JP3359165B2 - プリンタ制御装置およびプリンタ制御方法 - Google Patents

プリンタ制御装置およびプリンタ制御方法

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JP3359165B2
JP3359165B2 JP31031794A JP31031794A JP3359165B2 JP 3359165 B2 JP3359165 B2 JP 3359165B2 JP 31031794 A JP31031794 A JP 31031794A JP 31031794 A JP31031794 A JP 31031794A JP 3359165 B2 JP3359165 B2 JP 3359165B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホストコンピュータか
ら印刷情報を受信して綴じ代を考慮しながら記録媒体の
両面に印刷を行うプリンタエンジンを制御するプリンタ
制御装置およびプリンタ制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の印刷装置では、装置によ
って綴じ代の取り方は決められており、それを変更する
ことはできなかった。また、綴じ代の取り方そのもの
は、印刷データが有効印字領域をはみ出すか否かに関わ
らず、指定された綴じ代の幅だけ印刷データをずらす印
刷方法や、指定された綴じ代幅だけ印刷データを印刷し
ない印刷方法などであった。
【0003】さらに、あらかじめ指定されていない場合
の綴じ位置は、データの内容に依らず、用紙の向きによ
って決ったものかあるいは指定されるものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな印刷装置においては、綴じ代の取り方はあらかじめ
決められており、データに応じてそれを変更することは
できなかった。
【0005】また、綴じ代の取り方そのものも、印刷デ
ータが有効印字領域をはみ出すかに関わらず、指定され
たバインディングマージンだけ印刷データをずらす印刷
方法(図11の(a))や、指定された綴じ代の幅だけ
印刷データを印刷しない印刷方法(図11の(b))な
どであった。
【0006】従って、図11の(a),(b)に示す様
に、印刷データによってはデータの一部が印刷されなく
なるという問題があった。
【0007】また、あらかじめ指定されていない場合の
綴じ位置は、データの内容でなく用紙の向きによって決
定されるため、必ずしもデータに適した綴じ位置が選択
されない、例えば日本語縦書きの文書も英語横書きの文
書も同様に綴じられてしまう、という問題点があった。
【0008】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、ホストから受信した
印刷データを解析して所定幅値の綴じ代を確保する指定
があるかどうかを判定した際に、所定幅値の綴じ代を確
保する指定がないと判定した場合に、印刷データに設定
された書式データを解析して有効印字領域内における綴
じ代位置を設定することにより、綴じ代の指定がない印
刷データを受信した場合でも、印刷データの内容に応じ
て自動的に適当な綴じ位置を確保することができるプリ
ンタ制御装置およびプリンタ制御方法を提供することで
ある。
【0009】本発明に係る第1の発明は、ホストから受
信した印刷データをイメージメモリに描画し、該描画さ
れた印刷データを記録媒体に印刷するプリンタエンジン
を制御するプリンタ制御装置において、前記ホストから
受信した印刷データを解析して所定幅値の綴じ代を確保
する指定があるかどうかを判定する判定手段と、この判
定手段が前記所定幅値の綴じ代を確保する指定がないと
判定した場合に、前記印刷データに設定された書式デー
タを解析して有効印字領域内における綴じ代位置を設定
する綴じ代位置設定手段とを有し、前記綴じ代位置設定
手段は、解析によって得られた横書きまたは縦書きの指
定状態およびポートレートまたはランドスケープの指定
状態に基づいて綴じ代位置を設定することを特徴とす
る。
【0010】本発明に係る第2の発明は、前記綴じ代位
置設定手段は、前記ポートレートまたはランドスケープ
の指定状態より前記横書きまたは縦書きの指定状態を優
先して綴じ代位置を設定することを特徴とする。
【0011】本発明に係る第3の発明は、ホストから受
信した印刷データをイメージメモリに描画し、該描画さ
