工される。このような方法は、例えば「Meissn
er/Wanke; Handbuch Federn 2. Aufl. 1993, Seiten 62
/63, Verlag Technik Berlin-Muenchen (マイスナー/
ヴァンケル著 ばねハンドブック、第2版、1993年、62
〜63頁、ベルリン・ミュンヘン テヒニック・出版)」
によって公知である。
【0025】ワイヤロールの長さはガルヴァニック装置
内での後続処理のために用いられる浸漬槽の大きさによ
って規定される。ワイヤロールの直径は、本発明に基づ
く方法で形成された装着ワイヤを取り付けるべきローラ
本体によって規定される。
【0026】スパイラルばねの製造において周知である
ように、ワイヤロールの直径はほぼ、使用されたマンド
レル(心棒)の直径に依存している。従って、素材ワイ
ヤの、ワイヤロールに形成された後の材料特性に関連し
て異なる弾性歪み(弾性的な戻り)に基づき、マンドレ
ルの直径は、経験的に得られた所定の量だけ小さくなっ
ている。
【0027】ワイヤロールは、ワイヤロールの表面の処
理のためにルーズに支持装置に差しはめられて、支持装
置と一緒にガルヴァニック自動装置内に導入される。有
利には、装着ワイヤを取り付けられた解繊ローラにおい
て通常の方法であるニッケル・ダイヤモンド被覆を行う
ガルヴァニック自動装置が用いられる。
【0028】これまでは、ガルヴァニック装置若しくは
電気めっき装置は、槽内で使用される化学薬品によって
腐食されてはならない若しくは幾何学形状的に変化され
てはならない完成した構成部分に、ニッケル・ダイヤモ
ンド層のような金属被覆をデポジットするためにしか用
いられていない。
【0029】従来は、除去的若しくは切除的な方法、例
えばニードル仕上げは、特に形状の複雑な構成部分の寸
法に対して高い要求が課せられる(このことはオープン
エンド精紡・解繊ローラのための装着ワイヤに当てはま
る)場合に、固有の装置内で行われている。
【0030】一般的な1つの表面処理法において純粋に
化学的に、規定された除去的な方法と金属デポジット式
の方法とを順次にまちがいなく行うことは容易に可能で
はない。従って、このような両方の処理段階を組み合わ
せて唯一の連続過程で行って、経済的な効果を得ること
は、容易に推考できたものではない。
【0031】ワイヤロールの化学的なばり取りとこれに
直接に続く金属デポジットにとって不都合な点として、
次のような理由が挙げられる。
【0032】化学的なばり取りに際して望まれる材料溶
解は、必然的に不溶性の材料成分の不都合な露出を生ぜ
しめる。
【0033】不溶性の材料成分は鋼の種類に応じて汚れ
物質(例えばSiO2のような包有物)及び/又は合金物質
(例えば炭素)である。
【0034】公知技術に基づく直線的なワイヤのばり取
りに際しては、ワイヤ表面に付着する汚れ物質は、ワイ
ヤが側方に配置された超音波発信器の備えられた特殊な
クリーニング槽を通されることによって除去される。
【0035】超音波による前記方法(クリーニング)
は、本発明に基づき予めロールにされたワイヤのクリー
ニングに際しては所望の効果を生ぜしめることができ
ず、それというのは超音波によるクリーニングが、ロー
ル状のワイヤの幾何学形状に基づく遮蔽作用によって著
しく妨げられるからである。
【0036】ワイヤ表面の直接的な金属化は、欠点、例
えば許容できない表面粗さ及び層付着性の低下をもたら
す。化学的なばり取りと金属化を一般的な方法で実施す
ることを困難にしている別の事情が、高価なニッケル・
ダイヤモンド分散被覆を施す前に、ばり取りされた表面
を光学的に検査することにある。
【0037】ばり取りの際に新たに生じた表面は著しく
高い反応特性を有しており、即ち、光学検査のためにチ
ャージからサンプルを取り出すこと及び光学検査までに
必要な待機時間に基づき、ワイヤ(サンプル)が、発生
した腐食によって後続の金属化のために使用できなくな
る。
【0038】しかるに、前述の問題にもかかわらず、本
発明に基づく次に述べる方法によって、化学的なばり取
り及び生じた表面の金属化を通常の手段で実施すること
が可能である。即ち、ばり取り溶液を用いた化学的なば
り取りが、同時に行われる機械的な助成(mechanische U
nterstuetzung)を伴って行われる。機械的な助成が、ば
り取り溶液内への不溶性の固形粒子の添加によって実施
される。
【0039】化学的なばり取りに際して所定の処理時間
内で質の高い表面を得るために、素材ワイヤにばり取り
溶液の流れを意図的に当てると有利である。このこと
は、例えば循環ポンプによって行われ、即ち、ばり取り
溶液が循環される。いまばり取り溶液に適当な特性及び
所定の大きさの固形粒子を加えると、該固形粒子がワイ
ヤ表面に接触しつつ相対的に運動してワイヤ表面に連続
的にクリーニング作用を生ぜしめる。ばり取りすべき材
料の不溶性の成分は、ばり取りプロセス中に機械的に表
面から取り除かれる。
【0040】有利には、1〜1000μmの直径の固形
粒子が使用される。有機的な固形物質(例えばPTFEのよ
うなプラスチック)も無機的な固形物質(窒化ホウ素、
炭化ホウ素など)も用いられる。固形粒子は有利には
0.2〜20g/lの濃度である。固形粒子の密度は、