れた印刷データを記録媒体に印刷するプリンタエンジン
を制御するプリンタ制御方法において、前記ホストから
受信した印刷データを解析して所定幅値の綴じ代を確保
する指定があるかどうかを判定する判定工程と、この判
定工程が前記所定幅値の綴じ代を確保する指定がないと
判定した場合に、前記印刷データに設定された書式デー
タを解析して有効印字領域内における綴じ代位置を設定
する綴じ代位置設定工程とを有し、前記綴じ代位置設定
工程は、解析によって得られた横書きまたは縦書きの指
定状態およびポートレートまたはランドスケープの指定
状態に基づいて綴じ代位置を設定することを特徴とす
る。
【0012】本発明に係る第4の発明は、前記綴じ代位
置設定工程は、前記ポートレートまたはランドスケープ
の指定状態より前記横書きまたは縦書きの指定状態を優
先して綴じ代位置を設定することを特徴とする。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【実施例】以下、印刷装置としてレーザービームプリン
タを例にとり説明する。
【0036】本実施例の構成を説明する前に、本実施例
を適用するレーザービームプリンタの構成を図1を参照
して説明する。
【0037】図1は本実施例に適用されるレーザビーム
プリンタ(以下、LBP本体と略す)の内部構造を示す
断面図であり、このLBPは不図示のデータ源から文字
パターンの登録や定型書式(フォームデータ)などの登
録が行える。
【0038】同図において、1000はLBP本体であ
り、外部に接続されているホストコンピュータ(後述す
る図2のホストコンピュータ1)から供給される文字情
報(文字コード)やフォーム情報あるいはマクロ命令な
どを入力して記憶するとともに、それらの情報に従って
対応する文字パターンやフォームパターンなどを作成
し、記録媒体である記録紙上に像を形成する。
【0039】1012は操作のためのスイッチおよびL
ED表示器などが配されている操作パネル、1001は
LBP本体1000全体の制御およびホストコンピュー
タから供給される文字情報などを解析するプリンタ制御
ユニットである。このプリンタ制御ユニット1001
は、主に文字情報を対応する文字パターンのビデオ信号
に変換してレーザドライバ1002に出力する。レーザ
ドライバ1002は半導体レーザ1003を駆動するた
めの回路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導体
レーザ1003から発射されるレーザ光1004をオン
オフ切り替えする。
【0040】レーザ光1004は回転多面鏡1005で
左右方向に振られ静電ドラム1006上を走査する。こ
れにより、静電ドラム1006上には文字パターンの静
電潜像が形成される。この潜像は、静電ドラム1006
周囲の現像ユニット1007により現像された後、記録
紙に転送される。この記録紙にはカットシートを用い、
カットシート記録紙はLBP1000に装着した用紙カ
セット1008に収納され、給紙ローラ1009および
搬送ローラ1010と1011とにより装置内に取り込
まれて、静電ドラム1006に供給される。
【0041】また、このLBPには図示しない両面ユニ
ットが装着可能で、それにより表面印刷された用紙を表
裏反転させて再度給紙することによって両面印刷を可能
としている。ただし、同様の機能をLBP本体内部に持
っていてもよい。
【0042】図2は本発明の一実施例を示す実施例を示
すプリンタ制御装置の構成を説明するブロック図であ
る。
【0043】ここでは、レーザビームプリンタ(図1)
を例にして説明する。なお、本発明の機能が実行される
のであれば、単体の機器であっても、複数の機器からな
るシステムであっても、LAN等のネットワークを介し
て処理が行われるシステムであっても本発明を適用でき
ることは言うまでもない。
【0044】図において、1はホストコンピュータ、1
000は本発明を適用するプリンタである。プリンタ1
000において、2はプリンタCPUで、ROM3のプ
ログラム用ROMに記憶された制御プログラム等あるい
は外部メモリ4に記憶された制御プログラム等に基づい
てシステムバス5に接続される各種のデバイスとのアク
セスを総括的に制御し、印刷部インタフェース6を介し
て接続される印刷部(プリンタエンジン)7に出力情報
としての画像信号を出力する。
【0045】また、このROM3のプログラムROMに
は、図3〜図6,図9,図10のフローチャートで示さ
れるようなCPU2の制御プログラム等を記憶する。さ
らに、ROM3のフォント用ROMには上記出力情報を
生成する際に使用するフォントデータ等を記憶し、RO
M3のデータ用ROMにはハードディスク等の外部メモ
リ4が無いプリンタの場合には、ホストコンピュータ上
で利用される情報等を記憶している。
【0046】CPU2は入力部8および通信回線11を
介してホストコンピュータとの通信処理が可能となって
おり、プリンタ内の情報等をホストコンピュータ1に通
知可能に構成されている。9はCPU2の主メモリ、ワ
ークエリア等として機能するRAMで、図示しない増設
ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量
を拡張することができるように構成されている。なお、
RAM9は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、
NVRAM等に用いられる。
【0047】前述したハードディスク(HD)、ICカ
ード等の外部メモリ4は、メモリコントローラ(MC)
10によりアクセス制御される。外部メモリ4は、オプ
ションとして接続され、フォントデータ、エミュレーシ
ョンプログラム、フォームデータ等を記憶する。また、
8は入力部で、前述した操作パネル1012で操作のた
めのスイッチおよびLED表示器等が配されている。
【0048】また、前述した外部メモリは1個に限ら
ず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオ
プションフォントカード,言語系の異なるプリンタ制御
言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数
接続できるように構成されていても良い。さらに、図示
しないNVRAMを有し、操作パネル1012からのプ
リンタモード設定情報を記憶するようにしても良い。
【0049】
【0050】
【0051】
【0052】
【0053】
【0054】
【0055】
【0056】
【0057】
【0058】本発明に係る第9の発明は、綴じ代位置設
定手段(CPU2)は、ホストから受信した印刷データ
に設定された書式データを解析してそれぞれ異なる綴じ
代位置を初期設定するように構成し、印刷データの書式
データ解析時に最適な綴じ代位置を決定することを可能
とする。
【0059】
【0060】図3は本発明に係るプリンタ制御方法にお
けるメイン処理手順を説明するフローチャートである。
なお、(1)〜(3)は各ステップを示す。
【0061】まず、印刷データが入力され、受信処理を
実行し(1)、受信したデータの解析・展開処理を実行
する(2)、次いで、出力ルーチンを実行し(3)、そ
の後受信処理に戻る。ここで、受信データ中に両面印刷
を指定する命令があったならば、解析処理の段階で両面
印刷であるか否かを示す内部データをあらかじめ両面印
刷にしておく。両面印刷がホストからのコマンドによっ
て、あるいは操作パネルから指定されている場合、出力
処理の段階で両面印刷が行われる。
【0062】図4は本発明に係るプリンタ制御方法にお
ける両面印刷を行うためのデータ出力ルーチンの詳細手
順の一例を示すフローチャートである。なお、(1)〜
(3)は各ステップを示す。
【0063】まず、両面印刷の指定があるか否かを前述
の内部データおよびパネル設定値を参照して判断する
(1)。両面印刷の指定がある場合は、両面印刷用に綴
じ代をとる処理を行い(2)、両面印刷の指定がない場
合は、何も行わずにビットマップデータを実際に印刷・
出力する処理を行い(3)、終了する。
【0064】図5は本発明に係るプリンタ制御方法にお
ける第1の綴じ代取り処理の詳細手順の一例を示すフロ
ーチャートである。なお、(1)〜(7)は各ステップ
を示す。また、図において印刷方法1〜4における、印
刷方法1は、それぞれ印刷データが有効印字領域をはみ
出すか否かに関わらず、指定されたハインディングマー
ジンだけ印刷データをずらす印刷方法(図11の(a)
参照)、印刷方法2は、印刷方法指定された綴じ代の幅
だけ印刷データを印刷しない印刷方法(図11の(b)
参照)、印刷方法3は、指定された綴じ代の幅だけ印刷
データをずらすと、有効印字領域をはみ出す場合、バイ
ンディングマージンを有効印字領域から印刷データがは
み出さない量に抑制する印刷方法、印刷方法4は、指定