ばり取り溶液面への浮き上がり若しくは過度に急速な沈
降を阻止する範囲にありたい。従って固形粒子の密度は
有利には1.2〜4.5g/cm3である。いずれにし
ても、固形粒子はばり取り溶液によって腐食されてはな
らない。
【0041】ばり取りに続いて前述のようにばり取り結
果の検査が行われてよい。ばり取りによって生じた表面
の腐食作用を防止するために、ばり取り段階の直後に酸
性の燐酸塩含有溶液内での短時間の不動態化が行われ
る。該不動態化自体は公知技術である。該不動態化によ
って生じた燐酸鉄層が表面を腐食から保護し、次いで金
属化の前に別の酸性の溶液(活性剤)内での連続プロセ
スの再開始によって再び取り除かれる。
【0042】本発明に基づく前記方法に続いて、被覆の
最大の耐摩耗性を得るために、少なくとも335℃で少
なくとも1時間を越える熱処理が行われてよい。
【0043】市販の解繊ローラのための装着ワイヤの製
造例 標準的な解繊ローラのローラ本体は58mmの直径を有
している。市販の解繊ローラの製造方法においては、ロ
ーラ本体に深さ1mmのスパイラル状(螺旋状)の溝が
刻まれており、完成した装着ワイヤ(のこ歯状ワイヤ、
金属針布)が圧入される。
【0044】未処理の素材ワイヤ(Rohdraht)がシリンダ
状(zylindrisch)のマンドレル上でスパイラル状にロー
ルに巻かれ、素材ワイヤの歯部がロール軸線に対して垂
直に位置している。直径58mmのローラ本体へのワイ
ヤの後での容易な組み込みのために、ワイヤロール(Dra
htrolle)はほぼ59mmの内径を有していたい。このこ
とを達成するために、直径54mmのマンドレル(心
棒、アーバー)が用いられる。
【0045】マンドレルが旋盤のチャック内に緊定さ
れ、旋盤の往復台に制動可能なワイヤ案内ローラが組み
込まれる。素材ワイヤはほぼ直径500mmの大きなコ
イルの形で提供されており、歯部がコイル軸線に対して
平行に位置している。
【0046】素材ワイヤのコイルが回転可能な繰り出し
装置に装着される。ワイヤ端部が、旋盤の往復台に組み
込まれたワイヤ案内ローラ間を通してマンドレル(巻き
付けマンドレル)に沿って引っ張られて、チャックに組
み込まれた保持装置内に締め込まれる。ワイヤ案内ロー
ラがばね力によって側方からワイヤに圧着され、かつ機
械的に制動され、その結果、ワイヤ案内ローラはワイヤ
に引っ張り応力を与えた状態に該ワイヤを保っており、
巻き付け過程が開始される。往復台の送りがワイヤの基
部の太さに相応して行われ、その結果、巻き付けに際し
て形成されたワイヤスパイラル(ロール)の各巻条が互
いに直接に接している。ロールの長さは、既存の装置に
基づく若しくは後続の化学的な処理に用いられる槽の寸
法によって規定されている。
【0047】ワイヤは所望のロール長さの達成の後に切
り離されて、弛緩される。ロールの弾性成分の弾性歪み
が弾性的な戻り変形を生ぜしめ、戻り変形によってスパ
イラルの巻条が59mmの所定の直径に広がる。旋盤の
チャック上の保持装置(締め付け装置)を開放すること
によって、完成したロールがマンドレルから容易に取り
外される。
【0048】素材ワイヤから前述のように形成された複
数のロールが支持装置にルーズに装着されて、支持装置
と一緒にガルヴァニック自動装置(Galvanikautomat)若
しくは自動電気めっき装置の搬送機構内に吊される。付
加的に、幾つかの短いワイヤ片が支持装置に容易に取り
外し可能に取り付けられる。
【0049】ガルヴァニック自動装置内に、ワイヤの除
去的な表面処理及びニッケル・ダイヤモンド被覆のため
に必要なすべての槽並びに必要な洗浄槽が配置されてい
る。
【0050】次に、綿精紡に有利に用いられるタイプO
B20(Type OB 20)の装着ワイヤの標準的な処理過程を
記載する。
【0051】ワイヤ前処理のための処理過程は、純粋に
化学的に若しくは電解的な助成のもとに行われてよい。
適当な前処理プロセスが公知である(W. Riedel: Funkt
ionelle Chemische Vernickelung, Leuze-Verlag, 198
9, S. 177 Lehrgangsunterlagern Entgrat-Technik 95,
TA Esslingen, Technologie der Galvanotechnik, Gai
da/Assmann: Leuze-Verlag, 1. Auflage, 1996[W.リー
デル著:化学的な機能的なニッケルめっき、ロイツエ社
・出版、1989年、177頁、講義資料、ばり取り・技術9
5、TA エッスリンゲン、ガルヴァニック技術のテクノロ
ジー、ガイダ/アッスマン:ロイツエ社・出版、第1
版、1996年])。従って、前処理プロセスの過程の詳細は
省略する。
【0052】処理過程: 1.70℃で10分間にわたるアルカリ性熱間脱脂 2.洗浄 3.60℃で5分間にわたる酸処理 4.洗浄 5.35℃で10分間にわたる、機械的な助成を含む化
学的なばり取り 6.洗浄 7.短時間不動態化:酸性の燐酸塩含有溶液内での短時
間の電解的な不動態化 8.歯部先端の丸み度(ばり取り度)の光学的な検査の
ために1つのワイヤ片の取り出し、結果に応じてステッ