されたバインディングマージンだけ印刷データをずらす
と有効印字領域をはみ出す場合、適当な倍率で印刷デー
タを縮小することによって、指定されたバインディング
マージンだけ印刷データををずらしても有効印字領域を
はみ出さないようにする印刷方法である。
【0065】まず、綴じ代のとり方を保持している内部
データ(このデータの値はホストからのコマンドあるい
は操作パネルによって設定される)を参照して綴じ代の
とり方を決定する。その第1段階として綴じ代のとり方
に印刷方法1が指定されているか否かを判断し(1)、
指定されていれば印刷方法1で綴じ代をとり(4)、処
理を終了する。
【0066】一方、ステップ(1)で印刷方法1が指定
されていなければ、印刷方法2が指定されているか否か
を判断し(2)、指定されていれば印刷方法2で綴じ代
をとり(5)、処理を終了する。
【0067】一方、ステップ(2)で印刷方法2が指定
されていなければ、印刷方法3が指定されているか否か
を判断し(3)、指定されていれば印刷方法3で綴じ代
をとり(6)、処理を終了する。この例では綴じ代のと
り方は4種類なので、印刷方法3が指定されていなけれ
ば、印刷方法4で綴じ代をとり(7)、処理を終了す
る。
【0068】これにより、データに応じて綴じ代のとり
方を選択することが可能となる。
【0069】図6は本発明に係るプリンタ制御方法にお
ける第1の印刷制御方法(前述の印刷方法3)の詳細手
順の一例を示すフローチャートである。なお、(1)〜
(5)は各ステップを示す。
【0070】図7に示すように、印刷データの綴じ代と
逆側の端と有効印字領域の端との幅を「A」、ホストか
らのコマンドあるいは操作パネルからの設定により指定
されたバインディングマージンを「B」、実際にとられ
るバインディングマージンを「C」とすると(A,Cに
ついては図7に示す)、まず、印刷データの綴じ代と逆
側の端と有効印字領域の端との幅Aを測定し(1)、そ
れがホストからのコマンドあるいは操作パネルからの設
定により指定されたバインディングマージンBより小さ
いか否かを判断する(2)。その結果がYesならば、
実際にとられるバインディングマージンCを印刷データ
の綴じ代と逆側の端と有効印字領域の端との幅Aにする
(3)。
【0071】一方、ステップ(2)の判定で結果がNo
ならば、実際にとられるバイディングマージンCをホス
トからのコマンドあるいは操作パネルからの設定により
指定されたバインディングマージンBにする(4)。そ
の後、幅Cのバインディングマージンをとる処理(すな
わち、ビットマップデータの物理的な描画位置をそれぞ
れ幅Cだけ綴じ代と逆側にずらす処理)を行う(5)。
【0072】これによって、図11の(a)に示したよ
うに印刷データの一部が有効印字領域をはみ出し、印刷
されないことを防ぐことが可能となる(図8の(a)参
照)。
【0073】
【0074】
【0075】
【0076】図9は本発明に係るプリンタ制御方法にお
ける第2の印刷制御方法(前述の印刷方法4)の詳細手
順の一例を示すフローチャートである。なお、(1)〜
(4)は各ステップを示す。
【0077】図7に示すように、ホストからのコマンド
あるいは操作パネルからの設定により指定されたバイン
ディングマージンをB、綴じ代をとる方向の印刷データ
の幅をD、綴じ代をとる方向の有効印字領域の幅をEと
すると(D,Eについては図7に示す)、まず、綴じ代
をとる方向の印刷データの幅Dを測定し(1)、それに
ホストからのコマンドあるいは操作パネルからの設定に
より指定されたバインディングマージンBを加えたもの
が、綴じ代をとる方向の有効印字領域の幅Eよりも大き
いか否かを判断する(2)。その結果がYesならば、
印刷データを綴じ代をとる方向に(E−B)/D倍に縮
小する(3)。
【0078】一方、ステップ(2)の判定結果がNoで
あれば特に何も行わない。
【0079】その後幅Bのバインディングマージンをと
る処理(すなわち、ビットマップデータの物理的な描画
位置をそれぞれ幅Bだけ綴じ代と逆側にずらす処理)を
実行して(4)、処理を終了する。
【0080】これによって、図11の(b)に示したよ
うに、指定されたバインディングマージンをとり、かつ
印刷データの一部が有効印字領域をはみ出し、印刷され
ないことを防ぐことが可能となる(図11の(b)参
照)。
【0081】
【0082】
【0083】図10は本発明に係るプリンタ制御方法に
おける第3の印刷制御方法の綴じ代のとり方の詳細手順
の一例を示すフローチャートである。なお、(1)〜
(7)は各ステップを示す。また、データのメイン処理
手順、および出力ルーチンの詳細手順は、それぞれ図
3、図4と同様である。
【0084】まず、受信データ中で印刷データ開始以前
に綴じ位置が明示的に指定されているか否かを判断し
(1)、指定されている場合は指定された位置に指定さ
れた幅の綴じ代をとり(4)、処理を終了する。指定さ
れていない場合は、縦書きか横書きかを受信データ内の
コマンドを基に判断し(2)、縦書きが入っているペー
ジは綴じ位置を右にして指定された幅の綴じ代をとり
(5)、処理を終了する。
【0085】一方、ステップ(2)で縦書きが入ってい
ない場合は、用紙の向きがポートレイトかランドスケー
プかを判断する(3)。ランドスケープの場合は綴じ位
置を上にして指定された幅の綴じ代をとり(6)、ポー
トレイトの場合は綴じ位置を左にして指定された幅の綴
じ代をとって(7)、処理を終了する。
【0086】なお、ここで言う上下左右とは、出力結果
の1ページ目の回転などによって印刷データの向きを変
えない場合の印刷結果上下左右である。
【0087】これによって、データに応じた綴じ位置を
とることが可能になる。
【0088】
【0089】
【0090】
【0091】なお、上記実施例においては、綴じ代をと
る処理はすべて図3のステップ(3)の出力処理の段階
で行っているが、ステップ(2)の2つの処理のうちの
データ解析の処理の段階で行ってもよい。
【0092】すなわち、この場合はバインディングマー
ジンをとる各印刷方法のバインディングマージンをとる
段階において、各印刷データの論理的な位置をバインデ
ィングマージンの幅だけ綴じ代と逆側にずらすように制
御してもよい。各印刷方法については、上記実施例と同
様である。
【0093】また、本発明に係る上記各プリンタ制御方
法を上記のように解析処理の段階で利用することによっ
て、印字位置の補正に利用することも可能である。
【0094】すなわち、第1のプリンタ制御方法による
印字位置の補正は、コマンドあるいは操作パネルから指
定されただけの印字位置の補正を行うと、印刷データが
有効印字領域をはみ出す場合、印字位置の補正量を印刷
データが有効印字領域をはみ出さない量に抑制し、か
つ、第2の印刷制御方法による印字位置の補正はコマン
ドあるいは操作パネルから指定されただけの印字位置の
補正を行うと、印刷データが有効印字領域をはみ出す場
合、印刷データを位置の補正を行う方向に印刷データが
有効印字領域をはみ出さないだけの縮小を行う。
【0095】以上によって、印字位置の補正において
も、補正によって有効印字領域をはみ出すことを防ぐこ
とができ、特に第1のプリンタ制御方法を利用した場合
は、有効印字領域いっぱいまで印刷データの印字位置を
ずらすことが容易になる。なお、各印刷方法についての
詳細は上記実施例と同様である。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る印刷
制御装置によれば、ホストから受信した印刷データを解
析して所定幅値の綴じ代を確保する指定があるかどうか
を判定した際に、所定幅値の綴じ代を確保する指定がな
いと判定した場合に、印刷データに設定された書式デー
タを解析して有効印字領域内における綴じ代位置を設定
することにより、綴じ代の指定がない印刷データを受信
した場合でも、印刷データの内容に応じて自動的に適当
な綴じ位置を確保することができる。
【0097】また、本発明に係る印刷制御方法によれ
ば、ホストから受信した印刷データを解析して所定幅値
の綴じ代を確保する指定があるかどうかを判定した際
に、所定幅値の綴じ代を確保する指定がないと判定した
場合に、印刷データに設定された書式データを解析して
有効印字領域内における綴じ代位置を設定することによ
り、綴じ代の指定がない印刷データを受信した場合で
も、印刷データの内容に応じて自動的に適当な綴じ位置
を確保することができる。
【0098】
【0099】
【0100】
【0101】
【0102】
【0103】
【0104】
【0105】
【0106】
【0107】
【0108】
【0109】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に適用されるレーザビームプリンタの
内部構造を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す実施例を示すプリンタ