プ2乃至8の繰り返し 9.30℃で2分間にわたる表面の、5乃至10%のHC
l内での燐酸鉄層除去及び活性化 10.洗浄 11.ダイヤモンド被覆槽内への導入、所望の層厚さに
応じて85℃でほぼ90分間にわたる浸漬 12.ダイヤモンド被覆槽上でのシャワー洗浄 13.超音波クリーニング 化学的なばり取り槽は例えば、「Firma Tritech in D-4
2207 Wuppertal(トリテヒ社、ウッパータールD-4220
7)」及び「Firma Poligrad in D-81829 Muenchen(ポリ
グラート社、ミュンヘンD-81829)」によって提供され
ている。このようなばり取り槽は、主要成分として過酸
化水素、重フッ化アンモニウム、種々の酸及び安定剤を
含んでいる。
【0053】化学的なばり取り槽の構成及び作動形式
は、「F. Schaefer: Entgraten-Theorie, Verfahren, A
nlagen; 1975, Seiten 160 bis 166, Krausskopf-Verla
g(F・シェーファー著、ばり取り・理論、方法、装置、
1975年、160乃至166頁、クラウスコップ・出版)」に記
載してある。
【0054】ばり取り槽には、前述の固形粒子がばり取
りプロセスを機械的に助成するために加えられる。
【0055】本来のダイヤモンド層上でのダイヤモンド
なしの薄いニッケル層を特徴とする場合には、ステップ
9及び10が繰り返されて、次いで装入物(チャージ)
が化学的なニッケル・槽内に沈められる。
【0056】14.所望の層厚さに応じて85℃で10
乃至20分間にわたる浸漬による化学的なニッケルめっ
き 15.洗浄 16.自動装置からの取り出し 被覆層の最大の耐摩耗性を得るために、少なくとも33
5℃、有利には350℃で2時間以上での熱処理が行わ
れる。完成したワイヤロールが再度、光学的に顕微鏡を
用いて表面欠陥若しくは表面品質を検査される。
【図面の簡単な説明】
【図1】解繊ローラを部分的に破断して示す図。
【図2】解繊ローラの装着ワイヤの断面図及び側面図。
【符号の説明】
1 解繊ローラ本体、 2 装着ワイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ユルゲン マイアー ドイツ連邦共和国 ケンプテン ヒルシ ュドルファー ヴェーク 7 (56)参考文献 特開2000−54230(JP,A) 特開 平11−181635(JP,A) 特開 昭60−110934(JP,A) 実開 昭48−29130(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D01H 4/32 D01G 15/88

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 解繊ローラ本体への取り付けに適した装
    着ワイヤの製造のための方法において、装着ワイヤの製
    造のための通常の素材ワイヤを縦置きの状態でワイヤロ
    ールに加工し、この場合、ワイヤの歯部をワイヤロール
    軸線に対して垂直にして、ワイヤロールの直径を解繊ロ
    ーラ本体の直径に相応させ、若しくは解繊ローラ本体の
    直径の±5%までにして、ワイヤロールをルーズに支持
    装置に差しはめかつ、支持装置と一緒に1つのガルヴァ
    ニック装置内に導入して、該ガルヴァニック装置内で化
    学的なばり取り及びニッケル・ダイヤモンド被覆のため
    の通常の処理過程を施し、次いで装着ワイヤを前記ガル
    ヴァニック装置から取り出すことを特徴とする、オープ
    ンエンド精紡用の装着ワイヤの製造のための方法。
  2. 【請求項2】 化学的なばり取りをばり取り溶液によっ
    てかつ同時に機械的に助成して行い、この場合、機械的
    な助成が、ばり取り溶液で腐食されない固形粒子を加え
    ることによって実施される請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 素材ワイヤにばり取り溶液の流れを意図
    的に当てる請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 ばり取り溶液を循環ポンプによって循環
    させる請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 直径1乃至1000μmの固形粒子を用
    いる請求項2から4のいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 固形粒子が0.2乃至20g/lの濃度
    である請求項2から5のいずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 固形粒子の密度が1.2乃至4.5g/
    cm3の範囲内にある請求項2から6のいずれか1項記
    載の方法。
  8. 【請求項8】 ばり取り段階の直後に、酸性の燐酸塩含
    有溶液内での短時間の電解的な不動態化を行う請求項1
    から7のいずれか1項記載の方法。
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