制御装置の構成を説明するブロック図である。
【図3】本発明に係るプリンタ制御方法におけるメイン
処理手順を説明するフローチャートである。
【図4】本発明に係るプリンタ制御方法における両面印
刷を行うためのデータ出力ルーチンの詳細手順の一例を
示すフローチャートである。
【図5】本発明に係るプリンタ制御方法における第1の
綴じ代取り処理の詳細手順の一例を示すフローチャート
である。
【図6】本発明に係るプリンタ制御方法における第1の
印刷制御方法の詳細手順の一例を示すフローチャートで
ある。
【図7】本発明に係るプリンタ制御装置における有効印
字領域と印刷データの展開状態を説明する模式図であ
る。
【図8】本発明に係るプリンタ制御装置における印刷デ
ータと出力結果の対応を示す模式図である。
【図9】本発明に係るプリンタ制御方法における第2の
印刷制御方法の詳細手順の一例を示すフローチャートで
ある。
【図10】本発明に係るプリンタ制御方法における第3
の印刷制御方法の綴じ代のとり方の詳細手順の一例を示
すフローチャートである。
【図11】従来の印刷制御装置における印刷データと出
力結果の対応を示す模式図である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 CPU 3 ROM 9 RAM 1000 LBP本体 1001 プリンタ制御ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G06F 17/21 G06F 15/20 566D (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 21/00 B41J 29/50 G03G 21/00 G06F 3/12 G06F 17/21

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストから受信した印刷データをイメー
    ジメモリに描画し、該描画された印刷データを記録媒体
    に印刷するプリンタエンジンを制御するプリンタ制御装
    置において、 前記ホストから受信した印刷データを解析して所定幅値
    の綴じ代を確保する指定があるかどうかを判定する判定
    手段と、 この判定手段が前記所定幅値の綴じ代を確保する指定が
    ないと判定した場合に、前記印刷データに設定された書
    式データを解析して有効印字領域内における綴じ代位置
    を設定する綴じ代位置設定手段とを有し、 前記綴じ代位置設定手段は、解析によって得られた横書
    または縦書きの指定状態およびポートレートまたは
    ンドスケープポートレートまたはランドスケープの指定
    状態に基づいて綴じ代位置を設定することを特徴とする
    プリンタ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記綴じ代位置設定手段は、前記ポート
    レートまたはランドスケープの指定状態より前記横書き
    または縦書きの指定状態を優先して綴じ代位置を設定す
    ることを特徴とする請求項1記載のプリンタ制御装置。
  3. 【請求項3】 ホストから受信した印刷データをイメー
    ジメモリに描画し、該描画された印刷データを記録媒体
    に印刷するプリンタエンジンを制御するプリンタ制御方
    法において、 前記ホストから受信した印刷データを解析して所定幅値
    の綴じ代を確保する指定があるかどうかを判定する判定
    工程と、 この判定工程が前記所定幅値の綴じ代を確保する指定が
    ないと判定した場合に、前記印刷データに設定された書
    式データを解析して有効印字領域内における綴じ代位置
    を設定する綴じ代位置設定工程とを有し、 前記綴じ代位置設定工程は、解析によって得られた横書
    または縦書きの指定状態およびポートレートまたは
    ンドスケープの指定状態に基づいて綴じ代位置を設定す
    ることを特徴とするプリンタ制御方法。
  4. 【請求項4】 前記綴じ代位置設定工程は、前記ポート
    レートまたはランドスケープの指定状態より前記横書き
    または縦書きの指定状態を優先して綴じ代位置を設定す
    ることを特徴とする請求項3記載のプリンタ制御方法。
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